JP4298753B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents
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Description
(1)前記給油ポンプは、前記インナーロータと、前記アウターロータと、前記アウターロータの周囲に配置したポンプシリンダと、前記インナーロータ及び前記アウターロータの反圧縮機部側のサイド面を覆うベースプレートと、前記インナーロータ及び前記アウターロータの圧縮機部側のサイド面を覆う前記カバーとからなる内接歯車型ポンプで構成されていること。
(2)前記(1)において、前記カバーは前記インナーロータの歯形部または前記アウターロータの歯形部と同一部材で一体に設けられていること。
(3)前記(1)において、前記クランクシャフトは反圧縮機部側の端部に段部を介して細径となっている給油ポンプ軸部を有し、前記インナーロータは前記給油ポンプ軸部の周囲に設置され、前記カバーは前記クランクシャフトの段部と前記インナーロータのサイド面または前記アウターロータのサイド面の少なくとも何れか一方との間に挟持されていること。
(4)前記(1)において、前記クランクシャフトは反圧縮機部側の端部に段部を介して細径となっている給油ポンプ軸部を有し、前記インナーロータは前記給油ポンプ軸部の周囲に設置され、前記カバーは、前記インナーロータ及び前記アウターロータと別部材で形成されると共に、前記クランクシャフトの段部と前記インナーロータのサイド面または前記アウターロータのサイド面の少なくとも何れか一方との間に挟持されていること。
(5)前記(1)において、前記クランクシャフトに沿って、前記圧縮機部、前記回転駆動源となるモータ及び前記給油ポンプがこの順に前記クランクシャフトに装着され、前記軸受は前記モータの圧縮機部側に配置した主軸受と前記モータの反圧縮機部側に配置した副軸受とを備え、前記副軸受と前記給油ポンプは隣接して配置され、前記副軸受は軸受ブッシュとそれを保持する軸受ホルダとを備え、前記軸受ホルダと前記ポンプシリンダは固定配置または一体形成されてハウジングを構成していること。
(6)前記(5)において、前記ハウジングは、前記給油ポンプと前記軸受ホルダとの間で且つ前記ハウジングの内面に形成される給油ポンプ背面空間と、前記貯油部空間と、を連通する連通路を備えていること。
(7)前記(6)において、前記連通路は給油ポンプ背面空間側の開口より貯油部空間側の開口を低い位置に設けたこと。
(8)前記(5)において、前記クランクシャフトは、前記給油ポンプと軸受ホルダとの間で且つ前記ハウジングの内面に形成される給油ポンプ背面空間と、前記給油穴と、を連通する背圧導入路を設けたこと。
(9)前記カバー、前記インナーロータ及び前記アウターロータのスラスト力を受ける少なくとも一つの面になじみ皮膜を形成したこと。
(10)前記背圧室の圧力を吸込み圧力よりも概略一定の値だけ高くする背圧制御手段を設けたこと。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態のスクロール圧縮機を図1から図11を用いて説明する。
ΔP(背圧)×(クランクシャフト主軸部断面積)>
(噛合う両ロータ底面の吸込み圧力以上の圧力による力) … (式2)
この場合、付勢力は次の(式3)となる。
(噛合う両ロータ底面の吸込み圧力以上の圧力による力) … (式3)
ここで、噛合う両ロータ底面の吸込み圧力以上の圧力による力は、次の(式4)となる。
ΣΔP(p)×(圧力p領域面積) … (式4)
付勢力を求めるには、上記した如く、(式4)の計算が必要となるが、これを厳密に計算するには、両ロータ底面の圧力分布の見積もり及びその見積もり値を用いた積分計算が必要となり、極めて面倒である。
=ΣΔP(p)×(圧力p領域面積)
=ΔP(背圧)×(背圧領域面積)+ΔP(吸込み圧力)×(吸込み圧力領域面積)
=ΔP(背圧)×(背圧領域面積)
(∵ΔP(吸込み圧力)=0) … (式4’)
この(式4’)を(式2)及び(式3)に代入して、目的とする付勢判定式と付勢力計算式が導出される。
付勢力=ΔP(背圧)×{(クランクシャフト主軸部断面積)−
(両ロータ底面の背圧領域面積)} …(式3’)
本実施形態の付勢判定を、(式2’)により行う。両ロータ底面の背圧領域は、図11で示す領域(これは、図8の細かいクロスハッチング部と粗いクロスハッチング部を合わせた領域)である。この領域の面積は、クランクシャフト主軸部断面積よりも小さくなることが計算より分かる。よって、インナーロータ30aはアウターロータ30bに付勢し、両ロータ30a、30bのサイドクリアランスを低減する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態のスクロール圧縮機について図12を用いて説明する。図12は本発明の第2実施形態のスクロール圧縮機における給油ポンプ部の断面図(図1のM部に対応する図)である。この第2実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態のスクロール圧縮機について図13を用いて説明する。図13は本発明の第3実施形態のスクロール圧縮機における給油ポンプ部の断面図(図1のM部に対応する図)である。この第3実施形態は、次に述べる点で第2実施形態と相違するものであり、その他の点については第2実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態のスクロール圧縮機について図14を用いて説明する。図14は本発明の第4実施形態のスクロール圧縮機における給油ポンプ部の断面図(図1のM部に対応する図)である。この第4実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態のスクロール圧縮機について図15及び図16を用いて説明する。図15は本発明の第5実施形態のスクロール圧縮機における給油ポンプ部のインナーロータ組立て斜視図、図16は図15のインナーロータ平面図である。この第5実施形態は、次に述べる点で第1から第4実施形態と相違するものであり、その他の点については第1から第4実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態のスクロール圧縮機について図17を用いて説明する。図17は本発明の第6実施形態のスクロール圧縮機における給油ポンプ部のインナーロータ組立て斜視図である。この第6実施形態は、次に述べる点で第5実施形態と相違するものであり、その他の点については第5実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態のスクロール圧縮機について図18を用いて説明する。図18は本発明の第7実施形態のスクロール圧縮機における給油ポンプ部のインナーロータ組立て斜視図である。この第7実施形態は、次に述べる点で第5実施形態と相違するものであり、その他の点については第5実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態のスクロール圧縮機について図19を用いて説明する。図19は本発明の第8実施形態のスクロール圧縮機における給油ポンプ部の要部拡大図である。この第8実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。
(第9実施形態)
次に、本発明の第9実施形態のスクロール圧縮機について図20から図22を用いて説明する。図20は本発明の第9実施形態のスクロール圧縮機における給油ポンプ部に用いるインナーロータまたはアウターロータの縦断面図(図5の30aV面断面または図6の30bV面断面に対応する図)、図21は第9実施形態におけるインナーロータまたはアウターロータの横断面図(図5の30aH面断面または図6の30bH面断面に対応する図)、図22は図20及び図21のインナーロータ及びアウターロータを給油ポンプに組み込んだ状態の縦断面図である。この第9実施形態は、次に述べる点で第1から第8実施形態と相違するものであり、その他の点については第1から第8実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。
(第10実施形態)
次に、本発明の第10実施形態のスクロール圧縮機について図23を用いて説明する。図23は本発明の第10実施形態のスクロール圧縮機における給油ポンプのベースプレートの平面図である。この第10実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。
(第11実施形態)
次に、本発明の第11実施形態のスクロール圧縮機について図24を用いて説明する。図24は本発明の第11実施形態のスクロール圧縮機におけるクランクシャフトの上端部付近の縦断面図(図3に対応する図)である。この第11実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。
(第12実施形態)
次に、本発明の第12実施形態のスクロール圧縮機について図25を用いて説明する。図25は本発明の第12実施形態のスクロール圧縮機における両スクロール付勢部付近における吸込室給油主要部の拡大断面図(図1のP部に相当する図)である。この第12実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。
(第13実施形態)
次に、本発明の第13実施形態のスクロール圧縮機について図26を用いて説明する。図26は本発明の第13実施形態のスクロール圧縮機における旋回スクロールの平面図である。この第13実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。
(第14実施形態)
次に、本発明の第14実施形態のスクロール圧縮機について図27を用いて説明する。図27は本発明の第14実施形態のスクロール圧縮機における給油ポンプ部の縦断面図(図1のM部に相当する図)である。この第14実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。
Claims (11)
- 作動流体を圧縮する圧縮機部と、前記圧縮機部を駆動するクランクシャフトと、前記クランクシャフトを軸支する軸受と、インナーロータ及びアウターロータを有して油を前記軸受へ給油する給油ポンプと、前記圧縮機部、前記クランクシャフト及び前記給油ポンプを収納したケーシングとを備え、
前記ケーシングは、内部空間を吸込み圧力にすると共に、当該内部空間に油を貯留する貯油部を設け、
前記圧縮機部は、鏡板とそれに立設する渦巻体とを有する固定スクロールと、鏡板とそれに立設する渦巻体とを有する旋回スクロールと、前記両スクロールを噛み合わせて形成され容積が縮小することにより作動流体を圧縮する圧縮室と、前記旋回スクロールの背面に設けられ吸込み圧力より高く吐出圧力より低い中間圧力空間となる背圧室とを備え、
前記クランクシャフトは、回転駆動源により回転駆動されて前記旋回スクロールを旋回駆動すると共に、前記軸受への給油通路となる給油穴を備え、
給油ポンプは、前記貯油部の油を昇圧して前記クランクシャフトの給油穴及び前記軸受を通して前記背圧室に供給するように前記クランクシャフトの反旋回スクロール側の端部に設けたスクロール圧縮機において、
前記給油ポンプは、前記インナーロータ及び前記アウターロータのサイド面を覆うカバーを、前記クランクシャフトのスラスト力により前記インナーロータのサイド面または前記アウターロータのサイド面の少なくとも何れか一方に付勢するように設けた
ことを特徴とする、スクロール圧縮機。 - 請求項1において、前記給油ポンプは、前記インナーロータと、前記アウターロータと、前記アウターロータの周囲に配置したポンプシリンダと、前記インナーロータ及び前記アウターロータの反圧縮機部側のサイド面を覆うベースプレートと、前記インナーロータ及び前記アウターロータの圧縮機部側のサイド面を覆う前記カバーとからなる内接歯車型ポンプで構成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項2において、前記カバーは前記インナーロータの歯形部または前記アウターロータの歯形部と同一部材で一体に設けられていることを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項2において、前記クランクシャフトは反圧縮機部側の端部に段部を介して細径となっている給油ポンプ軸部を有し、前記インナーロータは前記給油ポンプ軸部の周囲に設置され、前記カバーは前記クランクシャフトの段部と前記インナーロータのサイド面または前記アウターロータのサイド面の少なくとも何れか一方との間に挟持されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項2において、前記クランクシャフトは反圧縮機部側の端部に段部を介して細径となっている給油ポンプ軸部を有し、前記インナーロータは前記給油ポンプ軸部の周囲に設置され、前記カバーは、前記インナーロータ及び前記アウターロータと別部材で形成されると共に、前記クランクシャフトの段部と前記インナーロータのサイド面または前記アウターロータのサイド面の少なくとも何れか一方との間に挟持されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項2において、前記クランクシャフトに沿って、前記圧縮機部、前記回転駆動源となるモータ及び前記給油ポンプがこの順に前記クランクシャフトに装着され、前記軸受は前記モータの圧縮機部側に配置した主軸受と前記モータの反圧縮機部側に配置した副軸受とを備え、前記副軸受と前記給油ポンプは隣接して配置され、前記副軸受は軸受ブッシュとそれを保持する軸受ホルダとを備え、前記軸受ホルダと前記ポンプシリンダは固定配置または一体形成されてハウジングを構成していることを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項6において、前記ハウジングは、前記給油ポンプと前記軸受ホルダとの間で且つ前記ハウジングの内面に形成される給油ポンプ背面空間と、前記貯油部空間と、を連通する連通路を備えていることを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項7において、前記連通路は給油ポンプ背面空間側の開口より貯油部空間側の開口を低い位置に設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項6において、前記クランクシャフトは、前記給油ポンプと軸受ホルダとの間で且つ前記ハウジングの内面に形成される給油ポンプ背面空間と、前記給油穴と、を連通する背圧導入路を設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項1において、前記カバー、前記インナーロータ及び前記アウターロータのスラスト力を受ける少なくとも一つの面になじみ皮膜を形成したことを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項1において、前記背圧室の圧力を吸込み圧力よりも概略一定の値だけ高くする背圧制御手段を設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。
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