JP4294703B2 - パチンコ店におけるセキュリティ装置 - Google Patents
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Description
通常入出玉数比値計算及び通常入出玉数比異常判断、パチンコの大当り及び確率変動時を除いた通常状態における入玉カウンタ511と出玉カウンタ512の入玉数と出玉数の所定時間における数値の比(累積入玉数、累積出玉数の所定の時間のある時刻での値の差分の比)を通常入出玉数比値として計算する。所定時間として1分間をとっている。
この通常入出玉数比値は、大当り、確率変動中でない通常時は40%前後であり、出玉には多少のタイムラグがあるので10分間の間の平均値をとる。この入出玉数比値が100%(1.0)を超えた場合差玉(出玉−入玉)が増加して不正状態・異常状態と判断し、異常検出信号を発生させる。
確率変動入出玉数比値計算及び確率変動入出玉数比異常パチンコ台において確変時の入玉数と出玉数の比の入出玉数比値は概ね100%前後(80〜120%)であり、確変中は大当りの確率が高くなる。大当りが発生して次の大当りが発生するまでの確率変動時間は約5分間程度である。従って本実施例では、確率変動入出玉数比値計算部では確変中累積メモリ53の入玉カウンタ531と出玉カウンタ532とから5分間の平均の確変中の入出玉数比値(確率変動入出玉数比値)をとる。この平均の確率変動入出玉数比値が所定の設定値(実施例では200%)を超えると、不正・異常とみなし異常検出信号を発生する。
入賞なし大当り、大当り信号が入力されると、その所定の短かい時間前(実施例では3秒前)入賞信号があったか否かを各情報累積メモリ51の大当りカウンタ513と入賞カウンタ514とから判断し、入賞信号がなく大当りが発生すれば不正とみなし、異常検出信号を発生させる。これは、ほとんどのパチンコ台はスタートチャッカーに玉が入賞した時点でデジタルが回転するか、役モノが開放する。そのデジタルが揃うか、開放した役モノに玉が入ることにより大当りが発生するからである。
パチンコ遊技台の最高打ち出しは1分間に100個以内と決められており、実際に遊技される場合でも、リーチなどの遊技停止時間があるとしても平均的には1分間に80個以上は発射されている。この打出した玉数は入玉としてカウントされるので、入玉の推移を常時監視する。1分間の1分間毎集計メモリ54の入玉カウンタ541の入玉数が一定期間連続して設定値を下回った場合に(例えば5分連続で50個以下の場合など)不正止打ちとみなし異常検出信号を発する。
遊技台の種類により平均的な入賞個数は決まる。(通常の状態で打出し(入玉)100個につき入賞は最高8回程度である)しかし、スタートチャッカー付近の釘状態によっては入賞の個数にバラツキがでる。そこで一定期間入賞個数を入賞カウンタ514から平均分析する。その平均が設定値を超えた場合に異常検出信号を発する。(100個の打出し毎の入賞個数をカウントし、その10回(任意)分の平均が設定値(例えば1.5倍の12個)を超えた場合に不正とみなす。)また、バラツキの大小は遊技台の釘調整が可能となる。
遊技台の種類により大当り中の出玉2000個から2500個程度は決まる。大当り中の信号が出力されている間の出玉を大当り毎集計メモリ55の出玉カウンタ552から常時監視し、あらかじめ設定されている値(例えば2500個)を超えた場合に不正とみなし異常検出信号を発する。大当り終了から最後の玉がでるまではタイムラグがあるため遅延時間をとる。
1.30秒から2分程度固定された時間をあらかじめ設定する。
上記6項において、出玉が設定された値(例えば300個)より少ない場合にトラブルとして異常検出信号を発する。
遊技台によって確率変動中の大当り回数が定められている。以下のように確率変動中の大当り回数を確変中累積メモリ53の大当りカウンタ533から監視する事により不正を検出する。これらの異常判断部で、種々の点から玉数からの異常を判断する。
更に、これらの結果は、外部センサーの感知状態(ドア開閉,窓枠開閉,磁気感知,電波感知,ホッパー感知等の状態)を時刻とともに記憶した外部センサメモリ56の状態と照合して、その関連性(相関性)を判断して、相関性を確認できれば又は有意であれば、その結果の情報を警報装置10に送ってモニターディスプレイ10dに出力表示し、又スピーカー10aで警報音を発し、点滅警報灯を点滅させ、監視員が持っているバイブレータ10cを作動させる。
3b…出玉センサー、3c…大当りセンサー、
3d…確率変動大当りセンサー、3e…回転センサー、
3f…入賞センサー、3g…売上センサー、3h…ドアセンサー、
3i…窓枠開閉センサー、3j…電波センサー、3k…磁気センサー、
3l…止打センサー、3n…出力基板、4…情報入力部、5…メモリ部、
51…情報累積メモリ、52…大当り中累積メモリ、
53…確変中累積メモリ、54…1分間毎集計メモリ、
55…大当り毎集計メモリ、56…外部センサメモリ、
511,521,531,541,551…入玉カウンタ、
512,522,532,542,552…出玉カウンタ、
513,533,543…大当りカウンタ、
514,524,534,544,554…入賞カウンタ、
515,525,535,545,555…回転カウンタ、
516,526,536,546,556…売上カウンタ、
517,527…確変カウンタ、561…ドア開閉メモリ、
562…窓枠開閉メモリ、563…電波検出メモリ。
Claims (5)
- パチンコ店の遊技台の入玉センサーから入玉数に応じて出力される入玉信号と、前記遊技台の出玉センサーから出玉数に応じて出力される出玉信号と、前記遊技台の大当りセンサーから大当り時に出力される大当り信号と、前記遊技台の確率変動大当りセンサーから確率変動時に出力される確率変動信号とが入力される情報入力部と、
前記入玉信号の累積値とその時刻を記憶する入玉カウンタと前記出玉信号の累積値とその時刻を記憶する出玉カウンタとを有する情報累積メモリと、確率変動中の前記入玉信号の累積値を記憶する入玉カウンタと確率変動中の前記出玉信号の累積値を記憶する出玉カウンタとを有する確変中累積メモリとを有するメモリ部と、
前記情報入力部に入力された情報に基づき、入力された前記入玉信号により前記情報累積メモリの入玉カウンタに前記入玉信号の累積値とその時刻を書き込むとともに、入力された前記出玉信号により前記情報累積メモリの出玉カウンタに前記出玉信号の累積値とその時刻を書き込み、大当り及び確率変動時を除いた通常時を判断しているときに、前記情報累積メモリの入玉カウンタと出玉カウンタとを定期的に又は不定期的にサンプリングしてサンプリング時刻の間における前記情報累積メモリの入玉カウンタのカウント値の差値と前記情報累積メモリの出玉カウンタのカウント値の差値から第1の所定時間の間の入玉数と出玉数を算出するとともに、(前記第1の所定時間の間の出玉数)/(前記第1の所定時間の間の入玉数)により通常入出玉数比値を計算し、この通常入出玉数比値が所定値を超えたときに異常状態と判断し、また確率変動中に入力された前記入玉信号によりその累積値を前記確変中累積メモリの入玉カウンタに書き込むとともに、確率変動中に入力された前記出玉信号によりその累積値を前記確変中累積メモリの出玉カウンタに書き込み、確率変動時を判断しているときに、前記確変中累積メモリの入玉カウンタ及び前記確変中累積メモリの出玉カウンタのそれぞれのカウント値により第2の所定時間の平均の出玉数の入玉数に対する比が前記所定値より大きな値に設定された確率変動時入出玉数比異常設定値より大きいときに異常状態と判断するCPUと、を備えたパチンコ店におけるセキュリティ装置。 - 前記CPUは、(前記第1の所定時間の間の出玉数)/(前記第1の所定時間の間の入玉数)の前記第1の所定時間より長い時間の間の平均値を前記通常入出玉数比値とすることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ店におけるセキュリティ装置。
- パチンコ店の遊技台の入玉数を計測する入玉カウンタと、前記遊技台の出玉数を計測する出玉カウンタと、前記入玉カウンタが計測する入玉数と前記出玉カウンタが計測する出玉数とから入玉数と出玉数の相関の異常状態を判断する玉数異常検出手段と、この玉数異常検出手段が出力する異常検出信号によって異常を警報する警報手段とを備えたパチンコ店におけるセキュリティ装置であって、
前記玉数異常検出手段は、
大当り及び確率変動時を除いた通常時において前記入玉カウンタと出玉カウンタとを定期的に又は不定期的にサンプリングして第1の所定時間の間の入玉数と出玉数を算出するとともに、(前記第1の所定時間の間の出玉数)/(前記第1の所定時間の間の入玉数)により通常入出玉数比値を計算し、この通常入出玉数比値が所定値を超えたときに異常状態と判断する通常入出玉数比値異常判断部と、
確率変動時に前記入玉カウンタによって計測された入玉数と前記出玉カウンタによって計測された出玉数とから第2の所定時間の平均の前記出玉数の前記入玉数に対する比が前記所定値より大きな値に設定された確率変動時入出玉数比異常設定値より大きいときに異常状態と判断する確率変動入出玉数比値異常判断部とを有することを特徴とするパチンコ店におけるセキュリティ装置。 - 前記通常入出玉数比値異常判断部は、(前記第1の所定時間の間の出玉数)/(前記第1の所定時間の間の入玉数)の前記第1の所定時間より長い時間の間の平均値を前記通常入出玉数比値とすることを特徴とする請求項3に記載のパチンコ店におけるセキュリティ装置。
- 前記玉数異常検出手段は、前記入玉カウンタと出玉カウンタをサンプリングするサンプリング時刻の間における前記入玉カウンタのカウント値の差値と前記出玉カウンタのカウント値の差値から前記第1の所定時間の間の入玉数と出玉数を算出することを特徴とする請求項3または4に記載のパチンコ店におけるセキュリティ装置。
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