JP2998991B2 - カーテン被覆方法、カーテン被覆装置 - Google Patents

カーテン被覆方法、カーテン被覆装置

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、物品又はウエブをカーテン被覆方法により
被覆するための方法及び装置に関し、特に、写真フィル
ムや写真紙の如き写真材料の製造に使用するものに関す
る。
発明の背景 カーテン被覆においては、移動するウエブ又は物品
は、被覆液体の自由落下する垂直カーテンをこの移動中
の物品上に衝突させて移動中の物品上に層を形成するこ
とにより、被覆される。カーテンの横方向境界部即ち側
縁に接着接触即ち湿式接触するエッジガイドにより、自
由落下するカーテンの幅を維持する。例えば、水溶液装
置においては、スライドホッパ被覆装置を使用して、結
合剤としてゼラチンを含むハロゲン化銀乳濁液を同時に
施して多層写真フィルム又は写真紙を形成する方法を使
用することが知られている。移動中のウエブは被覆組成
物の自由落下するカーテンにより被覆されるが、この場
合、スライドホッパ上に多層複合体を形成し、これをカ
ーテンとして落下させて移動中のウエブに衝突させ、ウ
エブ上に被覆層を形成する。移動中のウエブ上に複数個
の別個の層の複合体を形成する技術は米国特許第3,508,
947号明細書に開示されており、この米国特許明細書の
発明は特に、写真フィルムや写真紙の如き多層写真材料
の製造に関する。
上記特米国特許第3,508,947号明細書は、第1図に示
すような連続カーテン被覆処理を開始させるために普通
に使用される方法及び装置を開示している。第1図に示
すように、平坦なカーテンデフレクタ(偏向具)16、22
が適所へ枢動又は摺動できるように位置21又は23に装着
してある。被覆準備中、デフレクタ16、22は自由落下す
るカーテン12の流体を偏向させ、デフレクタ表面に沿っ
て捕獲槽24内へ流下させる。カーテン12が安定しウエブ
18が所望の被覆速度に達した後、被覆処理を開始させ
る。次いで、カーテンデクレクタ16、22を落下カーテン
12から離れるように枢動又は摺動させて引き戻し、カー
テン12の液体が移動中のウエブ18に衝突するのを許容す
る。カーテンデフレクタ16、22は位置21、23にて示すよ
うに落下カーテン12の前側又は後側のいずれに配置して
もよいが、このような方法でデフレクタ16、22を使用す
ると、移動中のウエブ18上に過剰な被覆液体が堆積して
しまう。
移動中のウエブ18に過剰な被覆液体が堆積した場合、
大量の材料損失、コスト高を招くこととなる。例えば、
過剰堆積が生じる毎に、数千メートルもの長さの無駄に
被覆した写真材料ができるのはまれではない。更に、ウ
エブに堆積した過剰被覆領域の被覆液体は、ウエブか
ら、被覆ローラ20や、移動中のウエブ18を搬送するため
に使用する機械のローラや、機械のウエブ巻き上げ端部
へ移ってしまうこともある。また、被覆処理を新たに開
始する毎に、同様の問題が生じる可能性もある。
米国特許第4,851,268号明細書には、第2図に示すよ
うな捕獲槽30を備えたカーテン被覆開始方法及び装置が
開示されている。捕獲槽30は主リップ部32と補助リップ
部44とを有し、補助リップ部は、カーテン被覆処理の開
始するために捕獲槽を引き戻すときに、過剰な被覆液体
が移動中のウエブに落ちるのを阻止し、被覆材料の無駄
を省く。このような捕獲槽の構造は、他の捕獲槽の構造
と同様、捕獲槽の引き戻し前またはその間のカーテン材
料の捕獲におけるエッジガイドに隣接する液体を完全に
制御できないことが判明した。それ故、例えば写真材料
を製造するためのカーテン被覆方法の有効な使用は、意
図する被覆流量及びウエブ速度での被覆開始及び停止を
達成できず、また、特に周知の剥離又はフラッシング液
体を使用するエッジガイドの場合はエッジガイドに隣接
する液体の制御ができないことにより、悪影響を受けて
いた。
発明の概要 本発明は、ウエブ、フィルム、紙その他の支持体又は
物品上での過剰な被覆を阻止するように被覆処理の開始
及び停止を制御しながら、前進中のウエブ、フィルム、
紙その他の支持体又は物品を例えば写真材料その他の適
当な材料の1以上の層でカーテン被覆する方法及び装置
に関連する。
本発明によれば、支持体又は物品をカーテン被覆する
処理の開始及び停止を改善する方法及び装置が提供され
る。本発明の装置は被覆区域を通る経路に沿って支持体
又は物品を移動させる手段と、自由落下カーテンを形成
する手段と、捕獲槽とを有する。移動中の支持体又は物
品の表面上に被覆液体の1以上の流れ層の自由落下カー
テンを形成する手段は被覆区域内の第1のエッジガイド
と第2のエッジガイドとの間に配置されている。捕獲槽
は、第1及び第2のエッジガイドに係合してそのまわり
で変形してカーテン内の被覆液体を第1及び第2エッジ
ガイドから出ないように捕獲し、被覆処理の開始の際に
捕獲槽を引き戻すとき又は被覆処理の停止の際に捕獲槽
を挿入するときに第1及び第2エッジガイドから被覆液
体及び任意のフラッシング水を除去するための弾性的に
可撓性な手段を有する。
本発明の方法は、(イ)被覆区域を通る経路に沿って
支持体又は物品を移動させる工程と、(ロ)被覆区域内
の第1のエッジガイドと第2のエッジガイドとの間に被
覆液体の1以上の流れ層の自由落下カーテンを形成し、
移動中の支持体又は物品の表面上へ自由落下カーテンを
案内する工程と、(ハ)捕獲槽(第1及び第2エッジガ
イドに係合して変形する可撓性の部材を有する捕獲槽を
被覆領域内に挿入し、カーテンを形成している被覆液体
を捕獲するとともに第1及び第2のエッジガイドの表面
から被覆液体を捕獲する)により自由落下カーテンを中
断させる工程とを有する。
図面の簡単な説明 第1図は従来のスライドホッパ型のカーテン被覆装置
の部分的な断面立面図で、エッジガイドにより保持さ
れ、被覆処理の開始の間に被覆ローラの近傍に位置し下
方に傾斜したデフレクタ上に衝突する液体の自由落下カ
ーテンをも示す図、 第2図はカーテン被覆処理の開始の間に落下する液体
カーテンを捕獲するための従来の捕獲槽の構造を示す断
面立面図、 第3図はエッジガイド液体を制御するため捕獲槽の側
部から延びた弾性的に可撓性な手段を有する捕獲槽を使
用した本発明の好ましい実施例に係るカーテン被覆装置
の斜視図、 第4A図、第4B図及び第4C図は、第3図に示す新規な側
方に延びた弾性的に可撓性な手段を備えた捕獲槽の部分
平面図で、被覆処理の停止中にエッジガイド間に挿入さ
れ又は被覆処理の開始中に引き戻されている3つの異な
る状態を示す図、 第5A図、第5B図及び第5C図は、新規な側方に延びた弾
性的に可撓性な手段を備えた捕獲槽の部分前面図で、第
4A図、第4B図及び第4C図にそれぞれ対応する状態で示す
図、 第6図は第3図の捕獲槽の拡大前面図で、エッジガイ
ドに接触するように上方へ屈曲した捕獲槽の側の頂部か
ら延びた新規な弾性的に可撓性な手段と、捕獲槽の側の
底部からエッジガイドのベース部を越えてその下方へ突
出した新規な延長部とを備えた捕獲槽の実施例を示す図
である。
なお、図に示す寸法は原寸とは関係ない。
発明の詳細な説明 第1図には、米国特許第3,508,947号明細書に開示さ
れたようなスライドホッパ型の既知の多層カーテン被覆
装置を示す。3つの別個の被覆液体は関連する出口スロ
ット11を昇ってスライドホッパ10へ供給され、個々の関
連する傾斜表面13上に層の形となる。重力より、個々の
層は関連する傾斜表面13を流下し、互いに重なって流れ
て被覆エッジ15に達し、ここで3つの別個の層の自由落
下カーテン12が形成される。このようにして形成された
自由落下カーテン12は高さhだけ落下して、連続的に前
進するウエブ18上に衝突し、ウエブ上に多層を形成す
る。自由落下するカーテンの材料は、支持体又は物品上
に層を形成するための写真用被覆組成物その他の適当な
液体組成物でよい。
多層のカーテン12がウエブ18に衝突した後、ウエブ18
は被覆ローラ20上をそのまわりで案内される。被覆ロー
ラ20の幅は、周知のように、そのまわりで案内されるウ
エブ18の幅より狭くても広くてもよい。被覆ローラ20は
シャフト19に装着され、モータ(図示せず)により駆動
せしめられる。しかし、駆動源はモータに限定されな
い。
自由落下液体カーテン12は、自由落下する過程で、そ
の両縁を2つのエッジガイド14により案内され、これら
のエッジガイドは第1図でカーテンの手前側及び奥側に
配置され、第1図には奥側のエッジガイド14のみを示
す。エッジガイド14は垂直方向に延び、カーテンの両縁
を保つ作用をなし、ウエブ18に衝突する前の自由落下カ
ーテン12を安定させる。エッジガイド14は、第3図から
も判るように、被覆すべきウエブ18の幅より大きな距離
だけ相互離間している。第1図は、従来のデフレクタ1
6、22がカーテン12との非係合位置22から自由落下カー
テン12を中断する係合位置16まで適所へ枢動できる態様
を示す。係合位置16において、自由落下カーテン12から
の被覆液体はデフレクタの傾斜表面上を流下し、捕獲層
24内へ至る。自由落下カーテン12が安定し、ウエブ18が
適正な被覆速度に到達した後、カーテンデフレクタ16、
22は非係合位置22へ引き戻され、これにより、自由落下
カーテン12は被覆ローラ20により支持された移動中のウ
エブ18に衝突できるようになる。カーテンデフレクタ1
6、22は、カーテン12に関する位置21又は23に応じて、
上方及び移動中のウエブ18の運動方向又はその反対方向
へ引き戻される。
デフレクタ16、22は通常、位置16でのデフレクタの下
向き傾斜及び捕獲槽24の位置を考慮しながら、被覆ロー
ラ20にできる限り近づけて配置する。実際の配置につい
ては、第1図に示すデフレクタ16の下向き傾斜角度は水
平面に関して10゜ないし35゜に限定される。この範囲内
の角度なら、被覆液体は、自由落下カーテン12がデフレ
クタ16、22の表面に衝突する領域内で蓄積され液溜りを
形成する。10゜以下の傾斜角度では、デフレクタ16の表
面上に衝突するカーテン液体により生起された液溜りや
雫のために、自由落下カーテン12が1、2秒以内に捕獲
槽24内へ落下できず、デクレクタから溢れ出てしまう。
また、第1図のデフレクタ16が被覆開始に際して非係合
位置へ引き戻されると、液体が移動中のウエブ18上に部
分的に溢れ落ちてしまう。
第1図に示すカーテン被覆装置における別の問題点
は、カーテンデフレクタ16、22が位置21に位置し、ウエ
ブ18の進行方向とは反対の方向へ引き戻されたときに、
自由落下カーテン12が被覆領域の手前でウエブ18に堆積
してしまうことである。開始時のウエブ18のこのような
事前被覆は余分な過剰被覆液体を開始時のウエブ18上に
施すこととなり、正常な被覆領域における被覆に悪影響
を及ぼしてしまう。このような事前被覆物が存在する
と、カーテン12がウエブ18を均一に湿潤できなくなり、
被覆層とウエブ18との間に空気が滞留し、普通「湿潤欠
陥」と呼ぶ被覆上の欠陥が発生してしまう。
第2図は米国特許第4,851,268号明細書に開示された
従来の捕獲槽30を示し、この捕獲槽は第1図のデフレク
タ16、22で満足に保持できなかった過剰な被覆液体を保
持できる。この既知の捕獲槽30の典型的な構成によれ
ば、主リップ部32と補助リップ部44とを捕獲槽30の後端
部に取り付ける。主リップ部32の所要高さbは、(イ)
捕獲槽30の引き戻し速度、(ロ)蓄積される過剰被覆液
体の体積、(ハ)捕獲槽の傾斜角度a、(ニ)カーテン
液体の流量、及び(ホ)カーテン12が捕獲槽30の表面に
衝突できるまでの時間長さの如きパラメータに依存す
る。主リップ部32の所要高さは、第2図に示すように、
主リップ部32に対して角度Cで傾斜したリップ延長部34
を設けることにより、減少させることができる。
主リップ部32は自由落下カーテン12が捕獲槽30に衝突
する結果として生じる液溜り液体36の如き過剰な被覆液
体を保持する。被覆開始中の捕獲槽30は被覆ローラ20に
支持されて移動中のウエブ18の近傍に位置し、矢印40に
て示すように、移動中のウエブ18と同じ方向に引き戻さ
れる。捕獲槽30の引き戻しが開始する前は、捕獲槽30上
での落下カーテン12の衝突地点は主リップ部32から所定
の距離に位置する。この距離は捕獲槽30が一定の引き戻
し速度に加速されるまでに要する時間に依存する。開始
の際に捕獲槽30が引き戻されると、液溜り液体36は主リ
ップ部32の方へ移動し、主リップ部32は液溜り液体36が
移動中のウエブ18上に堆積しないようにこれを拘束す
る。捕獲槽30の引き戻しが続行すると、捕獲槽30は液溜
り液体36を完全に収納した状態で落下カーテン12を中断
する。
捕獲槽30の引き戻しが更に続行すると、捕獲槽30によ
り収納されるべき第2の過剰被覆液体源が発生する。詳
細には、主リップ部32が自由落下カーテン12へ侵入した
ときに、捕獲槽30が更に引き戻されると、落下カーテン
12が主リップ部32に取り付き、落下カーテン12はその垂
直位置から引き離される。従って、カーテン12が破断
し、延びたカーテン12の液体は捕獲槽30の槽延長領域42
内に重い液溜りとして堆積される。補助リップ部44の高
さは、残りのカーテン材料だけを収容すれば足りるの
で、主リップ部32の高さより小さい。補助リップ部44の
高さfはできる限り低い方が好ましい。その理由は、こ
の補助リップ部44も第2カーテン延び部分を発生させる
傾向を有するからである。槽延長領域42の長さe及び補
助リップ部44の高さfは、開始期間中に捕獲槽30が引き
戻される速度に依存する。これらの寸法は、延びたカー
テンが主リップ部32から解放されるに要する時間にも依
存する。このような構成のため、捕獲槽30は、この捕獲
槽30が完全に引き戻されたときに補助リップ部44による
第2カーテン延び部分に関連する過剰な被覆液体の発生
を阻止するように、移動中のウエブ18の近傍に配置する
ことができる。
第2図に示す捕獲槽30の構成により、第1図のデフレ
クタ16、22による問題点を解決することができるが、第
2図の捕獲槽30の構成では、自由落下カーテン12を横切
っての捕獲槽30の引き戻し又は引き出し期間中、エッジ
ガイド14に隣接する液体を満足に制御することができな
い。捕獲槽30の上側縁に複雑な補助真空装置を設けて
も、エッジガイド14に隣接する液体を満足に制御するの
に不十分であることが判明した。それ故、被覆作業の開
始及び停止期間中にエッジガイド14に隣接する区域から
液体を除去し、ウエブ18又は被覆ローラ20上への液体の
溢れ出しを防止するための簡単で有効な技術を提供する
問題が依然として残っている。
さて、第3図には、第1図のカーテン被覆装置の一部
として使用する本発明の捕獲槽30−1を示す。捕獲槽30
−1は、本発明に従って、エッジガイドから液体を除去
する有効な方法を提供する。
第3図に示すように、液体のカーテン12は対向するエ
ッジガイド14間でウエブ18上へ落下しており、このウエ
ブはローラ20のまわりで矢印40の方向へ移動している。
図示の捕獲槽30−1は、自由落下カーテン12がウエブ18
に衝突し、ウエブ18上に被覆を行えるような非係合位置
に位置している。捕獲槽30−1は第2図に示すような主
リップ部32と補助リップ部44とを備え、また、第1及び
第2の薄い可撓性シム50として以下に参照する弾性的に
可撓性な手段をも備え、図示の状態でのシム50は本発明
に係る捕獲槽30−1の対向側部52の上縁から横断方向
(横方向)に延びている。シム50は薄い可撓性の材料で
できていて側部52の外側に配置されており、被覆工程の
開始又は停止において捕獲槽30−1がカーテン12を中断
するように位置したときには、エッジガイド14の内側部
分に係合して上方へ偏向し、エッジガイド近傍の液体を
除去するようになっている。更に、シム50は側部52の大
半の部分にわたって延び、少なくとも、補助リップ部44
に隣接する位置から、停止期間中に捕獲槽30−1を完全
に挿入したときにカーテン12を捕獲槽30−1内へ流入さ
せる領域を僅かに越えた位置までの距離を覆うようにな
っている。捕獲槽30−1は、例えば引き戻し手段54を空
気式又は電気式に作動させることにより、前後に移動で
きる。
シム50は、例えば0.003−0.010インチ(約0.076−0.2
5mm)の厚さを有する例えばプラスチック材料の如き任
意の薄く弾性的で可撓性の適当な材料、又は例えば0.00
2インチ(約0.051mm)の厚さを有するステンレス鋼の如
き金属材料で作るとよい。シム50は、捕獲槽30−1の側
部52から、捕獲槽30−1とエッジガイド14との間の距離
より例えば0.5インチ(約12.7mm)又は他の適当な寸法
以上大きな距離だけ、外方に延びている。シム50の前縁
及び後縁は捕獲槽30−1の側部52から離れる方向に向か
って傾斜しているのが好ましく、その傾斜角度は、捕獲
槽とエッジガイドとの相対運動中にシムがエッジガイド
に引っ掛かるほど大きくはないが、シムの前縁及び後縁
が捕獲槽30−1を不当に長くするほど小さくもない。5
ミルの厚さを有するポリエステルでシムを作った場合の
本発明の一実施例においては、上記傾斜角度は30゜とす
る。シム50は、第4A、4B、4C図及び第5A、5B、5C図に示
すように、捕獲槽30−1の運動により、関連するエッジ
ガイド14に当接せしめられ、そのまわりで変形せしめら
れる。シム50は、被覆工程の開始及び停止中にエッジガ
イド14から液体を除去しその液体を捕獲槽30−1内へ導
くことにより、ウエブ及び被覆ローラへの汚染を最小化
するように設計してある。
第4A、4B、4C図及び第5A、5B、5C図は、それぞれ、被
覆作業の停止期間中にカーテン12を中断するように捕獲
槽30−1を移動させるときのシム50の3つの作動状態を
対応的に示す部分平面図及び部分前面図である。第4A、
5A図において、捕獲槽30−1はカーテン12を中断するた
めにエッジガイド14の方へ移動している。この状態で
は、シム50は、捕獲槽の側部52とエッジガイド14との間
の通常の距離を越えた所定量だけ各側部52から外方へ延
びている。第4B、5B図においては、捕獲槽30−1はエッ
ジガイド14に隣接する位置まで移動し、カーテン12を既
に中断している。この状態では、シム50はエッジガイド
14と係合し、その長手方向の一部分に沿って上方へ屈曲
している。このとき、エッジガイド14に隣接するカーテ
ン被覆液体は上方へ屈曲したシム部分を下って捕獲槽30
−1内へ流入するように導かれる。第4C、5C図において
は、捕獲槽30−1は、シム50がエッジガイド14に係合し
ながらその全長にわたって上方に屈曲するような位置ま
で移動してしまっている。被覆処理の前又はその期間中
に捕獲槽30−1を第4A、4B、4C図及び第5A、5B、5C図に
関して同じ方向及び反対方向に移動させた場合に、同じ
順序及び反対の順序でシムが変形する。
エッジガイド14と厚い(例えば、0.0075インチ(約0.
19mm))プラスチックシム50の材料とが接触した場合
は、液体はシム50の上縁に沿って蓄積し、その後エッジ
ガイド14の裏側へ流入することが判明した。実際には、
被覆処理が開始した後にエッジガイド14をクリーニング
しないので、エッジガイドの裏側に溜まった液体はエッ
ジガイドから滴下し、製品を汚染してしまう。薄いシム
50の場合は、エッジガイド14から液体を除去するのに極
めて有効であることが判明した。しかし、液体を除去す
ると、液体でフラッシングされないエッジガイド14の部
分が乾燥し、カーテン12の再生(リフォーム)が困難に
なることが判明した。シム50の除去時のカーテン12の修
正の失敗は許されない。その理由は、狭いカーテンでの
被覆により過剰な被覆厚さが生じてしまうからである。
被覆開始中におけるエッジガイド14の表面の乾燥の影響
は、(イ)エッジガイドのフラッシング水の流量を増大
させること、(ロ)開始工程中にできる限り早く再生を
開始すること、(ハ)エッジガイド14とシム50の材料と
の接触をなるべく少なくすること、及び(ニ)シム50と
エツジガイド14との接触時間を最小化すること、により
最小化できる。上記(イ)を実行すればエッジガイドの
湿潤度は高まるが、被覆の開始前にウエブ18又は被覆ロ
ーラ20がエッジガイドフラッシング水で汚染される可能
性も増大してしまう。エッジガイドの保護された領域で
のカーテン再正の開始は捕獲槽30−1の側部52に設ける
シム50の幾何学形状により制御できる。シムの縁部の角
度及び(又は)曲率を決定するための上述の基準のほか
に、これらの角度及び(又は)曲率は、エツジガイドの
湿潤がウエブ上でのカーテン湿潤ラインの形成と同時に
生じるように選定すべきである。このようにすれば、カ
ーテン12は被覆の開始直前にエッジガイド14を再湿潤す
る。各シム50の前縁及び後縁の形状は第1及び第2エッ
ジガイド14に作用するシム50の力を有効かつ円滑に変化
させる。エッジガイド14の再湿潤はシム50とエッジガイ
ド14との接触が断たれたときに生じ、これにより、被覆
開始時点で全幅のカーテン湿潤ラインが発生し、被覆開
始時に縁部における過剰な濃度を最小化する。
被覆開始時でのエッジガイド14の再湿潤の懸念はカー
テン12の流量が減少するにつれて増大する。ただし、実
験データはあまり多くないが、それによると、1フィー
ト(約30cm)幅当り6ポンド/分(約2.7Kg/分)以下の
カーテン流量だとこの点について問題が生じることが判
明した。この問題を最少化するため、エッジガイド14に
沿って遮られるカーテン12の高さを最小化し、カーテン
12の運動量を利用してエッジガイドの再湿潤を補助すべ
きである。更に、エッジガイド14からの液体の除去時間
(1−2秒以下)を最小化すれば、エッジガイドの過剰
な乾燥が生じる可能性が減少し、その結果としてエッジ
ガイドの再湿潤の懸念も減少する。更に、シム50はエッ
ジガイド14から除去されたフラッシング水でフラッシン
グされ、これにより、シム50上での液体の蓄積及びエツ
ジガイド14の汚染を防止する。シム50とエッジガイド14
との接触又はこれに関連するエッジガイドの汚染の結果
としてのカーテン12内でのスタンディングウエーブは観
察できなかった。
ここで、第6図には、内側縁取りのための、即ち被覆
の幅をウエブの幅より小さくするための本発明に係る捕
獲槽30−2を示す。この目的のため、エッジガイド間の
間隔はウエブの幅より小さくしてある。捕獲槽30−2
は、シム50により除去されないままエッジガイドに隣接
して残っている液体が被覆工程の開始前にウエブ18を汚
染するのを阻止する。捕獲槽30−2は第3図の捕獲槽30
−1に極めて類似しており、上述のようなシム50を有
し、更に、オプションとして、例えば捕獲槽30−2の各
側部52の底縁に取り付けそこから突出した延長手段(点
線で示す)56を有する。このような延長手段56は好まし
くはシム50より厚いプラスチック材料又は金属材料でで
きており、ウエブ18及び被覆ローラ20の損傷を回避する
程度の可撓性を有するとよい。延長手段56は、カーテン
12に対する捕獲槽30−2の引出し及び挿入の間、関連す
るエッジガイド14の下方で運動できるように位置してい
る。延長手段56は、捕獲槽30−2の運動中の摩耗による
ウエブ18、被覆ローラ20及び(又は)エッジガイド14の
損傷を最小化するに十分な可撓性を与えるような例えば
0.020インチ(約0.51mm)の如き所定の厚さを有する。
このような延長手段56はシム50によりエッジガイド14か
ら除去されないまま残っている液体(例えば、シム50の
領域を越えてエッジガイド14の外面を下方へ移動する液
体、又は中空のエッジガイド14の長手方向に沿って内側
溝穴から流出する液体及びシム50の下方でその溝穴から
漏洩する液体)を捕獲し、このような液体によるウエブ
18やローラ20の汚染を防止する。このように、シム50の
下方でエッジガイド14に設けた溝穴から液体を漏洩させ
ることで、シム50の下方のエッジガイド14を湿潤した
(濡れた)状態に維持することができる。そして、この
液体を延長手段56により捕獲することができる。
以上、特定の実施例につき説明したが、これらは単な
る例示にすぎないことに留意されたい。それ故、本発明
の要旨を逸脱することなく種々の修正が可能であること
は言うまでもない。例えば、被覆の開始時や休止時にエ
ッジガイド液体を除去し支持体18の汚染を防止するする
ための捕獲槽は、例えば第2図の主及び補助リップ部3
2、44を備えない平坦な捕獲槽の如き他の適当な捕獲槽
形状とすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 5/00 - 5/02 B05D 1/30 G03C 1/74

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体に対するカーテン被覆を行うカーテン
    被覆方法であって、 被覆領域を通る経路に沿って、物体を移動させ、 前記被覆領域内において、第1及び第2エッジガイドに
    より、被覆液体をガイドして、この第1及び第2エッジ
    ガイド間に被覆液体を落下させ、物体の表面に向けて自
    由落下する被覆液体のカーテンを形成し、 前記第1及び第2エッジガイドに係合して変形する可撓
    性の部材を有する捕獲槽を前記被覆領域内に挿入し、カ
    ーテンを形成している被覆液体を捕獲するとともに第1
    及び第2のエッジガイドの表面から被覆液体を捕獲し、
    カーテン被覆を停止することを特徴とするカーテン被覆
    方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のカーテン被覆方法におい
    て、 前記捕獲槽を被覆領域内に挿入することにより、カーテ
    ンを形成している被覆液体を捕獲し、カーテン被覆を停
    止し、前記捕獲槽を被覆領域内から引き出しカーテン被
    覆を開始することを特徴とするカーテン被覆方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のカーテン被覆方
    法において、 前記捕獲槽の引き出しを物体の運動方向に沿った方向で
    行うことを特徴とするカーテン被覆方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1つに記載のカー
    テン被覆方法において、 前記被覆液体を写真被覆のための組成物としたことを特
    徴とするカーテン被覆方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1つに記載のカー
    テン被覆方法において、 前記第1及び第2エッジガイドの前記可撓性の部材の下
    に位置する第1及び第2エッジガイドの表面へ、この表
    面をぬらすための液体を供給することを特徴とするカー
    テン被覆方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1つに記載のカー
    テン被覆方法において、 前記可撓性の部材は、捕獲槽の挿入時においてエッジガ
    イドに係合し始めるときに可撓性の部材にかかる力が徐
    々に変化するような前端部の形状を有することを特徴と
    するカーテン被覆方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1つに記載のカー
    テン被覆方法において、 前記第1及び第2エッジガイドの間隔を物体の幅より小
    さくすることを特徴とするカーテン被覆方法。
  8. 【請求項8】請求項1〜6のいずれか1つに記載のカー
    テン被覆方法において、 前記第1及び第2エッジガイドの間隔を物体の幅より大
    きくすることを特徴とするカーテン被覆方法。
  9. 【請求項9】物体に対するカーテン被覆を行うカーテン
    被覆装置であって、 被覆領域を通る経路に沿って、物体を移動させる移動手
    段と、 前記被覆領域内において、第1及び第2エッジガイドに
    より、被覆液体をガイドして、この第1及び第2エッジ
    ガイド間に被覆液体を落下させ、物体の表面に向けて自
    由落下する被覆液体のカーテンを形成するカーテン形成
    手段と、 前記第1及び第2エッジガイドに係合して変形する可撓
    性の部材を有する捕獲槽であって、前記被覆領域内に挿
    入されているときに、カーテンを形成している被覆液体
    を捕獲するとともに第1及び第2のエッジガイドの表面
    から被覆液体を捕獲し、カーテン被覆を停止する捕獲槽
    と、 を有することを特徴とするカーテン被覆装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のカーテン被覆装置にお
    いて、 カーテン被覆の開始の際に、前記捕獲槽をカーテンの下
    から引き出す引き出し手段を有することを特徴とするカ
    ーテン被覆装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載のカーテン被覆装置にお
    いて、 前記引き出し手段の引き出し方向は、前記物体の移動の
    方向に沿った方向であることを特徴とするカーテン被覆
    装置。
  12. 【請求項12】請求項9〜11のいずれか1つに記載のカ
    ーテン被覆装置において、 前記引き出し手段は、引き出した捕獲槽をカーテンの下
    に挿入できることを特徴とするカーテン被覆装置。
  13. 【請求項13】請求項9〜12のいずれか1つに記載のカ
    ーテン被覆装置において、 前記第1及び第2エッジガイドの前記可撓性の部材の下
    に位置する第1及び第2エッジガイドの表面へ、この表
    面をぬらすための液体を供給する手段を設けることを特
    徴とするカーテン被覆装置。
  14. 【請求項14】請求項9〜13のいずれか1つに記載のカ
    ーテン被覆装置において、 前記捕獲槽が、前記可撓性の部材の下方において、外方
    へ突出した延長手段を有し、 この延長手段が可撓性の部材の下方において、物体へ向
    けて落下しようとする液体を捕獲することを特徴とする
    カーテン被覆装置。
  15. 【請求項15】請求項9〜14のいずれか1つに記載のカ
    ーテン被覆装置において、 前記捕獲槽の前記可撓性部材が、捕獲槽の挿入時におい
    てエッジガイドに係合し始めるときに可撓性の部材にか
    かる力が徐々に変化するような前端部の形状を有するこ
    とを特徴とするカーテン被覆装置。
  16. 【請求項16】請求項9〜15のいずれか1つに記載のカ
    ーテン被覆装置において、 前記第1及び第2エッジガイドの間隔を物体の幅より小
    さくすることを特徴とするカーテン被覆装置。
  17. 【請求項17】請求項9〜15のいずれか1つに記載のカ
    ーテン被覆装置において、 前記第1及び第2エッジガイドの間隔を物体の幅より大
    きくすることを特徴とするカーテン被覆装置。
  18. 【請求項18】被覆される物体の移動経路を横断する方
    向に位置する被覆領域内に、第1エッジガイドと第2エ
    ッジガイドとの間を落下する被覆液体の自由落下カーテ
    ンを形成し、物体に被覆液体を被覆するカーテン被覆装
    置に使用する捕獲槽において、 前記第1エッジガイドと第2エッジガイドとの間の領域
    で物体の上方に位置するときに、前記自由落下カーテン
    を遮る主捕獲部と、 同じく前記第1エッジガイドと第2エッジガイドとの間
    の領域で物体の上方に位置するときに、第1エッジガイ
    ド及び第2エッジガイドを伝って落下してくる被覆液体
    を捕獲するように、第1及び第2エッジガイドに係合し
    その回りで変形し、前記第1エッジガイド及び第2エッ
    ジガイドから被覆液体を除去する可撓性の部材と、 を有することを特徴とする捕獲槽。
  19. 【請求項19】請求項18に記載の捕獲槽において、 カーテン被覆の開始の際に、前記捕獲槽をカーテンの下
    から引き出す引き出し手段を有することを特徴とする捕
    獲槽。
  20. 【請求項20】請求項19に記載の捕獲槽において、 前記引き出し手段は、前記捕獲槽をカーテンの下に挿入
    できることを特徴とする捕獲槽。
  21. 【請求項21】請求項18〜20のいずれか1つに記載の捕
    獲槽において、 前記捕獲槽の前記可撓性部材が、捕獲槽の挿入時におい
    てエッジガイドに係合し始めるときに可撓性の部材にか
    かる力が徐々に変化するような前端部の形状を有するこ
    とを特徴とする捕獲槽。
  22. 【請求項22】請求項18〜21のいずれか1つに記載の捕
    獲槽において、 前記捕獲槽が、前記可撓性の部材の下方において、外方
    へ突出した延長手段を有し、 この延長手段が前記可撓性の部材の下方において、物体
    へ落下しようとする液体を捕獲することを特徴とする捕
    獲槽。
  23. 【請求項23】請求項18〜22のいずれか1つに記載の捕
    獲槽において、 前記第1及び第2エッジガイドの間隔を物体の幅より小
    さくすることを特徴とする捕獲槽。
  24. 【請求項24】請求項18〜22のいずれか1つに記載の捕
    獲槽において、 前記第1及び第2エッジガイドの間隔を物体の幅より大
    きくすることを特徴とする捕獲槽。
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