JPH10235495A - パイプ加工装置のパイプ支持方法およびその装置 - Google Patents

パイプ加工装置のパイプ支持方法およびその装置

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JPH10235495A
JPH10235495A JP9039232A JP3923297A JPH10235495A JP H10235495 A JPH10235495 A JP H10235495A JP 9039232 A JP9039232 A JP 9039232A JP 3923297 A JP3923297 A JP 3923297A JP H10235495 A JPH10235495 A JP H10235495A
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JP
Japan
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pipe
processing
gripping
rotating device
movable table
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JP9039232A
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Inventor
Hiroshi Asano
浩 浅野
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプ加工装置の加工テーブル上のパイプを
自動的に効率よくつかみ換えして支持する。 【解決手段】 加工テーブル13上のパイプ回転装置1
7の把持具15でパイプPを把持する共にこのパイプP
の先端を加工テーブル上の芯押し台19で前記パイプ回
転装置へ押圧して支持し、パイプPを回転しながらパイ
プ加工工具により加工しパイプPをパイプ回転装置17
の把持具15の近傍で切断する。この加工の完了を検出
することにより、パイプPの後端側を加工テーブルの外
側に進退自在に設けられている可動テーブル31上のパ
イプ把持装置53の把持具51で把持し、パイプ回転装
置17の把持具15をパイプPより開放し、可動テーブ
ル31を前進することによりパイプPをパイプ回転装置
17の把持具15に挿通しながら設定位置まで前進させ
る。パイプPをパイプ回転装置の把持具で把持固定し、
パイプPはパイプ加工工具により加工される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプ加工装置の
パイプ支持方法および装置に関し、特にレーザ加工機や
溶断機、パイプ切断機等のパイプを種々加工するパイプ
加工装置の加工テーブルより長尺のパイプを自動的につ
かみ換えして支持するパイプ加工装置のパイプ支持方法
およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パイプ加工装置の例えばレーザ加
工機101において、図5に示されているように、加工
テーブル103上の右端にはパイプPを把持するチャッ
ク105を備えると共にこのチャック105で把持した
パイプPを回転せしめるパイプ回転装置107と、加工
テーブル103の左端には前記パイプPの先端を前記パ
イプ回転装置107へ押圧する芯押し台109が設けら
れている。
【0003】また、前記パイプ回転装置107と芯押し
台109との中間にはパイプPを下方から支持する複数
のローラ(図示省略)でなるパイプサポート111が設
けられている。
【0004】また、前記加工テーブル103の上方には
前記パイプ回転装置107と芯押し台109間で支持さ
れたパイプPをレーザ加工するレーザ加工ヘッド113
がパイプPの長手方向に移動自在に設けられている。
【0005】パイプPをパイプ回転装置107のチャッ
ク105で把持し、芯押し台109でパイプPの先端を
パイプ回転装置107へ押圧してパイプPを支持固定
し、前記パイプ回転装置107のチャック105を回転
せしめることにより穴明けや切断等のレーザ加工が行わ
れる。このレーザ加工は図5に示されているように芯押
し台109側からパイプ回転装置107のチャック10
5へ向けて行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のパイ
プ加工装置のパイプ支持方法およびその装置において
は、パイプPの加工範囲は芯押し台109からパイプ回
転装置107のチャック105の間のみであるので、1
つのパイプPを加工終了した後は前記チャック105を
緩めてから、作業者がパイプPを後方からチャック10
5内に挿通しながら芯押し台109側へ移動するか、あ
るいは加工終了したパイプPを外した後に前記加工範囲
内に収まる長さの他のパイプPをパイプ回転装置107
と芯押し台109間へセッティングする必要があるの
で、パイプPのセッティングに時間がかかるという問題
点があった。
【0007】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、パイプ加工装置の加工テーブ
ル上のパイプを自動的に効率よくつかみ換えして支持す
るパイプ加工装置のパイプ支持方法およびその装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のパイプ加工装置のパイプ支
持方法は、加工テーブル上のパイプ回転装置に備えた把
持具でパイプを把持する共にこのパイプの先端を加工テ
ーブル上の芯押し台で前記パイプ回転装置へ押圧して支
持し、この支持されたパイプを前記パイプ回転装置で回
転し、前記パイプを前記加工テーブルの上方に設けられ
ているパイプ加工工具により加工するパイプ加工装置の
パイプ支持方法において、前記パイプ回転装置に備えた
把持具に挿通され把持されているパイプを前記パイプ加
工工具により加工した後、前記パイプの後端側を前記加
工テーブルの外側に進退自在に設けられている可動テー
ブル上のパイプ把持装置に備えた把持具で把持し、次い
で前記パイプ回転装置に備えた把持具をパイプより開放
し、前記可動テーブルを前進せしめることによりパイプ
を前記芯押し台と前記パイプ回転装置に備えた把持具へ
自動的に取付けることを特徴とするものである。
【0009】したがって、前記パイプ回転装置に備えた
把持具に挿通され把持されているパイプの加工が終了し
た後に、このパイプをパイプ回転装置に備えた把持具の
近傍で切断する。このパイプの残りの部分はパイプ回転
装置に備えた把持具に挿通され把持されており、この残
りのパイプの後端側を可動テーブル上のパイプ把持装置
に備えた把持具で把持する。次いで前記パイプ回転装置
に備えた把持具がパイプを開放する。次いで前記可動テ
ーブルが前進することにより残りのパイプは前記パイプ
回転装置に備えた把持具に挿通しながら芯押し台とパイ
プ回転装置に備えた把持具へセッティングされる位置ま
で前進し、パイプ回転装置に備えた把持具で把持され
る。次いでパイプ把持装置に備えた把持具はパイプを開
放する。以上のように残りのパイプは自動的につかみ換
えされて効率よくセッティングされ、パイプ加工工具に
より加工される。
【0010】請求項2によるこの発明のパイプ加工装置
のパイプ支持方法は、請求項1記載のパイプ加工装置の
パイプ支持方法において、前記可動テーブルの位置を位
置検出手段により検出し、前記可動テーブルを予め設定
した位置に移動せしめるよう制御してなることを特徴と
するものである。
【0011】したがって、可動テーブルが予め設定した
位置に移動することによりパイプ把持装置に備えた把持
具で把持されている後端側の残りのパイプは、芯押し台
とパイプ回転装置に備えた把持具へ取り付けられる設定
位置まで自動的に前進される。
【0012】請求項3によるこの発明のパイプ加工装置
のパイプ支持装置は、加工テーブル上に、パイプを把持
する把持具を備えると共に前記パイプを回転せしめるパ
イプ回転装置と、前記パイプの先端を前記パイプ回転装
置へ押圧する芯押し台とを設け、前記加工テーブルの上
方にパイプを加工するパイプ加工工具を設けてなるパイ
プ加工装置のパイプ支持装置において、前記パイプ回転
装置に備えた把持具にパイプを挿通可能に設けると共に
このパイプを前記把持具で自動的に把持・開放自在に設
け、前記加工テーブルの延長上を進退移動自在な可動テ
ーブルを設け、この可動テーブル上に前記パイプ回転装
置に挿通したパイプの後端側を自動的に把持・開放自在
な把持具を備えたパイプ把持装置を設けてなることを特
徴とするものである。
【0013】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、前記パイプ回転装置に備えた把持具に挿通され把
持されているパイプの加工が終了した後に、パイプ回転
装置に備えた把持具の近傍で切断される。このパイプの
残りの部分の後端側を可動テーブル上のパイプ把持装置
に備えた把持具で把持し、次いで前記パイプ回転装置に
備えた把持具がパイプを開放する。次いで前記可動テー
ブルが前進することにより残りのパイプは前記パイプ回
転装置に備えた把持具に挿通しながらセッティングされ
る位置まで前進し、パイプ回転装置に備えた把持具で把
持され、次いでパイプ把持装置に備えた把持具はパイプ
を開放する。以上のように残りのパイプは自動的につか
み換えされて効率よくセッティングされ、パイプ加工工
具により加工される。
【0014】請求項4によるこの発明のパイプ加工装置
のパイプ支持装置は、請求項3記載のパイプ加工装置の
パイプ支持装置において、前記可動テーブルを進退せし
める駆動手段と前記可動テーブルの位置を検出する位置
検出手段を設け、この位置検出手段で検出した検出信号
により前記パイプ把持装置に備えた把持具で把持したパ
イプを前記芯押し台と前記パイプ回転装置へ取付けるべ
く前記可動テーブルを前進せしめるよう前記駆動手段に
指令を発生すると共に前記パイプ回転装置に備えた把持
具と前記パイプ把持装置に備えた把持具によるパイプの
把持・開放を交互に切り換えるべく指令を発生する制御
装置を設けてなることを特徴とするものである。
【0015】したがって、可動テーブルは駆動手段と位
置検出手段により制御装置内に予め設定した位置まで移
動して停止するので、パイプ把持装置に備えた把持具で
把持されているパイプは、芯押し台とパイプ回転装置に
備えた把持具へ取り付けられる所定の位置まで前進され
る。パイプ回転装置に備えた把持具とパイプ把持装置に
備えた把持具とはパイプの把持・開放が交互に切り換わ
るので、パイプ回転装置の後端側のパイプは作業者が前
記各把持具を操作することなく自動的に前方のセッティ
ング位置まで送られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパイプ加工装置の
パイプ支持方法およびその装置の実施の形態について、
パイプ加工装置として例えばレーザ加工機を例にとって
図面を参照して説明する。
【0017】図1〜図3を参照するに、本実施の形態に
係わるレーザ加工機1は、図示せざるNC装置と駆動手
段によりX軸方向に移動位置決め自在のX軸キャレッジ
3を備え、このX軸キャレッジ3には前記X軸方向と直
交するY軸方向にNC装置と駆動手段により移動位置決
め自在のY軸キャレッジ5が設けられている。このY軸
キャレッジ5の下部にはレーザ加工ヘッド7が設けられ
ており、このレーザ加工ヘッド7にはレーザ加工用の集
光装置(図示省略)を備えたノズル9が取付けられてい
る。
【0018】また、前記レーザ加工機1の上部には、炭
酸ガスレーザのレーザ発振器(図示省略)が備えられて
おり、このレーザ発振器からのレーザビームは前記Y軸
キャレッジ5に設けられたレーザ加工ヘッド7を経由し
て前記ノズル9まで図示せざる光学系により導かれるよ
うに構成されている。なお、前記レーザ加工ヘッド7は
前記X,Y軸に直交するZ軸方向(垂直方向)にも移動
位置決め自在となっている。
【0019】前記レーザ加工ヘッド7の下方位置にはレ
ーザ加工機1のベッド11上に加工テーブル13が設け
られており、この加工テーブル13上の図1において右
端には、X軸方向と平行に配置したパイプPを把持する
把持するチャック15(把持具)を備えると共に前記チ
ャック15で把持したパイプPを回転せしめるパイプ回
転装置17が設けられており、前記パイプ回転装置17
はNC装置と駆動手段等によりパイプPを所望の位置に
回転位置決め可能である。
【0020】なお、前記チャック15は図示省略のモー
タ等の回転駆動手段により自動的にパイプPを把持・開
放自在に設けられている。前記回転駆動手段は後述する
制御装置43に電気的に接続されている。
【0021】また、レーザ加工ができる加工範囲は図1
および図3に示されているように、パイプ回転装置17
と芯押し台19の間のみであり、レーザ加工ヘッド7が
前記加工範囲の右側の限界まで到達したことを検出する
加工限到達検知手段(図示省略)がレーザ加工機1に設
けられている。この加工限到達検知手段は後述する制御
装置43に電気的に接続されている。
【0022】また、加工テーブル13上の図1において
左端には前記パイプPの先端を前記パイプ回転装置17
へ押圧する芯押し台19が設けられており、この芯押し
台19は加工テーブル13上にX軸方向に延伸したガイ
ドG上を移動自在に設けられている。
【0023】また、前記パイプ回転装置17と芯押し台
19との中間にはパイプPを下方から支持する複数のロ
ーラ21(本実施の形態の例では2個のウレタンロー
ラ)からなるパイプサポート23が設けられている。前
記2個のローラ21は調整用ハンドル25を回すことに
より同時にZ軸方向に昇降自在に設けられており、パイ
プPの中心位置をZ軸方向に補正可能である。なお、パ
イプサポート23は加工テーブル13上にX軸方向に延
伸したガイドG上を走行自在に設けられている。
【0024】前記加工テーブル13を設けたベッド11
の図1において右端側にはX軸方向に延伸した補助ベッ
ド27が設けられており、この補助ベッド27上にはX
軸方向へ延伸したガイドレール29に案内されてX軸方
向へ移動する可動テーブル31が設けられている。前記
加工テーブル13とベッド11との間には空間Bが設け
られており、前記可動テーブル31は前記空間B内のベ
ッド11上と前記補助ベッド27上にX軸方向に延伸さ
れているガイドレール29上をスライド33を介して走
行自在である。
【0025】前記ガイドレール29の近傍には図3に示
されているように、ボールネジ35が前記ガイドレール
29と平行に延伸されており、このボールネジ35の図
3において右端は補助ベッド27に装着した駆動モータ
37に連結されている。この駆動モータ37の回転軸に
エンコーダ39(位置検出手段)が備えられている。前
記可動テーブル31の側面には前後に2個のナット部材
41が前記ボールネジ35に螺合して設けられている。
前記エンコーダ39は制御装置43に電気的に接続され
ている。
【0026】この制御装置43には入力装置45と表示
装置47を用いて予め可動テーブル31の所望の移動位
置を数値的に設定値として記憶装置49に入力し、エン
コーダ39で検出した検出信号により前記可動テーブル
31の実際の位置を制御装置43内で演算し、この演算
値と予め設定した所望の設定値とを比較して、所望の設
定位置まで移動するように可動テーブル31の駆動モー
タ37に指令を発生するように設けられている。
【0027】前記可動テーブル31の右端側には、前記
パイプ回転装置17に挿通されパイプPの後端側を把持
するチャック51(把持具)を備えたパイプ把持装置5
3が設けられており、このパイプ把持装置53のチャッ
ク51の位置は前記パイプ回転装置17のチャック15
で把持されているパイプPの延長線上に位置している。
換言すれば、前記可動テーブル31が前進することによ
り、前記パイプ把持装置53は当該パイプ把持装置53
で把持されているパイプPを前記パイプ回転装置17の
チャック51に挿通しながら前記芯押し台19に向けて
前進する方向に移動するものである。
【0028】なお、前記チャック51は図示省略のモー
タ等の回転駆動手段により自動的にパイプPを把持・開
放自在に設けられている。前記回転駆動手段は制御装置
43に電気的に接続されている。
【0029】また、前記制御装置43はパイプ回転装置
17のチャック15とパイプ把持装置53のチャック5
1によるパイプの把持・開放を交互に切り換えるべくチ
ャック15および制御装置43のそれぞれの回転駆動手
段に指令を発生するように設けられている。
【0030】上記構成により、図4に示されているフロ
ーチャートを基にして動作を説明すると、例えば前記加
工テーブル13の長さより長い長尺のパイプPをパイプ
回転装置17のチャック15に挿通して把持し、芯押し
台19で前記パイプPの先端をパイプ回転装置17のチ
ャック15へ押圧してパイプPを支持固定し、前記パイ
プ回転装置17のチャック15を回転せしめることによ
り穴明けや切断等のレーザ加工が行われる。このレーザ
加工は図1の矢印で示されているように芯押し台19側
からパイプ回転装置17のチャック15へ向けて行われ
る(ステップS1)。
【0031】芯押し台19とパイプ回転装置17との間
のレーザ加工範囲のパイプPのレーザ加工が終了した
後、パイプPを前記パイプ回転装置17のチャック15
の近傍でレーザ加工により切断し、このパイプPの製品
を加工テーブル13から搬出する。
【0032】前述した加工限到達検知手段によりレーザ
加工ヘッド7が加工範囲の限界まで移動したことを検知
してレーザ加工が完了したことにより、制御装置43が
パイプ把持装置53のチャック51とパイプ回転装置1
7のチャック15のそれぞれの回転駆動手段に指令を発
し、可動テーブル31のパイプ把持装置53のチャック
51で前記残りのパイプPの後端側を把持し、次いでパ
イプ回転装置17のチャック15を緩める(ステップS
2〜ステップS4)。
【0033】制御装置43は予め設定している所望の設
定位置まで可動テーブル31を前進移動するよう駆動モ
ータ37に指令を発生する。この駆動モータ37が回転
して可動テーブル31が前進し所望の設定位置で停止す
る。これに伴って、可動テーブル31上のパイプ把持装
置53のチャック51で把持されているパイプPは前記
パイプ回転装置17のチャック15内を挿通しながら所
望の設定位置まで前進する(ステップS5)。
【0034】エンコーダ39により可動テーブル31が
設定位置まで前進したことを検出した検出信号により、
制御装置43がパイプ把持装置53のチャック51とパ
イプ回転装置17のチャック15のそれぞれの回転駆動
手段に指令を発し、パイプ回転装置17のチャック15
で前記残りのパイプPの後端側を把持し、次いで可動テ
ーブル31のパイプ把持装置53のチャック51を緩め
る(ステップS6およびステップS7)。
【0035】残りのパイプPは前述したレーザ加工工程
と同様に、芯押し台19で前記パイプPの先端をパイプ
回転装置17のチャック15へ押圧して支持固定され、
前記パイプ回転装置17のチャック15が回転し、レー
ザ加工ヘッド7が芯押し台19側からパイプ回転装置1
7のチャック15へ向けて移動し順次穴明けや切断等の
レーザ加工が行われる(ステップ8)。
【0036】而して、残りのパイプPを自動的につかみ
替えして効率よくセッティングでき、レーザ加工ヘッド
7により効率よく加工できる。
【0037】なお、この発明は前述した実施の形態の例
に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりそ
の他の態様で実施し得るものである。本実施の形態の例
ではパイプ加工装置としてレーザ加工機を例にとって説
明したが溶断機、パイプ切断機等のパイプを種々加工す
るパイプ加工装置およびその他のパイプ加工装置であっ
ても構わない。
【0038】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れように、請求項1の発明によれば、前記パイプ回転装
置に備えた把持具に挿通され把持されているパイプの加
工が終了した後に、このパイプをパイプ回転装置に備え
た把持具の近傍で切断する。このパイプの残りの部分は
パイプ回転装置に備えた把持具に挿通され把持されてお
り、この残りのパイプの後端側を可動テーブル上のパイ
プ把持装置に備えた把持具で把持する。次いで前記パイ
プ回転装置に備えた把持具がパイプを開放する。次いで
前記可動テーブルが前進することにより残りのパイプは
前記パイプ回転装置に備えた把持具に挿通しながら芯押
し台とパイプ回転装置に備えた把持具へセッティングさ
れる位置まで前進し、パイプ回転装置に備えた把持具で
把持される。次いでパイプ把持装置に備えた把持具はパ
イプを開放する。以上のように残りのパイプを自動的に
つかみ換えして効率よくセッティングでき、パイプ加工
工具により効率よく加工できる。
【0039】請求項2の発明によれば、可動テーブルが
予め設定した位置に移動することによりパイプ把持装置
で把持されている後端側の残りのパイプを、芯押し台と
パイプ回転装置に備えた把持具へ取り付けられ設定位置
まで自動的に前進できる。
【0040】請求項3の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、前記パイプ回転装置に備えた把持具
に挿通され把持されているパイプの加工が終了した後
に、パイプ回転装置に備えた把持具の近傍で切断され
る。このパイプの残りの部分の後端側を可動テーブル上
のパイプ把持装置に備えた把持具で把持し、次いで前記
パイプ回転装置に備えた把持具がパイプを開放する。次
いで前記可動テーブルが前進することにより残りのパイ
プを前記パイプ回転装置に備えた把持具に挿通しながら
セッティングされる位置まで前進でき、パイプ回転装置
に備えた把持具で把持し、次いでパイプ把持装置に備え
た把持具でパイプを開放する。以上のように残りのパイ
プを自動的につかみ換えして効率よくセッティングで
き、パイプ加工工具により効率よく加工できる。
【0041】請求項4の発明によれば、可動テーブルは
駆動手段と位置検出手段により制御装置内に予め設定し
た位置まで移動して停止するので、パイプ把持装置で把
持されているパイプを、芯押し台とパイプ回転装置に備
えた把持具へ取り付けらレール所定の位置まで前進でき
る。パイプ回転装置に備えた把持具とパイプ把持装置に
備えた把持具とはパイプの把持・開放が交互に切り換わ
るので、作業者が前記各把持具を操作することなくパイ
プ回転装置の後端側のパイプを自動的に前方のセッティ
ング位置まで送り把持固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示すもので、レーザ
加工機の正面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った側面図であ
る。
【図3】図1におけるIII−III線に沿った平面図
である。
【図4】本発明の実施の形態の例のフローチャートを示
すものである。
【図5】従来例を示すもので、レーザ加工機の加工テー
ブル上の一部を示す正面図である。
【符号の説明】 1 レーザ加工機 7 レーザ加工ヘッド 9 ノズル 13 加工テーブル 15 チャック 17 パイプ回転装置 19 芯押し台 31 可動テーブル 35 ボールネジ 37 駆動モータ(駆動手段) 39 エンコーダ(位置検出手段) 41 ナット部材 43 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工テーブル上のパイプ回転装置に備え
    た把持具でパイプを把持する共にこのパイプの先端を加
    工テーブル上の芯押し台で前記パイプ回転装置へ押圧し
    て支持し、この支持されたパイプを前記パイプ回転装置
    で回転し、前記パイプを前記加工テーブルの上方に設け
    られているパイプ加工工具により加工するパイプ加工装
    置のパイプ支持方法において、 前記パイプ回転装置に備えた把持具に挿通され把持され
    ているパイプを前記パイプ加工工具により加工した後、
    前記パイプの後端側を前記加工テーブルの外側に進退自
    在に設けられている可動テーブル上のパイプ把持装置に
    備えた把持具で把持し、次いで前記パイプ回転装置に備
    えた把持具をパイプより開放し、前記可動テーブルを前
    進せしめることによりパイプを前記芯押し台と前記パイ
    プ回転装置に備えた把持具へ自動的に取付けることを特
    徴とするパイプ加工装置のパイプ支持方法。
  2. 【請求項2】 前記可動テーブルの位置を位置検出手段
    により検出し、前記可動テーブルを予め設定した位置に
    移動せしめるよう制御してなることを特徴とする請求項
    1記載のパイプ加工装置のパイプ支持方法。
  3. 【請求項3】 加工テーブル上に、パイプを把持する把
    持具を備えると共に前記パイプを回転せしめるパイプ回
    転装置と、前記パイプの先端を前記パイプ回転装置へ押
    圧する芯押し台とを設け、前記加工テーブルの上方にパ
    イプを加工するパイプ加工工具を設けてなるパイプ加工
    装置のパイプ支持装置において、 前記パイプ回転装置に備えた把持具にパイプを挿通可能
    に設けると共にこのパイプを前記把持具で自動的に把持
    ・開放自在に設け、前記加工テーブルの延長上を進退移
    動自在な可動テーブルを設け、この可動テーブル上に前
    記パイプ回転装置に挿通したパイプの後端側を自動的に
    把持・開放自在な把持具を備えたパイプ把持装置を設け
    てなることを特徴とするパイプ加工装置のパイプ支持装
    置。
  4. 【請求項4】 前記可動テーブルを進退せしめる駆動手
    段と前記可動テーブルの位置を検出する位置検出手段を
    設け、この位置検出手段で検出した検出信号により前記
    パイプ把持装置に備えた把持具で把持したパイプを前記
    芯押し台と前記パイプ回転装置へ取付けるべく前記可動
    テーブルを前進せしめるよう前記駆動手段に指令を発生
    すると共に前記パイプ回転装置に備えた把持具と前記パ
    イプ把持装置に備えた把持具によるパイプの把持・開放
    を交互に切り換えるべく指令を発生する制御装置を設け
    てなることを特徴とする請求項3記載のパイプ加工装置
    のパイプ支持装置。
JP9039232A 1997-02-24 1997-02-24 パイプ加工装置のパイプ支持方法およびその装置 Pending JPH10235495A (ja)

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