JP2005141725A - メモリアクセス回路、そのメモリアクセス回路の動作方法およびそのメモリアクセス回路を用いる表示装置 - Google Patents

メモリアクセス回路、そのメモリアクセス回路の動作方法およびそのメモリアクセス回路を用いる表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】データ処理動作中に性能制限することなく、メモリアクセスタイミングを調整するメモリアクセス回路を提供する
【解決手段】メモリと、基準クロック信号を生成するクロック生成回路と、基準クロック信号を遅延して遅延クロック信号を生成するクロック遅延調整回路とを有するメモリアクセス回路を構成する。メモリアクセス回路は、テストデータを生成するテストデータ生成回路と、外部同期信号に応答してメモリ書き込みテストスタート信号を出力するメモリアクセステスト制御回路とを具備する構成である。テストデータ生成回路はテストデータを生成し、基準クロックに同期して前記メモリに書き込むと共に、基準クロックに同期してテストデータに対応する書き込みデータを出力する。メモリアクセステスト制御回路は、メモリからテストデータを読み出し、読み出したテストデータと書き込みデータを比較し、メモリアクセスタイミング調整を実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は半導体集積回路に関し、特にメモリアクセス回路に関する。
DDR(Double Data Rate) SDRAMなどのメモリは、供給されるクロック信号に同期して動作している。例えば、DDR SDRAMにデータが書き込まれる場合、そのデータ入力端子には所定ビット数のデータが入力される。そのデータ入力と共に、アドレス入力端子には書き込みの先頭アドレスが入力され、さらに、クロック信号がDDR SDRAMに供給されている。DDR SDRAMは、最初のクロック信号を受けたときに当該データのうちの1ビットを当該先頭アドレスに書き込み、続くクロック信号を受ける毎に当該データの他のビットを当該先頭アドレス以下に続くアドレスに順次書き込んでいく。
したがって、そのようなメモリとデータを授受する半導体集積回路は、書き込もうとするデータと、その書き込みアドレスとをメモリに供給する場合、クロック信号を併せて供給している。また、読み出そうとするデータと、その読み出しアドレスとをメモリに供給する場合にも、クロック信号を併せて供給している。データの書込み/読み出しは、そのクロックに同期して実行されている。
半導体集積回路とメモリとが接続されている回路では、データ供給部とメモリとのデータ入出力端子間の距離は、クロック信号供給部とメモリとのクロック信号の入出力端子間の距離とは異なっている。また、同様に、アドレス供給部とメモリとのアドレス入出力端子間の距離と、クロック信号供給部とメモリとのクロック信号の入出力端子間との距離も、異なっていことが一般的である。そのため、それぞれの間の配線遅延によって両者間を伝達する信号に時間的なずれが生じる。この時間的なずれを解消するために、半導体集積回路においては、メモリに対するクロック信号の供給タイミングを調整し、データの授受が確実に行えるようにする構成が要求されている。
メモリに対するクロック信号の供給タイミングを調整し、データの授受が確実に行えるようにするために、半導体集積回路には内部クロックを遅延調整してメモリに供給するためのメモリアクセス回路が設けられている。
現在主流のDDR(Double Data Rate) SDRAMは、166MHzで動作している。従って、そのデータサイクルは3nsと、非常に短い時間である。このようなSDRAMは、様々な要因で遅延時間が変化してしまうことがある。遅延が変動する時間は2ns程度であるが、高速で動作するSDRAMにとっては、この遅延変動の影響を考慮することが重要である。遅延時間を変化させる要因は、例えば、SDRAMとメモリアクセス回路のプロセスばらつき、SDRAMとメモリアクセス回路の間を接続するボードの電気定数のばらつき、動作環境温度の変化および電源電圧の変化等である。このような要因で遅延変動が発生するため、メモリアクセス回路の設計時に、外部メモリからのデータ読み出しにかかる遅延時間を詳細に見積もることは困難である。また、メモリの読み出し遅延時間や基板の配線遅延がLSI設計時と変更になった際に、メモリアクセス回路を有するLSIの誤動作や動作マージン不足を引き起こす可能性がある。このためにSDRAMからの読み出しデータを取り込むクロックの遅延を切り替えられる回路構成が用いられている。
従来、クロック遅延を変化させながらメモリアクセスのテストを行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この技術では、データの受け渡しを正しく行うクロック遅延を判定して、判定したクロック遅延で通常のメモリアクセスを行っている。この回路はメモリアクセスタイミング調整を電源投入時、リセット時、外部からのテスト信号受け取り時、または一定時間毎に実行している。
特許文献1に記載の技術によるメモリアクセスタイミング調整では、電源投入時、またはリセット時にメモリアクセスタイミング調整を実行している。そのため、メモリアクセス回路動作中に何らかの要因でクロックの最適な遅延値が変化した場合、誤動作を起こす可能性があった。例えば、周囲の温度変化や、電源電圧の変動によって、遅延値は変化し、意図されていた遅延値からずれることがある。このために動作保証温度範囲に制限が生じたり、動作保証電圧の範囲が狭くなるという場合もあった。特に高速なメモリを使用する場合には、この遅延値変化が動作保証範囲を大きく制限する。例えば333MHzでメモリを駆動する場合、1サイクルで3nsecの期間しかなく温度変化による遅延値の変動は2nsと大きく動作マージンを著しく圧迫することが分かっている。また、従来技術では外部からのテスト信号受け取り時や、一定時間毎でメモリアクセスタイミング調整している。調整期間中でも本来の処理を中断する必要がないメモリアクセスタイミング調整回路が望まれる。
特開2000−235517号公報
本発明が解決しようとする課題は、データ処理動作中に性能制限することなく、メモリアクセスタイミングを調整するメモリアクセス回路を提供することにある。
本発明が解決しようとする他の課題は、温度や電源電圧等の環境変化によるクロック遅延変化に追従して、最適なメモリアクセスタイミングを決定するメモリアクセス回路を提供することにある。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、以下のようなメモリアクセス回路を構成する。そのメモリアクセス回路は、メモリ(12)と、基準クロック信号(13)を生成するクロック生成回路(10)と、前記基準クロック信号(13)を遅延して遅延クロック信号(14)を生成するクロック遅延調整回路とを有している。ここで、前記クロック遅延調整回路は遅延値の異なる複数の遅延クロック信号(14)を生成するものである。さらにそのメモリアクセス回路は、テストデータを生成するテストデータ生成回路(5)と、外部同期信号(15)に応答してメモリテストスタート信号を出力するメモリアクセステスト制御回路(3)とを具備する構成である。
そして、前記テストデータ生成回路(5)は、前記メモリテストスタート信号に応答して前記テストデータを生成し、前記テストデータを前記基準クロックに同期して前記メモリ(12)に書き込むと共に、前記基準クロックに同期して前記テストデータに対応する書き込みデータを出力し、前記メモリアクセステスト制御回路(3)は、前記遅延クロック信号(14)に同期して前記メモリ(12)から前記テストデータを読み出し、前記読み出したテストデータと前記書き込みデータを比較し、前記比較に対応してメモリアクセス回路(2)のメモリアクセスタイミング調整を実行する。
そのメモリアクセス回路(2)において、さらに、前記複数の遅延クロック信号(14)の各々に同期して前記メモリ(12)に書き込まれたテストデータを読み出すデータ読み出し回路(8)と、前記読み出したテストデータと前記書き込みデータを比較する比較回路(9)を備え、前記データ読み出し回路(8)は、前記複数の遅延クロック信号(14)の各々に同期して前記テストデータを読み出し、
前記比較回路(9)は、前記読み出したテストデータの各々と前記書き込みデータとを比較し、前記比較の結果を前記メモリアクセステスト制御回路(3)に通知し、前記メモリアクセステスト制御回路(3)は、前記比較結果に対応してメモリアクセス回路(2)のメモリアクセスタイミング調整を実行する。
そのメモリアクセス回路(2)は、さらに、データ遅延調整回路(18)を備える構成であることが好ましい。そして、前記テストデータ生成回路(18)は、メモリテストスタート信号に応答してテストデータを生成し、前記テストデータを前記基準クロックに同期して前記データ遅延調整回路に供給する。さらに、前記データ遅延調整回路(18)には、前記テストデータと前記読み出したテストデータとの比較に基づいて、前記メモリへの書込みタイミングを調整するメモリアクセス回路を構成する。
そのメモリアクセス回路(2)において、さらに、前記メモリアクセステスト制御回路(3)は、前記外部同期信号(15)のフロントポーチと前記外部同期信号(15)のバックポーチとの間でメモリアクセス回路(2)のメモリアクセスタイミング調整を実行する。
そのメモリアクセス回路(2)において、さらに、前記外部同期信号(15)は、第1信号と第2信号とを含み、前記第第1信号と前記第2信号の中間に、データ信号を含まないブランキング期間を有し、前記メモリアクセステスト制御回路(3)は、前記ブランキング期間中にメモリアクセス回路(2)のメモリアクセスタイミング調整を実行する。
このように、ブランキング期間を有する外部信号を利用してメモリアクセスタイミングの調整を行うことで、通常メモリアクセスが行われない期間を有効に使用することができ、特にリアルタイム処理が必要なデータ処理の場合、安定した出力が期待できる。
そのメモリアクセス回路(2)において、さらに、前記外部同期信号(15)に垂直同期信号を利用してメモリアクセス回路(2)のメモリアクセスタイミング調整を実行する。または、そのメモリアクセス回路(2)において、さらに、前記外部同期信号(15)に水平同期信号を利用してメモリアクセス回路(2)のメモリアクセスタイミング調整を実行する。
さらに、上記課題を解決するために、以下のようにメモリアクセス回路を攻勢しても良い。そのメモリアクセス回路は、入力データ・ストローブ信号(入力DQS)に対応してデータの入力タイミングを特定し、出力データ・ストローブ信号(出力DQS)に対応してデータの出力タイミングを特定するメモリ(21)とを備えて構成されることが好ましい。さらに、前記出力データ・ストローブ信号を遅延して遅延出力データ・ストローブ信号を生成する第1遅延調整回路(22)とを有する構成にする。その第1遅延調整回路(22)は、前記第1遅延調整回路(22)は遅延値の異なる複数の遅延出力データ・ストローブ信号(出力DQS)を生成する。さらに、テストデータを生成するテストデータ生成回路(5)と、アドレスデータ、入力データ・ストローブ信号(入力DQS)を作成するメモリアクセス制御回路(4)と、外部同期信号に応答してメモリテストスタート信号を出力するメモリアクセステスト制御回路(3)とを具備するメモリアクセス回路を構成する。
ここで、前記テストデータ生成回路(5)は、前記メモリテストスタート信号に応答して前記テストデータを生成し前記メモリ(21)に入力し、前記メモリアクセス制御回路(4)は、前記テストデータに同期して前記入力データ・ストローブ信号(入力DQS)を前記メモリ(21)に入力し、前記メモリアクセステスト制御回路(3)は、前記遅延出力データ・ストローブ信号に同期して前記メモリ(21)から前記テストデータを読み出し、前記テストデータ生成回路(5)で生成された前記テストデータと前記読み出したデータとを比較し、前記比較に対応してメモリアクセスタイミング調整を実行する。
そのメモリアクセス回路において、メモリアクセスタイミング調整は、前記第1遅延調整回路(22)の生成する遅延値の異なる複数の遅延出力データ・ストローブ信号に対応して前記テストデータ生成回路で作成された前記テストデータと前記読み出したテストデータとを比較し、前記比較結果が同一になる前記遅延出力データ・ストローブ信号を選択することにより実行されることを特徴とするメモリアクセス回路を構成する。
そのメモリアクセス回路において、さらに、前記入力データ・ストローブ信号(入力DQS)を遅延して遅延入力データ・ストローブ信号を生成する第2遅延調整回路(23)を備える構成にすることが好ましい。そして、前記第2遅延調整回路(23)は、遅延値の異なる複数の遅延入力データ・ストローブ信号を生成し、前記メモリ(21)に入力する。さらに、前記メモリアクセステスト制御回路(4)は、前記遅延出力データ・ストローブに同期して前記メモリ(21)から前記テストデータを読み出し、前記テストデータ生成回路(5)で生成された前記テストデータと前記読み出したテストデータとを比較し、前記比較に対応してメモリアクセスタイミング調整を実行する。
そのメモリアクセス回路において、メモリアクセスタイミング調整は、前記第1遅延調整回路の生成する遅延値の異なる複数の遅延出力データ・ストローブ信号と、前記第2遅延調整回路の生成する遅延値の異なる複数の遅延入力データ・ストローブ信号の組合せに対応して前記テストデータ生成回路で作成された前記テストデータと、前記読み出したテストデータとを比較し、前記比較結果が同一になる前記遅延出力データ・ストローブ信号と前記遅延入力データ・ストローブ信号との組合せを選択することにより実行されることを特徴とするメモリアクセス回路を構成する。
そのメモリアクセス回路において、本データ(テストデータ以外のデータ)のメモリアクセスタイミングは、前記メモリアクセスタイミング調整されたタイミングにより実行されることを特徴とするメモリアクセス回路を構成する。
さらには、上記記載のメモリアクセス回路と、外部表示信号を表示する表示部とを具備する表示装置に本発明を適用させることが可能である。その場合において、前記メモリアクセス回路は、前記外部同期信号の水平同期信号または垂直同期信号の期間、または前記水平同期信号または前記垂直同期信号から一定時間経過後の所定の期間に前記メモリアクセスタイミング調整を実行することが好ましい。また、その表示装置において、前記メモリアクセス回路は、所定数の前記水平同期信号または垂直同期信号毎に、若しくは所定時間毎に前記メモリアクセスタイミング調整を実行することが好ましい。
メモリ(12)と、基準クロック信号(13)を生成するクロック生成回路(10)と、前記基準クロック信号(13)を遅延して遅延クロック信号(14)を生成する遅延回路と、前記遅延回路は遅延値の異なる複数の遅延クロック信号(14)を生成し、外部同期信号(15)に応答してメモリテストスタート信号を出力するメモリアクセステスト制御回路(3)と、テストデータを生成するテストデータ生成回路(5)と、外部データと前記テストデータのどちらか一方を選択して出力するデータセレクタ(6)と、前記メモリ(12)に書き込み制御信号を出力するメモリアクセス制御回路(4)と、バッファ(7)と、前記基準クロック信号(13)に同期して前記メモリ(12)からデータを取りこむデータ読み出し回路(8)と、データ比較回路(9)とを具備し、前記テストデータ生成回路(5)は、前記メモリテストスタート信号に応答して前記テストデータを生成し、前記テストデータを前記基準クロックに同期して出力すると共に、前記基準クロックに同期して前記テストデータに対応する書き込みデータを出力し、前記メモリアクセステスト制御回路(3)は、前記外部信号に応答してデータセレクタ切替え信号を出力し、前記データセレクタ(6)は前記データセレクタ切替え信号に応答して前記テストデータを出力するようにセレクタを切替え、前記メモリ(12)は、前記データセレクタ(6)から出力された前記テストデータを基準クロック信号(13)に同期して書き込まれ、前記データ読み出し回路(8)は、前記複数の遅延クロック信号(14)の各々に同期して前記メモリ(12)から前記テストデータを読み出し、前記読み出したテストデータの各々を前記データ比較回路(9)へ出力し、前記データ比較回路(9)は前記読み出したテストデータの各々と前記書き込みデータを比較し、前記比較の結果を前記メモリアクセステスト制御回路(3)に通知し、前記メモリアクセステスト制御回路(3)は、前記通知に対応して前記遅延回路の遅延値を決定し、前記決定に対応して前記メモリアクセス回路(2)のメモリアクセスタイミング調整を実行する。
前記メモリアクセステスト制御回路(3)は、前記比較したデータが一致した遅延クロックの遅延値を記憶するシフトレジスタを備え、前記通知に対応して前記シフトレジスタに記憶した遅延値に対応して前記メモリアクセス回路(2)のメモリアクセスタイミング調整を実行する。
前記メモリアクセステスト制御回路(3)は、前記比較したデータが一致した遅延クロックが複数存在した場合、前記データが一致した複数の遅延クロックの中で、基準クロックに対して最も遅延の少ない遅延値を記憶する第1シフトレジスタ(16)と、基準クロックに対して最も遅延の多い遅延値を記憶する第2シフトレジスタ(17)を備え、前記第1シフトレジスタ(16)に記憶されたデータと前記第2シフトレジスタ(17)に記憶されたデータに対応して前記メモリアクセス回路(2)のメモリアクセスタイミング調整を実行する。
さらに、上記課題を解決するために、以下の方法で回路を動作させることが好ましい。
基準クロック(13)を生成するステップと、前記基準クロック信号を遅延して遅延値の異なる複数の遅延クロックを生成するステップと、外部同期信号に応答してメモリテストスタート信号を出力するステップと、前記メモリテストスタート信号に応答して前記テストデータを生成するステップと、前記テストデータを前記基準クロックに同期してメモリに書き込むステップと、前記遅延クロックに同期して前記メモリから前記書き込まれたテストデータを読み出すステップと、前記テストデータとと前記読み出されたデータを比較するステップと、前記比較に対応して前記遅延クロックを選択するステップとを有し、
前記メモリに画像信号を書き込み、前記選択された遅延クロックに同期して、前記メモリから前記画像信号を読み出すことを特徴とするメモリアクセス回路の動作方法であることが好ましい。
また、基準クロック(13)を生成するステップと、外部同期信号に応答してメモリテストスタート信号を出力するステップと、前記メモリテストスタート信号に応答して前記テストデータを生成するステップと、前記テストデータを遅延して遅延値の異なる複数の遅延テストデータを生成するステップと、前記遅延テストデータを前記基準クロックに同期してメモリに書き込むステップと、前記メモリから前記書込まれたデータを読み出すステップと、前記テストデータと前記読み出されたデータを比較するステップと、前記比較に対応して前記遅延値を選択するステップとを有し、
前記選択された遅延値により、画像信号を書き込むことを特徴とするメモリアクセス回路の動作方法であってもよい。
入力データ・ストローブ信号に対応して入力データの入力タイミングを特定し、出力データ・ストローブ信号に対応して出力データの出力タイミングを特定するメモリ(21)の、メモリアクセス回路の動作方法であって、
外部同期信号に応答してメモリテストスタート信号を出力するステップと、前記メモリテストスタート信号に応答してテストデータを生成し、前記メモリに入力するステップと、前記テストデータに同期して、前記入力データ・ストローブ信号を前記メモリに入力するステップと、前記出力データ・ストローブ信号を遅延して遅延値の異なる複数の遅延出力データ・ストローブ信号を生成するステップと、前記遅延出力データ・ストローブ信号に同期して前記メモリに入力した前記データを読み出すステップと、前記テストデータと前記読み出されたデータを比較するステップと、前記比較に対応して前記遅延出力データ・ストローブ信号を選択するステップとを有し、
前記メモリにデータ信号を入力し、前記選択された遅延出力データ・ストローブ信号に同期して、前記メモリから前記データ信号を読み出すことを特徴とするメモリアクセス回路の動作方法であってもよい。
入力データ・ストローブ信号に対応して入力データの入力タイミングを特定し、出力データ・ストローブ信号に対応して出力データの出力タイミングを特定するメモリ(21)の、メモリアクセス回路の動作方法であって、
外部同期信号に応答してメモリテストスタート信号を出力するステップと、前記メモリテストスタート信号に応答してテストデータを生成し、前記メモリに入力するステップと、前記テストデータに同期して、前記入力データ・ストローブ信号を前記メモリに入力するステップと、前記入力データ・ストローブ信号を遅延して遅延値の異なる複数の遅延入力データ・ストローブ信号を生成し、前記メモリに入力するステップと、前記遅延出力データ・ストローブ信号に同期して前記メモリに入力した前記データを読み出すステップと、前記テストデータと前記読み出されたデータを比較するステップと、前記比較に対応してメモリアクセスタイミング調整を実行するステップを具備するメモリアクセス回路の動作方法であってもよい。
それらの動作方法において、さらに、前記外部同期信号のフロントポーチと前記外部同期信号のバックポーチとの間で前記メモリアクセスタイミング調整を実行するステップとを具備するメモリアクセス回路の動作方法であることが好ましい。
さらに、それらの動作方法において、前記外部同期信号は、第1信号と第2信号とを含み、前記第第1信号と前記第2信号の中間に、データ信号を含まないブランキング期間を有し、前記ブランキング期間中に前記メモリアクセスタイミング調整を実行するステップとを具備するメモリアクセス回路の動作方法であることが好ましい。
さらに、それらの動作方法において、前記外部同期信号が垂直同期信号または水平同期信号であることが好ましい。
基準クロック信号(13)を生成するステップと、前記基準クロック信号(13)を遅延して遅延値の異なる複数の遅延クロック信号(14)を生成するステップと、外部同期信号(15)に応答してメモリテストスタート信号を出力するステップと、外部データと前記テストデータのどちらか一方を選択して出力するステップと、メモリ(12)に書き込み制御信号を出力するステップと、前記基準クロック信号(13)に同期して前記メモリ(12)からデータを取りこむステップと、前記メモリテストスタート信号に応答して前記テストデータを生成するステップと、前記テストデータを前記基準クロックに同期して出力すると共に、前記基準クロックに同期して前記テストデータに対応する書き込みデータを出力するステップと、前記外部信号に応答してデータセレクタ切替え信号を出力するステップと、前記データセレクタ切替え信号に応答して前記テストデータを出力するようにデータセレクタ(6)を切替えるステップと、前記データセレクタ(6)から出力された前記テストデータを前記基準クロック信号(13)に同期して前記メモリ(12)に書き込むステップと、前記複数の遅延クロック信号(14)の各々に同期して前記メモリ(12)から前記テストデータを読み出すステップと、前記読み出したテストデータの各々をデータ比較回路(9)へ出力するステップと、前記読み出したテストデータの各々と前記書き込みデータを比較するステップと、前記比較の結果を前記メモリアクセステスト制御回路(3)に通知するステップと、前記通知に対応して前記遅延回路の遅延値を決定するステップと、前記決定に対応してメモリアクセスタイミング調整を実行するステップとを具備する方法でメモリアクセス回路(2)を動作する。
本発明によると、メモリアクセス回路が、その信号の前後にブランキング期間を有する同期信号を利用してメモリアクセスタイミング調整を実行することで、本来のデータ処理を制限することなくメモリアクセスのタイミングを調整できる効果がある。
さらに、本発明によると、温度や電源電圧等の環境変化によるクロック遅延変化に追従して、最適なメモリアクセスタイミングを決定するメモリアクセスができる効果がある。
さらに、本発明によると、動作中の環境変化が大きく、リアルタイム処理が必要な動画処理で、動画が乱れる等の不具合を抑制に効果がある。
さらに、本発明によると、プラズマディスプレイに代表される大型表示装置に本発明のメモリ回路を搭載した場合に、その装置の動作保証温度範囲を広くし、また、その装置の動作保証電圧範囲を広くすることができる効果がある。
[第1の実施形態の構成]
以下に図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について述べる。
図1は、本実施の形態に述べるメモリアクセス回路を搭載した装置の一例を示す図である。本実施の形態に述べる装置は、大容量のフレームメモリが必要で、かつ、装置の動作環境の温度変化の範囲が、摂氏マイナス10度から摂氏プラス80度まで変化し、さらにLSIの電源電圧にも初期の設定ばらつきがあるような装置に効果を発揮する。特に、本実施の形態のメモリアクセス回路がプラズマディスプレイに代表されるような大型表示装置に搭載される場合、その装置を安定して動作させる効果がある。したがって、以下の本実施の形態では、本発明のメモリアクセス回路がプラズマディスプレイ装置に搭載される場合を例に説明を行う。なお、これは本発明のメモリアクセス回路2を搭載する装置を限定するものではない。図1を参照すると、メモリアクセス回路2を搭載した装置は、プラズマディスプレイモジュール1と、本実施の形態のメモリアクセステスト制御回路を含むメモリアクセス回路2で構成されている。
図2は、本実施の形態におけるメモリアクセス回路の回路構成を示す図である。図2を参照すると、メモリアクセス回路2は、メモリアクセステスト制御回路3と、メモリアクセス制御回路4と、テストデータ生成回路5と、データセレクタ6と、I/Oバッファ7と、データ読み出し回路8と、データ比較回路9と、クロック生成回路10と、クロック遅延調整回路11と、メモリ12から構成される。
メモリアクセステスト制御回路3は、メモリアクセステストの制御を行う制御機能ブロックである。メモリアクセステスト制御回路3は、外部からの同期信号を入力する入力部と複数の出力部とを備えている。その複数の出力部の各々は、メモリアクセス制御回路4とテストデータ生成回路5とデータセレクタ6とクロック遅延制御回路11に電気的に接続されている。また、複数の出力部の各々は、メモリアクセス制御回路4とテストデータ生成回路5とデータセレクタ6とクロック遅延調整回路11とデータ線を介してメモリアクセスタイミング調整に必要な制御信号を出力している。なお、第1の実施形態において、本データの書き込み/読み出しは、メモリ制御信号によりメモリアクセス制御回路4を制御することによって行われている。すなわち、書き込み/読み出しアドレスデータ(図ではアドレス線は省略)の出力はメモリアクセス制御回路4が行っている。
メモリアクセス制御回路4は、メモリアクセスを制御する制御機能ブロックである。メモリアクセス制御回路4は、メモリアクセステスト制御回路3とI/Oバッファ7とメモリ12とに接続されている。メモリアクセス制御回路4は、メモリアクセステスト制御回路3からの制御信号を受けつける入力部と、メモリアクセス制御信号を出力する出力部を備えている。メモリアクセス制御回路4は、メモリアクセステスト制御回路3からの制御信号に応答してメモリ12にメモリアクセス制御信号を出力する。また、メモリアクセス制御回路4は、I/Oバッファ7に接続され、必要に応じてI/Oバッファ7を制御するための信号を出力している。
テストデータ生成回路5は、テストデータを生成するデータ生成機能ブロックである。生成されるテストデータは、メモリアクセスのタイミングの調整を実行するために使用される。テストデータ生成回路5は、メモリアクセステスト制御回路3から供給される信号を受けつける入力部と、生成したテストデータをメモリ12および比較回路9に出力する出力部とを備えている。テストデータ生成回路5の入力部は、メモリアクセステスト制御回路3の出力部とデータ線を介して電気的に接続されている。テストデータ生成回路5の出力部は、データセレクタ6および比較回路9とデータ線を介して電気的に接続されている。
データセレクタ6は、メモリに書き込まれるデータを切替えるデータ切り替え機能ブロックである。データセレクタ6は、メモリアクセステスト制御回路3からのデータセレクタ切替え信号に応答して、セレクタの切替えを行っている。セレクタの切替えを行うことによって、メモリに書き込まれるデータが、本データからテストデータになるように切替えられている。本明細書では、メモリアクセスタイミング調整に用いる「テストデータ」に対して、通常の動作モードでメモリに書き込み、メモリから読み出すデータを「本データ」と称する。また、データセレクタ6は、メモリアクセスのタイミング調整が完了した後、メモリアクセステスト制御回路3から供給されるデータセレクタ切替え信号に応答して、セレクタの切替えを実行している。データセレクタ6は、タイミング調整が完了した後に、セレクタの切替えを行うことで、メモリに書き込まれるデータをテストデータから本データに切替えている。
I/Oバッファ7は、処理速度に差がある装置間に緩衝として設置される緩衝域である。I/Oバッファ7は、データセレクタ6に接続され、データセレクタ6から送信されたデータを受け取る入力部と、メモリ12に接続され、メモリ12とデータの送受信を行うデータ送受信部と、データ読み出し回路(フリップフロップ)8に接続され、メモリ12から読み込んだデータをデータ読み出し回路8に供給する出力部とを備えている。I/Oバッファ7は、データ書き込み時に、データセレクタ6から出力されたデータをメモリ12に送り、データ読み込み時はメモリ12から読み込んだデータをデータ読み出し回路8に送っている。
データ読み出し回路8は、メモリ12に書き込まれたデータをI/Oバッファ7を介して取りこむデータ取り込み機能ブロックである。データ読み出し回路8は、I/Oバッファ7に接続されている。データ読み出し回路8は、I/Oバッファ7から出力されたデータを受け取る入力部と、取りこんだデータを出力する出力部とを備えている。データ読み出し回路8は、クロック遅延調整回路9で遅延調整された遅延調整クロック信号14に同期して、メモリ12から出力されるデータをI/Oバッファ7を介して取り込んでいる。
データ比較回路9は、遅延調整クロック信号14に同期して、メモリ12に書きこまれたテストデータとオリジナルテストデータとを比較する比較機能ブロックである。データ比較回路9には、メモリ12に書き込まれたテストデータが、I/Oバッファ7を介して供給されている。また、データ比較回路9には、テストデータ生成回路5が生成したオリジナルテストデータが供給されている。データ比較回路9は、データ読み出し回路8とテストデータ生成回路5とメモリアクセステスト制御回路との各々に接続されている。データ比較回路9は、データ読み出し回路8から供給されるデータを受け取る入力部と、テストデータ生成回路5から供給されるオリジナルテストデータを受け取る入力部とを備えている。また、データ比較回路9は、、入力された各々のテストデータ比較結果を出力する出力部を備えている。
クロック生成回路10は、基準クロックを生成する基準クロック生成機能ブロックである。クロック生成回路10は、半導体集積回路が、メモリ12にデータの授受をする場合のクロック信号を供給している。半導体集積回路は、供給されるクロック信号に同期してメモリ12の所定のアドレスに書き込もうとするデータを書きこんでいる。また、半導体集積回路は、供給されるクロック信号に同期してメモリ12に書きこまれたデータの読み出しを実行している。また、各機能ブロックは、クロック生成回路10から供給されるクロック信号に同期して動作している。
クロック遅延調整回路11は、遅延クロックを生成する遅延クロック生成機能ブロックである。クロック遅延調整回路11は、クロック生成回路10から出力された基準クロック信号を遅延させて遅延クロックを生成している。クロック遅延調整回路11は、基準クロック信号を受け取る入力部と、生成した遅延クロック信号をデータ読み出し回路8に供給する出力部とを備えている。クロック遅延調整回路11は、遅延値の異なる複数の遅延クロック信号を生成することができ、メモリアクセステスト制御回路3から出力される遅延クロック生成信号に応答して、所定の遅延値の遅延クロック信号を生成している。
メモリ12は、供給されるクロック信号に同期して動作するクロック同期式メモリである。例えば、メモリ12には基準クロック信号13が入力され、この基準クロック信号13に同期して格納しているデータを出力するようなメモリである。
図3は、本発明の実施の形態におけるメモリアクセステストタイミングを示した図である。図3を参照すると、本発明の実施の形態における同期信号は、その同期信号の前後にブランキング期間を有する。そのブランキング期間には、処理を行わなければならないデータが存在しない。したがって、このような同期信号に同期してメモリアクセスタイミング調整を実行することで、本来のデータ処理を制限することなくメモリアクセスのタイミングを調整することが出来る。本実施の形態では特に、同期信号の前後にディスプレイに表示する有効な画像データがない画像同期信号を例に述べる。したがって、その画像同期信号に同期して供給される動画データを処理する動画処理が、以下の説明に述べる本来のデータ処理である。画像同期信号、特に垂直同期信号または水平同期信号は、ブランキング期間(垂直ブランキング期間、または水平ブランキング期間)と呼ばれる映像が表示されない期間を持っている。このような画像同期信号に同期してメモリアクセスタイミング調整を実行することで、本来の動画処理を制限することなくメモリアクセスのタイミングを調整することが出来る。
図4は、クロック遅延調整回路11が生成する遅延クロック信号の動作波形の一例を示した図である。図4に示されているように、クロック遅延調整回路11は、TAP0からTAP7までの8通りに設定を切り替えることで、遅延値の異なる遅延クロックを生成している。TAP0に設定された遅延クロックの遅延値はほぼ0であり、TAP7に設定された遅延クロックの遅延値はほぼメモリクロックの1周期分に相当する遅延値である。クロック遅延調整回路11は、TAP1からTAP6までの各々の遅延値が、この遅延範囲に対してほぼ均等になるように割り振っている。1周期分にクロックに対する遅延値の数の設定は、メモリアクセス回路を用いた半導体集積回路が要求する回路の性能に応じて変更可能である。図5に示す動作波形を出力するクロック遅延調整回路11はTAP0からTAP7までの8通りに設定を切り替える。遅延値の数の調整はクロック遅延調整回路11の設定を変更することで任意に変更することが可能である。
[第1の実施形態の動作]
図5は本発明の実施の形態における回路の動作を示したフローチャートである。図5を参照すると、本実施の形態に述べるメモリアクセス回路の動作は、メモリアクセステスト制御回路3が外部から入力される同期信号15(以下、外部同期信号と呼ぶ。)を受け取ると開始する。ステップS101において、外部同期信号15を受け取ったメモリアクセステスト制御回路3は、その外部同期信号15に応答して、データセレクタ切替え信号とメモリテストスタート信号を生成する。ステップS102において、メモリアクセステスト制御回路は、そのデータセレクタ切替え信号をデータセレクタ6に送信する。メモリアクセステスト制御回路3からデータセレクタ切替え信号を送信されたデータセレクタ6は、そのデータセレクタ切替え信号に応答して、データセレクタ6を切り替えて、テストデータ生成回路5からの出力をメモリ12に送信する。また、ステップS103において、メモリアクセステスト制御回路3は、その生成したメモリテストスタート信号をメモリアクセス制御回路4とテストデータ生成回路5とに送信する。
メモリアクセス制御回路4は、ステップS104において、メモリテストスタート信号を受信する。メモリアクセス制御回路4は、そのメモリテストスタート信号の受信に応答して、メモリ書き込み制御信号をメモリ12に送信する。また、テストデータ生成回路5は、ステップS105において、そのメモリテストスタート信号の受信に応答してテストデータを生成する。テストデータ生成回路5は、基準クロック信号に同期して、そのテストデータをメモリ12に書き込むとともに、同じデータをデータ比較回路9に供給する。メモリアクセス制御回路4は、メモリ書き込み制御信号の送信完了に対応して、送信完了通知をクロック遅延調整回路11に通知する。また、テストデータ生成回路5は、テストデータ書き込み完了に対応して、書き込み完了通知をクロック遅延調整回路11に通知する。
ステップ106において、クロック遅延調整回路11は、クロック遅延値の調整を開始する。クロック遅延調整回路11は、遅延値の異なる複数の遅延クロックを生成することができる。クロック遅延調整回路11は、クロック遅延値の調整を開始時において、基準クロック信号に対する遅延値0の遅延クロックを生成し、データ読み出し回路8に供給する。データ読み出し回路8は、供給された遅延クロック信号に同期して、メモリ12からテストデータを読み出す。ステップS107において、データ読み出し回路8は、メモリ12から読み出したテストデータをデータ比較回路9に出力する。
ステップS108において、データ比較回路9は、データ読み出し回路8から出力されたテストデータと、テストデータ生成回路5から出力されたテストデータ(オリジナルテストデータ)の比較を行う。テストデータ生成回路5からテストデータが出力されるタイミングと、データ読み出し回路8からテストデータが出力されるタイミングとでは、ずれが生じることがある。そのため、データ比較回路9は、テストデータ生成回路5からデータ比較回路9に入力されたテストデータ(オリジナルデータ)を一時的に保持する。データ比較回路9は、その保持したデータとデータ読み出し回路8から出力されるテストデータとの比較を行う。その比較の結果、各々のデータが一致した場合、処理はステップS109に進む。ステップS109において、データ比較回路9は、各々のデータが一致した時の遅延クロックの遅延値をメモリアクセステスト制御回路3に通知する。メモリアクセステスト制御回路3は、通知された遅延値を記憶する。ステップS108において各々のデータが一致しなかった場合、データ比較回路9は、データが一致しなかったことをメモリアクセステスト制御回路3に通知し、処理はステップS110に進む。
ステップS110において、比較が完了した旨の通知を受けたメモリアクセステスト制御回路3は、その比較完了通知の受信の応答して、現在の遅延値を検出する。メモリアクセステスト制御回路3は、クロック遅延調整回路11が生成可能な全ての遅延クロックに対して、データの比較が終了したかどうかを検証する。検証の結果、まだ比較の行われていない遅延値が存在した場合、メモリアクセステスト制御回路3は、現在の遅延値と異なる遅延クロックの生成命令をクロック遅延調整回路11に出力する。メモリアクセステスト制御回路3から、その遅延クロック生成命令が出力された後、処理はステップS106に戻る。
ステップS110において、検証の結果、クロック遅延調整回路11が生成可能な全ての遅延クロックに対して、データの比較が終了している場合、データ比較処理は終了する。
図4は、クロック遅延調整回路11が生成する複数の遅延クロックの各々の波形を示す図である。遅延クロックの各々が、図4に示される動作波形のクロック信号に対応する場合において、図5に示す本発明の実施の形態におけるメモリアクセス回路の動作は以下のようになる。図5のステップS106において、クロック遅延調整回路11は、同期信号15を受信したメモリアクセステスト回路からの命令に応答して、TAP位置をTAP0に設定した遅延クロックを生成する。ステップS107において、データ読み出し回路8は、TAP0の遅延クロックに同期してメモリ12からテストデータを読み出し、ステップ進むS108に進む。ステップS108でのデータの比較が完了し、データが一致していた場合、処理はステップS109に進む。メモリアクセステスト制御回路3は、そのときのTAP位置を記憶する。ステップS108でのデータの比較が完了し、データが一致していなかった場合、メモリアクセステスト制御回路3は、TAP位置を記憶せずにステップS110に進む。
ステップS110において、データ比較回路9は、TAP0での比較が完了したことをメモリアクセス制御回路4に通知する。いま、TAP位置がTAP0であり、それ以外の遅延クロックに関して比較が完了していないため、処理はステップS106に戻る。
ステップS106において、メモリアクセステスト制御回路3は、データ比較回路9からのTAP0での比較が完了した旨の通知に応答して、TAP位置がTAP1のクロック信号の生成をクロック遅延調整回路11の命令する。クロック遅延調整回路11は、TAP1のクロック信号の生成命令に応答してTAP1のクロック信号をデータ読み出し回路8に供給し、以下TAP0の場合と同様にデータの比較を行い、以降、上述の処理と同様の処理をTAP7まで繰り返す。
図6は、メモリアクセスの書き込みデータと読み出しデータが一致したTAP範囲から中間のTAP位置を検出するためのシフトレジスタの構成を示した図である。図6を参照すると、TAP中間位置判定は、TAP位置シフトレジスタMIN16とTAP位置シフトレジスタMAX17を用いて行われる。TAP位置シフトレジスタMIN16は比較したデータが最初に一致したTAP位置を記憶し、TAP中間位置判定時にTAP0からTAP7方向にシフトとする。TAP位置シフトレジスタMAX17は比較したデータが最後に一致したTAP位置を記憶し、TAP中間位置判定時にTAP7からTAP0方向にシフトとする。
データ比較回路9は、全ての遅延クロック信号に関して、読み出しデータと書き込みデータが一致するかどうかの比較を行い、その比較結果をメモリアクセステスト制御回路3に通知する。メモリアクセステスト制御回路3はその比較結果の通知に対応して、各々のテストデータが一致したTAP位置を記憶する。このように遅延値の異なる複数の遅延クロックに同期して読み出しデータと書き込みデータを比較した場合、読み出しデータと書き込みデータが一致するTAP位置は、いずれかのバッファ出力の範囲に連続して得られる。
このとき、TAP位置シフトレジスタMIN16に、前記データが一致した最初のTAP位置に“1”、その他TAP位置に“0”を設定する。同様にTAP位置シフトレジスタMAX17に、前記データが一致した最後のTAP位置に“1”、その他TAP位置に“0”を設定する。
TAP位置シフトレジスタMIN16とTAP位置シフトレジスタMAX17の同じTAP位置に“1”があるか、またはTAP位置シフトレジスタMIN16の“1”の次のTAP位置にTAP位置シフトレジスタMAX17の“1”があるか判定を行う。(図7)
図7に示すTAP位置判定条件に合わない場合は、TAP位置シフトレジスタMIN16はTAP0からTAP7方向にシフトさせ、TAP位置シフトレジスタMAX17はTAP7からTAP0方向にシフトし、再度判定を行う。以上のシフト動作と判定動作をTAP位置判定条件に合致するまで繰り返し行い、判定条件に合致したTAP位置シフトレジスタMIN16の1”のTAP位置でクロック遅延回路を設定して通常のメモリアクセスを行うようにすることで、クロック遅延の調整を行う。
以上のように本発明を実施することでデータ処理の性能を制限することなくメモリアクセスタイミングを調節することができる。また、メモリアクセス回路の動作中の周囲の温度変化や、電源電圧の変動による遅延値の変化により、意図されていた遅延値からずれるような場合でも、動作マージンを変化させることなくメモリにアクセスできるディジタル回路構成にすることができる。特に動作マージンに余裕のない高速メモリを使用する場合に有効である。本発明は、その外部同期信号の前後に処理を行わなければならないデータが存在しないような同期信号を使用してメモリアクセスタイミングの調整を行う。したがって、このような同期信号に同期してメモリアクセスタイミング調整を実行することで、本来のデータ処理を制限することなくメモリアクセスのタイミングを調整をすることが出来る。
本実施の形態では、外部同期信号を受信すると図5のフローチャートに記載したテストデータによるメモリアクセスタイミングの調整を開始する。モニタやテレビのような表示装置の場合、外部同期信号は画像信号の垂直同期信号または水平同期信号に相当する。通常、垂直同期信号や水平同期信号はの同期信号期間には、表示信号、すなわち本明細書で言う本データは含まれない。そのため、その同期信号期間で完了するメモリアクセスタイミング調整を実施すれば、本データの処理に影響を与えることなくメモリアクセスタイミング調整を実行することができる。しかも、定期的にメモリアクセスタイミングを再調整することにより、機器内部の温度上昇や電源電圧の変動等にも迅速に対応することができる。
外部同期信号は、所定数の垂直同期信号毎にまたは所定数の水平同期信号毎に1垂直同期信号または1水平同期信号を入力されるような信号でも良い。また、外部同期信号は、所定時間毎に、例えば3秒毎に水平同期信号と同期をとって入力される信号であっても良い。表示装置以外の装置に本実施の形態のメモリアクセス回路を適用する場合、外部同期信号は、メモリが処理する本データが入力されないブランキング期間に同期して所定時間毎に入力される信号であれば良い。また、外部同期信号は、機器内部の温度上昇や電源電圧の変動等メモリアクセスタイミングが変化し得る環境変化を検出し、その検出されるタイミング毎に入力されるタイミング信号でもよい。いずれの場合も、外部同期信号はメモリが処理する本データが入力されないブランキング期間の範囲に入力されること、その期間でメモリアクセスタイミング調整が完了するように設計することが重要である。複数の外部同期信号の期間にまたがってメモリアクセスタイミング調整を分割して実行することも可能である。以上に記載した表示装置以外の機器のメモリアクセスタイミング調整は表示装置にも適用できることは言うまでもない。
[第2の実施形態]
以下に、図面を使用して本発明の第2の実施形態について説明を行う。図8は、第2の実施形態の構成を示すブロック図である。第2の実施形態におけるメモリアクセス回路は、第1の実施形態に示されているメモリアクセス回路に、さらに、データ遅延回路18を備えて構成されている。図8に示されているように、データ遅延回路18は、データセレクタ6とI/Oバッファ7との間に接続されている。データ遅延回路18には、データセレクタ6からメモリ書き込みデータが供給され、テストデータ生成回路5から書込みテストデータが供給されている。データ遅延回路18は、メモリアクセステスト制御回路3から供給される書き込みテストスタート信号に応答して、データ書込みテストを実行している。データ遅延回路18は、その書込みテストの結果に基づいて、メモリ書き込みデータを遅延させてメモリ12に書きこんでいる。なお、第2の実施形態において、本データの書き込み/読み出しは、メモリ制御信号によりメモリアクセス制御回路4を制御することによって行われている。すなわち、書き込み/読み出しアドレスデータ(図ではアドレス線は省略)の出力はメモリアクセス制御回路4が行っている。
第2の実施の形態に述べるメモリアクセス回路の書込みテスト動作は、メモリアクセステスト制御回路3が外部から入力される同期信号15(以下、外部同期信号と呼ぶ。)を受け取ると開始する。外部同期信号15を受け取ったメモリアクセステスト制御回路3は、その外部同期信号15に応答して、書き込みテストスタート信号を生成する。メモリアクセステスト制御回路3は、その生成した書き込みテストスタート信号をテストデータ生成回路5とデータ遅延調整回路18とに送信する。データ遅延調整回路18は、メモリアクセステスト制御回路3から供給される書き込みテストスタート信号の受信に応答して、データ遅延調整を開始する。
テストデータ生成回路5は、その書き込みテストスタート信号の受信に応答して書き込みテストデータを生成する。テストデータ生成回路5は、その書き込みテストスタート信号を基準クロック信号に同期してデータ遅延調整回路18に送信する。
データ遅延調整回路18はクロック遅延値の調整を開始する。データ遅延調整回路18は遅延値の異なる複数の遅延クロックを生成し、その遅延クロックの各々に対応させてメモリ書き込みデータを遅延させることができる。データ遅延調整回路18は、基準クロックに同期して供給される書き込みテストデータと、メモリ書き込みデータとを比較する。データ遅延調整回路18は、その比較に基づいてメモリ書込みデータの遅延量を決定し、その遅延量に対応する遅延クロックに同期させてメモリ書込みデータをメモリ12に供給する。
上述のように、第2の実施形態におけるメモリアクセス回路は、メモリ12からのデータ読み出し動作のテストと、メモリ12へのデータ書込みテストとを同時に実行することが可能である。以下に、メモリ12へのデータ読み出しテストとデータの書き込みテストとを同時に行った場合のテスト判定について説明を行う。
図9は、読み出し/書込みテストを実行した場合のテスト判定に使用される判定テーブル30の構成を例示する図である。図9に示されているように、判定テーブル30は、読み出し判定領域31と、書込み判定領域32とを備えている。図9に示されている判定テーブル30は、遅延量0から遅延量7までの複数の遅延クロックに対応させて、書込みテストおよび読み出しテストを行った場合に生成されるテーブルである。
判定テーブル30の各セルには、データの書き込み/読み出しが正常に実行された場合と、データの書き込み/読み出しが正常に実行されていない場合とを2値の値で格納している。図9には、○と×とで記載されているが、これは上記の値を概念的に示したものである。この判定テーブル30は、
図10は、上述の判定テーブル30を使用したテスト判定動作を示すフローチャートである。図10のステップS201において、WriteTAP位置を特定し、そのWriteTAP位置に対応するReadTAP0からReadTAP7までのメモリテスト結果を抽出する。抽出したメモリテスト結果を参照して、正常に書込みが行われたTAPが存在するかどうかの判断を実行する。その判断の結果、正常に書込みが行われたTAPが存在する場合、そのTAP位置を記憶する(ステップS202)。特定したWriteTAP位置で、正常に書込みが行われたTAPが存在しない場合、処理はステップS203に進む。
ステップS203において、全てのWriteTAP位置でのテスト結果の抽出が完了したかどうかの判断を実行する。その判断の結果、WriteTAP0からWriteTAP7までのテスト結果の抽出が完了している場合、処理はステップS204に進み、テスト結果の抽出が完了していないWriteTAPが存在する場合、処理は戻りステップ201からの動作を継続する。ステップS204において、記憶したWriteTAP位置から、その中間位置に対応するWriteTAP位置を決定(固定)する。
ステップS205において、決定されたWriteTAP位置に対応するReadTAPのテスト結果を抽出する。抽出したReadTAPのテスト結果から、データを正常に読み出すことができたかどうかを判断する。その判断の結果、そのReadTAP位置において正常読み出しができる場合、ステップS206に進み、そのReadTAP位置を記憶する。ステップS206での記憶が完了した後、処理はステップS207に進む。ステップS205において、抽出したReadTAPのテスト結果から、そのReadTAP位置では、正常読み出しができない場合、ステップS207に進む。
ステップS207において、全てのReadTAP位置でのテスト結果の抽出が完了したかどうかの判断を実行する。その判断の結果、ReadTAP0からReadTAP7までのテスト結果の抽出が完了している場合、処理はステップS208に進み、テスト結果の抽出が完了していないReadTAPが存在する場合、処理は戻りステップ205からの動作を継続する。ステップS208において、記憶したReadTAP位置から、その中間位置に対応するReadTAP位置を決定(固定)する。
上記の動作によって、メモリ12へのデータ読み出しテストとデータの書き込みテストとを同時に行った場合における、判定を適切の行うことが可能になる。上述のようメモリアクセス回路を構成し、メモリからのデータ読み出しテストと、メモリへのデータ書込みテストを行うことで、より高精度にデータの読み出し/書込みを行うことが可能になる。
[第3の実施形態]
図11は、本発明の第3の実施形態の構成を示すブロック図である。図11に示されているように、第3の実施形態のメモリアクセス回路は、DDR SDRAM21と、第1遅延調整回路22と、第2遅延調整回路23と、I/Oバッファ7aとを含んで構成されている。DDR SDRAM21は、外部クロックの2倍の周期でデータのやり取りをすることが可能なSDRAMである。DDR SDRAM21は、高速データ転送を実現するためにDQS(データ・ストローブ信号)を採用している。DDR SDRAMD21にデータを書き込むとき、外部のメモリアクセス回路は書き込みデータおよび書き込みアドレスデータをDDR SDRAM21に入力するのと同期して入力DQSをDQS端子に入力する。一方、DDR SDRAM21からデータを読み出すとき、外部のメモリアクセス回路が読み出したアドレスデータをDDR SDRAM21に入力すると、DDR SDRAM21は、読み出しデータを出力するとともに、読み出しデータに同期して出力DQSをDQS端子に出力する。このように、DR SDRAM21は、DQSを使用してレシーバにデータを転送するタイミングを知らせている。DQSは、双方向ストローブ信号であり、データの読み出し/書込み動作時にデータ入出力の動作基準クロックとして機能している。第3の実施形態のメモリアクセス回路は、回路の動作中に、周囲の温度変化や電源電圧の変動によりDQSが所望の遅延値からずれるような場合に、そのずれに対応してデータの読み出し/書込みを行うことが可能である。
なお、図11において、本データの書き込み/読み出しは、メモリ制御信号によりメモリアクセス制御回路4を制御することによって行われている。すなわち、書き込み/読み出しアドレスデータ(図ではアドレス線は省略)、入力DQS(第2遅延調整回路23で遅延させる前の入力DQS)の出力はメモリアクセス制御回路4が行っている。
図11に示されているように、DDR SDRAM21は、データ線を介してI/Oバッファ7aに接続されている。I/Oバッファ7aは、I/Oバッファ7と同様の緩衝域である。第1遅延調整回路22は、DDR SDRAM21から供給されるDQSに基づいて、データ読み出しタイミングを制御するタイミング制御機能ブロックである。第1遅延調整回路22は、DDR SDRAM21から出力されたDQSを遅延させて遅延クロック(以下、遅延DQSと呼ぶ。)を生成している。第1遅延調整回路22は、DDR SDRAM21からDQSを受け取る入力部と、生成した遅延DQSをデータ読み出し回路8に供給する出力部とを備えている。第1遅延調整回路22は、遅延値の異なる複数の遅延DQSを生成することができ、メモリアクセステスト制御回路3から出力される遅延DQS生成信号に応答して、所定の遅延値の遅延DQSを生成している。
第2遅延調整回路23は、クロック生成回路10から供給されるクロック信号に基づいて、DDR SDRAM21に供給するDQSを制御するクロック制御機能ブロックである。DDR SDRAM21に供給されるメモリ書込みデータは、基準クロックに同期して供給されている。第2遅延調整回路23は、クロック生成回路10から供給される基準クロックに基づいて、適切なDQSを生成してDDR SDRAM21に供給している。
図12は、DQS信号の動作タイミングと、データ読み出しタイミングを調整する際の調整用クロックのタイミングを示すタイミングチャートである。調整用クロック(図12(c))は、そのDQS信号に対応してDDR SDRAM21からデータを読み出す場合のタイミング調整に使用される。図12の(a)は、DQS信号を示す波形である。図12の(b)は、データDQの出力されるタイミングを示す波形である。図12の(c)は、DQSに対応して読み出し時の遅延調整を実行するために使用される遅延クロックのタイミングを示す波形である。
データの読み出しを実行する場合、図12に示されているように、DDR SDRAM21から出力されるDQSは、データDQの最初のデータQa1が出力されるタイミングで立ち上がる。そのDQSは、次のデータQa2が出力されるタイミングで立ち下がる。DQS信号の遅延調整を実行しない場合、メモリアクセス回路は、DQS信号の立上がりと立下りの中間のタイミング(分図(c)のTAP4のタイミング)でデータQa1を取りこむ。
第3の実施形態におけるメモリアクセス回路は、図12の(c)に示されているように、DQS信号の立上がり時刻から立下り時刻までの期間に対応して、遅延量を均等にずらした複数のリードクロック(TAP0〜TAP8)を生成している。この複数のリードクロックのそれぞれのタイミングについてテストデータの読み出しを行うことで、データ読み出しにおける適切な遅延量のクロックを特定することができる。
図13は、DDR SDRAM21にデータ書込む場合の、動作タイミングを示すタイミングチャートである。図13(a)は、DQS信号の動作波形を示している。図13(b)は、DDR SDRAM21にデータDQを書込む場合の、データ供給タイミングを示す波形である。図13(c)は、DQSに対応して書込み時の遅延調整を実行するために使用される遅延クロックのタイミングを示す波形である。
図13に示されているように、DQS信号は、最初のデータDb0の出力タイミングのほぼ中央で立ち上がる。そのDQS信号は、次のデータDb1の出力タイミングの中央で、立ち下がる。メモリアクセス回路は、メモリアクセス制御回路4において、前述のデータDb0の出力タイミングで立ち上がり、データDb1の出力タイミングで立ち下がる基準DQS信号(図13(c)のTAP0のタイミングの信号)を生成して第2遅延クロック調整回路23に出力している。第2遅延クロック調整回路23は、その基準DQS信号に応答して、複数のライトクロック(TAP0〜TAP8)を生成している。図13(c)に示されている複数のライトクロックにおいて、TAP0は、遅延なしの信号であり、TAP8は、データDbqの出力完了タイミングで立ち上がり、データDb1の出力完了タイミングで立ち下がる信号である。第2遅延クロック調整回路23は、TAP0の立ち上がり時刻とTAP8の立ち上がり時刻との期間に対応して、遅延量を均等にずらした複数のライトクロック(TAP0〜TAP8)を生成している。
第3の実施形態に述べるメモリアクセス回路の読み出しテスト動作は、第1の実施形態の動作における基準クロックにDQS信号を対応させて動作させた場合と同様である。また、その書込みテスト動作は、第2の実施形態の動作における基準クロックにDQS信号を対応させて動作させた場合と同様である。さらに、DDR SDRAM21へのデータ読み出しテストとデータの書き込みテストとを同時に行った場合も、上述の判定テーブル30と同様のテーブルを使用してテスト結果の判定を行う。
上述したように、第3の実施形態に述べるメモリアクセス回路は、DQS信号を使用してデータの読み出し/書込みを実行する場合において、そのDQS信号の遅延量を調整する第1遅延調整回路22および第2遅延調整回路23を備えている。第1遅延調整回路22(または、第2遅延調整回路23)は、そのDQS信号の遅延変動に対応するように遅延調整を実行している。そのため、周囲の温度変化や電源電圧の変動によりDQS信号が所望の遅延値からずれるような場合でも、適切なデータの読み出し/書込みを実行することが可能になる。
図14は、上述のメモリアクセス回路を含むプラズマ表示装置50の構成を例示しているブロック図である。図14に示されているように、プラズマ表示装置50は、モジュール化されている。モジュール化されたプラズマ表示装置50は、アナログインタフェース51と、PDP(プラズマディスプレイパネル)モジュール1とから形成されている。
アナログインタフェース51は、クロマ・デコーダを備えるY/C分離回路53と、A/D変換回路54と、画像フォーマット変換回路55と、PLL回路56を備える同期信号制御回路57と、逆γ変換回路58と、システムコントロール回路59とから形成されている。アナログインタフェース51は、受信したアナログ映像信号(アナログRGB信号62とアナログ映像信号63)をディジタル映像信号に変換した後に、そのディジタル映像信号64をPDPモジュール1に対して出力する。より詳しくは、TVチューナーから発信されたアナログ映像信号63は、Y/C分離回路53でRGBの各色の輝度信号に分解された後に、A/D変換回路54でディジタル信号64に変換される。ディジタル信号64は、PDPモジュール1の画素構成とアナログ映像信号63の画素構成が異なる場合には、画像フォーマット変換回路55で適正な画像フォーマットに変換される。
アナログ映像信号63には、A/D変換用のサンプリングクロックとデータクロック信号は含まれていない。同期信号制御回路57に含まれているPLL回路56は、アナログ映像信号63と同時に供給される水平同期信号が基準にされて、サンプリングクロック65とデータクロック信号66を生成する。サンプリングクロック65とデータクロック信号66は、アナログインタフェース51から出力されてPDPモジュール1に入力される。システムコントロール回路59は、各種の制御信号67を生成する。制御信号67は、アナログインタフェース51から出力されてPDPモジュール1に入力される。
PDPモジュール1は、ディジタル信号処理ボード68と、パネル部位69と、DC/DCコンバータを内蔵するモジュール内電源回路71とから形成されている。パネル部位69は、既述のプラズマディスプレイパネルを含んでいる。ディジタル信号処理ボード68は、入力インタフェース信号処理回路72と、フレームメモリ73と、メモリ制御回路74と、ドライバ制御回路75とから形成されている。入力インタフェース信号処理回路72にアナログインタフェース51から入力されるディジタル映像信号64の平均輝度レベルは、入力インタフェース信号処理回路72の中の入力信号平均輝度レベル演算回路(図示されず)により計算されて、適正ビット(例示:5ビット)のデータとして出力される。
ディジタル信号処理ボード68は、入力インタフェース信号処理回路72で既述の信号を処理してその処理後制御信号77をパネル部位69に対して送信する。メモリ制御回路74とドライバ制御回路75とは、処理後制御信号77の送信と同時に、それぞれにメモリ制御信号78とドライバ制御信号79とを生成してパネル部位69に送信する。
パネル部位69は、プラズマディスプレイパネルと、走査電極を駆動する走査ドライバ(パネル部位69に同体に実装されている)81と、データ電極を駆動するデータドライバ82(パネル部位69に同体に実装されている)とから形成されている。パネル部位69は、更に、プラズマディスプレイパネルと走査ドライバ81とデータドライバ82とにパルス電圧を供給する高圧パルス回路83を備えている。高圧パルス回路83は、パネル部位69の一部分としてパネル部位69の複数部位に配置されて実装されている。
プラズマディスプレイパネルは、1365(個)×768(個)に配列される1365×768個の画素を有している。プラズマディスプレイパネルでは、走査ドライバ81が走査電極36を制御しデータドライバ82がデータ電極42を制御することにより、その個数の画素のうちの所定の画素の点灯又は非点灯の制御を実行して規定の表示を実行する。
プラズマディスプレイパネルと走査ドライバ81とデータドライバ82と高圧パルス回路83とは、電力回収回路86とともに、パネル部位69の本体を構成する1枚の基板に配置されて実装されている。パネル部位69は、その本体とプラズマディスプレイパネルと走査ドライバ81とデータドライバ82と高圧パルス回路83と電力回収回路86とを一体的に構成している。ディジタル信号処理ボード68は、パネル部位69から分離され機械的には独立して形成されている。
モジュール内電源回路71は、ディジタル信号処理ボード68とパネル部位69とから分離され機械的には独立して形成されている。ディジタル信号処理ボード68とパネル部位69とモジュール内電源回路71とは、1つのモジュールとして組み立てられている。PDPモジュール1は、このように組み立てられる1つのモジュールを形成している。アナログインタフェース51は、PDPモジュール1から分離され機械的には独立して形成されている。PDPモジュール1は、制御信号67とディジタル映像信号64とサンプリングクロック65とデータクロック信号66とその他の信号を送信する電気配線により電気的にアナログインタフェース51に接続されている。
アナログインタフェース51とPDPモジュール1とが別個に形成された後に、アナログインタフェース51とPDPモジュール1とがプラズマディスプレイ装置の筐体の中に組み込まれて固定的に支持されてプラズマ表示装置50が組み立てられる。このようにモジュール化されるプラズマ表示装置50は、アナログインタフェース51とPDPモジュール1をその他の機器部分とは別個に製造することができる。
[第4の実施形態]
以下に、本発明の第4の実施形態について説明を行う。第4の実施形態は、メモリアクセス回路がテストデータの書込みを行うときに、そのテストデータを基準クロックの周波数(本データの書込みに使用される周波数)に比較して十分に速度の遅い周波数のクロックで書き込む場合の実施形態である。
上述の第1の実施形態から第3の実施形態のメモリアクセス回路は、メモリに対してテストデータの書込み/読み出しを行う場合、同じ基準クロック周波数を使用してその書込み/読み出しを行っている。つまり、メモリアクセス回路は、所定の周波数の基準クロックに同期してメモリにテストデータの書込みを行い、その書込まれたテストデータを同じ周波数の基準クロックに同期して読み出し、その書込んだテストデータと読み出したテストデータとを比較している。
第4の実施形態におけるメモリアクセス回路はブロック図としては図2に示されている回路と同様である。第4の実施形態におけるメモリアクセス回路は、その動作が以下の点で第1の実施形態と異なっている。すなわち、第4の実施形態におけるメモリアクセス回路は、テストデータを書き込む場合に、基準クロックに比較して十分に速度の遅いクロックを使用して書込みを行っている。これによって、書込みテストデータを適切に所定のアドレスに書き込むことが可能になる。このとき、所定のアドレスから本データの読み出しに使用される基準クロックに同期してテストデータを読み出し、そのテストデータの読み出しタイミングをクロック遅延調整回路で調整することによりメモリからのデータ読み出しタイミングを調整することが可能になる。また、テストデータを書き込むための専用アドレスをメモリに設ける構成にすることも可能である。メモリアクセス回路は、その専用アドレスに書込まれたテストデータを使用してメモリアクセスタイミング調整を行う。メモリに専用アドレスを備えることで、そのテストデータの書込み動作は、例えば装置の電源投入時に一回実行するだけでよいことになる。その専用アドレスに書込まれたテストデータは、電源が遮断されるまでメモリに保持される。このような専用アドレスを備えるメモリを用いてデータの読み出しタイミング調整を実行する場合、基準クロックに同期してその専用アドレスからテストデータが読み出される。そのテストデータ読み出しタイミングをクロック遅延調整回路によって調整することにより、メモリからのデータ読み出しタイミングを調整することが可能になる。
[第5の実施形態]
以下に、本発明の第5の実施形態について説明を行う。第5の実施形態におけるメモリアクセス回路はブロック図としては図8に示されている回路と同様である。第5の実施形態におけるメモリアクセス回路は、その動作が以下の点で第2の実施形態と異なっている。すなわち、第5の実施形態は、メモリアクセス回路がテストデータの読み出しを行うときに、基準クロックの周波数に比較して十分に速度の遅い周波数のクロックで読み出しを行う場合の実施形態である。第5の実施形態におけるメモリアクセス回路は、所定の周波数の基準クロックを遅延させて複数の遅延クロックを生成する。そのメモリアクセス回路は、複数の遅延クロックに各々に同期してテストデータをメモリに書き込む。そのメモリアクセス回路は、書込まれた読み出す場合に、上記の基準クロックに比較して十分に速度の遅いクロックを使用して、メモリからテストデータを読み出す。これによって、書込みテストデータが適切に所定のアドレスに書き込まれたかどうかを正確に認識することが可能になる。
[第6の実施形態]
以下に、本発明の第6の実施形態について説明を行う。第6の実施形態におけるメモリアクセス回路はブロック図としては図11に示されている回路と同様である。第6の実施形態におけるメモリアクセス回路は、その動作が以下の点で第3の実施形態と異なっている。すなわち、第6の実施形態は、メモリにDDR SDRAM21を使用する場合において、基準クロックの周波数に比較して十分に速度の遅い周波数のクロックでテストデータの書込みを行う場合の実施形態である。すなわち、第4の実施形態と同様に、テストデータを書き込む場合に、基準クロックに比較して十分に速度の遅いクロックを使用して書込みを行っている。これによって、書込みテストデータを適切に所定のアドレスに書き込むことが可能になる。また、そのDDR SDRAM21にテストデータを書き込むための専用アドレスを設ける構成にすることも可能である。
このとき、所定のアドレスから本データの読み出しに使用される基準クロックに同期してテストデータを読み出し、そのテストデータの読み出しタイミングを、出力データ・ストローブ信号を第1遅延調整回路で調整する。これにより、DDR SDRAM21からのデータ読み出しタイミングを調整することが可能になる。このときに調整された遅延量を第1遅延調整回路に設定して本データの読み出しを実行することで、適切なメモリアクセスタイミングでデータの読み出しをすることが可能になる。
[第7の実施形態]
以下に、本発明の第7の実施形態について説明を行う。第7の実施形態におけるメモリアクセス回路はブロック図としては図11に示されている回路と同様である。第7の実施形態におけるメモリアクセス回路は、その動作が以下の点で第3の実施形態と異なっている。すなわち、第7の実施形態は、メモリにDDR SDRAM21を使用する場合において、基準クロックの周波数に比較して十分に速度の遅い周波数のクロックでテストデータの読み出しを行う場合の実施形態である。第7の実施形態において、テストデータをDDR SDRAM21に書き込むときは、本データの書込みに使用される周波数の基準クロックに同期して書込みを行う。このとき、第2遅延調整回路は、テストデータに同期した入力データ・ストローブ信号を遅延させた複数の遅延入力データ・ストローブ信号を生成する。DDR SDRAM21には、その各々の遅延入力データ・ストローブ信号に同期してテストデータが書込まれる。その書込まれたテストデータを読み出す場合に、基準クロックの周波数に比較して十分に速度の遅い周波数のクロックでテストデータの読み出しを行う。このようにしてDDR SDRAM21の所定のアドレスに入力されたテストデータと、遅延入力データ・ストローブ信号に同期して書込まれたテストデータとを比較する。これによってDDR SDRAM21にデータを書き込む場合のタイミング適切に調整することが可能になる。このときに調整された遅延量を第2遅延調整回路に設定して本データの書込みを実行することで、適切なメモリアクセスタイミングでデータの書込みをすることが可能になる。
第6の実施形態および第7の実施形態によってメモリアクセスタイミングを調整することで、出力データ・ストローブ信号と入力データ・ストローブ信号とを、各々独立して調整することが可能であり、より高精度にメモリアクセスタイミング調整を実行することができる。さらにこの場合において、遅延出力データ・ストローブ信号と遅延入力データ・ストローブ信号とをマトリックス状に組合せてテストを行う必要が無いので、短時間でのメモリアクセスタイミング調整を完了することが可能になる。
上述の実施の形態におけるメモリアクセス回路を備えた半導体集積回路は、大容量のフレームメモリが必要で、かつ、装置の動作環境の温度変化の範囲が、摂氏マイナス10度から摂氏プラス80度まで変化しするようやな動作環境で使用される装置に搭載されることで、その装置の安定した動作の提供に多いに効果がある。さらに本発明の実施の形態に述べるメモリアクセス回路を備えた半導体集積回路をLSIの電源電圧にも初期の設定ばらつきがあるような装置に搭載することでよりよい効果を発揮する。したがって、本実施の形態のメモリアクセス回路はプラズマディスプレイに代表されるような大型表示装置に搭載した場合に安定して動作する効果がある。なお、上述の複数の実施形態は、矛盾が発生しない範囲において組合せて実行することが可能である。
図1は、メモリアクセス回路を搭載した装置の一例を示す図である。 図2は、メモリアクセス回路の回路構成を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態におけるメモリアクセステストタイミングを示した図である。 図4は、クロック遅延調整回路が生成する遅延クロック信号の動作波形をの一例を示した図である。 図5は、本発明の実施の形態における回路の動作を示した流れ図である。 図6は、TAP位置シフトレジスタの構成を示した図である。 図7は、遅延値の判定条件を示した図である。 図8は、第2の実施形態の構成を示すブロック図である。 図9は、判定テーブルの構成を例示する図である。 図10は、テスト判定動作を示すフローチャートである。 図11は、第3の実施形態の構成を示すブロック図である。 図12は、DQS信号を用いた場合の動作タイミングを示すとタイミングチャートである。 図13は、DQS信号を用いた場合の動作タイミングを示すとタイミングチャートである。 図14は、上述のメモリアクセス回路を含むプラズマ表示装置50の構成を例示しているブロック図である。
符号の説明
1…PDP(プラズマディスプレイパネル)モジュール
2…メモリアクセス回路
3…メモリアクセステスト制御回路
4…メモリアクセス制御回路
5…テストデータ生成回路
6…データセレクタ
7…I/Oバッファ
8…データ読み出し回路
9…データ比較回路
10…クロック生成回路
11…クロック遅延調整回路
12…メモリ
13…基準クロック信号
14…遅延クロック信号
15…外部同期信号
16…TAP位置シフトレジスタMIN
17…TAP位置シフトレジスタMAX
18…データ遅延調整回路
7a…I/Oバッファ
21…DDR SDRAM
22…第1遅延調整回路
23…第2遅延調整回路
30…判定テーブル
31…読み出し判定領域
32…書込み判定領域

Claims (28)

  1. メモリと、
    基準クロック信号を生成するクロック生成回路と、
    前記基準クロック信号を遅延して遅延クロック信号を生成するクロック遅延調整回路と、前記クロック遅延調整回路は遅延値の異なる複数の遅延クロック信号を生成し、
    テストデータを生成するテストデータ生成回路と、
    外部同期信号に応答してメモリテストスタート信号を出力するメモリアクセステスト制御回路と
    を具備し、
    前記テストデータ生成回路は、前記メモリテストスタート信号に応答して前記テストデータを生成し、前記テストデータを前記基準クロックに同期して前記メモリに書き込むと共に、前記基準クロックに同期して前記テストデータに対応する書き込みデータを出力し、
    前記メモリアクセステスト制御回路は、前記遅延クロック信号に同期して前記メモリから前記テストデータを読み出し、前記読み出したテストデータと前記書き込みデータを比較し、前記比較に対応してメモリアクセスタイミング調整を実行する
    メモリアクセス回路。
  2. 請求項1に記載のメモリアクセス回路において、さらに、
    前記複数の遅延クロック信号の各々に同期して前記メモリに書き込まれたテストデータを読み出すデータ読み出し回路と、
    前記読み出したテストデータと前記書き込みデータを比較する比較回路を備え、
    前記データ読み出し回路は、前記複数の遅延クロック信号の各々に同期して前記テストデータを読み出し、
    前記比較回路は、前記読み出したテストデータの各々と前記書き込みデータとを比較し、前記比較の結果を前記メモリアクセステスト制御回路に通知し、
    前記メモリアクセステスト制御回路は、前記比較結果に対応して前記メモリアクセスタイミング調整を実行する
    メモリアクセス回路。
  3. 請求項2に記載のメモリアクセス回路において、さらに、
    データ遅延調整回路を備え、
    前記テストデータ生成回路は、メモリテストスタート信号に応答してテストデータを生成し、前記テストデータを前記基準クロックに同期して前記データ遅延調整回路に供給し、
    前記データ遅延調整回路は、前記テストデータと前記読み出したテストデータとの比較に基づいて、前記メモリへの書込みタイミングを調整する
    メモリアクセス回路。
  4. 入力データ・ストローブ信号に対応してデータの入力タイミングを特定し、出力データ・ストローブ信号に対応してデータの出力タイミングを特定するメモリと、
    前記出力データ・ストローブ信号を遅延して遅延出力データ・ストローブ信号を生成する第1遅延調整回路と、前記第1遅延調整回路は遅延値の異なる複数の遅延出力データ・ストローブ信号を生成し、
    テストデータを生成するテストデータ生成回路と、
    アドレスデータ、入力データ・ストローブ信号を作成するメモリアクセス制御回路と、
    外部同期信号に応答してメモリテストスタート信号を出力するメモリアクセステスト制御回路と
    を具備し、
    前記テストデータ生成回路は、前記メモリテストスタート信号に応答して前記テストデータを生成し前記メモリに入力し、
    前記メモリアクセス制御回路は、前記テストデータに同期して前記入力データ・ストローブ信号を前記メモリに入力し、
    前記メモリアクセステスト制御回路は、前記遅延出力データ・ストローブ信号に同期して前記メモリから前記テストデータを読み出し、前記テストデータ生成回路で生成された前記テストデータと前記読み出したデータとを比較し、前記比較に対応してメモリアクセスタイミング調整を実行する
    メモリアクセス回路。
  5. 請求項4に記載のメモリアクセス回路において、
    メモリアクセスタイミング調整は、前記第1遅延調整回路の生成する遅延値の異なる複数の遅延出力データ・ストローブ信号に対応して前記テストデータ生成回路で作成された前記テストデータと前記読み出したテストデータとを比較し、前記比較結果が同一になる前記遅延出力データ・ストローブ信号を選択することにより実行されることを特徴とするメモリアクセス回路。
  6. 請求項4に記載のメモリアクセス回路において、さらに、
    前記入力データ・ストローブ信号を遅延して遅延入力データ・ストローブ信号を生成する第2遅延調整回路を備え、
    前記第2遅延調整回路は、遅延値の異なる複数の遅延入力データ・ストローブ信号を生成し、前記メモリに入力し、
    前記メモリアクセステスト制御回路は、前記遅延出力データ・ストローブに同期して前記メモリから前記テストデータを読み出し、前記テストデータ生成回路で生成された前記テストデータと前記読み出したテストデータとを比較し、前記比較に対応してメモリアクセスタイミング調整を実行する
    メモリアクセス回路。
  7. 請求項6に記載のメモリアクセス回路において、
    メモリアクセスタイミング調整は、前記第1遅延調整回路の生成する遅延値の異なる複数の遅延出力データ・ストローブ信号と、前記第2遅延調整回路の生成する遅延値の異なる複数の遅延入力データ・ストローブ信号の組合せに対応して前記テストデータ生成回路で作成された前記テストデータと、前記読み出したテストデータとを比較し、前記比較結果が同一になる前記遅延出力データ・ストローブ信号と前記遅延入力データ・ストローブ信号との組合せを選択することにより実行されることを特徴とする
    メモリアクセス回路。
  8. 請求項4から7の何れか1項に記載のメモリアクセス回路において、
    本データのメモリアクセスは、前記メモリアクセスタイミング調整されたタイミングにより実行されることを特徴とする
    メモリアクセス回路。
  9. 請求項1から8の何れか1項に記載のメモリアクセス回路において、
    前記メモリアクセステスト制御回路は、前記外部同期信号のフロントポーチと前記外部同期信号のバックポーチとの間で前記メモリアクセスタイミング調整を実行する
    メモリアクセス回路。
  10. 請求項1から9の何れか1項に記載のメモリアクセス回路において、
    前記外部同期信号は、第1信号と第2信号とを含み、
    前記第第1信号と前記第2信号の中間に、データ信号を含まないブランキング期間を有し、
    前記メモリアクセステスト制御回路は、前記ブランキング期間中に前記メモリアクセスタイミング調整を実行する
    メモリアクセス回路。
  11. 請求項1から10の何れか1項に記載のメモリアクセス回路と
    外部表示信号を表示する表示部と
    を具備し、
    前記メモリアクセス回路は、前記外部同期信号の水平同期信号または垂直同期信号の期間、または前記水平同期信号または前記垂直同期信号から一定時間経過後の所定の期間に前記メモリアクセスタイミング調整を実行する
    表示装置。
  12. 請求項11に記載の表示装置において、
    前記メモリアクセス回路は、所定数の前記水平同期信号または垂直同期信号毎に、若しくは所定時間毎に前記メモリアクセスタイミング調整を実行する
    表示装置。
  13. 基準クロックを生成するステップと、
    前記基準クロック信号を遅延して遅延値の異なる複数の遅延クロックを生成するステップと、
    外部同期信号に応答してメモリテストスタート信号を出力するステップと、
    前記メモリテストスタート信号に応答して前記テストデータを生成するステップと、
    前記テストデータを前記基準クロックに同期してメモリに書き込むステップと、
    前記遅延クロックに同期して前記メモリから前記書き込まれたテストデータを読み出すステップと、
    前記テストデータとと前記読み出されたデータを比較するステップと、
    前記比較に対応して前記遅延クロックを選択するステップと
    を有し、
    前記メモリに画像信号を書き込み、前記選択された遅延クロックに同期して、前記メモリから前記画像信号を読み出すことを特徴とする
    メモリアクセス回路の動作方法。
  14. 基準クロックを生成するステップと、
    外部同期信号に応答してメモリテストスタート信号を出力するステップと、
    前記メモリテストスタート信号に応答して前記テストデータを生成するステップと、
    前記テストデータを遅延して遅延値の異なる複数の遅延テストデータを生成するステップと、
    前記遅延テストデータを前記基準クロックに同期してメモリに書き込むステップと、
    前記メモリから前記書込まれたデータを読み出すステップと、
    前記テストデータと前記読み出されたデータを比較するステップと、
    前記比較に対応して前記遅延値を選択するステップと
    を有し、
    前記選択された遅延値により、画像信号を書き込むことを特徴とする
    メモリアクセス回路の動作方法。
  15. 入力データ・ストローブ信号に対応して入力データの入力タイミングを特定し、出力データ・ストローブ信号に対応して出力データの出力タイミングを特定するメモリの、メモリアクセス回路の動作方法であって、
    外部同期信号に応答してメモリテストスタート信号を出力するステップと、
    前記メモリテストスタート信号に応答してテストデータを生成し、前記メモリに入力するステップと、
    前記テストデータに同期して、前記入力データ・ストローブ信号を前記メモリに入力するステップと、
    前記出力データ・ストローブ信号を遅延して遅延値の異なる複数の遅延出力データ・ストローブ信号を生成するステップと、
    前記遅延出力データ・ストローブ信号に同期して前記メモリに入力した前記データを読み出すステップと、
    前記テストデータと前記読み出されたデータを比較するステップと、
    前記比較に対応して前記遅延出力データ・ストローブ信号を選択するステップと
    を有し、
    前記メモリにデータ信号を入力し、前記選択された遅延出力データ・ストローブ信号に同期して、前記メモリから前記データ信号を読み出すことを特徴とする
    メモリアクセス回路の動作方法。
  16. 入力データ・ストローブ信号に対応して入力データの入力タイミングを特定し、出力データ・ストローブ信号に対応して出力データの出力タイミングを特定するメモリの、メモリアクセス回路の動作方法であって、
    外部同期信号に応答してメモリテストスタート信号を出力するステップと、
    前記メモリテストスタート信号に応答してテストデータを生成し、前記メモリに入力するステップと、
    前記テストデータに同期して、前記入力データ・ストローブ信号を前記メモリに入力するステップと、
    前記入力データ・ストローブ信号を遅延して遅延値の異なる複数の遅延入力データ・ストローブ信号を生成し、前記メモリに入力するステップと、
    前記遅延出力データ・ストローブ信号に同期して前記メモリに入力した前記データを読み出すステップと、
    前記テストデータと前記読み出されたデータを比較するステップと、
    前記比較に対応してメモリアクセスタイミング調整を実行するステップ
    を具備するメモリアクセス回路の動作方法。
  17. 請求項13から16の何れか1項に記載の動作方法において、さらに
    前記外部同期信号のフロントポーチと前記外部同期信号のバックポーチとの間で前記メモリアクセスタイミング調整を実行するステップと
    を具備するメモリアクセス回路の動作方法。
  18. 請求項13から17の何れか1項に記載の動作方法において、さらに
    前記外部同期信号は、第1信号と第2信号とを含み、
    前記第第1信号と前記第2信号の中間に、データ信号を含まないブランキング期間を有し、
    前記ブランキング期間中に前記メモリアクセスタイミング調整を実行するステップと
    を具備するメモリアクセス回路の動作方法。
  19. 請求項13から18の何れか1項に記載の動作方法において、さらに
    前記外部同期信号が垂直同期信号または水平同期信号である
    メモリアクセス回路の動作方法。
  20. メモリと、
    基準クロックを遅延させて前記メモリから本データを読み出すときに用いる遅延クロックを生成するクロック遅延調整回路、または前記基準クロックに同期して供給される本データを遅延させて前記メモリに入力させるためのデータ遅延調整回路と
    を具備し、
    所定時間毎に前記データ信号が入力されないブランキング期間を検出し、または所定時間毎に前記ブランキング期間を指定する同期信号を受け、
    前記ブランキング期間に前記クロック遅延調整回路または前記データ遅延調整回路に異なる複数の遅延量を設定し、
    前記複数の遅延量によりテストデータを前記メモリからのデータの読み出し、または前記メモリへの前記テストデータの書込みを実行し、
    オリジナルのテストデータと前記読み出したテストデータまたは前記書込まれたテストデータとを比較し、前記比較に対応して前記メモリから前記本データを読み出すときの前記クロック遅延調整回路の遅延量、または本データを前記メモリに書き込むときの前記データ遅延調整回路の遅延量の調整を実行することを特徴とする
    メモリアクセス回路。
  21. 本データが記憶された前記メモリのアドレスを指定するアドレスデータを前記基準クロックに同期して前記メモリに入力し、前記遅延クロックに同期して前記メモリから前記本データを読み出す請求項20に記載のメモリアクセス回路であって、
    前記オリジナルテストデータが記憶された前記メモリのアドレスを指定するアドレスデータを前記基準クロックに同期して前記メモリに入力し、前記異なる複数の遅延量を有する前記遅延クロックに同期して前記メモリから前記テストデータを読み出し、
    前記オリジナルテストデータと前記読み出したテストデータとを比較し、前記比較に対応して前記メモリから前記本データを読み出すときの前記遅延クロックの遅延量の調整を実行することを特徴とするメモリアクセス回路。
  22. 前記基準クロックに同期して前記メモリに書き込む本データを前記遅延調整回路に入力し、前記基準クロックに同期して前記メモリの書込みアドレスを指定するアドレスデータを前記メモリに入力し、前記データ遅延調整回路で遅延された遅延本データを前記メモリに入力する請求項20に記載のメモリアクセス回路であって、
    前記基準クロックに同期して前記メモリに書き込むテストデータを前記データ遅延調整回路に入力し、前記基準クロックに同期して前記メモリに書込みアドレスを指定するアドレスデータを前記メモリに入力し、
    前記データ遅延調整回路は前記異なる複数の遅延量を有する遅延テストデータを前記メモリに入力し、前記メモリに入力された前記遅延テストデータと前記メモリの書込みアドレスに書込まれたデータとを比較し、前記比較に対応して前記データ遅延回路の遅延量の調整を実行することを特徴とする
    メモリアクセス回路。
  23. 入力データ・ストローブ信号に対応してデータの入力タイミングを特定する、または出力データ・ストローブ信号に対応してデータの出力タイミングを特定するメモリと、
    前記出力データ・ストローブ信号を遅延して遅延出力データ・ストローブ信号を生成する第1遅延調整回路、または基準クロックに同期して供給された本データに同期して供給される入力データ・ストローブ信号を遅延して遅延入力データ・ストローブ信号を生成する第2遅延調整回路と
    を具備し、
    本データが記憶された前記メモリのアドレスを指定するアドレスデータを基準クロックに同期して前記メモリに入力し、前記遅延出力データ・ストローブ信号に同期して前記メモリから前記本データを読み出す、または本データを前記基準クロックに同期して前記メモリに入力するとともに、前記第2遅延調整回路により遅延された前記遅延入力データ・ストローブ信号を前記メモリに入力
    することを特徴とする
    メモリアクセス回路。
  24. 所定時間毎に前記データ信号が入力されないブランキング期間を検出し、または所定時間毎に前記ブランキング期間を指定する同期信号を受け、
    前記ブランキング期間に前記第1遅延調整回路は遅延量の異なる複数の遅延出力データ・ストローブ信号を生成しテストデータが記憶された前記メモリのアドレスを指定するアドレスデータを前記基準クロックに同期して前記メモリに入力し、
    前記複数の遅延出力データ・ストローブ信号に同期して前記メモリから前記テストデータを読み出し、前記メモリに記憶されたテストデータと前記読み出したテストデータとを比較し、前記比較に対応して前記メモリから前記本データを読み出すときの前記第1データ遅延調整回路の遅延量の調整を実行することを特徴とする
    請求項23に記載のメモリアクセス回路。
  25. 前記本データとともに前記本データを書き込む前記メモリのアドレスを指定するアドレスデータを前記基準クロックに同期して前記メモリに入力することを特徴とする
    請求項23に記載のメモリアクセス回路。
  26. 所定時間毎に前記データ信号が入力されないブランキング期間を検出し、または所定時間毎に前記ブランキング期間を指定する同期信号を受け、
    前記ブランキング期間に前記第2遅延調整回路は、遅延量の異なる複数の遅延入力データ・ストローブ信号を生成しテストデータを前記基準クロックに同期して前記メモリに入力し、
    前記複数の遅延入力データ・ストローブ信号を前記メモリに入力し、前記メモリに入力した前記テストデータと前記メモリの前記アドレスに書込まれたテストデータとを比較し、前記比較に対応して前記メモリに前記本データを書き込むときの前記第2遅延調整回路の遅延量の調整を実行することを特徴とする
    請求項23に記載のメモリアクセス回路。
  27. 前記テストデータとともに前記テストデータを書き込む前記メモリのアドレスを指定するアドレスデータを前記基準クロックに同期して前記メモリに入力することを特徴とする
    請求項26に記載のメモリアクセス回路。
  28. 請求項20から27の何れか1項に記載のメモリアクセス回路と、
    前記本データを表示する表示部と、
    を具備することを特徴とする
    表示装置。
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