JP4293237B2 - 固定子 - Google Patents

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Description

この発明は固定子に係り、特に、固定子の各相巻線を絶縁する相間絶縁紙に関する。
従来の固定子における各相巻線を絶縁する相間絶縁紙が、例えば、特許文献1に記載されている。このような相間絶縁紙を図8に示す。相間絶縁紙50は、固定子のリード線側及び反リード線側の両方において各相巻線を絶縁することができるように、一対の帯状絶縁紙51,51を、固定子鉄心の積層厚さに基づいて長さを調整した結合片52によって間隔を空けて結合したものである。この相間絶縁紙を固定子に用いる場合には、図9に示されるように、各帯状絶縁紙51,51の端部51aと端部51bとを接着して円筒形にする。
特開昭58−119739号公報
しかしながら、一対の帯状絶縁紙51,51を、両端51a,51bの位置が同じになるように結合片52によって結合すると、各帯状絶縁紙51,51の両端51a,51bを接着して円筒形にする場合、各帯状絶縁紙51,51の結合部53,53の位置が同じになってしまう。このような相間絶縁紙50を、いわゆる波巻きで各相巻線を固定子鉄心のスロットに挿入した固定子に用いると、リード線側または反リード線側のいずれか一方で、帯状絶縁紙51の結合部53が巻線と干渉を起こしてしまうので破れやすくなるといった問題点があった。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、相間絶縁紙が破れにくい固定子を提供することを目的とする。
複数のスロットを有する固定子鉄心に、第1巻線、第2巻線、第3巻線の順序でこれらを前記スロットに挿入することにより、前記第1巻線、前記第2巻線及び前記第3巻線が円周方向に順次波巻き状に配置された固定子において、一対の帯状絶縁紙と、該一対の帯状絶縁紙を間隔を空けて連結する結合片とを有する第1相間絶縁紙及び第2相間絶縁紙を備え、前記第1相間絶縁紙における各帯状絶縁紙の両端部の位置がずれて前記結合片によって連結されていることにより、各帯状絶縁紙の両端部が結合した各結合部は、前記第1相間絶縁紙の軸方向に関して重ならない位置に配置されて、前記固定子のリード線側及び反リード線側のそれぞれにおいて、前記第1巻線と接触しない領域に位置すると共に、前記第2相間絶縁紙における各帯状絶縁紙の両端部の位置がずれて前記結合片によって連結されていることにより、各帯状絶縁紙の両端部が結合した各結合部は、前記第2相間絶縁紙の軸方向に関して重ならない位置に配置されて、前記固定子のリード線側及び反リード線側のそれぞれにおいて、前記第3巻線と接触しない領域に位置することを特徴とする。第1相間絶縁紙における各帯状絶縁紙の各結合部が第1巻線と接触しないと共に、第2相間絶縁紙における各帯状絶縁紙の各結合部が第3巻線と接触しないので、各結合部が各巻線と干渉を起こさないようになる。

この発明によれば、各帯状絶縁紙の両端部の位置をずらすことにより、固定子のリード線側及び反リード線側のそれぞれにおいて、第1相間絶縁紙における各帯状絶縁紙の各結合部が第1巻線と接触しなくなると共に、第2相間絶縁紙における各帯状絶縁紙の各結合部が第3巻線と接触しなくなるので、第1相間絶縁紙及び第2相間絶縁紙を破れにくくすることができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この実施の形態に係る固定子のリード線側の平面図を図1に示す。固定子1は、円筒形状の固定子鉄心2と、複数のエナメル被覆された導体によってそれぞれ構成されたU相巻線3、V相巻線4及びW相巻線5と、ポリエチレンナフタレート(PEN)製の第1相間絶縁紙7及び第2相間絶縁紙8とから構成されている。
固定子鉄心2は円柱形状の中空部2aを有し、中空部2aに向けて突出すると共に円周方向に等間隔に設けられた18本のティース11を有している。隣り合うティース11によってそれらの間にスロット10が画定され、18個のスロット10が円周方向に等間隔に設けられている。すなわち、隣り合うスロット10は、円周方向に20°隔たっている。ティース11は、固定子鉄心2の軸方向に垂直な断面形状がT字形状となっていることにより、固定子鉄心2には、スロット10と中空部2aとを連通する18個のスリット12が形成されている。各スロット10の両端は、固定子鉄心2の両端において、固定子鉄心2の外部へ開放されている。すなわち、各スロット10は、一方の端部から他方の端部に向けて、巻線が挿入されるようになっている。
U相巻線3は、1つのスロット10に一方の端部から他方の端部に向かって挿入された後、円周方向に60°隔たったスロット、すなわち2つだけ隔たったスロットに逆方向で挿入される。これを繰り返し、U相巻線3は、6つのスロットに順次波巻き状に挿入される。V相巻線4及びW相巻線5についても同様にして、6つのスロットに順次波巻き状に挿入される。ここで、最初にスロット10に挿入されるU相巻線3は第1巻線を構成し、二番目にスロット10に挿入されるV相巻線4は第2巻線を構成し、最後にスロット10に挿入されるW相巻線5は第3巻線を構成する。
固定子1のコイルエンドにおいて、異なる相間を絶縁するために、2つの相間絶縁紙、すなわち、第1相間絶縁紙7と第2相間絶縁紙8とが使用される。第1相間絶縁紙7は、U相巻線3とV相巻線4及びW相巻線5との間に設けられ、第2相間絶縁紙8は、W相巻線5とU相巻線3及びV相巻線4との間に設けられている。これにより、U相巻線3とV相巻線4とは第1相間絶縁紙7によって絶縁され、V相巻線4とW相巻線5とは第2相間絶縁紙8によって絶縁され、W相巻線5とU相巻線3とは第1相間絶縁紙7及び第2相間絶縁紙8によって絶縁される。
次に、第1相間絶縁紙7の構造について説明する。
図2に示されるように、第1相間絶縁紙7は、PEN製フィルムからなる一対の帯状絶縁紙21,22と、帯状絶縁紙21,22を一定の間隔を空けて連結する6つの結合片23とから構成されている。6つの結合片23はそれぞれ、帯状絶縁紙21,22と同様にPEN製フィルムからなり、帯状絶縁紙21,22の長手方向に対して一定の間隔で設けられている。また、帯状絶縁紙21,22間の間隔は、帯状絶縁紙21が固定子1(図1参照)のリード線側のコイルエンドに位置すると共に帯状絶縁紙22が固定子1の反リード線側のコイルエンドに位置するように、結合片23の長さを調節することによって決定される。
第1相間絶縁紙7においては、帯状絶縁紙22の端部22a,22bがそれぞれ、帯状絶縁紙21の端部21a,21bに対して紙面左側にずれた位置で、帯状絶縁紙21と帯状絶縁紙22とが6つの結合片23によって連結されている。第1相間絶縁紙7を固定子1において使用する場合には、図3に示されるように、端部21aと端部21bとを重ね合わせるようにして接着することで帯状絶縁紙21を円筒形状にすると共に、端部22aと端部22bとを重ね合わせるようにして接着することで帯状絶縁紙22を円筒形状にする。帯状絶縁紙21と帯状絶縁紙22との上記位置関係によって、端部21a及び端部21bの結合部24と、端部22a及び端部22bの結合部25とは、ずれた位置となる。
次に、結合部24及び結合部25の位置関係について詳細に説明する。
図2には、第1相間絶縁紙7を円筒形状にする前の状態と共に、固定子1(図1参照)における帯状絶縁紙21,22の位置関係がわかるように、固定子1のリード線側及び反リード線側のコイルエンドの模式的な展開図も示している。尚、この展開図は、U相巻線3のみがスロット10に波巻きで挿入されている状態を示している。U相巻線3が波巻き状にスロット10に挿入されていることにより、固定子1のコイルエンドにおけるU相巻線3の位置は、リード線側と反リード線側とにおいて、互い違いの関係になる。ここで、結合部24,25が固定子1のコイルエンドにおいてU相巻線3の位置に存在すると、V相巻線4(図1参照)をスロット10に挿入する際に、結合部24,25がU相巻線3及びV相巻線4と干渉を起こして結合部24,25が外れやすくなってしまう。そのため、固定子1のリード線側と反リード線側とにおけるU相巻線3の位置を考慮して、結合部24,25がそれぞれ、U相巻線3と接触しない位置、すなわち、U相巻線3が存在しない領域に位置するように、帯状絶縁紙21と帯状絶縁紙22との位置を調節する。このような位置を、図2では、領域Aとして示している。結合部24と結合部25とがこのような位置関係にあることにより、リード線側と反リード線側との両方において、結合部24,25とU相巻線3及びV相巻線4との干渉がなくなるので、帯状絶縁紙21,22が破れにくくなる。
次に、第2相間絶縁紙8の構造について説明する。
図4に示されるように、第2相間絶縁紙8は、第1相間絶縁紙7と同様に、PEN製フィルムからなる一対の帯状絶縁紙31,32と、帯状絶縁紙31,32を一定の間隔をおいて連結する6つの結合片33とから構成されている。また、第1相間絶縁紙7と同様に、帯状絶縁紙32の端部32a,32bがそれぞれ、帯状絶縁紙31の端部31a,31bに対して紙面左側にずれた位置で、帯状絶縁紙31と帯状絶縁紙32とが6つの結合片33によって連結されている。第2相間絶縁紙8を固定子1(図1参照)において使用する場合には、第1相間絶縁紙7と同様に、端部31aと端部31bとを重ね合わせるようにして接着することで帯状絶縁紙31を円筒形状にすると共に、端部32aと端部32bとを重ね合わせるようにして接着することで帯状絶縁紙32を円筒形状にする。
次に、端部31a及び端部31bの結合部34と、端部32a及び端部32bの結合部35との位置関係について詳細に説明する。
図4には、第2相間絶縁紙8を円筒形状にする前の状態と共に、固定子1(図1参照)における帯状絶縁紙31,32の位置関係がわかるように、固定子1のリード線側及び反リード線側のコイルエンドの模式的な展開図も示している。尚、この展開図は、U相巻線3及びV相巻線4がスロット10に波巻き状に挿入されている状態を示しているが、第1相間絶縁紙7は省略されている。ここで、スロット10のうちW相巻線5(図1参照)が挿入されるスロットの位置に結合部34,35が存在すると、W相巻線5をスロット10へ挿入する際に、結合部34,35がU相巻線3、V相巻線4及びW相巻線5と干渉を起こして結合部34,45が外れやすくなってしまう。U相巻線3、V相巻線4及びW相巻線5が波巻き状にスロット10に挿入されることから、W相巻線5が挿入されるスロットの位置は、リード線側と反リード線側とにおいて、互い違いの関係になる。そのため、固定子1のリード線側と反リード線側とにおけるW相巻線5が挿入されるスロットの位置を考慮して、結合部34,35がそれぞれ、W相巻線5と接触しない位置、すなわち、W相巻線5が存在しない領域に位置するように、帯状絶縁紙31と帯状絶縁紙32との位置を調節する。このような位置を、図4では、領域Bとして示している。結合部34と結合部35とがこのような位置関係にあることにより、リード線側と反リード線側との両方において、結合部34,35とU相巻線3、V相巻線4及びW相巻線5との干渉がなくなるので、帯状絶縁紙31,32が破れにくくなる。
次に、固定子1の製造方法について説明する。
図5(a)及び(b)に示されるように、U相巻線3をスロット10に波巻き状に挿入する。その後、円筒形状にした帯状絶縁紙22を固定子1のリード線側から中空部2aに挿入するようにして、第1相間絶縁紙7を固定子1に装着する。この際、図示していないが、結合片23(図2または3参照)は、スリット12を介してスロット10内に挿入する。図5(a)に示されるように、リード線側で結合部24がU相巻線3と接触しない位置に存在するようにすると、図5(b)に示されるように、反リード線側で結合部25がU相巻線3と接触しない位置に存在するようになる。
第1相間絶縁紙7を固定子1に装着した後、図6(a)及び(b)に示されるように、V相巻線4をスロット10に波巻き状に挿入する。その後、円筒形状にした帯状絶縁紙32を固定子1のリード線側から中空部2aに挿入するようにして、第2相間絶縁紙8を固定子1に装着する。第1相間絶縁紙7と同様に、結合片33(図4参照)は、スリット12を介してスロット10内に挿入する。図6(a)に示されるように、リード線側で結合部34がW相巻線5(図1参照)と接触しない位置に存在するように、W相巻線5が挿入するスロット10c,10c間に存在するようにすると、図6(b)に示されるように、反リード線側で結合部35がW相巻線5と接触しない位置に存在するようになる。
次に、W相巻線5をスロット10cに波巻き状に挿入した後、図7に示されるように、糸40によってU相巻線3、V相巻線4及びW相巻線5を縛って固定する仮レーシング作業と、U相巻線3、V相巻線4及びW相巻線5と固定子鉄心2との間の隙間等を寸法圧縮するコイルエンド整形とを行い、固定子1が完成する。
このように、複数のスロット10を有する固定子鉄心2に、U相巻線3、V相巻線4、W相巻線5の順序でこれらをスロット10に挿入することにより、U相巻線3、V相巻線4及びW相巻線5が円周方向に順次波巻き状に配置された固定子1は、一対の帯状絶縁紙21,22と、一対の帯状絶縁紙21,22を間隔を空けて連結する結合片23とを有する第1相間絶縁紙7、及び一対の帯状絶縁紙31,32と、一対の帯状絶縁紙31,32を間隔を空けて連結する結合片33とを有する第2相間絶縁紙8を備え、第1相間絶縁紙7において、帯状絶縁紙21の両端部21a,21bと帯状絶縁紙22の両端部22a,22bとの位置がずれて結合片23によって連結されていると共に、第2相間絶縁紙8において、帯状絶縁紙31の両端部31a,31bと帯状絶縁紙32の両端部32a,32bとの位置がずれて結合片33によって連結されている。これにより、固定子1のリード線側及び反リード線側において、帯状絶縁紙21,22の結合部24,25がそれぞれU相巻線3と接触しない領域Aに位置すると共に、帯状絶縁紙31,32の結合部34,35がそれぞれW相巻線5と接触しない領域Bに位置するようになるので、結合部24,25,34,35がU相巻線3、V相巻線4及びW相巻線5と干渉を起こして外れてしまうのを防止することができる。
この実施の形態では、6極18スロットの固定子を例として説明をしたが、この形態の固定子に限定するものはない。4極12スロットの固定子や8極24スロットの固定子等であっても、第1相間絶縁紙における帯状絶縁紙の結合部がU相巻線と接触しない領域に位置すると共に、第2相間絶縁紙における帯状絶縁紙の結合部がW相巻線と接触しない領域に位置するようにすれば、どのような固定子であってもよい。
この実施の形態では、帯状絶縁紙21,22及び結合片23はPEN製であるが、これに限定するものではない。ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリフェニレンスルフィド(PPS)であってもよく、さらに相間の絶縁性を確保できるものであれば他の材料であってもよい。また、帯状絶縁紙21,22及び結合片23はそれぞれ、異なる材料であってもよい。また、結合片23の数は6つに限定するものではなく、固定子の形態等によって、6つ以外の数の結合片を設けてもよい。
この実施の形態では、U相巻線3が第1巻線を構成し、V相巻線4が第2巻線を構成し、W相巻線5が第3巻線を構成したが、これに限定するものではない。U相巻線3、V相巻線4及びW相巻線5は必ずしもこの順序にスロット10に挿入する必要はないので、最初にスロット10に挿入される巻線を第1巻線、二番目にスロット10に挿入される巻線を第2巻線、最後にスロット10に挿入される巻線を第3巻線とすることとし、いずれの相の巻線に該当してもよい。
この発明の実施の形態に係る固定子のリード線側の平面図である。 この実施の形態に係る固定子に使用される第1相間絶縁紙の展開平面図である。 この実施の形態に係る固定子に使用される第1相間絶縁紙の使用状態の斜視図である。 この実施の形態に係る固定子に使用される第2相間絶縁紙の展開平面図である。 この実施の形態に係る固定子を製造する方法を説明するための斜視図である。 この実施の形態に係る固定子を製造する方法を説明するための別の斜視図である。 この実施の形態に係る固定子の側面図である。 従来の固定子に使用される相間絶縁紙の展開平面図である。 従来の固定子に使用される相間絶縁紙の使用状態の斜視図である。
符号の説明
1 固定子、2 固定子鉄心、3 U相巻線(第1巻線)、4 V相巻線(第2巻線)、5 W相巻線(第3巻線)、7 第1相間絶縁紙、8 第2相間絶縁紙、10 スロット、21,22 (第1相間絶縁紙の)帯状絶縁紙、21a,21b,22a,22b (第1相間絶縁紙における帯状絶縁紙の)端部、23,33 結合片、24,25 (第1相間絶縁紙における帯状絶縁紙の)結合部、31,32 (第2相間絶縁紙の)帯状絶縁紙、31a,31b,32a,32b (第2相間絶縁紙における帯状絶縁紙の)端部、34,35 (第2相間絶縁紙における帯状絶縁紙の)結合部。

Claims (1)

  1. 複数のスロットを有する固定子鉄心に、第1巻線、第2巻線、第3巻線の順序でこれらを前記スロットに挿入することにより、前記第1巻線、前記第2巻線及び前記第3巻線が円周方向に順次波巻き状に配置された固定子において、
    一対の帯状絶縁紙と、
    該一対の帯状絶縁紙を間隔を空けて連結する結合片と
    を有する第1相間絶縁紙及び第2相間絶縁紙を備え、
    前記第1相間絶縁紙における各帯状絶縁紙の両端部の位置がずれて前記結合片によって連結されていることにより、各帯状絶縁紙の両端部が結合した各結合部は、前記第1相間絶縁紙の軸方向に関して重ならない位置に配置されて、前記固定子のリード線側及び反リード線側のそれぞれにおいて、前記第1巻線と接触しない領域に位置すると共に、
    前記第2相間絶縁紙における各帯状絶縁紙の両端部の位置がずれて前記結合片によって連結されていることにより、各帯状絶縁紙の両端部が結合した各結合部は、前記第2相間絶縁紙の軸方向に関して重ならない位置に配置されて、前記固定子のリード線側及び反リード線側のそれぞれにおいて、前記第3巻線と接触しない領域に位置することを特徴とする固定子。
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