JP2006212745A - 旋盤および加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構成により、リング状のワークを内径側のリング状分割ワークと外径側のリング状分割ワークとに2分割できる旋盤および加工方法を提供する。
【解決手段】 リング状のワークWを内径側から把持する内径チャック12、および外径側から把持する外径チャック13を有する主軸チャック5を設ける。この主軸チャック5に把持されたリング状ワークWを、その径方向の肉厚中間部において刃物台の工具26で突っ切ることにより、内外2つのリング状の分割ワークW1,W2に分割する。
【選択図】 図5
【解決手段】 リング状のワークWを内径側から把持する内径チャック12、および外径側から把持する外径チャック13を有する主軸チャック5を設ける。この主軸チャック5に把持されたリング状ワークWを、その径方向の肉厚中間部において刃物台の工具26で突っ切ることにより、内外2つのリング状の分割ワークW1,W2に分割する。
【選択図】 図5
Description
この発明は、リング状のワークを内径側のリング状ワークと外径側のリング状ワークとに2分割する旋盤および加工方法に関する。
従来、リング状のワークを内外のリング状ワークに分割加工を行う旋盤として、特殊なコンビネーションチャックを用いたものがある。
また、リング状ワークの軸方向一端の外周部分を別体のリング状体に分割するものとしては、対向2軸旋盤を用い、円周溝を加工した後、外径面から内径側へ切り込んで分割するものが提案されている(例えば特許文献1)。
特許第2777423号公報
また、リング状ワークの軸方向一端の外周部分を別体のリング状体に分割するものとしては、対向2軸旋盤を用い、円周溝を加工した後、外径面から内径側へ切り込んで分割するものが提案されている(例えば特許文献1)。
しかし、上記コンビネーションチャックを用いてワークを2分割するものでは、特殊なコンビネーションチャックが必要なため、構成が複雑になる。また、特許文献1に開示された対向2軸旋盤を用いる方法では、ワークを軸方向に突っ切れないので、リング状ワークを内径側リング状ワークと外径側リング状ワークとに2分割するすることができず、片方のリング状ワークは、一部が切り取られた段付きリング状になる。
この発明の目的は、簡単な構成により、リング状のワークを内径側のリング状分割ワークと外径側のリング状分割ワークとに2分割することができる旋盤および加工方法を提供することである。
この発明の他の目的は、安定した加工を実現することである。
この発明の他の目的は、安定した加工を実現することである。
この発明の旋盤は、リング状のワークを内径側から把持する内径チャック、および外径側から把持する外径チャックを有する主軸チャックと、この主軸チャックに把持されたワークを加工するために主軸の軸方向に対して平行な方向に工具を移動可能に支持した刃物台と、前記工具がリング状ワークの径方向の肉厚中間部において軸方向に移動してワークを突っ切るように前記刃物台を制御する制御装置とを設けたものである。
この構成によると、主軸チャックの内径チャックおよび外径チャックにより、リング状のワークを内径側および外径側から把持した状態とするため、リング状ワークを工具により、径方向の肉厚中間部において突っ切ることができる。そのため、内径チャックおよび外径チャックを有する一つの主軸チャックを用いるという簡単なワーク支持構成により、リング状のワークを内径側のリング状分割ワークと外径側のリング状分割ワークとに2分割することができる。
この構成によると、主軸チャックの内径チャックおよび外径チャックにより、リング状のワークを内径側および外径側から把持した状態とするため、リング状ワークを工具により、径方向の肉厚中間部において突っ切ることができる。そのため、内径チャックおよび外径チャックを有する一つの主軸チャックを用いるという簡単なワーク支持構成により、リング状のワークを内径側のリング状分割ワークと外径側のリング状分割ワークとに2分割することができる。
この発明において、前記主軸チャックまたはこの主軸チャックが取付けられた主軸の正面中心部に着脱可能に把持され、前記リング状ワークの正面における前記突っ切る箇所よりも内径側部分を押さえる押さえ部材を設けても良い。
この押さえ部材を設けた場合、リング状ワークを2分割するときに、ワークの内径側部分を押さえ部材で軸方向に押さえることができるので、安定した加工を実現できる。
この押さえ部材を設けた場合、リング状ワークを2分割するときに、ワークの内径側部分を押さえ部材で軸方向に押さえることができるので、安定した加工を実現できる。
この発明のリング状ワークの加工方法は、リング状のワークを内径側と外径側とから把持した状態で、前記リング状ワークの径方向の肉厚中間部を軸方向に突っ切ることにより、前記リング状ワークを内外2つのリング状の分割ワークに分割する方法である。
この方法によると、ワークを内径側と外径側とから把持するという簡単なワーク支持構成により、リング状のワークを内径側のリング状分割ワークと外径側のリング状分割ワークとに2分割することができる。
この方法によると、ワークを内径側と外径側とから把持するという簡単なワーク支持構成により、リング状のワークを内径側のリング状分割ワークと外径側のリング状分割ワークとに2分割することができる。
この発明の旋盤は、リング状のワークを内径側から把持する内径チャック、および外径側から把持する外径チャックを有する主軸チャックと、この主軸チャックに把持されたワークを加工するために主軸の軸方向に対して平行な方向に工具を移動可能に支持した刃物台と、前記工具がリング状ワークの径方向の肉厚中間部において軸方向に移動してワークを突っ切るように前記刃物台を制御する制御装置とを設けたため、1つの主軸チャックという簡単なワーク支持構成により、リング状のワークを内径側のリング状分割ワークと外径側のリング状分割ワークとに2分割することができる。
前記主軸チャックまたはこの主軸チャックが取付けられた主軸の正面中心部に着脱可能に把持され、前記リング状ワークの正面における前記突っ切る箇所よりも内径側部分を押さえる押さえ部材を設けた場合は、安定した加工が実現できる。
この発明のリング状ワークの加工方法は、リング状のワークを内径側と外径側とから把持した状態で、前記リング状ワークの径方向の肉厚中間部を軸方向に突っ切ることにより、前記リング状ワークを内外2つのリング状の分割ワークに分割する方法であるため、1つの主軸チャックという簡単なワーク支持構成により、リング状のワークを内径側のリング状分割ワークと外径側のリング状分割ワークとに2分割することができる。
前記主軸チャックまたはこの主軸チャックが取付けられた主軸の正面中心部に着脱可能に把持され、前記リング状ワークの正面における前記突っ切る箇所よりも内径側部分を押さえる押さえ部材を設けた場合は、安定した加工が実現できる。
この発明のリング状ワークの加工方法は、リング状のワークを内径側と外径側とから把持した状態で、前記リング状ワークの径方向の肉厚中間部を軸方向に突っ切ることにより、前記リング状ワークを内外2つのリング状の分割ワークに分割する方法であるため、1つの主軸チャックという簡単なワーク支持構成により、リング状のワークを内径側のリング状分割ワークと外径側のリング状分割ワークとに2分割することができる。
この発明の一実施形態を図1ないし図5と共に説明する。図1は、この実施形態にかかる旋盤の一例の平面図である。この旋盤1は、ベッド2に設置した主軸台3に主軸4が回転自在に支持され、刃物台6を搭載した送り台7が、主軸台3に隣り合ってベッド2上に設置されている。主軸4には、主軸駆動モータ8の回転出力がベルト9を介して伝達され、その主軸端にはリング状のワークWを内径側および外径側の両側から把持する主軸チャック5が取付けられる。
送り台7は、ベッド2のレール21上に設置され、送りねじ22を介してサーボモータ23により、刃物台6の軸方向(Z方向)と直交するX方向に送られる。刃物台6は、正面形状が多角形のドラム状に形成されたタレットであり、タレットバー24を介して送り台7に支持されている。送り台7は、上記送りねじ22で進退駆動される下側送り台7aと、この下側送り台7a上にZ軸方向に進退自在に設置されて進退駆動される上側送り台7bとでなる。刃物台6は、上記タレットバー24を介して上側送り台7bに回転自在に設置され、タレットバー23の軸心回りに割り出し回転される。刃物台6の各周面部分からなる工具ステーションには、各種の工具25,26が取付けられる。工具ステーションの一つには、リング状のワークWの径方向の肉厚中間部において軸方向に突っ切る工具26が装着される。
主軸チャック5は、図4に断面図で示すように、主軸4の先端に設けられる主軸チャック本体10と、ワーク押さえ部材19をクランプするコレットチャック11とで構成される。
主軸チャック本体10は、リング状のワークWを内径側から把持する内径チャック12および外径側から把持する外径チャック13を有する。内径チャック12および外径チャック13は、それぞれチャック本体10の正面形状円形のチャックベース部材10Aに、半径方向に進退自在に設置された内径チャック爪12aおよび外径チャック爪13aを、それぞれ円周方向に並べて複数個(例えば3個)設けたものである。各チャック爪12a,13aはマスタ爪およびこのマスタ爪に交換自在に取付けられる交換爪からなるが、図では両者を一体のものとして示している。
主軸チャック本体10は、リング状のワークWを内径側から把持する内径チャック12および外径側から把持する外径チャック13を有する。内径チャック12および外径チャック13は、それぞれチャック本体10の正面形状円形のチャックベース部材10Aに、半径方向に進退自在に設置された内径チャック爪12aおよび外径チャック爪13aを、それぞれ円周方向に並べて複数個(例えば3個)設けたものである。各チャック爪12a,13aはマスタ爪およびこのマスタ爪に交換自在に取付けられる交換爪からなるが、図では両者を一体のものとして示している。
ワーク押さえ部材19は、リング状ワークWの正面における前記突っ切る箇所よりも内径側部分を押さえる部材であり、押さえ部19aとその裏面の中心から軸方向に延びるプルスタッド部19bを有する。ワーク押さえ部材19は、主軸チャック本体10の中心において、主軸チャック本体10の前面側から挿脱自在に、コレットチャック11に挿入される。ワーク押さえ部材19のコレットチャック11への挿脱は、作業者による手作業で行うようにしても良く、また刃物台6の工具ステーションの一つに、ワーク押さえ部材19を把持するチャック(図示せず)を設け、刃物台6の移動によって行うようにしても良い。
コレットチャック11は、ワーク押さえ部材19をプルスタッド部19bで把持して引き込むチャックであり、拡径付勢された複数割りのチャック部材11aが、ドローバ14の引き込みによって、その外周のコーン状ガイド11bの内径面に沿って縮径し、プルスタッド部19bを把持するものとされている。
主軸4は中空軸とされて、その中心に上記コレットチャック11のドローバ14が軸方向に沿って進退自在に設けられている。このドローバ14の外周に同心状に、内径チャック12の開閉用および外径チャック13の開閉用の中空軸からなるドローバ15,16が設けられている。これらドローバ15,16に、それぞれチャック操作機構17,18を介して内径チャック12のチャック爪12a、および外径チャック13のチャック爪13aが連結されている。チャック操作機構17,18は、それぞれドローバ15,16の進退動作を内径チャック12および外径チャック13の径方向への進退動作に変換する機構であり、例えばリンク機構や面待遇機構からなる。
3本のドローバ14〜16は、主軸4の後端に設置された進退駆動装置により個別に進退駆動される。この進退駆動装置として、図1に示すトリプルシリンダ20が用いられている。トリプルシリンダ20は、3本の同軸のピストンロッドを個別に進退駆動可能な流体圧シリンダ装置である。
図2に示すように、主軸台3の上方には、後述するローダ31から受け渡されたワークWを、その正面と背面が反転する姿勢に切り換える反転器27が設けられている。
この旋盤1には、図2および図3に正面図および側面図で示すように、主軸チャック5にワークWを受け渡すローダ31が併設されている。このローダ31は、旋盤1の上方に設置されて直交座標系で駆動されるガントリ式のものであり、架設レール32に沿って走行する走行体33に前後移動台34を介して昇降ロッド35を設け、その下端にローダヘッド36を設けて構成される。ローダヘッド36は、図3のようにワークWを把持する2個のローダチャック37A,37Bを取付けた回転台38を有し、回転台38が傾斜した回転中心Q回りで回転することにより、両ローダチャック37A,37Bが、下向き位置と主軸チャック対面位置とに入れ替えられる。
各ローダチャック37A,37Bは、それぞれ連動してチャック中心に対して径方向に遠近移動する複数のチャック爪39によりワークWを把持するものである。各チャック爪39は、小径ワークWを把持する小径把持部39aと大径ワークWを把持する大径把持部39bとを有する。
各ローダチャック37A,37Bは、それぞれ連動してチャック中心に対して径方向に遠近移動する複数のチャック爪39によりワークWを把持するものである。各チャック爪39は、小径ワークWを把持する小径把持部39aと大径ワークWを把持する大径把持部39bとを有する。
図1の制御装置40は、刃物台6の送り指令をはじめ、旋盤1およびローダ31の全体の各種制御を行う制御装置であって、数値制御を行うNC装置およびプログラマブルコントローラ等からなる。この制御装置40は、ローダ31から主軸チャック5へのワークWの受け渡し、主軸チャック5への前記ワーク押さえ部材19の搬入搬出等の制御も行う。なお、制御装置40は、旋盤1を制御する装置とローダ31を制御する装置とに、一般的には分かれたものとされるが、互いに連携して動作を行うものであり、ここでは両者を纏めて制御装置40として示している。
上記構成の動作を説明する。先ず、ローダ31により搬送されてきたリング状のワークWが、図5(A)に示すように、主軸チャック5に受け渡される。このときリング状ワークWの外径側が外径チャック13で把持され、この把持状態で主軸4が回転駆動される。一方、刃物台6では、工具25が割り出され、ワークWの前面側を向く端面および内径面にわたる部分(図中に符号aで示す)が工具25(図1)で加工される。
上記加工を終えると主軸4の回転が停止され、ワークWは主軸チャック5からローダ31に受け渡される。ローダ31は受け取ったワークWを主軸台3の反転器27に渡し、反転器27はワークWをその前面と背面が前後逆になる姿勢に反転させる。ローダ31は反転したワークWを反転器27から受け取り、図5(B)に示すように、再び主軸チャック5にワークWを受け渡す。これにより、主軸チャック5に受け渡されたリング状ワークWは、図5(A)の場合と前面・背面が互いに逆になる。このとき、リング状ワークWの外径側は外径チャック13で、内径側は内径チャック12でそれぞれ把持される。この把持状態では、リング状ワークWは加工済みの端面が内径チャック12および外径チャック13の正面を向く位置決め面12aa,13aaで位置決めされるため、精度良くリング状ワークWの把持が行える。この把持状態で主軸4が再度回転駆動され、刃物台6の工具25でワークWの前面側を向く残りの端面(図中に符号bで示す)が加工される。
上記加工を終えると主軸4の回転が停止する。この後、図5(C)のようにワーク押さえ部材19をコレットチャック11に把持させてドローバ14をさらに引くことにより、ワークWの前側を向く端面を押し付ける状態とする。これにより、ワークWは、内径チャック12aの位置決め面12aaとワーク押さえ部材19とで挟まれた状態となる。
ワーク押さえ部材19は、上記のように手作業でコレットチャック11に挿入しても良いが、自動で行う場合は、次の動作となる。すなわち、刃物台6では、工具25に替えてワーク押さえ部材19を割り出し、送り台7によるX方向への送りと、刃物台6による進退方向(Z方向)への移動により、ワーク押さえ部材19をコレットチャック11に押し込む。この後、コレットチャック11に連結されたドローバ14がトリプルシリンダ20(図1)で後退駆動されることにより、ワーク押さえ部材19はコレットチャック11に把持され、ワーク押さえ部材19がワークWの前面を向く端面を軸方向の後方に押し付ける状態となる。
ワーク押さえ部材19は、上記のように手作業でコレットチャック11に挿入しても良いが、自動で行う場合は、次の動作となる。すなわち、刃物台6では、工具25に替えてワーク押さえ部材19を割り出し、送り台7によるX方向への送りと、刃物台6による進退方向(Z方向)への移動により、ワーク押さえ部材19をコレットチャック11に押し込む。この後、コレットチャック11に連結されたドローバ14がトリプルシリンダ20(図1)で後退駆動されることにより、ワーク押さえ部材19はコレットチャック11に把持され、ワーク押さえ部材19がワークWの前面を向く端面を軸方向の後方に押し付ける状態となる。
このようにワークWを支持した状態で、主軸4の回転が再開される。刃物台6では、突っ切り工具26が割り出され、送り台7による送りで刃物台6のX方向の位置が定められる。すなわち、突っ切り工具26がワークWの径方向の肉厚中間部に位置決めされる。この後、刃物台6のZ方向への移動によりワークWを突っ切る。
これによりリング状ワークWは、内外2つのリング状の分割ワークW1,W2に分割される。これらの分割ワークW1,W2は、順次、主軸チャック5からローダ31に受け渡されて搬出される。
これによりリング状ワークWは、内外2つのリング状の分割ワークW1,W2に分割される。これらの分割ワークW1,W2は、順次、主軸チャック5からローダ31に受け渡されて搬出される。
このように、この旋盤1では、リング状ワークWを、主軸チャック5の内径チャック12および外径チャック13により内径側と外径側とから把持した状態で、突っ切り工具26によりワークWの径方向の肉厚中間部を軸方向に突っ切る。これにより、リング状ワークWを内外2つのリング状の分割ワークW1,W2に分割する。
そのため、1つの主軸チャック5で把持するという簡単なワーク支持構成により、リング状のワークWを内径側のリング状分割ワークW1と外径側のリング状分割ワークW2とに2分割することができる。
そのため、1つの主軸チャック5で把持するという簡単なワーク支持構成により、リング状のワークWを内径側のリング状分割ワークW1と外径側のリング状分割ワークW2とに2分割することができる。
また、この実施形態では、主軸チャック5の正面中心部でワーク押さえ部材19をコレットチャック11に着脱可能に把持させ、リング状ワークWの正面における突っ切り工具26で突っ切る箇所よりも内径側部分を押さえるようにしているので、リング状ワークWを2分割するときに安定した加工を実現できる。
1…旋盤
4…主軸
5…主軸チャック
6…刃物台
12…内径チャック
13…外径チャック
19…ワーク押さえ部材
26…突っ切り工具
40…制御装置
W…リング状ワーク
W1,W2…リング状分割ワーク
4…主軸
5…主軸チャック
6…刃物台
12…内径チャック
13…外径チャック
19…ワーク押さえ部材
26…突っ切り工具
40…制御装置
W…リング状ワーク
W1,W2…リング状分割ワーク
Claims (3)
- リング状のワークを内径側から把持する内径チャック、および外径側から把持する外径チャックを有する主軸チャックと、この主軸チャックに把持されたワークを加工するために主軸の軸方向に対して平行な方向に工具を移動可能に支持した刃物台と、前記工具がリング状ワークの径方向の肉厚中間部において軸方向に移動してワークを突っ切るように前記刃物台を制御する制御装置とを備えた旋盤。
- 前記主軸チャックまたはこの主軸チャックが取付けられた主軸の正面中心部に着脱可能に把持され、前記リング状ワークの正面における前記突っ切る箇所よりも内径側部分を押さえる押さえ部材を設けた請求項1記載の旋盤。
- リング状のワークを内径側と外径側とから把持した状態で、前記リング状ワークの径方向の肉厚中間部を軸方向に突っ切ることにより、前記リング状ワークを内外2つのリング状の分割ワークに分割するリング状ワークの加工方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005028786A JP2006212745A (ja) | 2005-02-04 | 2005-02-04 | 旋盤および加工方法 |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2017052039A (ja) * | 2015-09-08 | 2017-03-16 | シチズン時計株式会社 | ワーク保持装置 |
CN114630740A (zh) * | 2019-11-01 | 2022-06-14 | 株式会社牧野铣床制作所 | 工件把持装置 |
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2005
- 2005-02-04 JP JP2005028786A patent/JP2006212745A/ja active Pending
Cited By (3)
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CN114630740A (zh) * | 2019-11-01 | 2022-06-14 | 株式会社牧野铣床制作所 | 工件把持装置 |
EP4052842A4 (en) * | 2019-11-01 | 2024-04-03 | Makino Milling Machine | WORKPIECE GRIPPING DEVICE |
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