JP4294789B2 - ピストンピンクリップ嵌入装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピストンピン挿入孔に挿着されたピストンピンの抜け止め用のピストンピンクリップを、ピストンピン挿入孔に形成されたクリップ溝に嵌入するピストンピンクリップ嵌入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平7−68432号公報に示されるピストンピンクリップ嵌入装置が知られている。この種のピストンピンクリップ嵌入装置は、ピストン本体に形成されたピストンピン挿入孔に中空のピストンピンが挿着された後に、ピストンピン挿入孔の一端開口からピストンピンを貫通して該ピストンピン挿入孔の他端開口に先端部を突出させる受け軸を備えている。該ピストンピン挿入孔の他端開口から突出した受け軸の先端部にはピストンピンクリップが保持される。
【0003】
該ピストンピン挿入孔の他端開口側には、受け軸の先端部に保持されたピストンピンクリップを該受け軸に沿ってピストンピン挿入孔の内部に向かって押圧する筒状のプッシャが設けられている。該プッシャは、その先端にピストンピンクリップを当接して該ピストンピンクリップを受け軸に沿って押圧移動させ、ピストンピン挿入孔の内面に形成されたクリップ溝に該ピストンピンクリップを嵌入する。
【0004】
しかし、このような構成のピストンピンクリップ嵌入装置によると、前記受け軸には、該受け軸をピストンピン挿入孔の一端側から貫通後退させる駆動装置を設け、前記プッシャには、該プッシャをピストンピン挿入孔の他端側に向かって進退させる他の駆動装置を設けなければならず、装置構成が複雑となる不都合がある。
【0005】
また、上述のピストンピンクリップ嵌入装置は、前記受け軸によってピストンピンクリップを案内する構成であるために、プッシャによるピストンピンクリップの嵌入前と嵌入後との夫々に前記受け軸のピストンピン挿入孔への抜き差しを行わなければならず、このような受け軸を作動させる時間が必要なぶん作業効率が低下する不都合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
かかる不都合を解消して、本発明は、比較的コンパクトに構成することができると共に、ピストンピンクリップの嵌入作業を迅速に行うことができるピストンピンクリップ嵌入装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、ピストンのピストンピン挿入孔の内壁に形成された環状のクリップ溝に、略C字状のピストンピンクリップを嵌入するピストンピンクリップ嵌入装置であって、前記ピストンピン挿入孔に接続して前記ピストンピンクリップを前記クリップ溝に向かって案内する案内部を備えるガイド手段と、該ガイド手段の案内部に沿って前記ピストンピン挿入孔のクリップ溝に向かって前記ピストンピンクリップを押圧する押圧手段とを備え、前記ガイド手段の案内部は、前記ピストンピンクリップを始端の大径部から終端の小径部に亘って案内しつつ、該小径部において前記ピストンピンクリップを前記ピストンピン挿入孔に挿入可能に縮径するテーパ孔状の第1案内部と、該第1案内部の小径部に連続して前記ピストンピン挿入孔に向かって延出する円孔状の第2案内部とを備え、前記第1案内部は、その全長に亘って該第1案内部の軸線と平行に刻設されて小径部側に終端壁が形成された溝部を備え、前記押圧手段は、前記第1案内部の溝部に摺動自在に係合する延出部を有して該延出部が該溝部に沿って第1案内部の軸線方向に摺動することにより該第1案内部の大径部から小径部に亘って前記ピストンピンクリップを押圧し、該延出部の前記溝部の終端壁への当接によりピストンピンクリップの押圧を停止する第1押圧部材と、該第1押圧部材の延出部による押圧が停止して小径部に至ったピストンピンクリップを第2案内部を経てクリップ溝に嵌入されるまで押圧する第2押圧部材とを備え、前記第1押圧部の延出部は、その先端部には内方に突出する凸部が形成され、前記第2押圧部材は、前記凸部が摺動自在に係合される案内溝が該第2押圧部材の先端外周に、その軸線と平行に刻設されていることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、先ず、ピストンピン挿入孔に前記ガイド手段の案内部を接続する。該案内部は前記第1案内部と前記第2案内部とを備えており、該第1案内部の始端の大径部には、予めピストンピンクリップを載置しておく。
【0009】
次いで、前記押圧手段により、前記第1案内部及び前記第2案内部に沿ってピストンピンクリップを前記クリップ溝に向かって押圧する。該押圧手段は、前記第1押圧部材と前記第2押圧部材とを備えている。前記第1押圧部材の押圧によりピストンピンクリップが前記第1案内部の大径部から小径部に向かって押圧されて弾発的に縮径される。縮径された状態のピストンピンクリップは前記第2押圧部材の押圧により前記第2案内部に沿って押圧される。縮径された状態のピストンピンクリップは前記第2案内部の規制により縮径された状態が維持されてクリップ溝に至る。該クリップ溝においては、ピストンピンクリップが弾発的に拡径して該クリップ溝に嵌合される。
【0010】
このように、本発明によれば、ピストンピン挿入孔に接続された前記ガイド手段の案内部に沿って、前記押圧手段によりピストンピンクリップをクリップ溝に向かって押圧するといった一挙動で、クリップ溝へのピストンピンクリップの嵌入が行われるので、ピストンピンクリップの嵌入作業が迅速に行え作業効率を向上することができる。
【0011】
更に、本発明によれば、テーパ孔状の前記第1案内部によってピストンピンクリップを確実に縮径した状態でピストンピン挿入孔に押入することができるので、クリップ溝へのピストンピンクリップの嵌入を円滑に且つ確実に行うことができる。
【0012】
そして、前記溝部は、前記第1案内部がテーパ状に次第に縮径される傾斜形状であるのに対して、該第1案内部の軸線と平行、即ち直線状に設けられている。前記第1押圧部材は、該溝部に沿って摺動することにより、第1案内部の軸線に沿ってピストンピンクリップを押圧する。一方、ピストンピンクリップは、テーパ孔状の第1案内部によって次第に縮径方向に案内されながら、前記第1押圧部材によって押圧される。
【0014】
また、本発明において、前記ガイド手段の第2案内部は、前記ピストンピン挿入孔に接続した際に、該ピストンピン挿入孔の開口端から前記クリップ溝に亘って挿入される挿入部を備えることを特徴とする。
【0015】
該挿入部を設けたことにより、前記第2案内部に案内されたピストンピンクリップを、前記クリップ溝に至るまでピン挿入孔の内面に接触させることなく嵌入することができる。これにより、縮径された状態で案内されるピストンピンクリップが、ピストンピン挿入孔の内面に弾発的に接触することによるピストンピン挿入孔の内面の傷つき等を確実に防止することができる。
【0016】
更に、前記第2押圧部材は前記第1押圧部材と同心に設けられ、該第1押圧部材が第1案内部の終端の小径部に至った後に該第1押圧部材の先端から突出する。そして、ピストンピンクリップは該第1押圧部材の先端から突出した第2押圧部材によって前記第2案内部に沿って押圧される。
【0017】
このように、本発明によれば、ピストンピンクリップをテーパ孔状の第1案内部に沿って案内させつつ押圧する際に、前記第1押圧部材の移動方向を第1案内部の軸線に沿った直線方向とすることができ、更に、前記第2押圧部材の進出方向も前記第1押圧部材の移動方向と同一方向とされるので、第1押圧部材と第2押圧部材とを駆動させるための装置構成を簡単として比較的コンパクトに形成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の装置構成を要部を断面視して示す説明図、図2は図1の装置においてピストンピンクリップの嵌入時の状態を示す説明図、図3はガイド手段の平面図、図4は図1のIV−IV線断面図、図5は本実施形態の要部の作動を示す説明図、図6は図5に続く要部の作動を示す説明図である。
【0019】
本実施形態のピストンピンクリップ嵌入装置1は、図1及び図2に示すように、ピストン2を位置決めして載置する載置部3と、該載置部3に隣接して上下方向に延設されたレール4とを備えている。該レール4には、第1昇降フレーム5と第2昇降フレーム6とが摺動自在に設けられている。第1昇降フレーム5は、レール4に沿って摺動自在の摺動部材7と、該摺動部材7をレール4に沿って昇降するシリンダ8とを備え、前記摺動部材7から前記ピストン2の上方位置に延びる支持部材9を介して後述する押圧手段10を支持している。また、第2昇降フレーム6は、レール4に沿って摺動自在の摺動部材11と、該摺動部材11をレール4に沿って上昇方向に付勢するバネ部材12と、該摺動部材11の上昇を所定の位置に規制するストッパ13とを備え、前記摺動部材11から前記ピストン2の上方位置に延びる支持部材14を介してガイド手段15を支持している。
【0020】
該ガイド手段15は、図1に示すように、前記載置部3に載置されたピストン2のピストンピン挿入孔16に接続される円孔状の案内部17と、該案内部17の上端から外方に張り出した平坦部18とを備えている。
【0021】
該案内部17は、図1及び図3に示すように、下方に向かって次第に縮径するテーパ孔状の第1案内部19と、該第1案内部19の下方に一定の内径で延びる円孔状の第2案内部20と、図6(a)に拡大して示すように、ピストンピン挿入孔16の開口端部からクリップ溝21にかけて、ピストンピン挿入孔16に挿入される挿入部22とを備えている。
【0022】
図1及び図3に示すように、第1案内部19は、大径部23がピストンピンクリップ24を載置できる内径に形成されており、小径部25がピストンピンクリップ24をピストンピン挿入孔16に挿入可能な外径に縮径させる内径に形成されている。また、前記第2案内部20の内径は、第1案内部19の終端(小径部25)の内径と同径に形成されている。前記挿入部22は、ピストンピン挿入孔16に対応する外径を有し且つ内径は第2案内部20に連続して該第2案内部20の内径と同径に形成されている。
【0023】
更に、該案内部17は、図1及び図3に示すように、第1案内部19の全長に亘って上下方向に形成された複数(本実施形態においては3つ)の溝部26を備えている。該溝部26は第1案内部19の軸線に平行して溝底部が直線的に上下方向に延びているが、このために、テーパ孔状の第1案内部19の内面の位置と相対的には、第1案内部19の大径部23から小径部25にかけて次第に深さが増加するように設けられている。
【0024】
前記押圧手段10は、図1に示すように、前記第1昇降フレーム5の支持部材9の下方に延設された案内ロッド27と、該案内ロッド27に摺動自在に支持された外筒部材28とを備えている。外筒部材28は、第1押圧部材29を同心に摺動自在に支持しており、該第1押圧部材29は、第2押圧部材30を同心に摺動自在に支持している。外筒部材28は、その上端部に設けられた第1バネ部材31によって下方に付勢されている。第2押圧部材30は、第1押圧部材29の上端部を摺動自在に貫通して上方に延びる摺動ロッド32を介して該第1押圧部材29に支持されており、第1押圧部材29の上端部に設けられた第2バネ部材33によって上方に付勢されている。該摺動ロッド32の上端と前記案内ロッド27の下端とは、前記第1バネ部材31の付勢により所定間隔を存して対向しており、図2に示すように、前記第1バネ部材31の付勢に対抗して外筒部材28が上昇されたときには、前記案内ロッド27の下端が、摺動ロッド32の上端を下方に押圧する。これにより、詳しくは後述するが、第2押圧部材30の下端部が第1押圧部材29の下方に進出される。
【0025】
また、図1に示すように、第1押圧部材29は、その上端部に設けられた第3バネ部材34によって下方に付勢されている。該第3バネ部材34は、図2に示すように、外筒部材28が前記ガイド手段15の平坦部18に当接した際の衝撃を緩和するために設けられている。
【0026】
前記第1押圧部材29は、図1に示すように、外筒部材28の下端側に延出する延出部35を備えている。該延出部35は、その先端によりピストンピンクリップ24を下方に押圧するものであり、図2に示すように、押圧手段10が下降されたときには前記ガイド手段15の溝部26に摺動自在に係合する。また、図4に示すように、該延出部35の先端部には内方に突出する凸部36が形成されており、該凸部36は前記第2押圧部材30の下端部外周に上下方向に刻設された案内溝37に摺動自在に係合している。
【0027】
次に、以上のように構成されたピストンピンクリップ嵌入装置1の作動を説明する。先ず、図1に示すように、ピストン2を載置部3に載置し、ガイド手段15の第1案内部19の大径部23にピストンピンクリップ24を載置する。このとき、図3に示すように、ピストンピンクリップ24の開口部分(不連続の部分)が溝部26から避けるように該ピストンピンクリップ24を載置する。次いで、シリンダ8の駆動によって前記第1昇降フレーム5を下降させ、押圧手段10を下降させる。前記ガイド手段15は、押圧手段10の下降途中で該押圧手段10に押圧され、該押圧手段10と一体に下降して、図2に示すように、ピストン2のピストンピン挿入孔16に接続される。一方、ピストンピンクリップ24は、前記ガイド手段15と押圧手段10とが一体に下降される際に案内部17に挿入された前記第1押圧部材29及び第2押圧部材30により下方に押圧され、前記ガイド手段15がピストンピン挿入孔16に接続された後にクリップ溝21に嵌入される。
【0028】
押圧手段10によるピストンピンクリップ24の嵌入工程を更に詳しく説明すれば、先ず、図5(a)に示すように、ガイド手段15の第1案内部19に第1押圧部材29及び第2押圧部材30が挿入される。このとき、第1案内部19の溝部に沿って第1押圧部材29の延出部35が下降され、該延出部35の先端によってピストンピンクリップ24が押圧される。これにより、該ピストンピンクリップ24はテーパ孔状の第1案内部19に案内され、次第に縮径しつつ下方に移動する。
【0029】
次いで、図5(b)に示すように、押圧手段10の外筒部材28の下端がガイド手段15の平坦部18に当接して該ガイド手段15が押圧手段10の下降に追従する。同時に第1押圧部材29の延出部35が、溝部26の終端(下端)に当接する。このとき第1押圧部材29の延出部35によって押圧されていたピストンピンクリップ24は、第1案内部19の小径部25を経て第2案内部20に移動する。
【0030】
そして、押圧手段10と共に下降したガイド手段15は、図6(a)に示すように、該ガイド手段15の挿入部22がピストンピン挿入孔16に挿入されて下降が規制される。ここで更に前記第1昇降フレーム5の下降が続けられると、図2に示すように、外筒部材28が第1バネ部材31の付勢に対抗して支持部材9に接近し、相対的に案内ロッド27が下方に突出して第2押圧部材30を下方に押圧する。
【0031】
これにより、図6(a)に示すように、第2押圧部材30が進出して第2案内部20に挿入され、該第2案内部20のピストンピンクリップ24は弾発的に縮径された状態で第2押圧部材30により押圧されて第2案内部20に沿って下方に移動する。 そして更に前記第1昇降フレーム5の下降が続けられると、第2押圧部材30は、第2案内部20を経て前記挿入部22に沿ってピストンピンクリップ24を押圧する。その後、挿入部22の下端に至ったピストンピンクリップ24は、挿入部22から脱出して弾発的に拡径し、クリップ溝21に嵌入される。
【0032】
以上のように、本実施形態のピストンピンクリップ嵌入装置1によれば、前記シリンダ8の駆動によって押圧手段10を下降させることにより、一挙動でピストンピンクリップ24の嵌入が行われるので、迅速且つ確実なピストンピンクリップ24の嵌入を行うことができる。しかも、前記ガイド手段15の挿入部22を設けたことによって、ピストンピンクリップ24がピストンピン挿入孔16の内面に接触することなくクリップ溝21に嵌入されるので、ピストンピン挿入孔16の内面を傷つけることなくピストンピンクリップ24の嵌入を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の装置構成を要部を断面視して示す説明図。
【図2】図1の装置においてピストンピンクリップの嵌入時の状態を示す説明図。
【図3】ガイド手段の平面図。
【図4】図1のIV−IV線断面図。
【図5】本実施形態の要部の作動を示す説明図。
【図6】図5に続く要部の作動を示す説明図。
【符号の説明】
1…ピストンピンクリップ嵌入装置、10…押圧手段、15…ガイド手段、16…ピストンピン挿入孔、17…案内部、19…第1案内部、20…第2案内部、21…クリップ溝、22…挿入部、23…大径部、24…ピストンピンクリップ、25…小径部、26…溝部、29…第1押圧部材、30…第2押圧部材、35…延出部、36…凸部、37…案内溝。

Claims (3)

  1. ピストンのピストンピン挿入孔の内壁に形成された環状のクリップ溝に、略C字状のピストンピンクリップを嵌入するピストンピンクリップ嵌入装置であって、
    前記ピストンピン挿入孔に接続して前記ピストンピンクリップを前記クリップ溝に向かって案内する案内部を備えるガイド手段と、該ガイド手段の案内部に沿って前記ピストンピン挿入孔のクリップ溝に向かって前記ピストンピンクリップを押圧する押圧手段とを備え、
    前記ガイド手段の案内部は、前記ピストンピンクリップを始端の大径部から終端の小径部に亘って案内しつつ、該小径部において前記ピストンピンクリップを前記ピストンピン挿入孔に挿入可能に縮径するテーパ孔状の第1案内部と、該第1案内部の小径部に連続して前記ピストンピン挿入孔に向かって延出する円孔状の第2案内部とを備え、
    前記第1案内部は、その全長に亘って該第1案内部の軸線と平行に刻設されて小径部側に終端壁が形成された溝部を備え、
    前記押圧手段は、前記第1案内部の溝部に摺動自在に係合する延出部を有して該延出部が該溝部に沿って第1案内部の軸線方向に摺動することにより該第1案内部の大径部から小径部に亘って前記ピストンピンクリップを押圧し、該延出部の前記溝部の終端壁への当接によりピストンピンクリップの押圧を停止する第1押圧部材と、該第1押圧部材の延出部による押圧が停止して小径部に至ったピストンピンクリップを第2案内部を経てクリップ溝に嵌入されるまで押圧する第2押圧部材とを備え、
    前記第1押圧部の延出部は、その先端部には内方に突出する凸部が形成され、
    前記第2押圧部材は、前記凸部が摺動自在に係合される案内溝が該第2押圧部材の先端外周に、その軸線と平行に刻設されていることを特徴とするピストンピンクリップ嵌入装置。
  2. 前記ガイド手段の第2案内部は、前記ピストンピン挿入孔に接続した際に、該ピストンピン挿入孔の開口端から前記クリップ溝に亘って挿入される挿入部を備えることを特徴とする請求項1記載のピストンピンクリップ嵌入装置。
  3. 前記押圧手段の第2押圧部材は、前記第1押圧部材と同心に進退自在に設けられており、前記第1押圧部材が小径部に至った後、該第1押圧部材の先端から突出して、前記ガイド手段の第2案内部に沿って前記ピストンピンクリップを押圧することを特徴とする請求項1又は2記載のピストンピンクリップ嵌入装置。
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