JP4310707B2 - 階調変換較正方法及びこの方法を用いた階調変換較正モジュール - Google Patents

階調変換較正方法及びこの方法を用いた階調変換較正モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP4310707B2
JP4310707B2 JP2005114635A JP2005114635A JP4310707B2 JP 4310707 B2 JP4310707 B2 JP 4310707B2 JP 2005114635 A JP2005114635 A JP 2005114635A JP 2005114635 A JP2005114635 A JP 2005114635A JP 4310707 B2 JP4310707 B2 JP 4310707B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chart
correction amount
gradation conversion
gray
calibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005114635A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006295616A (ja
Inventor
達司 郷間
祥之 中谷
猛 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
Priority to JP2005114635A priority Critical patent/JP4310707B2/ja
Priority to CNB2006100741907A priority patent/CN100510951C/zh
Priority to US11/401,063 priority patent/US7542168B2/en
Publication of JP2006295616A publication Critical patent/JP2006295616A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4310707B2 publication Critical patent/JP4310707B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/72Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
    • H04N1/4076Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on references outside the picture
    • H04N1/4078Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on references outside the picture using gradational references, e.g. grey-scale test pattern analysis
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/603Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer
    • H04N1/6033Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer using test pattern analysis

Description

本発明は、カラー画像を記録媒体に形成して出力する画像形成装置における画像データをプリントデータに階調変換する際に用いる補正量を決定する階調変換較正方法及びこの方法を用いた階調変換較正モジュールに関する。
画像データを使用プリンタに適したプリントデータに階調変換する際に用いる補正量を決定する階調変換較正処理(ユニフォミティ補正処理とも呼ばれる)をカラー画像を作り出す三原色の各単色毎のテスト画像からなるカラーチャートを用いて行うことが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1による階調変換較正処理では、C(シアン)、M(マゼンタ)およびY(イエロー)等の三原色のパッチが記録された較正用のテストチャート画像を画像記録装置はプリント出力し、次いで、このテストチャート画像の各パッチの濃度を濃度測定器を用いて測定し、さらに、測定された測定濃度値と本来再現されるべき目標濃度値とに基づいて、入力画像データから所望の画像濃度が再現された適正な画像記録が行えるように、入力画像データを出力画像信号(プリントデータ)に変換する画像データ変換条件が決定される。
また、画像データを使用プリンタに適したプリントデータに階調変換する際に用いる補正量を決定する階調変換較正処理を三原色の各単色を混合したグレーのテスト画像からなるグレーチャートを用いて行うことも知られている(例えば、特許文献2参照。)。
カラーチャートを用いた階調変換較正処理とグレーチャートを用いた階調変換較正処理はそれぞれ異なる利点と欠点をもつため、カラーチャートとグレーチャートの両方を用いた階調変換較正処理も知られている(例えば、特許文献3参照。)。この階調変換較正処理では、C、M、Y、Kの各単色の21ステップの単色パッチと、13ステップのグレーパッチとが形成されたテストプリントを出力し、グレーパッチの入出力関係と、単色パッチの入出力関係とにおいて、オペレータは、例えば、グレーバランスを重視するのか、あるいは、単色の色相を重視するのかを決定するパラメータを設定することにより、階調補正データを決定し、決定した階調補正データは、適宜補間されることにより、階調補正曲線として階調補正曲線記憶部に記憶される。
さらには、カラーチャートを用いて得られた階調変換テーブルとグレーチャートを用いて得られた階調変換テーブルを重み係数を用いながら画像データに適切な割合で作用させる技術も知られている(例えば、特許文献4参照。)。
特開2000−33732号公報(段落番号0062−0072、図12、図13) 特開2003−94732号公報(段落番号0033−0034、図5、図6) 特開2003−274199号公報(段落番号0020−0027、図3、図4) 特開2003−116017号公報(段落番号0008−0012、図8)
ラインアレイ状に並ぶ複数の光素子をプリントデータに基づく露光階調値に応じて制御して感光材料を露光するドット光プリンタなどでの階調変換較正処理の場合、カラーチャートを用いて較正を行うと、当初は早く収束するような結果が得られるが、その収束値が比較的甘く、グレーチャートを用いた較正に較べ、最終的に得られる画像品質は悪くなる傾向がある。これは、レジストレーションのずれ(ミスレジ)や不正発色(特定色の変化が他の色にも影響すること)の影響であると考えられる。しかしながら、グレーチャートで較正すると、収束するまでの繰り返し回数が多くなるという欠点がある。さらに、カラーチャートを用いて得られた階調変換テーブルとグレーチャート用いて得られた階調変換テーブルの2つのテーブルを備えることは、コストの点及び較正作業時間の点から不利益をもたらす。
上記実状に鑑み、本発明の課題は、画像データをプリントデータに階調変換する際に用いる補正量を決定する階調変換較正処理において、テストプリントで得られた測定値と目標値との差が少ない較正回数で許容値に収束する技術を提供することである。
上記課題を解決するため、カラー画像を記録媒体に形成して出力する画像形成装置における画像データをプリントデータに階調変換する際に用いる補正量を決定する、本発明による階調変換較正方法では、
カラー画像を作り出す三原色の各単色毎のテスト画像からなるカラーチャートと前記三原色の各単色を混合したテスト画像からなるグレーチャートとを出力するとともに、前記グレーチャートの濃度を測定して得られた測定濃度値と予め求められている目標濃度値とを比較してグレーチャートに基づく補正量を算定する較正作業が前記グレーチャートに基づく補正量が第1許容値以下となるまで繰り返され、
その際、前記グレーチャートに基づく補正量が前記第1許容値より大きい第2許容値以上である限り、付加的に前記カラーチャートの濃度を測定して得られた測定濃度値と予め求められている目標濃度値とを比較してカラーチャートに基づく補正量が算定され、前記グレーチャートに基づく補正量に代えて用いられる。
上記本発明による階調変換較正方法では、カラーチャートとグレーチャートとを出力し、当初はグレーチャートに基づいて測定濃度値と目標濃度値とを比較することにより階調変換のための補正量を算定するが、このグレーチャートに基づく補正量が前記第1許容値より大きい第2許容値以上ならば、カラーチャートに基づいて測定濃度値と目標濃度値とを比較することにより階調変換のための補正量を算定する。ここで、第2許容値とは測定値と目標値との差が十分に収束されるまで多くの較正作業の繰り返しが必要となるとみなされるレベルの値である。なお、その後繰り返されて行われる較正で、グレーチャートに基づく補正量が第2許容値を下回るようになれば、グレーチャートを用いた較正で、最終的に第1許容値以下の補正量が得られるまで測定値と目標値との差を収束させていく。ここでの第1許容値とは高い品質をもったプリント画像の出力が期待できる補正量の許容範囲を表している。従って、本発明では、グレーチャートに基づく階調変換較正を基本としながらも、算定された補正量が第2許容値以上ならば、一旦カラーチャートに基づく階調変換較正に切り換えることで、高い品質をもったプリント画像の出力が実現できる適切な補正量を、少ない繰り返し回数で得ることができる。
なお、本発明で取り扱われているグレーチャートでの目標値とカラーチャートでの目標値は、予め画像形成装置毎に又は記録媒体の種別毎に実験的に決定される目標濃度値であってもよいし、テストプリントを通じて得られた各チャートの測定濃度値の平均値ないしはこの平均濃度値に基づいて算出される演算濃度値であってもよい。本発明では、この目標値の求め方は限定されていない。
この階調変換較正方法では、算定された補正量によってはグレーチャートに基づく階調変換較正からカラーチャートに基づく階調変換較正に切り換える必要があるので、このプロセスを無駄なく行うために、本発明の好適な実施形態の1つでは、前記カラーチャートとグレーチャートが同一のテストプリント上に並んで形成される。この形態では、出力された1枚のテストプリントにはカラーチャートとグレーチャートの両方が形成されているので、カラーチャートに基づく階調変換較正への切り換え時に再度カラーチャートを形成したテストプリントを出力し直すといった無駄が回避される。
上記本発明による階調変換較正方法を用いて補正量を決定する階調変換較正モジュールは、カラー画像を作り出す三原色の各単色毎のテスト画像からなるカラーチャートと前記三原色の各単色を混合したテスト画像からなるグレーチャートとを出力するテストプリント出力管理部と、前記グレーチャートの濃度を測定して得られた測定濃度値と予め求められている目標濃度値とを比較してグレーチャートに基づく補正量を算定するグレーチャート較正モードと前記カラーチャートの濃度を測定して得られた測定濃度値と予め求められている目標濃度値とを比較してカラーチャートに基づく補正量を算定するカラーチャート較正モードとを備えた階調変換較正実行部と、前記算定された補正量が第1許容値以下の場合その補正量を最終補正量として補正テーブルに設定する補正量管理部と、前記グレーチャートに基づく補正量が前記第1許容値より大きい場合第2許容値以上の場合カラーチャート較正モードによる階調変換較正に切り換える較正モード切換部とが備えられている。
このように構成された階調変換較正モジュールでは、グレーチャートに基づく階調変換較正を実行するグレーチャート較正モードとカラーチャートに基づく階調変換較正を実行するカラーチャート較正モードが用意されており、階調変換較正で算定された補正量が前記第1許容値より大きい第2許容値を下回っているとグレーチャート較正モードでの階調変換較正が続行されるが、グレーチャートに基づく補正量が第2許容値以上の場合は、カラーチャートに基づく較正モードでの階調変換較正に切り換えられ、第2許容値未満の補正量が算定されるまでカラーチャートに基づく較正モードでの階調変換較正が実行される。従って、グレーチャートに基づく階調変換較正モードを基本としながらも、算定された補正量が第2許容値以上ならば、一旦カラーチャートに基づく階調変換較正モードに切り換えることで、高い品質をもったプリント画像の出力が実現できる適切な補正量を、少ない繰り返し回数で得ることができる。
前述したように、1枚のテストプリントにカラーチャートとグレーチャートの両方が形成されていると、グレーチャートに基づく階調変換較正モードからカラーチャートに基づく階調変換較正モードへの切り換え時に再度カラーチャートを形成したテストプリントを出力し直すといった無駄が回避されるので、本発明による階調変換較正モジュールの好適な実施形態の1つでは、前記カラーチャートとグレーチャートが同一のテストプリント上に並んで形成して出力されるように、テストプリント出力管理部が構成されている。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に、本発明による階調変換較正モジュールを組み込んだ画像形成装置としてのデジタル光プリンタが示されている。このデジタル光プリンタはデジタルミニラボとも称せられるものであり、記録媒体の一例としての印画紙Pに対して露光処理と現像処理とを行うプリントステーション1Bと、現像済み写真フィルムMaやデジタルカメラ用メモリカードMbなどの画像記録メディアから取り込んだ撮影画像データに適当な画像処理を施してプリントステーション1Bに転送する操作ステーション1Aとから構成されている。
プリントステーション1Bは印画紙マガジン11に納めたロール状の印画紙Pを引き出してシートカッター12でプリントサイズに切断し、切断された印画紙Pを挟持型の横搬送機構13によって水平方向に送り、この横搬送装置13から露光ユニット2に送り込み、この露光ユニット2において印画紙Pを水平搬送方向である副走査方向に搬送し、露光ユニット2を構成する光プリントヘッド20からの放射光によって印画紙Pの表面に撮影画像を露光する。この露光後の印画紙Pは縦搬送装置14によって反転され表裏を入れ換えた状態で上方に搬送され、複数の現像処理槽を有した処理槽ユニット15に送り込まれ現像処理される。乾燥の後に装置上部の横送りコンベヤ16からここでは図示されていないソータに送られた印画紙P、つまり写真プリントPはこのソータによってオーダ単位で仕分けられた状態で集積される。また、後で詳しく説明される光プリントヘッド20のための階調変換較正(ユニフォミティ補正)の際に用いられるテストプリントシートTPも写真プリントPと同様に作製されるが、テストプリントシートTPでは撮影画像の代わりにテスト画像が露光され、形成される。
なお、印画紙マガジン11が装着される装着部には印画紙マガジン11に付与されている印画紙IDコードを読み取るIDコードリーダ11aが設けられている。この印画紙IDコードは印画紙Pの種別を一義的に特定するものであり、この印画紙IDコードを認識することにより、印画紙マガジン11に収納されている印画紙Pの種別、つまりプリントに使用される印画紙Pの種別が認識されることになる。
操作ステーション1Aのデスク状コンソールの上部位置には、写真フィルムMaの撮影画像コマから画像データを取得することができるフィルムスキャナ17が配置されており、デジタルカメラ等に装着される撮影画像記録メディアMbとして用いられている各種メモリカードやCD−Rなどから撮影画像を取得するメディアリーダ18は、このデジタル光プリンタのコントローラ3として機能する汎用パソコンの外部入力機器として組み込まれている。このコントローラ3には、さらに各種情報を表示するモニタ19、各種設定や調整を行う際に用いる操作入力部として利用される操作入力デバイスとしてのキーボード3aやマウス3bも接続されており、図示はされていないが、デジタルカメラ等から直接画像データを転送するためのインターフェースとしてUSBやIEEE1394の接続口も備えられている。
さらに、このコントローラ3には、光プリントヘッド20のための階調変換較正の際に用いられる濃度計としての画像読取装置、ここではフラットベッドスキャナ4も接続されている。このフラットベッドスキャナ4は、本体4aに透明なガラスや樹脂で成る原稿台4bを形成し、この原稿台4bを上方から覆う開閉自在なカバー4cと、本体4aの内部において平行移動自在なスキャナ部4dとを備えている。前記スキャナ部4dは主走査方向に伸びた形状で、光源とCCD等の光電変換素子を備えており、この主走査方向と直交する副走査方向に往復自在に構成されている。
光プリントヘッド20は、それぞれR(赤)・G(緑)・B(青)の3原色の光線を下方に向けて放射する3つのプリントヘッドユニットから構成されているが、各プリントヘッドユニットは、図2に模式的に示されているように、複数の光素子21を2列千鳥パターンで主操作方向に並べたリニアアレイ型として構成されている。この実施形態では、光素子21として自己発光タイプの蛍光発光素子(以下単に発光素子と略称する)21が用いられている。発光素子21から放出された光線をR(赤)又はG(緑)又はB(青)に対応したフィルタを透過させることで、3原色に対応した光線が得られる。各発光素子21は、それぞれの対応する電極に印加する電圧を調節することによってその発光時の輝度が制御される。もちろん、光素子21として部分的又は全面的に蛍光発光素子の代わりにLEDを用いた光プリントヘッド20を採用してもよいし、液晶シャッタタイプなど他の光プリントヘッド20を採用してもよい。
ここでは、リニアアレイ状に並んだ発光素子21は、図2で左列に属する奇数番号が付与された発光素子21と、図2で右列に属する偶数番号が付与された発光素子21に区分けされており、例えば、左右列の発光素子21を用いて印画紙Pに対して主走査方向の1ラインを形成するためには、奇数番号が付与された発光素子と、偶数番号が付与された発光素子との発光のタイミングを制御して露光を行う。その際、図3に示すように、奇数番号が付与された発光素子21の発光によって形成されたドット(〈〉で囲まれる数字が奇数となる露光領域)と、偶数番号が付与された発光素子21の発光によって形成されたドット(〈〉で囲まれる数字が偶数となる露光領域)とが主走査方向で僅かに重複するような発光素子配置となっている。
画像露光時には、光プリントヘッド20、正確には主走査方向にリニアアレイ状に並んだ発光素子21からの光に対して印画紙Pを副走査方向に相対移動させるとともにこの相対移動に同期して、画像データに基づくRGBの各色の露光階調値に応じたプリント制御信号を各色の光プリントヘッド20に与え、所定の露光時間だけプリントヘッド20の発光素子21を発光させ、印画紙3に各発光素子21に対応する所定の階調度を有する露光ドットを形成していく。その際、前述したように奇数番号を与えられた発光素子21と偶数番号を与えられた発光素子21が副走査方向で所定時間タイミングをずらせて光を放射することで2列千鳥状の発光素子21によって、印画紙Pは1露光ドット幅でライン露光されるとともに、各色の光プリントヘッド20の対応する発光素子21による露光ドットが重なるように制御されることによりフルカラーの露光ドットが印画紙Pに形成される。印画紙Pに対するこのようなカラーライン露光を、この光プリントヘッド20に対して印画紙Pを副走査方向に相対移動させながら行うことにより、印画紙Pの表面にプリントすべき画像に対応する潜像が全て形成されることになる。
各発光素子21の発光特性は、発光素子を構成する蛍光体自身の発光特性や蛍光体の発光面積や各電極間の距離などのばらつきによる輝度むら(同一の露光階調値に基づいて発光動作させても各発光素子21の光量が同じでないこと、結果的に露光ドットの濃度も異なることになる)を補償するため、各発光素子21に与える駆動信号の時間幅を階調変換較正によって決定された補正量をもって調整しなければならない。また、このような輝度むらは経時的な発光特性の変動からも生じるので、この階調変換較正作業は、毎朝の稼働開始時に行われるし、使用する印画紙Pの種類が異なると同一光量でも異なる濃度の露光ドットが形成される可能性があることから、使用する印画紙Pの交換時にも実施される。
このデジタル光プリンタのコントローラ3は、CPUを中核部材として、階調補正や色補正などの各種補正処理や輪郭強調やぼかしなどのフィルタ画像処理といった写真プリント出力のための種々の処理を行うための機能部をハードウエア又はソフトウエアあるいはその両方で構築しているが、図4に示されているように、本発明に特に関係する機能部としては、フィルムスキャナ17やメディアリーダ18によって取得された画像データを取り込んで次の処理のためにメモリ30に転送する画像入力部31と、このデジタル光プリンタを通じてテストプリント出力されたテストプリントシートTPに形成された濃淡パッチから濃度計としてのフラットベットスキャナ4を用いて得られた濃度データに基づいて階調変換較正処理を行う階調変換較正モジュール40と、各種ウインドウや各種操作ボタンなどを含むグラフィック操作画面の作成やそのようなグラフィック操作画面を通じてのユーザ操作入力(キーボード3aやマウス3bなどのポインティングデバイスによる)から制御コマンドを生成するグラフィックユーザインターフェース(以下GUIと略称する)を構築するGUI部32と、メモリ30に展開されている画像データに対して種々の画像処理を施す画像処理モジュール33と、メモリ30に展開されている画像データに基づく撮影コマ画像やGUI部32から送られてきたグラフィックデータをモニタ19に表示させるためのビデオ信号を生成するビデオ制御部34と、処理された画像データに基づいてプリントステーション1Bの露光ユニット2に装備されている光プリントヘッド20に適したプリントデータを生成するプリントデータ生成部35と、IDコードリーダ11aによって読み取られた印画紙IDコードから現在装填されている印画紙マガジン11に収納されている印画紙の種別を特定する印画紙種別認識部36などが挙げられる。
画像処理モジュール33の重要な機能は、メモリ30に展開された画像データに対して、オペレータの指示に基づいて、精密な色補正及び、トリミングや特殊効果のためのフィルタ処理などを施すことである。このため、この画像処理モジュール33は、特定の撮影コマ画像を指定しながら補正処理を指示するプレジャッジ作業を制御処理するプレジャッジ処理部や、種々のアイテムの画像処理を行うことができる画像処理部が実装されている。なお、プレジャッジ作業では、撮影コマ画像毎のプリントの要否、プリント枚数、プリントサイズを指定することもできる。また、プレジャッジ作業時には、モニタ23に予想仕上がりプリント画像としてのシミュレート画像を表示するため、画像処理部にはシミュレート画像の生成機能も含まれている。
階調変換較正モジュール40は、カラー画像を作り出す三原色の各単色毎のテスト画像からなるカラーチャートと三原色の各単色を混合したテスト画像からなるグレーチャートの2つのチャートを形成したテストプリントTPをプリントステーション1Bを通じて出力するテストプリント出力管理部41と、グレーチャートの濃度を測定して得られた測定濃度値と予め求められている目標濃度値とを比較してグレーチャートに基づく補正量を算定するグレーチャート較正モードと前記カラーチャートの濃度を測定して得られた測定濃度値と予め求められている目標濃度値とを比較してカラーチャートに基づく補正量を算定するカラーチャート較正モードとを備えた階調変換較正実行部42と、この階調変換較正実行部42によって最終的に決定された各発光素子毎の補正量(一般には補正率や補正係数)を補正テーブル43aに設定する補正量管理部43と、画像データに基づいて光プリントヘッド20に与えられる露光階調値を補正テーブル43aから読み出された補正量を用いて補正する階調補正部44とが備えられている。
テストプリント出力管理部41には、カラーチャートとグレーチャートとを形成したテストプリントTPをプリント出力するための画像データを格納しているテストプリントデータ格納部41aが備えられており、階調変換較正処理時にはこのテストプリントデータ格納部41aから読み出されたテストプリント用画像データが階調補正部44によって階調補正されプリントデータに変換されプリントデータ生成部35から光プリントヘッド20に転送される。このようにしてプリントステーション1Bから出力されるテストプリントTPの一例が図5に示されている。このテストプリントTPには、発光素子21のリニアアレイ方向である主走査方向に延びた細長い露光バーが複数列形成されている。この露光バーには、印画紙種別を示すコードパターン部60aを含むチャート先端を示す指標として機能するスタートバー60と、チャート後端を示すエンドバー61、スタートバー60とエンドバー61の間に配置されたチャートバー群が含まれている。チャートバー群の両端には、それぞれ奇数番号が付与された発光素子21のみの露光ドットからなる奇数画素ライン部63と偶数番号が付与された発光素子21のみの露光ドットからなる偶数画素ライン部64が配置され、それぞれの主走査方向での中央位置にセンター指標62が形成されている。チャートバー群の主要な領域は、カラーチャート領域65と不正発色領域66とグレーチャート領域67に区分けされている。カラーチャート領域65には、B(ブルー)・G(グリーン)・R(レッド)の3つの発光素子21を個別に発光させて形成された露光ドット群からなるY(イエロー)・M(マゼンタ)・C(シアン)に発色した3つのバーが配置され、これはカラーチャートとして利用される。不正発色領域66には、中間グレーを発色させるための階調値から順にB(ブルー)・G(グリーン)・R(レッド)のうちの特定色の発光素子21の階調値だけを変化させることによって作り出される3つのバーが配置されている。さらに、グレーチャート領域67には、白から黒までの7段階のグレーを発色させている7つのバーが配置され、これはグレーチャートとして利用される。
階調変換較正実行部42は、グレーチャート較正モード及びカラーチャート較正モードで用いられる目標値を格納している目標値格納部42a、グレーチャート較正モード又はカラーチャート較正モードで補正量を算定する補正量算定部42b、グレーチャート較正モードにおいて算定された補正量が満足な較正結果を表す第1許容値より大きい第2許容値以上の場合カラーチャート較正モードによる階調変換較正に切り換える較正モード切換部42cが備えられている。
目標値格納部42aに格納される目標値は、この光デジタルプリンタ又は印画紙Pの種別に応じて予め実験的に決定された目標濃度値であってもよいし、この階調変換較正作業で出力されるテストプリントを通じて得られた各チャートの測定濃度値の平均値ないしはこの平均濃度値に基づいて算出された演算濃度値であってもよい。
第2許容値は、測定値と目標値との差が十分に収束されるまでには多くの較正作業の繰り返しが必要となるレベルの値であり、補正量が第2許容値を以上の状態でグレーチャートに基づく較正を行っていると、その補正量が第1許容値以内に収束するには何回もの較正の繰り返しが必要になることが実験的かつ経験的に確かめられている値である。第1許容値は、高い品質をもったプリント画像の出力が期待できる補正量の許容範囲を表しており、この階調変換較正処理の合格条件である。
次に、このデジタル光プリントにおける階調変換較正処理の典型的な流れを図6のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、補正量として、基礎となる階調値に乗算することにより補正階調値が得られる補正率を採用していることにするが、他の形態の補正量を採用してもよい。
まず、初期設定として、階調変換較正実行部42はグレーチャート較正モードに設定される(#01)。続いて、テストプリント出力管理部41のテストプリントデータ格納部41aからテストプリント用画像データが読み出され、階調補正部44で現時点で補正テーブル43aに設定されている補正率を用いて階調補正が行われるとともに、プリントデータ生成部35によってプリントデータ(出力信号)に変換され、その出力信号に基づいて光プリントヘッド20が駆動制御され印画紙Pを露光する。露光された印画紙Pは現像処理部15で現像された後乾燥され、カラーチャートとグレーチャートを有するテストプリントシートTPとして横送りコンベヤ16上に排出される(#02)。
このようにして作成されたテストプリントシートTPは、濃度計としてのフラットベットスキャナ4に投入され、テストプリントシートTPに形成されたカラーチャートとグレーチャートの各パッチが測定され、その測定濃度値が階調変換較正モジュール40の階調変換較正実行部42に転送される(#03)。補正量算定部42は、設定されている較正モードに基づいて目標値格納部42cから読み出したグレーチャートのための目標値又はカラーチャートのための目標値を該当する測定濃度値と比較することで補正率を算定する(#04)。なお、階調変換較正処理のスタート時には階調変換較正実行部42はグレーチャート較正モードに設定されているので、グレーチャートのための目標値をグレーチャートの測定濃度値と比較することで補正率を算定することになる。次いで、この時点で階調変換較正実行部42に設定されている較正モードがグレーチャート較正モードであるかカラーチャート較正モードであるかがチェックされる(#05)。
設定されている較正モードがグレーチャート較正モードである場合(#05Yes分岐)、算定された補正率が前設定されている閾値(本明細書では第2許容値と呼ばれている)、例えば4%以上であるかどうかがチェックされる(#06)。なおこの補正率は各発光素子21に対して算定されるが、全ての補正率が第2許容値を下回っている場合(#06No分岐)、さらにその補正率ないしは全補正率から統計演算された統計値が第2許容値より厳しい第1許容値以下であるかどうかがチェックされ(#07)、第1許容値以下の場合(#07Yes分岐)この補正率を最終決定された補正率としてこの較正処理を終了し、第1許容値を超えている場合(#07No分岐)さらなる較正処理をする必要ありとして、ステップ#02に戻り、この算定された補正率を用いたテストプリントが出力される。ステップ#06のチェックで算定された補正率の1つでも第2許容値以上であれば(#06Yes分岐)、較正モード切換部42cが階調変換較正実行部42の較正モードをカラーチャート較正モードに切り換え、較正処理を続行すべくステップ#02に戻る。
ステップ#05のチェックにおいて、設定されている較正モードがカラーチャート較正モードである場合(#05No分岐)においても、算定された補正率が第2許容値以上であるかどうかがチェックされる(#09)。算定された補正率が第2許容値以上の場合(#09Yes分岐)、さらなる較正処理をする必要ありとして、ステップ#02に戻り、この算定された補正率を用いたテストプリントが出力される。算定された補正率が第2許容値を下回る場合(#09No分岐)、較正モード切換部42cが階調変換較正実行部42の較正モードをグレーチャート較正モードに切り換える(#10)。これにより補正量算定部42は、目標値格納部42cからグレーチャートのための目標値を読み出し、その目標値を先に取り込んでいるグレーチャートの測定濃度値と比較することで補正率を算定する(#11)。このグレーチャートに基づいて算定された補正率はステップ#06で上述したようなチェックを受けることになる。
上述した階調変換較正処理の別形態での流れが図7のフローチャートに示されている。ここでも、まず、初期設定として、階調変換較正実行部42はグレーチャート較正モードに設定される(#101)。続いて、テストプリント出力管理部41のテストプリントデータ格納部41aからテストプリント用画像データが読み出され、階調補正部44で現時点で補正テーブル43aに設定されている補正率を用いて階調補正が行われるとともに、プリントデータ生成部35によってプリントデータ(出力信号)に変換され、その出力信号に基づいて光プリントヘッド20が駆動制御され印画紙Pを露光する。露光された印画紙Pは現像処理部15で現像された後乾燥され、カラーチャートとグレーチャートを有するテストプリントシートTPとして横送りコンベヤ16上に排出される(#102)。
このようにして作成されたテストプリントシートTPは、濃度計としてのフラットベットスキャナ4に投入され、テストプリントシートTPに形成されたグレーチャートの各パッチがグレーチャート較正モードとして測定され、カラーチャートの各パッチがカラーチャート較正モードとして測定され、それぞれの較正モードにおける測定濃度値が階調変換較正モジュール40の階調変換較正実行部42に転送される(#103)。
補正量算定部42は、まずグレーチャート較正モードに基づいて目標値格納部42cから読み出したグレーチャートのための目標値を該当する測定濃度値と比較することでグレーチャートに基づく補正率を算定する(#104)。次いで、この算定された補正率が前設定されている閾値(本明細書では第2許容値と呼ばれている)、例えば4%以上であるかどうかがチェックされる(#106)。なおこの補正率は各発光素子21に対して算定されるが、全ての補正率が第2許容値を下回っている場合(#106No分岐)、さらにその補正率ないしは全補正率から統計演算された統計値が第2許容値より厳しい第1許容値以下であるかどうかがチェックされ(#107)、第1許容値以下の場合(#107Yes分岐)この補正率を最終決定された補正率としてこの較正処理を終了する。ステップ#107のチェックで補正率が第1許容値を超えている場合(#107No分岐)較正処理を続行する必要ありとして、ステップ#102に戻り、この算定された補正率を用いたテストプリントが出力される。
ステップ#106のチェックで算定された補正率の1つでも第2許容値以上であれば(#106Yes分岐)、補正量算定部42は、カラーチャート較正モードに基づいて目標値格納部42cから読み出したカラーチャートのための目標値を該当する測定濃度値と比較することでカラーチャートに基づく補正率を算定して(#108)、較正処理を続行するためにステップ#02に戻り、この算定されたカラーチャートに基づく補正率を用いたテストプリントが出力される。
上述した2つのフローチャートの説明からも明らかなように、この階調変換較正処理では、グレーチャートに基づく階調変換較正モードを基本としながらも、算定された補正量が第2許容値以上ならば、一旦カラーチャートに基づく階調変換較正モードに切り換えることで、高い品質をもったプリント画像の出力が実現できる適切な補正量を、少ない繰り返し回数で得ることができる。
本発明による階調変換較正技術は、画像データをプリントデータに階調変換する際に用いる補正量をテストプリントを繰り返して求めていく較正作業が必要となる全ての画像形成装置に適用可能であり、プリントヘッドの種類や記録媒体の種類などは実施の形態で説明されたものに限定されるものではない。
本発明による階調変換較正モジュールを組み込んだデジタル光プリンタの外観模式図 光プリントヘッドにおける発光素子の配置を示す説明図 光プリントヘッドによるライン状露光ドットパターンを示す説明図 図1によるデジタル光プリンタのコントローラのための機能ブロック図 テストプリントの平面図 階調変換較正作業を示すフローチャート 別な階調変換較正作業を示すフローチャート
符号の説明
3:コントローラ
4:フラットベットスキャナ(濃度計)
20:光プリントヘッド
21:発光素子
40:階調変換較正モジュール
41:テストプリント出力管理部
41a:テストプリントデータ格納部
42:階調変換較正実行部
42a:目標値格納部
42b:補正量算定部
42c:較正モード切換部
43:補正量管理部
43a:補正テーブル
44:輝度補正部
TP:テストプリント

Claims (4)

  1. カラー画像を記録媒体に形成して出力する画像形成装置における画像データをプリントデータに階調変換する際に用いる補正量を決定する階調変換較正方法であって、
    カラー画像を作り出す三原色の各単色毎のテスト画像からなるカラーチャートと前記三原色の各単色を混合したテスト画像からなるグレーチャートとを出力するとともに、前記グレーチャートの濃度を測定して得られた測定濃度値と予め求められている目標濃度値とを比較してグレーチャートに基づく補正量を算定する較正作業が前記グレーチャートに基づく補正量が第1許容値以下となるまで繰り返され、
    その際、前記グレーチャートに基づく補正量が前記第1許容値より大きい第2許容値以上である限り、付加的に前記カラーチャートの濃度を測定して得られた測定濃度値と予め求められている目標濃度値とを比較してカラーチャートに基づく補正量が算定され、前記グレーチャートに基づく補正量に代えて用いられることを特徴とする階調変換較正方法。
  2. 前記カラーチャートとグレーチャートが同一のテストプリント上に並んで形成されることを特徴とする請求項1に記載の階調変換較正方法。
  3. カラー画像を記録媒体に形成して出力する画像形成装置における画像データをプリントデータに階調変換する際に用いる補正量を決定する階調変換較正モジュールであって、
    カラー画像を作り出す三原色の各単色毎のテスト画像からなるカラーチャートと前記三原色の各単色を混合したテスト画像からなるグレーチャートとを出力するテストプリント出力管理部と、
    前記グレーチャートの濃度を測定して得られた測定濃度値と予め求められている目標濃度値とを比較してグレーチャートに基づく補正量を算定するグレーチャート較正モードと前記カラーチャートの濃度を測定して得られた測定濃度値と予め求められている目標濃度値とを比較してカラーチャートに基づく補正量を算定するカラーチャート較正モードとを備えた階調変換較正実行部と、
    前記算定された補正量が第1許容値以下の場合その補正量を最終補正量として補正テーブルに設定する補正量管理部と、
    前記グレーチャートに基づく補正量が前記第1許容値より大きい場合第2許容値以上の場合カラーチャート較正モードによる階調変換較正に切り換える較正モード切換部とが備えられていることを特徴とする階調変換較正モジュール。
  4. 前記テストプリント出力管理部は前記カラーチャートとグレーチャートが同一のテストプリント上に並んで形成されるようにテストプリント出力を行うことを特徴とする請求項3に記載の階調変換較正モジュール。
JP2005114635A 2005-04-12 2005-04-12 階調変換較正方法及びこの方法を用いた階調変換較正モジュール Active JP4310707B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005114635A JP4310707B2 (ja) 2005-04-12 2005-04-12 階調変換較正方法及びこの方法を用いた階調変換較正モジュール
CNB2006100741907A CN100510951C (zh) 2005-04-12 2006-04-07 灰度变换校正方法以及使用该方法的灰度变换校正模块
US11/401,063 US7542168B2 (en) 2005-04-12 2006-04-10 Gradation conversion calibration by comparing grayscale and color chart measurements to target values and repeated correction amount calculations to tolerance values

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005114635A JP4310707B2 (ja) 2005-04-12 2005-04-12 階調変換較正方法及びこの方法を用いた階調変換較正モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006295616A JP2006295616A (ja) 2006-10-26
JP4310707B2 true JP4310707B2 (ja) 2009-08-12

Family

ID=37077580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005114635A Active JP4310707B2 (ja) 2005-04-12 2005-04-12 階調変換較正方法及びこの方法を用いた階調変換較正モジュール

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7542168B2 (ja)
JP (1) JP4310707B2 (ja)
CN (1) CN100510951C (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006308657A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Noritsu Koki Co Ltd 輝度むら調整方法及びこの方法を用いた輝度むら調整モジュール
US7701625B2 (en) * 2006-09-21 2010-04-20 Xerox Corporation Critical color tolerance guide for printers
JP4978885B2 (ja) * 2007-02-23 2012-07-18 富士ゼロックス株式会社 画像形成システム
JP2008227960A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Seiko Epson Corp 濃度補正印刷制御装置、濃度補正印刷制御方法および濃度補正印刷制御プログラムを記録した媒体
JP4411339B2 (ja) * 2007-07-31 2010-02-10 キヤノン株式会社 カラー画像形成装置およびその制御方法
JP4379508B2 (ja) * 2007-09-11 2009-12-09 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置、階調補正方法、及び階調補正プログラム
JP5229536B2 (ja) * 2008-03-21 2013-07-03 Nkワークス株式会社 光量補正方法および画像形成装置
WO2010141006A1 (en) * 2009-06-01 2010-12-09 Thomson Licensing Llc System and method for the profiling and calibration of film scanners
JP5241621B2 (ja) 2009-06-10 2013-07-17 キヤノン株式会社 画像形成装置、及び画像形成装置の制御方法
EP2456623B1 (en) * 2009-07-23 2017-12-06 Hewlett Packard Development Company, L.P. Accurate printing of a target colour
JP5615822B2 (ja) * 2009-08-21 2014-10-29 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンタおよびインクジェット印刷方法
JP5665393B2 (ja) * 2010-07-05 2015-02-04 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
US9087274B2 (en) * 2010-12-07 2015-07-21 Prosper Creative Co., Ltd. Color information processing method, color information processing apparatus, and color information processing system
JP2013192099A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び濃度補正処理方法
EP2833636B1 (en) * 2012-03-30 2017-11-08 Fujitsu Limited Color chart detection device, color chart detection method and color chart detection computer program
JP5990093B2 (ja) 2012-11-29 2016-09-07 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法ならびにプログラム
KR101969958B1 (ko) * 2012-11-30 2019-08-13 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 화상형성장치, 화상형성장치의 색상 정합 방법, 호스트 장치, 호스트 장치의 제어 방법, 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
WO2014171456A1 (ja) * 2013-04-17 2014-10-23 コニカミノルタ株式会社 画像読取装置及び画像読取装置の補正方法
JP6439495B2 (ja) * 2015-02-25 2018-12-19 富士ゼロックス株式会社 判定装置および判定方法
US9466954B1 (en) * 2015-05-29 2016-10-11 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Rack mountable power distribution units
US10131157B2 (en) * 2016-12-22 2018-11-20 Canon Finetech Nisca Inc. Image forming apparatus, recording medium and image forming system
JP2021502619A (ja) * 2017-08-31 2021-01-28 トワイン ソリューションズ リミテッド 色検出アルゴリズム
JP7314628B2 (ja) * 2019-06-05 2023-07-26 セイコーエプソン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及び、画像処理プログラム

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0937080A (ja) * 1995-07-20 1997-02-07 Canon Inc 画像処理装置及び方法
JP2000033732A (ja) 1998-07-17 2000-02-02 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録方法及び装置
JP2003094732A (ja) 2001-09-27 2003-04-03 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録装置の較正方法および画像記録装置
JP2003116017A (ja) 2001-10-04 2003-04-18 Noritsu Koki Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法
JP2003274199A (ja) 2002-03-14 2003-09-26 Fuji Photo Film Co Ltd カラー印刷画像出力装置、カラー印刷画像データ生成装置、カラーチャートおよびカラーチャートデータを記憶した記憶媒体
JP2004023740A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Canon Inc データ処理装置およびその方法、並びに、画像処理装置
JP4245312B2 (ja) * 2002-07-29 2009-03-25 シャープ株式会社 補正方法、画像形成装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体
US6968148B2 (en) * 2002-09-10 2005-11-22 Sharp Kabushiki Kaisha Image adjusting method and image forming apparatus
US7248272B2 (en) * 2002-09-25 2007-07-24 Sharp Kabushiki Kaisha Method of correcting adjustment value for image forming apparatus, image forming apparatus, and recording medium
US7069164B2 (en) * 2003-09-29 2006-06-27 Xerox Corporation Method for calibrating a marking system to maintain color output consistency across multiple printers
US7706031B2 (en) * 2005-09-30 2010-04-27 Xerox Corporation Pitch to pitch online gray balance calibration with dynamic highlight and shadow controls
US7483186B2 (en) * 2006-07-03 2009-01-27 Xerox Corporation Pitch to pitch online gray balance calibration
JP4458099B2 (ja) * 2007-02-19 2010-04-28 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置及びキャリブレーション方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20060227397A1 (en) 2006-10-12
JP2006295616A (ja) 2006-10-26
CN100510951C (zh) 2009-07-08
US7542168B2 (en) 2009-06-02
CN1847977A (zh) 2006-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4310707B2 (ja) 階調変換較正方法及びこの方法を用いた階調変換較正モジュール
US7692830B2 (en) Luminance nonuniformity adjustment method and luminance nonuniformity adjustment module using this method
US10880453B2 (en) Image processing device and method, program, recording medium, and inkjet printing system
JP4976348B2 (ja) 印刷システムのカラー印刷ジョブ出力のマッチング
US9083911B2 (en) Nozzle shading method, and an inkjet printing apparatus using same
JP2007013957A (ja) 画像形成装置較正に用いるために走査パッチを処理する方法及びシステム
US10850543B2 (en) Recording control device, recording apparatus, and recording control method
JP4424468B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび印刷制御装置
US7483045B2 (en) Printing apparatus
JP2005096307A (ja) インク劣化検出装置、インク劣化検出方法、インク劣化検出プログラムおよび印刷制御装置
JP2007043423A (ja) 画像処理方法及びその装置
JP4431980B2 (ja) 階調補正方法とその方法を用いたカラープリント装置
US6893105B2 (en) Method for printing an image from a halftone binary bitmap using multiple exposures
US7605950B2 (en) Printing apparatus
JP2007047573A (ja) 輝度むら補正方法と輝度むら補正モジュール
JP2004299112A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2004338367A (ja) 画像形成装置における出力補正方法及び画像形成装置
US20210237471A1 (en) Correction value setting method, test pattern recording method and test pattern recording device
JP7183057B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム
JP2006276166A (ja) 輝度むら調整方法及びこの方法を実施するデジタル光プリンタ
US7375855B2 (en) Image processing apparatus for converting image data by unit of multiple pixels
JP2004299109A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP2005064801A (ja) 画像形成装置
JP4378582B2 (ja) デジタル光プリンタ及びデジタル光プリンタのための輝度補正係数決定方法
JP2004299113A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090416

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090429

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

S801 Written request for registration of abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311801

ABAN Cancellation due to abandonment
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350