JP2003049712A - 内燃機関のシール構造 - Google Patents

内燃機関のシール構造

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JP2003049712A JP2001235847A JP2001235847A JP2003049712A JP 2003049712 A JP2003049712 A JP 2003049712A JP 2001235847 A JP2001235847 A JP 2001235847A JP 2001235847 A JP2001235847 A JP 2001235847A JP 2003049712 A JP2003049712 A JP 2003049712A
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gasket
cylinder block
cover
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Shiro Kawai
志郎 河合
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 内燃機関1のシール構造2は、シリンダ
ヘッド3とシリンダブロック4との間をシールするガス
ケット5と、シリンダヘッドとシリンダブロックとにわ
たって組み付けられるカバー6との三面合せ部Xをシー
ルする液体パッキン7とを備えている。そして、カバー
に突出部5Bを設けるとともに、この突出部に切欠き5
Cを設け、またカバーに突出部を収容する収容孔6Aを
形成し、さらに液体パッキンを収容孔内に塗布するとと
もに、この液体パッキンを収容孔内に挿入される突出部
で加圧して三面合せ部の間隙内および切欠き内に流動さ
せるようにしたものである。 【効果】 三面合せ部Xのシール性の向上と三面合せ部
において相対滑りが発生しても液体パッキン7が損傷す
るのを回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のシール
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、内燃機関のシール構造とし
て、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間に挟持さ
れてこれらの間をシールするガスケットと、上記シリン
ダヘッドとシリンダブロックとにわたって組み付けられ
るカバーとの三面合せ部をシールする液体パッキンとを
備えたものは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記三面合
せ部においては、ガスケットは、製造誤差、組付け誤
差、熱膨張等を考慮してカバーに当接しないようにそれ
よりも0.5mm〜1mm程度引っ込めて設計されてい
る。したがって上記シール構造においては、ガスケット
と、カバーと、シリンダヘッドおよびシリンダブロック
とによって囲まれる空間が形成されており、その空間、
つまり間隙内に液体パッキンを充填する必要がある。ま
た、シリンダヘッド、シリンダブロック、ガスケットで
少なくとも2つ以上が異なる種類の材料からなる場合に
は、三面合せ部において材料の違いによる熱膨張差が原
因で相対滑りが発生して間隙内の液体パッキンが損傷す
る虞がある。上述した事情に鑑み、本発明では、従来に
比較して三面合せ部におけるシール性を向上させること
ができるし、また、それと同時に三面合せ部において熱
膨張差が原因で相対滑りが発生しても液体パッキンが損
傷するのを回避することができる内燃機関のシール構造
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1の発明で
は、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間に挟持さ
れてこれらの間をシールするガスケットと、上記シリン
ダヘッドとシリンダブロックとにわたって組み付けられ
るカバーとの三面合せ部をシールする液体パッキンとを
備えた内燃機関のシール構造において、上記カバーと対
向するガスケットの端部に、シリンダヘッドとシリンダ
ブロックよりも突出する突出部を設けるとともに、この
突出部に切欠きを設け、また上記カバーに上記突出部を
収容する収容孔を形成し、さらに上記液体パッキンを突
出部及び/又は収容孔内に塗布するとともに、この液体
パッキンを収容孔内に挿入される突出部で加圧して上記
三面合せ部の間隙内および切欠き内に流動させるように
したものである。
【0005】また、請求項4の発明では、シリンダヘッ
ドとシリンダブロックとの間に挟持されてこれらの間を
シールするガスケットと、上記シリンダヘッドとシリン
ダブロックとにわたって組み付けられるカバーとの三面
合せ部をシールする液体パッキンとを備えた内燃機関の
シール構造において、上記カバーと対向するガスケット
の端部に、シリンダヘッドとシリンダブロックよりも突
出する突出部を設けるとともに、上記カバーにこの突出
部を収容する収容孔を形成し、さらに上記シリンダブロ
ックの接合面とシリンダヘッドの接合面との少なくとも
いずれか一方に、上記収容孔に連通する切欠きを設け、
そして、上記液体パッキンを突出部及び/又は収容孔内
に塗布するとともに、この液体パッキンを収容孔内に挿
入される突出部で加圧して上記三面合せ部の間隙内およ
び上記切欠き内に流動させるようにしたものである。
【0006】さらに、請求項5の発明では、シリンダヘ
ッドとシリンダブロックとの間に挟持されてこれらの間
をシールするガスケットと、上記シリンダヘッドとシリ
ンダブロックとにわたって組み付けられるカバーとの三
面合せ部をシールする液体パッキンとを備えた内燃機関
のシール構造において、上記カバーと対向するガスケッ
トの端部に、シリンダヘッドとシリンダブロックよりも
突出する突出部を設けるとともに、この突出部にシリン
ダヘッド側及び/又はシリンダブロック側に膨出するリ
ブを設け、また上記カバーに上記突出部を収容する収容
孔を形成し、さらに上記液体パッキンを突出部及び/又
は収容孔内に塗布するとともに、この液体パッキンを収
容孔内に挿入される突出部で加圧して上記三面合せ部の
間隙内およびリブ内に流動させるようにしたものであ
る。
【0007】上述した請求項1および請求項4の発明で
は、突出部を収容孔内に挿入することにより液体パッキ
ンを流動させて三面合せ部の間隙内と切欠き内に行きわ
たらせるのが容易となるので、従来に比較してシール性
を向上させることができるし、また、それと同時に切欠
き内に流動して溜まる一部の体積の大きな液体パッキン
は収容孔内に溜まる一部の体積の大きな液体パッキンと
つながっているので、三面合せ部において熱膨張差が原
因で相対滑りが発生しても切欠き内と収容孔内とに溜ま
る一部の体積の大きな液体パッキンが伸縮することで液
体パッキンが損傷するのを回避することができる。
【0008】次に、上述した請求項5の発明では、突出
部を収容孔内に挿入することにより液体パッキンを流動
させて三面合せ部の間隙内とリブ内に行きわたらせるの
が容易となるので、従来に比較してシール性を向上させ
ることができるし、また、それと同時にリブ内に流動し
て溜まる一部の体積の大きな液体パッキンは収容孔内に
溜まる一部の体積の大きな液体パッキンとつながってい
るので、三面合せ部において熱膨張差が原因で相対滑り
が発生してもリブ内と収容孔内とに溜まる一部の体積の
大きな液体パッキンが伸縮することで液体パッキンが損
傷するのを回避することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図示実施例について本発明を
説明すると、図1ないし図3において、内燃機関1のシ
ール構造2は、シリンダヘッド3とシリンダブロック4
との間で挟持されて両者間をシールするガスケット5
と、上記シリンダヘッド3とシリンダブロック4とにわ
たって設けられたカバー6との間の三面合せ部Xをシー
ルする液体パッキン7(FIPG等)とを備えている。
上記カバー6は、カムシャフトの駆動用チェーン等を収
容するために断面コ字状(図示せず)に形成されてお
り、本実施例では、シリンダヘッド3およびシリンダブ
ロック4とに接触する両接合部6Bを幅広に形成してシ
ール幅を大きくしている(図4参照)。
【0010】ところで、上記三面合せ部Xの間隙は、製
造誤差、組付け誤差、熱伸縮があることから外部への油
漏れが生じ易い箇所であり、また、三面合せ部Xにおい
ては材料の違いによる熱膨張差が原因で相対滑りが発生
して液体パッキン7が損傷する虞がある。
【0011】しかるに本実施例では、上述した製造誤
差、組付け誤差、熱伸縮があっても三面合せ部Xを好適
にシールすることができ、また、それと同時に熱膨張差
が原因で相対滑りが発生しても液体パッキン7が損傷す
るのを回避できるシール構造2を提供するものである。
すなわち、ガスケット5のカバー6側の端部5Aに、該
ガスケット5と同一肉厚を有し、かつシリンダヘッド3
とシリンダブロック4よりも突出する突出部5Bを設け
るとともに、この突出部5Bに切欠き5Cを設け、ま
た、この突出部5Bを収容する収容孔6Aをカバー6の
接合面6Bの一方と他方とに設けている。上記切欠き5
Cは、突出部5Bの先端から本体部5´の位置にわたっ
て形成したスリットであり、この切欠き5Cにより突出
部5Bは二股形状となっている。そして、組付け前のカ
バー6の接合面6Bとこの接合面6Bに設けた両収容孔
6A内に液体パッキン7を塗布するとともに、この液体
パッキン7が固まる前に収容孔6A内に突出部5Bを収
容させてカバー6をシリンダヘッド3とシリンダブロッ
ク4とにわたって組み付けている。これにより、カバー
6の収容孔6A内とこれに隣接する接合面6Bに塗布し
た液体パッキン7でシリンダヘッド3とシリンダブロッ
ク4との間がシールされる一方、収容孔6A内に塗布し
た液体パッキン7でガスケット5を含む三面合せ部Xの
間隙がシールされる。このとき、収容孔6A内の液体パ
ッキン7は挿入される突出部5Bにより加圧されるの
で、加圧された液体パッキン7は収容孔6Aと突出部5
Bの間を通ってそれまで充填されていなかった三面合せ
部Xの間隙内および切欠き内5Cに流動する。それによ
り、容積の大きな収容孔6Aからの液体パッキン7を三
面合せ部Xの間隙内および切欠き5Cに充分に行きわた
らせることができる。そして、三面合せ部Xの間隙内お
よび切欠き5C内に行きわたって余剰となった分の液体
パッキン7ならびに収容孔6A内に侵入していた空気
は、収容孔6Aに連通するカバー6の溝6Cにより形成
される逃がし通路Y内に流出するようになる。この逃が
し通路Yに流出した一部の液体パッキン7は、三面合せ
部Xの間隙内の液体パッキン7が硬化して体積が減少す
る際に三面合せ部X内に引き戻されるので、シールすべ
き三面合せ部Xの間隙内および切欠き5Cのシール性を
良好に補償することできる。
【0012】したがって、容積の大きな収容孔6A内の
液体パッキン7を三面合せ部Xの間隙内および切欠き5
Cに充分に行きわたらせることができるので、従来に比
較して三面合せ部Xのシール性を向上せることができる
し、また、切欠き5C内に溜まる一部の体積の大きな液
体パッキン7は収容孔6A内に溜まる一部の体積の大き
な液体パッキン7につながっているので、三面合せ部X
において熱膨張差が原因で相対滑りが発生しても切欠き
5C内に溜まる一部の体積の大きな液体パッキン7と収
容孔6A内に溜まる一部の体積の大きな液体パッキン7
が伸縮するので、液体パッキン7の損傷を回避すること
ができる。
【0013】次に、図5、図6は本発明の第2実施例を
示すものであり、上記第1実施例では、切欠き5Cは突
出部5Bの先端から本体部5´にわたって形成したスリ
ットであったが、本実施例では、突出部5Bと本体部5
´とにわたって穿設した概略楕円状の貫通孔であり、当
該突出部5Bの先端はつながっている。このような本実
施例によれば、第1実施例と同様な作用効果を得ること
ができるし、そして、しかも突出部5Bの先端がつなが
っていて二股に分割される第1実施例の突出部5Bに比
較して高い剛性を有しているので、コンベヤ等によって
製造ラインを搬送される際に突出部5Bが変形や損傷す
るのを防止することができる。
【0014】次に、図7、図8は本発明の第3実施例を
示すものであり、上記第1、2実施例では、突出部5B
に切欠き5Cを形成していたが、本実施例では突出部5
Bを挟んで対向するシリンダヘッド3の接合面3Aとシ
リンダブロック4の接合面4Aとに切欠き3Cと切欠き
4Cを設けている。この切欠き3Cと切欠き4Cは、ガ
スケット5との接合面4Aとカバー6との接合面4Bに
わたって切欠いて形成されている。このような構成によ
れば、収容孔6A内に挿入される突出部5Bにより加圧
される収容孔6A内の液体パッキン7は、収容孔6Aと
突出部5Bの間を通ってそれまで充填されていなかった
三面合せ部Xの間隙内および切欠き3C、4C内に流動
する。これにより、容積の大きな収容孔6Aからの液体
パッキン7を三面合せ部Xの間隙内および切欠き3C、
4C内に充分に行きわたらせることができる。したがっ
て、第3実施例と同様に従来に比較して三面合せ部Xの
シール性を向上せることができるし、また、それと同時
に三面合せ部Xにおいて熱膨張差による相対滑りが発生
しても、切欠き3C、4C内に溜まる一部の体積の大き
な液体パッキン7と収容孔6A内に溜まる一部の体積の
大きな液体パッキン7が伸縮するので、液体パッキン7
の損傷を回避することができ、そして、しかも切欠きの
ない突出部5Bとすることにより第2実施例よりもさら
に突出部5Bの剛性を向上させることができる。なお、
本実施例では、シリンダヘッド3とシリンダブロック4
の両方に切欠き3Cと切欠き4Cを設けていたが、いず
れか一方に設けるようにしてもよい。
【0015】次に、図9ないし図11は本発明の第4実
施例を示すものであり、上記第1実施例および第2実施
例では、ガスケット5の突出部5に切欠き5Cを形成し
ていたが、本実施例では、突出部5Bにその先端から本
体部5´にわたってシリンダヘッド3側に向けて膨出す
る円弧状のリブ5Dを形成したものである。このような
構成によれば、収容孔6A内に挿入される突出部5Bに
より加圧される収容孔6A内の液体パッキン7は、収容
孔6Aと突出部5Bの間を通ってそれまで充填されてい
なかった三面合せ部Xの間隙内および突出部5Bのリブ
5D内するとともに、さらにリブ5Dにより突出部5B
とシリンダヘッド3との間に生じる間隙内へも流動する
(図11参照)。これにより、容積の大きな収容孔6A
からの液体パッキン7を三面合せ部Xの間隙内およびリ
ブ5D内は勿論のこと、突出部5Bとシリンダヘッド3
の間の間隙内にも充分に行きわたらせることができる。
したがって、本第3実施例によれば、第1実施例および
第2実施例と同様に、従来に比較して三面合せ部Xのシ
ール性を向上せることができるし、また、これと同時に
三面合せ部Xにおいて相対滑りが発生しても、リブ5D
内に溜まる一部の体積の大きな液体パッキン7と収容孔
6A内に溜まる一部の体積の大きな液体パッキン7が伸
縮することで液体パッキン7の損傷が回避され、そし
て、しかもリブ5Dにより第2実施例よりもさらに突出
部5Bの剛性を向上させることができる。なお、本実施
例では、リブ5Dを円弧状としていたがこれに限定され
るものではなく、矩形や三角形等の形状であっても良
い。
【0016】なお、上記第1実施例ないし第4実施例で
は、いずれも一枚のプレートからなるガスケット5を用
いていたがこれに限定されるものではなく二枚以上のプ
レートが重なった積層ガスケットを用いてもよいが、そ
の場合には、突出部も同様に構成されて同一の肉厚を有
しているのが望ましい。
【0017】また、第3実施例のガスケット5の突出部
5Bに第4実施例のリブ5Dを設けるようにしても良
い。そしてこの場合には、リブ5Dはシリンダヘッド3
の切欠き3C内又はシリンダブロック4の切欠き4C内
に膨出させてリブを形成するのが望ましく、例えば2枚
以上のプレートを積層した積層ガスケットであれば、一
方のプレートにシリンダヘッド3の切欠き3C内に膨出
するリブを設け、他方のプレートにシリンダブロック4
の切欠き4C内に膨出するリブを設けるようにしてもよ
い。
【0018】さらに、液体パッキン7は、接合面6B全
体に塗布する必要はなく、収容孔6Aとこれに隣接する
接合面6Bの一部、或いは収容孔6A及び/又は突出部
5Bに塗布してあればよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1実施例ない
し第3実施例によれば、突出部を収容孔内に挿入するこ
とにより液体パッキンを流動させて三面合せ部の間隙内
と切欠き内に行きわたらせるのが容易となるので、従来
に比較してシール性を向上させることができるし、ま
た、それと同時に切欠き内に流動して溜まる一部の体積
の大きな液体パッキンは収容孔内に溜まる一部の体積の
大きな液体パッキンとつながっているので、三面合せ部
において熱膨張差が原因で相対滑りが発生しても切欠き
内と収容孔内とに溜まる体積の大きな液体パッキンが伸
縮することで損傷を回避することができる。また、本発
明の第4実施例によれば、突出部を収容孔内に挿入する
ことにより液体パッキンを流動させて三面合せ部の間隙
内とリブ内に行きわたらせるのが容易となるので、従来
に比較してシール性を向上させることができるし、ま
た、それと同時にリブ内に流動して溜まる一部の体積の
大きな液体パッキンは収容孔内に溜まる一部の体積の大
きな液体パッキンとつながっているので、三面合せ部に
おいて熱膨張差が原因で相対滑りが発生してもリブ内と
収容孔内とに溜まる体積の大きな液体パッキンが伸縮す
ることで損傷を回避することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関1の構成を示す側面図。
【図2】ガスケット5の平面図。
【図3】図1の要部の拡大図。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図。
【図5】本発明の第2実施例を示す要部の断面図。
【図6】図5のB−B線に沿う断面図。
【図7】本発明の第3実施例を示す要部の断面図。
【図8】図7のC−C線に沿う断面図。
【図9】本発明の第4実施例を示す要部の断面図。
【図10】図9のD−D線に沿う断面図。
【図11】図10のE−E線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…内燃機関 2…シール構造 3…シリンダヘッド 3C…切欠き 4…シリンダブロック 4C…切欠き 5…ガスケット 5A…端部 5B…突出部 5C…切欠き 5D…リブ 6…カバー 6A…収容孔 7…液体パッキン X…三面合せ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドとシリンダブロックとの
    間に挟持されてこれらの間をシールするガスケットと、
    上記シリンダヘッドとシリンダブロックとにわたって組
    み付けられるカバーとの三面合せ部をシールする液体パ
    ッキンとを備えた内燃機関のシール構造において、 上記カバーと対向するガスケットの端部に、シリンダヘ
    ッドとシリンダブロックよりも突出する突出部を設ける
    とともに、この突出部に切欠きを設け、また上記カバー
    に上記突出部を収容する収容孔を形成し、さらに上記液
    体パッキンを突出部及び/又は収容孔内に塗布するとと
    もに、この液体パッキンを収容孔内に挿入される突出部
    で加圧して上記三面合せ部の間隙内および切欠き内に流
    動させるようにしたことを特徴とする内燃機関のシール
    構造。
  2. 【請求項2】 上記切欠きは、突出部の先端からガスケ
    ット本体部にわたって形成したスリットであることを特
    徴とする請求項1に記載の内燃機関のシール構造。
  3. 【請求項3】 上記切欠きは、突出部とガスケット本体
    部とにわたって穿設した貫通孔であることを特徴とする
    請求項1に記載の内燃機関のシール構造。
  4. 【請求項4】 シリンダヘッドとシリンダブロックとの
    間に挟持されてこれらの間をシールするガスケットと、
    上記シリンダヘッドとシリンダブロックとにわたって組
    み付けられるカバーとの三面合せ部をシールする液体パ
    ッキンとを備えた内燃機関のシール構造において、 上記カバーと対向するガスケットの端部に、シリンダヘ
    ッドとシリンダブロックよりも突出する突出部を設ける
    とともに、上記カバーにこの突出部を収容する収容孔を
    形成し、さらに上記シリンダブロックの接合面とシリン
    ダヘッドの接合面との少なくともいずれか一方に、上記
    収容孔に連通する切欠きを設け、そして、上記液体パッ
    キンを突出部及び/又は収容孔内に塗布するとともに、
    この液体パッキンを収容孔内に挿入される突出部で加圧
    して上記三面合せ部の間隙内および上記切欠き内に流動
    させるようにしたことを特徴とする内燃機関のシール構
    造。
  5. 【請求項5】 シリンダヘッドとシリンダブロックとの
    間に挟持されてこれらの間をシールするガスケットと、
    上記シリンダヘッドとシリンダブロックとにわたって組
    み付けられるカバーとの三面合せ部をシールする液体パ
    ッキンとを備えた内燃機関のシール構造において、 上記カバーと対向するガスケットの端部に、シリンダヘ
    ッドとシリンダブロックよりも突出する突出部を設ける
    とともに、この突出部にシリンダヘッド側及び/又はシ
    リンダブロック側に膨出するリブを設け、また上記カバ
    ーに上記突出部を収容する収容孔を形成し、さらに上記
    液体パッキンを突出部及び/又は収容孔内に塗布すると
    ともに、この液体パッキンを収容孔内に挿入される突出
    部で加圧して上記三面合せ部の間隙内およびリブ内に流
    動させるようにしたことを特徴とする内燃機関のシール
    構造。
  6. 【請求項6】 上記リブは、突出部の先端からガスケッ
    ト本体にわたって形成されていることを特徴とする請求
    項5に記載の内燃機関のシール構造。
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