JP4310933B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、未使用時は消費電力を必要最小限に抑制する省エネルギー機能を有する通信端末装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、オフィスなどで広く使用されているファクシミリ装置等の通信端末装置の多くは、消費電力を低減させる低電力作動状態(以下、低電力モードという)への切換及び着呼による低電力モードの解除を行う省エネルギー(以下、省エネという)機能を有している。低電力モードで作動しているとき、通信端末装置の制御手段であるCPU等を含めたほぼ全ての回路は、スリープ状態である。スリープ状態では、発呼を受ける等の必要最小限の機能は実行可能である。ここで、低電力モードへの切換前及び解除後の作動状態を通常電力モードと呼ぶ。
【0003】
通常電力モードで作動しているときに、制御手段が着呼(CI信号)を検出すると、付属電話機が所定回数鳴動した後、着信が行われる。低電力モードで作動しているときに発呼を受けた場合、まず制御手段を含む全ての回路のスリープ状態が解除されて通常電力モードに復帰し、付属電話機が前記所定回数鳴動した後、着信が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の通信端末装置は、低電力モードで作動しているとき、付属電話機は電話回線に接続されているため、低電力モードから通常電力モードに復帰する間、ベル信号(IR信号)により付属電話機は鳴動し続け、上述した所定回数以上鳴動する。このような通常より多い鳴動回数は、ユーザーに違和感を覚えさせ、装置が故障したと誤解させる等の問題が生じる。また、低電力モードの解除中に付属電話機の受話器を取った場合、解除完了後に着信が開始されるため、付属電話機の通話が途中で切断されてしまう。
【0005】
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、低電力モードから通常電力モードへ復帰する際に、付属電話機が設定回数以上鳴動しないようにした省エネルギー機能付き通信端末装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明に係る通信端末装置は、電話機を備え、消費電力を低減させる低電力作動状態への切換及び着呼による該低電力作動状態の解除が可能な通信端末装置において、前記電話機の鳴動回数を計数する手段を有し、着呼によって前記低電力作動状態の解除が開始された後で、前記手段が計数した鳴動回数が所定回数に達した場合に、前記電話機を電話回線から切り離す接続制御手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
このような通信端末装置は、前記接続制御手段により、着呼による低電力作動状態(低電力モード)の解除が開始された後で、電話機の鳴動回数が所定回数に達した場合に、電話機(付属電話機)は電話回線から切り離される。着呼後に付属電話機は鳴動するが、鳴動回数が所定回数に達した場合に、前記接続制御手段によって付属電話機は電話回線から切り離されるため、鳴動は途中で停止する。また、低電力モードの解除中は付属電話機が電話回線と切り離されるため、付属電話機による通話は行えない。
ところで、前記設定値は、例えば、通常電力モード作動時の着呼から着信が行われるまでの鳴動回数に設定することができる。
【0010】
第2発明に係る通信端末装置は、発明において、前記解除が完了した後、着信を開始すべくなしてあることを特徴とする。
【0011】
このような通信端末装置は、低電力モードの解除(通常電力モードへの復帰)が完了した後、着信を行うことにより、従来のように低電力モードの解除完了後に鳴動回数を計数することはない。例えば、前記解除の完了と同時に着信を開始することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、本発明の通信端末装置の一例であるファクシミリ装置の要部構成の一例を示す図である。本実施の形態では、通信端末装置としてファクシミリ装置Fの構成を示しているが、本発明ではこの例に限定されず、通常電力モード及び低電力モードの切換が可能で、かつ通信回線を通じたデータ伝送機能を備えたパーソナルコンピュータなどであってもよい。
【0013】
ファクシミリ装置Fは、以下の各部を制御するCPUなどで構成された主制御部1と、ファクシミリ通信する各種信号を変復調するモデム2と、電話回線Lに対する接続制御を行うNCU3と、付属電話機TELと、符号化された画像データを格納する画像メモリ4と、短縮ダイヤル番号などを記憶するRAM5と、このファクシミリ装置Fの動作に必要な各種プログラムなどを記憶するROM6と、省エネランプ7Aを有する、液晶画面などで構成された表示部7と、省エネキー8A及び省エネ解除キー8Bを有する、各種操作キーなどで構成された操作部8と、セットされた原稿を読み取る読取部9と、画像データを予めセットされた記録紙に記録する記録部10と、このファクシミリ装置FをパーソナルコンピュータPCに接続するためのPCインタフェイス11と、通常電力モードの実行時間を計時する省エネタイマ12と、メイン電源13A及びサブ電源13Bを有し、このファクシミリ装置Fが動作するのに必要な電力を供給する電源部13とを備える。
【0014】
図2は、図1に示した、主制御部1、モデム2、NCU3及び付属電話機TEL部分の構成を示すブロック図である。NCU3は、モデム2を介した主制御部1と電話回線Lとの接続/切断を切換えるCMLリレーRと、電話回線Lを通じて送られてくる信号(CI信号,IR信号)を検出する呼出信号検出部30と、付属電話機TELのフックオン/フックオフを検出するフック検出部OHと、フック検出部OHを介した付属電話機TELと電話回線Lとの接続/切断を切換えるリレーR1と、呼出信号検出部30と主制御部1との間に接続されたスリープ解除信号発生部32とを備える。
【0015】
CMLリレーRは、呼出待状態では開状態であり、主制御部1と電話回線Lとの接続は切り離されている。また、リレーR1は、呼出待状態では閉状態であり、付属電話機TELは電話回線Lと接続されている。
【0016】
ここで、主制御部1は本発明の接続制御手段を構成し、呼出信号検出部30で検出されるベル信号(IR信号)に基づいて鳴動回数を計数し、計数値が設定値に達したとき、リレーR1を閉状態から開状態に切換える。また、主制御部1は、通常電力モードへの復帰が完了した後、CMLリレーRを開状態から閉状態に切換える。本実施の形態では、主制御部1は、復帰完了と同時にCMLリレーRを閉じる。
【0017】
次に、このような構成のファクシミリ装置Fの動作について、図3のフローチャートとともに説明する。通常電力モードで作動しているとき、主制御部1及びその他の回路は、メイン電源13Aから電源供給を受けている。通常電力モードで呼出信号検出部30が着呼(CI信号)を検出した場合、主制御部1はベル信号(IR信号)に基づいて付属電話機TELの鳴動回数を計数し、例えば4回鳴動したとき、CMLリレーRを閉状態に切換えて、着信を開始する。
【0018】
通常電力モード時のファクシミリ装置Fは、省エネタイマ12をリセットし(S100)、操作部8のいずれかのキー操作があれば(S101)、操作されたキーが省エネキー8Aであるか判別する(S102)。省エネキー8Aの操作であった場合、以下に説明する低電力モードへの切換を実行し、省エネキー8Aの操作でない場合、そのキー操作に応じた各種の処理を実行する(S103)。また、キー操作がなく(S101)、省エネタイマ12が予め設定された時間を超えた場合(S104)、以下に説明する低電力モードへの切換を実行する。
【0019】
通常電力モードから低電力モードへの切換時、ファクシミリ装置Fは、メイン電源13Aから主制御部1を含むすべての回路への電力供給を停止し(S105)、その後、サブ電源13Bから主制御部1へ必要最小限の電源供給が開始され、スリープ状態となる(S106)。スリープ状態時、NCU3、省エネランプ7A、PCインタフェイス11に対して必要最小限の電源供給が行われる。このとき、省エネランプ7Aが点灯または点滅するので、ユーザーはスリープ状態であることを認識できる。
【0020】
低電力モード時に発呼を受けた場合、呼出信号検出部30が着呼(CI信号)を検出し(S107)、スリープ解除信号発生部32より主制御部1にスリープ解除信号が送出される。また、付属電話機TELの受話器が取られた(フックオフ)ことをフック検出部OHが検出したとき、または、省エネ解除キー8Bが操作されたとき、スリープ解除信号発生部32から主制御部1にスリープ解除信号が送出される。
【0021】
スリープ解除信号を受けた主制御部1は低電力モードの解除を開始し(S108)、通常電力モードに復帰させる。主制御部1は、サブ電源13Bによる電源供給を中止し、メイン電源13Aによる主制御部1を含む全ての回路への電源供給を開始し、主制御部1以外の全ての回路を初期化する。このとき、省エネランプ7Aの点灯または点滅は解除される。
【0022】
着呼(CI信号)によってスリープ解除が行われた場合、付属電話機TELは電話回線Lと接続されているため、鳴動する。付属電話機TELの鳴動は、呼出信号検出部30で検出される。主制御部1は、設定値(本実施の形態では4回)に達するまで(S109)、鳴動回数を計数する(S110)。設定値に達した場合(S109)、リレーR1を開状態に切換える(S111)。リレーR1を開状態にして、付属電話機TELを電話回線Lから切り離すことにより、鳴動は停止する。このときの付属電話TELの鳴動回数は、通常電力モード作動時と同じ鳴動回数(本実施の形態では4回)である。また、電話回線Lと切り離されているため、付属電話機TELによる通話は行えない。
【0023】
付属電話機TELの電話回線Lからの切り離しと並行して、周辺回路への電力供給の再開及び周辺回路の初期化が行われる。主制御部1は、通常電力モードへの復帰が完了した場合(S112)、CMLリレーRを閉状態に切換え(S113)、着信を行う。CMLリレーRが閉状態の場合、主制御部1はモデム2を介して電話回線Lに接続され、例えばファクシミリ通信が行われる。本実施の形態では、復帰が完了すると同時に着信が開始される。リレーR1は着信開始後又は着信終了後に閉じられる。
【0024】
【発明の効果】
本発明の通信端末装置によれば、着信による低電力モードの解除中に、付属電話機が電話回線から切り離されるため、鳴動は途中で停止する。低電力モードの解除中に付属電話機が鳴動し続けることを防止できる。また、付属電話機を電話回線から切り離すことにより、解除中の付属電話機による通話は行えない。従来のように、低電力モードの解除中に付属電話機の受話器を取り、解除完了後に着信が開始され、通話が途中で切断されることはない。
【0025】
また、本発明の通信端末装置によれば、鳴動回数が設定値に達した場合に付属電話機を電話回線から切り離す。設定値を、通常電力モード時の着呼から着信開始までの鳴動回数と同じ回数に設定することにより、低電力モード時と通常電力モード時との鳴動回数を同一にすることができる。従来のように設定回数以上鳴動することはなく、装置が故障した等の誤解を生じさせることはない。
【0026】
また、本発明の通信端末装置によれば、通常電力モードへの復帰完了後に着信が開始されるため、従来のように復帰完了後に鳴動回数を計数する場合より早く着信を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の要部構成の一例を示す図である。
【図2】図1に示す主制御部、モデム、NCU及び付属電話機部分の構成を示す図である。
【図3】本発明の通信端末装置の基本動作の一例について説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
F ファクシミリ装置(通信端末装置)
1 主制御部
30 呼出信号検出部
TEL 付属電話機
L 電話回線

Claims (2)

  1. 電話機を備え、消費電力を低減させる低電力作動状態への切換及び着呼による該低電力作動状態の解除が可能な通信端末装置において、
    前記電話機の鳴動回数を計数する手段を有し、
    着呼によって前記低電力作動状態の解除が開始された後で、前記手段が計数した鳴動回数が所定回数に達した場合に、前記電話機を電話回線から切り離す接続制御手段を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記解除が完了した後、着信を開始すべくなしてあることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
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