JP3563560B2 - カーテン塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

カーテン塗布装置及び塗布方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、写真印画紙、磁気記録紙、感熱記録紙、感圧記録紙、及びインクジェット受像紙、熱転写受像紙、顔料塗被紙等の塗布に用いられているカーテン塗布装置に関し、特に、塗布開始及び塗布停止に伴い生じる塗布量過剰部を抑制すると同時に塗布作業中にウェブ走行に伴って同伴するウェブ及びサイドの空気流を遮断し、更に走行ウェブのバタツキを防止するカーテン塗布装置及び塗布方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カーテン塗布装置は、塗布操作を行う前に計量を行う、いわゆる前計量型の塗布装置であり、過剰な塗布液をウェブに供給した後に規定量に計量を行う後計量方式の塗布方式と異なり、塗布液の液組成が経時で変化することがなく、長時間にわたり安定した品質の塗被物が得られる。また、重層塗布が可能で、塗布条件によっては塗布速度も上限が高いため、効率的に塗被物を得ることが可能である。
【0003】
このように、カーテン塗布装置は、多くの長所を持つため、写真印画紙、磁気記録紙、感熱記録紙、感圧記録紙、インクジェット受像紙、熱転写受像紙、顔料塗被紙等の各種塗布分野において利用されている塗布方式である。
【0004】
一般に、カーテン塗布における塗布開始は、予め形成されたカーテン膜とウェブの間に遮蔽物を設け、塗布液はすべて遮蔽物で捕捉されるようにしておき、該遮蔽物を除去し、カーテン膜をウェブに接触せしめることにより行う。塗布停止は、該遮蔽物を塗布前の位置に戻し、再びカーテン膜とウェブの間を遮蔽することにより行う。かかる塗布開始及び塗布停止操作においては、以下に詳述するごとく、塗布量が過剰にウェブに供給される部分(以下、塗布過剰部)ができ、乾燥が未完のまま乾燥ゾーンを通過した塗布過剰部がロールを塗布液で汚染し、塗布操作を困難にし、品質上も重大な欠陥をもたらす。
【0005】
塗布開始及び停止直後の塗布過剰部分の形成では、形成過程が異なる。つまり、塗布開始は、ウェブとカーテンヘッドの間に設置した遮蔽物を移動後退することにより行う。このとき、遮蔽物の端部によりカーテン膜が切断され、切断されたカーテン膜先端部が塗布液の表面張力により、カーテン膜厚よりも厚い液膜を形成する。この厚い先端部がウェブ上に接しめられると、塗布開始部で塗布量が過剰となる塗布過剰部を形成する。
【0006】
ウェブ上に形成された塗布過剰部は、通常の乾燥では未乾燥状態となり、塗布過剰部は、ウェブを搬送するのに使用されるロールに接触する部分で過剰塗布液を転写する。さらに、ロールに転写された塗布液の一部は、ウェブ表面の塗布層に再転写したり、逆に正常な塗布層を攪乱、剥離したりして、塗布欠陥を発生させる。したがって、塗布過剰部の形成は、塗被物の品質に悪影響を及ぼす。また、ロールを汚染した塗布液を除去するためには、装置を止めなければならず、著しい生産効率の低下を余儀なくされる。
【0007】
一方、塗布停止時には、カーテン膜とウェブの間に遮蔽物が挿入され、再びカーテン膜が遮蔽物端部により切断されるが、遮蔽物の端部がカーテン膜を切断した後に、カーテン膜は、その表面張力により収縮し、カーテン膜厚よりも太い棒状の液ダレとなり、ウェブ上に落下して塗布過剰部を形成する。又、カーテン膜を切断した時に遮蔽物に塗液が付着し、液滴となり、ウェブに落下し、塗布過剰部を形成する。したがって、塗布開始の場合と同様にロールが塗布過剰部の塗布液で汚染される。この場合も、ロールの清掃作業を余儀なくされることになり、生産効率の低下を招く結果となる。
【0008】
これらの塗布過剰部の形成を抑止するための手段として、塗布開始及び停止操作で用いる遮蔽物の位置を、できるだけウェブに近づけ、塗布過剰部の過剰量を最小限とする方法がある。この方法は有効ではあるが、一方で遮蔽物は、ある程度の量の塗布液を受容する受液槽の機能も要求されるため、遮蔽物の端部では一定量の高さを持った堰が必要である。したがって、遮蔽物をウェブに近づけても、塗布開始、停止を行う為にカーテン膜を遮蔽物端部で切断する点(以下、カーテン膜切断点と言う)がある程度高くなってしまう。また、米国特許第3,508,947(図6参照)に記載されるようなカーテン膜2を斜めに横切る液受け板24により塗布開始及び停止を行う方法では、液受け板24は受液槽の機能を必要としないが、カーテン膜2を液受け板24を伝わらせて回収槽25に落とすために、液受け板24に傾斜を設ける必要があり、カーテン膜2の切断点はウェブ11と距離を保つ必要がある。即ち、これらの方法では、落下開始点とウェブ11の距離は、最低限、数cm程度必要であり、塗布過剰部の形成の抑止手段とはならない。
【0009】
また、特表平2−503884号公報に記載される受けパン(図7参照)を用いる塗布開始装置では、カーテン膜切断点とウェブの距離を、数mmとすることが可能であるが、遮蔽物に受容した塗布液が受けパン26の移動によるほんの僅かな揺れで遮蔽物外にこぼれ出る可能性が大きく、実際には受液槽の機能とカーテン膜切断点とウェブ11間の距離を数mmにすることの両者を充分に両立することは困難であり、結果的には問題となる程度の塗布過剰部を形成してしまう。
【0010】
只、特表平2−503884号公報記載の方法では、塗布停止時においては、予め遮蔽物上に受容した塗布液を除去し、遮蔽物からの塗布液のこぼれ対策を行えば、塗布過剰部を形成せずに塗布停止を行うことが可能といえる。しかし、塗布開始については塗布液が受容されている遮蔽物をカーテン膜とウェブの間より移動させる為、移動中に塗布液がこぼれ易くなり、特表平2−503884号公報記載の方法でも、塗布過剰部を形成してしまうこととなる。
【0011】
更に、特開平3−94863号公報には、塗布開始に先立ち安定なカーテン膜形成を確認し、かつこれを乱さないように塗布を開始する方法として、浅い皿状のものか又は立ち上げ部をもつ平板状の液受け板27を、カーテン膜2の両端を支持するエッジガイドの下端と走行するウェブ11の間にカーテン膜2を回収するために挿入し、かつ該液受け板27を前後動させることでカーテン膜2の塗布開始、塗布停止を行なう方法が記載されている(図8参照)。
【0012】
また、特開平4−61951号公報は、特開平1−304076号公報に記載されているL字型の液受け板の場合、その先端の下面がカーテン膜の塗布液で濡れるため、その塗布液がウェブに塗布されるカーテン膜と共に最終的にウェブに移り塗布過剰部となるのを改良するものであり、液受け板29の先端部に断面くの字型の堰板29を設け、カーテン膜2をくの字型の堰板29に沿って流れるため、液受け板28の下面を濡らすことなく塗布開始時のウェブ11への塗布過剰部のない塗布を可能とするものである(図9参照)。
【0013】
上記の液受け板の先端に堰板を設けた形状のものでは、従来の液受け板とウェブの間隔を狭くすることはできるが、その間隔は0mmとはならず、カーテン膜切断点から落下するカーテン膜によって、塗布過剰部が発生することは避けられない。また、液受け板の取り付け位置の関係で連続走行するウェブに同伴する空気流を遮断するための遮風板を取り付ける位置が制限され、カーテン膜が空気流によって不安定となる問題がある。
【0014】
つまり、カーテン膜を流下させウェブに接しめることにより塗布層を形成するカーテン塗布において、塗布過剰部を形成せず、また連続走行するウェブに同伴する空気流を遮断してカーテン膜を安定した状態で塗布開始を行うことは非常に困難であり、その方法は存在しなかった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題を解決し、塗布開始及び塗布停止に伴い生じる塗布量過剰部を抑制すると同時に塗布作業中にウェブ走行に伴って同伴するウェブ及びサイドの空気流を遮断し、更に走行ウェブのバタツキを防止し、塗布装置の汚染を起こさず、品質欠陥の発生を抑制することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、連続走行するウェブにカーテンヘッドより落下するカーテン膜を衝突させて塗布を行なうカーテン塗布装置において、カーテンヘッドと走行するウェブの間に、塗布開始前にカーテン膜を回収するための受けパンを配置し、受けパンのウェブ走行側先端にはシュート板がその先端をウェブと接触可能な状態で取付けられ、シュート板の先端がウェブに接触状態でカーテン膜落下位置の前後に移動し、塗布作業中はシュート板の先端をカーテン膜落下位置の後方でウェブに接触した状態で、シュート板先端の位置がカーテン膜落下位置の後方10〜200mmの位置で待機し、かつ、シュート板が水平に対して2°以上の上向き角で、シュート板先端がウェブに接触するカーテン膜をウェブに塗布するカーテン塗布装置及び塗布方法である。
【0017】
他の発明は、連続走行するウェブにカーテンヘッドより落下するカーテン膜を衝突させて塗布を行なうカーテン塗布装置において、カーテンヘッドと走行するウェブの間に、塗布開始前にカーテン膜を回収するための受けパンを配置し、受けパンのウェブ走行側先端にはシュート板がその先端をウェブと接触可能な状態で取付けられ、シュート板の先端がウェブに接触状態でカーテン膜落下位置の前後に移動し、塗布作業中はシュート板の先端をカーテン膜落下位置の後方でウェブに接触した状態でシュート板先端の位置がカーテン膜落下位置の後方10〜200mmの位置で待機し、かつ、シュート板が水平に対して2°以上の上向き角で、シュート板先端がウェブに接触し、更にカーテン膜落下位置後方のウェブ裏側にウェブ支持板を設けて、カーテン膜をウェブに塗布するカーテン塗布装置である。
【0018】
また他の発明は、連続走行するウェブにカーテンヘッドより落下するカーテン膜を衝突させて塗布を行なうカーテン塗布装置において、カーテンヘッドと走行するウェブの間に、塗布開始前にカーテン膜を回収するための受けパンを配置し、受けパンのウェブ走行側先端にはシュート板がその先端をウェブと接触可能な状態で取付けられ、シュート板の先端がウェブに接触状態でカーテン膜落下位置の前後に移動し、塗布作業中はシュート板の先端をカーテン膜落下位置の後方でウェブに接触した状態でシュート板先端の位置がカーテン膜落下位置の後方10〜200mmの位置で待機し、かつ、シュート板が水平に対して2°以上の上向き角で、シュート板先端がウェブに接触し、更に受けパンのカーテン膜落下位置からの後退に合わせて、カーテンヘッドの正面両サイドに昇降可能に取り付けた羽根付きドライエッジを下降させ、カーテン膜をウェブに塗布するカーテン塗布装置である。
【0019】
更に他の発明は、連続走行するウェブにカーテンヘッドより落下するカーテン膜を衝突させて塗布を行なうカーテン塗布装置において、カーテンヘッドと走行するウェブの間に、塗布開始前にカーテン膜を回収するための受けパンを配置し、受けパンのウェブ走行側先端にはシュート板がその先端をウェブと接触可能な状態で取付けられ、シュート板の先端がウェブに接触状態でカーテン膜落下位置の前後に移動し、塗布作業中はシュート板の先端をカーテン膜落下位置の後方でウェブに接触した状態でシュート板先端の位置がカーテン膜落下位置の後方10〜200mmの位置で待機し、かつ、シュート板が水平に対して2°以上の上向き角で、シュート板先端がウェブに接触し、カーテン膜落下位置後方のウェブ裏側にウェブ支持板を設け、更に、受けパンのカーテン膜落下位置からの後退合わせてカーテンヘッドの正面両サイドに昇降可能に取り付けた羽根付きドライエッジを下降させ、カーテン膜をウェブに塗布するカーテン塗布装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、本発明の実施の形態について詳細に説明するが、本発明は、以下の実施形態に限定されることなく、様々な形態が可能であることは言うまでもない。
【0021】
図1は本発明のカーテン膜塗布前の状態の実施例を示す塗布装置の概略図であり、図2は本発明のカーテン膜の塗布状態を示す塗布装置の概略図であり、図3は図1のA部の受けパンとシュート板の取付を示す拡大図であり、図4は本発明の塗布開始時の状態を示す説明図、図5は本発明の羽根付ドライエッジを示す塗布装置の概略図である。
【0022】
図1は本発明の塗布装置の一実施例を示すもので、カーテン膜2をウェブ11に塗布する前の状態を示す概略図である。ロール7、8によって支持され傾斜連続走行するウェブ11の上方にカーテンヘッド1が配置され、カーテンヘッド1から流下しカーテン膜2を形成する塗布液を受容するために、受けパン3がウェブ11とカーテンヘッド1の間に配置されている。ウェブ11の下方には塗液回収槽6が設けられており、受けパン3で受容した塗布液は液流出口5より流れて落ち塗布液を受け入れるための塗液回収槽6に注がれる。回収された塗布液は図示されていない貯蔵タンクに回収される。また、受けパン3で受容された塗布液は、貯蔵タンクに戻さず、別の貯蔵タンクに回収される場合もある。これらは、塗布液の特性によって行われる。カーテンヘッド1への塗布液の送液は給液ポンプ9により行われる。また、ロール8は昇降可能とし、ウェブ11の走行傾斜角度を調整出来るようにすることが好ましい。
【0023】
本発明ではカーテン膜2が落下し、ウェブ3に接触するカーテン膜落下位置(以下、塗布部18と言う。図4参照)の近傍に、ウェブ3に同伴する空気流を遮蔽し、カーテン周辺空気の回流などでカーテン膜2が乱れることなくウェブ3に達するようにする為、図1のような遮風板10が設けられている場合がある。また、図1のロール8の位置を塗布部18の極近傍に位置させ、ロール8によりウェブ3を方向転換し、ウェブ3に同伴する空気の塗布部への影響を最小限にとどめるように構成する場合もある。
【0024】
図2は、本発明の塗布装置の塗布作業中の状態を示すもので、シュート板4の先端はカーテン膜の塗布部18より10〜200mm後方でウェブ11と接触している方が、ウェブ11の連続走行によって同伴する空気流を遮断するために好ましい。
【0025】
本発明の塗布装置に用いる受けパン3は、ウェブ11の走行方向先端にシュート板4を取り付けたものであり、その代表的な形態として図3に示すものがある。図3(a)は、液受底面12、両側壁14、後部壁15及び液受底面12の前部にストッパー13設けて構成された受けパン3である。シュート板4は角中の両端を軸とした軸16に固定されたもので、ストッパー13の近傍の両側壁に軸16を嵌合する。シュート板4は軸16によって動くため連続走行するウェブ3と常時接触させておくことが出来、そのためシュート板4先端のウェブ11と接触する箇所は角を落とす様なエッジ加工をすることが好ましい。シュート板4上に落下したカーテン膜2の塗布液を受けパン3側に流すため、シュート板4の水平に対する角度θを2°以下とならないようにストッパー13の高さは調整されている。また、ストッパー13は液受底面12でカーテン膜2を受容した塗布液を受けパン3より外への流出を防止する役目も兼ね備えている。
【0026】
図3(b)は、液受底面12の先端近傍より少し後方に入った所の両側壁14に軸16を嵌合させたものであり、従って、ストッパー13の取付け位置は、液受底面12の前部でもよく、軸16の近傍に配置してもよい。シュート板4の角度θは図3(a)と同様に2°以下と成らないようにストッパー13の高さは調整される。
【0027】
図3(c)は、図3(b)の構成と同様の受けパン3の液面底面12の前部先端に接触バー17を取付ける。該接触バー17をウェブ11に接触させる方法としては、液受底面12の先端を延長するか、あるいはロール8の位置を上昇させてウェブ11の走行傾斜角度を変更して行なうことができる。図3(c)の受けパン3にシュート板4を取り付けた構造のものは、接触バー17とシュート板4先端の2箇所でウェブ11に接触して、ウェブ11の連続走行により同伴する空気流を遮断することができるので、安定したカーテン膜2を形成することができる。
【0028】
図3(d)の受けパン3は、ストッパー13を用いず、液受底面12と両側壁及び後部壁で構成するもので、液受底面12の前部先端を延長してストッパー13の役目をさせるものである。シュート板4の水平に対する角度θは2°以下に下がらない様にする方法としては、シュート板4に取り付けた軸16の両側壁14に嵌合する位置を考慮したり、または、液受底面12の前部先端を延長する事によって行なうことができる。
【0029】
シュート板4の長さは100〜300mmが好ましく、幅は両エッジガイド22(図5参照)の幅よりも長く、流下するカーテン膜2を全幅で受けとめることができるものである。長さが100mm以下の場合はシュート板4の軸部で一旦切断されたカーテン膜は切断された衝撃により僅かな搖れを生じカーテン膜2が安定でない状態が発生し、シュート板4上を流れる時にカーテン膜として流下してくる塗布液の落下エネルギーの影響を十分に緩和できないうちにウェブ11に塗布されるので十分な安定効果が得られず、このカーテン膜2が安定でない状態の内にウェブ3に接しめられ、塗布ムラ等を発生させる場合がある。長さが300mm以上の場合はシュート板4の移動距離が長くなり、広いスペースが必要となったり、ウェブ11に塗布されるまでの未塗抹ウェブの無駄な走行も生じ、作業効率上望ましくない。
【0030】
本発明に用いる受けパン3に取り付けられるシュート板4は水平位置よりも、上り勾配を持つ必要がある。つまり、シュート板4の傾斜は、カーテン膜2を形成していた塗布液を液受底面12に回収する機能を有する為である。この傾斜が無いと、シュート板4に落下したカーテン膜2を形成していた塗布液が、受けパン3の移動中や塗布作業中の振動によりウェブ11上に落下し、塗布過剰部を形成してしまう場合がある。
更に該シュート板4の傾斜は水平方向に対し、角度(θ)が2°以上が好ましい。前記の如く、角度(θ)が2°以上であれば、シュート板4に流下したカーテン膜2を形成していた塗布液が、液受底面12に回収されるが、2°未満の場合は、受けパン3の移動の衝撃等で完全に液受底面12に回収できない場合が生じるからである。
【0031】
本発明の塗布開始の過程は、図4(a)から(c)の様に行われ、ウェブ3の走行速度が規定の速度に達した後、受けパン3の移動を行い、カーテン膜2は連続走行しているウェブ3と接触し塗布が行なわれる。ここでウェブ3が切断した時など、塗布が中断された場合は、塗布液は塗液回収槽6に回収される。塗液回収槽6で回収された塗布液は、貯蔵タンクには戻さず、別の貯蔵タンクに回収を行う場合もある。
【0032】
図4に示す本発明の塗布開始操作の過程を順に説明すると、図4(a)の第一に塗布停止状態より始まる。塗布停止状態ではカーテン膜2は受けパン3の液受底面12に落下している。塗布開始時の第二段階は、受けパン3を移動後退すると、シュート板4の軸部でカーテン膜2が一旦切断される。第三段階は図3(b)に示すような固液界面を形成しながらカーテン膜2の下をシュート板4が移動する。第四段階は図3(c)に示すように、カーテン膜2がウェブ11上に接しめられ、塗布開始が完了する。本発明のカーテン塗布装置であれば、液受底面12の液はストッパー13により、受けパン3からこぼれることはない。また、シュート板4上の塗布液も、シュート板4が傾斜を有している為、液受底面12に回収され、受けパン3外にこぼれ出ず、塗布過剰部を形成しなくなるのである。
【0033】
本発明においては上記のような作用が基盤となっており、本発明では図4(a)の様に、塗布停止時の受けパン3の位置は、カーテン膜2が液受底面12内へ直接流下する位置にあることが必要である。シュート板4の軸部によって、一旦カーテン膜2を切断し、シュート板4で均一で安定なカーテン落下部を形成して、塗布過剰部を抑制する為、塗布開始時の第一段階として、カーテン膜2が液受底面12内へ流下していなければならないのである。
【0034】
本発明では塗布開始停止を行う為に、受けパン3をウェブ11の走行方向へ移動させる時に、シュート板4の先端がウェブ11に接触状態でカーテン膜を切断する。カーテン膜2はシュート板4上から受けパン3の液受底面12上に落下するため塗布過剰部の形成は起こらない。
【0035】
図1に示すように、カーテン落下位置の後方のウェブ11の裏側にウェブ支持板19を設けてウェブ11の裏面と接触させ、ロール7、8間のウェブ11のバタツキを抑制することによりウェブ11の連続走行が安定し、カーテン膜2との衝突が安定し均一な塗布層が得られるで好ましい。また、該ウェブ支持板19を設けることにより連続走行に伴ってウェブ11の裏面に同伴する空気流を遮断することもでき、カーテン膜落下位置の両サイドの空気流の乱れを防止することができる。ウェブ支持板19は板状の部材とウェブ11の接触部をパイプ状、円柱または曲率半径を有する部材により構成するもので、ウェブ11裏面を傷つけないようにすることが好ましい。
【0036】
図5は、本発明の羽根付ドライエッジ20を示すもので、連続走行するウェブ11の両側にそれぞれ設けられる。羽根付ドライエッジ20は昇降装置21を有し、両昇降装置21はカーテンヘッド1の左右に取付られている。
ドライエッジはウェブ11の両サイドを下方に押えて、ウェブ11両サイドのカーテン膜2の塗布過剰をなくすためであり、そのドライエッジの下部先端に羽根が取り付けるのは、ウェブ11の両サイドの空気流を遮断するためでる。
【0037】
本発明のカーテン塗布装置及び塗布方法におけるカーテンヘッド1は特に限定されず、図1に示される様なスロットタイプ、図7に示される様なスライドタイプ等の全てのカーテンヘッドに対し、塗布過剰部を抑制する効果を発揮する。
また、本発明においては、ウェブ3とカーテン膜2との接触部、即ち塗布部は、種々多様な塗布部に対して適用可能であり、図1に示すようなロール7、8間に支持されたウェブ上は勿論のこと、図7に示すようなバックアップロール23上に支持されたウェブ上であろうとも塗布過剰部を抑制する効果を発揮する。しかも、カーテン膜2がウェブ3の幅を超えて広く、ウェブ巾方向全巾にわたり塗布部が存在する場合や、ウェブ巾よりもカーテン膜が狭く、ウェブ巾方向の両端にカーテン膜が塗布されない場合についても同様に塗布過剰部を抑制する効果を発揮する。
【0038】
本発明の塗布開始時にカーテン膜2下をシュート板4が通過する間の受けパン3が移動する速度は、12m/min〜400m/min程度が、良好な塗布開始結果を得易い。
【0039】
次に本発明で使用される塗布液、ウェブに関して説明する。また、塗布時の塗布速度、塗布液供給量に関しても説明を加える。
【0040】
本発明において、塗布液とは、写真乳剤液として、ゼラチン水溶液中にハロゲン化銀を分散せしめたもの、磁性体塗布液として、水あるいは有機溶剤中に磁性体粒子を分散せしめたもの、感熱発色体塗布液として、発色剤と顕色剤を分散せしめたもの、感圧発色体として、発色剤あるいは顕色剤を含むマイクロカプセルを分散せしめたもの、顔料塗被紙塗布液として、無機あるいは有機顔料を分散せしめたものなど、固形分濃度などに関係なく、カーテン塗布を行うことが可能な塗布液であれば、制限なく用いることができるが、塗布液の粘度についてはB型粘度が10cps〜1000cpsの範囲の塗布液が好ましい。
【0041】
本発明で使用されるウェブとしては、一般に使用される上質紙、中質紙、更紙、マシンコート紙、アート紙、キャストコート紙、合成紙、レジンコーテッド紙、プラスティックフィルム、金属板、ゴム板、天然あるいは合成繊維で織られた布等を含む。
【0042】
塗布速度に関しては、通常のカーテン塗布を行うことができる条件範囲内であれば、特に本発明の効果を低下させるものではないが、おおよそ15m/min〜1500m/minの範囲が好ましい。一方、ウェブに塗布される単位時間、単位巾あたりの液量、即ち流量に関しても通常のカーテン塗布条件範囲内であれば、特に限定されないが、おおむね4l/min/m〜20l/min/mの範囲が好ましい。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、カーテン膜を受容する受けパン先端にシュート板取付、シュート板の先端をウェブと接触状態で移動させ、また、カーテン膜落下位置後方のウェブ裏面にウェブ支持板を設けてウェブ接触させ、更にウェブ両側に羽根付ドライエッジが塗布作業中に接触させるているので、塗布開始及び塗布停止に伴い生じる塗布量過剰部を抑制すると同時に塗布作業中にウェブ走行に伴って同伴するウェブ表裏及びサイドの空気流を遮断し、更に走行ウェブのバタツキを防止でき、安定したカーテン膜の均一塗布が可能で、塗布装置の汚染を起こさず、品質欠陥の発生を抑制することが出来る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布開始前の状態を示す塗布装置の概略図。
【図2】本発明の塗布作業中の状態を示す塗布装置の概略図。
【図3】本発明の図1のA部の拡大概略図。
【図4】本発明の塗布開始時の状態を示す概略図。
【図5】本発明のドライエッジの概略図。
【図6】従来の塗布装置を示す概略図。
【図7】従来の他の塗布装置に用いる受けパンの概略図。
【図8】従来の塗布装置に用いる液受け板の概略図。
【図9】従来の塗布装置に用いる液受け板の概略図。
【符号の説明】
1 カーテンヘッド
2 カーテン膜
3 受けパン
4 シュート板
5 液流出口
6 塗液回収槽
7、8 ロール
9 給液ポンプ
10 遮風板
11 ウェブ
12 液受底面
13 ストッパー
14 側壁
15 後部壁
16 軸
17 接触バー
18 カーテン膜落下位置(塗布部)
19 ウェブ支持板
20 羽根付きドライエッジ
21 昇降装置
22 エッジガイド
23 バックアップロール
24 液受け板
25 回収槽
26 受けパン
27、28 液受け板
29 くの字型堰板

Claims (12)

  1. 連続走行するウェブにカーテンヘッドより落下するカーテン膜を衝突させて塗布を行なうカーテン塗布装置において、カーテンヘッドと走行するウェブの間に、塗布開始前にカーテン膜を回収するための受けパンを配置し、受けパンのウェブ走行側先端にはシュート板がその先端をウェブと接触可能な状態で取付けられ、シュート板の先端がウェブに接触状態でカーテン膜落下位置の前後に移動し、塗布作業中はシュート板の先端をカーテン膜落下位置の後方でウェブに接触した状態で待機させ、カーテン膜をウェブに塗布することを特徴とするカーテン塗布装置。
  2. 塗布作業中のシュート板先端の位置がカーテン膜落下位置の後方10〜200mmの位置にある請求項1記載のカーテン塗布装置。
  3. シュート板が水平に対して2°以上の上向き角で、シュート板先端がウェブに接触する請求項1記載のカーテン塗布装置。
  4. 連続走行するウェブにカーテンヘッドより落下するカーテン膜を衝突させて塗布を行なうカーテン塗布方法において、カーテンヘッドと走行するウェブの間に、塗布開始前にカーテン膜を回収するための受けパンを配置し、受けパンのウェブ走行側先端にシュート板を取付け、塗布開始又は停止時にシュート板の先端をウェブに接触状態でカーテン膜落下位置の前後に移動させ、塗布作業中にはシュート板の先端をカーテン膜落下位置の後方でウェブに接触した状態で待機させ、カーテン膜をウェブに塗布することを特徴とするカーテン塗布方法。
  5. 塗布作業中のシュート板先端の位置がカーテン膜落下位置の後方10〜200mmの位置にある請求項4記載のカーテン塗布方法。
  6. シュート板が水平に対して2°以上の上向き角で、シュート板先端がウェブに接触する請求項4記載のカーテン塗布方法。
  7. 連続走行するウェブにカーテンヘッドより落下するカーテン膜を衝突させて塗布を行なうカーテン塗布装置において、カーテンヘッドと走行するウェブの間に、塗布開始前にカーテン膜を回収するための受けパンを配置し、受けパンのウェブ走行側先端にはシュート板がその先端をウェブと接触可能な状態で取付けられ、シュート板の先端がウェブに接触状態でカーテン膜落下位置の前後に移動し、塗布作業中はシュート板の先端をカーテン膜落下位置の後方でウェブに接触した状態で待機させ、カーテン膜落下位置後方のウェブ裏側にウェブ支持板を設けて、カーテン膜をウェブに塗布することを特徴とするカーテン塗布装置。
  8. 塗布作業中のシュート板先端の位置がカーテン膜落下位置の後方10〜200mmの位置にあり、かつ、シュート板が水平に対して2°以上の上向き角で、シュート板先端がウェブに接触する請求項7記載のカーテン塗布装置。
  9. 連続走行するウェブにカーテンヘッドより落下するカーテン膜を衝突させて塗布を行なうカーテン塗布装置において、カーテンヘッドと走行するウェブの間に、塗布開始前にカーテン膜を回収するための受けパンを配置し、受けパンのウェブ走行側先端にはシュート板がその先端をウェブと接触可能な状態で取付けられ、シュート板の先端がウェブに接触状態でカーテン膜落下位置の前後に移動し、塗布作業中はシュート板の先端をカーテン膜落下位置の後方でウェブに接触した状態で待機させ、受けパンのカーテン膜落下位置からの後退に合わせて、カーテンヘッドの正面両サイドに昇降可能に取り付けた羽根付きドライエッジを下降させ、カーテン膜をウェブに塗布することを特徴とするカーテン塗布装置。
  10. 塗布作業中のシュート板先端の位置がカーテン膜落下位置の後方10〜200mmの位置にあり、かつ、シュート板が水平に対して2°以上の上向き角で、シュート板先端がウェブに接触する請求項9記載のカーテン塗布装置。
  11. 連続走行するウェブにカーテンヘッドより落下するカーテン膜を衝突させて塗布を行なうカーテン塗布装置において、カーテンヘッドと走行するウェブの間に、塗布開始前にカーテン膜を回収するための受けパンを配置し、受けパンのウェブ走行側先端にはシュート板がその先端をウェブと接触可能な状態で取付けられ、シュート板の先端がウェブに接触状態でカーテン膜落下位置の前後に移動し、塗布作業中はシュート板の先端をカーテン膜落下位置の後方でウェブに接触した状態で待機させ、カーテン膜落下位置後方のウェブ裏側にウェブ支持板を設け、更に、受けパンのカーテン膜落下位置からの後退に合わせてカーテンヘッドの正面両サイドに昇降可能に取り付けた羽根付きドライエッジを下降させ、カーテン膜をウェブに塗布することを特徴とするカーテン塗布装置。
  12. 塗布作業中のシュート板先端の位置がカーテン膜落下位置の後方10〜200mmの位置にあり、かつ、シュート板が水平に対して2°以上の上向き角で、シュート板先端がウェブに接触する請求項11記載のカーテン塗布装置。
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