JP2015216513A - 半導体装置及びこれを備える半導体システム - Google Patents

半導体装置及びこれを備える半導体システム Download PDF

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Abstract

【課題】キャリブレーション動作中におけるノイズの影響を軽減する。【解決手段】キャリブレーション端子ZQに接続され、コード信号CODEPDの値に応じたインピーダンスを持つように構成されるプルダウンユニットPDRと、キャリブレーション端子ZQの電位VZQ及びリファレンス電位VREFDQを比較することによってアップダウン信号UDDを生成する比較回路COMPDと、アップダウン信号UDDのレベルに応じ、周期信号DIVDECに同期してコード信号CODEPDの値を更新するカウンタ回路CNTDと、ステータス信号CLLONGが第1の状態を示している場合には、周期信号DIVDECを第1の周期で発生し、ステータス信号CLLONGが第2の状態を示している場合には、周期信号DIVDECを第1の周期よりも長い第2の周期で発生するタイミング発生回路TMDと、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は半導体装置及びこれを備える半導体システムに関し、特に、出力ユニットのインピーダンスを制御するキャリブレーション回路を備えた半導体装置及びこれを備える半導体システムに関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体装置は、データを外部に出力するための出力ユニットを備えている。出力ユニットは、活性化時に所望のインピーダンスが得られるよう設計されているが、プロセスばらつきや温度変化などの影響により、必ずしも設計通りのインピーダンスが得られるとは限らない。このため、出力ユニットのインピーダンスを高精度に制御する必要のある半導体装置においては、キャリブレーション回路と呼ばれるインピーダンス調整回路が内蔵されている(特許文献1,2参照)。
キャリブレーション回路を用いたキャリブレーション動作は、外部から発行されるキャリブレーションコマンドに応答して実行されるほか、電源投入後の初期化動作時にも実行される。一般的な半導体装置では、キャリブレーション動作中にリード動作やライト動作は行われないため、リード動作やライト動作によって生じるノイズがキャリブレーション動作に影響を与えることはない。
特開2011−119632号公報 特開2006−203405号公報
しかしながら、近年においては、キャリブレーション動作中にリード動作やライト動作を行うことが可能な半導体装置が提案されている。この場合、リード動作やライト動作によって生じるノイズの影響を考慮してキャリブレーション動作を行う必要がある。
本発明による半導体装置は、外部端子と、前記外部端子に接続され、コード信号の値に応じたインピーダンスを持つように構成される出力ユニットと、前記外部端子の電位及びリファレンス電位を比較することによって判定信号を生成する比較回路と、前記判定信号のレベルに応じ、周期信号に同期して前記コード信号の値を更新するカウンタ回路と、ステータス信号が第1の状態を示している場合には、前記周期信号を第1の周期で発生し、前記ステータス信号が第2の状態を示している場合には、前記周期信号を前記第1の周期よりも長い第2の周期で発生するタイミング発生回路と、を備える。
本発明による半導体システムは、基板と、前記基板上に設けられる半導体装置及び抵抗素子を備えた半導体システムであって、前記半導体装置は、前記抵抗素子に接続される外部端子と、前記外部端子に接続され、コード信号の値に応じたインピーダンスを持つように構成される出力ユニットと、前記外部端子の電位及びリファレンス電位を比較することによって判定信号を生成する比較回路と、前記判定信号のレベルに応じ、周期信号に同期して前記コード信号の値を更新するカウンタ回路と、ステータス信号が第1の状態を示している場合には、前記周期信号を第1の周期で発生し、前記ステータス信号が第2の状態を示している場合には、前記周期信号を前記第1の周期よりも長い第2の周期で発生するタイミング発生回路と、を備える。
本発明によれば、キャリブレーション動作中にリード動作やライト動作が行われる場合であっても、ノイズの影響を軽減することが可能となる。
本発明の好ましい実施形態による半導体装置10を備えた半導体システム6の構成を示すブロック図である。 半導体装置10の全体構成を示すブロック図である。 データ入出力回路40に含まれる出力バッファOBの構成を示すブロック図であり、1個のデータ入出力端子24に割り当てられた部分を示している。 プルアップユニットPUの回路図である。 プルダウンユニットPDの回路図である。 キャリブレーション回路41のブロック図である。 リニアサーチ法を用いた場合におけるキャリブレーション端子ZQの電位変化の一例を示すグラフである。 バイナリサーチ法を用いた場合におけるキャリブレーション端子ZQの電位変化の一例を示すグラフである。 キャリブレーション動作中にライト動作が実行されるケースを説明するためのタイミング図である。 タイミング発生回路TMDの構成を示すブロック図である。 イニシャル判定部51の回路図である。 クロック発生部52の回路図である。 周期信号発生部53の回路図である。 キャリブレーション回路41の動作を説明するためのタイミング図である。 第1の例による比較回路COMPDの回路図である。 第2の例による比較回路COMPDの回路図である。 変形例によるキャリブレーション回路41の回路図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体装置10を備えた半導体システム6の構成を示すブロック図である。
図1に示す半導体システム6は、複数の半導体装置10及びこれを制御するコントローラ8を備えている。特に限定されるものではないが、各半導体装置10は単一の半導体チップに集積されたDDR4(Double Data Rate 4)型のDRAMであり、コントローラ8から供給されるアドレス信号ADD、コマンド信号COM及び外部クロック信号CK,CKBに基づいてリード動作及びライト動作を行う。
アドレス信号ADDは、アドレスバスADBを介して複数の半導体装置10のアドレス端子21に共通に供給される。コマンド信号COMは、コマンドバスCMBを介して複数の半導体装置10のコマンド端子22に共通に供給される。但し、チップセレクト信号などコマンド信号COMの一部については、1又は2以上の半導体装置10に対して個別に供給される。外部クロック信号CK,CKBは、クロックバスCLBを介して複数の半導体装置10のクロック端子23に共通に供給される。
また、リード動作時に半導体装置10のデータ入出力端子24から出力されるリードデータDQは、データバスDBを介してコントローラ8に供給される。一方、ライト動作時にコントローラ8から出力されるライトデータDQは、データバスDBを介して半導体装置10のデータ入出力端子24に供給される。図1に示すように、データバスDBは複数の半導体装置10に対して共通に接続されている。
尚、本発明における半導体装置がデータの入力(ライト動作)の可能な半導体装置である必要はなく、ROM系の半導体メモリデバイスのように、データの出力(リード動作)のみが可能であっても構わない。この場合、データ入出力端子の代わりにデータ出力端子が用いられることになる。
半導体装置10には、キャリブレーション端子ZQが設けられている。キャリブレーション端子ZQは、メモリモジュール基板あるいはマザーボードに設けられたリファレンス抵抗素子RZQを介して電源電位VDDQに接続されている。リファレンス抵抗素子RZQは、後述するキャリブレーション動作において参照される抵抗である。尚、本明細書においては、リファレンス抵抗素子RZQの抵抗値についても「RZQ」と表記することがある。他の素子又は回路の抵抗値についても、リファレンス抵抗素子RZQの抵抗値と同じ抵抗値であれば、「RZQ」と表記する。
図2は、半導体装置10の全体構成を示すブロック図である。
本実施形態による半導体装置10は、外部基板2に実装されている。外部基板2は、半導体システム6を構成するメモリモジュール基板あるいはマザーボードであり、リファレンス抵抗素子RZQが設けられている。上述の通り、リファレンス抵抗素子RZQは、半導体装置10のキャリブレーション端子ZQに接続されており、そのインピーダンスはキャリブレーション回路41の基準インピーダンスとして用いられる。
図2に示すように、半導体装置10はメモリセルアレイ11を有している。メモリセルアレイ11は、複数のワード線WLと複数のビット線BL,/BLを備え、これらの交点にメモリセルMCが配置された構成を有している。ワード線WLの選択はロウデコーダ12によって行われ、ビット線BL,/BLの選択はカラムデコーダ13によって行われる。
対を成すビット線BL,/BLは、メモリセルアレイ11内に設けられたセンスアンプSAMPに接続されている。センスアンプSAMPは、ビット線BL,/BL間に生じている電位差を増幅し、これにより得られたリードデータを相補のローカルIO線LIOT/LIOBに供給する。ローカルIO線LIOT/LIOBに供給されたリードデータは、スイッチ回路TGを介して、相補のメインIO線MIOT/MIOBに転送される。そして、メインIO線MIOT/MIOB上のリードデータは、メインアンプ39によってシングルエンド形式の信号に変換され、リードライトバスRWBSを介してデータ入出力回路40に供給される。
また、半導体装置10には外部端子としてアドレス端子21、コマンド端子22、クロック端子23、データ入出力端子24、電源端子25,26及びキャリブレーション端子ZQが設けられている。
アドレス端子21は、外部からアドレス信号ADDが入力される端子である。アドレス端子21に入力されたアドレス信号ADDは、アドレス入力回路31を介してアドレス制御回路32に供給される。アドレス制御回路32に供給されたアドレス信号ADDのうち、ロウアドレスXADDについてはロウデコーダ12に供給され、カラムアドレスYADDについてはカラムデコーダ13に供給され、モード信号MADDについてはモードレジスタ14に供給される。
モードレジスタ14は、半導体装置10の動作モードを示すパラメータが設定される回路である。モードレジスタ14から出力されるモード信号としては、インピーダンス選択信号MODEが含まれる。インピーダンス選択信号MODEは、データ入出力回路40に供給される。インピーダンス選択信号MODEは、リード動作時における出力インピーダンスを選択するための信号である。
コマンド端子22は、外部からコマンド信号COMが入力される端子である。コマンド端子22に入力されたコマンド信号COMは、コマンド入力回路33を介してコマンドデコード回路34に供給される。また、コマンド信号COMのうち、クロックイネーブル信号CKEについては、内部クロック発生回路36にも供給される。コマンドデコード回路34は、コマンド信号COMをデコードすることによって各種内部コマンドを生成する回路である。内部コマンドとしては、アクティブ信号ACT、リード信号READ、ライト信号WRITE、モードレジスタセット信号MRS、キャリブレーション信号CMDSB、リセット信号ZQRSTなどがある。
アクティブ信号ACTは、コマンド信号COMがロウアクセス(アクティブコマンド)を示している場合に活性化される信号である。アクティブ信号ACTが活性化すると、アドレス制御回路32にラッチされたロウアドレスXADDがロウデコーダ12に供給される。これにより、当該ロウアドレスXADDにより指定されるワード線WLが選択される。
リード信号READ及びライト信号WRITEは、コマンド信号COMがリードコマンド及びライトコマンドを示している場合にそれぞれ活性化される信号である。リード信号READ又はライト信号WRITEが活性化すると、アドレス制御回路32にラッチされたカラムアドレスYADDがカラムデコーダ13に供給される。これにより、当該カラムアドレスYADDにより指定されるビット線BL又は/BLが選択される。
したがって、アクティブコマンド及びリードコマンドを入力するとともに、これらに同期してロウアドレスXADD及びカラムアドレスYADDを入力すれば、これらロウアドレスXADD及びカラムアドレスYADDによって指定されるメモリセルMCからリードデータが読み出される。リードデータDQは、メインアンプ39及びデータ入出力回路40を介して、データ入出力端子24から外部に出力される。
一方、アクティブコマンド及びライトコマンドを入力するとともに、これらに同期してロウアドレスXADD及びカラムアドレスYADDを入力し、その後、データ入出力端子24にライトデータDQを入力すれば、ライトデータDQはデータ入出力回路40及びメインアンプ39を介してメモリセルアレイ11に供給され、ロウアドレスXADD及びカラムアドレスYADDによって指定されるメモリセルMCに書き込まれる。
モードレジスタセット信号MRSは、コマンド信号COMがモードレジスタセットコマンドを示している場合に活性化される信号である。したがって、モードレジスタセットコマンドを入力するとともに、これに同期してアドレス端子21からモード信号MADDを入力すれば、モードレジスタ14の設定値を書き換えることができる。
キャリブレーション信号CMDSBは、コマンド信号COMがキャリブレーションコマンドを示している場合に活性化される信号である。キャリブレーション信号CMDSBが活性化すると、キャリブレーション回路41はキャリブレーション動作を実行し、これによってインピーダンスコードZQCODEを生成する。
また、半導体装置10に対して電源投入が行われると、コマンドデコード回路34は初期設定動作を実行し、リセット信号ZQRST及びキャリブレーション信号CMDSBをこの順に活性化させる。リセット信号ZQRSTは、キャリブレーション回路41をリセットするための信号である。これにより、半導体装置10に対して電源投入がされると、キャリブレーション回路41は、初期状態にリセットされた後、自動的にキャリブレーション動作を実行することになる。尚、外部からリセットコマンドが発行された場合においても、コマンドデコード回路34は、リセット信号ZQRST及びキャリブレーション信号CMDSBをこの順に活性化させる。
ここで、半導体装置10に設けられた外部端子の説明に戻ると、クロック端子23には外部クロック信号CK,CKBが入力される。外部クロック信号CKと外部クロック信号CKBは互いに相補の信号であり、いずれもクロック入力回路35に供給される。クロック入力回路35は、外部クロック信号CK,CKBを受けて内部クロック信号PCLKを生成する。内部クロック信号PCLKは、クロックイネーブル信号CKEによって活性化される内部クロック発生回路36に供給され、これによって位相制御された内部クロック信号LCLKが生成される。特に限定されるものではないが、内部クロック発生回路36としてはDLL回路を用いることができる。内部クロック信号LCLKはデータ入出力回路40に供給され、リードデータDQの出力タイミングを決めるタイミング信号として用いられる。
また、内部クロック信号PCLKは、タイミングジェネレータ37にも供給され、これによって各種内部クロック信号ICLKが生成される。タイミングジェネレータ37によって生成される各種内部クロック信号ICLKは、アドレス制御回路32やコマンドデコード回路34などの回路ブロックに供給され、これら回路ブロックの動作タイミングを規定する。
電源端子25は、電源電位VDD,VSSが供給される端子である。電源端子25に供給される電源電位VDD,VSSは内部電源発生回路38に供給される。内部電源発生回路38は、電源電位VDD,VSSに基づいて各種の内部電位VPP,VOD,VARY,VPERIや、リファレンス電位ZQVREF,VOHを発生させる。内部電位VPPは主にロウデコーダ12において使用される電位であり、内部電位VOD,VARYはメモリセルアレイ11内のセンスアンプSAMPにおいて使用される電位であり、内部電位VPERIは他の多くの回路ブロックにおいて使用される電位である。一方、リファレンス電位ZQVREF,VOHは、キャリブレーション回路41にて使用される基準電位である。
電源端子26は、電源電位VDDQ,VSSQが供給される端子である。電源端子26に供給される電源電位VDDQ,VSSQはデータ入出力回路40に供給される。電源電位VDDQ,VSSQは、電源端子25に供給される電源電位VDD,VSSとそれぞれ同電位であるが、データ入出力回路40によって生じる電源ノイズが他の回路ブロックに伝搬しないよう、データ入出力回路40については専用の電源電位VDDQ,VSSQを用いている。
キャリブレーション端子ZQは、キャリブレーション回路41に接続されている。キャリブレーション回路41は、キャリブレーション信号CMDSBによって活性化されると、リファレンス抵抗素子RZQのインピーダンス及びリファレンス電位ZQVREF,VOHを参照してキャリブレーション動作を行う。キャリブレーション動作によって得られたインピーダンスコードZQCODEはデータ入出力回路40に供給され、これによって、データ入出力回路40に含まれる出力ユニットのインピーダンスが指定される。また、キャリブレーション回路41は、リセット信号ZQRSTによってリセットされる。
キャリブレーション回路41によるキャリブレーション動作は、オシレータ42によって生成されるオシレータクロック信号OSCに同期して行われる。オシレータクロック信号OSCは、外部クロック信号CK,CKBとは非同期である第1のクロック信号である。オシレータ42は、キャリブレーション回路41から出力されるキャリブレーション状態信号ZQACTによって活性化される。キャリブレーション状態信号ZQACTは、キャリブレーション回路41が活性化していることを示す状態信号である。
図3は、データ入出力回路40に含まれる出力バッファOBの構成を示すブロック図であり、1個のデータ入出力端子24に割り当てられた部分を示している。
図3に示すように、出力バッファOBは、1個のデータ入出力端子24当たり、7つのプルアップユニットPU0〜PU6と、7つのプルダウンユニットPD0〜PD6を備えている。プルアップユニットPU0〜PU6及びプルダウンユニットPD0〜PD6の出力ノードは、データ入出力端子24に共通に接続されている。プルアップユニットPU0〜PU6は互いに同じ回路構成を有しており、特に区別する必要がない場合は単に「プルアップユニットPU」と総称する。同様に、プルダウンユニットPD0〜PD6は互いに同じ回路構成を有しており、特に区別する必要がない場合は単に「プルダウンユニットPD」と総称する。
プルアップユニットPUi(i=0〜6)とプルダウンユニットPDi(i=0〜6)は対を成す。そして、何対のユニットを使用するかは、モードレジスタ14から出力されるインピーダンス選択信号MODEによって指定される。また、プルアップユニットPU0〜PU6及びプルダウンユニットPD0〜PD6にはメインアンプ39から内部データDATAが供給されており、内部データDATAがハイレベルを示している場合には、プルアップユニットPU0〜PU6のうち、インピーダンス選択信号MODEによって指定される1又は2以上のプルアップユニットが活性化され、これによりデータ入出力端子24がハイレベルに駆動される。一方、内部データDATAがローレベルを示している場合には、プルダウンユニットPD0〜PD6のうち、インピーダンス選択信号MODEによって指定される1又は2以上のプルダウンユニットが活性化され、これによりデータ入出力端子24がローレベルに駆動される。
活性化されたプルアップユニットPU0〜PU6のそれぞれのインピーダンスは、コード信号CODEPUによって指定される。同様に、活性化されたプルダウンユニットPD0〜PD6のそれぞれのインピーダンスは、コード信号CODEPDによって指定される。
本実施形態においては、プルアップユニットPU0〜PU6のインピーダンス目標値は2RZQであり、プルダウンユニットPD0〜PD6のインピーダンス目標値はRZQである。したがって、インピーダンス選択信号MODEによってj対のユニットが使用される場合、ハイレベル出力時のインピーダンスは2RZQ/jとなり、ローレベル出力時のインピーダンスはRZQ/jとなる。
図4は、プルアップユニットPUの回路図である。
図4に示すように、プルアップユニットPUは、並列接続された5つのNチャンネル型MOSトランジスタTNU0〜TNU4からなるトランジスタ部TRUと、高抵抗配線部RWによって構成されている。トランジスタTNU0〜TNU4のドレインは、電源電位VDDQを供給する電源配線VLに共通に接続され、トランジスタTNU0〜TNU4のソースは、高抵抗配線部RWを介してデータ入出力端子24に接続されている。高抵抗配線部RWはタングステン配線などからなる例えば120Ω程度の抵抗である。
トランジスタTNU0〜TNU4のゲート電極には、コード信号DCODEPUを構成する各ビットDCODEPU0〜DCODEPU4がそれぞれ供給される。これにより、5つのトランジスタTNU0〜TNU4は、コード信号DCODEPUの値に基づいて個別にオン/オフ制御されることになる。図4に示すように、コード信号DCODEPUは、コード信号CODEPUの各ビットと内部データDATAをANDゲート回路によって論理合成した信号である。これにより、内部データDATAがローレベルを示している場合は、コード信号CODEPUの値にかかわらず、コード信号DCODEPUを構成するビットDCODEPU0〜DCODEPU4が全てローレベルとなるため、トランジスタTNU0〜TNU4は全てオフとなる。一方、内部データDATAがハイレベルを示している場合は、コード信号CODEPUの値がそのままコード制御信号DCODEPUの値となり、いくつかのトランジスタTNU0〜TNU4がオンとなる。
ここで、トランジスタTNU0〜TNU4のチャネル幅(W)とチャネル長(L)の比(W/L比)、つまり電流供給能力には、2のべき乗の重み付けがされている。具体的には、トランジスタTNU0のW/L比を1WLnuとした場合、トランジスタTNUk(k=0〜4)のW/L比は、2k×WLnuに設計されている。これにより、プルアップユニットPUのインピーダンスを最大で32段階に調整することが可能となる。
図5は、プルダウンユニットPDの回路図である。
図5に示すように、プルダウンユニットPDは、並列接続された5つのNチャンネル型MOSトランジスタTND0〜TND4からなるトランジスタ部TRDと、高抵抗配線部RWによって構成されている。トランジスタTND0〜TND4のソースは、接地電位VSSQを供給する電源配線SLに共通に接続され、トランジスタTND0〜TND4のドレインは、高抵抗配線部RWを介してデータ入出力端子24に接続されている。
トランジスタTND0〜TND4のゲート電極には、コード信号DCODEPDを構成する各ビットDCODEPD0〜DCODEPD4がそれぞれ供給される。これにより、5つのトランジスタTND0〜TND4は、コード信号DCODEPDの値に基づいて個別にオン/オフ制御されることになる。図5に示すように、コード信号DCODEPDは、コード信号CODEPDの各ビットと内部データDATAの反転信号をANDゲート回路によって論理合成した信号である。これにより、内部データDATAがハイレベルを示している場合は、コード信号CODEPDの値にかかわらず、コード信号DCODEPDを構成するビットDCODEPD0〜DCODEPD4が全てローレベルとなるため、トランジスタTND0〜TND4は全てオフとなる。一方、内部データDATAがローレベルを示している場合は、コード信号CODEPDの値がそのままコード信号DCODEPDの値となり、いくつかのトランジスタTND0〜TND4がオンとなる。
ここで、トランジスタTND0〜TND4のチャネル幅(W)とチャネル長(L)の比(W/L比)、つまり電流供給能力には、2のべき乗の重み付けがされている。具体的には、トランジスタTND0のW/L比を1WLndとした場合、トランジスタTNDk(k=0〜4)のW/L比は、2k×WLndに設計されている。これにより、プルダウンユニットPDのインピーダンスについても32段階に調整することが可能となる。
このように、プルアップユニットPU及びプルダウンユニットPDのインピーダンスは、コード信号CODEPU,CODEPDによってそれぞれ調整することができる。コード信号CODEPU,CODEPDは、インピーダンスコードZQCODEを構成し、図1に示したキャリブレーション回路41によるキャリブレーション動作によって生成される。
図6は、キャリブレーション回路41のブロック図である。
図6に示すように、キャリブレーション回路41は、プルアップユニットPUのレプリカであるプルアップユニットPURと、プルダウンユニットPDのレプリカであるプルダウンユニットPDR0〜PDR5を備えている。プルアップユニットPURはプルアップユニットPUと同じ回路構成を有する出力ユニットであり、そのインピーダンスは、コード信号CODEPUによって制御される。同様に、プルダウンユニットPDR0〜PDR5はいずれもプルダウンユニットPDと同じ回路構成を有する出力ユニットであり、そのインピーダンスは、コード信号CODEPDによって制御される。
図6に示すように、プルダウンユニットPDR1〜PUR5の出力ノードは、キャリブレーション端子ZQに共通接続されるとともに、比較回路COMPDに接続される。比較回路COMPDは、キャリブレーション端子ZQの電位VZQとリファレンス電位VREFDQとを比較し、その結果に基づいて判定信号であるアップダウン信号UDDを生成する。アップダウン信号UDDはカウンタ回路CNTDに供給され、これに基づいてカウンタ回路CNTDのカウント値であるコード信号CODEPDがカウントアップ又はカウントダウンされる。
比較回路COMPD及びカウンタ回路CNTDは、タイミング発生回路TMDから出力されるクロック信号CLK1D,CLK4Dに同期して動作する。詳細については後述するが、タイミング発生回路TMDは、オシレータ42から供給されるオシレータクロック信号OSCに同期してクロック信号CLK1D,CLK4Dを生成するとともに、キャリブレーション状態信号ZQACTを生成する。
さらに、プルアップユニットPUR及びプルダウンユニットPDR0の出力ノードは、接続点Aに接続される。接続点Aは、比較回路COMPUに接続されている。比較回路COMPUは、接続点Aの電位とリファレンス電位VOHとを比較し、その結果に基づいて判定信号であるアップダウン信号UDUを生成する。アップダウン信号UDUはカウンタ回路CNTUに供給され、これに基づいてカウンタ回路CNTUのカウント値であるコード信号CODEPUがカウントアップ又はカウントダウンされる。
比較回路COMPU及びカウンタ回路CNTUは、タイミング発生回路TMUから出力されるクロック信号CLK1U,CLK4Uに同期して動作する。タイミング発生回路TMUは、オシレータ42から供給されるオシレータクロック信号OSCに同期してクロック信号CLK1U,CLK4Uを生成する。
キャリブレーション回路41を用いたキャリブレーション動作は、次の手順により行われる。
まず、キャリブレーション信号CMDSBが活性化すると、タイミング発生回路TMDが活性化され、クロック信号CLK1D,CLK4Dが周期的に生成される。これに応答して比較回路COMPDが活性化され、キャリブレーション端子ZQの電位とリファレンス電位VREFDQの比較が行われる。その結果、キャリブレーション端子ZQの電位がリファレンス電位VREFDQよりも低い場合には、アップダウン信号UDDを用いてカウンタ回路CNTDをカウントダウンし、コード信号CODEPDの値を小さくする。これにより、プルダウンユニットPDR1〜PDR5のインピーダンスが高くなることから、キャリブレーション端子ZQの電位が上昇する。逆に、キャリブレーション端子ZQの電位がリファレンス電位VREFDQよりも高い場合には、アップダウン信号UDDを用いてカウンタ回路CNTDをカウントアップし、コード信号CODEPDの値を大きくする。カウンタ回路CNTDをカウントアップ及びカウントダウンは、クロック信号CLK4Dに同期して行われる。これにより、プルダウンユニットPDR1〜PDR5のインピーダンスが低くなることから、キャリブレーション端子ZQの電位が低下する。
このような動作をクロック信号CLK1D,CLK4Dに同期して繰り返せば、キャリブレーション端子ZQの電位はリファレンス電位VREFDQとほぼ一致した状態となる。ここで、リファレンス電位VREFDQのレベルはVDDQ/6であり、且つ、キャリブレーション端子ZQには5つのプルダウンユニットPDR1〜PDR5が並列に接続されていることから、キャリブレーション端子ZQの電位がリファレンス電位VREFDQとほぼ一致した状態になると、プルダウンユニットPDR1〜PDR5はいずれもリファレンス抵抗素子RZQと同じ抵抗値(RZQ)に調整されたことになる。尚、プルダウンユニットPDR0のインピーダンスについてもRZQに調整される。
プルダウンユニットPDR1〜PDR5のキャリブレーション動作が完了すると、カウンタ回路CNTDから終了信号ENDPDBが出力され、続いてプルアップユニットPURのキャリブレーション動作が開始される。
終了信号ENDPDBが活性化すると、タイミング発生回路TMUが活性化され、クロック信号CLK1U,CLK4Uが周期的に生成される。これに応答して比較回路COMPUが活性化され、接続点Aの電位とリファレンス電位VOHの比較が行われる。その結果、接続点Aの電位がリファレンス電位VOHよりも高い場合には、アップダウン信号UDUを用いてカウンタ回路CNTUをカウントダウンし、コード信号CODEPDの値を小さくする。これにより、プルアップユニットPURのインピーダンスが高くなることから、接続点Aの電位が低下する。逆に、接続点Aの電位がリファレンス電位VOHよりも低い場合には、アップダウン信号UDUを用いてカウンタ回路CNTUをカウントアップし、コード信号CODEPUの値を大きくする。これにより、プルアップユニットPURのインピーダンスが低くなることから、接続点Aの電位が上昇する。
このような動作をクロック信号CLK1U,CLK4Uに同期して繰り返せば、接続点Aの電位はリファレンス電位VOHとほぼ一致した状態となる。ここで、リファレンス電位VOHのレベルはVDDQ/3であり、且つ、プルダウンユニットPDR0のインピーダンスは既にRZQに調整されていることから、接続点Aの電位がリファレンス電位VOHとほぼ一致した状態になると、プルアップユニットPURはリファレンス抵抗素子RZQの2倍の抵抗値(2RZQ)に調整されたことになる。
プルアップユニットPURのキャリブレーション動作が完了すると、カウンタ回路CNTUから終了信号CALENDが出力され、タイミング発生回路TMD,TMUがリセットされる。これにより、キャリブレーション状態信号ZQACTが非活性化するため、オシレータ42の動作が停止する。以上により、一連のキャリブレーション動作が完了する。
そして、キャリブレーション動作によって生成されたコード信号CODEPU,CODEPDは、出力バッファOBを構成するプルアップユニットPU0〜PU6及びプルダウンユニットPD0〜PD6にそれぞれ供給される。これにより、プルアップユニットPU0〜PU6のインピーダンスは2RZQに調整され、プルダウンユニットPD0〜PD6のインピーダンスはRZQに調整されることになる。
カウンタ回路CNTD,CNTUによるカウント値の更新方法については特に限定されず、いわゆるリニアサーチ法を用いても構わないし、いわゆるバイナリサーチ法を用いても構わない。
リニアサーチ法とは、カウント値をインクリメント又はデクリメントする方法である。この方法を用いた場合、キャリブレーション端子ZQ又は接続点Aの電位は、所定のピッチで変化する。図7は、リニアサーチ法を用いた場合におけるキャリブレーション端子ZQの電位変化の一例を示すグラフであり、所定の制御周期Tsごとにキャリブレーション端子ZQの電位が目標電位であるVDDQ/6に向かって△Vずつ接近していることが分かる。リニアサーチ法を用いた場合、現在の電位と目標電位との差が大きいほど、目標電位への到達時間が長くなるが、ノイズの影響によって比較回路COMPD,COMPUが一時的に誤判定を行った場合であっても、その後正しい判定を繰り返すことにより、目標電位に正しく到達することができるという利点がある。
これに対し、バイナリサーチ法とは、カウント値を上位ビット側から決定する方法である。図8は、バイナリサーチ法を用いた場合におけるキャリブレーション端子ZQの電位変化の一例を示すグラフであり、カウント値が4ビットであれば4回の判定によってキャリブレーション動作が完了することが分かる。図8に示す例では、カウント値が「0000」からスタートしており、1回目の判定により最上位ビットが確定するとキャリブレーション端子ZQの電位VZQは8×△Vだけ変化し、2回目の判定により上位2ビット目が確定するとキャリブレーション端子ZQの電位VZQは4×△Vだけ変化し、3回目の判定により上位3ビット目が確定するとキャリブレーション端子ZQの電位VZQは2×△Vだけ変化し、4回目の判定により最下位ビットが確定するとキャリブレーション端子ZQの電位VZQは△Vだけ変化する。バイナリサーチ法を用いた場合、現在の電位と目標電位との差にかかわらず目標電位への到達時間が一定となるが、ノイズの影響によって比較回路COMPD,COMPUが一時的に誤判定を行うと、その後正しい判定を行っても、目標電位に正しく到達することができなくなる。
したがって、バイナリサーチ法を採用する場合には、比較回路COMPD,COMPUがノイズの影響によって誤判定を行わないよう、よりノイズ耐性の高い回路構成とすることが望ましい。比較回路COMPD,COMPUがノイズの影響を受けるケースとしては、キャリブレーション動作中にリード動作やライト動作が実行されるケースが典型的である。
図9は、キャリブレーション動作中にライト動作が実行されるケースを説明するためのタイミング図である。
図9に示す例では、時刻t1,t2にキャリブレーションコマンドZQSが発行され、これに応答してキャリブレーション信号CMDSBが活性化されている。キャリブレーション信号CMDSBが活性化すると、キャリブレーション状態信号ZQACTがハイレベルとなる。
本実施形態よる半導体装置10は、バックグラウンドでキャリブレーション動作を行うことが可能であり、図9に示す例ではメモリセルアレイ11がアクティブ状態である期間にキャリブレーションコマンドZQSが発行されている。さらに、時刻t3,t4にはライトコマンドWRが発行され、これに応答してメモリセルアレイ11はキャリブレーション動作中にライト動作を実行する。ライト動作は、後述する時刻t5,t6よりも以前に終了する。
そして、キャリブレーション回路41による一連のキャリブレーション動作が完了すると、キャリブレーション状態信号ZQACTが非活性化し、オシレータ42が停止する。これにより、インピーダンスコードZQCODEの値が確定する。その後、時刻t5,t6にインピーダンスコードラッチコマンドZQLが発行されると、インピーダンスコードZQCODEがデータ入出力回路40に供給される。その結果、データ入出力回路40に含まれる出力回路OBのインピーダンスは、インピーダンスコードZQCODEの値を反映したレベルに調整される。
このように、キャリブレーション動作中にリード動作又はライト動作が実行されると、リード動作やライト動作に伴うノイズがキャリブレーション回路41に伝搬し、比較回路COMPD,COMPUが誤判定を行う可能性が高まる。したがって、キャリブレーションコマンドに応答して実行するキャリブレーション動作においては、ノイズの影響を考慮する必要がある。
これに対し、電源投入後の初期設定時に実行されるキャリブレーション動作中には、リード動作やライト動作が実行されることがないため、キャリブレーションコマンドに応答したキャリブレーション動作と比べると、ノイズの影響を考慮する必要性は少ない。リセットコマンドに応答したキャリブレーション動作についても同様である。
本実施形態による半導体装置10は、上記の点を考慮し、電源投入後の初期設定時やリセットコマンドの発行時に実行されるキャリブレーション動作と、キャリブレーションコマンドに応答したキャリブレーション動作の条件を切り替えている。以下、この点に着目して説明を進める。
図10は、タイミング発生回路TMDの構成を示すブロック図である。
図10に示すように、タイミング発生回路TMDは、イニシャル判定部51、クロック発生部52及び周期信号発生部53を備えている。
イニシャル判定部51は、キャリブレーション信号CMDSB、リセット信号ZQRST及び終了信号CALENDを受け、キャリブレーション状態信号ZQACT及びステータス信号CLLONGを生成する。ステータス信号CLLONGは周期信号発生部53に供給される。周期信号発生部53は、クロック発生部52から供給される第2のクロック信号CLK1〜CLK19のいくつか及びステータス信号CLLONGに基づき、周期信号DIVDECを生成する。周期信号DIVDECは、クロック発生部52にフィードバックされる。また、クロック発生部52から出力されるクロック信号CLK1〜CLK19のうち、クロック信号CLK1D,CLK4Dは、図6に示すように、比較回路COMPD及びカウンタ回路CNTDに供給される。
タイミング発生回路TMUについても、キャリブレーション信号CMDSBの代わりに終了信号ENDPDBが用いられるとともに、キャリブレーション状態信号ZQACTの生成を行わない他は、図10に示したタイミング発生回路TMDと同様の回路構成を有している。なお、タイミング発生回路TMD,TMUのクロック発生部52と周期信号発生部53を統合することにより、消費電流を減らす構成を採用しても構わない。また、タイミング発生回路TMUにキャリブレーション信号CMDSBも入力することにより、プルアップ側とプルダウン側のキャリブレーションを同時に進める構成を採用しても構わない。
図11は、イニシャル判定部51の回路図である。
図11に示すように、イニシャル判定部51は、2つのSR(セットリセット)ラッチ回路SR1,SR2と、ラッチ回路SR1,SR2の一方を選択するラッチ回路L0を備えている。ラッチ回路SR1の出力信号はイニシャル信号CLINITとして出力され、ラッチ回路SR2の出力信号はステータス信号CLLONGとして出力される。また、イニシャル信号CLINIT及びステータス信号CLLONGは、ORゲート回路Gによって論理合成され、キャリブレーション状態信号ZQACTとして出力される。
ラッチ回路L0は、イニシャル信号CLINITの立ち下がりエッジに同期してハイレベルのデータをラッチする回路であり、その出力信号である選択信号INITOKは、ラッチ回路SR1,SR2に供給される。ラッチ回路L0は、リセット信号ZQRSTによってリセットされるため、リセット信号ZQRSTが活性化すると選択信号INITOKはローレベルとなり、その後、イニシャル信号CLINITが立ち下がると選択信号INITOKはハイレベルに変化する。選択信号INITOKが一旦ハイレベルに変化すると、リセット信号ZQRSTが活性化するまで、選択信号INITOKはハイレベルを維持する。
選択信号INITOKがローレベルである期間は、ラッチ回路SR1が選択される。ラッチ回路SR1が選択されている場合、キャリブレーション信号CMDSBがローレベルに活性化するとラッチ回路SR1がセットされ、これによりイニシャル信号CLINIT(及びキャリブレーション状態信号ZQACT)がハイレベルとなる。その後、終了信号CALENDが立ち上がると、ラッチ回路SR1がリセットされ、イニシャル信号CLINIT(及びキャリブレーション状態信号ZQACT)がローレベルに戻る。
上述の通り、イニシャル信号CLINITがハイレベルからローレベルに変化すると、ラッチ回路L0から出力される選択信号INITOKがハイレベルに変化する。
選択信号INITOKがハイレベルである期間は、ラッチ回路SR2が選択される。ラッチ回路SR2が選択されている場合、キャリブレーション信号CMDSBがローレベルに活性化するとラッチ回路SR2がセットされ、これによりステータス信号CLLONG(及びキャリブレーション状態信号ZQACT)がハイレベルとなる。その後、終了信号CALENDが立ち上がると、ラッチ回路SR2がリセットされ、ステータス信号CLLONG(及びキャリブレーション状態信号ZQACT)がローレベルに戻る。
かかる動作により、リセット信号ZQRSTが活性化した後、キャリブレーション信号CMDSBの1回目の到来に対しては、ステータス信号CLLONGはローレベルとなり、キャリブレーション信号CMDSBの2回目以降の到来に対しては、ステータス信号CLLONGはハイレベルとなる。ここで、1回目に到来するキャリブレーション信号CMDSBは、電源投入又はリセットコマンドの発行に応答したものであり、2回目に到来するキャリブレーション信号CMDSBは、キャリブレーションコマンドの発行に応答したものである。
図12は、クロック発生部52の回路図である。
図12に示すように、クロック発生部52は、縦続接続された複数のラッチ回路L1〜L5,L7,L9,L11,L13,L15,L17,L19からなるシフトレジスタを備えている。初段のラッチ回路L1には、周期信号DIVDECが入力される。そして、これらラッチ回路からは、それぞれクロック信号CLK1〜CLK5,CLK7,CLK9,CLK11,CLK13,CLK15,CLK17,CLK19が出力される。
ラッチ回路L1〜L4は、オシレータクロック信号OSCの1/2周期でシフト動作を行い、他のラッチ回路L5,L7,L9,L11,L13,L15,L17,L19はオシレータクロック信号OSCの1周期でシフト動作を行う。ここで、ラッチ回路L1〜L4がオシレータクロック信号OSCの1/2周期でシフト動作を行うよう構成されているのは、クロック信号CLK1〜CLK4の位相差をより小さくすることにより、設計段階における微調整を容易とするためである。
これらラッチ回路は、キャリブレーション状態信号ZQACTがローレベルに非活性化されている期間はリセットされる。そして、キャリブレーション状態信号ZQACTがハイレベルに活性化すると、オシレータクロック信号OSCに同期して周期信号DIVDECのシフト動作を行う。
図13は、周期信号発生部53の回路図である。
図13に示すように、周期信号発生部53は、クロック信号CLK1,CLK3,CLK5,CLK7を受けるORゲート回路G1と、クロック信号CLK9,CLK11,CLK13,CLK15,CLK17を受けるORゲート回路G2を備える。また、ORゲート回路G2の出力信号及びステータス信号CLLONGは、NANDゲート回路G3に供給される。そして、ORゲート回路G1及びNANDゲート回路G3の出力信号は、ANDゲート回路G4に供給され、その出力信号が周期信号DIVDECとして用いられる。
かかる構成により、ステータス信号CLLONGがローレベルである場合は、NANDゲート回路G3の出力信号がハイレベルに固定されるため、クロック信号CLK1,CLK3,CLK5,CLK7が全てローレベルになると、周期信号DIVDECがハイレベルに活性化する。この場合、制御周期Tsに相当する周期信号DIVDECの発生周期は、第1の周期(T1)となる。
一方、ステータス信号CLLONGがハイレベルである場合は、クロック信号CLK1,CLK3,CLK5,CLK7,CLK9,CLK11,CLK13,CLK15,CLK17が全てローレベルになると、周期信号DIVDECがハイレベルに活性化する。この場合、制御周期Tsに相当する周期信号DIVDECの発生周期は、第1の周期よりも長い第2の周期(T2)となる。
図14は、キャリブレーション回路41の動作を説明するためのタイミング図である。
図14に示す例では、時刻t10以前に電源投入又はリセットコマンドの発行が行われており、これによりリセット信号ZQRSTがハイレベルに活性化している。その後、時刻t10にてリセット信号ZQRSTがローレベルに変化し、さらに、時刻t11にキャリブレーション信号CMDSBが活性化している。時刻t11におけるキャリブレーション信号CMDSBの活性化は、電源投入又はリセットコマンドの発行に応答したものであり、キャリブレーションコマンドの発行に応答したものではない。
時刻t11におけるキャリブレーション信号CMDSBの活性化は、リセット信号ZQRSTが解除された後、1回目の活性化であることから、イニシャル信号CLINITが活性化する一方、ステータス信号CLLONGは活性化しない。このため、図13に示した周期信号発生部53は、相対的に短い第1の周期で周期信号DIVDECを発生させる。この場合、クロック信号CLK1,CLK3,CLK5,CLK7が全てローレベルになると、周期信号DIVDECがハイレベルに活性化することから、周期信号DIVDECの発生周期T1はオシレータクロック信号OSCの5周期となる。つまり、オシレータクロック信号OSCの5周期が制御周期Tsとなる。
周期信号DIVDECが第1の周期で発生する間、クロック信号CLK1D,CLK4D(CLK1U,CLK4U)が取り出され、比較回路COMPD(COMPU)及びカウンタ回路CNTD(CNTU)の動作が制御される。そして、時刻t12に終了信号CALENDがハイレベルになると、一連のキャリブレーション動作が完了する。
ここで、一連のキャリブレーション動作期間であるTZQ1は、初期設定動作期間の一部であることから、この期間にリードコマンドやライトコマンドが投入されることはない。このため、キャリブレーション回路41へのノイズは相対的に少ない。
その後、外部からキャリブレーションコマンドが発行されると、時刻t13に再びキャリブレーション信号CMDSBが活性化し、キャリブレーション動作が実行される。時刻t13におけるキャリブレーション信号CMDSBの活性化は、リセット信号ZQRSTが解除された後、2回目以降の活性化であることから、ステータス信号CLLONGが活性化する。このため、図13に示した周期信号発生部53は、相対的に長い第2の周期で周期信号DIVDECを発生させる。この場合、クロック信号CLK1,CLK3,CLK5,CLK7,CLK9,CLK11,CLK13,CLK15,CLK17が全てローレベルになると、周期信号DIVDECがハイレベルに活性化することから、周期信号DIVDECの発生周期T2はオシレータクロック信号OSCの10周期となる。つまり、オシレータクロック信号OSCの10周期が制御周期Tsとなる。
周期信号DIVDECが第2の周期で発生する間、クロック信号CLK1D,CLK4D(CLK1U,CLK4U)が取り出され、比較回路COMPD(COMPU)及びカウンタ回路CNTD(CNTU)の動作が制御される。そして、時刻t14に終了信号CALENDがハイレベルになると、一連のキャリブレーション動作が完了する。その後も、キャリブレーションコマンドに応答して、時刻t15にキャリブレーション信号CMDSBが活性化し、時刻t16に終了信号CALENDが活性化する。
ここで、キャリブレーションコマンドに応答した一連のキャリブレーション動作期間であるTZQ2においては、リードコマンドやライトコマンドが投入されることがある。このため、キャリブレーション回路41へのノイズは相対的に大きいと言える。
図15は、第1の例による比較回路COMPDの回路図である。
図15に示す比較回路COMPDは、キャリブレーション端子の電位VZQとリファレンス電位VREFDQを比較するアンプ61と、アンプ61の出力ノードに接続されたキャパシタ62とを備える。
アンプ61は、キャリブレーション端子の電位VZQとリファレンス電位VREFDQを比較し、その電位差に基づいて出力ノードを駆動することにより、キャパシタ62の充放電を行う。つまり、キャリブレーション端子の電位VZQがリファレンス電位VREFDQよりも高い場合には、出力ノードをハイレベルに駆動することによりキャパシタ62の充電を行う。逆に、キャリブレーション端子の電位VZQがリファレンス電位VREFDQよりも低い場合には、出力ノードをローレベルに駆動することによりキャパシタ62の放電を行う。
アンプ61の動作は、ラッチ回路SR3によって制御される。ラッチ回路SR3は、クロック信号CLK4Dによってセットされ、クロック信号CLK1DによってリセットされるSR(セットリセット)型のラッチ回路であり、ラッチ回路SR3がセットされている間、アンプ61が活性化される。これにより、クロック信号CLK4Dが活性化した後、クロック信号CLK1Dが活性化するまでの期間、アンプ61は比較動作を行い、キャパシタ62を充放電する。ここで、クロック信号CLK4Dが活性化してからクロック信号CLK1Dが活性化するまでの期間は、図14に示す充放電期間T1B及びT2Bに相当する。
キャパシタ62の充電レベルは、プリチャージ回路63によって所定のレベルにプリチャージされる。プリチャージ回路63は、ラッチ回路SR3がリセットされている間、キャパシタ62を所定のレベルにプリチャージする。このように、アンプ61とプリチャージ回路63は、排他的に動作する。
そして、キャパシタ62の充電レベルはラッチ回路64にて判定され、2値信号であるアップダウン信号UDDとして出力される。ラッチ回路64によるラッチ動作は、クロック信号CLK1Dに同期して行われる。
図16は、第2の例による比較回路COMPDの回路図である。
図16に示す例では、アンプ61が相補の信号を出力する2つの出力ノードを有し、一方の出力ノードにキャパシタ62Tが接続され、他方の出力ノードにキャパシタ62Bが接続される。
アンプ61は、キャリブレーション端子の電位VZQがリファレンス電位VREFDQよりも高い場合には、一方の出力ノードをハイレベルに駆動することによりキャパシタ62Tの充電を行うとともに、他方の出力ノードをローレベルに駆動することによりキャパシタ62Bの放電を行う。逆に、キャリブレーション端子の電位VZQがリファレンス電位VREFDQよりも低い場合には、一方の出力ノードをローレベルに駆動することによりキャパシタ62Tの放電を行うとともに、他方の出力ノードをハイレベルに駆動することによりキャパシタ62Bの充電を行う。
そして、キャパシタ62T,62Bの充電レベルは、差動アンプ回路65にて判定された後、ラッチ回路64にラッチされ、アップダウン信号UDDとして出力される。
図16に示す回路構成によれば、キャリブレーション端子の電位VZQとリファレンス電位VREFDQの電位差をより高精度に比較することができる。
尚、比較回路COMPUについても、アンプ61が接続点Aの電位とリファレンス電位VOHを比較する他は、図15又は図16と同じ回路構成を有している。
このように、比較回路COMPD,COMPUは、キャパシタ62(62T,62B)を用いたダイナミック型の比較回路であることから、ノイズの影響によってキャパシタ62(62T,62B)の充電レベルが変化すると、誤判定となる可能性がある。
上述の通り、比較回路COMPD,COMPUの動作は、クロック信号CLK1D,CLK4D(CLK1U,CLK4U)によって制御される。ここで、クロック信号CLK1D(CLK1U)の立ち上がりエッジからクロック信号CLK4D(CLK4U)の立ち上がりエッジまでの期間は、キャパシタ62(62T,62B)がプリチャージされている期間であり、図14に示すプリチャージ期間T1A,T2Aに相当する。期間T1Aは、ステータス信号CLLONGがローレベルである場合の期間T1に含まれ、期間T2Aは、ステータス信号CLLONGがハイレベルである場合の期間T2に含まれる。そして、これらの期間T1A,T2Aは互いに同じ長さを有しているため、キャパシタ62(62T,62B)をプリチャージする期間は変化しない。
これに対し、クロック信号CLK4D(CLK4U)の立ち上がりエッジからクロック信号CLK1D(CLK1U)の立ち上がりエッジまでの期間である充放電期間T1B,T2Bは、互いに長さが異なる。充放電期間T1B,T2Bは、アンプ61によるキャパシタ62(62T,62B)の充放電が行われる期間であり、ステータス信号CLLONGのレベルによって長さが変化する。また、キャパシタ62(62T,62B)を充電するアンプ61の駆動能力もステータス信号CLLONGに応じて変化する。具体的には、ステータス信号CLLONGがハイレベルとなり充電期間が長くなる状態に変化した場合は、相対的に出力抵抗が大きくなるように設定され、これにより2つの出力ノードをドライブする電流供給能力は相対的に低くなる。逆に、ステータス信号CLLONGがローレベルとなり充電期間が短くなる状態に変化した場合は、相対的に出力抵抗が小さくなるように設定され、これにより2つの出力ノードをドライブする電流供給能力は相対的に高くなる。充電期間が長い時には相対的に出力抵抗を大きくすることで、回路のローパスフィルタとしての役割を強化するためである。
具体的には、ステータス信号CLLONGがローレベルである場合、つまり、電源投入又はリセットコマンドの発行に応答した1回目のキャリブレーション動作においては、期間T1Bがオシレータクロック信号OSCの3.5周期と短い。これに対し、ステータス信号CLLONGがハイレベルである場合、つまり、キャリブレーションコマンドの発行に応答した2回目以降のキャリブレーション動作においては、期間T2Bがオシレータクロック信号OSCの8.5周期と、期間T1Bの約2.43倍の長さとなる。
これにより、電源投入又はリセットコマンドの発行に応答した1回目のキャリブレーション動作においては、あらかじめ定められたキャリブレーション期間内において、カウンタ回路CNTD,CNTUをより多く更新することができる。電源投入時は、キャリブレーション端子ZQの電位や接続点Aの電位がリファレンス電位VREFDQ,VOHから大きく離れていることが多いが、本実施形態によれば、例えばリニアサーチを行う場合であっても、キャリブレーション端子ZQの電位や接続点Aの電位を正しく調整することが可能となる。しかも、1回目のキャリブレーション動作中にはリード動作やライト動作が行われないため、ノイズの影響も少ない。このため、キャパシタ62(62T,62B)の充放電が行われる期間T1Bが短くても、誤判定が生じる可能性は少ない。また、バイナリサーチを行う場合であっても、ノイズの影響が少ないことを利用して、高速なキャリブレーションを適切に行うことも出来る。
一方、キャリブレーションコマンドの発行に応答した2回目以降のキャリブレーション動作においては、キャパシタ62(62T,62B)の充放電が行われる期間T2Bが長く設定されることから、キャリブレーション動作中にリード動作やライト動作が行われる場合であっても、ノイズの影響による誤判定を防止することができる。このため、例えばバイナリサーチを行う場合であっても、誤判定による調整エラーを防止することが可能となる。また、2回目以降のキャリブレーション動作においては、リニアサーチの方がバイナリサーチより比較回数が少ない場合も多く、本実施形態の機構はリニアサーチの場合にも有効に働く。すなわち、リニアサーチ法を用いるか、バイナリサーチ法を用いるかは設計思想によるものであり、いずれも本発明に含まれるものである。
以上説明したように、本実施形態によれば、電源投入又はリセットコマンドの発行に応答した1回目のキャリブレーション動作から、キャリブレーションコマンドの発行に応答した2回目以降のキャリブレーション動作に移行すると、制御周期Tsが切り替えられる。これにより、各キャリブレーション動作に最適化した制御周期で、電位の比較及びカウント値の更新を行うことができる。
図17は、変形例によるキャリブレーション回路41の回路図である。
図17に示すキャリブレーション回路41は、プルダウンユニットPDR2〜PDR5が削除されている点において、図6に示したキャリブレーション回路41と相違している。また、図17に示すキャリブレーション回路41においては、比較回路COMPD,COMPUに供給されるリファレンス電位VREFDQがいずれも1/2VDDQレベルである。これにより、プルダウンユニットPDR0,PDR1及びプルアップユニットPURのインピーダンスがいずれもRZQに調整される。本発明においては、このようなキャリブレーション回路41を用いても構わない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、1回目のキャリブレーション動作の制御周期がオシレータクロック信号OSCの4周期であり、2回目のキャリブレーション動作の制御周期がオシレータクロック信号OSCの9周期であるが、これはあくまで一例であり、要求される特性などに応じて各制御周期の長さを任意に設定することができる。
2 外部基板
6 半導体システム
8 コントローラ
10 半導体装置
11 メモリセルアレイ
12 ロウデコーダ
13 カラムデコーダ
14 モードレジスタ
21 アドレス端子
22 コマンド端子
23 クロック端子
24 データ入出力端子
25,26 電源端子
31 アドレス入力回路
32 アドレス制御回路
33 コマンド入力回路
34 コマンドデコード回路
35 クロック入力回路
36 内部クロック発生回路
37 タイミングジェネレータ
38 内部電源発生回路
39 メインアンプ
40 データ入出力回路
41 キャリブレーション回路
42 オシレータ
51 イニシャル判定部
52 クロック発生部
53 周期信号発生部
61 アンプ
62,62T,62B キャパシタ
63 プリチャージ回路
64 ラッチ回路
65 差動アンプ回路
A 接続点
ADB アドレスバス
BL,/BL ビット線
CLB クロックバス
CMB コマンドバス
CNTD,CNTU カウンタ回路
COMPD,COMPU 比較回路
DB データバス
G,G1〜G4 ゲート回路
L0〜L19 ラッチ回路
MC メモリセル
OB 出力バッファ
PD0〜PD6,PDR0〜PDR5 プルダウンユニット
PU0〜PU6,PUR プルアップユニット
RW 高抵抗配線部
RWBS リードライトバス
RZQ リファレンス抵抗素子
SAMP センスアンプ
SL 電源配線
SR1〜SR3 ラッチ回路
TG スイッチ回路
TMD,TMU タイミング発生回路
TND0〜TND4,TNU0〜TNU4 トランジスタ
TRD,TRU トランジスタ部
VL 電源配線
WL ワード線
ZQ キャリブレーション端子

Claims (14)

  1. 外部端子と、
    前記外部端子に接続され、コード信号の値に応じたインピーダンスを持つように構成される出力ユニットと、
    前記外部端子の電位及びリファレンス電位を比較することによって判定信号を生成する比較回路と、
    前記判定信号のレベルに応じ、周期信号に同期して前記コード信号の値を更新するカウンタ回路と、
    ステータス信号が第1の状態を示している場合には、前記周期信号を第1の周期で発生し、前記ステータス信号が第2の状態を示している場合には、前記周期信号を前記第1の周期よりも長い第2の周期で発生するタイミング発生回路と、を備える半導体装置。
  2. 前記ステータス信号は、該半導体装置への電源投入時においては前記第1の状態を示し、該半導体装置へのキャリブレーションコマンド入力時においては前記第2の状態を示すことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記比較回路はキャパシタを含み、
    前記判定信号は、前記キャパシタの充電レベルに応じて生成され、
    前記キャパシタは、前記外部端子の電位と前記リファレンス電位の電位差に基づき、前記周期信号に同期して充電又は放電されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記周期信号の一周期に相当する期間は、前記キャパシタを充電又は放電する充放電期間を含み、
    前記ステータス信号が前記第2の状態を示している場合における前記充放電期間は、前記ステータス信号が前記第1の状態を示している場合における前記充放電期間よりも長いことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記周期信号の一周期に相当する期間は、前記キャパシタをプリチャージするプリチャージ期間をさらに含み、
    前記ステータス信号が前記第1の状態を示している場合における前記プリチャージ期間は、前記ステータス信号が前記第2の状態を示している場合における前記プリチャージ期間と等しいことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記比較回路は、前記外部端子の電位と前記リファレンス電位の電位差を検出するアンプをさらに含み、
    前記キャパシタは、前記アンプの出力ノードに接続されていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記キャパシタは第1及び第2のキャパシタを含み、
    前記アンプは、相補の信号を出力する第1及び第2の出力ノードを有し、
    前記第1のキャパシタは、前記第1の出力ノードに接続され、
    前記第2のキャパシタは、前記第2の出力ノードに接続されていることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記アンプは、前記ステータス信号が前記第1の状態を示している場合に第1の電流供給能力で前記第1及び第2の出力ノードをドライブし、前記ステータス信号が前記第2の状態を示している場合に前記第1の電流供給能力よりも低い第2の電流供給能力で前記第1及び第2の出力ノードをドライブすることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記タイミング発生回路は、前記周期信号が活性化する度に、第1のクロック信号に同期した互いに位相の異なる複数の第2のクロック信号を生成するクロック発生部と、前記複数の第2のクロック信号に基づいて前記周期信号を生成する周期信号発生部とを含み、
    前記周期信号発生部は、前記ステータス信号が前記第1の状態を示している場合には前記複数の第2のクロック信号のうち第1の数のクロック信号に基づいて前記周期信号を生成し、前記ステータス信号が前記第2の状態を示している場合には前記複数の第2のクロック信号のうち前記第1の数よりも多い第2の数のクロック信号に基づいて前記周期信号を生成することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の半導体装置。
  10. 前記クロック発生部は、複数のレジスタが縦続接続されてなるシフトレジスタを含み、
    前記複数の第2のクロック信号は、それぞれ対応する前記複数のレジスタから出力され、
    前記複数のレジスタのうち初段のレジスタに前記周期信号が入力されることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. 前記第1のクロック信号を生成するオシレータをさらに備えることを特徴とする請求項9又は10に記載の半導体装置。
  12. 基板と、前記基板上に設けられる半導体装置及び抵抗素子を備えた半導体システムであって、
    前記半導体装置は、
    前記抵抗素子に接続される外部端子と、
    前記外部端子に接続され、コード信号の値に応じたインピーダンスを持つように構成される出力ユニットと、
    前記外部端子の電位及びリファレンス電位を比較することによって判定信号を生成する比較回路と、
    前記判定信号のレベルに応じ、周期信号に同期して前記コード信号の値を更新するカウンタ回路と、
    ステータス信号が第1の状態を示している場合には、前記周期信号を第1の周期で発生し、前記ステータス信号が第2の状態を示している場合には、前記周期信号を前記第1の周期よりも長い第2の周期で発生するタイミング発生回路と、を備える半導体システム。
  13. 前記ステータス信号は、該半導体装置への電源投入時においては前記第1の状態となり、該半導体装置へのキャリブレーションコマンド入力時においては前記第2の状態となることを特徴とする請求項12に記載の半導体システム。
  14. 前記比較回路はキャパシタを含み、
    前記判定信号は、前記キャパシタの充電レベルに応じて生成され、
    前記キャパシタは、前記外部端子の電位と前記リファレンス電位の電位差に基づき、前記周期信号に同期して充電又は放電されることを特徴とする請求項12又は13に記載の半導体システム。
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