JP2010171793A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】出力バッファのインピーダンス調整期間を測定できる半導体装置を提供する。
【解決手段】コマンドラッチ回路2Aは、外部からのコマンド信号(ZQコマンド)に応じて、ZQEnable信号を発生する。ZQ調整回路3は、ZQEnable信号が入力されると、内部に設けられたレプリカ回路のインピーダンス調整を行い、この結果をドライバコードとしてDQ回路4へ出力する。コマンドラッチ回路2Aは、テストモード信号が入力されると、DQ回路4を介してZQEnable信号に同期したDQ信号を半導体装置100の外部へ出力させる。
【選択図】図1
【解決手段】コマンドラッチ回路2Aは、外部からのコマンド信号(ZQコマンド)に応じて、ZQEnable信号を発生する。ZQ調整回路3は、ZQEnable信号が入力されると、内部に設けられたレプリカ回路のインピーダンス調整を行い、この結果をドライバコードとしてDQ回路4へ出力する。コマンドラッチ回路2Aは、テストモード信号が入力されると、DQ回路4を介してZQEnable信号に同期したDQ信号を半導体装置100の外部へ出力させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、出力回路に含まれる出力バッファのインピーダンスを調整するキャリブレーション回路を備えた、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体装置に関する。
DRAMに代表される半導体装置においては、高速なデータ転送を実行するために、伝送系のインピーダンス調整をとり、反射によるデータ転送波形の歪みを抑える必要がある。
このようなインピーダンス調整は、いわゆるキャリブレーション回路により出力バッファ回路のインピーダンスを調整することで行われている。
例えば、特許文献1には、外部クロックの周期の64倍のキャリブレーション期間において、出力バッファのインピーダンスを調整する技術が示されている。
このようなインピーダンス調整は、いわゆるキャリブレーション回路により出力バッファ回路のインピーダンスを調整することで行われている。
例えば、特許文献1には、外部クロックの周期の64倍のキャリブレーション期間において、出力バッファのインピーダンスを調整する技術が示されている。
一般に、キャリブレーション回路は、複数のトランジスタが並列接続されたレプリカバッファ回路に接続されたキャリブレーション端子(ZQ端子)と、ZQ端子に現れる電圧と基準電圧を比較するコンパレータから構成される。
そして、ZQ端子に外部抵抗を接続して、外部抵抗に釣り合うトランジスタの組み合わせを求め、組み合わせ結果を出力バッファ回路へ反映させることで、出力バッファ回路のインピーダンスを所定の値に設定する。
そして、ZQ端子に外部抵抗を接続して、外部抵抗に釣り合うトランジスタの組み合わせを求め、組み合わせ結果を出力バッファ回路へ反映させることで、出力バッファ回路のインピーダンスを所定の値に設定する。
ここで、レプリカバッファ回路を構成するトランジスタの組み合わせを求めるには、コンパレータによる電圧比較や構成トランジスタの変更等に費やすキャリブレーション期間を要する。
このキャリブレーション期間は、外部クロックの周期に依存するため、外部クロックの周波数が高くなると、キャリブレーション期間が短くなり、精度よくインピーダンス調整を行うことが難しくなる。
このキャリブレーション期間は、外部クロックの周期に依存するため、外部クロックの周波数が高くなると、キャリブレーション期間が短くなり、精度よくインピーダンス調整を行うことが難しくなる。
この点に鑑み、キャリブレーションを外部クロックではなく、外部クロックから発生する内部クロックによりオシレータ回路を動作させ、この出力によりキャリブレーション回路を動作させる方式が開発されている。
一方、オシレータ回路の出力により、キャリブレーションを行う方式では、プロセスばらつきや動作状況により、オシレータ回路の周期が変動し、それに応じてキャリブレーション期間も変動する。また、キャリブレーションが適正に行われたかどうかをチェックする試験においては、キャリブレーション期間が不明であったため、長めにキャリブレーション期間を設定して試験を行っていた。従って、キャリブレーションをチェックする試験時間が伸び、試験コストも増加するという問題があった。
また、外部クロックに依存してキャリブレーションを行う方式であっても、実際にキャリブレーションに要する期間が不明であったため、キャリブレーションをチェックする試験時間が伸び、試験コストも増加するという問題があった。
一方、オシレータ回路の出力により、キャリブレーションを行う方式では、プロセスばらつきや動作状況により、オシレータ回路の周期が変動し、それに応じてキャリブレーション期間も変動する。また、キャリブレーションが適正に行われたかどうかをチェックする試験においては、キャリブレーション期間が不明であったため、長めにキャリブレーション期間を設定して試験を行っていた。従って、キャリブレーションをチェックする試験時間が伸び、試験コストも増加するという問題があった。
また、外部クロックに依存してキャリブレーションを行う方式であっても、実際にキャリブレーションに要する期間が不明であったため、キャリブレーションをチェックする試験時間が伸び、試験コストも増加するという問題があった。
本発明は、出力バッファのドライバサイズ変更を行うドライバコードを生成し、出力バッファに対して出力するインピーダンス調整回路を備える半導体装置であって、インピーダンス調整回路のインピーダンス調整開始及び終了を示すインピーダンス調整開始終了信号を発生する信号発生回路を有し、インピーダンス調整開始終了信号に同期した信号を、出力バッファに接続された出力端子へ出力することを特徴とする半導体装置である。
この発明によれば、信号発生回路は、インピーダンス調整回路のインピーダンス調整開始及び終了を示す信号を発生する。また、出力バッファ回路は、インピーダンス調整開始終了信号に同期した信号を、出力バッファ回路に接続された出力端子へ出力する。
従って、出力端子へ出力された信号の論理レベルの遷移時刻を、例えばテスタで測定することにより、キャリブレーション期間の開始と終了時刻を求めることができ、キャリブレーション期間を測定できる。従って、測定したキャリブレーション期間により、実際にキャリブレーションを行うことで、キャリブレーションをチェックする試験時間を短縮でき、試験コストを削減できる効果を奏する。
従って、出力端子へ出力された信号の論理レベルの遷移時刻を、例えばテスタで測定することにより、キャリブレーション期間の開始と終了時刻を求めることができ、キャリブレーション期間を測定できる。従って、測定したキャリブレーション期間により、実際にキャリブレーションを行うことで、キャリブレーションをチェックする試験時間を短縮でき、試験コストを削減できる効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態である半導体装置100のブロック図である。
図1において、半導体装置100は、制御回路1、コマンドラッチ回路2A、ZQ調整回路3、DQ回路4、モードセレクト回路5から構成される。
本実施形態において、半導体装置100は、キャリブレーションコマンドが入力されると、ZQ端子に接続された外付け抵抗素子ERと内蔵するレプリカバッファの間で、インピーダンス調整(ZQ調整)を行う。そして、DQ回路4は、この調整結果を反映させて、出力バッファのドライバサイズ変更を行う。また、DQ回路4は、インピーダンス調整期間中において、インピーダンス調整開始及び終了を示す信号(ZQEnable信号)に同期した信号を入出力パッドへ出力する。
以下、この構成について詳細に説明する。
図1において、半導体装置100は、制御回路1、コマンドラッチ回路2A、ZQ調整回路3、DQ回路4、モードセレクト回路5から構成される。
本実施形態において、半導体装置100は、キャリブレーションコマンドが入力されると、ZQ端子に接続された外付け抵抗素子ERと内蔵するレプリカバッファの間で、インピーダンス調整(ZQ調整)を行う。そして、DQ回路4は、この調整結果を反映させて、出力バッファのドライバサイズ変更を行う。また、DQ回路4は、インピーダンス調整期間中において、インピーダンス調整開始及び終了を示す信号(ZQEnable信号)に同期した信号を入出力パッドへ出力する。
以下、この構成について詳細に説明する。
制御回路1は、半導体装置100の外部からコマンド信号が入力され、入力されたコマンドに応じて、半導体装置100に所望の動作を行わせる回路である。
コマンド入力は、図1において図示していないが、例えばDRAMの場合は、半導体装置100の端子に入力されるCSB(Chip Select Bar)、RASB(Row Address Strobe Bar)、CASB(Column Address Strobe Bar)、WEB(Write Enable Bar)といった信号の論理レベルの組み合わせにより決まる命令入力である。
コマンド入力は、図1において図示していないが、例えばDRAMの場合は、半導体装置100の端子に入力されるCSB(Chip Select Bar)、RASB(Row Address Strobe Bar)、CASB(Column Address Strobe Bar)、WEB(Write Enable Bar)といった信号の論理レベルの組み合わせにより決まる命令入力である。
コマンド入力には、図1においては図示していないメモリセルとDQ回路4の間で、メモリセルに記憶されたデータの読み出し書き込み動作を指示するリードコマンド(READコマンド)やライトコマンド(WRITコマンド)などがある。
また、キャリブレーションコマンドも、本コマンドにより半導体装置100へ入力される。制御回路1は、キャリブレーションコマンドが入力されると、ZQコマンドをコマンドラッチ回路2Aに対して出力する。
また、キャリブレーションコマンドも、本コマンドにより半導体装置100へ入力される。制御回路1は、キャリブレーションコマンドが入力されると、ZQコマンドをコマンドラッチ回路2Aに対して出力する。
コマンドラッチ回路2Aは、制御回路1から入力されるZQコマンドとモードセレクト回路から入力されるテストモード信号の論理レベルに応じて、ZQEnable信号とZQCLKを発生させ、前者をZQ調整回路3及びDQ回路4に対して、後者をZQ調整回路3に対してそれぞれ出力する回路である。
ZQ調整回路3は、ZQEnable信号が入力されると、入力されるZQCLKに同期して、ZQ端子に接続された外付け抵抗素子ERと内蔵するレプリカバッファの間でインピーダンス調整(ZQ調整)を行い、この調整結果をDQPUドライバコード、DQPDドライバコードとしてDQ回路4に対して出力し、DQ回路4の出力インピーダンス調整を行う回路である。
また、ZQ調整回路3は、内蔵するカウンタ回路38がZQCLKのクロック数を所定数カウントするとZQエンド信号を、ZQ調整終了を受けてCALエンド信号を、それぞれコマンドラッチ回路2Aに対して出力する。
また、ZQ調整回路3は、内蔵するカウンタ回路38がZQCLKのクロック数を所定数カウントするとZQエンド信号を、ZQ調整終了を受けてCALエンド信号を、それぞれコマンドラッチ回路2Aに対して出力する。
DQ回路4は、図1においては図示していないメモリセルと入出力ピンの間でデータを入出力する回路である。
DQ回路4は、ZQ調整回路3から入力されるDQPUドライバコード、DQPDドライバコードにより、後述するように出力バッファのドライバサイズを変更し、出力インピーダンスを調整する。そして、DQ回路4は、リードコマンド(READコマンド)に応答した動作において、出力インピーダンスが調整された状態で、メモリセルのデータを入出力ピンへ出力する。
一方、本実施形態のテストモード動作において、DQ回路4は、ZQEnable信号に同期した信号を入出力ピンへ出力する。
DQ回路4は、ZQ調整回路3から入力されるDQPUドライバコード、DQPDドライバコードにより、後述するように出力バッファのドライバサイズを変更し、出力インピーダンスを調整する。そして、DQ回路4は、リードコマンド(READコマンド)に応答した動作において、出力インピーダンスが調整された状態で、メモリセルのデータを入出力ピンへ出力する。
一方、本実施形態のテストモード動作において、DQ回路4は、ZQEnable信号に同期した信号を入出力ピンへ出力する。
モードセレクト回路5は、半導体装置100の外部からモードセレクト信号が入力され、テストモード信号を発生する回路である。
ここで、モードセレクト信号は、専用のテスト用端子から入力されてもよいし、例えばDRAMであれば、上述のテストコマンド入力の論理レベルと、図1においては図示していない外部アドレス端子から入力されるアドレス入力の論理レベルの組み合わせにより、テストモード信号を発生する構成としてもよい。
モードセレクト回路5は、テストモード信号をコマンドラッチ回路2A及びDQ回路4に対して出力する。
ここで、モードセレクト信号は、専用のテスト用端子から入力されてもよいし、例えばDRAMであれば、上述のテストコマンド入力の論理レベルと、図1においては図示していない外部アドレス端子から入力されるアドレス入力の論理レベルの組み合わせにより、テストモード信号を発生する構成としてもよい。
モードセレクト回路5は、テストモード信号をコマンドラッチ回路2A及びDQ回路4に対して出力する。
図2は、図1の半導体装置100におけるコマンドラッチ回路2Aのブロック図である。図2において、コマンドラッチ回路2Aは、インバータ回路21、インバータ回路22、NAND回路23、NAND回路24及びOSC回路25回路から構成される。
インバータ回路21は、ZQコマンドが入力され、その論理反転信号/S(Set Bar)を出力する回路である。
また、インバータ回路22は、ZQエンド信号またはCALエンド信号が入力され、その論理反転信号/R(Reset Bar)を出力する回路である。
なお、インバータ回路22に、ZQエンド信号またはCALエンド信号のいずれが入力されるかは、テストモード信号により決定される。
インバータ回路21は、ZQコマンドが入力され、その論理反転信号/S(Set Bar)を出力する回路である。
また、インバータ回路22は、ZQエンド信号またはCALエンド信号が入力され、その論理反転信号/R(Reset Bar)を出力する回路である。
なお、インバータ回路22に、ZQエンド信号またはCALエンド信号のいずれが入力されるかは、テストモード信号により決定される。
NAND回路23は、/S及びNAND回路24の出力が入力され、ZQEnable信号を出力する否定論理積回路である。
また、NAND回路24は、ZQEnable信号及び/Rが入力される否定論理積回路であり、出力端子はNAND回路23の入力へと接続される。
また、NAND回路24は、ZQEnable信号及び/Rが入力される否定論理積回路であり、出力端子はNAND回路23の入力へと接続される。
NAND回路23及びNAND回路24により、RSフリップフロップ(Reset Set Flip Flop)を構成する。
すなわち、図2における/S入力の論理レベルを1から0へと遷移させると、出力であるZQEnable信号の論理レベルが0から1へと遷移する。
一方、ZQEnable信号の論理レベルが1の状態で,/R入力の論理レベルを1から0へと遷移させると、出力であるZQEnable信号の論理レベルが1から0へと遷移する。
すなわち、図2における/S入力の論理レベルを1から0へと遷移させると、出力であるZQEnable信号の論理レベルが0から1へと遷移する。
一方、ZQEnable信号の論理レベルが1の状態で,/R入力の論理レベルを1から0へと遷移させると、出力であるZQEnable信号の論理レベルが1から0へと遷移する。
OSC回路25(Oscillator回路)としては、例えば、リングオシレータ回路が適用される。
リングオシレータ回路は、奇数個のインバータ回路から構成され、各インバータの出力端子が鎖状に別のインバータへの入力端子へ入力され、最終段のインバータの出力端子が初段のインバータの入力端子と接続され、全体としてリング構造になっている回路である。
ここで、各インバータ回路は有限の遅延時間をもつため、初段インバータへの入力から有限の遅延時間後に最終段のインバータが初段入力の論理否定を出力し、これが再び初段インバータに入力される。リングオシレータ回路は、このプロセスが繰り返されることで発振する回路である。
リングオシレータ回路は、奇数個のインバータ回路から構成され、各インバータの出力端子が鎖状に別のインバータへの入力端子へ入力され、最終段のインバータの出力端子が初段のインバータの入力端子と接続され、全体としてリング構造になっている回路である。
ここで、各インバータ回路は有限の遅延時間をもつため、初段インバータへの入力から有限の遅延時間後に最終段のインバータが初段入力の論理否定を出力し、これが再び初段インバータに入力される。リングオシレータ回路は、このプロセスが繰り返されることで発振する回路である。
以上より、図2に示すコマンドラッチ回路2Aは、ZQコマンドが入力されるとZQEnable信号を出力し、ZQエンド信号またはCALエンド信号が入力されるとZQEnable信号の出力を停止する。
オシレータ回路は、ZQEnable信号が入力されると発振し、ZQCLKを周期的に生成しZQ調整回路3に対して出力する。
オシレータ回路は、ZQEnable信号が入力されると発振し、ZQCLKを周期的に生成しZQ調整回路3に対して出力する。
図3は、図1の半導体装置100におけるZQ調整回路3のブロック図である。
図3において、ZQ調整回路3はZQ制御回路31、ドライバコード生成回路32、Vrefジェネレータ33、ZQレベルコンパレータ34、PUレプリカ35,36、PDレプリカ37から構成され、ZQ端子に接続された外付け抵抗素子ERと内蔵するレプリカバッファの間でインピーダンス調整(ZQ調整)を行い、この調整結果をDQPUドライバコード、DQPDドライバコードとしてDQ回路4に対して出力し、DQ回路4の出力インピーダンス調整を行う。
図3において、ZQ調整回路3はZQ制御回路31、ドライバコード生成回路32、Vrefジェネレータ33、ZQレベルコンパレータ34、PUレプリカ35,36、PDレプリカ37から構成され、ZQ端子に接続された外付け抵抗素子ERと内蔵するレプリカバッファの間でインピーダンス調整(ZQ調整)を行い、この調整結果をDQPUドライバコード、DQPDドライバコードとしてDQ回路4に対して出力し、DQ回路4の出力インピーダンス調整を行う。
ZQ制御回路31は、ZQEnable信号が入力されると、Vrefジェネレータ33に対してVrefイネーブルを、ZQレベルコンパレータ34に対してコンパレータイネーブルを、PUレプリカ35,36に対してPUドライバイネーブルを、PDレプリカ37に対してPDドライバイネーブルを、それぞれ出力する。そして、ZQパッドに接続された外付け抵抗素子ERの抵抗値と、各レプリカのオン抵抗値を近づける調整(ZQ調整)を開始するよう制御する回路である。
また、ZQ制御回路31は、カウンタ回路38を備えており、ZQCLKのクロック数を計数し、カウンタにセットされた所定のカウント数に達すると、ZQエンド信号をコマンドラッチ回路2Aに対して出力する。ここで、セットされたカウンタ数は、後述のドライバコード生成回路32がレプリカ回路に対して出力するZQドライバコードの変更回数により定められる数である。例えば、レプリカバッファが、インピーダンス調整において5つのトランジスタでオン/オフ制御される場合は、カウント数は2の5乗である32が設定され、カウンタ回路は、ZQCLKのクロック数が32に達すると、ZQエンド信号をコマンドラッチ回路2Aに対して出力する。
また、ZQ制御回路31は、カウンタ回路38を備えており、ZQCLKのクロック数を計数し、カウンタにセットされた所定のカウント数に達すると、ZQエンド信号をコマンドラッチ回路2Aに対して出力する。ここで、セットされたカウンタ数は、後述のドライバコード生成回路32がレプリカ回路に対して出力するZQドライバコードの変更回数により定められる数である。例えば、レプリカバッファが、インピーダンス調整において5つのトランジスタでオン/オフ制御される場合は、カウント数は2の5乗である32が設定され、カウンタ回路は、ZQCLKのクロック数が32に達すると、ZQエンド信号をコマンドラッチ回路2Aに対して出力する。
ドライバコード生成回路32は、ZQCLKの入力に応じて、例えば時系列に入力されるZQCLKの立上りエッジに同期して、PUレプリカ35,36及びPDレプリカ37に対して、ZQドライバコード(ZQPUドライバコード、ZQPDドライバコード)を出力し、レプリカ回路の出力インピーダンスを変更させる回路である。
また、ドライバコード生成回路32は、PUレプリカ36及びPDレプリカ37のZQ調整が終了すると、すなわち、ZQレベルコンパレータ34からPUヒット及びPDヒットの両信号が入力されると、コマンドラッチ回路2Aに対してZQ調整終了信号であるCALエンド信号を、DQ回路4に対してDQPUドライバコード及びDQPDドライバコードを出力する。
また、ドライバコード生成回路32は、PUレプリカ36及びPDレプリカ37のZQ調整が終了すると、すなわち、ZQレベルコンパレータ34からPUヒット及びPDヒットの両信号が入力されると、コマンドラッチ回路2Aに対してZQ調整終了信号であるCALエンド信号を、DQ回路4に対してDQPUドライバコード及びDQPDドライバコードを出力する。
Vrefジェネレータ33は、ZQ制御回路31からVrefイネーブルが入力されると、基準電圧VrefをZQレベルコンパレータ34に対して出力する回路である。
ここで、基準電圧Vrefの電位は,例えばPUレプリカ35,36が接続される電源VDDQ端子の電位と、PDレプリカ37が接続される接地電位との中間の電圧である。
ここで、基準電圧Vrefの電位は,例えばPUレプリカ35,36が接続される電源VDDQ端子の電位と、PDレプリカ37が接続される接地電位との中間の電圧である。
ZQレベルコンパレータ34は、上述の基準電圧Vrefが入力され、この電位とZQパッドの電位またはPD調整接点の電位を比較する回路である。
また、基準電圧Vrefの電位とPD調整接点の電位が近くなると、ドライバコード生成回路32に対してPUヒット及びPDヒットの両信号を順番に出力する。
また、基準電圧Vrefの電位とPD調整接点の電位が近くなると、ドライバコード生成回路32に対してPUヒット及びPDヒットの両信号を順番に出力する。
PUレプリカ35は、電源電圧VDDQに対して並列接続された6つのPチャネル型MOSトランジスタ111〜116と、一端がこれらトランジスタのドレインに接続された抵抗素子119から構成されている。
なお、抵抗素子119の他端は、キャリブレーション端子であるZQパッドに接続されている。
また、Pチャネル型MOSトランジスタ111〜116のL(ゲート長)およびW(ゲート幅W)は、後述するDQ回路4におけるPU回路46を構成するPチャネル型MOSトランジスタ221〜226トランジスタのLおよびWと同一である。
また、抵抗素子119の抵抗値は、PU回路46を構成する抵抗素子129の抵抗値と同一である。なお、PUレプリカ35を構成するPチャネル型MOSトランジスタの数を6としたが、この数に限定されるものではなく、いくつであってもよい。
なお、抵抗素子119の他端は、キャリブレーション端子であるZQパッドに接続されている。
また、Pチャネル型MOSトランジスタ111〜116のL(ゲート長)およびW(ゲート幅W)は、後述するDQ回路4におけるPU回路46を構成するPチャネル型MOSトランジスタ221〜226トランジスタのLおよびWと同一である。
また、抵抗素子119の抵抗値は、PU回路46を構成する抵抗素子129の抵抗値と同一である。なお、PUレプリカ35を構成するPチャネル型MOSトランジスタの数を6としたが、この数に限定されるものではなく、いくつであってもよい。
Pチャネル型MOSトランジスタ111〜115のゲート端子には、ドライバコード生成回路32よりZQPUドライバコードが、Pチャネル型MOSトランジスタ116のゲート端子には、ZQ制御回路31よりPUドライバイネーブルが入力される。なお、ZQPUドライバコードは5つの信号を纏めて表記しており、Pチャネル型MOSトランジスタ111〜115は、これらの信号により、個別にオン/オフ制御される。
インピーダンスを微細且つ広範囲に調整するためには、並列回路を構成する複数のトランジスタのW/L比(ゲート幅/ゲート長比)を互いに異ならせることが好ましく、例えば、Pチャネル型MOSトランジスタ116のW/L比を「1」とした場合、Pチャネル型MOSトランジスタ111〜115のW/L比をそれぞれ「2」、「4」、「8」、「16」、「32」と設定できる。
従って、ZQPUドライバコードによってオンさせるPチャネル型MOSトランジスタ111〜115を適宜選択することによって、製造条件によるばらつきや温度変化などにかかわらず、並列回路のオン抵抗と抵抗素子119からなるPUレプリカ35のオン抵抗を、ZQパッドに接続された外付け抵抗素子ERの抵抗値に近づけることができる。
すなわち、抵抗素子119の抵抗値が、例えば120Ωに設計されており、外付け抵抗素子ERの抵抗値の抵抗値が240Ωであるとする。この場合、Pチャネル型MOSトランジスタ111〜116からなる並列回路はオン状態において、オン抵抗が120Ωとなるように、ZQPUドライバコードの論理レベルが決定される。
すなわち、抵抗素子119の抵抗値が、例えば120Ωに設計されており、外付け抵抗素子ERの抵抗値の抵抗値が240Ωであるとする。この場合、Pチャネル型MOSトランジスタ111〜116からなる並列回路はオン状態において、オン抵抗が120Ωとなるように、ZQPUドライバコードの論理レベルが決定される。
PUレプリカ36についても、抵抗素子129の他端がPD調整接点に接続されている他は、PUレプリカ35と同一の回路構成を有している。
Pチャネル型MOSトランジスタ121〜126のLおよびWは、それぞれPチャネル型MOSトランジスタ111〜116トランジスタのLおよびWと同一である。また、抵抗素子129の抵抗値は、抵抗素子119の抵抗値と同一である。
Pチャネル型MOSトランジスタ121〜126のLおよびWは、それぞれPチャネル型MOSトランジスタ111〜116トランジスタのLおよびWと同一である。また、抵抗素子129の抵抗値は、抵抗素子119の抵抗値と同一である。
PUレプリカ36に含まれる6つのPチャネル型MOSトランジスタ121〜126のゲート端子には、PUレプリカ35と同じく、ZQPUドライバコードとPUドライバイネーブルが入力される。
従って、PUレプリカ36は、PUレプリカ35のインピーダンス調整結果がそのまま反映され、PDレプリカ37のインピーダンス調整に利用される。
従って、PUレプリカ36は、PUレプリカ35のインピーダンス調整結果がそのまま反映され、PDレプリカ37のインピーダンス調整に利用される。
PDレプリカ37は、接地電圧GNDに対して並列接続された6つのNチャネル型MOSトランジスタ131〜136と、一端がこれらトランジスタのドレインに接続された抵抗素子139から構成されている。なお、抵抗素子139の他端は、PD調整接点に接続されている。
また、Nチャネル型MOSトランジスタ131〜136のLおよびWは、後述するDQ回路4におけるPD回路47を構成するNチャネル型MOSトランジスタ231〜236トランジスタのLおよびWと同一である。また、抵抗素子139の抵抗値は、PD回路47を構成する抵抗素子239の抵抗値と同一である。
また、Nチャネル型MOSトランジスタ131〜136のLおよびWは、後述するDQ回路4におけるPD回路47を構成するNチャネル型MOSトランジスタ231〜236トランジスタのLおよびWと同一である。また、抵抗素子139の抵抗値は、PD回路47を構成する抵抗素子239の抵抗値と同一である。
Nチャネル型MOSトランジスタ131〜135のゲート端子には、ドライバコード生成回路32よりZQPDドライバコードが、Nチャネル型MOSトランジスタ136のゲート端子には、ZQ制御回路31よりPDドライバイネーブルが入力される。なお、ZQPDドライバコードは5つの信号を纏めて表記しており、Nチャネル型MOSトランジスタ131〜135は、これらの信号により、個別にオン/オフ制御される。
従って、ZQPDドライバコードによってオンさせるNチャネル型MOSトランジスタ131〜135を適宜選択することによって、PDレプリカ37のオン抵抗値とPUレプリカ36のオン抵抗値を近づけることができる。
また、PUレプリカ36のオン抵抗値は、PUレプリカ35のオン抵抗値と近いことから、PDレプリカ37のオン抵抗値を外付け抵抗素子ERの抵抗値に近づけることができる。
また、PUレプリカ36のオン抵抗値は、PUレプリカ35のオン抵抗値と近いことから、PDレプリカ37のオン抵抗値を外付け抵抗素子ERの抵抗値に近づけることができる。
以上より、図3に示すZQ調整回路3においては、ZQ制御回路31がZQEnable信号の論理レベルが0から1へ遷移することでZQ調整を開始させる。
具体的には、ZQ制御回路31は、VrefイネーブルをVrefジェネレータ33へ出力する。また、ZQ制御回路31は、コンパレータイネーブルをZQレベルコンパレータ34へ出力する。
具体的には、ZQ制御回路31は、VrefイネーブルをVrefジェネレータ33へ出力する。また、ZQ制御回路31は、コンパレータイネーブルをZQレベルコンパレータ34へ出力する。
ZQレベルコンパレータ34は、基準電圧Vrefの電位とZQパッドの電位の電位比較を行い、PUレプリカ35に入力されるZQPUドライバコードの論理レベルを決定し、PUヒットをドライバコード生成回路32へ出力する。
また、ZQレベルコンパレータ34は、基準電圧Vrefの電位とPD調整接点の電位の電位比較を行い、PDレプリカ37に入力されるZQPDドライバコードの論理レベルを決定し、PDヒットをドライバコード生成回路32へ出力する。
また、ZQレベルコンパレータ34は、基準電圧Vrefの電位とPD調整接点の電位の電位比較を行い、PDレプリカ37に入力されるZQPDドライバコードの論理レベルを決定し、PDヒットをドライバコード生成回路32へ出力する。
ZQ制御回路31は、カウンタ回路を備えておりZQCLKをカウントし、所定数カウントするとZQエンド信号をコマンドラッチ回路2Aに対して出力する。
ドライバコード生成回路32は、PUヒットが入力されるまでの期間において、ZQCLKに応じてPUドライバコードを更新する。また、PDヒットが入力されるまでの期間において、ZQCLKに応じてPDドライバコードを更新する。
また、ドライバコード生成回路32は、調整が終了すると(PUヒット及びPDヒットの双方が入力されと)、CALエンド信号をコマンドラッチ回路2Aに対して出力し、DQPUドライバコード、DQPDドライバコードをDQ回路4に対して出力する。
また、ドライバコード生成回路32は、調整が終了すると(PUヒット及びPDヒットの双方が入力されと)、CALエンド信号をコマンドラッチ回路2Aに対して出力し、DQPUドライバコード、DQPDドライバコードをDQ回路4に対して出力する。
図4は、図1の半導体装置100におけるDQ回路4のブロック図である。図4において、DQ回路はセレクタ回路41、Pch選択回路43、Nch選択回路44、入力回路45、PU回路46、PD回路47から構成される。
セレクタ回路41は、Nチャネル型MOSトランジスタ211、Pチャネル型MOSトランジスタ212、インバータ回路42から構成される。
Nチャネル型MOSトランジスタ211のゲート端子には、テストモード信号が入力され、ドレイン端子にはZQEnable信号が入力され、ソース端子には出力信号が入力される。ここで、出力信号は、図4においては図示していないメモリセルに記憶されたデータ0または1を入出力ピンへデータ出力するための信号である。
Nチャネル型MOSトランジスタ211のゲート端子には、テストモード信号が入力され、ドレイン端子にはZQEnable信号が入力され、ソース端子には出力信号が入力される。ここで、出力信号は、図4においては図示していないメモリセルに記憶されたデータ0または1を入出力ピンへデータ出力するための信号である。
Pチャネル型MOSトランジスタ212のゲート端子には、インバータ回路42の出力信号が入力され、ソース端子にはZQEnable信号が入力され、ドレイン端子には出力信号が入力される。また、インバータ回路42は、テストモード信号の論理レベルを反転させる論理反転回路である。
従って、セレクタ回路41は、通常の読み出し動作においては、テストモード信号の論理レベルが0であるため、Nチャネル型MOSトランジスタ211、Pチャネル型MOSトランジスタ212ともにオフしている。
一方、セレクタ回路41は、テストモード動作においてはテストモード信号の論理レベルが1であるため、Nチャネル型MOSトランジスタ211、Pチャネル型MOSトランジスタ212ともにオンしており、ZQEnable信号が出力信号となる。従って、Pch選択回路43およびNch選択回路44は、ZQEnable信号が入力される。
一方、セレクタ回路41は、テストモード動作においてはテストモード信号の論理レベルが1であるため、Nチャネル型MOSトランジスタ211、Pチャネル型MOSトランジスタ212ともにオンしており、ZQEnable信号が出力信号となる。従って、Pch選択回路43およびNch選択回路44は、ZQEnable信号が入力される。
Pch選択回路43は、上述の出力信号およびDQPUドライバコードが入力され、出力信号の論理レベルに応じて、PU回路46を構成するPチャネル型MOSトランジスタのオン/オフを制御する信号であるDQPUドライバイネーブルおよびPUドライバコードを出力する回路である。
Nch選択回路44は、上述の出力信号およびDQPDドライバコードが入力され、出力信号の論理レベルに応じて、PD回路47を構成するNチャネル型MOSトランジスタのオン/オフを制御する信号であるDQPDドライバイネーブルおよびPDドライバコードを出力する回路である。
入力回路45は、半導体装置100の書き込み動作において、入出力ピンの論理レベルに応じて、入力信号を出力する回路である。ここで、入力信号は、図4においては図示していないメモリセルへデータ0または1を記憶させるための信号である。
PU回路46は、電源電圧VDDQに対して並列接続された6つのPチャネル型MOSトランジスタ221〜226と、一端がこれらトランジスタのドレインに接続された抵抗素子229から構成されている。なお、抵抗素子229の他端は、入出力ピンに接続されている。
また、Pチャネル型MOSトランジスタ221〜226のLおよびWは、それぞれZQ調整回路3におけるPUレプリカ36を構成するPチャネル型MOSトランジスタ121〜126トランジスタのLおよびWと同一である。また、抵抗素子229の抵抗値は、PUレプリカ36を構成する抵抗素子129の抵抗値と同一である。
また、Pチャネル型MOSトランジスタ221〜226のLおよびWは、それぞれZQ調整回路3におけるPUレプリカ36を構成するPチャネル型MOSトランジスタ121〜126トランジスタのLおよびWと同一である。また、抵抗素子229の抵抗値は、PUレプリカ36を構成する抵抗素子129の抵抗値と同一である。
Pチャネル型MOSトランジスタ221〜226のゲート端子には、Pch選択回路43からPUドライバコードとDQPUドライバイネーブルが入力される。
ここで、Pチャネル型MOSトランジスタ221〜225は、ZQ調整回路3におけるインピーダンス調整結果を反映したDQPUドライバコードに応じて、PUドライバコードによってオン/オフ制御される。
ここで、Pチャネル型MOSトランジスタ221〜225は、ZQ調整回路3におけるインピーダンス調整結果を反映したDQPUドライバコードに応じて、PUドライバコードによってオン/オフ制御される。
PD回路47は、接地電圧GNDに対して並列接続された6つのNチャネル型MOSトランジスタ231〜236と、一端がこれらトランジスタのドレインに接続された抵抗素子239から構成されている。なお、抵抗素子239の他端は、入出力ピンに接続されている。
また、Nチャネル型MOSトランジスタ231〜236のLおよびWは、それぞれZQ調整回路3におけるPDレプリカ37を構成するNチャネル型MOSトランジスタ131〜136トランジスタのLおよびWと同一である。また、抵抗素子239の抵抗値は、PDレプリカ37を構成する抵抗素子139の抵抗値と同一である。
また、Nチャネル型MOSトランジスタ231〜236のLおよびWは、それぞれZQ調整回路3におけるPDレプリカ37を構成するNチャネル型MOSトランジスタ131〜136トランジスタのLおよびWと同一である。また、抵抗素子239の抵抗値は、PDレプリカ37を構成する抵抗素子139の抵抗値と同一である。
Nチャネル型MOSトランジスタ231〜236のゲート端子には、Nch選択回路44からPDドライバコードとDQPDドライバイネーブルが入力される。
ここで、Nチャネル型MOSトランジスタ231〜235は、ZQ調整回路3におけるインピーダンス調整結果を反映したDQPDドライバコードに応じて、PDドライバコードによってオン/オフ制御される。
ここで、Nチャネル型MOSトランジスタ231〜235は、ZQ調整回路3におけるインピーダンス調整結果を反映したDQPDドライバコードに応じて、PDドライバコードによってオン/オフ制御される。
以上より、DQ回路4は、通常の読み出し動作においては、メモリセルに記憶されたデータが0の場合、Nチャネル型MOSトランジスタ236がオンし、また、PDドライバコードのうち論理レベルが1となる信号が入力するNチャネル型MOSトランジスタ231〜235のいずれかがオンすることにより、論理レベルが0のDQ信号を入出力ピンへ出力する。
また、メモリセルに記憶されたデータが1の場合は、Pチャネル型MOSトランジスタ226がオンし、また、PUドライバコードのうち論理レベルが0となる信号が入力するPチャネル型MOSトランジスタ221〜225がオンすることにより、論理レベルが1のDQ信号を入出力ピンへ出力する。
一方、DQ回路4は、テストモード動作においては、ZQEnable信号の論理レベルに応じた論理レベルのDQ信号を入出力ピンへ出力する。
図1に戻って、半導体装置100のテストモード動作について図5を用いて説明する。図5は、図1の半導体装置100における主要信号の動作を示すタイミングチャートであり、主要信号の論理レベルが時間の経過により0と1の間で遷移する様子を示している。
また、図5は、コマンドラッチ回路2Aにおけるインバータ回路22にZQエンド信号が入力される場合のタイミングチャートを示している。
また、図5は、コマンドラッチ回路2Aにおけるインバータ回路22にZQエンド信号が入力される場合のタイミングチャートを示している。
初期状態においては、図5における信号は全て論理レベルが0の状態にある。
時刻t0において、モードセレクト回路5が、テストモード信号の論理レベルを0から1へ遷移させる。
これにより、DQ回路4のセレクタ回路41は、Nチャネル型MOSトランジスタ211およびPチャネル型MOSトランジスタ212がオンするので、出力信号の論理レベルをZQEnable信号の論理レベルと同じ0にする。
時刻t0において、モードセレクト回路5が、テストモード信号の論理レベルを0から1へ遷移させる。
これにより、DQ回路4のセレクタ回路41は、Nチャネル型MOSトランジスタ211およびPチャネル型MOSトランジスタ212がオンするので、出力信号の論理レベルをZQEnable信号の論理レベルと同じ0にする。
これを受けて、Nch選択回路44は、その出力のうち少なくともDQPDドライバイネーブルの論理レベルを1とする。すると、PD回路47のNチャネル型MOSトランジスタ231〜236のうち少なくともNチャネル型MOSトランジスタ236がオンし、入出力ピンへ出力するDQ信号の論理レベルを0に確定させる。
続いて、テストモード信号の論理レベルが1を維持している状態で、時刻t1において制御回路1が外部からのコマンド信号に応じて、ZQコマンドの論理レベルを0から1へと遷移させる。
コマンドラッチ回路2Aは、インバータ回路21によりNAND回路23の/S入力の論理レベルが1から0へと遷移することで、ZQEnable信号の論理レベルを0から1へと遷移させる。
続いて、OSC回路25は発振を開始し、時刻t2以降においてZQCLKを周期的に発生させる。
なお、図5において、ZQコマンドは、所謂ワンショットパルスであり、時刻t2以前において論理レベルが0に戻り、NAND回路23の/S入力も論理レベルが1へ戻る。しかし、NAND回路24は、ZQEnable信号の論理レベルが1であるので、入力される2信号の論理レベルがいずれも1となる。これにより、NAND回路24は、NAND回路23の他方の入力信号の論理レベルを0にしている。従って、NAND回路23は、ZQEnable信号の論理レベルを1のまま維持する。
コマンドラッチ回路2Aは、インバータ回路21によりNAND回路23の/S入力の論理レベルが1から0へと遷移することで、ZQEnable信号の論理レベルを0から1へと遷移させる。
続いて、OSC回路25は発振を開始し、時刻t2以降においてZQCLKを周期的に発生させる。
なお、図5において、ZQコマンドは、所謂ワンショットパルスであり、時刻t2以前において論理レベルが0に戻り、NAND回路23の/S入力も論理レベルが1へ戻る。しかし、NAND回路24は、ZQEnable信号の論理レベルが1であるので、入力される2信号の論理レベルがいずれも1となる。これにより、NAND回路24は、NAND回路23の他方の入力信号の論理レベルを0にしている。従って、NAND回路23は、ZQEnable信号の論理レベルを1のまま維持する。
ZQ調整回路3においては、ZQ制御回路31が、内蔵するカウンタ回路38によりZQCLKのカウント数をカウントし始める。また、ZQ制御回路31は、ZQEnable信号の論理レベルの遷移を受けて、Vrefジェネレータ33およびZQレベルコンパレータ34を活性化させる。併せて、PUドライバイネーブルの論理レベルを0とし、PUレプリカ35のPチャネル型MOSトランジスタ116をオンさせる。
ドライバコード生成回路32は、時刻t2以降ZQCLKが入力されるたびに、ZQPUドライバコード、すなわちPチャネル型MOSトランジスタ111〜115のゲート端子へ入力される5つの信号の論理レベル、すなわち5ビット分の論理レベルを変更させる。
ZQレベルコンパレータ34は、ZQパッドの電位と基準電圧Vrefの電位(0.5×VDDQ)の電位比較に基づいてPUヒット信号の論理レベルを定める。このヒットしたときの5ビット分のデータがDQPUドライバコードのデータとなる。
次に、ZQレベルコンパレータは、ZQCLKが入力されるたびに、ZQPDドライバコード、すなわちNチャネル型MOSトランジスタ131〜135のゲート端子へ入力される5つの信号の論理レベル、すなわち5ビット分の論理レベルを変更させる。なお、変更開始前において、ZQ制御回路31は、PDドライバイネーブルの論理レベルを1と遷移させ、PDレプリカ37のNチャネル型MOSトランジスタ136をオンさせている。
ZQレベルコンパレータ34は、PD調整接点の電位と基準電圧Vrefの電位(0.5×VDDQ)の電位比較に基づいてPDヒット信号の論理レベルを定める。このヒットしたときの5ビット分のデータがDQPDドライバコードのデータとなる。なお、PUレプリカ35のオン抵抗値とPUレプリカ36のオン抵抗値は、ほぼ近いので、ヒットしたときのPDレプリカ37のオン抵抗値は、外付け抵抗素子ERの抵抗値に近づいたものとなる。
ドライバコード生成回路32は、PUヒット、PDヒットの両信号が入力されると、CALエンド信号を出力する。なお、コマンドラッチ回路2AにCALエンド信号が入力される場合は、後述するようにZQEnable信号の論理レベルが遷移する。しかし、ここではZQエンド信号が入力されているので、コマンドラッチ回路2Aは、ZQEnable信号の論理レベルを1のまま維持する。
また、ドライバコード生成回路32は、上述のように決定されたDQPUドライバコードおよびDQPDドライバコードを、DQ回路4におけるPch選択回路43、Nch選択回路44に対してそれぞれ出力する。
また、ドライバコード生成回路32は、上述のように決定されたDQPUドライバコードおよびDQPDドライバコードを、DQ回路4におけるPch選択回路43、Nch選択回路44に対してそれぞれ出力する。
DQ回路4においては、セレクタ回路41が、時刻t2において出力信号の論理レベルを0から1へと遷移させる。
これを受けて、Nch選択回路44は、Nチャネル型MOSトランジスタ231〜236のゲート端子へ入力される信号のうち論理レベルが1の信号の論理レベルを0にし、Nチャネル型MOSトランジスタをオフさせる。
一方、Pch選択回路43は、その出力のうち少なくともDQPUドライバイネーブルの論理レベルを0とする。すると、PU回路46のPチャネル型MOSトランジスタ226がオンし、入出力ピンへ出力するDQ信号の論理レベルを1に遷移させる。
これを受けて、Nch選択回路44は、Nチャネル型MOSトランジスタ231〜236のゲート端子へ入力される信号のうち論理レベルが1の信号の論理レベルを0にし、Nチャネル型MOSトランジスタをオフさせる。
一方、Pch選択回路43は、その出力のうち少なくともDQPUドライバイネーブルの論理レベルを0とする。すると、PU回路46のPチャネル型MOSトランジスタ226がオンし、入出力ピンへ出力するDQ信号の論理レベルを1に遷移させる。
時刻t4において、ZQ調整回路3内のカウンタ回路38がZQCLKのカウント数の所定数を数え終わる。
これを受けて、ZQ調整回路3は、時刻t5にZQエンド信号の論理レベルを0から1へと遷移させる。なお、図5において、ZQ調整回路3はZQCLKの9カウント目に応じて、ZQエンド信号を出力しているが、所定のカウント数は、この数字に限られるものではなく、任意に設定できる。
これを受けて、ZQ調整回路3は、時刻t5にZQエンド信号の論理レベルを0から1へと遷移させる。なお、図5において、ZQ調整回路3はZQCLKの9カウント目に応じて、ZQエンド信号を出力しているが、所定のカウント数は、この数字に限られるものではなく、任意に設定できる。
コマンドラッチ回路2Aにおいて、ZQエンド信号の論理レベルが1へ遷移することで、NAND回路24の/R入力の論理レベルが1から0へ遷移し、NAND回路24はその出力信号の論理レベルを1へと遷移させる。一方、上述の通り、NAND回路23の他方の入力である/S入力の論理レベルは1である。
これにより、時刻t6において、NAND回路23は、入力される2入力信号の論理レベルがいずれも1となるので、ZQEnable信号の論理レベルを1から0へと遷移させる。
これにより、時刻t6において、NAND回路23は、入力される2入力信号の論理レベルがいずれも1となるので、ZQEnable信号の論理レベルを1から0へと遷移させる。
DQ回路4においては、セレクタ回路41が、ZQEnable信号の論理レベルが0へと遷移したことにより、出力信号の論理レベルを0へと遷移させる。
これを受けて、Pch選択回路43は、Pチャネル型MOSトランジスタ221〜226のゲート端子へ入力される信号のうち論理レベルが0の信号の論理レベルを1にし、Pチャネル型MOSトランジスタをオフさせる。
一方、Nch選択回路44は、その出力のうち少なくともDQPUドライバイネーブルの論理レベルを1とする。すると、PD回路47のNチャネル型MOSトランジスタ236がオンし、入出力ピンへ出力するDQ信号の論理レベルを0に遷移させる。
これを受けて、Pch選択回路43は、Pチャネル型MOSトランジスタ221〜226のゲート端子へ入力される信号のうち論理レベルが0の信号の論理レベルを1にし、Pチャネル型MOSトランジスタをオフさせる。
一方、Nch選択回路44は、その出力のうち少なくともDQPUドライバイネーブルの論理レベルを1とする。すると、PD回路47のNチャネル型MOSトランジスタ236がオンし、入出力ピンへ出力するDQ信号の論理レベルを0に遷移させる。
OSC回路25は、ZQEnable信号の論理レベルが0へと遷移したことにより、時刻t8において発振を停止する。
また、時刻t9において、モードセレクト回路5がテストモード信号の論理レベルを1から0へと遷移させる。
これを受けて、DQ回路4内のセレクタ回路41は、Nチャネル型MOSトランジスタ211およびPチャネル型MOSトランジスタ212がオフすることにより、出力信号の論理レベルをZQEnable信号の論理レベルに依存しないものとする。すなわち、DQ回路4は、通常の読み出し動作に備えることができる。
また、時刻t9において、モードセレクト回路5がテストモード信号の論理レベルを1から0へと遷移させる。
これを受けて、DQ回路4内のセレクタ回路41は、Nチャネル型MOSトランジスタ211およびPチャネル型MOSトランジスタ212がオフすることにより、出力信号の論理レベルをZQEnable信号の論理レベルに依存しないものとする。すなわち、DQ回路4は、通常の読み出し動作に備えることができる。
このように、本実施形態による半導体装置(半導体装置100)は、出力バッファ(PU回路46およびPD回路47)のドライバサイズ変更を行うドライバコード(DQPUドライバコード、DQPDドライバコード)を生成し、出力バッファ(PU回路46およびPD回路47)に対して出力するインピーダンス調整回路(ZQ調整回路3)を備える半導体装置(半導体装置100)であって、インピーダンス調整回路(ZQ調整回路3)のインピーダンス調整開始及び終了を示すインピーダンス調整開始終了信号(ZQEnable信号)を発生する信号発生回路(コマンドラッチ回路2A)を有し、インピーダンス調整開始終了信号(ZQEnable信号)に同期した信号を、出力バッファ(PU回路46およびPD回路47)に接続された出力端子(入出力ピン)へ出力することを特徴とする半導体装置(半導体装置100)である。
これにより、出力バッファ回路(PU回路46およびPD回路47)に接続された出力端子(入出力ピン)に出力される信号(DQ信号)の論理レベルが1である期間(図5における時刻t3〜t7の時間)を、例えばテスタを用いて入出力ピンの電位変化を計測することで、キャリブレーション期間(インピーダンス調整期間)を測定することができる。
併せて、カウンタ回路38のカウント数は設定値であるので、キャリブレーション期間をカウント数で除することにより、オシレータ(OSC回路25)のオシレータ周期も求めることができる。
併せて、カウンタ回路38のカウント数は設定値であるので、キャリブレーション期間をカウント数で除することにより、オシレータ(OSC回路25)のオシレータ周期も求めることができる。
上述したコマンドラッチ回路2Aは、テストモード信号によりZQエンド信号が入力される場合であるが、テストモード信号によりドライバコード生成回路32からの出力であるCALエンド信号が入力される場合もある。
図6は、コマンドラッチ回路2Aのインバータ回路22に、CALエンド信号が入力される場合の主要信号の動作を示すタイミングチャートであり、主要信号の論理レベルが時間の経過により0と1の間で遷移する様子を示している。
以下に、図6にもとづいて、半導体装置100の動作について説明する。
なお、図6における時刻t0〜t3における動作については、図5における時刻t0〜t3における動作と同じであり、これについては上述したので説明を省略する。
図6は、コマンドラッチ回路2Aのインバータ回路22に、CALエンド信号が入力される場合の主要信号の動作を示すタイミングチャートであり、主要信号の論理レベルが時間の経過により0と1の間で遷移する様子を示している。
以下に、図6にもとづいて、半導体装置100の動作について説明する。
なお、図6における時刻t0〜t3における動作については、図5における時刻t0〜t3における動作と同じであり、これについては上述したので説明を省略する。
ドライバコード生成回路32は、時刻t4において、PUヒット、PDヒットの両信号が入力されると、CALエンド信号の論理レベルを0から1へ遷移させる。
コマンドラッチ回路2Aにおいて、CALエンド信号の論理レベルが1へ遷移することで、NAND回路24の/R入力の論理レベルが1から0へ遷移し、NAND回路24はその出力信号の論理レベルを1へと遷移させる。
これにより、時刻t5において、NAND回路23は、入力される2入力信号の論理レベルがいずれも1となるので、ZQEnable信号の論理レベルを1から0へと遷移させる。
時刻t6以降の動作は、図5におけるt7以降の動作と同一であるため、説明は省略する。
コマンドラッチ回路2Aにおいて、CALエンド信号の論理レベルが1へ遷移することで、NAND回路24の/R入力の論理レベルが1から0へ遷移し、NAND回路24はその出力信号の論理レベルを1へと遷移させる。
これにより、時刻t5において、NAND回路23は、入力される2入力信号の論理レベルがいずれも1となるので、ZQEnable信号の論理レベルを1から0へと遷移させる。
時刻t6以降の動作は、図5におけるt7以降の動作と同一であるため、説明は省略する。
これにより、コマンドラッチ回路2Aにおけるインバータ回路22にCALエンド信号が入力される場合においても、キャリブレーション期間(インピーダンス調整期間)を測定できるという上述の効果を維持する。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態では、上述の第1の実施形態におけるコマンドラッチ回路2Aを、図7に示すコマンドラッチ回路2Bとした場合について説明する。
なお、図7において、図2における部分と同一の部分については同一の符号を付し、同一部分については説明を適宜省略する。
本実施形態では、上述の第1の実施形態におけるコマンドラッチ回路2Aを、図7に示すコマンドラッチ回路2Bとした場合について説明する。
なお、図7において、図2における部分と同一の部分については同一の符号を付し、同一部分については説明を適宜省略する。
コマンドラッチ回路2Bは、インバータ回路21、インバータ回路22、NAND回路23、NAND回路24及びAND回路26から構成される。
コマンドラッチ回路2Bは、ZQコマンドが入力されるとZQEnable信号を出力し、ZQエンド信号またはCALエンド信号が入力されるとZQEnable信号の出力を停止する点は、上述の第1の実施形態と同じである。
コマンドラッチ回路2Bは、ZQコマンドが入力されるとZQEnable信号を出力し、ZQエンド信号またはCALエンド信号が入力されるとZQEnable信号の出力を停止する点は、上述の第1の実施形態と同じである。
AND回路26は、ZQEnable信号及び外部CLKが入力される論理積回路であり、ZQCLKをZQ調整回路3に対して出力する回路である。
AND回路26は、ZQEnable信号の論理レベルが1の間、外部CLKの論理レベルが0と1の間で遷移するのに応じて、ZQCLKの論理レベルを0と1の間で遷移させる。
すなわち、コマンドラッチ回路2Bは、外部CLKと同じ周期でZQCLKを発生させ、ZQ調整回路3へ出力する。なお、外部CLKは、図7において図示していないが、半導体装置100が備えた端子、例えばDRAMのCLK端子に入力される信号である。
AND回路26は、ZQEnable信号の論理レベルが1の間、外部CLKの論理レベルが0と1の間で遷移するのに応じて、ZQCLKの論理レベルを0と1の間で遷移させる。
すなわち、コマンドラッチ回路2Bは、外部CLKと同じ周期でZQCLKを発生させ、ZQ調整回路3へ出力する。なお、外部CLKは、図7において図示していないが、半導体装置100が備えた端子、例えばDRAMのCLK端子に入力される信号である。
ZQ調整回路3は、第1の実施形態において説明したように、ZQEnable信号が入力されると、入力されるZQCLKに同期して、ZQ端子に接続された外部抵抗素子と内蔵するレプリカバッファの間でインピーダンス調整(ZQ調整)を行う。
ドライバコード生成回路32は、ZQCLKの1周期の間に、5ビット分のZQPUドライバコードをPUレプリカ35に対して出力する。そして、5ビットのデータを変化させながら、ZQレベルコンパレータ34からPUヒット信号が入力されるまで、これを繰り返す。
ドライバコード生成回路32は、ZQCLKの1周期の間に、5ビット分のZQPUドライバコードをPUレプリカ35に対して出力する。そして、5ビットのデータを変化させながら、ZQレベルコンパレータ34からPUヒット信号が入力されるまで、これを繰り返す。
続いて、5ビット分のZQPDドライバコードをPDレプリカ37に対して出力する。そして、5ビットのデータを変化させながら、ZQレベルコンパレータ34からPDヒット信号が入力されるまで、これを繰り返す。
ドライバコード生成回路32は、PUヒット、PDヒットの両信号が入力されると、ZQ調整終了を示すCALエンド信号、調整結果をDQPUドライバコード、DQPDドライバコードとして出力する。
ドライバコード生成回路32は、PUヒット、PDヒットの両信号が入力されると、ZQ調整終了を示すCALエンド信号、調整結果をDQPUドライバコード、DQPDドライバコードとして出力する。
また、ZQ調整回路3は、内蔵するカウンタ回路38がZQCLKのクロック数を所定数カウントするとZQエンド信号を出力する。
これらの調整期間中、DQ回路4は、ZQEnable信号の論理レベルに応じて入出力ピンにDQ信号を出力している。
これらの調整期間中、DQ回路4は、ZQEnable信号の論理レベルに応じて入出力ピンにDQ信号を出力している。
以上により、コマンドラッチ回路2Bに、ZQエンド信号が入力される場合においては、ZQCLKは外部CLKに同期しているので、カウンタ回路38に設定されたカウント数に外部CLKの周期を乗じた時間の間、ZQEnable信号の論理レベルは1となる。
これに応じて、DQ回路4の出力であるDQ信号の論理レベルも1となる。
これに応じて、DQ回路4の出力であるDQ信号の論理レベルも1となる。
また、コマンドラッチ回路2Bに、CALエンド信号が入力される場合においては、キャリブレーションが終了するまで、ZQEnable信号の論理レベルは1となる。
これに応じて、DQ回路4の出力であるDQ信号の論理レベルも1となる。
いずれの場合においても、1回あたり調整時間は外部CLKに同期しているので、外部CLKの周期を変化させることで、キャリブレーション期間は変化する。
これに応じて、DQ回路4の出力であるDQ信号の論理レベルも1となる。
いずれの場合においても、1回あたり調整時間は外部CLKに同期しているので、外部CLKの周期を変化させることで、キャリブレーション期間は変化する。
このように、本実施形態による半導体装置(半導体装置100)は、出力バッファ(PU回路46およびPD回路47)のドライバサイズ変更を行うドライバコード(DQPUドライバコード、DQPDドライバコード)を生成し、出力バッファ(PU回路46およびPD回路47)に対して出力するインピーダンス調整回路(ZQ調整回路3)を備える半導体装置(半導体装置100)であって、インピーダンス調整回路(ZQ調整回路3)のインピーダンス調整開始及び終了を示すインピーダンス調整開始終了信号(ZQEnable信号)を発生する信号発生回路(コマンドラッチ回路2B)を有し、インピーダンス調整開始終了信号(ZQEnable信号)に同期した信号を、出力バッファ(PU回路46およびPD回路47)に接続された出力端子(入出力ピン)へ出力することを特徴とする半導体装置(半導体装置100)である。
前記信号発生回路(コマンドラッチ回路2B)は、外部からのキャリブレーションコマンドに応じてインピーダンス調整開始終了信号(ZQEnable信号)を第1の論理レベルから第2の論理レベルへと遷移させ、かつ、インピーダンス調整回路(ZQ調整回路3)を活性化させ、インピーダンス調整回路(ZQ調整回路3)から入力されるドライバコード生成終了信号(ZQエンド信号またはCALエンド信号)に応じてインピーダンス調整開始終了信号(ZQEnable信号)を第2の論理レベルから第1の論理レベルへと遷移させることを特徴とする。
また、インピーダンス調整回路(ZQ調整回路3)は、インピーダンス調整開始終了信号(ZQEnable信号)が第1の論理レベルから第2の論理レベルへと遷移したことに応じてインピーダンス調整を開始する制御回路(ZQ制御回路31)と、信号発生回路(コマンドラッチ回路2B)から出力されるクロック(ZQCLK)に応じて、出力バッファ(PU回路46、PD回路47)のドライバコード(DQPUドライバコード、DQPDドライバコード)を生成するドライバコード生成回路(ドライバコード生成回路32)と、出力バッファ(PU回路46、PD回路47)を構成する複数のトランジスタ(Pチャネル型MOSトランジスタ221〜226、Nチャネル型MOSトランジスタ231〜236)と同一のトランジスタ群から構成されるレプリカバッファ(PUレプリカ35、PUレプリカ36及びPDレプリカ37)と、を有し、ドライバコード生成回路(ドライバコード生成回路32)は、レプリカバッファ(PUレプリカ35、PUレプリカ36及びPDレプリカ37)のインピーダンス値を変化させ、所定のインピーダンスに近づくと、レプリカバッファ(PUレプリカ35、PUレプリカ36及びPDレプリカ37)を構成するトランジスタ群のオン/オフ情報に基づきドライバコード(DQPUドライバコード、DQPDドライバコード)を生成し、出力バッファ(PU回路46、PD回路47)に対して出力するとともに、ドライバコード生成終了信号(CALエンド信号)を発生することを特徴とする。
また、制御回路(ZQ制御回路31)は、内蔵するカウンタ(カウンタ回路38)がクロック(ZQCLK)をカウントし、カウント数が予め設定したカウント数に達すると、ドライバコード生成終了信号(ZQエンド信号)を発生することを特徴とする。
また、信号発生回路(コマンドラッチ回路2A)はオシレータ回路(OSC回路25)を有し、オシレータ回路(OSC回路25)はインピーダンス調整開始終了信号(ZQEnable信号)が第1の論理レベルから第2の論理レベルへと遷移することに応じて発振を開始し、クロック(ZQCLK)を出力することを特徴とする。
また、信号発生回路(コマンドラッチ回路2B)は、インピーダンス調整開始終了信号ZQEnable信号)が第1の論理レベルから第2の論理レベルへと遷移した以降において、半導体装置外部から周期的に入力される信号(外部CLK)に同期してクロック(ZQCLK)を出力することを特徴とする。
また、信号発生回路(コマンドラッチ回路2A)はオシレータ回路(OSC回路25)を有し、オシレータ回路(OSC回路25)はインピーダンス調整開始終了信号(ZQEnable信号)が第1の論理レベルから第2の論理レベルへと遷移することに応じて発振を開始し、クロック(ZQCLK)を出力することを特徴とする。
また、信号発生回路(コマンドラッチ回路2B)は、インピーダンス調整開始終了信号ZQEnable信号)が第1の論理レベルから第2の論理レベルへと遷移した以降において、半導体装置外部から周期的に入力される信号(外部CLK)に同期してクロック(ZQCLK)を出力することを特徴とする。
これにより、出力バッファ回路(PU回路46およびPD回路47)に接続された出力端子(入出力ピン)に出力される信号(DQ信号)の論理レベルが1である期間を、例えばテスタを用いて入出力ピンの電位変化を計測することで、キャリブレーション期間(インピーダンス調整期間)を測定することができる。
また、コマンドラッチ回路2Bにおけるインバータ回路22にCALエンド信号が入力される場合においては、上述の効果に加えて、例えばテスタを用いて外部CLKの周期を変化させることで、ZQ調整回路3が実際にキャリブレーションに要した期間を精度よく求めることができるという効果を奏する。
100…半導体装置、1…制御回路、2A,2B…コマンドラッチ回路、
3…ZQ調整回路、4…DQ回路、5…モードセレクト回路、
21,22…インバータ回路、23,24…NAND回路、25…OSC回路、
26…AND回路、31…ZQ制御回路、32…ドライバコード生成回路、
33…Vrefジェネレータ、34…ZQレベルコンパレータ、
35,36…PUレプリカ、37…PDレプリカ、38…カウンタ回路、
111,116,121,126…Pチャネル型MOSトランジスタ、
131,136…Nチャネル型MOSトランジスタ、
119,129,139…抵抗素子、ER…外付け抵抗素子、
41…セレクタ回路、43…Pch選択回路、44…Nch選択回路、45…入力回路、46…PU回路、47…PD回路、
211,231,236…Nチャネル型MOSトランジスタ、
212,221,226…Pチャネル型MOSトランジスタ、
229,239…抵抗素子、
42…インバータ回路
3…ZQ調整回路、4…DQ回路、5…モードセレクト回路、
21,22…インバータ回路、23,24…NAND回路、25…OSC回路、
26…AND回路、31…ZQ制御回路、32…ドライバコード生成回路、
33…Vrefジェネレータ、34…ZQレベルコンパレータ、
35,36…PUレプリカ、37…PDレプリカ、38…カウンタ回路、
111,116,121,126…Pチャネル型MOSトランジスタ、
131,136…Nチャネル型MOSトランジスタ、
119,129,139…抵抗素子、ER…外付け抵抗素子、
41…セレクタ回路、43…Pch選択回路、44…Nch選択回路、45…入力回路、46…PU回路、47…PD回路、
211,231,236…Nチャネル型MOSトランジスタ、
212,221,226…Pチャネル型MOSトランジスタ、
229,239…抵抗素子、
42…インバータ回路
Claims (12)
- 出力バッファのドライバサイズ変更を行うドライバコードを生成し、前記出力バッファに対して出力するインピーダンス調整回路を備える半導体装置であって、前記インピーダンス調整回路のインピーダンス調整開始及び終了を示すインピーダンス調整開始終了信号を発生する信号発生回路を有し、前記インピーダンス調整開始終了信号に同期した信号を、前記出力バッファに接続された出力端子へ出力することを特徴とする半導体装置。
- 前記信号発生回路は、外部からのキャリブレーションコマンドに応じて前記インピーダンス調整開始終了信号を第1の論理レベルから第2の論理レベルへと遷移させ、かつ、前記インピーダンス調整回路を活性化させ、前記インピーダンス調整回路から入力されるドライバコード生成終了信号に応じて前記インピーダンス調整開始終了信号を第2の論理レベルから第1の論理レベルへと遷移させることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 前記インピーダンス調整回路は、前記インピーダンス調整開始終了信号が第1の論理レベルから第2の論理レベルへと遷移したことに応じてインピーダンス調整を開始する制御回路と、前記信号発生回路から出力されるクロックに応じて、前記出力バッファのドライバコードを生成するドライバコード生成回路と、前記出力バッファを構成する複数のトランジスタと同一のトランジスタ群から構成されるレプリカバッファと、を有し、前記ドライバコード生成回路は、前記レプリカバッファのインピーダンス値を変化させ、所定のインピーダンスに近づくと、前記レプリカバッファを構成するトランジスタ群のオン/オフ情報に基づき前記ドライバコードを生成し、前記出力バッファに対して出力するとともに、前記ドライバコード生成終了信号を発生することを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
- 前記制御回路は、内蔵するカウンタが前記クロックをカウントし、カウント数が予め設定したカウント数に達すると、前記ドライバコード生成終了信号を発生することを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
- 前記信号発生回路はオシレータ回路を有し、前記オシレータ回路は前記インピーダンス調整開始終了信号が第1の論理レベルから第2の論理レベルへと遷移することに応じて発振を開始し、前記クロックを出力する請求項3または4記載の半導体装置。
- 前記信号発生回路は、前記インピーダンス調整開始終了信号が第1の論理レベルから第2の論理レベルへと遷移した以降において、半導体装置外部から周期的に入力される信号に同期して前記クロックを出力する請求項3または4記載の半導体装置。
- 出力バッファのインピーダンス調整を行うキャリブレーション回路を備える半導体装置であって、前記キャリブレーション回路の開始信号に応じて活性化し、前記キャリブレーション回路の停止信号に応じて非活性化するキャリブレーション動作信号を、前記出力バッファを介して出力することを特徴とする半導体装置。
- 制御回路と、前記制御回路からのZQコマンドに応じてZQ動作信号を活性化するコマンドラッチ回路と、前記ZQ動作信号の活性化に応じて、出力バッファのインピーダンス調整を行うZQ調整回路と、前記ZQ調整回路のインピーダンス調整結果に基づき、出力バッファのインピーダンスが調整され、かつ、前記ZQ動作信号の活性化に応じてDQ信号を出力するDQ回路と、を備えることを特徴とする半導体装置。
- 前記ZQ調整回路はカウンタ回路を備え、前記カウンタ回路が所定数カウントすると、前記ZQ調整回路は停止信号を前記コマンドラッチ回路に出力し、前記ZQ動作信号は前記停止信号に応じて非活性化することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
- 前記ZQ調整回路は、前記インピーダンス調整が終了すると、停止信号を前記コマンドラッチ回路に出力し、前記ZQ動作信号は前記停止信号に応じて非活性化することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
- 前記コマンドラッチ回路は、オシレータ回路を備え、前記オシレータ回路は、前記ZQ動作信号に応じて内部クロックを前記ZQ調整回路に出力することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
- 前記コマンドラッチ回路には、外部クロックが入力され、前記オシレータ回路は、前記ZQ動作信号に応じて前記外部クロックを前記ZQ調整回路に出力することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
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