JP4306626B2 - 3部材結合体のシール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、液状ガスケットを用いたシール構造に関し、特に、第1部材と第2部材とを結合すると共に、液状ガスケットを介在させて第1、第2部材を跨ぐように第3部材を結合して構成される3部材結合体のシール構造に関する。
特許文献1には、2つの部材のフランジ間にシール剤(液状ガスケット)を介在させ、これを硬化させてガスケットとして用いるシール構造において、一方のフランジ面を平面とし、他方のフランジ面は、その幅方向の中央に平面部を設けると共に該平面部の幅方向両側に傾斜部を設けることで、前記一方のフランジ面との間に2つの液状ガスケットの溜まり部を形成するものが開示されている。
特開平11−173424号公報
しかしながら、前記従来のシール構造では、未硬化の液状ガスケットが外気と接触する面積が大きくなり、硬化時間を短くできるものの、液状ガスケットが2つの溜まり部に分散されるため、硬化した液状ガスケットの両フランジ間の相対変位(特に、せん断方向の変位)に対する強度が低くなって、使用量当たりのシール性が十分に得られないおそれがある。
そこで、本願出願人は、一方のフランジ面を平面とする一方、他方のフランジ面を平面部と一方の縁部のみに設けたチャンファ部(傾斜面・面取り面・溝部とも呼ぶ)とで構成する(以下、このような片側面取り形状をチャンファ形状という)ことで、両フランジ間に介在させる液状ガスケットの硬化時間を短くしつつ、少ない使用量で大きなシール性を得ることのできるシール構造を提案した(特願2003−351658号参照)。
例えば、一体型フロントカバーを有するエンジンにおいて、シリンダブロックとフロントカバーとの間及びシリンダヘッドとフロントカバーとの間を、液状ガスケットを用いてシールしようとする場合、シリンダブロック側及びシリンダヘッド側のフロントカバーとの合わせ面は、通常平面となっているから、フロントカバー側のシリンダブロック及びシリンダヘッドとの合わせ面を上記チャンファ形状とすることにより、シリンダブロック−フロントカバー間、及び、シリンダヘッド−フロントカバー間のそれぞれにおいて、少ない使用量で大きなシール性を得ることができる。
しかし、例えばシリンダブロックとシリンダヘッドとを跨ぐように一体型フロントカバーが設けられるものでは、シリンダブロック、シリンダヘッド及びフロントカバーの3面合わせ部には隙間が生じやすく、上記チャンファ形状を利用したシール構造によるシール機能が十分に発揮できないおそれがあり、更なる改良の余地がある。
すなわち、フロントカバー側の合わせ面を上記チャンファ形状とすると、その傾斜面(面取り面)によって液状ガスケットを押し潰す力が不足し、上記3部材の合わせ部に生じる隙間に液状ガスケットを十分に充填できないおそれがあるからである。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであり、第1部材と第2部材とを結合すると共に、液状ガスケットを介在させて第1、第2部材を跨ぐように第3部材を結合して構成される3部材結合体に好適なシール構造を提供することを目的としている。
本発明は、第1部材の第1接合面と第2部材の第2接合面とを合わせて第1部材と第2部材とを結合すると共に、略平坦に形成される前記第1部材の第3接合面及び前記第2部材の第4接合面に対して、液状ガスケットを介在させて第3部材の第5接合面を合わせて前記第1、第2部材を跨ぐように前記第3部材を結合して構成される3部材結合体のシール構造に関する。前記第5接合面は、平面部と、前記第3接合面及び前記第4接合面との合わせ方向と直交する幅方向の一方の端縁に沿って、前記第3、第4接合面との間隔を拡大させるように前記平面部に対して窪んだチャンファ部と、を有している。前記第1接合面と第3接合面との隅角部及び第2接合面と第4接合面との隅角部の少なくとも一方に、前記第5接合面との間隔を拡大させるように窪んだ窪み部が形成され、この窪み部が前記幅方向で前記チャンファ部と対向する位置に設けられている。また、前記チャンファ部の窪み部と対向する位置に、前記窪み部側へ向けて張り出した突起部が設けられている。
本発明に係るシール構造によれば、第5接合面を、平面部と幅方向一方の縁部に沿うチャンファ部とを備えた、いわゆる片側面取り形状・チャンファ形状とすることにより、第3・第4接合面と第5接合面との間で、液状ガスケットを良好に硬化させることができると共に、比較的少ない液状ガスケット量で所要のシール性を得ることができる。また、第1〜第3部材が交差する3部材の隅角部(三面合わせ部)に窪み部を設けることにより、この窪み部に液状ガスケットを充填させて、特に3部材結合体でシール性の確保が困難である上記の隅角部のシール性を良好に向上することができる。
そして、窪み部とチャンファ部とを対向する位置に設けることにより、窪み部を平面部と幅方向で対向する位置に設ける場合に比して、平面部が第3・第4接合面と平行に対向する部分、つまり実質的に2つの平面が重合する合わせ部として機能する部分の幅方向寸法を増大することができる。このため、第1〜3部材の第3〜5接合面の幅方向の短縮化と、そのシール性の確保と、を高いレベルで両立することができる。
また、第1接合面と第2接合面との間に介在させる板状ガスケットの一部を窪み部内に突出させることによって、第1〜3部材の接合時に液状ガスケットをチャンファ部及び窪み部を経て板状ガスケットの一部の表面に容易かつ確実に回り込ませることができる。これにより、板状ガスケットと液状ガスケットとのシール乗継ぎ不良を良好に回避することができ、板状ガスケットと液状ガスケットとを併用する3部材結合体でのシール性能を格段に向上することができる。しかも、前記突起部により液状ガスケットが窪み部内に押し出される形となって、窪み部内に液状ガスケットをより確実に充填することができる。
以下に本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態を示すエンジン1の概略を示している。図1において左側がエンジン1の前側であり、右側がエンジン1の後側である。エンジン1は、シリンダブロック11と、その上面に固定されるシリンダヘッド12とを備えている。シリンダブロック11のシリンダ内にはそれぞれピストン13が挿入されており、このピストン13とシリンダヘッド12との間に形成される空間が燃焼室となる。シリンダヘッド12には、カムシャフト14が回転自在に支持されており、その上面にヘッドカバー(ロッカーカバー)15が固定されている。また、シリンダブロック11には、その下面に液状ガスケット等のシール材(図示省略)を介してアッパーオイルパン16が固定されており、このアッパーオイルパン16の下面には、エンジン1の潤滑オイルが貯蔵されるロアオイルパン17が固定されている。シリンダブロック11及びアッパーオイルパン16によってクランクケースが構成され、クランクケース内にはクランクシャフト18が収納される。
シリンダブロック11、シリンダヘッド12及びアッパーオイルパン16の前面には、フロントカバー19が固定されている。このフロントカバー19の内側には、クランクシャフト18からカムシャフト14にエンジン1の出力を伝達するチェーン20が収納されている。なお、フロントカバー19は、例えば、図1の上下方向に2分割されるようなものであってもよい。ヘッドカバー15、フロントカバー19によってエンジン1内の空間、例えば、シリンダブロック11、シリンダヘッド12、オイルパン16,17内の空間が外部から遮断され、オイルの漏れを防止している。
このような構成のエンジン1において、フロントカバー19とシリンダヘッド11及びシリンダブロック12との間は、硬化させた液状ガスケットによってシールするようにしており、フロントカバー19との合わせ面に上記「チャンファ形状」が採用されている。なお、本実施形態において、シリンダブロック11が第1部材(又は第2部材)に、シリンダブロック12が第2部材(又は第1部材)に、フロントカバー19が第3部材に相当する。
図2は、図1のA部をフランジ内側より見た図4の矢視A1に対応する図である。この図に示すように、シリンダヘッド12は、板状ガスケットGを介してシリンダブロック11の上面に固定されており、フロントカバー19は、液状ガスケットgを介してシリンダブロック11及びシリンダヘッド12の前面に固定されている。
図3は、シリンダブロック11、シリンダヘッド12及びフロントカバー19の結合態様を模式的に示す一部破断分解斜視図である。シリンダブロック11とシリンダヘッド12とは、シリンダブロック11の上面に形成された平坦部(以下、単にシリンダブロック上面といい、第1接合面に相当する)11aと、シリンダヘッド12の下面に形成された平坦部(以下、単にシリンダヘッド下面といい、第2接合面に相当する)12aとの間に、板状ガスケットGを挟み込んだ状態で、ボルト等の締結手段(図示省略)により一体に締結される。
図4は、3部材11,12,19の3面合わせ部の結合態様を模式的に示し、フロントカバー19を破断して示す分解斜視図である。図3及び図4に示すように、シリンダブロック11には、その前面の外縁部(上面側を除く)に所定幅のフランジ部111がエンジン前方へ突出形成されており、シリンダヘッド12には、その前面の外縁部(下面側を除く)にフランジ部121がエンジン前方へ突出形成されている。これらフランジ部111、121の平坦な端面111a、121aがフロントカバー19との合わせ面となる。
シリンダブロック11において、そのフランジ端面(第3接合面又は第4接合面に相当する)111aはシリンダブロック上面11aに直交する(あるいは、ほぼ直交する)平坦な面であり、このフランジ端面111aとシリンダブロック上面11aとが交わる内側の隅角部113に、後述するフロントカバー19のフランジ端面191aとの間隔を拡大するようにエンジン後方側へ窪んだ(凹んだ)窪み部113が形成されている。この窪み部113は、面取り部又は切欠部と呼ぶこともできる。図4に示すように、この窪み部113は、この実施形態では上面11aとフランジ内面とを接続する傾斜面・テーパ面となっている。
このシリンダブロック側窪み部113は、図4の左右方向である幅方向Wに関して、フランジ111の内側端部に配置され、フロントカバー19を締結した状態において、チャンファ形状として形成される(この点については後述する)フロントカバー19側のフランジ端面191aの傾斜部(チャンファ部とも呼ぶ)1912に対向する位置に配置され、つまり、幅方向Wで傾斜部1912と同じ側に配置されている。なお、上記の幅方向Wは、接合面11a,12aの合わせ方向(図4の上下方向)と直交する方向で、接合面111a,121a,191aの合わせ面とも直交する方向である。
そして、シリンダブロック側窪み部113とフロントカバー19側のチャンファ部1912との間に形成される空間が液状ガスケットgの溜まり部p1となる(図2参照)。従って、シリンダブロック側窪み部113の形状や寸法は要求される液状ガスケットgの量等を考慮して設定する必要がある。また、平面部1911とフランジ端面111とが平行に重合する平面メタルタッチ部分の幅方向寸法を十分に確保しつつシール性を向上するために、本実施形態においては、窪み部113の幅(面取り幅)Wcが上記チャンファ部1912の幅We以下に設定されている。更に、窪み部113は、板状ガスケットGの一部G1が露出・突出するような大きさ(図2のL1>L2など)に設定されている。
このようなシリンダブロック11と同様に、シリンダヘッド12においても、そのフランジ端面(第4接合面又は第3接合面に相当する)121aはシリンダヘッド下面12aに直交する(あるいは、ほぼ直交する)面であり、このフランジ端面121aとシリンダヘッド下面12aとが交わるフランジ内側の隅角部には、後述するフロントカバー19のフランジ端面191aとの間隔を拡大するようにエンジン後方側へ凹んだ(窪んだ)窪み部123が形成されている。この窪み部123は、面取り部又は切欠部と呼ぶこともできる。図4に示すように、この窪み部123は、この実施形態では矩形状に形成されているが、上記の窪み部113と同様、テーパ面を有する形状としても良い。
このシリンダヘッド側窪み部123は、板状ガスケットGを挟んで、上記シリンダブロック側窪み部113と対向する位置に配置されており、その幅(面取り幅)Wcが上記平面部1911の幅We以下に設定されている。シリンダヘッド側窪み部123とフロントカバー19側のチャンファ部1912との間に形成される空間が液状ガスケットgの溜まり部(第1溜まり部に相当する)p1となる(図2参照)。従って、シリンダヘッド側窪み部123の形状や寸法は要求される液状ガスケットgの量等を考慮して設定する必要がある。また、平面部1911とフランジ端面121とが平行に重合する平面メタルタッチ部分の幅方向寸法を十分に確保しつつシール性を向上するために、本実施形態においては、窪み部123の幅(面取り幅)Wcが上記チャンファ部1912の幅We以下に設定されている。更に、窪み部123は、板状ガスケットGの一部G1が露出・突出するような大きさ(図2のL1>L2など)に設定されている。
シリンダブロック側窪み部113及びシリンダヘッド側窪み部123は、フロントカバー19のチャンファ部1912に対して幅方向Wで同じ側、つまりフランジ幅方向Wの内側端部に配置されている。つまり、シリンダブロック側窪み部113及びシリンダヘッド側窪み部123は、それぞれシリンダブロック11のフランジ端面111a、シリンダヘッド12のフランジ端面121aの中で、その幅方向Wの内側端部に配置されている。
但し、これらの窪み部113・123やチャンファ部1912を幅方向Wで外側に配置することもできる。この場合、両窪み部113、123とチャンファ部1912との間に形成される溜まり部p1において、外気との接触面積を増やして液状ガスケットgの硬化時間を早めることができる。更に、液状ガスケットgの硬化時間が問題にならないような場合(例えば、他の手段により外気との接触を確保している場合)などでは、必ずしも両窪み部113、123をそれぞれフランジ端面における幅方向端部に設ける必要はない。
なお、本実施形態では、後述するように、フロントカバー19の平面部1911が、フランジ端面191aにおいて、フロントカバー19の内外に関する外側の端縁から内側に向けて延伸し、チャンファ部1912を内側の端縁に沿って配置していることから、シリンダブロック側窪み部113及びシリンダヘッド側窪み部123を、チャンファ部1912と対向するようにシリンダ端面111a、121aの最も内側に設けることとしている。従って、シリンダブロック側窪み部113、シリンダヘッド側窪み部123は、それぞれフランジ111・121の内側面に接続している。また、上記の窪み部113・123を除くシリンダブロック11側のフランジ端面111aとシリンダヘッド12側のフランジ端面121aとは、シリンダブロック11とシリンダヘッド12とが一体に締結された状態において、ほぼ面一・同一平面となるように設定されている(図2参照)。
フロントカバー19には、その外縁にシリンダブロック11及びシリンダヘッド12のフランジ部111、121に対応するフランジ部191がエンジン後方側へ突出形成されており、そのフランジ端面(第5接合面に相当する)191aがシリンダブロック11及びシリンダヘッド12との合わせ面となる。そして、一体に締結されたシリンダブロック11及びシリンダヘッド12とフロントカバー19とは、シリンダブロック11及びシリンダヘッド12側のフランジ端面111a、121aと、フロントカバー19側のフランジ端面191aとの間に液状ガスケットgを介在させてボルト等の締結手段(図示省略)により締結される。
図5(a)は、フロントカバー19をシリンダブロック11及びシリンダヘッド12側から見た状態を示しており、図5(b)は図5(a)のX−X断面図である。上記したように、フロントカバー19のフランジ端面191aとして「チャンファ形状」が採用されており、具体的には、以下に説明する3つの平面によって形成されている。まず、第1の平面は、エンジン1の上下方向と平行な平面からなる平面部1911である。この平面部1911は、フランジ端面191aにおける幅方向Wの外側の端縁から内側に向けて延伸しており、所定の幅Wfを有している。次に、第2の平面は、フランジ端面191aの幅方向Wの内側の端縁に沿って延び、平面部1911に対して傾斜してフランジ内側面へ接続する傾斜面からなるチャンファ部(傾斜部)1912である。このチャンファ部1912は、フランジ端面191aの内側に寄るほど、すなわち、平面部1911から離れるにしたがってシリンダブロック11及びシリンダヘッド12のフランジ端面111a、121aとの間の間隔が拡大するように傾斜している。このようにして形成されるチャンファ部1912とシリンダブロック11及びシリンダヘッド12のフランジ端面111a、121aとの間の空間も液状ガスケットgの溜まり部p2となる。そして、第3の平面は、第1の平面(平面部1911)に垂直な平面からなり、第1の平面である平面部1911の内側端と第2の平面であるチャンファ部1912の外側端とを接続する縦壁部1913である。なお、縦壁部1913は、平面部1911に対してチャンファ部1912よりも大きな角度で傾斜する平面として設けられればよいが、平面部1911に対して垂直であるのが望ましい。
図8は、フロントカバー19のフランジ部191の形状を簡略的に示す斜視図である。この図8及び図2に示すように、チャンファ部1912には、窪み部113・123と対向する位置に、窪み部側へ向けて張り出した突起部30が設けられている。この突起部30の一面は、平面部1911と同一平面すなわち面一に設定されている。言い換えると、突起部30が平面部1911の一部であり、この突起部30の部分でチャンファ部1912を無くしており、この突起部30の両側にチャンファ部1912が形成されている。なお、板状ガスケットGには、シールラインとなるビード32がその外縁部に沿って形成されている。このビード32が平面部1911と対向する位置に設定されている。
図2に示す締結状態では、突起部30により形成される空間である溜まり部p1と窪み部113・123により形成される空間である溜まり部p2とが一つの空間として繋がるように、両者間に隙間31が確保されている。つまり、図2に示す締結状態で、突起部30の長さL3が窪み部113・123間の長さL4よりも短く設定され、両者間に隙間31が確保されている。
図6、図7は、一体に締結されたシリンダブロック11及びシリンダヘッド12と、フロントカバー19とを締結する際の液状ガスケットgの様子を示している。図6は、シリンダブロック11のフランジ端面111a(又はシリンダヘッド12のフランジ端面121a)とフロントカバー19のフランジ端面191aとの合わせ部の様子(エンジン上方から見た断面図に相当する)を、図7はシリンダブロック11のフランジ端面111a、シリンダヘッド12のフランジ端面121a及びフロントカバー19のフランジ端面191aとの合わせ部の様子(図1のA部に相当する)を示している。
まず、図6(a)、図7(a)に示すように、未硬化の液状ガスケットgは、フロントカバー19のフランジ端面191aのうち、平面部1911における縦壁部1913に近接した部分に塗布される。このとき、縦壁部1913を目標として利用することで、適切な位置に安定して液状ガスケットgを塗布することができる。そして、フロントカバー19のフランジ端面191aと、シリンダブロック11及びシリンダヘッド12のフランジ端面111a、121aを徐々に近づけていき、接合させてボルト等の締結手段により締結する。その際、フランジ端面191aとフランジ端面111a及び121aとが近づくにつれて、塗布された液状ガスケットgは押し潰されて、その間の空間を埋めていく。
図6(b)、図7(b)に示すように、液状ガスケットgは、フロントカバー19側の平面部1911とシリンダブロック11及びシリンダヘッド12側のフランジ端面111a、121aとの間の空間にも広がるが、フロントカバー19側のチャンファ部1912とシリンダブロック11及びシリンダヘッド12のフランジ端面111a、121aとの間に形成される溜まり部p2にも比較的多くの量が流れ込むとともに、フロントカバー19側のフランジ面191aとシリンダブロック側窪み部113及びシリンダヘッド側窪み部123のそれぞれとの間に形成される溜まり部p1にも流れ込む。上記の隙間31により溜まり部p1・p2は互いに繋がっているので、液状ガスケットgはこれらの溜まり部p1・p2に良好に流れ込むことができる。
また、窪み部113・123内には板状ガスケットGの一部G1が露出しているとともに、窪み部113・123とチャンファ部1912とが空間的に繋がっており、チャンファ部1912には窪み部113・123側、特に板状ガスケットGの一部G1へ向けて張り出した突起部30が設けられているために、液状ガスケットgがチャンファ部1912を経て窪み部113・123の内部に良好に充填され、これら窪み部113・123内に露出する板状ガスケットGの一部G1の表面に確実に回り込んで到達することができる。
そして、締結終了後は、所定の乾燥時間をおいて液状ガスケットgを硬化させる。硬化した液状ガスケットgは、平面部1911とフランジ端面111a、121aとの間に薄膜部g1を形成し、溜まり部p1、p2においてそれぞれ膨大部g2、g3を形成する。
以上説明したシール構造によれば、以下のような効果を得ることができる。
まず、フロントカバー19のフランジ端面(第5接合面)191aの中で、その幅方向Wの一方の側縁に沿う一箇所にのみチャンファ部1912を設け、残りを平面部1911とすることにより、シリンダブロック11のフランジ端面(第3又は第4接合面)111a及びシリンダヘッド12のフランジ端面(第4又は第3接合面)121aと、チャンファ部1912と、の間に液状ガスケットgの溜まり部p2が形成され、乾燥期間において、溜まり部p2内の未硬化の液状ガスケットと外気とを十分に接触させることができる。このため、液状ガスケットを短時間で良好に硬化させることができる。そして、特に、液状ガスケットgの溜まり部p2をフロントカバー19のフランジ面191aの一方側のみに設けることにより、硬化した液状ガスケットの膨大部g2、g3も一方側のみに形成されることとなり、フロントカバー19−シリンダブロック11間及びフロントカバー19−シリンダヘッド12間において、使用量当たりの液状ガスケットの耐力性を高めることができ、少ない使用量で所要のシール性を得ることができる。
すなわち、フロントカバー19とシリンダブロック11との相対位置、フロントカバー19とシリンダヘッド12との相対位置がずれることによって、液状ガスケットには応力(引張、せん断)が発生することになるが、上記構成により、硬化した液状ガスケットに形成される角を少なくできるので、応力集中が発生する箇所が少なくなるし、大きな応力が発生する(応力集中する)部分には膨大部が形成されているので、発生した応力を膨大部内で分散させることができ、液状ガスケットの亀裂等の損傷を防止して長期にわたり良好なシール性を維持できる。
更に、シリンダブロック11及びシリンダヘッド12のフランジ内側隅角部には、それぞれシリンダブロック側窪み部113、シリンダブロック側窪み部123が形成されているので、フロントカバー19−シリンダブロック11間、フロントカバー19−シリンダヘッド12間におけるシール性を良好に確保しつつ、シリンダブロック11、シリンダヘッド12及びフロントカバー19の3部材の合わせ部(3面合わせ部)に生じる隙間にも効果的に液状ガスケットを充填して、かかる部分におけるシール性をも確保できる。また、両窪み部113、123とフロントカバー19のフランジ端面191aとの間にも液状ガスケットgの溜まり部p1が形成され、この部分においても硬化した液状ガスケットの膨大部が形成されることになるから、シリンダブロック11、シリンダヘッド12及びフロントカバー19の相対位置のずれにより発生した応力をこの膨大部内で分散させることができ、かかる部分においても液状ガスケットの亀裂等の損傷を防止できる。
そして、両窪み部113、123が、上記のチャンファ部1912と幅方向Wで同じ側に対向配置されている。従って、窪み部113・123とチャンファ部1912とを互いに異なる側に配置した場合に比して、フロントカバー19の平面部1911とフランジ端面111a・121aとが面接触する幅寸法を長く確保して、接合面を備えるフランジ191・111・121の幅寸法の短縮化と、そのシール性の確保と、を高いレベルで両立することができる。
また、シリンダブロック側窪み部113は、シリンダブロック11の上面11aとシリンダヘッド12の下面12aとの間に介在される板状ガスケットGの外縁よりも内側でシリンダブロック上面11aに接続し、シリンダヘッド側窪み部123は、板状ガスケットGの外縁よりも内側でシリンダヘッド下面11aに接続するように形成されており、窪み部113・123内に板状ガスケットGの一部を露出させている。従って、液状ガスケットgを板状ガスケットGに確実にオーバーラップさせることができ、上記3部材の合わせ部のシール性を格段に向上させることができる。
また、チャンファ部1912及び窪み部113・123が、幅方向Wで内側つまり油封入側の端部であって、油の漏れ方向に関して内側に配置されているので、幅方向Wで外側に配置した場合に比して、油漏れをより確実に遮断することができることに加え、液状ガスケットgが外部にはみ出したり、落下したりすることがない。
また、フロントカバー19のフランジ端面191aにおいて、縦壁部1913を設け、この縦壁部1913を介して平面部1911と傾斜部1912とを接続するようにしたので、平面部1911・傾斜部1912が互いの影響を受けることなく、それぞれを要求される精度に仕上げることが加工上容易になる。従って、部品バラツキも減少することになるため、最終的に形成される液状ガスケット形状の安定、ひいては、安定したシール性を確保できる。
そして、チャンファ部1912に窪み部113・123へ向けて張り出した突起部30を設けているので、突起部30により液状ガスケットgが窪み部113・123内に押し出される形となって、窪み部113・123内に液状ガスケットgをより確実に充填することができる。このため、特に、窪み部113・123内に露出する板状ガスケットGの一部G1の周囲に液状ガスケットgを確実に充填することができ、板状ガスケットGと液状ガスケットgとのシール乗継ぎを確実・安定して行うことができ、この三面合わせ部におけるシール性を格段に向上することができる。
更に、突起部30を平面部1911と面一に設定し、チャンファ部1912に平面部を残すことで、組立時の圧力を平面部で良好に支えることができ、未硬化の液状ガスケットgが吹き抜けることを有効に防止・抑制することができる。
また、チャンファ部1912と窪み部113・123とを幅方向Wで同じ側に設定しているため、接触面の幅方向寸法の増加を招くことなく、板状ガスケットGのビード部32を平面部1911と対向する位置に容易に配置することができる。
以上のように本発明を具体的な実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変形・変更を含むものである。例えば、上記実施形態ではシリンダブロック11、シリンダヘッド12及びフロントカバー19を3部材とした場合(図1のA部)のシール構造について説明したが、これら3部材を対象とする場合に限るものではなく、例えば、シリンダブロック11、アッパーオイルパン16及びフロントカバー19の3部材を対象とする場合(図1のB部)、シリンダブロック11、アッパーオイルパン16及びリアオイルシールリテーナ21の3部材を対象とする場合(図1のC部)についても上記シール構造を適用することができる。ここで、リアオイルシールリテーナ21は、クランクケース内を外部から遮断するためのオイルシールをエンジン1に保持するためのものである。
また、図9に示すように、フロントカバー19及びシリンダブロック11の双方の上部にまたがってシリンダヘッド11が組み付けられるエンジンにおいても同様に、3部材の結合部位であるD部・E部及びF部に本発明のシール構造を適用することができる。
図10(a)に示すように、図2の突起部30を省略しても良い。つまり、窪み部113・123に対向するチャンファ部1912に突起部30が設けられていない構成としても良い。この場合であっても図10(b)に示すように、チャンファ部1912に対向する部分に窪み部が設けられていない比較例に比して、板状ガスケットGに液状ガスケットgを良好に到達させて、シール性を向上することができる。
シリンダブロック11とシリンダヘッド12とは板状ガスケットGを介して(挟んで)締結されているが、板状ガスケットGに代えて液状ガスケットであってもよい。この場合、液状ガスケットの溜まり部p1には、シリンダブロック上面11aとシリンダヘッド下面12aによって押し潰された液状ガスケットも流れ込むことになるので、十分に液状ガスケットを充填できる。
上記実施形態ではシリンダブロック11のフランジ端面111aとシリンダヘッド12のフランジ端面121aの両方に、それぞれシリンダブロック側窪み部113、シリンダブロック側窪み部123を設けているが、いずれか一方のみに設ける構成としてもよい。
更に、上記シール構造は、エンジン1における3部材合わせのオイルシール部に限らず、広く産業機械全般における(3部材合わせの)オイルシール部にも適用することができるものである。
本発明の一実施形態を示すエンジンの構成を示す図である。 図1のA部における、図4の矢視Aに対応する平面対応図である。 本実施形態のシリンダブロック、シリンダヘッド及びフロントカバーの合わせ部を簡略的に示す分解斜視図である。 図3の合わせ部の拡大図である。 (a)フロントカバーをシリンダブロック及びシリンダヘッド側から見た状態を示す図、(b)X−X断面図、である。 フロントカバー締結時における液状ガスケットの様子を説明する図である。 同じくフロントカバー締結時における液状ガスケットの様子を説明する図である。 フロントカバーのフランジ部を模式的に示す斜視図である。 本発明が適用される3部材結合部の他の例を示すエンジンの構成図である。 突起部を省略した本発明の他の実施形態を示す説明図である。
符号の説明
1…エンジン
11…シリンダブロック(第1部材)
11a…シリンダブロック上面(第1接合面)
111…シリンダブロックのフランジ
111a…シリンダブロックのフランジ端面(第3接合面)
113…シリンダブロック側窪み部
12…シリンダヘッド(第2部材)
12a…シリンダヘッド下面(第2接合面)
121…シリンダヘッドのフランジ
121a…シリンダヘッドのフランジ端面(第4接合面)
123…シリンダヘッド側窪み部
19…フロントカバー(第3部材)
191…フロントカバーのフランジ
191a…フロントカバーのフランジ端面(第5接合面)
1911…平面部
1912…チャンファ部
1913…縦壁部
G…板状ガスケット
g…液状ガスケット
p1,p2…液状ガスケットの溜まり部

Claims (6)

  1. 第1部材の第1接合面と第2部材の第2接合面とを合わせて第1部材と第2部材とを結合すると共に、略平坦に形成される前記第1部材の第3接合面及び前記第2部材の第4接合面に対して、液状ガスケットを介在させて第3部材の第5接合面を合わせて前記第1、第2部材を跨ぐように前記第3部材を結合して構成される3部材結合体のシール構造において、
    前記第5接合面は、平面部と、前記第3接合面及び前記第4接合面との合わせ方向と直交する幅方向の一方の端縁に沿って、前記第3、第4接合面との間隔を拡大させるように前記平面部に対して窪んだチャンファ部と、を有し、
    前記第1接合面と第3接合面との隅角部及び第2接合面と第4接合面との隅角部の少なくとも一方に、前記第5接合面との間隔を拡大させるように窪んだ窪み部が形成され、
    この窪み部が前記幅方向で前記チャンファ部と対向する位置に設けられ
    かつ、前記チャンファ部の窪み部と対向する位置に、前記窪み部側へ向けて張り出した突起部が設けられていることを特徴とする3部材結合体のシール構造。
  2. 前記第1接合面と第2接合面との間に板状ガスケットが介在され、
    前記窪み部内に板状ガスケットの一部が突出していることを特徴とする請求項1に記載の3部材結合体のシール構造。
  3. 前記板状ガスケットに設けられるビード部が、前記平面部と対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の3部材結合体のシール構造。
  4. 前記第1接合面と第3接合面との隅角部及び第2接合面と第4接合面との隅角部との双方に前記窪み部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の3部材結合体のシール構造。
  5. 前記突起部が、前記平面部と面一に設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の3部材結合体のシール構造
  6. 前記チャンファ部が平面部よりも漏れ方向で内側に配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の3部材結合体のシール構造。
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