JP5242075B2 - 回転電機の相間絶縁紙及び固定子 - Google Patents

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本発明は、固定子鉄心の軸方向両端部において各相のコイルエンド部間を絶縁する回転電機の相間絶縁紙及び固定子に関する。
一般に、回転電機、例えば三相の電動機の固定子においては、固定子鉄心の軸方向両端部より突出する各相のコイルエンド部間に相間絶縁紙の相間絶縁紙本体が挿入されて、コイルエンド部間の絶縁が行われている(例えば、特許文献1参照)。
図14には、一般的な相間絶縁紙101が示されている。相間絶縁紙101は、一対の相間絶縁紙本体102,102と、この一対の相間絶縁紙本体102,102を繋ぐ連結条部103,103とから構成されている。そして、相間絶縁紙本体102,102がコイルエンド部間に挿入され、連結条部103,103が固定子鉄心のスロットに挿入される。
相間絶縁紙本体102,102が連結条部103,103で繋がれた構成にすることにより、一対の相間絶縁紙本体102,102に互いに離れる方向に力が働いても、相間絶縁紙本体102,102の距離を一定に離間して保つことができ、以って、コイルエンド部間の所定の位置に挟まり、十分な絶縁作用を有する。
相間絶縁紙101を成す相間絶縁紙本体102及び連結条部103は、例えばポリアミド系樹脂のような絶縁性及び耐熱性に優れた樹脂材料から成り、シート状に形成されたこの樹脂材料をプレス装置で型抜きすることにより、相間絶縁紙本体102及び連結条部103が一体に形成されている。
特開2006−288041号公報
相間絶縁紙101の連結条部103をスロットに挿入するためには、連結条部103の短尺方向の幅寸法を、スロットの開口部の幅寸法よりも短くする必要がある。しかしながら、シート状の連結条部103の幅寸法を短くすると、曲がりやすくなる。従って、連結条部103がスロットに挿入される回転電機の製造時において、連結条部103がスロットに挿入された後に、一対の相間絶縁紙本体102,102に互いに近づく方向の力が働くと、連結条部103は曲がってスロットの開口部から飛び出し、相間絶縁紙本体102,102は所定の位置からずれて、相間絶縁紙本体102,102を一定距離離間して保つことができなくなり、コイルエンド部間の絶縁が不十分になる虞がある。そのため、スロットから飛び出した連結条部103を挿入し直し、相間絶縁紙本体102,102を所定の位置に配置し直してから、次のコイルを挿入する必要があり、作業効率が悪かった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、連結条部がスロットに挿入される回転電機の製造時において、スロットに挿入された連結条部の曲がりを極力防止できる回転電機の相間絶縁紙及び固定子を提供することである。
本発明の回転電機の相間絶縁紙は、固定子鉄心の軸方向両端部において複数相のコイルエンド部間を絶縁可能な形状に形成された一対の相間絶縁紙本体と、この一対の相間絶縁紙本体を繋ぎ、前記固定子鉄心のスロット内に位置する連結条部と、を有する。前記連結条部は、当該連結条部の長尺方向に延びる曲成部と、当該連結条部の短尺方向の両側にあって前記曲成部を挟むように設けられた壁部と、前記曲成部と前記絶縁紙本体との間を繋ぐ立上がり部と、前記壁部と前記立上がり部との間を繋ぐ背面部と、当該連結条部の長尺方向の両端部に形成されて前記相間絶縁紙本体に結合される結合部と、を有している。前記曲成部と前記壁部と前記立上がり部と前記背面部と前記結合部とは、前記連結条部を折り曲げることによって一体に形成されていることを特徴としている(請求項1の発明)。
本発明の回転電機の固定子は、固定子鉄心と、この固定子鉄心に着装された複数相のコイルと、請求項1ないしのいずれかに記載の相間絶縁紙とを具備したことを特徴としている(請求項の発明)。
本発明によれば、相間絶縁紙の連結条部に、連結条部の長尺方向に延びる曲成部を形成したので、一対の相間絶縁紙本体に互いに近づく方向の力が働いても、連結条部は、曲がり難く、スロットの開口部から飛び出し難くなる。これにより、一対の相間絶縁紙本体を一定距離離間して保つことができる。
又、相間絶縁紙の連結条部を相間絶縁紙本体よりも曲げ強度が大きい材料で構成したので、連結条部は、曲がり難くなり、一対の相間絶縁紙本体を一定距離離間して保つことができる。
以下、本発明の第1の実施形態を、図1乃至図7を参照して説明する。尚、便宜上、図中の紙面に対して手前側及び図中の上側に曲成部分が形成されるように折る場合を山折りとして、紙面に対して奥側及び図中の下側に曲成部分が形成されるように折る場合を谷折りとして説明し、他の実施形態も同様の向きで説明する。
まず、本実施形態に係る回転電機、例えば電動機の固定子の概略構成を図5に示す。固定子1は、固定子鉄心2に、複数相、例えば三相コイルたるU相コイル3、V相コイル4、W相コイル5が着装されて構成される。
固定子鉄心2は、複数枚の鋼板が積層されて一体的に結着されて形成された円環形状を成している。そして、固定子鉄心2の内周面には、各相のコイル3,4,5を配設させるために半閉スロット6が複数個所、例えば48箇所に形成されている。半閉スロット6は、図6に示すように、半閉スロット6の開口部の幅寸法Wが、半閉スロット6の最大幅寸法Wよりも小さい形状である。
各半閉スロット6の内周面にはスロット絶縁紙7(図7に図示)が夫々配置されており、固定子鉄心2と半閉スロット6内に配設される各相のコイル3,4,5との絶縁を行っている。尚、固定子鉄心2の最外周側から順にU相コイル3、V相コイル4、W相コイル5が配置されている。
図7に示すように、固定子鉄心2の軸方向の両端部2a,2aより突出するコイルエンド部3a,4a,5aにおいて、U相コイル3のコイルエンド部3aとV相コイル4のコイルエンド部4aとの間、及びV相コイル4のコイルエンド部4aとW相コイル5のコイルエンド部5aとの間には相間絶縁紙11の相間絶縁紙本体12が夫々配置されており、コイルエンド部3a,4a,5a間の絶縁が行われる。
相間絶縁紙11は、図1及び図7に示すように、一対の相間絶縁紙本体12,12と、この一対の相間絶縁紙本体12,12を繋ぐ複数本の、例えば3本の連結条部13,13,13とから成り、相間絶縁紙本体12と連結条部13とは、溶着或いは接着により結合して構成されている。これら相間絶縁紙本体12及び連結条部13は、絶縁性及び耐熱性に優れた樹脂材料、例えばポリアミド系の樹脂材料から成っている。
各連結条部13の短尺方向の中心には、図1及び図2に示すように、連結条部13の長尺方向に延びる山折り状の曲成部14が形成されている。連結条部13の短尺方向の両側には曲成部14の中心を挟んで壁部15,15が形成されている。又、図1に示すように、連結条部13の長尺方向の両端部には、矩形状の結合部16,16が形成されており、この結合部16の裏面(曲成部14が形成されていない側の面)が、上述したように、相間絶縁紙本体12に結合される構成である。又、図3に示すように、曲成部14と結合部16との間に二等辺三角形の立上がり部17が形成され、壁部15,15と立上がり部17との間に三角形の背面部18,18が形成されている。
この曲成部14が形成された連結条部13,13,13が、図7に示すように、固定子鉄心2の半閉スロット6に挿入される構成である。尚、図示はしないが、連結条部13の曲成部14が形成されている側(山折り側)が固定子鉄心2の外周側に位置するように挿入される。
ここで、連結条部13の組立てについて図3及び図4を参照して説明する。
まず、図4に示す連結条部13の折曲げ前の状態(展開状態)の材料を、結合部16と立上がり部17との境界線19を中心に谷折りする。次に、連結条部13の曲成部14を中心に山折りして、壁部15,15及び立上がり部17を形成する。すると、図3に示すように、背面部18,18が、立上がり部17を挟んで結合部16の反対側に形成される。
山折り状の曲成部14が形成され、半閉スロット6に挿入された後の連結条部13の短尺方向の幅寸法Wを(図2参照)、半閉スロット6の開口部の幅寸法Wより大きく、且つ、半閉スロット6の最大幅寸法Wより小さく形成する(図6参照)。尚、より好ましくは、連結条部13の幅寸法Wを、半閉スロット6の開口部の幅寸法Wの1.1倍以上、且つ、半閉スロット6の最大幅寸法Wの0.9倍以下、即ち、W×1.1≦W≦W×0.9の関係を満たす寸法にする。
次に、コイルエンド部3a,4a,5a間に配置される相間絶縁紙11の作用及び効果について説明する。
まず、図7に示すように、固定子鉄心2(半閉スロット6)にスロット絶縁紙7、U相コイル3、相間絶縁紙11、V相コイル4、相間絶縁紙11、W相コイル5をこの順に挿入していく。相間絶縁紙11を半閉スロット6に挿入する場合には、上述したように、相間絶縁紙本体12がコイルエンド部3a,4a,5a間に挿入され、連結条部13が半閉スロット6に挿入される。相間絶縁紙11の挿入の際には、連結条部13の短尺方向の幅寸法Wを半閉スロット6の開口部の幅寸法Wよりも小さくなるように、曲成部14を曲成させて、連結条部13の曲成部14側(山折り側)が固定子鉄心2の外周側に位置するように挿入する。この場合、挿入後に、曲成部14が半閉スロット6内で自然に開くと、連結条部13の短尺方向の幅寸法Wが、半閉スロット6の開口部の幅寸法Wよりも大きくなる。
尚、図示はしないが、コイルエンド部3a,4a,5aを固定子鉄心2の外周方向(図7中、上方向)に拡開し、固定子鉄心2の端部2a側に押圧して整形を行い、更に、コイルエンド部3a,4a,5aと、相間絶縁紙本体12とを絶縁糸(図示せず)で緊縛し、ワニス(図示せず)を滴下することにより、固定子1が製造される。
上記構成によれば、相間絶縁紙11の相間絶縁紙本体12によりコイルエンド部3a,4a,5a間の絶縁が可能であり、又、相間絶縁紙本体12と連結条部13とが結合された構成であるので、一対の相間絶縁紙本体12,12に互いに離れる方向に力が働いても、相間絶縁紙本体12,12の距離を一定に離間して保つことができる。
そして、相間絶縁紙11の連結条部13に、連結条部13の長尺方向に延びる山折り状の曲成部14を形成したので、一対の相間絶縁紙本体12,12に互いに近づく方向の力が働いても、連結条部13は曲がり難く、連結条部13を半閉スロット6の開口部から飛び出し難くできる。これにより、一対の相間絶縁紙本体12,12を一定距離離間して保つことができる。
又、半閉スロット6に挿入された後の連結条部13の短尺方向の幅寸法Wを、半閉スロット6の開口部の幅寸法Wより大きく、且つ、半閉スロット6の最大幅寸法Wより小さくしたので、半閉スロット6に挿入された連結条部13に曲がる作用が働いても、連結条部13の幅方向の端部(壁部15)が半閉スロット6の開口部側の内周面(壁)に当接し、連結条部13の曲がりを防止できる。ここで、寸法Wと、寸法Wと、寸法Wとの関係を、W×1.1≦W≦W×0.9としたので、連結条部13の曲がりをより防止できる。
次に、本発明の第2の実施形態を図8ないし図11を参照して説明する。尚、上記第1の実施形態と同様な一部分には同符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第2の実施形態の相間絶縁紙21の連結条部22は、連結条部13と同材料で成っており、連結条部22の曲成部23は、図9に示すように、2箇所の曲成箇所23a,23aを有した横倒しコ字状であり、図中の下側に開口部を有した形状を成している。この曲成部23は、図8に示すように、連結条部22の長尺方向に延びている。曲成部23が曲成されることにより、図8,9,10に示すように、連結条部22の短尺方向に対向する両面には矩形状の壁部24,24が形成され、壁部24,24に挟まれた上面には、矩形状の上面部25が形成される。又、図10に示すように、上面部25と絶縁紙本体12と結合する結合部26を繋ぐように台形の立上がり部27が形成され、各壁部24,24と立上がり部27との間には、直角三角形の背面部28,28が形成されている。
ここで、連結条部22の組立てについて説明する。
まず、図11に示す連結条部22の折曲げ前の状態(展開状態)の材料を、結合部26と立上がり部27との境界線29を中心に谷折りする。次に、曲成部23の曲成箇所23a,23a、及び上面部25と立上がり部27との境界線30を夫々山折りする。すると、背面部28,28が、立上がり部27を挟んで結合部26の反対側に形成される。
尚、曲成部14が形成された連結条部22の短尺方向の幅寸法がWとなる(図9参照)。
かかる構成の相間絶縁紙21においても、第1の実施形態の連結条部13と同様の作用効果を得ることができる。
図12及び図13は本発明の参考例を示すものであり、相間絶縁紙31の連結条部32の材料が、上記第1及び第2の実施形態の連結条部13,22と異なる。即ち、第1及び第2の実施形態の連結条部13,22は、相間絶縁紙本体12と同じポリアミド系の樹脂材料で構成したが、本参考例の連結条部32は、相間絶縁紙本体12よりも曲げ強度が大きい材料、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)で成っている。この場合、連結条部32は平面形状を成し、連結条部32の長尺方向の両端部が結合部33,33となる。この結合部33,33の一方の面、例えば裏面(図中の下側の面)は、溶着或いは接着により相間絶縁紙本体12に結合される。尚、連結条部32の短尺方向の幅寸法がWとなる。
連結条部32を半閉スロット6(図7参照)に挿入する場合には、連結条部32の短尺方向が半閉スロット6の開口部の幅方向に対して交差する方向で連結条部32を半閉スロット6に挿入し、挿入後に、連結条部32の短尺方向と半閉スロット6の幅方向の向きを同じ(同心円)になるように、連結条部32の向きを変える。
連結条部32の連結条部32を相間絶縁紙本体12よりも曲げ強度が大きい材料で構成することにより、連結条部32を曲がり難くできる。更に、連結条部13の短尺方向の幅寸法Wが、半閉スロット6の開口部の幅寸法Wよりも大きいので、連結条部32に曲がる力が加わっても、連結条部32が半閉スロット6の開口部の半閉スロット6側の内周面(壁)に当接し、連結条部32の曲がりを極力防止することができる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されず、次のような変形、拡張が可能である。
第1及び第2の実施形態の曲成部を有する連結条部は、材料の伸縮性を利用してプレス装置により、相間絶縁紙本体と一体に構成させても良い。
第1及び第2の実施形態の連結条部を半閉スロットに挿入する場合に、曲成部が固定子鉄心の内周側に位置するように挿入しても良い。
第1、第2の実施形態、及び参考例の連結条部の結合部の表面側に、相間絶縁紙本体が位置するように結合しても良い。
第1の実施形態の曲成部を、半円弧状に形成しても良い。
参考例の連結条部に、曲成部を形成しても良い。
便宜上、図中の紙面に対して手前側及び図中の上側に曲成部分が形成されるように折る場合を山折りとして、紙面に対して奥側及び図中の下側に曲成部分が形成されるように折る場合を谷折りとして説明したが、山折り、谷折りの方向を逆転しても良い。
尚、本発明の回転電機の相間絶縁紙は、半閉スロットに適用して説明したが、開放スロット(WとWが同じ寸法)にも適用できる。又、本発明の回転電機の相間絶縁紙は、三相コイルに適用して説明したが、三相コイル以外の複数相のコイルにも適用できる。更に、上記した構成部品の材料等についても、適宜変更することができる。
本発明の第1の実施形態を示す回転電機の相間絶縁紙の斜視図 図1のA−A線に沿って切断して示す拡大断面図 連結条部の部分拡大斜視図 連結条部の部分拡大展開図 固定子の全体構成を概略的に示す側面図 スロットを概略的に示す部分拡大図 コイルエンド部の整形前における固定子の断面図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 図8のB−B線に沿って切断して示す拡大断面図 図3相当図 図4相当図 本発明の参考例を示す回転電機の相間絶縁紙の分解図 図1相当図 従来の回転電機の相間絶縁紙を示す正面図
符号の説明
図面中、1は固定子、2は固定子鉄心、2aは端部、3はU相コイル、3a,4a,5aはコイルエンド部、4はV相コイル、5はW相コイル、6は半閉スロット(スロット)、11,21,31は相間絶縁紙、12は絶縁紙本体、13,22,32は連結条部、14,23は曲成部、15,24は壁部、16,26は結合部、17,27は立上がり部、18,28は背面部を示す。

Claims (5)

  1. 固定子鉄心の軸方向両端部において複数相のコイルエンド部間を絶縁可能な形状に形成された一対の相間絶縁紙本体と、
    この一対の相間絶縁紙本体を繋ぎ、前記固定子鉄心のスロット内に位置する連結条部と、を有し、
    前記連結条部は、当該連結条部の長尺方向に延びる曲成部と、当該連結条部の短尺方向の両側にあって前記曲成部を挟むように設けられた壁部と、前記曲成部と前記絶縁紙本体との間を繋ぐ立上がり部と、前記壁部と前記立上がり部との間を繋ぐ背面部と、当該連結条部の長尺方向の両端部に形成されて前記相間絶縁紙本体に結合される結合部と、を有し、
    前記曲成部と前記壁部と前記立上がり部と前記背面部と前記結合部とは、前記連結条部を折り曲げることによって一体に形成されていることを特徴とする回転電機の相間絶縁紙。
  2. 連結条部の曲成部は、山折り状若しくは谷折り状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の相間絶縁紙。
  3. 連結条部の曲成部は、横倒しコ字状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の相間絶縁紙。
  4. 曲成部が形成された連結条部の短尺方向の寸法をWとし、固定子鉄心のスロットの開口部の幅寸法をWとし、前記スロットの最大幅寸法をWとした場合、
    ×1.1≦W≦W×0.9の関係を満たすことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の回転電機の相間絶縁紙。
  5. 固定子鉄心と、
    この固定子鉄心に着装された複数相のコイルと、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の相間絶縁紙とを具備したことを特徴とする回転電機の固定子。
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