JP2001337862A - メモリシステム及びそのセットアップ方法 - Google Patents

メモリシステム及びそのセットアップ方法

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JP2001337862A
JP2001337862A JP2000158336A JP2000158336A JP2001337862A JP 2001337862 A JP2001337862 A JP 2001337862A JP 2000158336 A JP2000158336 A JP 2000158336A JP 2000158336 A JP2000158336 A JP 2000158336A JP 2001337862 A JP2001337862 A JP 2001337862A
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memory
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Miki Yanagawa
幹 柳川
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度、電源電圧の変動があっても、メモリデ
バイスからの読出データを最適なタイミングでラッチで
きる簡単な構成のメモリシステムの実現。 【解決手段】 ストローブ信号に同期してデータを出力
するメモリデバイス1と、ストローブ信号からデータの
ラッチ信号を生成するラッチ信号生成回路24を有するメ
モリコントローラ2とを備えるメモリシステムにおい
て、ラッチ信号生成回路24は可変ディレイ回路242 を備
え、メモリシステムは、メモリデバイス1に記憶された
所定の値の参照データを可変ディレイ回路の遅延量を変
えて読み出し、読み出したデータが所定の値と一致する
かを判定し、正常な読み出しが行える可変ディレイ回路
の遅延量の範囲を求め、この範囲から可変ディレイ回路
の遅延量を設定する遅延量選択手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック信号など
に同期して動作する同期型半導体記憶装置(メモリ)と
このメモリとの間でデータの入出力を行うメモリコント
ローラで構成されるメモリシステム及びそのセットアッ
プ方法に関し、特にストローブ信号を出力し、ストロー
ブ信号に同期して読み出しデータを出力するメモリを使
用したメモリシステム及びそのセットアップ方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、半導体集積回路(LSI)では、
外部から信号が入力され、入力信号に応じた処理動作が
行われて出力信号が出力される。従って、外部入力信号
に対して、どのようなタイミングで出力信号が得られる
かが重要であり、汎用のLSIでは仕様でこのタイミン
グが定められているのが一般的である。例えば、ダイナ
ミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)で
は、アドレス信号の最大周波数等と共に、アドレス信号
の変化エッジからデータが出力されるタイミングや、デ
ータを書き込むためのデータセットアップ時間が規定さ
れている。
【0003】近年、コンピュータ・システムにおけるC
PUのクロックの高速化、或いは、他の様々な電子回路
の処理速度の高速化に伴って、インターフェース部分も
高速化する必要に迫られている。そこで、100MHz
以上でのデータ転送速度を可能にするシンクロナスDR
AM(SDRAM)等の各種の同期型メモリデバイスが
提案されている。SDRAMは、外部から入力される高
速のクロックに同期してデータの入出力を行うもので、
内部での動作をパイプライン化し、各パイプの動作を並
行して行うことにより高速化している。また、高速のメ
モリデバイスとして、クロック信号の周波数を高くする
ことなくデータの入出力を高速化するため、クロック信
号の立ち上がりと立ち下がりの両方のエッジに同期して
データの入出力を行うダブル・データ・レート(DD
R)型のメモリデバイスも提案されている。ここではD
DR型メモリデバイスを使用した例を説明するが、本発
明はDDR型メモリデバイスに限定されるものではな
い。
【0004】メモリデバイスにデータを書き込んだり、
メモリデバイスからデータを読み出すデータの入出力を
行う場合、ラッチ回路でデータをラッチするが、このラ
ッチはデータが安定した状態で行う必要がある。高速の
メモリデバイスでは、データの入出力周期が非常に短
く、データが安定した状態でラッチするためには、デー
タに対してラッチのタイミングを正確に設定する必要が
ある。そこで、データの出力側ではストローブ信号に同
期してデータの出力を行うと共にストローブ信号を出力
する。ストローブ信号は、クロックのような一定サイク
ルの信号であり、通常はクロック信号から生成する。デ
ータの入力側では、ストローブ信号を遅延してラッチ信
号を生成し、データを最適なタイミングでラッチする。
【0005】図1は、同期型メモリデバイスを使用した
メモリシステムの構成例を示す図である。図1に示すよ
うに、マイクロプロセッサ(MPU)3は、メモリコン
トローラ2を介して同期型メモリデバイス1に接続され
ており、メモリコントローラ2がメモリデバイス1との
間のデータの入出力を行う。クロック源4は、MPU3
にシステムクロックCKを供給すると共に、メモリコン
トローラ2にもシステムクロックCKを供給する。
【0006】メモリコントローラ2のインターフェース
25は、MPU3からの書込データやアドレス信号を受
け、メモリデバイスから読み出したデータをMPU3に
出力すると共に、システムクロックCKからクロックC
LKを生成し、書込データ出力タイミング調整回路21
に供給する。このクロックCLKは、メモリコントロー
ラ2からメモリデバイス1に供給される。書込データ出
力回路22は、書込データ出力タイミング調整回路21
からの出力タイミング信号に同期して書込データを出力
する。書込データ出力タイミング調整回路21は、例え
ば、クロックCLKの変化エッジに同期して書込データ
が変化するように、出力タイミング信号を調整する。
【0007】メモリデバイス1のラッチ信号生成回路1
1は、クロックCLKを遅延してラッチ信号を発生し、
書込データラッチ回路12に出力する。書込データラッ
チ回路12は、このラッチ信号に応じて書込データをラ
ッチする。例えば、メモリコントローラ2の書込データ
出力回路22は、クロックCLKの変化エッジに同期し
て書込データを変化させるので、ラッチ信号生成回路1
1は、通常のデータレートであれば、クロックCLKを
半サイクル遅延させてラッチ信号を生成し、ダブル・デ
ータ・レートであれば、クロックCLKを1/4サイク
ル遅延させた相補のラッチ信号を生成する。書込データ
ラッチ回路12でラッチされた書込データは、内部回路
15に供給されて記憶される。従って、この例ではクロ
ックCLKが書込データの送信におけるストローブ信号
として働く。なお、アドレス信号や制御信号についても
同様にメモリコントローラ2からメモリデバイス1に供
給され、メモリコントローラ2にはアドレス信号や制御
信号の出力回路が、メモリデバイス1にはこれらの信号
の入力回路が設けられるが、ここでは省略してあり、説
明を簡単にするために以下の説明でも省略するものとす
る。
【0008】メモリデバイス1から記憶したデータを読
み出す場合には、アドレス信号や制御信号を供給し、内
部回路15は読出データをデータ出力回路13に供給す
る。出力タイミング調整回路14は、クロックCLKを
遅延してストローブ信号を生成する。データ出力回路1
3は、出力タイミング調整回路14からの出力タイミン
グ信号に同期して読出データを出力する。出力タイミン
グ調整回路14は、例えば、ストローブ信号の変化エッ
ジに同期して読出データが変化するように、出力タイミ
ング信号を調整する。
【0009】メモリコントローラ2のラッチ信号生成回
路24は、ストローブ信号を遅延してラッチ信号を発生
し、読出データラッチ回路23に出力する。読出データ
ラッチ回路23は、このラッチ信号に応じて読出データ
をラッチする。上記のように、メモリデバイス1のデー
タ出力回路13は、ストローブ信号の変化エッジに同期
して読出データを変化させるので、ラッチ信号生成回路
24は、通常のデータレートであれば、ストローブ信号
を半サイクル遅延させてラッチ信号を生成し、ダブル・
データ・レートであれば、ストローブ信号を1/4サイ
クル遅延させた相補のラッチ信号を生成する。書込デー
タラッチ回路12でラッチされた書込データは、インタ
ーフェース25を介してMPU3に出力される。
【0010】なお、図1の構成では、書込データはクロ
ックに同期して出力されるが、メモリデバイスの高速化
で問題になるのは主として読み出し速度であり、書込デ
ータは低速で行えばよいので書込データはクロック信号
などに同期させずに出力される場合もある。クロック信
号をストローブ信号とすれば、読出データと書込データ
の送受信は対称の関係にあり、以下の説明では、読出デ
ータの送受信について説明し、書込データの送受信につ
いては説明を省略する。
【0011】図2は、読出データとストローブ信号の関
係及びラッチ信号の関係を示す図であり、(A)は通常
のデータ・レートの場合を、(B)はダブル・データ・
レートの場合を示す。図示のように、ストローブ信号と
クロックは、同じ信号周期である。通常のデータ・レー
トの場合には、図2の(A)に示すように、読出データ
DQはストローブ信号の立ち上がりエッジに同期して変
化する。従って、ラッチ信号は、例えば、出力データD
Qが変化する中間の時点で立ち上がるようにすればよ
く、ラッチ信号生成回路24でストローブ信号を1/2
サイクル遅延させる。ダブル・データ・レートの場合に
は、図2の(B)に示すように、読出データDQはスト
ローブ信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両
方に同期して変化する。従って、ラッチ信号生成回路2
4は、例えば、ストローブ信号を1/4サイクル遅延さ
せたラッチ信号aと、それと相補関係にあるラッチ信号
b(すなわち、ストローブ信号を3/4サイクル遅延さ
せた信号)とを生成する。
【0012】図3は、メモリコントローラ2のラッチ信
号生成回路の従来の構成例を示す図であり、ストローブ
信号を上記のような量だけ遅延させるディレイライン2
41が使用される。ディレイライン241は、直列に接
続した多数のインバータを有し、出力を取り出す位置を
選択することにより遅延量が設定できるようになってい
る。構成したメモリシステムにおけるクロックの周期と
各部の遅延量を考慮して、ディレイライン241におけ
る遅延量を選択する。
【0013】しかし、図3のディレイライン241の遅
延量は選択は可能であるが、一旦選択した遅延量は固定
である。そのため、構成したメモリシステム毎にクロッ
ク周期や各部の遅延量を考慮して遅延量を選択する必要
があり煩雑であるという問題があった。更に、温度変
化、電源電圧の変動などによりディレイライン241や
各部の遅延量が変化すると、ラッチ信号が最適なラッチ
タイミングからずれるという問題がある。
【0014】なお、図1のメモリデバイス1のラッチ信
号生成回路11においても同様の遅延回路が必要であ
る。このラッチ信号生成回路11に図3のディレイライ
ン241を使用することも考えられるが、その場合には
遅延量が固定であり、メモリデバイスを特定のクロック
周波数用に限定する必要が生じるので、汎用性が損なわ
れるという問題を生じる。
【0015】特開平10−228449号公報は、この
ような問題を解決するため、遅延量が可変の可変ディレ
イラインとこの可変ディレイラインと等価なダミーディ
レイラインとを有し、ダミーディレイラインで遅延され
たダミー信号の位相とクロック信号の位相を比較して最
適なラッチタイミングになるようにフィードバック制御
するラッチ信号生成回路を有するメモリデバイスを開示
している。更に、特開平10−228449号公報は、
可変ディレイラインを並列に複数個設け、前の可変ディ
レイラインの出力が次の入力になるように接続し、各可
変ディレイラインの遅延量を共通に制御する構成で、可
変ディレイラインの出力がクロック信号と同位相になる
ように制御することで所定の位相シフトした信号を発生
するラッチ信号生成回路を有するメモリデバイスを開示
している。特開平10−228449号公報に開示され
た構成をメモリコントローラのラッチ信号生成回路に適
用すれば、任意の構成のメモリシステムに適用可能で、
温度変化があっても常時最適なラッチ信号を発生するこ
とが可能である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平10−
228449号公報に開示された構成は、並列に設けた
複数個の可変ディレイラインを有し、回路規模が複雑に
なるという問題がある。更に、並列に設けた複数個の可
変ディレイラインでは、遅延量の最小調整量は各可変デ
ィレイラインの1段の遅延量の複数倍になる。例えば、
4個の可変ディレイラインを並列に設けると、1/4位
相ずれた4つの信号が生成できるが、最小調整量は4倍
になる。そのため、精密な調整が行えないという問題を
生じる。また、各可変ディレイラインの各段の遅延量を
小さくすると、その分段数を増加させる必要があり、回
路規模が大きくなるという問題を生じる。
【0017】以上のように、図3に示したディレイライ
ンで遅延量を設定する構成は、遅延量が固定であり、メ
モリシステム毎に遅延量を設定する必要があり、煩雑で
あると共に、製造のばらつきや温度、電源電圧の変動な
どにより遅延量が変化して、ラッチ信号が最適なラッチ
タイミングからずれるという問題がある。また、特開平
10−228449号公報に開示された構成は、複雑で
回路規模が大きくなるという問題があった。
【0018】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、製造のばらつきや温度、電源電圧の変動など
があっても、メモリデバイスからの読出データを最適な
タイミングでラッチできる簡単な構成のメモリシステム
及びそのセットアップ方法を実現することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリシステム
は、ストローブ信号を出力し、前記ストローブ信号に同
期してデータを出力するメモリデバイスと、メモリデバ
イスからデータと共にストローブ信号を受け、ストロー
ブ信号からデータのラッチ信号を生成するラッチ信号生
成回路を有するメモリコントローラとを備えるメモリシ
ステムに関し、上記目的を実現するため、ストローブ信
号を遅延させて最適なラッチ信号を生成する可変ディレ
イ回路をメモリコントローラに設け、この可変ディレイ
回路の遅延量を変化させてメモリデバイスからの読出デ
ータが正常にラッチできる範囲を求め、可変ディレイ回
路の遅延量をその範囲内の最適な量に設定する遅延量選
択手段を備える。読出データが正常にラッチできるか
は、メモリデバイスにあらかじめ記憶してある所定の値
の参照データを読み出し、それが所定の値に一致するか
で判定する。
【0020】本発明によれば、実際に読み出し動作を行
って読出データが正常にラッチできる可変ディレイ回路
の遅延量の範囲を求め、その範囲内で最適な遅延量に設
定するので、任意のクロック周期に対応可能で、たとえ
製造ばらつきや温度変化や電源変動があっても最適なタ
イミングでラッチすることが可能である。また、可変デ
ィレイ回路は並列にする必要がないので簡単な構成のも
のが使用可能である。更に、可変ディレイ回路の最小調
整量は1段分の遅延量であり、簡単な構成で精密な調整
が可能である。
【0021】更に、遅延量選択手段は、メモリコントロ
ーラに接続されるマイクロプロセッサと、マイクロプロ
セッサを動作させるシーケンスプログラムにより実現さ
れるので、簡単な構成で容易に実現できる。遅延量選択
手段に参照データを記憶するレジスタを設け、参照デー
タをメモリコントローラを介してメモリデバイスに書き
込み、これを読み出す。これであれば、参照データはす
でにレジスタに記憶されているので、メモリデバイスか
ら読み出した参照データをレジスタのデータと比較する
れば、正常に読み出せたかが判定できる。
【0022】前記遅延量選択手段は、正常な読み出しが
行える前記可変ディレイ回路の前記遅延量の範囲の中間
に前記遅延量を設定するメモリシステム。読出データが
正常にラッチできる可変ディレイ回路の遅延量の範囲を
求めたら、例えば、その範囲の中間に遅延量を設定す
る。なお、可変ディレイ回路の遅延量の設定は、メモリ
システムの起動時に行い、それ以後は設定した遅延量を
維持する。また、時間が経過するに従って最適な遅延量
からずれが生じる可能性があるので、定期的に可変ディ
レイ回路の遅延量の設定を行い、次の設定動作までは遅
延量を維持するようにしてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】図4は、本発明の実施例のメモリ
システムの全体構成を示す図である。図示のように、マ
イクロプロセッサ(MPU)3にメモリコントローラ2
が接続され、メモリコントローラ2にはダブル・データ
・レート(DDR)型メモリデバイス1が接続され、M
PU3はメモリコントローラ2を介してDDR型メモリ
デバイス1にアクセスする。MPU3には、読出制御プ
ログラム用ROM5が接続されている。
【0024】MPU3がDDR型メモリデバイス1にデ
ータを書き込む場合には、MPU3はメモリコントロー
ラ2のインターフェース25にコントロール信号とアド
レス信号と書込データを出力し、メモリコントローラ2
はコントロール信号とアドレス信号からメモリデバイス
1に出力するコントロール信号とアドレス信号を生成
し、書込データと一緒にDDR型メモリデバイス1に出
力する。また、MPU3がDDR型メモリデバイス1に
記憶したデータを読み出す場合には、MPU3はメモリ
コントローラ2のインターフェース25にコントロール
信号とアドレス信号を出力し、メモリコントローラ2は
このコントロール信号とアドレス信号からメモリデバイ
ス1に出力するコントロール信号とアドレス信号を生成
し、DDR型メモリデバイス1に出力する。これに応じ
て、DDR型メモリデバイス1は、図2の(B)に示し
たように、ストローブ信号の立ち上がりエッジと立ち下
がりエッジの両方に同期して読出データを変化させるよ
うに読出データを出力し、これと同時にストローブ信号
を出力する。
【0025】メモリコントローラ2の可変ディレイ回路
242は、ストローブ信号を遅延させてラッチ信号を生
成し、ラッチ回路23はラッチ信号に応じて読出データ
をラッチする。ラッチされた読出データは、インターフ
ェース25を介してMPU3に読み取られる。可変ディ
レイ回路242は、MPU3からインターフェース25
を介して入力される遅延量選択信号により遅延量が選択
できるようになっている。
【0026】読出制御プログラム用ROM5には、以下
に説明する可変ディレイ回路242の遅延量選択信号を
設定するためのプログラムが記憶されており、このプロ
グラムは当該メモリシステムの起動時及びそれ以後定期
的に起動される。すなわち、前述の遅延量選択手段は、
MPU3と読出制御プログラム用ROM5に記憶された
プログラムにより実現される。なお、遅延量選択手段を
ハードウエア回路で実現することも可能である。
【0027】図5は、可変ディレイ回路242の構成を
示す図である。この可変ディレイ回路は、直列に接続さ
れた2個のインバータ61、62に入力される信号IN
(ここではストローブ信号)を遅延させて信号OUTと
して出力する回路で、2個のインバータの間の信号配線
に接続される容量を変化させることにより遅延量を変化
させることができる。図示のように、2個のインバータ
の間の信号配線には、直列に接続した抵抗Rとトランジ
スタTRの複数の組が接続されており、オンにするトラ
ンジスタの個数により信号配線に接続される容量が変化
する。
【0028】参照番号61で示す部分はシフトレジスタ
であり、リセット信号RSTが「高(H)」になること
により、各段のレジスタを構成するフリップ・フロップ
はすべて同じ状態になり、トランジスタTRのゲートに
印加される各レジスタの出力は「低(L)」になり、ト
ランジスタTRはすべてオフする。この状態で、図6の
(A)に示すように、遅延量選択信号から生成される制
御信号sreをHにすると(他の制御信号sro,sl
e,sloはLのままである。)、最初のレジスタの出
力のみがHになり、1段目のTRがオンする。他のTR
はオフのままであるから、1組分だけ容量が増加して出
力信号OUTの遅延量は少し増加する。次に、制御信号
sroをHにすると、2番目のレジスタの出力もHにな
り、2段目のTRがオンする。1番目のレジスタの出力
はHのままで、3番目以降のレジスタの出力はLのまま
であるから、2組分だけ容量が増加して、出力信号OU
Tの遅延量は更に増加する。以下、同様に制御信号sr
eとsroを交互にHにするとオンするTRが順に右側
に移動し、信号配線に接続される容量が順次増加し、出
力信号OUTの遅延量が増加する。
【0029】逆に、いくつかのTRがオンした状態で、
図6の(B)に示すように、制御信号sleとsloを
交互にHにすると(他の制御信号sre,sroはLの
ままである。)、オンしたTRが右側から順にオフし、
信号配線に接続される容量が順次減少し、出力信号OU
Tの遅延量が減少する。図5の可変ディレイ回路では、
以上のようにして、遅延量選択信号に応じた遅延量だけ
入力信号IN(ここではストローブ信号)を遅延させて
出力信号OUTを出力する。
【0030】図7は、最適ラッチタイミングを説明する
図である。ラッチ回路はラッチ信号の立ち上がりエッジ
でデータをラッチするが、データはラッチ信号の立ち上
がりエッジの前と後の所定期間安定していることが要求
され、エッジの前の安定している必要のある期間をセッ
トアップ時間、エッジの後の安定している必要のある期
間をホールド時間と称する。本実施例のメモリデバイス
はDDR型であるので、データはストローブ信号の立ち
上がりエッジと立ち下がりエッジで変化する。図1に示
すように、メモリデバイス1は出力タイミング調整回路
を有し、データがストローブ信号の立ち上がりエッジと
立ち下がりエッジで変化するように正確に制御するが、
回路の誤差やメモリデバイス1からメモリコントローラ
2までの送信経路の遅延時間の差などのためにある程度
のずれが生じる。そのため、正確なデータが確実に得ら
れる期間は、ストローブ信号の2つのエッジ間の期間よ
り短くなる。この期間がデータ有効期間である。従っ
て、このデータ有効期間に対して上記のセットアップ時
間とホールド時間を考慮すると、有効なラッチが可能な
範囲は、図で斜線で示した範囲になる。ここでは、この
範囲の中間でラッチ信号が立ち上がるように調整する。
【0031】図8は、MPU3と読出制御プログラム用
ROM5に記憶されたプログラムにより実現される遅延
量選択手段による遅延量(ディレイ値)設定手順を示す
フローチャートである。また、図9は正常な読出タイミ
ングであるか判定する動作を説明する図であり、図10
から図13は調整途中と設定終了後の読出データを説明
するタイムチャートである。以下、これらの図を参照し
ながらディレイ値設定手順を説明する。
【0032】ステップ101では、図5の可変ディレイ
回路242にリセット信号RSTを入力して、可変ディ
レイ回路242の遅延量(ディレイ値)を最小量に設定
する。ステップ102では、図9の(A)に示すよう
に、MPU3は読出制御プログラム用ROM5から参照
データを読み出し、コントローラ2を介してメモリデバ
イス1に書き込むと共に、MPU3内のレジスタ31に
記憶する。ここで、参照データは“0010”とする。
【0033】ステップ103では、図9の(B)に示す
ように、MPU3はコントローラ2を介してメモリデバ
イス1から先程書き込んだ参照データを読み出す(リー
ドする)。この時、メモリデバイス1はストローブ信号
に同期して参照データを出力し、コントローラ2のラッ
チ回路23は可変ディレイ回路242からのラッチ信号
に同期して参照データをラッチする。この読み出された
参照データは、MPU3に出力される。
【0034】ステップ104では、MPU3は読み出さ
れた参照データとレジスタ31に記憶された参照データ
を比較し、一致するか判定する。ステップ101で可変
ディレイ回路242の遅延量は最小量に設定されてお
り、図10に示すように、ラッチ信号はストローブ信号
を少し遅延した信号である。なお、図2の(B)に示し
たように、DDR型メモリデバイスの場合、ラッチ信号
は180°位相のずれた2つの信号を発生するが、ここ
では説明の都合上ラッチ信号の立ち上がりと立ち下がり
の両方のエッジでラッチするとして図示する。図10に
示すように、ラッチ信号の変化エッジは、データが変化
した直後にあり、セットアップ時間が不十分である。そ
のため、読み出された参照データは“0001”とな
り、レジスタに記憶された本来の参照データと不一致で
あると判定される。従って、ステップ105に進み、遅
延量選択信号により可変ディレイ回路242の遅延量を
1段分増加させる。実際には、図5の制御信号sre又
はsroをHにする。この後、ステップ103に戻り、
ステップ103から105の動作を繰り返す。
【0035】上記の動作を繰り返すことにより、可変デ
ィレイ回路242の遅延量が増加し、読み出したデータ
が変化してからセットアップ時間の経過後にラッチ信号
が変化するようになる。この時には、ステップ104
で、図11に示すように、読み出された参照データは
“0010”となり、レジスタに記憶された本来の参照
データと一致すると判定され、ステップ106に進み、
その時点の遅延量をt1として記憶する。
【0036】ステップ107では、ステップ103と同
様にメモリデバイス1から参照データを読み出し、ステ
ップ108で読み出した参照データとレジスタ31に記
憶された参照データが不一致であるか判定する。一致す
る場合にはステップ109に進み、可変ディレイ回路2
42の遅延量を1段分増加させてからステップ107に
戻り、ステップ107から109の動作を繰り返す。
【0037】上記の動作を繰り返すことにより、可変デ
ィレイ回路242の遅延量が増加し、ラッチ信号が変化
してからホールド時間が経過する前にデータが変化する
ようになる。この時には、ステップ108で、図12に
示すように、読み出された参照データは“0100”と
なり、レジスタに記憶された本来の参照データと不一致
と判定され、ステップ110に進み、その時点の遅延量
をt2として記憶する。t1とt2が、正常な読み出し
が行える可変ディレイ回路242の遅延量の下限と上限
であり、その間の範囲で正常な読み出しが行える。
【0038】ステップ111で、上記のt1とt2か
ら、t3=t2−(t2−t1)/2の式に従ってt3
を演算し、ステップ112で可変ディレイ回路242の
遅延量をt3dake減少させる。この状態では、ラッ
チ信号はデータに対して図13に示すような状態、すな
わち、上記のt1とt2を下限と上限とする範囲の中間
に遅延量が設定される。これで、遅延量設定動作が終了
する。設定した遅延量はそのまま維持される。読出制御
プログラム用ROM5に記憶された遅延量選択信号を設
定するためのプログラムを定期的に起動する場合には、
各動作で設定された遅延量を次に遅延量設定動作を行う
まで維持する。
【0039】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
は各種の変形例が可能であり、例えば、図5に示した可
変ディレイ回路の代わりに、特開平10−228449
号公報に開示された、図14に示すような可変ディレイ
ラインを使用することも可能である。この可変ディレイ
ラインは、直列に接続した複数のディレイ素子72と、
複数のディレイ素子72のいずれかの出力を選択するセ
レクタ73とを有するディレイラインと、セレクタ73
の選択位置を指示するシフトレジスタ74とを備え、選
択位置に応じてディレイ素子72の段数が変化するので
遅延量が変化する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メモリデバイスからの読出データを最適なタイミングで
ラッチできるメモリシステムが簡単な構成で実現でき、
しかも製造のばらつきや温度、電源電圧の変動などがあ
っても最適なタイミングに設定できる。これにより、高
速のデータ読み出しが可能なメモリシステムが低コスト
で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同期型メモリシステムの構成例を示す図であ
る。
【図2】同期型メモリシステムにおける読出データ、ス
トローブ信号及びラッチ信号の関係を示す図である。
【図3】メモリコントローラの読出データ入力部の従来
例の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施例のメモリシステムの全体構成を
示す図である。
【図5】実施例のディレイ回路の構成を示す図である。
【図6】図5のディレイ回路の制御信号の波形を示す図
である。
【図7】最適ラッチタイミングを説明する図である。
【図8】遅延量(ディレイ値)を設定する手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】正常な読出タイミングであるか判定する動作を
説明する図である。
【図10】設定動作における読出データと比較結果を示
すタイムチャートである。
【図11】設定動作における読出データと比較結果を示
すタイムチャートである。
【図12】設定動作における読出データと比較結果を示
すタイムチャートである。
【図13】設定終了後の読出データのラッチタイミング
を示すタイムチャートである。
【図14】可変ディレイ回路の他の構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…メモリデバイス 2…メモリコントローラ 3…マイクロプロセッサ 5…読出制御プログラム用ROM 23…読出データラッチ回路 24…ラッチ信号生成回路 25…インターフェース 242…可変ディレイ回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストローブ信号を出力し、前記ストロー
    ブ信号に同期してデータを出力するメモリデバイスと、 前記メモリデバイスからデータと共に前記ストローブ信
    号を受け、前記ストローブ信号から前記データのラッチ
    信号を生成するラッチ信号生成回路を有するメモリコン
    トローラとを備えるメモリシステムにおいて、 前記ラッチ信号生成回路は、前記ストローブ信号を遅延
    させて前記ラッチ信号を生成し、遅延量が可変の可変デ
    ィレイ回路を備え、 当該メモリシステムは、前記メモリコントローラを介し
    て前記メモリデバイスに記憶された所定の値の参照デー
    タを前記可変ディレイ回路の遅延量を変えて読み出し、
    読み出した前記参照データが前記所定の値と一致するか
    を判定し、正常な読み出しが行える前記可変ディレイ回
    路の前記遅延量の範囲を求め、該範囲から前記可変ディ
    レイ回路の前記遅延量を設定する遅延量選択手段を備え
    ることを特徴とするメモリシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のメモリシステムであっ
    て、 前記遅延量選択手段は、前記参照データを記憶するレジ
    スタを備え、 前記遅延量選択手段は、前記参照データを前記メモリコ
    ントローラを介して前記メモリデバイスに書き込み、前
    記メモリデバイスから読み出した前記参照データを前記
    レジスタのデータと比較することにより、前記参照デー
    タが前記所定の値と一致するかを判定するメモリシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のメモリシステムであっ
    て、 前記遅延量選択手段は、正常な読み出しが行える前記可
    変ディレイ回路の前記遅延量の範囲の中間に前記遅延量
    を設定するメモリシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のメモリシステムであっ
    て、 前記遅延量選択手段は、当該メモリシステムの起動時
    に、前記可変ディレイ回路の前記遅延量の設定を行い、
    それ以後設定した前記遅延量を維持するメモリシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のメモリシステムであっ
    て、 前記遅延量選択手段は、当該メモリシステムの起動時に
    前記可変ディレイ回路の前記遅延量の設定を行った後、
    定期的に前記可変ディレイ回路の前記遅延量の設定を行
    い、次の設定動作まで前記遅延量を維持するメモリシス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のメモリシステムであっ
    て、 前記メモリコントローラに接続されるマイクロプロセッ
    サを備え、 前記遅延量選択手段は、前記マイクロプロセッサを動作
    させるシーケンスプログラムにより実現されるメモリシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 ストローブ信号を出力し、前記ストロー
    ブ信号に同期してデータを出力するメモリデバイスと、
    前記メモリデバイスからデータと共に前記ストローブ信
    号を受け、前記ストローブ信号から前記データのラッチ
    信号を生成するラッチ信号生成回路を有するメモリコン
    トローラとを備え、前記ラッチ信号生成回路は、前記ス
    トローブ信号を遅延させて前記ラッチ信号を生成し、遅
    延量が可変の可変ディレイ回路を備えるメモリシステム
    において前記可変ディレイ回路の遅延量を設定するメモ
    リシステムのセットアップ方法であって、 前記メモリコントローラを介して前記メモリデバイスに
    記憶された所定の値の参照データを前記可変ディレイ回
    路の遅延量を変えて読み出し、 読み出した前記参照データが前記所定の値と一致するか
    を判定し、正常な読み出しが行える前記可変ディレイ回
    路の前記遅延量の範囲を求め、 該範囲から前記可変ディレイ回路の前記遅延量を設定す
    ることを特徴とするメモリシステムのセットアップ方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のメモリシステムのセッ
    トアップ方法であって、 前記メモリデバイスから前記参照データを読み出す前
    に、前記参照データを前記メモリコントローラを介して
    前記メモリデバイスに記憶するメモリシステムのセット
    アップ方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のメモリシステムのセッ
    トアップ方法であって、 当該セットアップ方法は、前記メモリシステムの起動時
    に行われ、それ以後設定した前記遅延量を維持するメモ
    リシステム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のメモリシステムのセ
    ットアップ方法であって、 当該セットアップ方法は、前記メモリシステムの起動時
    に行われた後、定期的に行われ、次の設定動作まで前記
    遅延量を維持するメモリシステムのセットアップ方法。
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