JP4307445B2 - 内蔵されるメモリマクロのac特性を測定するテスト回路を有する集積回路装置 - Google Patents

内蔵されるメモリマクロのac特性を測定するテスト回路を有する集積回路装置 Download PDF

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Description

本発明は、内蔵されるメモリマクロのAC特性を測定するテスト回路を有する集積回路装置に関し、特に、RAMマクロのアクセス時間の測定精度を上げ、更に、制御クロックのクロック幅、制御クロックに対するセットアップタイム及びホールドタイムの特性値を測定することができるテスト回路を有する集積回路装置に関する。
論理回路に加えてRAMなどのメモリマクロを内蔵するASIC品のような集積回路装置は、内蔵されるRAMマクロのアクセスタイムなどのAC特性を精度良くテストすることが求められる。この測定を外部テスタ装置により行うために、RAMマクロの入力段と出力段にフリップフロップを配置し、第1のクロックに応答して入力段フリップフロップからRAMマクロに制御クロックを入力し、第2のクロックで出力段フリップフロップにRAMマクロの出力を取り込むことが提案されている。
図1は、かかる従来のRAMマクロの測定方法を示す図である。集積回路装置10に内蔵されるRAMマクロ14の入力段に第1のフリップフロップ12を、出力段に第2のフリップフロップ16をそれぞれ設け、第1のフリップフロップ12に外部テスタ装置18からの入力信号S12を第1のクロックS1のタイミングで取り込みRAMマクロ14への制御クロックCLKtを入力する。更に、第2のフリップフロップ16に第2のクロックS2のタイミングでRAMマクロのデータ出力Doutを取り込み外部テスタ装置18に供給する。第1のクロックS1を基準にして第2のクロックS2のタイミングを変更しながらどのタイミングで正しいデータ出力Doutを得ることができるかにより、RAMマクロ14のアクセスタイムを測定する。
RAMマクロは、制御クロックCLKtに同期して読み出し動作を開始し、所定のアクセスタイム後に読み出しデータ出力Doutを出力する。読み出しデータがHレベルからLレベルに、またはLレベルからHレベルに変化するようにアドレスAddを選択することにより、データ出力Doutの出力タイミングを検出することができる。
更に、例えば、特開2001−208804号公報には、集積回路装置内に上記第1のクロックS1と第2のクロックS2とを生成する回路を内蔵し、内蔵する遅延可変制御回路により第2のクロックS2のタイミングを変更しながら、同様の測定を行うことが提案されている。
しかしながら、RAMマクロの前後に設けたフリップフロップ間の遅延時間を測定する方法では、テスタ装置の制御クロックS1,S2を生成する精度や、その制御クロックS1,S2の対応するフリップフロップまでの遅延時間の差、更に、フリップフロップそのものの動作精度などの要因により、測定値に数100psecオーダの誤差が生じている。SRAMなどの高速RAMのアクセス時間は例えば1nsec程度であり、上記の測定誤差は無視することができないオーダである。
そこで、本発明の目的は、内蔵されるRAMマクロのAC特性を高精度に測定を行うことができる内部テスタ回路を有する集積回路装置を提供することにある。
更に、本発明の別の目的は、内蔵されるRAMもクロックのアクセスタイムを高精度に測定し、制御パルス(または制御クロック)のパルス幅、制御パルス(または制御クロック)に対するセットアップタイム及びホールドタイムの特性値を高精度に測定することができる内部テスタ回路を有する集積回路装置を提供することにある。
本発明の第1の側面は、集積回路装置において、通常動作時において、制御パルスに応答して入力アドレスをラッチし、入力アドレスに対応するデータ出力を生成するメモリマクロと、テスト時において、メモリマクロの特性試験を行うテスト制御回路とを有する。そして、テスト時において、入力パルスに応答してテスト用制御パルスを生成するパルス発生回路とメモリマクロとを有するメモリマクロユニットを1以上の所定段数接続してリングオシレータを構成し、テスト制御回路がリングオシレータの発振周波数または周期を測定する。
第1の側面によれば、メモリマクロのデータ出力を後段のパルス発生回路に供給して制御パルスを発生させることで、メモリマクロからなるリングオシレータが発振動作する。この発振周期を所定段数で除算し、パルス発生回路の遅延時間を除去することで、メモリマクロのアクセスタイムを高精度に測定することができる。
上記本発明の第1の側面の好ましい実施例では、上記パルス発生回路のパルス幅を可変制御可能にし、制御パルス幅を可変制御しながら、リングオシレータの発振状態を監視する。これにより、制御パルスのパルス幅の限界値を測定することができる。
更に、本発明の第1の側面の好ましい実施例では、リングオシレータ内の発振パルスの所定時間遅延する可変遅延回路を介してメモリマクロのテスト用アドレスとして供給する。この可変遅延回路の遅延時間を可変制御することで、メモリマクロのセットアップタイムやホールドタイムの限界値を測定することができる。
図1は、従来のRAMマクロの測定方法を示す図である。
図2は、本実施の形態のテスト回路を内蔵する集積回路装置の構成図である。
図3は、RAMマクロを有するRAMマクロユニットRMUの構成図である。
図4は、パルス発生回路32の構成と動作波形とを示す図である。
図5は、本実施の形態におけるテスト時のリングオシレータの動作を示す動作波形図である。
図6は、パルス発生回路32における遅延時間を説明する図である。
図7は、制御クロックのパルス幅を可変制御できるパルス発生回路を示す図である。
図8は、本実施の形態におけるセットアップタイムの限界値を測定するテスト回路を示す図である。
図9は、セットアップタイムを測定するテスト動作を示す波形図である。
図10は、本実施の形態におけるホールドタイムの限界値を測定するテスト回路を示す図である。
図11は、ホールドタイムを測定するテスト動作を示す波形図である。
図12は、2段でリングオシレータを構成したテスト回路を示す図である。
図13は、1段でリングオシレータを構成したテスト回路を示す図である。
以下、図面に従って本発明の実施の形態例を説明する。
図2は、本実施の形態のテスト回路を内蔵する集積回路装置の構成図である。この集積回路装置は、内部ロジック回路30に加えてメモリマクロ、例えばRAMマクロ(図示せず)が設けられている。そして、RAMマクロを内部に有するRAMマクロユニットRMU1,2,3の出力OUT1,2,3が後段のRAMマクロユニットの入力IN2,3,1に接続されて縦列に接続され、最終段のRAMマクロユニットRMU3の出力OUT3が初段のRAMマクロユニットRMU1の入力IN1にNANDゲート26とインバータ28を介してフィードバックされ、リングオシレータが構成されている。
図3は、RAMマクロを有するRAMマクロユニットRMUの構成図である。RAMマクロ14は、制御パルスである制御クロックCLKに応答して、アドレスADDとデータ入力DinとライトイネーブルWEとを入力する入力ラッチ回路141と、デコーダとメモリセルアレイと出力回路とを少なくとを有するメモリコア142とを有し、読み出しデータDoutを出力する。RAMマクロユニットRMUは、RAMマクロ14に加えて、テスト用制御パルスCLKtを生成するパルス発生回路32を有する。このパルス発生回路32は、入力パルスINのフォワードエッジとバックエッジの両方に応答してテスト用制御パルスCLKtを生成する。
また、RAMマクロ14内には、入力側スイッチ回路SWinと出力側スイッチ回路SWoutとが設けられている。これらのスイッチ回路は、通常動作時は、アドレス信号AddとシステムクロックSCLKとを入力ラッチ回路141にアドレス信号ADD及び制御クロックCLKとして供給し、データ出力Doutを出力する。一方、テスト時には、スイッチ回路SWinは、パルス発生回路32が生成するテスト制御パルスCLKtを制御クロックCLKとして入力し、スイッチ回路SWoutは、読み出しデータ出力DoutをRAMマクロユニットのデータ出力パルスOUTとして出力する。また、データ出力パルスOUTは、アドレス信号ADDの一部を構成するテスト用アドレスビットTAddとして、入力側スイッチ回路SWinを介して入力ラッチ回路141に供給される。上記のスイッチ回路SWin、SWoutは、テスト切換信号TSWにより、上記の通常動作時とテスト時とに切り換えられる。
更に、メモリコア142には、第1のアドレス(TAdd=Lレベル)に対応してHレベルのデータが書き込まれ、第2のアドレス(TAdd=Hレベル)に対応してLレベルのデータが書き込まれている。従って、テスト時において、データ出力Doutがテスト用アドレスTAddとしてフィードバックされることにより、テスト用制御クロックCLKtが供給されるたびに、出力されるデータ出力Doutは、HレベルとLレベルとを交互に繰り返す。つまり、データ出力Dout=TAdd=Lレベルの状態で、テスト用制御パルスCLKtが供給されると、それに対応する第1アドレスのデータ出力Dout=Hレベルが出力される。次に、テスト用制御パルスCLKtが供給されると、第2アドレスに対応するデータ出力Dout=Lレベルが出力される。
図4は、パルス発生回路32の構成と動作波形とを示す図である。パルス発生回路32は、NANDゲート321,322,323と、インバータ324,326及び偶数段のインバータ列325とで構成される。インバータ324とインバータ列325及びNANDゲート321により、入力パルスINのフォワードエッジに応答してパルス信号が生成され、インバータ列325とインバータ326及びNANDゲート322により、入力パルスINのバックエッジ(つまりインバータ324の出力のフォワードエッジ)に応答してパルス信号が生成される。
入力INがLレベルの状態では、偶数段インバータ列325の出力はHレベルであり、入力パルスの立ち上がりエッジにより入力INがHレベルになると、その瞬間にNANDゲート321の出力がLレベルになる。そして、インバータ324とインバータ列325の遅延時間後にインバータ列325の出力はLレベルに変わり、NANDゲート321の出力がHレベルに戻る。つまり、NANDゲート323の出力には、入力パルスINのフォワードエッジに応答して、負のパルスが生成される。この時、NANDゲート322の出力はHレベルに固定されているので、NANDゲート323の負のパルスがNANDゲート323を反転して通過し、テスト用制御パルスCLKtが生成される。
入力パルスINのバックエッジでは、上記と逆に、インバータ列325とインバータ326及びNANDゲート322により、NANDゲート322の出力に負のパルスが生成され、その負のパルスがNANDゲート323を反転して通過し、テスト用制御パルスCLKtが生成される。その結果、図4に示されるとおり、入力パルスINのフォワードエッジとバックエッジとに応答してテスト用制御パルスCLKtが生成される。
図2に戻り、RAMマクロユニットRMU1,2,3内のメモリコアには、前述のとおり、第1のアドレス(TAdd=Lレベル)に対応してHレベルのデータが書き込まれ、第2のアドレス(TAdd=Hレベル)に対応してLレベルのデータが書き込まれている。また、入力パルスINのフォワードエッジとバックエッジそれぞれに応答して内蔵するRAMマクロを制御する制御パルスCLKtが生成され、データ出力Doutが出力される。従って、テスト時において、RAMマクロユニットRMU1,2,3は、それぞれ、入力パルスINの両エッジに応答してRAMマクロへの読み出し動作を開始し、出力OUT1,2,3をHレベルとLレベルに交互に変化させる。そのため、3つのRAMマクロユニットRMU1,2,3を縦列に接続し、最終段ユニットRMU3の出力OUT3を初段にフィードバックするように接続することにより、RAMマクロユニットによるリングオシレータが構成される。
[RAMマクロのアクセスタイム]
図5は、本実施の形態におけるテスト時のリングオシレータの動作を示す動作波形図である。図2に示したテスト回路22では、テストを行う前に、各RAMマクロにおいて、所定のアドレスにHレベルとLレベルを書き込む。この所定アドレスと書込データとの関係は、前述のとおり、第1アドレス(TAdd=Lレベル)に対応してHレベルのデータ、第2のアドレス(TAdd=Hレベル)に対応してLレベルのデータとなる。そして、RAMマクロユニットRMU1,RMU2,RMU3に対するアドレスをそれぞれ第1、第2、第1アドレスに設定した状態でシステムクロックSCLKを1パルス供給すると、それぞれのRAMマクロユニットからデータ出力OUT1=H、OUT2=L、OUT3=Hが出力される。以上が初期化動作である。
その後、テスト制御回路22が、外部からのテスト信号TESTに応答してテスト切換信号TSWをHレベルにし、3個のRAMマクロユニットによるリングオシレータを構成にする。この状態で、テストセット信号TSETはLレベルであり、それによりセット回路24はNANDゲート26の入力にHレベルを供給している。そこで、テスト制御回路22によりテストセット信号TSETがHレベルに切り換えられると、NANDゲート26の2入力は共にHレベルになり、出力がHレベルからLレベルに切り替わり、インバータ28により初段のRAMマクロユニットRMU1の入力IN1がLレベルからHレベルに立ち上がる。
この入力IN1の変化に応答して、初段のRAMマクロユニットRMU1内のパルス発生回路32が、制御パルスCLKt1を生成する。この制御パルスCLKt1をトリガにして初段のRAMマクロユニット内のRAMマクロ14はアドレスAdd,TAdd1(=ADD)を取り込み、リード動作を開始する。リード動作により所定のアクセス時間後にデータ出力OUT1はHレベルからLレベルに切り換えられる。
この初段ユニットのデータ出力OUT1の切り替わりが、2段目のRAMマクロユニットRMU2の入力IN2として供給され、このRAMマクロユニット内のパルス発生回路32が制御パルスCLKt2を生成する。この制御パルスCLKt2をトリガにして、2段目のRAMマクロ14は、LレベルのアドレスTAdd2を他のアドレスAddと共に取り込み、リード動作を行い、データ出力OUT2をHレベルに切り換える。3段目のRAMマクロユニットRMU3も同様の動作を行って、データ出力OUT3をLレベルに切り換える。
最終段のRAMマクロユニットRMU3のデータ出力OUT3の変化は、NANDゲート26とインバータ28を介して、初段のユニットRMU1の入力IN1に供給され、その入力IN1の変化に応答して制御パルスCLKt1が生成され、リード動作が行われ、データ出力OUT1がHレベルに切り替わる。これに続いて、2段目、3段目も同様のリード動作を行ってデータ出力OUT2,OUT3も順次切り替わる。
以上の動作により、3段のRAMマクロユニットにより構成されるリングオシレータは発振動作を行うことになる。そこで、テスト制御回路22は、例えば3段目のRAMマクロユニットRMU3のデータ出力OUT3を抽出し、その発振周波数または周期を測定する。
但し、リングオシレータには、3個のRAMマクロ14に加えて、パルス発生回路32とNANDゲート26及びインバータ28が含まれている。従って、これらの遅延時間を上記測定した周期から除去することが必要になる。また、RAMマクロ14内の入出力段のスイッチSWin、SWoutは、例えばCMOSトランスファーゲートなどで構成することにより殆ど遅延なしで切換えることができる。
図6は、パルス発生回路32における遅延時間を説明する図である。パルス発生回路32は、既に説明したとおり、入力INがLレベルからHレベルに立ち上がる時に、(A)に示すNANDゲート321、323の経路で制御パルスCLKtが生成され、入力INがHレベルからLレベルに立ち下がる時に、(B)に示すインバータ324、NANDゲート322、323の経路で制御パルスCLKtが生成される。従って、図2に示した3段のマクロユニットからなるリングオシレータでは、3つのRAMマクロに加えて、7個のNANDゲートと2または3個のインバータの遅延時間が発振周期に含まれる。
テスト制御回路22は、インバータやNANDゲートによるリングオシレータを内蔵して、それらの周期から遅延時間を求めても良いし、或いはあらかじめそれらの遅延時間データが与えられていても良い。いずれにしても、RAMマクロユニットによるリングオシレータの周期から、上記の遅延時間を除いた時間が、RAMマクロのアクセスタイムになる。
テスト制御回路22は、上記のRAMマクロのアクセスタイムを測定することに加えて、制御クロックパルスCLKtのパルス幅を可変制御してリングオシレータの発振動作が停止する限界を測定する。または、テスト制御回路22は、アドレスTAddの供給タイミングを可変制御して、RAMマクロの制御クロックパルスCLKtの立ち上がりエッジに対するセットアップタイムやホールドタイムを可変制御し、リングオシレータの発振動作が停止する限界を測定する。
上記のリングオシレータ動作の初期化動作では、3段のRAMマクロユニットのデータ出力OUT1,2,3をH、L、Hレベルになるように設定した。しかしながら、このデータ出力OUT1,2,3は、全てHレベルまたは全てLレベルであってもよい。或いは、任意の組合せでも良い。各RAMマクロユニットに内蔵されるパルス発生回路は、入力INのフォワードエッジとバックエッジのいずれにも応答して制御パルスCLKtを生成するので、データ出力がアクセスされるたびにレベルの切り替わりが発生すれば良く、切り替わりの方向はいずれでも良い。
[制御クロックのパルス幅]
図7は、制御クロックのパルス幅を可変制御できるパルス発生回路を示す図である。図4に示したパルス発生回路のインバータ列325が可変遅延ユニット327に置き換えられている。そして、可変遅延ユニット327に対して遅延制御信号329を供給する遅延制御回路328が設けられている。遅延制御回路328は、制御信号CNTに応答して所定の遅延制御信号329を出力することにより、可変遅延ユニット327の遅延量を可変制御する。それ以外は、図4の回路と同じである。
このインバータ列の遅延時間は、制御パルスCLKtのパルス幅に対応する。従って、可変制御ユニット327の遅延量を長くすると、制御パルスCLKtのパルス幅が長くなり、可変制御ユニット327の遅延量を短くすると、制御パルスCLKtのパルス幅が短くなる。
そこで、本実施の形態では、図2の3段のRAMマクロユニットのうち、初段のRAMマクロユニットRMU1内のパルス発生回路を図7の回路にし、テスト制御回路22からパルス幅を制御するパルス幅制御信号CNTを出力する。このパルス幅制御信号CNTは、外部からのテスト制御信号Tcntにより制御可能となっている。テスト時において、図5で示したようにリングオシレータを発振させた状態で、パルス幅制御信号CNTにより初段のRAMマクロユニットRMU1内の制御パルスCLKt1のパルス幅を可変制御する。即ち、図5に示すように、制御パルスCLKt1のパルス幅d1を徐々に短くしたり、徐々に長くしながらリングオシレータの発振動作が維持されるか否かが、テスト制御回路22により監視される。
RAMマクロの仕様上この制御パルスの最小パルス幅が規定されているが、上記のパルス幅を可変制御することにより、どのパルス幅d1の範囲であれば初段のRAMマクロが正常に動作するか否かを、リングオシレータの発振動作が維持されるか否かによりチェックすることができる。
[セットアップタイム]
図8は、本実施の形態におけるセットアップタイムの限界値を測定するテスト回路を示す図である。図3に示したRAMマクロ14は、制御クロックCLKの立ち上がりエッジに同期してアドレスADDを取り込み、ラッチする。従って、制御クロックCLKに対するアドレスADDのセットアップタイムとホールドタイムの限界がどの程度であるかを測定することが求められる。図8に示したテスト回路では、初段のRAMマクロユニットRMU1のテスト用アドレスTAdd1に、初段のデータ出力OUT1ではなく、2段目のデータ出力OUT2を遅延させた信号を与えている。更に、2段目のデータ出力OUT2が初段のデータ出力OUT1の反転信号であるので、2段目のデータ出力OUT2の反転信号が初段のテスト用アドレスTAdd1に与えられる。そして、可変遅延回路34の遅延量を制御するセットアップタイム制御信号TSAがテスト制御回路22から可変遅延回路34に供給される。それ以外は、図2と同じである。
図9は、セットアップタイムを測定するテスト動作を示す波形図である。初段のRAMマクロへの制御パルスCLKt1の立ち上がりエッジと、初段のデータ出力OUT1の切り替わりタイミングとの間は、3段目のRAMマクロユニットによる遅延時間に対応する時間差がある。従って、図2のように、初段のデータ出力OUT1をテスト用アドレスTAdd1に採用すると、セットアップタイムが長すぎる。そこで、本実施の形態では、2段目のRAMマクロユニットのデータ出力OUT2を遅延させ更に反転して初段のテスト用アドレスTAdd1に供給する。
図9に示されるとおり、2段目のデータ出力OUT2を可変遅延回路34により遅延時間d2遅らせることで、初段のテスト用アドレスTAdd1が生成される。遅延時間d2を可変制御することで、テスト用アドレスTAdd1の切り替わりタイミングと制御クロックCLKt1の立ち上がりエッジとの時間差であるセットアップタイムtsaを可変制御することができる。しかも、2段目のデータ出力OUT2の切り替わりタイミングは、制御パルスCLKt1の立ち上がりエッジに比較的近いので、可変遅延回路34の遅延量をそれほど大きくする必要はない。但し、初段や3段目のデータ出力OUT1,OUT3を遅延させて初段のテスト用アドレスTAdd1にすることも可能であるが、その場合は、可変遅延回路の遅延量を比較的大きくする必要があり、回路規模が大きくなる。
テスト制御回路22が、セットアップタイム制御信号TSAにより可変遅延回路34の遅延量d2を可変制御して、初段RAMマクロユニット内のRAMマクロ14のセットアップタイムtsaを可変制御し、どのセットアップタイムの時にリングオシレータの発振が停止するかを監視することで、セットアップタイムの限界値を測定することができる。従って、このセットアップタイム制御信号TSAは、外部のテスタ装置からの制御信号Tcntにより設定可能にし、また、テスト制御回路22のテスト結果信号Toutはリングオシレータの発振動作の有無を外部のテスタ装置に出力可能にする。或いは、テスト制御回路22が、遅延量d2を自動変更し、その都度、発振動作の有無を記録し、最後のその記録結果を出力することでも良い。
[ホールドタイム]
図10は、本実施の形態におけるホールドタイムの限界値を測定するテスト回路を示す図である。図2と異なるところは、初段のRAMマクロユニットRMU1へのテスト用アドレスTAdd1に、その前段である3段目のデータ出力OUT3を遅延させて供給し、可変遅延回路36の遅延量がホールドタイム制御信号THAによって可変制御可能になっている点である。また、3段目のデータ出力OUT3は初段のデータ出力OUT1に比較して1周期近く遅れているので、可変遅延回路36によりデータ出力OUT3は反転されテスト用アドレスTAdd1として供給される。それ以外は、図2と同じである。
図11は、ホールドタイムを測定するテスト動作を示す波形図である。可変遅延回路36は、3段目のデータ出力OUT3を所定遅延時間d3遅延させ且つ反転して、テスト用アドレス信号TAdd1を供給する。3段目のデータ出力OUT3の変化に応答して、初段の制御パルスCLKt1が生成されているので、3段目のデータ出力OUT3を遅延時間d3遅延させることで、制御パルスCLKt1の立ち上がりエッジからホールドタイムtha後にテスト用アドレス信号TAdd1を変化させることができる。この遅延時間d3を可変制御することにより、初段の制御パルスCLKt1に対するホールドタイムthaを可変制御することができる。
従って、テスト制御回路22は、リングオシレータを発振している状態で、ホールドタイムthaを徐々に短くして、発振動作が停止する限界値を検出することができる。
図11から理解されるとおり、初段のテスト用アドレスTAdd1を、2段目のデータ出力OUT2を遅延することによって与えても、ホールドタイムを可変制御することができる。但し、遅延量をより大きくする必要がある。この場合も2段目のデータ出力OUT2を反転する必要がある。
以上のとおり、リング発振回路内のいずれかの発振クロック(または発振パルス)を所定時間遅延することで、初段のRAMマクロユニットのテスト用アドレスTAdd1を生成することができ、その遅延時間を可変制御することにより、セットアップタイムの限界値やホールドタイムの限界値を検出することができる。前述した図8,10の例では、可変遅延回路の遅延量を比較的小さくするために、2段目のデータ出力OUT2を遅延したテスト用アドレスTAdd1によりセットアップタイムの限界値を、3段目のデータ出力OUT3を遅延したテスト用アドレスTAdd1によりホールドタイムの限界値をそれぞれ測定している。また、図8、図10の可変遅延回路34,36を両方設けて、スイッチ手段によりその遅延信号を切り換えることで、共通のテスト回路でセットアップタイムとホールドタイムの限界値を測定することができる。
上記の実施の形態では、リングオシレータを3段のRAMマクロユニットで構成したが、2段または1段でのリングオシレータを構成することは可能である。各RAMマクロがテスト用アドレスに対してそのアドレスの反転信号をデータ出力として出力するように書込が行われていれば、RAMマクロユニットへの入力INが変化するたびに、後段のRAMマクロユニットのデータ出力も変化して、リングオシレータを発振させることができる。
図12は、2段でリングオシレータを構成したテスト回路を示す図である。初段のRAMマクロユニットRMU1と2段目のRAMマクロユニットRMU2と、NANDゲート26及びインバータ28によりリングオシレータが構成されている。リングオシレータの発振動作は、図5と同様である。但し、発振周期は2段のRAMマクロユニットRMU1,2とNANDゲート26及びインバータ28の遅延時間の合計であり、図2の発振回路の3段目のユニットがないので、その分発振周期は短くなる。
また、図12の例では、制御クロックのパルス幅を可変制御するために、テスト制御回路22は、パルス幅制御信号CNTを初段のRAMマクロユニットRMU1に供給する。更に、セットアップタイムとホールドタイムの限界値を測定するために、初段のデータ出力OUT1を遅延させる第1の可変遅延回路38と、2段目のデータ出力OUT2を遅延させる第2の可変遅延回路40とが設けられている。そして、テスト制御回路22は、これらの可変遅延回路38,40に対して、セットアップタイム制御信号TSAとホールドタイム制御信号THAを供給し、遅延時間を可変制御し、それぞれの限界値を検出する。
図13は、1段でリングオシレータを構成したテスト回路を示す図である。この例では、RAMマクロユニットRMU1のデータ出力OUT1をNANDゲート26とインバータ28とを介して、入力IN1にフィードバックしている。その発振動作は、図5と同様である。これによりリングオシレータの発振周期は、RAMマクロユニットRMU1とNANDゲート26とインバータ28の遅延時間の合計になる。また、RAMマクロユニットRMU1内のパルス発生回路のパルス幅は、テスト制御回路22からのパルス幅制御信号CNTにより制御される。更に、セットアップタイムとホールドタイムの限界値を測定するために、第1の可変遅延回路38と第2の可変遅延回路40とが設けられ、それぞれの遅延量がテスト制御回路22からの制御信号TSA,THAにより制御される。
以上説明したとおり、本実施の形態によれば、RAMマクロを接続してリングオシレータ構成にすることで、外部からのクロックパルスを供給することなくRAMマクロのアクセスタイムを高精度に測定することができる。更に、RAMマクロが正常動作する限りはリングオシレータが発振動作を行うことを利用して、制御クロックのパルス幅の限界値、セットアップタイムやホールドタイムの限界値を簡単に測定することができる。
本発明によれば、集積回路装置内にRAMマクロのAC特性を高精度に測定可能なテスト回路を設けることで、内部に設けられたRAMマクロのAC特性試験を集積回路自身で行うことができ、半導体産業などにおいて利用可能性が高い。

Claims (8)

  1. メモリマクロを内蔵する集積回路装置において、
    供給される制御パルスに応答してデータ出力信号を出力するメモリマクロと、
    前記メモリマクロの特性を測定するテスト回路とを有し、
    前記テスト回路は、テスト時において、
    入力パルスに応答してテスト用制御パルスを生成するパルス発生回路と、当該テスト用制御パルスに応答して第1及び第2のデータ出力信号を交互に出力する前記メモリマクロとでメモリマクロユニットを構成し、
    少なくとも1以上の所定数段の前記メモリマクロユニットを縦列に接続し、且つ最終段のメモリマクロユニットの出力を初段のメモリマクロユニットの入力にフィードバックしてリングオシレータを構成し、
    前記テスト回路は、前記テスト用制御パルスのパルス幅を制御するパルス幅制御信号を生成し、
    前記パルス発生回路は、前記パルス幅制御信号に応じて前記テスト用制御パルスのパルス幅を変更して出力し、
    前記テスト回路は、前記リングオシレータの発振の有無を検出することを特徴とする集積回路装置。
  2. メモリマクロを内蔵する集積回路装置において、
    供給される制御パルスに応答してデータ出力信号を出力するメモリマクロと、
    前記メモリマクロの特性を測定するテスト回路とを有し、
    前記テスト回路は、テスト時において、
    入力パルスに応答してテスト用制御パルスを生成するパルス発生回路と、当該テスト用制御パルスに応答して第1及び第2のデータ出力信号を交互に出力する前記メモリマクロとでメモリマクロユニットを構成し、
    少なくとも第1、第2、第3の前記メモリマクロユニットを縦列に接続し、且つ最終段のメモリマクロユニットの出力を初段のメモリマクロユニットの入力にフィードバックしてリングオシレータを構成し、
    前記第1のメモリマクロユニット内のメモリマクロのアドレス端子に、前記第2のメモリマクロユニットのメモリマクロのデータ出力信号を可変遅延回路を介して供給し、
    前記テスト回路は、前記可変遅延回路の遅延時間を可変制御し、当該可変制御に応じて前記リングオシレータの発振の有無を検出することを特徴とする集積回路装置。
  3. メモリマクロを内蔵する集積回路装置において、
    供給される制御パルスに応答してデータ出力信号を出力するメモリマクロと、
    前記メモリマクロの特性を測定するテスト回路とを有し、
    前記テスト回路は、テスト時において、
    入力パルスに応答してテスト用制御パルスを生成するパルス発生回路と、当該テスト用制御パルスに応答して第1及び第2のデータ出力信号を交互に出力する前記メモリマクロとでメモリマクロユニットを構成し、
    少なくとも第1、第2、第3の前記メモリマクロユニットを縦列に接続し、且つ最終段のメモリマクロユニットの出力を初段のメモリマクロユニットの入力にフィードバックしてリングオシレータを構成し、
    前記第1のメモリマクロユニット内のメモリマクロのアドレス端子に、前記第3のメモリマクロユニットのRAMマクロのデータ出力信号を可変遅延回路を介して供給し、
    前記テスト回路は、前記可変遅延回路の遅延時間を可変制御し、当該可変制御に応じて前記リングオシレータの発振の有無を検出することを特徴とする集積回路装置。
  4. メモリマクロを内蔵する集積回路装置において、
    供給される制御パルスに応答してデータ出力信号を出力するメモリマクロと、
    前記メモリマクロの特性を測定するテスト回路とを有し、
    前記テスト回路は、テスト時において、
    入力パルスに応答してテスト用制御パルスを生成するパルス発生回路と、当該テスト用制御パルスに応答して第1及び第2のデータ出力信号を交互に出力する前記メモリマクロとでメモリマクロユニットを構成し、
    少なくとも第1、第2、第3の前記メモリマクロユニットを縦列に接続し、且つ最終段のメモリマクロユニットの出力を初段のメモリマクロユニットの入力にフィードバックしてリングオシレータを構成し、
    前記第1のメモリマクロユニット内のメモリマクロのアドレス端子に、前記第2のメモリマクロユニットのメモリマクロのデータ出力信号を第1の可変遅延回路を介して、前記第3のメモリマクロユニットのメモリマクロのデータ出力信号を第2の可変遅延回路を介してそれぞれ供給し、
    前記テスト回路は、前記第1または第2の可変遅延回路の遅延時間を可変制御し、当該可変制御に応じて前記リングオシレータの発振の有無を検出することを特徴とする集積回路装置。
  5. メモリマクロを内蔵する集積回路装置において、
    供給される制御パルスに応答してデータ出力信号を出力するメモリマクロと、
    前記メモリマクロの特性を測定するテスト回路とを有し、
    前記テスト回路は、テスト時において、
    入力パルスに応答してテスト用制御パルスを生成するパルス発生回路と、当該テスト用制御パルスに応答して第1及び第2のデータ出力信号を交互に出力する前記メモリマクロとでメモリマクロユニットを構成し、
    少なくとも第1、第2の前記メモリマクロユニットを縦列に接続し、且つ最終段のメモリマクロユニットの出力を初段のメモリマクロユニットの入力にフィードバックしてリングオシレータを構成し、
    前記第1のメモリマクロユニット内のメモリマクロのアドレス端子に、前記第2のメモリマクロユニットのメモリマクロのデータ出力信号を可変遅延回路を介して供給し、
    前記テスト回路は、前記可変遅延回路の遅延時間を可変制御し、当該可変制御に応じて前記リングオシレータの発振の有無を検出することを特徴とする集積回路装置。
  6. メモリマクロを内蔵する集積回路装置において、
    供給される制御パルスに応答してデータ出力信号を出力するメモリマクロと、
    前記メモリマクロの特性を測定するテスト回路とを有し、
    前記テスト回路は、テスト時において、
    入力パルスに応答してテスト用制御パルスを生成するパルス発生回路と、当該テスト用制御パルスに応答して第1及び第2のデータ出力信号を交互に出力する前記メモリマクロとでメモリマクロユニットを構成し、
    第1の前記メモリマクロユニットの出力を入力に接続してリングオシレータを構成し、
    前記第1のメモリマクロユニット内のメモリマクロのアドレス端子に、前記第1のメモリマクロユニットのメモリマクロのデータ出力信号を可変遅延回路を介して供給し、
    前記テスト回路は、前記可変遅延回路の遅延時間を可変制御し、当該可変制御に応じて前記リングオシレータの発振の有無を検出することを特徴とする集積回路装置。
  7. メモリマクロを内蔵する集積回路装置において、
    通常動作時において、制御パルスに応答して入力アドレスをラッチし、入力アドレスに対応するデータ出力を生成するメモリマクロと、
    テスト時において、前記メモリマクロの特性試験を行うテスト制御回路とを有し、
    テスト時において、入力パルスに応答してテスト用制御パルスを生成するパルス発生回路と前記メモリマクロとを有するメモリマクロユニットを1以上の所定段数接続してリングオシレータを構成し、
    前記テスト制御回路は、前記パルス発生回路のパルス幅を可変制御し、前記リングオシレータの発振の有無を監視することを特徴とする集積回路装置。
  8. メモリマクロを内蔵する集積回路装置において、
    通常動作時において、制御パルスに応答して入力アドレスをラッチし、入力アドレスに対応するデータ出力を生成するメモリマクロと、
    テスト時において、前記メモリマクロの特性試験を行うテスト制御回路とを有し、
    テスト時において、入力パルスに応答してテスト用制御パルスを生成するパルス発生回路と前記メモリマクロとを有するメモリマクロユニットを1以上の所定段数接続してリングオシレータを構成し、
    更に、前記リングオシレータにより発振するクロックパルスを遅延させていずれかのメモリマクロユニットのテスト用アドレスとして供給する可変遅延回路を有し、
    前記テスト制御回路は、前記可変遅延回路の遅延量を可変制御しながら、前記リングオシレータの発振の有無を監視することを特徴とする集積回路装置。
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