JP4309275B2 - フローコーティング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、連続的に移動する下地(又は支持体)(substrate)上に、液体コーティング材料の1層又はそれ以上の同時適用層をフローコーティング(又は流し塗)(curtain coating)するための方法及び装置に関し、更に詳しくはコーティングカーテンを安定化させるためのカーテンエッジガイドを含むフローコーティング方法及び装置に関する。
主として写真印画紙又は塗布フィルムの製造の分野において、フローコーティング法及び装置は広く知られ且つ用いられている。典型的には、連続ウェブ又はシートをコーティングホッパー下を連続的に移動させる。液体カーテンの形態でホッパー集成装置から1種又はそれ以上の液体組成物を供給する。
写真印画紙の製造には、比較的低粘度の、一般には約150cP(センチポアズ)未満の、たいていは約5〜約100cPの範囲の液体組成物を用いる。
写真印画紙の製造は、極めて正確な制御を必要とし、甚だしく難しい技術である。フローコーティングの実際的使用は、一方では極めて均一なコーティングの必要性に、他方では連続ウェブの形態での下地の高速コーティングの必要性に伴って生じる多くの問題をもたらす。
フローコーティングに伴って起こる多くの問題は先行技術において取り組まれ、このような問題を克服するために多くの提案がなされてきた。
下地の移動方向に垂直なその幅全体において均一なカーテン特性を有する自由落下カーテンを得ることに加えて、約150m/分より高速のコーティングに対して最もよく扱われる問題の1つは、摩擦によって未塗布下地に沿って運搬される空気によるカーテンの転位又は変形である。この空気は、移動下地と共にコーティング点(コーティング液が最初に下地と接触する位置を示す)に運搬される。カーテンコーティング法において、この位置は下地を横切るライン(line)の形を取り、動的湿潤ラインと称する。空気が摩擦によって動いている、下地近傍の領域を境界層と称する。
更にまた、コーティング液の表面張力によるカーテンの幅の収縮を防ぐために、自由落下カーテンのエッジ領域を安定化させることが重要であることが知られている。
ガイドのないカーテンに付随するもう1つの障害は、ウェブの残りの部分よりも塗布被膜厚が厚いエッジ領域が塗布ウェブ上の形成されることである。これは一般に望ましくなく、期待品質標準を満たすためには通常は均一な塗布被膜が必要であるので、コーティング層又はウェブのエッジ領域を切除又は除去し、廃棄する必要性が生じる。
このため、このような障害を克服し、下地のフローコーティングにおけるコーティング性能を高めるために多くの試みがなされた。
カーテンエッジのガイドに伴う問題の1つは、例えば特許文献1(Kondoら)に記載されている。この特許は、いわゆる「ティーポット(tea−pot)効果」又は「ティーポット現象」に端を発している。このティーポット現象は、コーティングホッパー又はダイのスライド面に沿って流下して、コーティングホッパーのリップの先端からまさに落下しようとしているコーティング溶液について観察することができる。コーティングされた液体カーテン層は、その厚さ全体におけるコーティング溶液の流速のむらのため、垂直方向には落下せず、カーテンは、ホッパーに向かって湾曲しながら落下する。Kondoらは、エッジガイドが、好ましくはティーポット現象の形状に合わせて、湾曲した断面形状を有する、コーティングカーテン用のエッジガイド手段を提供することを提案している。特許文献1では、従来の平板型エッジガイドがカーテン層を安定化させることは認められているが、これは不都合であって、平板型エッジガイドとコーティング液との間の接触域の増大によって、コーティングされた下地上に厚いエッジ層が形成されると記載されている。
特許文献2に関しては、サイド溶液(side solution)はカーテンの各末端部分に多量に蓄積し、コーティングされた下地の両端に過度に厚い層を形成するので、カーテンのエッジ領域上を流れるサイド溶液を供給することは不利である旨述べられている。
上述の後の方の問題を克服するために、特許文献3は、カーテンの幅全体の速度分布(profile)の不均一性による自由落下コーティングカーテンの乱れを減少させるために、側流(side flow)を供給用のコーティングホッパーのリップの上端及び先端領域に設けた、投与用スロットを有するコーティングカーテン用のエッジガイドを開示している。乾燥エッジガイドについては、エッジガイドに接触するエッジ領域におけるカーテンの落下速度は、エッジガイド上のカーテンエッジの摩擦及び付着によりゼロに向かうという問題が報告されている。その結果、カーテンエッジの領域の下地ウェブ上に不均一なコーティングが形成されることになる。先行技術においては、コーティングカーテンを、塗布すべき下地よりも幅の広くすること、そのために、コーティング溶液を過剰に供給することがしばしば提案された。コーティング溶液の一部が失われ且つ機械類が汚れるため、清浄作業のために製造プロセスを頻繁に中断しなければならないので、この方法は経済的に魅力がないことは言うまでもない。
特許文献3において提案された装置は、湿潤性ガイドエッジの他に、水又は水性組成物を含むことができる側流で汚染されたカーテンの最も外側のエッジ領域を切除する、ガイドエッジ下端のカッター及び吸引集成装置を含む。この最も外側のエッジ領域及び側流は、エッジガイド下端の吸引集成装置によって除去する。
更に、特許文献4から、スロットノズルからエッジガイド要素へのコーティングカーテンの供給が知られている。このエッジガイド要素は、スロットノズル集成装置と一体化されて形成されているが、くぼんでおり、エッジガイド表面に追加のコーティング液流を供給するコーティング液の側流用の出口をエッジガイド上端に更に有している。エッジガイドの傾斜が、エッジガイド下端の湿潤ラインの近くで狭くなるように落下カーテンを形成する。
更に、エッジガイドがコーティング液の温度より約15℃低い温度に保持されるように、エッジガイドの内部に冷却液を導くことが提案されている。この手段は、エッジガイド表面でコーティング組成物を凝固させないために提案されている。カーテンのエッジ領域は、カッター手段によって切除され、排出される。一実施態様においては、コーティング後の下地上にその他の部分とは異なる厚さを有するエッジ領域が形成されるのを防ぐために、残りのカーテン部分と接触しているカッター手段の表面を湾曲させて、切断手段の下方に向けてカーテンを広げることが提案されている。
特許文献5(Devineら)の開示は、切断手段及び切除エッジ部分の液体を吸い出すための真空源によってカーテンのエッジ領域を除去するための以前に提案された集成装置が、真空チャンネルを少なくとも部分的に目詰まりさせる凝固により、製造プロセスの信頼性に関して更に障害を生じるという問題に取り組んでいる。これは、コーティング組成物が骨ゼラチンのような硬化ポリマーを含み且つ真空手段の接触面が周囲温度以下の温度を有する場合には、特別な問題を引き起こすことが報告されている。Devineは、カーテンのエッジ領域からの液体が切断手段から確実に排出されるように、真空手段に直接、追加のフラッシング液を供給することを提案している。
特許文献6は、潤滑液がエッジガイド手段のほぼ全長にわたって供給されるように、多孔質層を含むカーテンエッジガイド手段及び多孔質層に関連づけて配置された潤滑液供給手段を設けることを提案している。更に詳しくは、ガイドエッジに沿ったそれぞれの位置においてカーテン落下速度と同じ速度でガイドエッジに沿って液体を供給することが提案されている。ガイドエッジの下端領域を、カーテンの中心に向けて1°〜5°だけカーテンエッジ方向に傾けられた表面を有し且つ潤滑液及びコーティングカーテンの最も外側のエッジ部分の除去を容易にするためにカーテンに向いた面上に突出している回収エッジを有する吸引スロットを最外下端に有する、容易に湿潤される固体材料から構成することが提案されている。
特許文献7(Ellermeierら)は、コーティング速度及びフローコーターの連続操作に関する主な制限因子としてコーティングカーテンの破壊を報告している。補助液によるエッジガイド又はカーテンホルダーの湿潤が、カーテンエッジ近傍の乱流に端を発する問題を克服するために最も多く提案される手段であることが報告されている。よく提案される分離装置又は切断手段は、本質的に、平らな片持ちブレードを含む。このブレードは真空ハウジングから突出し、塗布すべき下地のすぐ近くで、それに平行してカーテンの自由落下を中断させる。中断は、カーテンが下地に衝突する直前に起こる。ブレードは薄く且つ鋭利である必要がある。多数の提案によれば、それは上側で洗浄液によってすすがれる。洗浄液の流れは、コーティング領域からカーテンエッジの液をすすぎ落とす。カーテンエッジがゼラチン溶液を含む場合には、貴重なコーティング溶液は一部しか失われないが、長い運転サイクルの間にはブレードのエッジにクラストが堆積する可能性がある。これは、ゼラチン残渣によって引き起こされる。このため、ブレードは鈍くなる。鈍いブレードは、エッジ上のビードコーティングを充分には防げない。ブレードに付随する問題の1つは、ブレードの表面又はその裏面に密着する、一般に不安定な流れである。基本的には、片持ちの鋭利な刃を有するブレードは、作業者に絶えず危険を及ぼす。ブレードの洗浄は怪我を引き起こすおそれがある。更に、薄いブレードは容易に曲げられ、損傷されるので、必要な洗浄及び修繕操作のために、コーティングプロセスが中断されるおそれがある。
特許文献7は、遮断すべき、好ましくは平らなエッジガイド上に使用された湿潤液と共にカーテンのエッジ領域を水のような分離液の自由噴流によって切断すること、並びにカーテンが塗布すべき下地に到達する前に、カーテンの切断エッジ領域及びエッジガイド上に使用された任意の補助液を強力な真空手段によって排出させることを提案している。ジェット切断手段には摩耗がないこと及びコーティングプロセスの中断時に作業者の作業に危険がないことが指摘されている。
特許文献8によれば、スライドホッパーを用いるカーテンコーティング方法は、自由落下コーティングフィルムを連続走行ウェブに衝突させることによって形成されるコーティングフィルムの両端部分の塗布被膜厚のむらをなくすために、補助液を供給することを含む。補助液は、ガイドブレードとエッジガイドとの境界線からガイドプレートの方向に10mm以下離れた位置から注がれる。各ガイドブレードに注がれる補助液の流れの量は10cc/分以下である。この先行技術のガイドブレードは、スライド表面上のコーティングフィルム側に補助液が注がれるように、スライド面に関して角度Θ=10°〜80°の傾斜を有する。補助液がコーティングフィルムの中心に引き付けられてフィルムコーティングが不安定にならないように、補助液の表面張力はコーティングフィルムの表面張力よりも高い。この特許の一例によれば、補助液は2cP(センチポアズ)の粘度、37ダイン/cmの表面張力及び4cc/分の供給量を有する。補助液は、ガイドブレードとエッジガイドとの境界線から10mm以下離れた位置でガイドブレードの上面に注がれる。
特許文献9によれば、自由落下カーテンのエッジに形成された液体コーティング組成物のストライプを用いて1層又はそれ以上の液体コーティング組成物を下地にフローコーティングするためのストライプ内側縁取り方法及び装置が開示されている。この方法及び装置において、ストライプは、下地の各エッジに下地の未塗布余白部が存在するように配置されたエッジガイドによってガイドされる。液体は、下地の衝突点の近くで自由落下カーテンのエッジから除去される。この装置及び方法は特に、単位幅当たりの流速が非常に遅いフローコーティングに使用される。この装置は、ストライプとの湿潤接触を維持するためにエッジガイドから液体を送出するためのフラッシング手段を含む。ストライプ組成物は一般に、ストライプの表面張力をカーテンの最下層の上部と釣り合わせるために適当な界面活性剤が添加されたゼラチン水溶液である。増粘剤も使用できる。ストライプの粘度は最適には1〜30cP(センチポアズ)、特に5〜20cPの範囲である。ストライプの流速は、エッジガイドに沿って安定なカーテンを得ることができる最小の速度よりも大きい。ストライプの幅は少なくとも3〜10mmである。ストライプがカーテン本体と一体化させる前に、少なくとも5mmのストライプ空気界面が形成される。ストライプは、カーテン本体と一体化させる前に、ストライプが傾斜面を流下するキャビティ及びスロット集成装置によって形成される。ストライプの形成手段は、ホッパーエッジパッド上に配置されることができる。このようなパッドは、入り口と下方に向けられた計量スロットを組み込んでストライプを形成するように製造されることができる。計量スロットは、ホッパーのリップにおいて又はその近くでストライプ組成物を放出する。ストライプはまた、出口及びスライドを通して導入された潤滑流体によってエッジガイドにガイドすることができる。ストライプ流体は導管を通して供給され、潤滑流体、好ましくは水が別の導管を通して供給される。ストライプの流速は特に約1.6cc/秒であり、ストライプの粘度は8cPである。ストライプの表面は、カーテン本体と一体化させる前に縁取りされなければならない。これは、そうしないと、ストライプとカーテン本体との界面が、ストライプ流速の増加に連れて垂直方向からかなりそれるからである。
特許文献10は、カ−テンを安定化するために、補助溶液を用いるフローコーティング方法に関する。補助溶液は、溶液注入手段の各側から0.3〜3.0cc/分の流速でエッジガイドに沿って流下することになっている。補助溶液の表面張力の値は、補助溶液とコーティング溶液との混合を最小限に抑えるために、コーティング溶液の表面張力の最小値より大きいかそれと同じである。補助溶液の粘度はコーティング溶液の粘度よりも小さい。補助溶液は3重量%以下のゼラチン溶液又は水である。この装置は、補助溶液を供給する溶液注入口を有するスライドプレートを含む。補助溶液は、側板の近傍の境界へと流下する。補助溶液の流速は増大させると3cc/分まではカーテン収縮力が次第に小さくなるが、補助溶液の量が3cc/分を超えると、カーテン上の変化はなくなり、補助溶液の肥厚した水層が示されるだけである。特許文献10においては、補助溶液の注入口がカーテンより下流側に配置されるほど、効果は小さく、注入口が、カーテンの上流側のリップ又はそれより上の位置に配置される場合には、効果はより大きく、また、供給高さがコーティング溶液の高さと同じである場合には効果は最大であると述べられている。むらの部分がより少ない優れたコーティングは、3%以下のゼラチン濃度を有する補助溶液又は水を用いて実施できる。
特許文献11によれば、多層コーティングにおいて均一コーティングを形成するために高速でむらなくコーティングするためのフローコーティング方法及び装置は、コーティング溶液が流下する方向に傾斜された、補助溶液を放出するための出口の中心線を含む。出口中心線と水平線との角度は30度以内である。出口は、直径0.4〜1.5mmの円形直径部を有する。各出口から放出される補助溶液の量は3〜8cc/分である。補助溶液を放出するための1対の出口が、自由落下カーテンの各エッジ部分に沿った、ホッパーリップから下方へ一定距離の位置に配置される。この一定距離は0.1〜1.5mmである。補助溶液の供給圧は、自由落下カーテンの幅方向に加えられる。補助溶液としては、水、又は水とメタノール、又は水、メタノール及びゼラチンを含む溶液を使用できる。
特許文献12は、フローコーティング装置並びにフローコーティング装置用の送出装置及び潤滑液を開示している。デュアルワイヤ(dual wire)エッジガイドに、フローコーティング中に定常波を形成することなく、循環液が供給され、むらがなくされる。潤滑及びフラッシング液は、カーテンの面に平行な面に軸が位置する、断面積が一定の、まっすぐで水平な導管を通して供給される。導管の出口は、デュアルワイヤとほんのわずかに接触している。出口の幅は約2〜4mmである。実質的にホッパーリップに垂直な垂直面に位置する潤滑液の出口を取り囲んで、下に向かって次第に細くなり、ホッパーリップから約1cmの所で終了するランドが設けられる。潤滑液の流速は0.3〜0.5cc/秒であることができ、潤滑液は水又はコーティング組成物用の溶剤であることができる。
フローコーティング法の使用に付随する、特に速いコーティング速度でのフローコーティング法に付随する障害及び問題を克服するために先行技術において多くの取り組みがなされたが、フローコーティング法の質及びコストパフォーマンスに影響を与える、特に連続紙ウェブ下地の高速フローコーティングに関する障害が依然として残っている。
US 5,895,687 Japanese Patent Application Open to Public Inspection No.99668/1989 EP 0 740 197 Al DE 197 35 588 Al US 5,763,013 EP 0 907 103 Al US 5,906,865 EP 0 567 071 Al EP 0 649 054 Al EP 0 850 696 A2 EP 0 930 530 A2 US 5,976,251
従って、本発明の目的は、フローコーティング装置、特に連続紙ウェブ下地の高速フローコーティング装置であって、動的湿潤ライン(dynamic wetting line)において前記下地と衝突する自由落下カーテンの形態で1種又はそれ以上の液体コーティング材料を供給するホッパー集成装置を具備し;エッジガイド要素が両側に配置され;各要素が、前記カーテンの方に向けられたその面の少なくとも1つの接触域を有し;前記接触域が、前記エッジガイド要素の長手方向に伸びる多数の溝及びリブを有する装置を提供することにある。
簡潔に言うと、これらの及び他の特徴、目的及び利点は、紙ウェブのような移動下地のフローコーティング方法であって、前記下地を、動的湿潤ラインにおいて前記下地と衝突する自由落下カーテンの形態で1種又はそれ以上の液体コーティング材料を供給するホッパー集成装置の下方において移動させ;コーティングカーテン内における定常波の形成を防ぐと共に、補助液を乱さずに供給でき、且つエッジガイドの汚れを防ぎながら補助液をほとんど完全に除去できるように、改良されたエッジガイド要素を用いる方法を提供することによって達成される。本発明に従って側面及びカーテンエッジガイドによって達成される別の改良は、カーテンエッジガイドにおける落下速度の増加、コーティングフィルム空気連行のエッジ領域における湿潤乱れの防止、Marangoni効果(表面張力の低い方から高い方への勾配が材料を移動させる)によってもたらされるコーティングフィルムの凹凸の形成の防止、及び多層コーティング中のエッジガイドに関するティーポット効果(垂直軌道からかなり逸れる可能性のある液体カーテンの湾曲軌道)の減少である。
本発明の好ましい実施態様において、フローコーター用の各エッジガイドは、コーティングカーテンの方に向いたその面の少なくとも1つの接触域を有し、前記接触域は湿潤性能を改良するために、各エッジガイドの長手方向に伸びる多数の溝及びリブを有する。
この溝及びリブによって、コーティングカーテンはより平らに保持され、波状運動をさせることなく、移動ウェブの幅方向においてカーテンの幅全体にわたってまっすぐにより良く保持されることができる。
より好ましくは、リブ付き領域は少なくとも10mmの幅を有し、且つ/又は溝は互いに約0.5mm離れて配置され、リブの上面は互いに約0.5mm離れて配置される。好ましくは、溝を形成する面の主要部分は、互いに約90度の角度で傾斜している。
本発明によれば、突起が、エッジガイドの長手方向を横切った両側にリブ付き接触域に隣接して配置され、更に好ましくは、突出面領域が突起上に配置され、前記突出面領域は本質的に磨き上げられている。磨き上げられた突出面領域は、補助液の湿潤領域を限定し、且つ/又は突出面領域がいずれの液体によって湿潤されないようにし、その結果、こぼれ屑が形成される可能性、従ってコーティングカーテンの乱れを減少させる。
別の好ましい実施態様において、エッジガイドは、エッジガイドの下端にできるだけ近い位置に、好ましくはスロット又はくぼみの形状の吸引開口部を有し、好ましくは下端の、下地ウェブの近傍に位置する湿潤流体又は補助流体を除去するために接触域にスムーズに一体化される。
更に好ましい実施態様において、各エッジガイド要素は、カーテンコーターのホッパースライドのエッジガイドとワンピース(one piece)に設計されおり、これによりコーティングフィルム及び/又は補助液と接触するように設計された両エッジガイドの表面が、コーティングフィルム及び/又は補助液の流れを乱して流体中に乱流を生じる突起又はくぼみを用いることなく、一般にぴったりと合う。
図1は、先行技術から知られているフローコーターの主要分であって、本発明に係る改良方法及び装置に一般的に関連した部分を示す。従来型のカーテンコーターは、塗布すべき下地として分離シート又は連続ウェブ12を前進させるための、好ましくはバッキングローラー(図示せず)の形態の手段を有する。ウェブ12は、紙であることができ、バッキングローラーに沿ってフローコーター中を前進する。
ホッパー手段14はバッキングローラーのほぼ上方に配置される。種々の形態のホッパー手段14が知られ、一般には、リッド又は任意の他の適当な手段の上を前進させられた距離にわたって自由落下するコーティング液18のカーテン16を供給する。コーティングカーテン16は、重力によって下地12に向かって移動させられ、下地12の移動方向にほぼ垂直なラインに沿って下地ウェブ12に衝突する。このラインは、リッドのほぼ下方にあるが、動いている場合には下地ウェブ12に対して移動するので、動的湿潤ライン22と称される。
コーティングフィルム18は、いくつかの異なる液体層を含むことでき、多層コーティングフィルム18の場合には、1個又はそれ以上のスロット型開口部10を通して、コーティングホッパー14のいわゆるスライド20上に供給される。
本発明においては、下地ウェブ12の方向に向いているコーティングフィルム18の領域を下流と称し、スロット10の方向に向いているコーティングフィルム18を上流と称する。
スライド幅は、一般的にコーティングフィルム18の幅を規定するスライドエッジガイド22によって限定される。スライドエッジガイド22の下流に、一般的にはコーティングカーテンが自由落下する距離に沿って、カーテンエッジガイド24が設けられて、コーティングカーテン16が下地ウェブ12に衝突するまでコーティングカーテン16を支える。
図2については、カーテンエッジガイド24は、対応するスライドエッジガイド22にスムーズに装着するための取り付け部26を含む。好ましくは、ウェブ12上のコーティングに縦すじなどを生じることもあり得る流体中の全ての乱流が防がれるように、コーティングフィルム及び/又は全ての補助液の流れを乱す突起やくぼみのない平面接続部を、エッジガイド22及び24のいずれの表面も形成するようにして、ホッパースライドエッジガイド22をスムーズに装着するために、28によって示される接触域が形成される。
エッジガイド22と24との間に補助液を供給するために、スライドエッジガイド22及び/又はカーテンエッジガイド24中に設けられたくぼみ及びコーティングフィルム18は、エッジガイド24のリブ付き接触域30に流れ込む。リブ付き接触域30は、カーテンエッジガイド24に沿って配列された、図6の拡大図に示されるような多数の溝32及びリブ34を有する。接触域30は、コーティングカーテン16が下地12に向かって自由落下している間にコーティングカーテン16をガイドし且つ支えるように、従って、カーテン16を可能な限り均一に保つために設ける。
カーテンエッジガイド24の下端40は、連続ウェブ12が水平面に向かって傾斜する動的湿潤ラインの近くにおいて下地ウェブ12の表面に触れるように、図3に示されるように、カーテンエッジガイド24の長手方向延長線に関して垂直以外の角度で形成されることができる。
好ましい実施態様において、リブ付き領域30は、幅が少なくとも10mm、より好ましくは約12mmである。互いに約0.5mm離れて配置された溝32と互いに約0.5mm離れて配置されたリブ34の上面を有する集成装置は優れた湿潤性能を与えるので、エッジガイド24によってガイドされるカーテンエッジとカーテン16の中心との速度差が最小になり、従って、コーティングの質が改良されることが判明した。互いに約90度の角度で溝32を形成する表面の主要部分を配置すると優れた性能が示されることが更に判明した。
突起36は、リブ付き接触域30に隣接して配置され、コーティング液又は補助液の湿潤領域を接触域30に限定する。好ましくは、突起36上の突出面領域38はぴかぴかに磨き上げられて、補助液又はコーティング液18によって表面領域38が湿潤されないようにされ、その結果、コーティングカーテン16中に衝撃を生じる、従って、コーティングされたウェブ12に縦すじを生じるおそれがあるこぼれ屑の危険が減少される。
図4及び5に示されるカーテンエッジガイド24の最下端40には、接触域30を流下する全ての補助液を除去するための真空装置に接続するための開口部46を有するチャンネル44に連絡される吸引スロットを形成するために、くぼみ42が配置される。
吸引スロット又はくぼみ42は、接触域30の全幅のわたって広がる。コーティング性能を最適にするために、吸引開口部42は下地ウェブ12の近傍に配置される。吸引くぼみ42は、補助液をほぼ完全に除去するための突起やくぼみなどのない接触域30にスムーズに一体化される。約0.1〜約1mmの開口部を有する吸引スロット42を形成するためのカバープレートを取り付けるために、ネジ穴50を設けることができる。
本発明を好ましい実施例に関して説明したが、本発明にはこの開示の精神及び範囲内で更に変更を加えることができる。従って、本発明は、本発明の一般原則を用いた本発明の変形、使用、又は応用を全て網羅するものとする。更に、本発明は、本発明に関する「請求の範囲」の範囲に含まれる、本発明が関連する技術分野における周知の又は従来通りのやり方の範囲内の、本発明の開示からの逸脱も網羅するものとする。
先行技術から知られているカーテンコーター集成装置の概略を示す略図である。 コーティングカーテン用のカ−テンコーターエッジガイド集成装置の斜視図である。 リブ付き領域側を上にして見たエッジガイドの部分側面図である。 吸引開口部を示すエッジガイドの底面図である。 図4に示したエッジガイドの下端の部分斜視図である。 リブ付き接触域の本質を示す、図4のXの部分の拡大図である。

Claims (14)

  1. 動的湿潤ラインにおいて連続紙ウェブ下地と衝突する自由落下カーテンの形態で1種又はそれ以上の液体コーティング材料を供給するホッパー手段を具備するフローコーティング用装置であって、両側のエッジガイド要素が、湿潤液又は補助液を供給するように、配置され、そしてその各要素が、前記カーテンの方に向けられたその面の少なくとも1つの接触域を有し、その接触域が前記エッジガイド要素の長手方向に伸びる多数の溝及びリブを有し、そして前記エッジガイド要素の長手方向を横切った両側のリブ付き接触域に隣接して突起が配置されたフローコーティング装置。
  2. 前記突起上に突出面領域が配置され、その突出面領域が磨き上げられている請求項1に記載の装置。
  3. 前記エッジガイド要素が、エッジガイド要素の下端の領域に、湿潤液又は補助液を除去する吸引開口部を有する請求項1に記載の装置。
  4. 前記エッジガイド要素が、それぞれ、コーティングフィルム及び/又は補助液と接触するように設計された両エッジガイドの表面が、コーティングフィルム及び/又は補助液の流れを乱して液体中に乱流を生ぜしめる突起又はくぼみを用いることなく、ぴったりと合うように、フローコーターのホッパースライドのエッジガイドとワンピースになるように設計されている請求項1に記載の装置。
  5. 各吸引開口部が、接触域を流下する補助液を除去する真空装置に接続する開口部を有するチャンネルに連絡された吸引スロットを形成するくぼみとして、配置されている請求項3に記載の装置。
  6. 前記くぼみが接触域の全幅にわたって広がる請求項5に記載の装置。
  7. 前記くぼみ又は吸引開口部が下地ウェブの近傍に配置された請求項6に記載の装置。
  8. 前記くぼみが、突起を用いることなく、接触域中にスムーズに一体化されている請求項5に記載の装置。
  9. 吸引スロット又はくぼみを形成するカバープレートを取り付けるためのネジ穴を各エッジガイド手段中に設けた請求項5に記載の装置。
  10. カバープレートとエッジガイド手段との間に0.1〜1mmの開口部が設けられた請求項9に記載の装置。
  11. 前記リブ付き領域が少なくとも10mmの幅を有し、且つ/又は溝が互いに0.5mm離れて配置された請求項1に記載の装置。
  12. リブの上面が互いに0.5mm離れて配置された請求項11に記載の装置。
  13. 溝を形成する面の本質部分が互いに90度の角度で傾斜している請求項1に記載の装置。
  14. 各エッジガイド手段の下端が前記エッジガイド要素の長手方向延長線に対して垂直以外の角度で形成された請求項1に記載の装置。
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