JPH10216595A - カーテンコーティング用のエッジ除去装置 - Google Patents

カーテンコーティング用のエッジ除去装置

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JPH10216595A
JPH10216595A JP10024429A JP2442998A JPH10216595A JP H10216595 A JPH10216595 A JP H10216595A JP 10024429 A JP10024429 A JP 10024429A JP 2442998 A JP2442998 A JP 2442998A JP H10216595 A JPH10216595 A JP H10216595A
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03C1/00Photosensitive materials
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーテンコーティング型のコーティング装置
において、吸引ブロックへの付着物の生成による詰まり
を防止する。 【解決手段】 エッジ・ガイドの近くでコーティング用
液体の温度を実質的に下げずに、空気のフローパターン
を幾何学的に変化させることによって、潤滑用液体を極
めて迅速に除去し、詰まりの程度を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、コーティ
ング装置、特に、複数の層のカーテンコーティング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】カーテンコーティング型のコーティング
装置において、移動する支持体のコーティングは、コー
ティング用液体の自由に流下するカーテンを移動する支
持体上に接触させて(または当てて)支持体上に層を形
成することによって行われている。米国特許第3,50
8,947号に装置が記載及び使用されており、そこで
は複数の別々の層を有する多層複合体をスライド・ホッ
パー上に形成し、対象物又は移動する支持体上に接触さ
せ、支持体上に被覆層を形成している。米国特許第3,
508,947号は、特に、多層写真材料、たとえば、
写真用のフィルム及び印画紙(感光紙)などの製造に関
連するものである。
【0003】写真製品のコーティングにおいて、カーテ
ンのエッジ部を拘束して、カーテンの幅が狭くなるこ
と、及びコーティング部の幅が狭くなるのを防止するこ
とが必要とされている。カーテンのエッジ部をフィルム
又はペーパー基材のエッジ部の内側に位置させることが
望ましく、本明細書においてこれをインターナル・エッ
ジング(internal edging)と称する。基材より幅広くカ
ーテンを維持して基材のエッジを被膜するよりも、イン
ターナル・エッジングの方が好ましい。しかしながら、
エッジ・ガイドは連続した表面であり、それにより生じ
る抵抗のためにコーティング液体の流れは遅くなる。こ
の速度低下の結果、エッジ部の近くで得られる最大コー
ティング速度は大きな不利益を受ける。従来技術は、水
又は他の低粘性液体の潤滑用バンドを、エッジ・ガイド
に沿って導入して抗力を減らし、カーテンにおけるコー
ティング用溶液の速度を増大させることを教示してい
る。この水の層又は低粘性液体のバンドは、しかしなが
ら、許容しうるコーティング自由度及び品質を維持し、
エッジの乾燥の速度における不利益を防止するために、
除去する必要がある。潤滑用バンドの除去において、高
速でのコーティングを所望する場合には、コーティング
用液体の速度をエッジの近くにおいて低下させてはなら
ない。この従来技術は、潤滑用水を除去する手段とし
て、吸引(または減圧)源に接続される垂直方向のスリ
ットをエッジ・ガイドの底部において用いることを教示
している。このことは、米国特許4,830,887号に
記載されており、この特許を参照することによって本明
細書に引用する。この技術は、潤滑層を取り除く際にコ
ーティング用液体の温度を下げる傾向があり、従って、
エッジ分において達成し得るコーティング速度の最大値
が低下する。また、潤滑用液体の一部がスリットを越え
て流れ出し、捕捉されないことも起こり得る。
【0004】従って、エッジ・ガイドの近くでコーティ
ング用液体の温度を下げる機会をほとんど与えずに、潤
滑用液体を極めて迅速に除去することが望まれている。
これによって流下するカーテンにおけるコーティング用
液体の運動量が最大となり、従って、使用する特定の層
の粘度及び流量に対して達成されるコーティング速度が
最大となる。潤滑用液体の完全な除去を確実に行うこと
も望まれている。
【0005】米国特許第5,395,660号には、カー
テンコーティング操作においてカーテンのエッジ部及び
/又は液体の潤滑用バンドを除去するための方法及び装
置が記載されている。これは、潤滑用液体及び、場合に
よっては、カーテンの隣接する幅の狭い部分を薄い連続
したブレード上に流下させることによって達成される。
ブレードに当たる潤滑用液体及びカーテンは、その後吸
引されて除かれる。これによって、流下するカーテンの
エッジ・バンドを除去することに起因する速度の低下を
ほとんど又は全く伴うことなく、残りのカーテンはコー
ティングを行うことができる。
【0006】本発明は、米国特許第5,395,660号
の発明を改良したものである。米国特許第5,395,6
60号に記載されているように、従来技術は、エッジ・
ガイドにホッパー・リップと支持体との間において自由
に流下させるカーテンの幅を保たせることを教示してい
る。従来技術は、また、エッジ・ガイドに隣接させて潤
滑用液体を使用すること、並びにコーティングの直前に
この潤滑用液体及びコーティング組成物の隣接する部分
を迅速に取り除くことも教示している。潤滑用液体は、
エッジ・ガイドをフラッシュ(flush)(またはフラッシ
ング)して(または洗い流して)エッジ・ガイドの表面
にコーティング組成物が付着しないようにする機能も果
たしている。従って、エッジ・ガイド潤滑用液体はエッ
ジ・ガイド・フラッシング液体とも称することができ
る。さえぎり(またはインターセプション(interceptio
n))は支持体の接近して配されている連続のブレードに
よっても行われ、さえぎられた液体は吸引により除かれ
る。吸引は、さえぎる液体の幅にほぼ等しい又はそれを
越える幅を有し、カーテンに小さな間隔をおいて配され
るスロットによって行うことができる。ブレード及びス
ロットは併せて、エッジ・ガイドに取り付けられる吸引
(または減圧)ブロックと称することもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】固化する傾向を有する
コーティング液体は、吸引ブロックの内側及び外側表面
に付着して閉塞を生じ得るということが見出されてい
る。このような付着物は、ブレードによってさえぎられ
るカーテンの部分の取り出しにおいて装置の効率を低下
させ、最終的には装置を完全に詰まらせることもある。
従って、過剰なコーティング組成物及び場合によってエ
ッジ・ガイド・フラッシング液体は支持体の上に付着す
る。従って、コーティングのエッジ部は乾燥せず、支持
体移送要素(または手段)を汚染し、エッジ部にて互い
に付着したコーティングされた支持体の巻回ロールを生
じるという問題を引き起こし得る。
【0008】コーティング組成物が硬化性ポリマー、た
とえば骨ゼラチンを含む場合、吸引ブロックの表面にお
いて周囲温度以下にて固化が起こり得る。吸引スロット
の中に吸い込まれる空気が膨張する際に、その空気は周
囲の表面を冷却して、温度を少なくとも数度低下させ
る。従って、ブロックに接触するコーティング組成物が
固化することがある。
【0009】コーティング組成物が架橋反応を起こす場
合、吸引ブロックの接触している表面上でこの反応が進
行することによって固化が起こりうる。写真材料の製品
を製造する際、コーティング組成物はゼラチンポリマー
及び架橋剤又は硬化剤を含み得る。この反応速度は、反
応物質の濃度と共に増大する。
【0010】コーティング組成物が、1種又はそれ以上
の揮発性成分を含有ており、続いて乾燥器にて蒸発させ
る場合、コーティングされた表面からの蒸発によって固
化が起こり得る。水は一般的な揮発性成分である。一般
的な溶剤、例えばアセトン又はアルコールは水よりも揮
発性が高い。
【0011】詰まりを引き起こすメカニズムが何であ
れ、従来技術の吸引ブロックの外側及び内側表面に付着
物が形成されることが見出された。この付着物は、ブレ
ードによってさえぎられるカーテンの部分の取り出しに
おいて装置の効率を低下させて、最終的には装置を完全
に閉塞し得る。このように過剰なコーティング組成物及
び場合によってエッジ・ガイド・フラッシング液体がウ
ェブ(または支持体)の上に付着する。従って、コーテ
ィングのエッジ部は乾かずに、ウェブの移送要素のよご
れ及びエッジ部が互いに付着した被覆ウェブの巻回ロー
ルというような問題を引き起こし得る。
【0012】吸引ブロックの中に吸い込まれる高速の空
気は表面を削り取るように吸い込まれるので、付着物が
形成されるということは驚くべきことである。固化の時
間は、コーティング組成物が吸引ブロックに接触し得る
短い時間と比べると長いと考えられる。更に、さえぎっ
たコーティング組成物と共に吸引ブロックの中に引き込
まれるエッジ・ガイド・フラッシング液体は、吸引ブロ
ックの表面をフラッシュすると考えられる。
【0013】しかしながら、実際には、閉塞が起こる傾
向がある。コーティング組成物の性質に応じて、吸引ブ
ロックの除去効率を低下させ、コーティング操作を停止
させ得る部分的閉塞は1時間程度の短時間で生じ得る。
場合によっては、何日間にもわたる連続コーティングが
所望されることがある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術にお
ける吸引ブロックの詰まり(またはよごれ)や閉塞の問
題を解決するものである。詰まりは、ブロックにおいて
固化したコーティング組成物を意味する。
【0015】フラッシング液体が取り込まれた液体を大
きな割合で有する場合であっても、コーティング組成物
がブレードによってさえぎられる程度を最小にすること
により、故障に至る機会を減らし得るということが見出
されている。さえぎられたコーティング組成物は廃棄物
となるので、さえぎられるカーテン液体の量を最小とす
ることは経済的に魅力のあるものである。
【0016】詰まりを減らし、運転時間を延長する新し
い方法が見出された。それは、同じ吸引環境及びスロッ
ト高さを維持しながら、空気のフローパターンを変える
幾何学的(または構造的)変更を実施することに関す
る。この結果は、流入する空気の温度及び速度は影響を
受けないので、驚ろくべきことである。
【0017】従来技術を示す図1において、吸引スロッ
トはカーテンから等しく約1mmの間隔をおいて設けられ
ている。図2において示す改良策は3つの手段を含んで
いる。吸引スロットは、カーテンの面に対して実質的に
角度β(好ましくは10〜50゜の範囲)にて設けられ
ており、ブレードのエッジ部に近づくにつれてスロット
とカーテンの間の間隔が増大する。2番目の手段は、エ
ッジ・ガイドを吸引ブロックの垂直面と接触させ、外側
からスロットへの空気のアクセスを防止する(またはブ
ロックする)ものである。3番目の手段は、吸引スロッ
トの末端がブレードのエッジ部に達しないようにするこ
とである。これらの手段は、スロットを取り囲むブロッ
ク面に付着物が形成されないように維持する作用を有す
る。場合によっては、それでも吸引スロットの内側表面
にいくらかの線状の付着物が生じることがあり得る。
【0018】この付着物は、通常、スロットから内側に
小さな距離の部分にてスロット断面の周囲の全体又は多
くの部分に線状に延びるような外観を有する。スロット
の内側の線状の付着物は、外側の付着物よりもゆっくり
と形成されるが、十分な時間が経過すると、蓄積してス
ロットの吸引能力に著しい低下を生じさせ得る。そのよ
うな場合には、上述した事項に加えて、さえぎられたコ
ーティング組成物を包含するようにエッジ・ガイド・フ
ラッシング液体又は追加的に供給するフラッシング液体
を供給(または分配)することもできる。このようなフ
ラッシング液体の供給は、吸引ブロックの外側表面及び
ブレードの上側表面に溝を形成することによって達成し
得る。スロットの上側表面については、場合によって
は、スロット入口近くのスロットの上側表面に出口を有
する導管によって、エッジ・ガイド・フラッシング液体
に加えて、フラッシング液体を直接的に供給することが
できる。いずれの場合にも、さえぎられるコーティング
組成物と吸引スロットの内側表面との間においてフラッ
シング液体(例えば水)はスロット内側のコーティング
組成物の線状付着物の形成を防止する。
【0019】上述のことに加えて、図3に示すように追
加的なフラッシング液体を供給することもできる。少な
くとも1つの水用の溝をブレードに設けて(例えば切り
込んで)、外部の供給源からスロットの入口部のブレー
ド表面へ水と一緒に供給する。この溝は、フラッシング
液体を、スロット入口のブレード表面の全体又は一部へ
運ぶ。溝は少なくともカーテン及びブレードの見掛け上
の交差部の線まで延びていることが好ましい。同様に、
外側に設けられる溝は、外部の供給源からスロットの内
側及び上側へフラッシング液体を運ぶように構成するこ
とができる。より直接的な別法では、図4に示すように
スロットの上側表面に終端がくるように吸引ブロック内
に導管を形成する。導管の出口は、スロットの上側表面
の一部又は全体にわたる。出口部はスロット入口の近く
(約0.05インチ以内の範囲)にあることが必要であ
り、そうでなければスロット入口と出口との間に詰まり
が生じうる。この理由から、出口部の形状は図4に示す
ように四角形にすることが好ましい。この導管の主たる
利点は、フラッシング液体の十分な捕捉が確保されるこ
とである。
【0020】重力及び毛細管現象による吸い上げ作用に
よって、溝はフラッシング液体で満たされる。重力を利
用することができるように、溝は下向きの傾斜を有する
ことが好ましい。毛細管現象による吸い上げ作用が促進
されるように、溝は幅が狭く四角形の断面を有すること
が好ましい。そのような溝における毛細管現象による吸
い上げ作用は、フラッシング液体が垂直方向上向きであ
っても運ばれ得る程強いが、下向き傾斜の方が好まし
い。他の追加の目的、利点及び可能性と共に本発明をよ
り良好に理解するために、図面及び本発明の説明に関連
して以下の詳細な説明及び特許請求の範囲を参照でき
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、米国特許第5,395,6
60号に開示されている従来技術のカーテン10及びエ
ッジ・ガイド11の下側部分を示している。エッジ・ガ
イドはホッパー・リップ(図示せず)から被覆すべき支
持体12までカーテンの幅を保持している。図1に示す
ワイヤエッジ・ガイドでは、ピン13によって張力及び
位置が保持されている。潤滑用液体のバンド26はエッ
ジ・ガイドに隣接しており、支持体の被覆前に除去する
ことが好ましい。潤滑用液体及び隣接するコーティング
組成物のバンド(帯)は支持体の近くに配される切れ目
のないブレード15によってさえぎられる。そしてブレ
ードに隣接し、吸引(または減圧)入口17につながる
スロット16によって除去される。吸引(または減圧)
スロット16への入口部は、約1mmの間隔をおいてカー
テンに対して平行に延びている。ブレード、スロット及
び吸引入口部を有する装置は、エッジ・ガイドから取り
外すことができ、これを吸引(または減圧)ブロック1
8と称する。
【0022】発明者は、吸引ブロックの内側表面及び外
側表面の詰まりを減らし、運転時間を延長させる方法を
見出した。その方法は、吸引環境及びスロット高さを同
様に維持しながら、空気のフロー・パターンを変える幾
何学的(または構造的)変更を行うものである。流入す
る空気の温度及び速度は影響を受けることがないので、
この結果は驚くべきものである。
【0023】図2に示す方法には、3つの処置(または
手段)が含まれる。吸引スロット(例えば細長い開口
部)16はカーテン10の面に対して実質的に角度β
(10〜50゜の範囲)にて設けられており、従ってス
ロットとカーテンとの間隔はブレード15のエッジに接
近する程増大する。2番目の処置は、エッジ・ガイド1
1を吸引ブロックの垂直面19に接触させて、スロット
16への外側からの空気の流入をカーテン及びエッジ・
ガイドによって防止する(または遮断する)というもの
である。3番目の処置は、吸引スロット16がブレード
のエッジ部に達する前に終端しているというものであ
る。これらの処置は、スロットを包囲するブロック面に
付着(または蓄積)物が形成されないように維持すると
いう目に見える効果を有している。そのような付着物が
生じると、スロット入口部を覆ったり、又はスロットの
中に入り込み、ブレードによってさえぎられる液体を部
分的に若しくは完全にブロックしたりする事態が生じ得
る。
【0024】幾何学的形態を変更することによって、吸
引スロットの外側表面における付着物の形成を防止し、
それによって吸引スロットを最終的に覆ったり塞さいだ
りする付着物の形成を防止する機構は十分には判らな
い。変更されたエアーフロー(空気流)が、エッジ・ガ
イド・フラッシング液体(エッジ・ガイドを流れる液
体)をそのスキン部のコーティング組成物と共に、吸引
スロットを通してより直接的に取り込むと考えられる。
エッジ・ガイド・フラッシング液体は吸引スロットの外
側においてブレード表面には接触しないが、空気ストリ
ームによってスロットの中に直接流れ込むと考えられ
る。同様に、エッジ・ガイド・フラッシング液体は、吸
引スロットの外側表面に接触するが、その長さはわずか
である。その長さ部分はエッジ・ガイドに隣接すると考
えられ、フラッシング液体の流れは垂直下向きでスロッ
ト内に入り、コーティング組成物のスキン部は妨げられ
ることなくスロットの中に運ばれる。
【0025】特に好ましい態様は、本出願と同日に同出
願人により日本出願された発明の名称「空気フローブロ
ッキング手段を含むカーテンコーティング用のエッジ除
去装置」と題する発明と組み合わせた本発明である。こ
れには、エッジ・ガイド・フラッシング液体を再分配し
てコーティング用液体のさえぎられた部分を包囲するよ
うすることが含まれ、エッジ・ガイド・フラッシング液
体がブレード及びスロットの面の両者を濡らす(湿潤化
する)状態で接触することが必要とされる。湿潤化は吸
引ブロック18の垂直面19をフラッシング液体が流れ
るエッジ・ガイド11に、図3、4及び5に示すように
接触させることによって達成される。湿潤化接触の領域
から、スロット面21及びブレード15表面に溝(また
はチャンネル)20が設けられ、フラッシング液体を運
んで、ブレードによりさえぎられるコーティング液体を
包囲するようにする。図4に示すように、少なくとも1
つの溝はブレードへ至り、スロット入口の一部又は全体
と交差するように延びているブレードの少なくとも1つ
の溝とつながる。このようにして、フラッシング液体
は、ブレード表面とさえぎられるコーティング液体の対
向面との間に入る。図3に示すように、スロット面21
には少なくとも1つの他の溝が設けられ、スロット入口
の上側エッジ部に至る。このようにしてエッジ・ガイド
・フラッシング液体の一部は、スロット22の内部上側
表面の全体又はある部分並びにブレード・エッジ23の
近くの部分の側方表面に送られる。このようにして、フ
ラッシング液体は、スロットのこれらの表面と、さえぎ
られるコーティング液体の対向する面との間に導かれ
る。
【0026】エッジ・ガイド・フラッシング液体を再分
配する代わりに、図6に示すように、追加のフラッシン
グ液体を供給することもできる。フラッシング液体は吸
引ブロック18内の入口部24に供給され、ブレードに
切り込まれた少なくとも1つの溝20へ供給される。ス
ロット16の入口部においてこれらの溝は、フラッシン
グ液体をブレード表面へ供給する。溝は、少なくともカ
ーテン10とブレード15との見掛け上の交差部分の線
まで延びているのが好ましい。同様に、外部から供給さ
れる少なくとも1つの溝はフラッシング液体をスロット
16の内側の側方23及び上側22へ運ぶように構成す
ることもできる。より直接的な代替策として、スロット
16の場合と同様に、吸引ブロック内にスロットの上側
表面に出口26を有する導管25を形成することができ
る。出口は、スロット入口に約0.050インチ以内の
範囲で接近していることも必要であり、そうでない場合
にはスロット入口部と出口との間に詰まりが生じ得る。
このため、出口の形状は図7に示すように四角形の形状
にすることができる。この導管の主たる利点は、フラッ
シング液体の十分な捕捉が確保されるということであ
る。
【0027】重力及び毛細管現象の吸い上げ作用によっ
て、溝はフラッシング液体によって満たされる。溝は重
力を利用すべく下方に傾斜させることが好ましい。毛細
管現象による吸い上げ作用を向上させるために、溝は幅
が狭く、四角形状の断面を有することが好ましい。その
ような溝における毛細管現象による吸い上げ作用は非常
に強い場合には、フラッシング液体を垂直方向上向きに
運ぶことさえも可能であるが、下向きに傾斜させること
が好ましい。
【0028】好ましい態様は、図2に示すような幾何学
的構造に改良を加えたものであり、エッジ・ガイド・フ
ラッシング液体又は追加的な供給手段から供給されるフ
ラッシング水分配手段と組み合わせるともできる。好ま
しい態様の例を図3〜7に示す。
【0029】実施例1 エッジ部液体除去装置表面に付着して固化するコーティ
ング物質の量を減らすか又は付着を防止することに関し
て、従来技術に優る本発明の利点を以下の実施例により
説明する。液体カーテンは、スライドホッパー手段によ
って形成した。液体カーテンは、ゼラチン、染料、界面
活性剤及び硬化剤の水溶液からなっていた。溶液はゼラ
チンの15重量%溶液であった。流下式カーテンの温度
にて行ったレオロジー的分析により、わずか130分の
時間の経過後にゼラチンが完全に固化したと認められる
程度までゼラチンが架橋するように硬化剤とゼラチンが
反応したことが示された。このことは、固化速度を通常
の操作条件にて実質的に促進したことを示しており、そ
れによって比較的短い時間にてエッジ液体除去装置上の
固化して付着するコーティング物質の傾向を見積もるこ
とができる。液体カーテンの粘度は70センチポイズで
あって、流量はカーテン幅1cm当たり毎秒1.3cm3
あった。
【0030】カーテンは垂直な各エッジ部において、一
対のワイヤーによって固定した。この種類のエッジ・ガ
イドは米国特許第5,328,726号に記載されてい
る。エッジ・ガイド・フラッシング液体は、毎分30cm
3にて流れる水であった。2種の異なるエッジ液体除去
装置を使用した。1つは図1に示す従来技術のもののよ
うに、ブレード及びスロットの配置に関して、スロット
がカーテンの面に対して平行となるようにするものであ
った。スロットは、カーテンから均一に約1mmの間隔を
おいて離されて配されており、ブレードのエッジ部にて
終わるようになっていた。他方のエッジ液体除去装置
は、図2に示すような本発明に従うものであって、スロ
ットはカーテンの面から30゜の角度に設定されてお
り、スロットはブレードのエッジ部から約0.040イ
ンチのところで終わるようになっていた。いずれのエッ
ジ液体除去装置も、エッジ・ガイド・フラッシング水を
含めて自由に流下するカーテンの約0.125インチの
部分をさえぎった。
【0031】従来技術のエッジ液体除去装置の場合、固
化したコーティング組成物はほとんど直ちにスロットの
上側表面に付着したことが観察された。スロットの上部
で固化したコーティング組成物の量は時間と共に急速に
増加した。1時間経過後、スロットの上部には固化した
コーティング組成物が大量に付着した。更に、この付着
物は、それ自体がスロットの中に垂れ下がって、スロッ
トに実質的な閉塞を生じさせる傾向を有することが観察
された。本発明のエッジ液体除去装置の場合は、スロッ
トの上部に固化して付着するコーティング組成物は実質
的に見られなかった。スロットの内側周囲にわずかな環
状に固化した物質がわずかに存在するのみであり、その
量は従来技術におけるエッジ液体除去装置に固化して付
着した物質の量と比べて実質的に非常に少なかった。
【0032】実施例2 本発明の好ましい態様のエッジ液体除去装置を、従来技
術(米国特許第5,393,660号)のエッジ液体除去装
置(吸引ブロックを有するもの)の性能と比較する試験
を行った。液体カーテンは、スライドホッパーによって
形成した。液体カーテンは、ゼラチン、染料、界面活性
剤及び硬化剤の水溶液からなるものであった。溶液はゼ
ラチンの15重量%溶液であった。流下式カーテンの温
度にて測定した粘度測定の結果、硬化剤とゼラチンとの
反応は、約130分の時間の経過後にゼラチンが固化し
たと認められる程度までゼラチンが架橋するようなもの
であったことが示された。液体カーテンの粘度は74セ
ンチポイズであり、流量はカーテン幅1cmあたり1.3
cc/secであった。
【0033】カーテンは、垂直な各エッジ部において一
対のワイヤによって固定した。この種のエッジ・ガイド
は米国特許第5,328,726号に記載されている。エ
ッジ・ガイド・フラッシング液体は30cc/minの流量
の水であった。カーテンの1つの垂直なエッジ部におい
て従来技術におけるエッジ液体除去装置を用いた。もう
一方の垂直エッジ部においては、図3に示しており、既
に説明しているような本発明のエッジ液体除去装置を用
いた。フラッシュ液体供給(または分配)手段は、エッ
ジ・ガイド・フラッシング水と湿潤状態で接触するスロ
ットの上部及びブレードの中に横断方向に設けられた溝
からなっていた。スロットの上方の溝は、0.020イ
ンチの深さ及び0.032インチの幅を有していた。ブ
レードの溝は、スロット入口部の境界部において、0.
015インチの深さ及び0.050インチの幅を有して
いた。
【0034】いずれのエッジ液体除去装置も、エッジ・
ガイド・フラッシング水を含めて自由に流下するカーテ
ンの約0.125インチの部分をさえぎった。エッジ液
体除去装置はいずれも、同様の導管及び取付装置によっ
て共通の吸引源に接続されていた。2つの装置について
の吸引(減圧)のレベルは、初期状態で、別々の空気放出
バルブによって大気圧以下の130インチ−H2O(水
柱)に設定されていた。
【0035】実験の開始時において、2つのエッジ液体
除去装置を水でリンスした。実験を開始して2時間後、
流下式カーテン除去に関して、従来技術のエッジ液体除
去装置の効率が低下したことが観察された。ブレードに
よってさえぎられるコーティング組成物の量の低下が見
られた。本発明のエッジ液体除去装置の性能においては
低下が見られなかった。そのような効率の低下は、乾燥
可能性に応じて、コーティング操作の停止をもたらし得
るものである。
【0036】継続して観察すると、従来技術のエッジ液
体除去装置の効率は時間と共に低下を続けた。従来技術
のエッジ液体除去装置についての減圧示度は時間と共に
上昇した。これらの観察結果は、吸引スロットの中又は
その周囲において固化したコーティング組成物の付着量
が増大することを示している。実験を通じて、本発明の
エッジ液体除去装置における減圧示度は、水柱130イ
ンチの定常状態に保たれた。減圧示度が一定であったこ
とは、吸引スロットの中又はその周囲において固化して
付着したコーティング組成物がほとんど無かったことを
示している。
【0037】実験を開始して約5時間後、従来技術のエ
ッジ液体除去装置は、全てのエッジ・ガイド・フラッシ
ング水を除去できなくなったことが観察された。このこ
とは、吸引スロットがほとんど完全に閉塞されたことを
示す。従来技術のエッジ除去装置は芳しくない状態に陥
ったが、本発明のエッジ液体除去装置はさえぎったコー
ティング組成物及びフラッシング液体除去の効率に関し
てほとんど低下を示さなかった。
【0038】実験を開始して6時間後、試験を終了し、
2つのエッジ液体除去装置を調べた。従来技術の吸引ブ
ロックについては、吸引スロットの上側及び内側全体に
わたって実質的に固化し付着したコーティング組成物が
観察された。そして吸引スロットの一部は完全に閉塞さ
れているのが見られた。ブレード表面の大部分にも固化
したゼラチンの実質的な付着物が存在していた。本発明
のエッジ液体除去装置を観察すると、コーティング組成
物の固化した付着物は実質的には見出されなかった。
【0039】硬化剤との化学反応のためにゼラチンの固
化速度が大きいこと、並びに高いゼラチン濃度のために
冷却硬化による急速な固化が起こることを考慮すると、
この実験において本発明のエッジ液体除去装置の性能
は、非常に著しいものである。従来技術のものに比べて
本発明の性能が著しく向上していることは、2つの装置
が同じ量のコーティング液体及びフラッシング液体をさ
えぎっていたことを考慮すると顕著なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術におけるエッジ除去手段を示してい
る。吸引スロットはカーテンに対して約1mmの間隔をお
いて平行に配されている。スロットの面は垂直面に対し
て傾斜しており、エッジ・ガイドに接触していない。ス
ロットはブレードのエッジまで延びている。
【図2】 本発明に基づいて幾何学的構造に改良を加え
たエッジ除去手段を、フラッシング液体供給手段を省略
して示している。この幾何学的構造改良を加えた装置は
利点、特にスロットの面をきれいな状態に保つという利
点を有している。
【図3】 起点がエッジ・ガイド・フラッシング液体に
湿潤状態で接触しており、終点がスロット入口又はその
周囲にある溝から成るフラッシング液体供給手段を更に
有する本発明の装置を示している。
【図4】 図3に示す装置をブレード表面の面で切断し
た状態の上から見た図を示している。エッジ・ガイド
が、空気の流入を防止し、湿潤状態での接触を促進する
吸引ブロックの垂直面に近接することを示すために、エ
ッジ・ガイド・ワイヤー及びカーテンはブレード面まで
延びてはいないが、これらの位置を示している。
【図5】 ブレードの面における吸引ブロックの垂直に
見た図を示している。ブレード表面並びにスロットの上
側表面及び外側表面にフラッシング液体を供給するブロ
ックの面にある溝の端部を示している。
【図6】 フラッシング液体が外部から供給される吸引
ブロックを示している。フラッシング液体用の入口が示
されている。ブレードの溝はフラッシング液体を吸引ス
ロットの入口部へ送っている。ブロックの中を通る導管
により、フラッシング液体はスロットの上側表面に運ば
れる。
【図7】 スロットの上側表面の面の下側から見た、外
部からフラッシング液体が供給される吸引ブロックを示
している。フラッシング液体用の内部導管の出口が示さ
れている。
【符号の説明】
10…カーテン、 11…エッジ・ガ
イド、12…支持体、 13…ピ
ン、15…ブレード、 16…スロッ
ト、17…吸引入口、 18…吸引ブ
ロック、19…吸引ブロックの垂直面、 20…
溝、21…スロット面、 22…スロッ
ト、23…ブレード・エッジ、 25…導管、
26…出口。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体コーティング組成物からなる少なく
    とも1つの層を支持体にカーテンコーティングする方法
    であって、 a)コーティング領域の中を通るパスに沿って支持体を
    移送すること; b)コーティング液体の1又はそれ以上の層を形成して
    複合体層を形成すること; c)コーティング領域内において複合体層から自由に流
    下して、パスを横断して延び、移動する支持体に当たる
    カーテンを形成させること; d)カーテンが支持体の幅よりも狭い幅でコーティング
    するように配されるエッジ・ガイドによって、流下する
    カーテンを側方からガイドすること; e)流下するカーテンに隣接するエッジ・ガイドからフ
    ラッシング液体を分配することによって、流下するカー
    テンのエッジ・ガイドとの湿潤状態での接触を維持する
    こと; f)流下するカーテンの中へエッジ・ガイドから延びる
    ブレードを設けて自由に流下するカーテンの一部をさえ
    ぎり、流下するカーテンが支持体に当たる部位より上方
    にブレードを位置させ、自由に流下するカーテンの一部
    がさえぎられる部分においてブレードが支持体に最も近
    くなり、エッジ・ガイドの部分において支持体から最も
    遠くなるように、ブレードを自由に流下するカーテンに
    対して角度付けすることによって、流下するカーテンの
    エッジから液体を除くこと; g)ブレードによってさえぎられる自由に流下するカー
    テンの液体を吸引手段によって取り除くこと;並びに h)吸引手段への外側方向からの空気をブロックし、内
    側方向からカーテンに向かって空気を取り込むように吸
    引手段を方向付けることを含んでなる方法。
  2. 【請求項2】 1種又はそれ以上のコーティング液体を
    移動する支持体上に付着させることによって支持体をカ
    ーテンコーティングする装置であって、 a)コーティング領域の中を通るパスに沿って幅を有す
    る支持体を移動させるための、コーティング・ロールを
    含む移送手段; b)コーティング液体の1又はそれ以上の流れる層を形
    成して、パスを横断して延び、移動する支持体に当たる
    自由に流下するカーテンを形成するホッパー手段; c)間隔をおいて離され、支持体の幅よりも狭い幅のコ
    ーティングを形成する、流下するカーテンを側方からガ
    イドするためのエッジ・ガイド手段; d)エッジ・ガイドから液体を分配して、流下するカー
    テンとの湿潤接触状態を保持するフラッシング手段; e)流下するカーテンのエッジ領域から液体を取り出す
    液体除去手段であって、 i)自由に流下するカーテンの一部をさえぎる、自由に
    流下するカーテンの中に延びる上側表面を有し、支持体
    に接触しないブレード; ii)ブレードの上側表面に隣接及び整列しているスロッ
    トであって、スロットの外側面は、エッジ・ガイドと接
    触している垂直面として始まり、スロットは、ブレード
    のエッジに近づくにつれてカーテンからのスロットの距
    離が増大するようにカーテンの面に対して角度βをな
    し、ブレードのエッジの手前で終わっているスロット; iii)自由に流下するカーテンに作用する抗力が最小とな
    るように、ブレードによってさえぎられた自由に流下す
    るカーテンの一部をスロットを通して吸引する、スロッ
    トに減圧を生じさせる吸引手段を有する液体除去手段を
    有してなる装置。
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