JP4071340B2 - カーテンコーティング用のエッジ除去装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、コーティング装置、特に、複数の層のカーテンコーティング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カーテンコーティング型のコーティング装置において、移動する支持体のコーティングは、コーティング用液体の自由に流下するカーテンを移動する支持体上に接触させて(または当てて)支持体上に層を形成することによって行われている。米国特許第3,508,947号に装置が記載及び使用されており、そこでは複数の別々の層を有する多層複合体をスライド・ホッパー上に形成し、対象物又は移動する支持体上に接触させ、支持体上に被覆層を形成している。米国特許第3,508,947号は、特に、多層写真材料、たとえば、写真用のフィルム及び印画紙(感光紙)などの製造に関連するものである。
【0003】
写真製品のコーティングにおいて、カーテンのエッジ部を拘束して、カーテンの幅が狭くなること、及びコーティング部の幅が狭くなるのを防止することが必要とされている。カーテンのエッジ部をフィルム又はペーパー基材のエッジ部の内側に位置させることが望ましく、本明細書においてこれをインターナル・エッジング(internal edging)と称する。基材より幅広くカーテンを維持して基材のエッジを被膜するよりも、インターナル・エッジングの方が好ましい。しかしながら、エッジ・ガイドは連続した表面であり、それにより生じる抵抗のためにコーティング液体の流れは遅くなる。この速度低下の結果、エッジ部の近くで得られる最大コーティング速度は大きな不利益を受ける。従来技術は、水又は他の低粘性液体の潤滑用バンドを、エッジ・ガイドに沿って導入して抗力を減らし、カーテンにおけるコーティング用溶液の速度を増大させることを教示している。この水の層又は低粘性液体のバンドは、しかしながら、許容しうるコーティング自由度及び品質を維持し、エッジの乾燥の速度における不利益を防止するために、除去する必要がある。潤滑用バンドの除去において、高速でのコーティングを所望する場合には、コーティング用液体の速度をエッジの近くにおいて低下させてはならない。この従来技術は、潤滑用水を除去する手段として、吸引(または減圧)源に接続される垂直方向のスリットをエッジ・ガイドの底部において用いることを教示している。このことは、米国特許4,830,887号に記載されており、この特許を参照することによって本明細書に引用する。この技術は、潤滑層を取り除く際にコーティング用液体の温度を下げる傾向があり、従って、エッジ分において達成し得るコーティング速度の最大値が低下する。また、潤滑用液体の一部がスリットを越えて流れ出し、捕捉されないことも起こり得る。
【0004】
従って、エッジ・ガイドの近くでコーティング用液体の度を下げる機会をほとんど与えずに、潤滑用液体を極めて迅速に除去することが望まれている。これによって流下するカーテンにおけるコーティング用液体の運動量が最大となり、従って、使用する特定の層の粘度及び流量に対して達成されるコーティング速度が最大となる。潤滑用液体の完全な除去を確実に行うことも望まれている。
【0005】
米国特許第5,395,660号には、カーテンコーティング操作においてカーテンのエッジ部及び/又は液体の潤滑用バンドを除去するための方法及び装置が記載されている。これは、潤滑用液体及び、場合によっては、カーテンの隣接する幅の狭い部分を薄い連続したブレード上に流下させることによって達成される。ブレードに当たる潤滑用液体及びカーテンは、その後吸引されて除かれる。これによって、流下するカーテンのエッジ・バンドを除去することに起因する速度の低下をほとんど又は全く伴うことなく、残りのカーテンはコーティングを行うことができる。
【0006】
本発明は、米国特許第5,395,660号の発明を改良したものである。
米国特許第5,395,660号に記載されているように、従来技術は、エッジ・ガイドにホッパー・リップと支持体との間において自由に流下させるカーテンの幅を保たせることを教示している。従来技術は、また、エッジ・ガイドに隣接させて潤滑用液体を使用すること、並びにコーティングの直前にこの潤滑用液体及びコーティング組成物の隣接する部分を迅速に取り除くことも教示している。潤滑用液体は、エッジ・ガイドをフラッシュ(flush)(またはフラッシング)して(または洗い流して)エッジ・ガイドの表面にコーティング組成物が付着しないようにする機能も果たしている。従って、エッジ・ガイド潤滑用液体はエッジ・ガイド・フラッシング液体とも称することができる。さえぎり(またはインターセプション(interception))は支持体の接近して配されている連続のブレードによっても行われ、さえぎられた液体は吸引により除かれる。吸引は、さえぎる液体の幅にほぼ等しい又はそれを越える幅を有し、カーテンに小さな間隔をおいて配されるスロットによって行うことができる。ブレード及びスロットは併せて、エッジ・ガイドに取り付けられる吸引(または減圧)ブロックと称することもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
固化する傾向を有するコーティング液体は、吸引ブロックの内側及び外側表面に付着して閉塞を生じ得るということが見出されている。このような付着物は、ブレードによってさえぎられるカーテンの部分の取り出しにおいて装置の効率を低下させ、最終的には装置を完全に詰まらせることもある。従って、過剰なコーティング組成物及び場合によってエッジ・ガイド・フラッシング液体は支持体の上に付着する。従って、コーティングのエッジ部は乾燥せず、支持体移送要素(または手段)を汚染し、エッジ部にて互いに付着したコーティングされた支持体の巻回ロールを生じるという問題を引き起こし得る。
【0008】
コーティング組成物が硬化性ポリマー、たとえば骨ゼラチンを含む場合、吸引ブロックの表面において周囲温度以下にて固化が起こり得る。吸引スロットの中に吸い込まれる空気が膨張する際に、その空気は周囲の表面を冷却して、温度を少なくとも数度低下させる。従って、ブロックに接触するコーティング組成物が固化することがある。
【0009】
コーティング組成物が架橋反応を起こす場合、吸引ブロックの接触している表面上でこの反応が進行することによって固化が起こりうる。写真材料の製品を製造する際、コーティング組成物はゼラチンポリマー及び架橋剤又は硬化剤を含み得る。この反応速度は、反応物質の濃度と共に増大する。
【0010】
コーティング組成物が、1種又はそれ以上の揮発性成分を含有ており、続いて乾燥器にて蒸発させる場合、コーティングされた表面からの蒸発によって固化が起こり得る。水は一般的な揮発性成分である。一般的な溶剤、例えばアセトン又はアルコールは水よりも揮発性が高い。
【0011】
詰まりを引き起こすメカニズムが何であれ、従来技術の吸引ブロックの外側及び内側表面に付着物が形成されることが見出された。この付着物は、ブレードによってさえぎられるカーテンの部分の取り出しにおいて装置の効率を低下させて、最終的には装置を完全に閉塞し得る。このように過剰なコーティング組成物及び場合によってエッジ・ガイド・フラッシング液体がウェブ(または支持体)の上に付着する。従って、コーティングのエッジ部は乾かずに、ウェブの移送要素が汚れること及び被覆ウェブの巻回ロールがエッジ部で互いに付着することというような問題を引き起こし得る。
【0012】
吸引ブロックの中に吸い込まれる高速の空気は表面を削り取るように吸い込まれるので、付着物が形成されるということは驚くべきことである。固化の時間は、コーティング組成物が吸引ブロックに接触し得る短い時間と比べると長いと考えられる。更に、さえぎったコーティング組成物と共に吸引ブロックの中に引き込まれるエッジ・ガイド・フラッシング液体は、吸引ブロックの表面をフラッシュすると考えられる。
【0013】
しかしながら、実際には、閉塞が起こる傾向がある。コーティング組成物の性質に応じて、吸引ブロックの除去効率を低下させ、コーティング操作を停止させ得る部分的閉塞は1時間程度の短時間で生じ得る。場合によっては、何日間にもわたる連続コーティングが所望されることがある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、従来技術における吸引ブロックの詰まり(またはよごれ)や閉塞の問題を解決するものである。詰まりは、ブロックにおいて固化したコーティング組成物を意味する。
【0015】
フラッシング液体が取り込まれた液体を大きな割合で有する場合であっても、コーティング組成物がブレードによってさえぎられる程度を最小にすることにより、故障に至る機会を減らし得るということが見出されている。さえぎられたコーティング組成物は廃棄物となるので、さえぎられるカーテン液体の量を最小とすることは経済的に魅力のあるものである。
【0016】
詰まりを減らし、運転時間を延長する新しい方法が見出された。それは、同じ吸引環境及びスロット高さを維持しながら、空気のフローパターンを変える幾何学的(または構造的)変更を実施することに関する。この結果は、流入する空気の温度及び速度は影響を受けないので、驚ろくべきことである。
【0017】
従来技術を示す図1において、吸引スロットはカーテンから等しく約1mmの間隔をおいて設けられている。図2において示す改良策は3つの手段を含んでいる。吸引スロットは、カーテンの面に対して実質的に角度β(好ましくは10〜50゜の範囲)にて設けられており、ブレードのエッジ部に近づくにつれてスロットとカーテンの間の間隔が増大する。2番目の手段は、エッジ・ガイドを吸引ブロックの垂直面と接触させ、外側からスロットへの空気のアクセスを防止する(またはブロックする)ものである。3番目の手段は、吸引スロットの末端がブレードのエッジ部に達しないようにすることである。これらの手段は、スロットを取り囲むブロック面に付着物が形成されないように維持する作用を有する。場合によっては、それでも吸引スロットの内側表面にいくらかの線状の付着物が生じることがあり得る。
【0018】
この付着物は、通常、スロットから内側に小さな距離の部分にてスロット断面の周囲の全体又は多くの部分に線状に延びるような外観を有する。スロットの内側の線状の付着物は、外側の付着物よりもゆっくりと形成されるが、十分な時間が経過すると、蓄積してスロットの吸引能力に著しい低下を生じさせ得る。そのような場合には、上述した事項に加えて、さえぎられたコーティング組成物を包含するようにエッジ・ガイド・フラッシング液体又は追加的に供給するフラッシング液体を供給(または分配)することもできる。このようなフラッシング液体の供給は、吸引ブロックの外側表面及びブレードの上側表面に溝を形成することによって達成し得る。スロットの上側表面については、場合によっては、スロット入口近くのスロットの上側表面に出口を有する導管によって、エッジ・ガイド・フラッシング液体に加えて、フラッシング液体を直接的に供給することができる。いずれの場合にも、さえぎられるコーティング組成物と吸引スロットの内側表面との間においてフラッシング液体(例えば水)はスロット内側のコーティング組成物の線状付着物の形成を防止する。
【0019】
上述のことに加えて、図3に示すように追加的なフラッシング液体を供給することもできる。少なくとも1つの水用の溝をブレードに設けて(例えば切り込んで)、外部の供給源からスロットの入口部のブレード表面へ水と一緒に供給する。この溝は、フラッシング液体を、スロット入口のブレード表面の全体又は一部へ運ぶ。溝は少なくともカーテン及びブレードの見掛け上の交差部の線まで延びていることが好ましい。同様に、外側に設けられる溝は、外部の供給源からスロットの内側及び上側へフラッシング液体を運ぶように構成することができる。より直接的な別法では、図4に示すようにスロットの上側表面に終端がくるように吸引ブロック内に導管を形成する。導管の出口は、スロットの上側表面の一部又は全体にわたる。出口部はスロット入口の近く(約0.05インチ以内の範囲)にあることが必要であり、そうでなければスロット入口と出口との間に詰まりが生じうる。この理由から、出口部の形状は図4に示すように四角形にすることが好ましい。この導管の主たる利点は、フラッシング液体の十分な捕捉が確保されることである。
【0020】
重力及び毛細管現象による吸い上げ作用によって、溝はフラッシング液体で満たされる。重力を利用することができるように、溝は下向きの傾斜を有することが好ましい。毛細管現象による吸い上げ作用が促進されるように、溝は幅が狭く四角形の断面を有することが好ましい。そのような溝における毛細管現象による吸い上げ作用は、フラッシング液体が垂直方向上向きであっても運ばれ得る程強いが、下向き傾斜の方が好ましい。
他の追加の目的、利点及び可能性と共に本発明をより良好に理解するために、図面及び本発明の説明に関連して以下の詳細な説明及び特許請求の範囲を参照できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、米国特許第5,395,660号に開示されている従来技術のカーテン10及びエッジ・ガイド11の下側部分を示している。エッジ・ガイドはホッパー・リップ(図示せず)から被覆すべき支持体12までカーテンの幅を保持している。図1に示すワイヤエッジ・ガイドでは、ピン13によって張力及び位置が保持されている。潤滑用液体のバンド26はエッジ・ガイドに隣接しており、支持体の被覆前に除去することが好ましい。潤滑用液体及び隣接するコーティング組成物のバンド(帯)は支持体の近くに配される切れ目のないブレード15によってさえぎられる。そしてブレードに隣接し、吸引(または減圧)入口17につながるスロット16によって除去される。吸引(または減圧)スロット16への入口部は、約1mmの間隔をおいてカーテンに対して平行に延びている。ブレード、スロット及び吸引入口部を有する装置は、エッジ・ガイドから取り外すことができ、これを吸引(または減圧)ブロック18と称する。
【0022】
発明者は、吸引ブロックの内側表面及び外側表面の詰まりを減らし、運転時間を延長させる方法を見出した。その方法は、吸引環境及びスロット高さを同様に維持しながら、空気のフロー・パターンを変える幾何学的(または構造的)変更を行うものである。流入する空気の温度及び速度は影響を受けることがないので、この結果は驚くべきものである。
【0023】
図2に示す方法には、3つの処置(または手段)が含まれる。吸引スロット(例えば細長い開口部)16はカーテン10の面に対して実質的に角度β(10〜50゜の範囲)にて設けられており、従ってスロットとカーテンとの間隔はブレード15のエッジに接近する程増大する。2番目の処置は、エッジ・ガイド11を吸引ブロックの垂直面19に接触させて、スロット16への外側からの空気の流入をカーテン及びエッジ・ガイドによって防止する(または遮断する)というものである。3番目の処置は、吸引スロット16がブレードのエッジ部に達する前に終端しているというものである。これらの処置は、スロットを包囲するブロック面に付着(または蓄積)物が形成されないように維持するという目に見える効果を有している。そのような付着物が生じると、スロット入口部を覆ったり、又はスロットの中に入り込み、ブレードによってさえぎられる液体を部分的に若しくは完全にブロックしたりする事態が生じ得る。
【0024】
幾何学的形態を変更することによって、吸引スロットの外側表面における付着物の形成を防止し、それによって吸引スロットを最終的に覆ったり塞さいだりする付着物の形成を防止する機構は十分には判らない。変更されたエアーフロー(空気流)が、エッジ・ガイド・フラッシング液体(エッジ・ガイドを流れる液体)をそのスキン部のコーティング組成物と共に、吸引スロットを通してより直接的に取り込むと考えられる。エッジ・ガイド・フラッシング液体は吸引スロットの外側においてブレード表面には接触しないが、空気ストリームによってスロットの中に直接流れ込むと考えられる。同様に、エッジ・ガイド・フラッシング液体は、吸引スロットの外側表面に接触するが、その長さはわずかである。その長さ部分はエッジ・ガイドに隣接すると考えられ、フラッシング液体の流れは垂直下向きでスロット内に入り、コーティング組成物のスキン部は妨げられることなくスロットの中に運ばれる。
【0025】
特に好ましい態様は、本出願と同日に同出願人により日本出願された発明の名称「空気フローブロッキング手段を含むカーテンコーティング用のエッジ除去装置」と題する発明と組み合わせた本発明である。これには、エッジ・ガイド・フラッシング液体を再分配してコーティング用液体のさえぎられた部分を包囲するようすることが含まれ、エッジ・ガイド・フラッシング液体がブレード及びスロットの面の両者を濡らす(湿潤化する)状態で接触することが必要とされる。湿潤化は吸引ブロック18の垂直面19をフラッシング液体が流れるエッジ・ガイド11に、図3、4及び5に示すように接触させることによって達成される。湿潤化接触の領域から、スロット面21及びブレード15表面に溝(またはチャンネル)20が設けられ、フラッシング液体を運んで、ブレードによりさえぎられるコーティング液体を包囲するようにする。図4に示すように、少なくとも1つの溝はブレードへ至り、スロット入口の一部又は全体と交差するように延びているブレードの少なくとも1つの溝とつながる。このようにして、フラッシング液体は、ブレード表面とさえぎられるコーティング液体の対向面との間に入る。図3に示すように、スロット面21には少なくとも1つの他の溝が設けられ、スロット入口の上側エッジ部に至る。このようにしてエッジ・ガイド・フラッシング液体の一部は、スロット22の内部上側表面の全体又はある部分並びにブレード・エッジ23の近くの部分の側方表面に送られる。このようにして、フラッシング液体は、スロットのこれらの表面と、さえぎられるコーティング液体の対向する面との間に導かれる。
【0026】
エッジ・ガイド・フラッシング液体を再分配する代わりに、図6に示すように、追加のフラッシング液体を供給することもできる。フラッシング液体は吸引ブロック18内の入口部24に供給され、ブレードに切り込まれた少なくとも1つの溝20へ供給される。スロット16の入口部においてこれらの溝は、フラッシング液体をブレード表面へ供給する。溝は、少なくともカーテン10とブレード15との見掛け上の交差部分の線まで延びているのが好ましい。同様に、外部から供給される少なくとも1つの溝はフラッシング液体をスロット16の内側の側方23及び上側22へ運ぶように構成することもできる。より直接的な代替策として、スロット16の場合と同様に、吸引ブロック内にスロットの上側表面に出口26を有する導管25を形成することができる。出口は、スロット入口に約0.050インチ以内の範囲で接近していることも必要であり、そうでない場合にはスロット入口部と出口との間に詰まりが生じ得る。このため、出口の形状は図7に示すように四角形の形状にすることができる。この導管の主たる利点は、フラッシング液体の十分な捕捉が確保されるということである。
【0027】
重力及び毛細管現象の吸い上げ作用によって、溝はフラッシング液体によって満たされる。溝は重力を利用すべく下方に傾斜させることが好ましい。毛細管現象による吸い上げ作用を向上させるために、溝は幅が狭く、四角形状の断面を有することが好ましい。そのような溝における毛細管現象による吸い上げ作用は非常に強い場合には、フラッシング液体を垂直方向上向きに運ぶことさえも可能であるが、下向きに傾斜させることが好ましい。
【0028】
好ましい態様は、図2に示すような幾何学的構造に改良を加えたものであり、エッジ・ガイド・フラッシング液体又は追加的な供給手段から供給されるフラッシング水分配手段と組み合わせるともできる。好ましい態様の例を図3〜7に示す。
【0029】
実施例1
エッジ部液体除去装置表面に付着して固化するコーティング物質の量を減らすか又は付着を防止することに関して、従来技術に優る本発明の利点を以下の実施例により説明する。液体カーテンは、スライドホッパー手段によって形成した。液体カーテンは、ゼラチン、染料、界面活性剤及び硬化剤の水溶液からなっていた。溶液はゼラチンの15重量%溶液であった。流下式カーテンの温度にて行ったレオロジー的分析により、わずか130分の時間の経過後にゼラチンが完全に固化したと認められる程度までゼラチンが架橋するように硬化剤とゼラチンが反応したことが示された。このことは、固化速度を通常の操作条件にて実質的に促進したことを示しており、それによって比較的短い時間にてエッジ液体除去装置上の固化して付着するコーティング物質の傾向を見積もることができる。液体カーテンの粘度は70センチポイズであって、流量はカーテン幅1cm当たり毎秒1.3cm3であった。
【0030】
カーテンは垂直な各エッジ部において、一対のワイヤーによって固定した。この種類のエッジ・ガイドは米国特許第5,328,726号に記載されている。エッジ・ガイド・フラッシング液体は、毎分30cm3にて流れる水であった。2種の異なるエッジ液体除去装置を使用した。1つは図1に示す従来技術のもののように、ブレード及びスロットの配置に関して、スロットがカーテンの面に対して平行となるようにするものであった。スロットは、カーテンから均一に約1mmの間隔をおいて離されて配されており、ブレードのエッジ部にて終わるようになっていた。他方のエッジ液体除去装置は、図2に示すような本発明に従うものであって、スロットはカーテンの面から30゜の角度に設定されており、スロットはブレードのエッジ部から約0.040インチのところで終わるようになっていた。いずれのエッジ液体除去装置も、エッジ・ガイド・フラッシング水を含めて自由に流下するカーテンの約0.125インチの部分をさえぎった。
【0031】
従来技術のエッジ液体除去装置の場合、固化したコーティング組成物はほとんど直ちにスロットの上側表面に付着したことが観察された。スロットの上部で固化したコーティング組成物の量は時間と共に急速に増加した。1時間経過後、スロットの上部には固化したコーティング組成物が大量に付着した。更に、この付着物は、それ自体がスロットの中に垂れ下がって、スロットに実質的な閉塞を生じさせる傾向を有することが観察された。本発明のエッジ液体除去装置の場合は、スロットの上部に固化して付着するコーティング組成物は実質的に見られなかった。スロットの内側周囲にわずかな環状に固化した物質がわずかに存在するのみであり、その量は従来技術におけるエッジ液体除去装置に固化して付着した物質の量と比べて実質的に非常に少なかった。
【0032】
実施例2
本発明の好ましい態様のエッジ液体除去装置を、従来技術(米国特許第5,393,660号)のエッジ液体除去装置(吸引ブロックを有するもの)の性能と比較する試験を行った。液体カーテンは、スライドホッパーによって形成した。液体カーテンは、ゼラチン、染料、界面活性剤及び硬化剤の水溶液からなるものであった。溶液はゼラチンの15重量%溶液であった。流下式カーテンの温度にて測定した粘度測定の結果、硬化剤とゼラチンとの反応は、約130分の時間の経過後にゼラチンが固化したと認められる程度までゼラチンが架橋するようなものであったことが示された。液体カーテンの粘度は74センチポイズであり、流量はカーテン幅1cmあたり1.3cc/secであった。
【0033】
カーテンは、垂直な各エッジ部において一対のワイヤによって固定した。この種のエッジ・ガイドは米国特許第5,328,726号に記載されている。エッジ・ガイド・フラッシング液体は30cc/minの流量の水であった。
カーテンの1つの垂直なエッジ部において従来技術におけるエッジ液体除去装置を用いた。もう一方の垂直エッジ部においては、図3に示しており、既に説明しているような本発明のエッジ液体除去装置を用いた。フラッシュ液体供給(または分配)手段は、エッジ・ガイド・フラッシング水と湿潤状態で接触するスロットの上部及びブレードの中に横断方向に設けられた溝からなっていた。スロットの上方の溝は、0.020インチの深さ及び0.032インチの幅を有していた。ブレードの溝は、スロット入口部の境界部において、0.015インチの深さ及び0.050インチの幅を有していた。
【0034】
いずれのエッジ液体除去装置も、エッジ・ガイド・フラッシング水を含めて自由に流下するカーテンの約0.125インチの部分をさえぎった。エッジ液体除去装置はいずれも、同様の導管及び取付装置によって共通の吸引源に接続されていた。2つの装置についての吸引(減圧)のレベルは、初期状態で、別々の空気放出バルブによって大気圧以下の130インチ−H2O(水柱)に設定されていた。
【0035】
実験の開始時において、2つのエッジ液体除去装置を水でリンスした。実験を開始して2時間後、流下式カーテン除去に関して、従来技術のエッジ液体除去装置の効率が低下したことが観察された。ブレードによってさえぎられるコーティング組成物の量の低下が見られた。本発明のエッジ液体除去装置の性能においては低下が見られなかった。そのような効率の低下は、乾燥可能性に応じて、コーティング操作の停止をもたらし得るものである。
【0036】
継続して観察すると、従来技術のエッジ液体除去装置の効率は時間と共に低下を続けた。従来技術のエッジ液体除去装置についての減圧示度は時間と共に上昇した。これらの観察結果は、吸引スロットの中又はその周囲において固化したコーティング組成物の付着量が増大することを示している。実験を通じて、本発明のエッジ液体除去装置における減圧示度は、水柱130インチの定常状態に保たれた。減圧示度が一定であったことは、吸引スロットの中又はその周囲において固化して付着したコーティング組成物がほとんど無かったことを示している。
【0037】
実験を開始して約5時間後、従来技術のエッジ液体除去装置は、全てのエッジ・ガイド・フラッシング水を除去できなくなったことが観察された。このことは、吸引スロットがほとんど完全に閉塞されたことを示す。
従来技術のエッジ除去装置は芳しくない状態に陥ったが、本発明のエッジ液体除去装置はさえぎったコーティング組成物及びフラッシング液体除去の効率に関してほとんど低下を示さなかった。
【0038】
実験を開始して6時間後、試験を終了し、2つのエッジ液体除去装置を調べた。従来技術の吸引ブロックについては、吸引スロットの上側及び内側全体にわたって実質的に固化し付着したコーティング組成物が観察された。そして吸引スロットの一部は完全に閉塞されているのが見られた。ブレード表面の大部分にも固化したゼラチンの実質的な付着物が存在していた。本発明のエッジ液体除去装置を観察すると、コーティング組成物の固化した付着物は実質的には見出されなかった。
【0039】
硬化剤との化学反応のためにゼラチンの固化速度が大きいこと、並びに高いゼラチン濃度のために冷却硬化による急速な固化が起こることを考慮すると、この実験において本発明のエッジ液体除去装置の性能は、非常に著しいものである。従来技術のものに比べて本発明の性能が著しく向上していることは、2つの装置が同じ量のコーティング液体及びフラッシング液体をさえぎっていたことを考慮すると顕著なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術におけるエッジ除去手段を示している。吸引スロットはカーテンに対して約1mmの間隔をおいて平行に配されている。スロットの面は垂直面に対して傾斜しており、エッジ・ガイドに接触していない。スロットはブレードのエッジまで延びている。
【図2】 本発明に基づいて幾何学的構造に改良を加えたエッジ除去手段を、フラッシング液体供給手段を省略して示している。この幾何学的構造改良を加えた装置は利点、特にスロットの面をきれいな状態に保つという利点を有している。
【図3】 起点がエッジ・ガイド・フラッシング液体に湿潤状態で接触しており、終点がスロット入口又はその周囲にある溝から成るフラッシング液体供給手段を更に有する本発明の装置を示している。
【図4】 図3に示す装置をブレード表面の面で切断した状態の上から見た図を示している。エッジ・ガイドが、空気の流入を防止し、湿潤状態での接触を促進する吸引ブロックの垂直面に近接することを示すために、エッジ・ガイド・ワイヤー及びカーテンはブレード面まで延びてはいないが、これらの位置を示している。
【図5】 ブレードの面における吸引ブロックの垂直に見た図を示している。ブレード表面並びにスロットの上側表面及び外側表面にフラッシング液体を供給するブロックの面にある溝の端部を示している。
【図6】 フラッシング液体が外部から供給される吸引ブロックを示している。フラッシング液体用の入口が示されている。ブレードの溝はフラッシング液体を吸引スロットの入口部へ送っている。ブロックの中を通る導管により、フラッシング液体はスロットの上側表面に運ばれる。
【図7】 スロットの上側表面の面の下側から見た、外部からフラッシング液体が供給される吸引ブロックを示している。フラッシング液体用の内部導管の出口が示されている。
【符号の説明】
10…カーテン、 11…エッジ・ガイド、
12…支持体、 13…ピン、
15…ブレード、 16…スロット、
17…吸引入口、 18…吸引ブロック、
19…吸引ブロックの垂直面、 20…溝、
21…スロット面、 22…スロット、
23…ブレード・エッジ、 25…導管、
26…出口。

Claims (2)

  1. 液体コーティング組成物からなる少なくとも1つの層を支持体にカーテンコーティングする方法であって、
    a)コーティング領域の中を通るパスに沿って支持体を移送すること;
    b)コーティング液体の1又はそれ以上の層を形成して複合体層を形成すること;
    c)コーティング領域内において複合体層から自由に流下して、パスを横断して延び、移動する支持体に当たるカーテンを形成させること;
    d)カーテンが支持体の幅よりも狭い幅でコーティングするように配されるエッジ・ガイドによって、流下するカーテンを側方からガイドすること;
    e)流下するカーテンに隣接するエッジ・ガイドからフラッシング液体を分配することによって、流下するカーテンのエッジ・ガイドとの湿潤状態での接触を維持すること;
    f)流下するカーテンの中へエッジ・ガイドから延びるブレードを設けて自由に流下するカーテンの一部をさえぎり、流下するカーテンが支持体に当たる部位より上方にブレードを位置させ、自由に流下するカーテンの一部がさえぎられる部分においてブレードが支持体に最も近くなり、エッジ・ガイドの部分において支持体から最も遠くなるように、ブレードを自由に流下するカーテンに対して角度付けすることによって、流下するカーテンのエッジから液体を除くこと;
    g)ブレードによってさえぎられる自由に流下するカーテンの液体を吸引手段によって取り除くこと;並びに
    h)吸引手段への外側方向からの空気をブロックし、内側方向からカーテンに向かって空気を取り込むように吸引手段を方向付けること
    を含んでなる方法。
  2. 1種又はそれ以上のコーティング液体を移動する支持体上に付着させることによって支持体をカーテンコーティングする装置であって、
    a)コーティング領域の中を通るパスに沿って幅を有する支持体を移動させるための、コーティング・ロールを含む移送手段;
    b)コーティング液体の1又はそれ以上の流れる層を形成して、パスを横断して延び、移動する支持体に当たる自由に流下するカーテンを形成するホッパー手段;
    c)間隔をおいて離され、支持体の幅よりも狭い幅のコーティングを形成する、流下するカーテンを側方からガイドするためのエッジ・ガイド手段;
    d)エッジ・ガイドから液体を分配して、流下するカーテンとの湿潤接触状態を保持するフラッシング手段;
    e)流下するカーテンのエッジ領域から液体を取り出す液体除去手段であって、
    i)自由に流下するカーテンの一部をさえぎる、自由に流下するカーテンの中に延びる上側表面を有し、支持体に接触しないブレード;
    ii)ブレードの上側表面に隣接及び整列しているスロットであって、スロットの外側面は、エッジ・ガイドと接触している垂直面として始まり、スロットは、ブレードのエッジに近づくにつれてカーテンからのスロットの距離が増大するようにカーテンの面に対して角度βをなし、ブレードのエッジの手前で終わっているスロット;
    iii) レードによってさえぎられた自由に流下するカーテンの一部をスロットを通して吸引する、スロットに減圧を生じさせる吸引手段
    を有する液体除去手段
    を有してなる装置。
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