JP2009299735A - 密封装置 - Google Patents

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勝磨 今井
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Abstract

【課題】簡易な構成により適正な密封性能を発揮することができる密封装置を提供する。
【解決手段】第1部材と第2部材との面重なり部に挟まれる第1ガスケット10と、第1部材と第3部材との面重なり部及び第2部材と第3部材との面重なり部に挟まれる第2ガスケット11と、第1ガスケット10と第2ガスケット11との間の隙間に充填される液状のシール部材12と、を備え、第1ガスケット10の端面10cに、ビード部10bが圧縮された状態においてビード部10bの終端面及び第1ガスケットの端面10cにおいて該終端面に隣接する領域をビード部10bの圧縮方向に沿って切り欠かいたような形状に形成される凹部10dを設け、シール部材12に、シール部材12の一部が前記凹部10dに充填されることで形成される凸部12aを設けたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、互いに結合される3つの部材間の隙間を密封する密封装置に関するものである。
従来、この種の密封装置としては、例えば、図6に示すようなものがある。図6は、従来技術に係る密封装置の模式的断面図である。
密封装置100は、自動車用エンジン等のエンジンにおいて、シリンダヘッド200とシリンダブロック300とチェーンカバー400との間の隙間を密封するためのものである。
図に示すように、シリンダヘッド200とシリンダブロック300とチェーンカバー400との間には、シリンダヘッド200とシリンダブロック300との間において面が重なる部分と、チェーンカバー400とシリンダヘッド200との間において面が重なる部分と、チェーンカバー400とシリンダブロック300との間において面が重なる部分と、の3つの面重なり部が隣接して形成される。
シリンダヘッド200とシリンダブロック300との面重なり部、すなわち、シリンダヘッド200とシリンダブロック300との対向面間には、金属製のシリンダヘッドガスケット101が挟まれており、燃焼室と冷却液及び潤滑油の通路を密封している。また、チェーンカバー400とシリンダヘッド200との間の面重なり部及びチェーンカバー400とシリンダブロック300との間の面重なり部、すなわち、チェーンカバー400とシリンダヘッド200及びシリンダブロック300との対向面間には、チェーンカバーガスケット102が挟まれており、クランク軸の回転をカム軸に伝達するチェーンやギヤ等の収容空間を密封している。
このように、3つの面重なり部が隣接する領域では、シリンダヘッドガスケット101の端面とチェーンカバーガスケット102との間が適正に密封されることが重要である。しかし、シリンダヘッドガスケット101の加工精度等の影響によっては、図6に示すように、シリンダヘッドガスケット101の端面とチェーンカバーガスケット102との間に隙間Sが形成されてしまうことがある。
また、図示を省略するが、シリンダヘッドガスケット101の端部がシリンダヘッド200とシリンダブロック300との対向面からはみ出して、チェーンカバー400とシリンダヘッド200及びシリンダブロック300との対向面を押し広げてしまい、チェーンカバーガスケット102によっては密封しきれない隙間を形成してしまうこともある。
そこで、例えば、特許文献1、2等においては、図7(a)に示すように、液状のシール材103をシリンダヘッドガスケット101の端面に塗布し、硬化したシール材103によってシリンダヘッドガスケット101の端面とチェーンカバーガスケット102との間の隙間を埋める技術が記載されている。
しかし、このように隙間充填材として一般的に使用される液状のシール材103は、チェーンカバー400を組付ける前に、時間をかけて十分に乾燥させる必要がある。したがって、十分な乾燥時間を確保できないような場合には、チェーンカバーガスケット102の反力によって液状のシール材103が押し分けられてしまい、シール材103の反力が
不足して密封性能を確保できずに、漏れ等の不具合を生じることがある。さらに、シリンダヘッドガスケット101及びチェーンカバーガスケット102との密着が不十分となるため、図7(b)に示すように、エンジン作動時にエンジン内部側から受ける圧力によって、シール材103が外部側に流出するおそれがある。ここで、図7は、図6のXX断面に対応する図であって、(a)はシール材が適正に充填されている状態、(b)は不具合が生じた状態をそれぞれ示している。
また、シール材103の硬度が低い(柔らかい)場合には、エンジン作動時にチェーンカバー400とシール材103との間のシール面(境界面)から燃焼ガス等が吹き抜けるおそれがある。
この他、例えば、特許文献3等には、チェーンカバーに液状シール材を溜めるための凹部を形成する技術が記載されている。しかし、凹部を形成するための溝加工が必要となるため、製作コストの増大を招くことになる。
また、例えば、特許文献4、5等には、シリンダヘッドガスケットの端縁部に弾性部材を設ける技術が記載されている。通常、シリンダヘッドとシリンダブロック間は、金属製のシリンダヘッドガスケットのビードのみで密封するところ、シリンダヘッドガスケットの端縁部に弾性部材を設ける構成では、シリンダヘッドとシリンダブロック間を金属製のビードと弾性部材とでシールすることになる。そのため、ビードのみの場合と比べてガスケット全体のシール面圧が低下することになる。したがって、適正なシール面圧を発生させるためには、弾性部材の弾性による圧縮力・反力をも考慮したビード形状を採用しなければならず、ビード設計が複雑になってしまう。
その他、関連する技術としては、特許文献6〜8等に記載されたものがある。
特開2000−073859号公報 特開平11−336902号公報 特開平11−336907号公報 実開平02−147847号公報 特開平07−133870号公報 実公平05−023791号公報 特開2002−257241号公報 特開平07−133870号公報
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、簡易な構成により適正な密封性能を発揮することができる密封装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明における密封装置は、
互いに結合される3部材間の隙間を密封する密封装置であって、
第1部材と第2部材との連結部分において、互いに対向する前記第1部材の第1面と前記第2部材の第2面との間に挟まれる第1ガスケットと、
前記第1部材及び前記第2部材と第3部材との連結部分において、前記第1部材と第2部材との連結部分を挟んで同一平面上に隣り合う前記第1面及び前記第2面に垂直な面であって、前記第1面に隣接する前記第1部材の第3面及び前記第2面に隣接する前記第2部材の第4面と、これらの面に対向する前記第3部材の第5面との間に挟まれる第2ガスケットと、
前記第1ガスケットと前記第2ガスケットとの間の隙間に充填される液状のシール部材と、を備え、
前記第1ガスケットに、前記第1ガスケットの表面よりも突出して設けられるとともに前記第1ガスケットの前記第2ガスケットに対向する端面で終端し、前記第1部材と前記第2部材とによって圧縮されるビード部を設けた密封装置において、
前記ビード部が圧縮された状態において前記ビード部の終端面及び前記端面において該終端面に隣接する領域を前記ビード部の圧縮方向に沿って切り欠かいたような形状に形成される凹部を設け、
前記シール部材に、前記シール部材の一部が前記凹部に充填されることで形成される凸部を設けたことを特徴とする。
これにより、凸部が設けられる分だけシール部材の厚みを確保することができるので、第1ガスケット及び第2ガスケットに対する反力を高めて適切な密封性能の発揮を図ることができる。
また、シール部材の凸部が第1ガスケットの凹部によって係止されることにより、シール部材が第1ガスケット及び第2ガスケットに対して位置ずれを生じることが抑制される。
さらに、例えば、シール部材が長期間の使用によってヘタリを生じることによって、第1ガスケット及び第2ガスケットに対する密着性が低下したような場合でも、凹部と凸部の凹凸嵌合により、シール部材と第1ガスケット及び第2ガスケットとの間に密着状態を形成することができ、密封状態の維持を図ることができる。
したがって、第1ガスケットと第2ガスケットとの間に充填されるシール部材の密着性のばらつきを低減し、安定した密封性能の確保を図ることができる。また、密封性能の長期的な維持を図ることができる。
前記シール部材は、前記3部材間の各対向面に対して平行な方向において、前記シール部材を挟んだ一方の密封領域が他方の密封領域に対して高圧となる領域であり、
前記凹部は、一方の密封領域から他方の密封領域に向かうにしたがって、前記第2ガスケットの表面との間隔が徐々に狭くなる面を有するとよい。
これにより、いわゆる自己シール機能を発揮することができる。すなわち、シール部材の凸部が、一方の密封領域側からの圧力によって凹部と第2ガスケットとの間に形成される狭い空間に押し込まれることにより、第1ガスケット及び第2ガスケットに対する密着性の大小にかかわらず、第1ガスケットと第2ガスケットとの間の隙間を好適に密封することができる。
以上説明したように、本発明により、簡易な構成により適正な密封性能を発揮することができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図5を参照して、本発明の実施例に係る密封装置について説明する。図1は、本実施例に係る密封装置の模式的断面図である。図2は、3部材と密封装置の構成を説明するための模式的分解図である。図3は、本実施例に係る密封装置のシリンダヘッドガスケットの構成を説明する模式図であって、(a)はシリンダヘッドガスケットの平面図、(b)は(a)のB部拡大図、(c)は(a)のB部斜視図である。図4は、図1のAA断面であり、(a)は無圧時の状態、(b)は加圧時の状態をそれぞれ示している。図5は、本実施例の変形例を示す模式図である。
図1及び図2に示すように、密封装置1は、自動車用エンジン等のエンジンにおいて、第1部材としてのシリンダヘッド20と、第2部材としてのシリンダブロック30と、第3部材としてのチェーンカバー40と、の間に形成される隙間を密封するためのものである。
密封装置1は、第1ガスケットとしての金属製のシリンダヘッドガスケット10と、第2ガスケットとしての弾性部材からなるチェーンカバーガスケット11と、第1ガスケットと第2ガスケットとの間の隙間を密封するための液状のシール部材12とを備えている。
図に示すように、シリンダヘッド20とシリンダブロック30とチェーンカバー40との間には、シリンダヘッド20とシリンダブロック30との間において面が重なる部分と、チェーンカバー40とシリンダヘッド20との間において面が重なる部分と、チェーンカバー40とシリンダブロック30との間において面が重なる部分と、の3つの面重なり部が隣接して形成される。
シリンダヘッドガスケット10は、シリンダヘッド20とシリンダブロック30との面重なり部、すなわち、シリンダヘッド20とシリンダブロック30との対向面である、シリンダヘッド20の端面20aと、シリンダブロック30の端面30aとの間に挟み込まれる。シリンダ内部にはシリンダヘッド20とシリンダブロック30との対向面を介して燃焼室や冷却液及び潤滑油の通路が設けられており、シリンダヘッドガスケット10は、これら燃焼室や冷却液及び潤滑油の通路とシリンダ外部との間を密封する。
シリンダヘッドガスケット10には、チェーンカバー40がシリンダヘッド20及びシリンダブロック30の側面との間に形成する密封領域(I)に隣接する縁部10aに沿って、シリンダヘッドガスケット10の表面から突出した形状を有するビード部10bが設けられている。ビード部10bは、シリンダヘッドガスケット10においてチェーンカバーガスケット11の側面11aに対向する端面10cで終端している。このビード部10bがシリンダヘッド20とシリンダブロック30とに圧縮されることにより、密封領域(I)と、シリンダヘッド20とシリンダブロック30の対向面及び外部(O)と、の間が密封される。
その他、シリンダヘッドガスケット10には、説明は省略するが、燃焼室や冷却液及び潤滑油の通路に対応した種々の孔が複数設けられている。また、図示は省略しているが、これらの孔の周りにもビード部が設けられている。
また、シリンダヘッドガスケット10の端面10cには、凹部としての切り欠き部10dが設けられている。切り欠き部10dは、端面10cをビード部10bの圧縮方向に切り欠いたような形状に設けられている。切り欠き部10dが設けられる範囲は、端面10cのうちビード部10bの終端面が隣接して設けられている領域、すなわち、ビート部10bの終端面及び端面10cにおいて該終端面に隣接する領域の範囲内であり、ビード部10bからはみ出さないように形成される。
切り欠き部10dの形状は、ビード部10bの圧縮方向にみた場合に略楔状となっており、ビード部10bの中央部が最も深く切り欠かれたように形成されている。したがって、端面10cとチェーンカバーガスケット11の側面11aとの間には、ビード部10bの圧縮方向(シリンダヘッド20とシリンダブロック30の連結方向)に延びる略三角柱状の空間が形成されることになる。この空間は、隙間中央部に対して、密封領域(I)側に近いほど、また、外部(O)側に近いほど、徐々に狭くなる形状となっている。この形状は、シリンダヘッド20とシリンダブロック30に圧縮された状態においても維持されるようになっている。
チェーンカバーガスケット11は、チェーンカバー40とシリンダヘッド20との間の面重なり部及びチェーンカバー40とシリンダブロック30との間の面重なり部、すなわち、チェーンカバー40とシリンダヘッド20及びシリンダブロック30との対向面である、チェーンカバー40の取付面40aと、シリンダヘッド20側面の取付面20b及びシリンダブロック30側面の取付面30bとの間に挟み込まれる一対のガスケット部材である。密封領域(I)は、クランク軸の回転をカム軸に伝達するチェーンやギヤ等を収容するための空間であり、反密封領域である外部(O)に対して高圧となる。チェーンカバーガスケット11は、この空間を外部(O)に対して密封する。
なお、本実施例では、チェーンカバーガスケット11として、弾性部材からなるラバーガスケットを用いているが、これに限られるものではなく、例えば、液状のガスケットであってもよい。
シール部材12は、シリンダヘッドガスケット10においてチェーンカバーガスケット11に対向する端面10cと、チェーンカバーガスケット11の側面11aとの間の隙間に充填硬化される。シール部材12の一部は、シリンダヘッドガスケット10の切り欠き部10dにも充填硬化され、凸部12aが形成される。
このように、凸部12aが形成される分だけ、シール部材12の厚みを確保することができる。したがって、シリンダヘッドガスケット10及びチェーンカバーガスケット11に対するシール部材12の反力を高めることができ、シール部材12による適切な密封性能の発揮を図ることができる。
また、シール部材12が、シリンダヘッドガスケット10の加工精度や、シリンダヘッドガスケット10がシリンダヘッド20とシリンダブロック30に組み込まれた際の位置のバラつきによる影響等から、十分な厚みを確保できなかったり、硬化時に収縮を生じたり、あるいは長期間の使用によってヘタリを生じると、第1ガスケット及び第2ガスケットに対する密着性が十分でなかったり、あるいは低下してしまう場合が生じる。しかし、凸部12aと切り欠き部10dによる凹凸嵌合によって、すなわち、凸部12aが、チェーンケース内部からの圧力によって外部側に押し込まれることで切り欠き部10dに密着することにより、シリンダヘッドガスケット10とチェーンカバーガスケット11との隙間を密封することができる。
さらに、凸部12aが切り欠き部10dに係止されることによって、シール部材12がシリンダヘッドガスケット10及びチェーンカバーガスケット11に対して位置ずれを生じることが抑制される。
したがって、シリンダヘッドガスケット10とチェーンカバーガスケット11との間に充填硬化されるシール部材12の密着性のばらつきを低減し、安定した密封性能の確保を図ることができる。また、密封性能の長期的な維持を図ることができる。
また、切り欠き部10dによって形成される空間が、密封領域(I)側から外部(O)側に向かうにつれて徐々に狭くなっているので、シール部材12は、いわゆる自己シール機能を発揮することができる。すなわち、シール部材12は、凸部12aが、密封領域(I)側からの圧力によってシリンダヘッドガスケット10とチェーンカバーガスケット11との間に形成される狭い空間に押し込まれることで、シール部材12がヘタリ等を生じていてもシリンダヘッドガスケット10及びチェーンカバーガスケット11に対して密着することができ、シリンダヘッドガスケット10とチェーンカバーガスケット11との間の隙間を好適に密封することができる。
したがって、本実施例によれば、シリンダヘッドガスケットの端面に切り欠き部を設ける簡易な構成により、シール部材に適正な密封性能を発揮させることが可能となる。
なお、切り欠き部10dの形状は、密封領域側(I)から外部側(O)に向かうにしたがって、チェーンカバーガスケット11の側面11aとの間隔が徐々に狭くなる面を有するものであれが、上述のような略楔形状ものに限られるものではない。例えば、図5に示すような、略直角三角形状の切り欠き部10d´であってもよい。
また、上記実施例では、シリンダヘッドガスケットにビード部が設けられている場合を例として説明したが、ビード部の代わりにコーティング部が設けられている場合には、コーティング部からはみ出さないように切り欠き部を設けるとよい。
さらに、上記実施例では、本発明をシリンダヘッドとシリンダブロックとチェーンカバーとの間に形成される3つの隣接する面重なり部に適用した例について説明したが、本発明の適用例はこれに限られるものではなく、例えば、フロントカバー又はフライホイールハウジングとシリンダブロックとオイルパンとの間に形成される3つの隣接する面重なり部等においても好適に適用することができる。
本発明の実施例に係る密封装置の模式的断面図である。 密封構造を構成する各部材を分解して示す模式的斜視図である。 シリンダヘッドガスケットの構成を説明する図である。 図1のAA断面である。 変形例を示す模式図である。 従来技術に係る密封装置の模式的断面図である。 図6のXX断面に対応する図である。
符号の説明
1 密封装置
10 シリンダヘッドガスケット
10a 端部
10b ビード部
10c 端面
10d 切り欠き部
11 チェーンカバーガスケット
12 シール部材
20 シリンダヘッド
30 シリンダブロック
40 チェーンカバー

Claims (2)

  1. 互いに結合される3部材間の隙間を密封する密封装置であって、
    第1部材と第2部材との連結部分において、互いに対向する前記第1部材の第1面と前記第2部材の第2面との間に挟まれる第1ガスケットと、
    前記第1部材及び前記第2部材と第3部材との連結部分において、前記第1部材と第2部材との連結部分を挟んで同一平面上に隣り合う前記第1面及び前記第2面に垂直な面であって、前記第1面に隣接する前記第1部材の第3面及び前記第2面に隣接する前記第2部材の第4面と、これらの面に対向する前記第3部材の第5面との間に挟まれる第2ガスケットと、
    前記第1ガスケットと前記第2ガスケットとの間の隙間に充填される液状のシール部材と、を備え、
    前記第1ガスケットに、前記第1ガスケットの表面よりも突出して設けられるとともに前記第1ガスケットの前記第2ガスケットに対向する端面で終端し、前記第1部材と前記第2部材とによって圧縮されるビード部を設けた密封装置において、
    前記ビード部が圧縮された状態において前記ビード部の終端面及び前記端面において該終端面に隣接する領域を前記ビード部の圧縮方向に沿って切り欠かいたような形状に形成される凹部を設け、
    前記シール部材に、前記シール部材の一部が前記凹部に充填されることで形成される凸部を設けたことを特徴とする密封装置。
  2. 前記シール部材は、前記3部材間の各対向面に対して平行な方向において、前記シール部材を挟んだ一方の密封領域が他方の密封領域に対して高圧となる領域であり、
    前記凹部は、一方の密封領域から他方の密封領域に向かうにしたがって、前記第2ガスケットの表面との間隔が徐々に狭くなる面を有することを特徴とする請求項1に記載の密封装置。
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