JP2009171287A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】省電力モードにおける無鳴動状態においても、外接電話のオフフック状態を検出できるように構成した通信装置を提供する。
【解決手段】サブ電源部109の内部は、回線電圧供給部110を有する。回線電圧供給部110は、省電力モード時、Sリレー107がオン状態(外接電話が電話回線から切離された状態)で、電路を開いた側の端子から電流を流して、オフフック検出部106に回線電圧を供給する。詳述すると、Sリレー107の下側の切替部→TELコネクタ105→オフフック検出部106→Sリレー107の上側の切替部の流れで通電される。これにより、省電力モードにおける無鳴動状態においても、電話130の受話器のオフフックをオフフック検出部106が検出できる。
【選択図】 図1
【解決手段】サブ電源部109の内部は、回線電圧供給部110を有する。回線電圧供給部110は、省電力モード時、Sリレー107がオン状態(外接電話が電話回線から切離された状態)で、電路を開いた側の端子から電流を流して、オフフック検出部106に回線電圧を供給する。詳述すると、Sリレー107の下側の切替部→TELコネクタ105→オフフック検出部106→Sリレー107の上側の切替部の流れで通電される。これにより、省電力モードにおける無鳴動状態においても、電話130の受話器のオフフックをオフフック検出部106が検出できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像信号の受信と電話通話により送受信される音声信号の中継とを行う通信装置に関し、特に省電力モードと無鳴動機能を有する通信装置に関するものである。
従来より、FAXの受信と電話通話により送受信される音声信号の中継とを行う通信装置が一般に広く普及している。近年では、主電源オンを待ち受ける省電力モードと外接電話の着信音が鳴るのを防ぐ無鳴動機能とを有する通信装置が一般的である。以下、このような通信装置を代表してファクシミリ装置について説明する。
図3は、従来のファクシミリ装置の主要部の構成を示すブロック図である。従来のファクシミリ装置300は、LINEコネクタ301と、回線制御部302と、モデム303と、CPU304と、TELコネクタ305と、オフフック検出部306と、Sリレー307と、呼出信号検出部308と、サブ電源部309と、電源制御部311と、主電源部312と、を備える。
TELコネクタ305には、外接電話330が接続されている。外接電話330で入力される音声信号は、ファクシミリ装置300を介して相手方の電話機に送信される。これにより、ユーザは、相手方と外接電話330から通話できる。
TELコネクタ305には、外接電話330が接続されている。外接電話330で入力される音声信号は、ファクシミリ装置300を介して相手方の電話機に送信される。これにより、ユーザは、相手方と外接電話330から通話できる。
また、回線制御部302は、LINEコネクタ301から入力されてくる信号に基づいて、FAX受信の開始を示す呼出信号の有無を判断する。そして、呼出信号があった場合、回線制御部302は、LINEコネクタ301を介して、相手方のファクシミリ装置から電話回線120を介して伝送されてくる信号(例えば画像データ)を受信する。
図4の(A)は、呼出信号検出部308に入力される信号の波形を示している。図4の(B)は、呼出信号検出部308から電源制御部311に出力されるCI信号の波形を示している。図4の(C)は、電源制御部311からSリレー307に出力されるSON信号の波形を示している。図4の(D)は、電源制御部311から主電源部312に出力される復帰要求信号の波形を示している。
呼出信号検出部308は、電話回線320のLINE電圧を検知する。呼出信号検出部308は、電話回線320のLINE電圧がプラス側に触れたことを検出すると、呼出信号が検出されたことを示すCI信号を電源制御部311に出力する。すると、電源制御部311が、このCI信号をもとにSリレー307へSON信号を出力してSリレー307をオフ状態(接続線が接触した状態)からオン状態(図3のように接続線が離れた状態)に変える。これにより、外接電話330とオフフック検出部306は電話回線320から切り離され、無鳴動が実現する。
図3に戻り、主電源部312は、ファクシミリ装置300が電源オン状態である場合、ファクシミリ装置300の各部に電源供給する。一方、主電源部312は、ファクシミリ装置300が省電力モードになった場合、ファクシミリ装置300の各部に対する電源供給を停止する。その代わりとして、サブ電源部309がSリレー307および電源制御部311に電源供給する。
そのため、ファクシミリ装置300が電源オン状態にある場合、オフフック検出部306は、主電源部312又は電話回線320から回線電圧を供給される。そして、この回線電圧の供給を受けて、オフフック検出部306は、外接電話330の受話器をあげた状態(即ちオフフック状態)を検出する。
なお、特許文献1には、省電力モードで無鳴動受信の設定時にFAXの呼出信号を受けると、主電源をオンし、呼出信号による鳴動を行なわずに、FAXの受信動作へ移行する通信装置が示されている。
特開平9−36997号公報
そのため、ファクシミリ装置300が電源オン状態にある場合、オフフック検出部306は、主電源部312又は電話回線320から回線電圧を供給される。そして、この回線電圧の供給を受けて、オフフック検出部306は、外接電話330の受話器をあげた状態(即ちオフフック状態)を検出する。
なお、特許文献1には、省電力モードで無鳴動受信の設定時にFAXの呼出信号を受けると、主電源をオンし、呼出信号による鳴動を行なわずに、FAXの受信動作へ移行する通信装置が示されている。
しかしながら、省電力モードの状態では、オフフック検出部306に対する、主電源部312からの回線電圧の供給が途絶える。さらに、無鳴動状態では、オフフック検出部306に対する、電話回線320からの回線電圧の供給も途絶える。このため、省電力モードにおける無鳴動状態では、オフフック検出部306に回線電圧が供給されず、オフフック検出部306が外接電話330のオフフック状態を検出できない。
よって、ファクシミリ装置300を含む従来の通信装置では、省電力モードにおける無鳴動状態において、外接電話のオフフック状態を検出できなかった。従って、従来の通信装置には、省電力モードにおける無鳴動状態において、接続音(例えば「ツ〜」)が受話器から出力されなくなるという問題があった。
よって、ファクシミリ装置300を含む従来の通信装置では、省電力モードにおける無鳴動状態において、外接電話のオフフック状態を検出できなかった。従って、従来の通信装置には、省電力モードにおける無鳴動状態において、接続音(例えば「ツ〜」)が受話器から出力されなくなるという問題があった。
本発明は、省電力モードにおける無鳴動状態においても、外接電話のオフフック状態を検出できるように構成した通信装置を提供することを目的とする。
本発明の通信装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)電話回線に接続される第1のコネクタと、前記電話回線から前記第1のコネクタを介して送信されてきた画像信号を処理する処理部と、受話器から入出力される音声信号を前記電話回線を介して送受信する電話機が接続される第2のコネクタと、を備えた通信装置において、
前記電話機の前記受話器のオフフックを、前記第2のコネクタを介して検出するオフフック検出部と、
前記第1のコネクタと、前記第2のコネクタ及び前記オフフック検出部と、を結ぶ電路で伝送される前記音声信号を中継するとともに、その電路の開閉を行う中継部と、
前記画像信号の伝送開始を知らせる呼出信号が前記電話回線から前記第1のコネクタを介して送信されてくると、前記電路を開いて、前記第2のコネクタ及び前記オフフック検出部を前記電話回線から切り離すよう前記中継部に指示する電源制御部と、
装置本体の主電源オンを待ち受ける省電力モード時に、前記中継部および前記電源制御部に電源を供給する副電源部と、を備え、
前記副電源部は、前記省電力モード時、前記中継部を介して回線電圧を前記オフフック検出部に供給する回線電圧供給部を有することを特徴とする。
前記電話機の前記受話器のオフフックを、前記第2のコネクタを介して検出するオフフック検出部と、
前記第1のコネクタと、前記第2のコネクタ及び前記オフフック検出部と、を結ぶ電路で伝送される前記音声信号を中継するとともに、その電路の開閉を行う中継部と、
前記画像信号の伝送開始を知らせる呼出信号が前記電話回線から前記第1のコネクタを介して送信されてくると、前記電路を開いて、前記第2のコネクタ及び前記オフフック検出部を前記電話回線から切り離すよう前記中継部に指示する電源制御部と、
装置本体の主電源オンを待ち受ける省電力モード時に、前記中継部および前記電源制御部に電源を供給する副電源部と、を備え、
前記副電源部は、前記省電力モード時、前記中継部を介して回線電圧を前記オフフック検出部に供給する回線電圧供給部を有することを特徴とする。
この構成において、通信装置は、例えばファクシミリ装置である。電話機は、音声信号が入出力される受話器を有する。また、オフフックとは、電話機から受話器をあげた状態を意味する。また、呼出信号とは、データ通信において送受信の同期をとるための信号である。また、通信装置は、電話機が接続されている第2のコネクタを電話回線から切り離すことにより電話機の無鳴動を達成している。
この構成では、省電力モードにおける無鳴動状態時、回線電圧供給部が、オフフック検出部と電路が結ばれている中継部を介してオフフック検出部に回線電圧を供給する。これにより、省電力モードにおける無鳴動状態においても、電話機の受話器のオフフックをオフフック検出部が検出できる。従って、この通信装置では、省電力モードにおける無鳴動状態においても、接続音(例えば「ツ〜」)が受話器から出力される。
この構成では、省電力モードにおける無鳴動状態時、回線電圧供給部が、オフフック検出部と電路が結ばれている中継部を介してオフフック検出部に回線電圧を供給する。これにより、省電力モードにおける無鳴動状態においても、電話機の受話器のオフフックをオフフック検出部が検出できる。従って、この通信装置では、省電力モードにおける無鳴動状態においても、接続音(例えば「ツ〜」)が受話器から出力される。
(2)前記回線電圧供給部は、前記中継部における前記電路を開いた側の端子から前記回線電圧を前記オフフック検出部に供給することを特徴とする。
この構成では、中継部の、電路を開いた側の端子から電流を流しているので、新たな構成を追加することなく、既存の回路構成でオフフック検出部に回線電圧を供給できる。
(3)前記電源制御部は、前記呼出信号が前記電話回線から前記第1のコネクタを介して送信されてきた時、前記回線電圧を前記オフフック検出部に供給するよう前記回線電圧供給部に指示し、
前記回線電圧供給部は、その指示があるまで、前記オフフック検出部に対する前記回線電圧の供給を停止することを特徴とする。
前記回線電圧供給部は、その指示があるまで、前記オフフック検出部に対する前記回線電圧の供給を停止することを特徴とする。
この構成により、オフフック検出部に対する回線電圧の供給が途絶える時のみ、副電源部からの回線電圧がオフフック検出部に供給される。よって、余分な電力を消費することがないので、通信装置の省電力化を図ることができる。
(4)前記処理部は、前記画像信号に基づく画像を紙媒体に形成することを特徴とする。
本発明によれば、省電力モードにおける無鳴動状態においても、電話機の受話器のオフフックをオフフック検出部が検出できる。
以下、本発明の実施形態であるファクシミリ装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態であるファクシミリ装置の主要部の構成を示すブロック図である。ファクシミリ装置100は、LINEコネクタ101と、回線制御部102と、モデム103と、CPU104と、TELコネクタ105と、オフフック検出部106と、Sリレー107と、呼出信号検出部108と、サブ電源部109と、回線電圧供給部110と、電源制御部111と、主電源部112と、印字部113と、スキャナ114と、を備える。
ファクシミリ装置100は、FAXの送受信や電話通話により送受信される音声信号の中継を行う。また、ファクシミリ装置100は、主電源オンを待ち受ける省電力モードと外接電話の着信音が鳴るのを防ぐ無鳴動機能とを有する。
ファクシミリ装置100は、FAXの送受信や電話通話により送受信される音声信号の中継を行う。また、ファクシミリ装置100は、主電源オンを待ち受ける省電力モードと外接電話の着信音が鳴るのを防ぐ無鳴動機能とを有する。
ここで、LINEコネクタ101が、本発明の「第1のコネクタ」に相当する。また、TELコネクタ105が、本発明の「第2のコネクタ」に相当する。また、サブ電源部109が、本発明の「副電源部」に相当する。また、Sリレー107が、本発明の「中継部」に相当する。また、印字部113が、本発明の「処理部」に相当する。
まず、FAXの送受信に関する構成から説明する。
LINEコネクタ101には、電話回線120が接続されている。
回線制御部102は、LINEコネクタ101から入力されてくる信号に基づいて、FAX受信の開始を示す呼出信号の有無を判断する。呼出信号とは、データ通信において送受信の同期をとるための信号である。そして、呼出信号があった場合、回線制御部102は、LINEコネクタ101を介して、相手方のファクシミリ装置から電話回線120を介して伝送されてくる信号(例えば画像データ)を受信する。この画像データは、モデム103に出力されてモデム103で復調され、CPU104に入力する。CPU104は、この画像データを(例えばランレングス符号で)復号し、復号したデータに基づいて印字部113で紙媒体に印字する。
LINEコネクタ101には、電話回線120が接続されている。
回線制御部102は、LINEコネクタ101から入力されてくる信号に基づいて、FAX受信の開始を示す呼出信号の有無を判断する。呼出信号とは、データ通信において送受信の同期をとるための信号である。そして、呼出信号があった場合、回線制御部102は、LINEコネクタ101を介して、相手方のファクシミリ装置から電話回線120を介して伝送されてくる信号(例えば画像データ)を受信する。この画像データは、モデム103に出力されてモデム103で復調され、CPU104に入力する。CPU104は、この画像データを(例えばランレングス符号で)復号し、復号したデータに基づいて印字部113で紙媒体に印字する。
一方、FAX送信時では、CPU104が、内蔵するメモリ(不図示)内の画像データを、モデム103に出力する。この画像データは、スキャナ114で予め読取られて該メモリに格納された画像データである。モデム103は、この画像データを変調し、回線制御部102に出力する。そして、回線制御部102は、LINEコネクタ101を介して、電話回線120を介して画像データを相手方のファクシミリ装置に送信する。
次に、電話通話により送受信される音声信号の中継機能に関する構成について説明する。
TELコネクタ105は、受話器が設けられた外接電話130と接続されている。外接電話130の受話器から入力される音声信号は、ファクシミリ装置100を介して相手方の電話機に送信される。これにより、ユーザは、相手方と外接電話130で通話できる。
また、TELコネクタ105は、オフフック検出部106と電路で結ばれている。オフフック検出部106は、外接電話130の受話器をあげた状態(オフフック状態)を検出してEXHS信号をCPU104に出力する。これにより、CPU104は、外接電話130がオフフック状態にあることを検知する。そして、CPU104は、電源制御部111を介してSリレー107をオフ状態にする。これにより、ユーザは、外接電話130で通話可能となる。
TELコネクタ105は、受話器が設けられた外接電話130と接続されている。外接電話130の受話器から入力される音声信号は、ファクシミリ装置100を介して相手方の電話機に送信される。これにより、ユーザは、相手方と外接電話130で通話できる。
また、TELコネクタ105は、オフフック検出部106と電路で結ばれている。オフフック検出部106は、外接電話130の受話器をあげた状態(オフフック状態)を検出してEXHS信号をCPU104に出力する。これにより、CPU104は、外接電話130がオフフック状態にあることを検知する。そして、CPU104は、電源制御部111を介してSリレー107をオフ状態にする。これにより、ユーザは、外接電話130で通話可能となる。
また、オフフック検出部106には、上述の無鳴動機能を達成するためのSリレー107が接続されている。Sリレー107は、LINEコネクタ101と、TELコネクタ105及びオフフック検出部106と、を結ぶ電路で伝送される音声信号を中継する。
Sリレー107は、通常、オフ状態(接続線が接触した状態)である。無鳴動機能が有効に設定されている時に電源制御部111からのSON信号を受けて、Sリレー107は、オン状態(図示のように接続線が離れた状態)となる。
図2は、ファクシミリ装置100の各部に入出力される信号の波形を示す図である。図2の(A)は、呼出信号検出部108に入力される信号の波形を示している。図2の(B)は、呼出信号検出部108から電源制御部111に出力されるCI信号の波形を示している。図2の(C)は、電源制御部111からSリレー107に出力されるSON信号の波形を示している。図2の(D)は、電源制御部111から主電源部112に出力される復帰要求信号の波形を示している。
呼出信号検出部108は、例えばフォトカプラで構成される。呼出信号検出部108は、LINEコネクタ101のLINE電圧の変化に基づいて、呼出信号を検出してCI信号をCPU104及び電源制御部111に出力する。電源制御部111は、呼出信号検出部108のCI信号に基づいて、SON信号をSリレー107に出力する。これにより、Sリレー107がオン状態(図示のように接続線が離れた状態)となる。これにより、外接電話130は、電話回線120から切り離されるため、無鳴動を実現する。
なお、電源制御部111は、電話回線120からの呼出信号で主電源部112を復帰させ(図2の(D)参照)、省電力モードからFAX受信を開始するモードへ移行する。
なお、電源制御部111は、電話回線120からの呼出信号で主電源部112を復帰させ(図2の(D)参照)、省電力モードからFAX受信を開始するモードへ移行する。
図1に戻り、主電源部112は、ファクシミリ装置100が電源オン状態である場合、商用電源から駆動電源を取り込んで、ファクシミリ装置100の各部に電源供給する。一方、主電源部112は、ファクシミリ装置100が省電力モード(所謂スタンバイ)になった場合、ファクシミリ装置100の各部に対する電源供給を停止する。その代わりとして、サブ電源部109が商用電源から駆動電源を取り込んで、Sリレー107および電源制御部111に電源供給する。ここで、外接電話130は、商用電源を取り込むACアダプタ(不図示)、電話回線120、又はTELコネクタ105のいずれかから回線電圧が供給される。
以上のような構成のもと、ファクシミリ装置100が電源オン状態にある場合、オフフック検出部106は、主電源部112又は電話回線120から回線電圧を供給される。そのため、オフフック検出部106は、外接電話130の受話器をあげた状態(オフフック状態)を検出できる。よって、接続音(例えば「ツ〜」)が受話器から出力される。
しかしながら、ファクシミリ装置100が省電力モードにある場合では、オフフック検出部106に対する、主電源部112からの回線電圧の供給が途絶える。さらに、Sリレー107がオンとなった無鳴動状態では、オフフック検出部106に対する、電話回線120からの回線電圧の供給も途絶える。このため、省電力モードにおける無鳴動状態では、オフフック検出部106に回線電圧が供給されず、オフフック検出部106が外接電話130のオフフック状態を検出できない。
そこで、本実施形態では、サブ電源部109の内部に、駆動電源から回線電圧を取り出す回線電圧供給部110を設けている。具体的には以下のように構成している。
回線電圧供給部110は、省電力モード時、Sリレー107がオン状態(図示のように外接電話が電話回線から切離された状態)で、電路を開いた側の端子から電流を流して、オフフック検出部106に回線電圧を供給する。詳述すると、Sリレー107の下側の切替部→TELコネクタ105→オフフック検出部106→Sリレー107の上側の切替部の流れで通電される。
これにより、省電力モードにおける無鳴動状態においても、電話130の受話器のオフフックをオフフック検出部106が検出できる。よって、接続音(例えば「ツ〜」)が受話器から出力される。従って、ファクシミリ装置100では、省電力モードにおいて無鳴動機能を有効にできる。
また、Sリレー107の、電路を開いた側の端子から電流を流しているので、新たな構成を追加することなく、既存の回路構成でオフフック検出部106に回線電圧を供給できる。
また、Sリレー107の、電路を開いた側の端子から電流を流しているので、新たな構成を追加することなく、既存の回路構成でオフフック検出部106に回線電圧を供給できる。
なお、Sリレー107の上側の切替部の、電路を開いた側の端子から電流を流して、オフフック検出部106に回線電圧を供給しても構わない。詳述すると、Sリレー107の上側の切替部→オフフック検出部106→TELコネクタ105→Sリレー107の下側の切替部の流れで通電しても構わない。
また、本発明の実施形態は、以下の変形例を採用することができる。
回線電圧供給部110は、無鳴動状態でない場合の省電力モード時と電源オン時、Sリレー107への回線電圧の供給を停止しておく。そして、電源制御部111は、呼出信号に基づくCI信号が入力された時、SON信号をSリレー107に出力すると共に、Sリレー107に回線電圧を供給するよう指示するP-CNT信号を回線電圧供給部110に出力する。回線電圧供給部110は、このP-CNT信号を受けて、オフフック検出部106に対する回線電圧の供給を開始する。
これにより、オフフック検出部106に対する回線電圧の供給が途絶える時のみ、回線電圧供給部110からの回線電圧がオフフック検出部106に供給される。よって、余分な電力を消費することがないので、ファクシミリ装置100の省電力化を図ることができる。
これにより、オフフック検出部106に対する回線電圧の供給が途絶える時のみ、回線電圧供給部110からの回線電圧がオフフック検出部106に供給される。よって、余分な電力を消費することがないので、ファクシミリ装置100の省電力化を図ることができる。
100−ファクシミリ装置
101−LINEコネクタ
102−回線制御部
103−モデム
104−CPU
105−TELコネクタ
106−オフフック検出部
108−呼出信号検出部
109−サブ電源部
110−回線電圧供給部
111−電源制御部
112−主電源部
113−印字部
113−基づいて印字部
114−スキャナ
120−電話回線
130−外接電話
300−ファクシミリ装置
302−回線制御部
303−モデム
304−CPU
306−オフフック検出部
308−呼出信号検出部
309−サブ電源部
311−電源制御部
312−主電源部
320−電話回線
330−外接電話
101−LINEコネクタ
102−回線制御部
103−モデム
104−CPU
105−TELコネクタ
106−オフフック検出部
108−呼出信号検出部
109−サブ電源部
110−回線電圧供給部
111−電源制御部
112−主電源部
113−印字部
113−基づいて印字部
114−スキャナ
120−電話回線
130−外接電話
300−ファクシミリ装置
302−回線制御部
303−モデム
304−CPU
306−オフフック検出部
308−呼出信号検出部
309−サブ電源部
311−電源制御部
312−主電源部
320−電話回線
330−外接電話
Claims (4)
- 電話回線に接続される第1のコネクタと、前記電話回線から前記第1のコネクタを介して送信されてきた画像信号を処理する処理部と、受話器から入出力される音声信号を前記電話回線を介して送受信する電話機が接続される第2のコネクタと、を備えた通信装置において、
前記電話機の前記受話器のオフフックを、前記第2のコネクタを介して検出するオフフック検出部と、
前記第1のコネクタと、前記第2のコネクタ及び前記オフフック検出部と、を結ぶ電路で伝送される前記音声信号を中継するとともに、その電路の開閉を行う中継部と、
前記画像信号の伝送開始を知らせる呼出信号が前記電話回線から前記第1のコネクタを介して送信されてくると、前記電路を開いて、前記第2のコネクタ及び前記オフフック検出部を前記電話回線から切り離すよう前記中継部に指示する電源制御部と、
装置本体の主電源オンを待ち受ける省電力モード時に、前記中継部および前記電源制御部に電源を供給する副電源部と、を備え、
前記副電源部は、前記省電力モード時、前記中継部を介して回線電圧を前記オフフック検出部に供給する回線電圧供給部を有することを特徴とする通信装置。 - 前記回線電圧供給部は、前記中継部における前記電路を開いた側の端子から前記回線電圧を前記オフフック検出部に供給することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記電源制御部は、前記呼出信号が前記電話回線から前記第1のコネクタを介して送信されてきた時、前記回線電圧を前記オフフック検出部に供給するよう前記回線電圧供給部に指示し、
前記回線電圧供給部は、その指示があるまで、前記オフフック検出部に対する前記回線電圧の供給を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。 - 前記処理部は、前記画像信号に基づく画像を紙媒体に形成することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012049647A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Canon Inc | ファクシミリ通信装置、ファクシミリ通信装置の制御方法及びプログラム |
JP2015002550A (ja) * | 2013-06-18 | 2015-01-05 | キヤノン株式会社 | 通信装置及びその制御方法、プログラム |
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