JP4301174B2 - 相内絶縁紙および相内絶縁紙を使用したステータ - Google Patents

相内絶縁紙および相内絶縁紙を使用したステータ Download PDF

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Description

本発明は、モータのステータコアに装着される多相コイルのうち、隣接する同相コイル間の絶縁を確保する相内絶縁紙および相内絶縁紙を使用したステータに関する。特に、電気自動車やハイブリッド車などに搭載される使用電圧が高い車両用モータに用いるのに好適なものである。
分布巻き(特に、インサータ方式)を用いたモータでは、異相コイル間に絶縁距離を持たせる(絶縁性能を確保する)ために、各コイル相間に相間絶縁紙が挿入されている。例えば、三相モータでは、U相とV相との間、V相とW相との間に相間絶縁紙が挿入されている。
この相間絶縁紙は、一般的には平面形状であるため、次相のコイルをステータコアに挿入する際に、相間絶縁紙の位置がずれてしまったり、あるいは次相のコイルと相間絶縁紙が干渉して噛み込んでしまうおそれがあった。そして、このように相間絶縁紙の位置がずれたり、噛み込んでしまったりしてしまうと、各コイル相間における絶縁性能を十分に確保することができなくなる。特に、電気自動車やハイブリッド車等の車両用モータでは、モータ自体が大きく、ステータコアのスロット数も多く、複雑に入り込むコイルエンド形状となっているため、相間絶縁紙の位置ずれや噛み込みが発生しやすい。
このため、相間絶縁紙の位置ずれ等の問題を解消するために相間絶縁紙の形状が改良されている。例えば、そのうちの1つとして、特開平7−298530号公報に開示されたものがある。ここに開示されている相間絶縁紙(絶縁部材)では、ステータコアの周方向に延在し、該ステータコアの半径方向に配列された多相コイル間に挿入される平面部と、該ステータコアの半径方向に延在して折り返され、ステータコアの周方向に配列された多相コイル相間に挿入されるとともに、平面部と一体的に形成された折曲片部と、を設けている。
そして、この相間絶縁紙では、ステータコアの半径方向に延在して折り返された折曲片部が、ステータコアの周方向に配列された多相コイル間に挿入される。このため、折曲片部の各平面部位が、該折曲片部自体の弾発力を介して多相コイル側に押圧され、多相コイル同士の隙間が変化しても、折曲片部が多相コイルに追随して拡縮し、この隙間の変化を吸収することができるようになっている。これにより、相間絶縁紙が多相コイル間に確実に保持されるので、相間絶縁紙の離脱や位置ずれが防止されている。
特開平7−298530号公報
しかしながら、上記した相間絶縁紙を用いて多相コイルのうち異相コイル間だけの絶縁を確保しても、モータとしては十分な絶縁を確保することができないおそれがある。例えば、電気自動車やハイブリッド車などの車両用モータにおいては、動作領域が広いために使用電圧が高い。そして、近年、コスト低減のために高回転化の傾向があり、更なる高電圧化(例えば、500V以上)を図る必要が生じている。このような更なる高電圧化を図ると、異相コイル間だけではなく、同相のコイル間にも大きな電位差が発生してしまう。その結果、コイルを形成する巻線の被覆だけでは十分な絶縁を確保することができないので、相間絶縁紙だけでは十分な絶縁を確保することができないのである。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、ステータコアに装着された同相コイル間の絶縁を確保することができる相内絶縁紙および相内絶縁紙を使用したステータを提供することを課題とする。
上記問題点を解決するためになされた本発明に係る相内絶縁紙は、ステータコアに装着された同相コイル間の絶縁を行う相内絶縁紙であって、前記同相コイル同士を隔離する隔離部と、前記隔離部を保持固定するための固定部とを備えていることを特徴とするものである。
この相内絶縁紙では、ステータコアに装着された同相コイル同士が隔離部によって分離される。そして、この隔離部は、固定部よって保持固定される。このため、隔離部によって同相コイル同士が確実に分離されるので、同相コイル間の絶縁を確実に行うことができる。よって、この相内絶縁紙により、ステータコアに装着された同相コイル間の絶縁を確保することができる。
そして、本発明に係る相内絶縁紙においては、 前記固定部を絶縁対象となるコイルと相間絶縁紙との間に挿入して前記隔離部を保持固定すればよい。
こうすることにより、固定部がしっかりと異相コイル間で保持されるため、隔離部が位置ずれ等を起こすことなく所定位置に固定される。このため、隔離部によって同相コイル同士がより確実に分離されるため、同相コイル間の絶縁をより確実に行うことができるからである。
本発明に係る相内絶縁紙において、前記ステータコアの最外周に配置される最外相コイル間の絶縁を行うものには、前記最外相コイルの外周面に当接して前記隔離部の位置決めを行う位置決め部をさらに備えていることが望ましい。
ステータコアの最外周に配置される最外相コイル同士の境界部における断面は、ステータコア外周から内周に向かって低くなる斜辺を有する三角形状になっている(図10参照)。このため、相内絶縁紙を挿入する際に過挿入となってステータコアの内周面から飛び出してしまうおそれがある。そうなると、最外相コイル間での絶縁を確保することができない。
ところが、この相内絶縁紙には、隔離部の位置決めを行うために最外相コイルの外周面に当接する位置決め部が備わっている。このため、位置決め部によって、相内絶縁紙の過挿入が確実に防止されて隔離部が所定位置に確実に配置される。従って、最外相コイル間の絶縁を確保することができる。
そして、最外相コイル間の絶縁を行う相内絶縁紙は、前記隔離部と前記固定部とで形成される第1境界辺と、前記隔離部と前記位置決め部とで形成される第2境界辺と、前記固定部と前記位置決め部とで形成される第3境界辺とが、一点で交差するように立体的に形成されていることが望ましい。
なお、第1〜第3境界辺が一点で交差するとは、第1〜第3境界辺自体が交差する場合ばかりでなく、第1〜第3境界辺の延長線が交差する場合も含む。
こうすることにより、位置決め部の剛性が高まるので、相内絶縁紙の過挿入をより確実に防止することができ、隔離部を所定位置により確実に配置することができるからである。その結果、最外相コイル間の絶縁をしっかりと確保することができる。
また、本発明に係る相内絶縁紙において、前記ステータコアの最内周に配置される最内相コイル間の絶縁を行うものは、前記ステータコアの軸方向から見た場合にL字形をなしていることが望ましい。
最内相コイルはステータコア径方向において片側(外側)でのみ異相コイルと隣接している。このため、ステータコアの軸方向から見た場合にL字形をなすように相内絶縁紙を形成することにより、相内絶縁紙をステータコア軸方向から最内相コイルと隣接する異相コイル(正確には相間絶縁紙)との間に簡単に挿入して組み付けることができる。
また、本発明に係る相内絶縁紙において、前記最外相コイルおよび前記最内相コイル以外の同相コイル間の絶縁を行うものは、前記隔離部の前記ステータコア周方向両側に前記固定部が配置されていることが望ましい。
最外相コイルおよび最内相コイル以外のコイルは、ステータコア径方向両側に異相コイルが隣接している。このため、隔離部のステータコア周方向両側に固定部を配置することにより、それぞれの固定部が、絶縁対象のコイルとそれに隣接する各異相コイル(正確には相間絶縁紙)との間に挿入されてしっかりと保持される。従って、隔離部が位置ずれ等を起こすことなく所定位置に固定されるので、隔離部によって絶縁対象となる同相コイル同士が確実に分離される。よって、この相内絶縁紙による最外相コイルおよび最内相コイル以外の同相コイル間の絶縁をより確実に行うことができる。
そして、この相内絶縁紙は、前記ステータコアの軸方向から見た場合にZ字形をなしていることが望ましい。
こうすることにより、相内絶縁紙をステータコア軸方向から回転させながら絶縁対象コイルとそれに隣接する異相コイル(正確には相間絶縁紙)との間に挿入すると、隔離部の両側に形成された各固定部がそれぞれ絶縁対象コイルとそれに隣接する異相コイル(正確には相間絶縁紙)との間に張り付くように挿入される。その結果、隔離部が絶縁対象となるコイル間に正確に配置される。従って、最外相コイルおよび最内相コイル以外の同相コイル間の絶縁をしっかりと確保することができる。
なお、この相内絶縁紙は、固定部とコイルの巻線方向とが交わるように相内絶縁紙を配置して回転させながら挿入することが好ましい。こうすることにより、固定部が絶縁対象となるコイル内に入り込んで絶縁不良とならないようにすることができるからである。
また、上記問題点を解決するためになされた本発明に係るステータは、ステータコアに多相のコイルが装着されたステータであって、前記多相コイルのうち異相コイル間の絶縁を行うために異相コイル間に配設された相間絶縁紙と、前記多相コイルのうち同相コイル間の絶縁を行うために同相コイル間に配設された相内絶縁紙とを有することを特徴とするものである。
このステータでは、同相コイル間には相内絶縁紙が介在し、異相コイル間には公知の相間絶縁紙が介在している。このため、モータの更なる高電圧化を図った場合に、異相コイル間だけでなく同相コイル間にも大きな電位差が発生したとしても、異相コイル間の絶縁は相間絶縁紙によって確保され、同相コイル間の絶縁は相内絶縁紙によって確保される。従って、このステータでは、モータの更なる高電圧化を図った場合にも、絶縁性能を確保することができる。
そして、上記のステータに配設された相内絶縁紙は、上記したいずれか1つの相内絶縁紙であることが望ましい。
相内絶縁紙として上記したものを使用することにより、同相コイル間の絶縁を十分に確保することができるからである。従って、このようなステータでは、モータの更なる高電圧化を図った場合に、十分な絶縁性能を確保することができる。
本発明に係る相内絶縁紙およびステータによれば、上記した通り、ステータコアに装着された同相コイル間の絶縁を確保することができる相内絶縁紙およびステータが提供されている。
以下、本発明の相内絶縁紙およびステータを具体化した最も好適な実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。本実施の形態は、分布巻きを用いたハイブリッド車駆動用のモータに本発明を適用したものである。
そこでまず、本実施の形態に係るステータの概略構成を図1に示す。図1は、ステータ50の概略構成を模式的に示す模式図である。なお、図1ではステータ50の一部(1/4円弧分)のみを示している。本実施の形態に係るステータ50は、図1に示すように、U相コイル51U、V相コイル51V、およびW相コイル51Wを備える三相ステータである。このため、本実施の形態におけるU相コイル51Uが本発明の「最外相コイル」に相当し、W相コイル51Wが本発明の「最内相コイル」に相当する。
ステータ50は、ステータコア52と、ステータコア52に配設される上記した三相のコイル51U,51V,51Wと、U相−V相間に配設されるUV相間絶縁紙10UV、V相−W相間に配設されるVW相間絶縁紙10VWと、U相間に配設されるU相内絶縁紙60Uと、V相間に配設されるV相内絶縁紙60Vと、W相間に配設されるW相内絶縁紙60Wとを備えている。
ここで、ステータコア52は、複数枚の鋼板が積層されて一体的に接着されて形成された円環形状のものである。そして、ステータコア52の内周面には、図1に示すように、各相コイル51U,51V,51Wを配設させるための複数のスロット53が所定の間隔をおいて形成されている。一方、各相のコイル51U,51V,51Wは、エナメル線を巻回して形成されたものである。そして、これら各相のコイル51U,51V,51Wが、相間絶縁紙10UV,10VWおよび相内絶縁紙60U,60V,60Wを介してステータコア52のスロット53に装着されている。
続いて、本実施の形態に係る相間絶縁紙について図2〜図7を参照しながら説明する。図2は、U相内絶縁紙60Uを示す斜視図である。図3は、U相内絶縁紙60Uの展開図である。図4は、V相内絶縁紙60Vを示す斜視図である。図5は、V相内絶縁紙60Vの展開図である。図6は、W相内絶縁紙60Wを示す斜視図である。図7は、W相内絶縁紙60Wの展開図である。
まず、U相内絶縁紙60Uについて説明する。U相内絶縁紙60Uは、図2、図3に示すように、隔離部61Uと、固定部62Uと、位置決め部63Uとを備えている。隔離部61Uは、ステータコア52に装着されたU相コイル51U間に配設されてU相コイル51U同士を隔離して絶縁を行うためのものである。隔離部61Uは、略三角形状になっている。このような形状にしているのは、U相コイル51Uの側面形状が略三角形になるので(図10参照)、U相コイル51Uの側面を確実に覆うことができるようにするためである。固定部62Uは、隔離部61Uを定位置に保持固定するためのものであり、U相コイル51UとUV相間絶縁紙10UVとの間に挿入されるようになっている。位置決め部63Uは、U相コイル51Uの外周面に当接してU相内絶縁紙60U(特に、隔離部61U)の位置決めを行うものである。
そして、U相内絶縁紙60Uは、図2に示すように、隔離部61Uと固定部62Uとで形成される境界線64と、隔離部61Uと位置決め部63Uとで形成される境界線65と、固定部62Uと位置決め部63Uとで形成される境界線66とが、互いに一点で交差するように立体的に形成されている。これら境界線64〜66が、本発明の「第1〜第3境界辺」に相当する。
このようなU相内絶縁紙60Uは次のようにして作製される。まず、シート状の紙(硬質紙)あるいは樹脂が図3に示すような形状に打ち抜かれる。次いで、境界線64,65,66において山折り形成される。そして、のりしろ70と位置決め部63Uの対応部分とが接着される。かくして、図2に示すU相内絶縁紙60Uが作製される。
続いて、V相内絶縁紙60Vについて説明する。V相内絶縁紙60Vは、図4、図5に示すように、隔離部61Vと、固定部62VA,62VBとを備えている。隔離部61Vは、ステータコア52に装着されたV相コイル51V間に配設されてV相コイル51V同士を隔離して絶縁を行うためのものである。固定部62VA,62VBは、隔離部61Vを定位置に保持固定するためのものであり、隔離部61Vのステータコア52における周方向両側に設けられている。そして、固定部62VAがV相コイル51VとUV相間絶縁紙10UVとの間に挿入され、固定部62VBがV相コイル51VとVW相間絶縁紙10VWとの間に挿入されるようになっている。
このようなV相内絶縁紙60Vは、次のようにして、図4に示すようにZ字形状に形成される。つまり、シート状の紙(硬質紙)あるいは樹脂が図5に示すような形状に打ち抜かれる。次いで、山折り線67および谷折り線68において、それぞれ山折り形成および谷折り成形される。かくして、図4に示すV相内絶縁紙60Vが作製される。
最後に、W相内絶縁紙60Wについて説明する。W相内絶縁紙60Wは、図6、図7に示すように、隔離部61Wと固定部62Wとを備えている。隔離部61Wは、ステータコア52に装着されたW相コイル51W間に配設されてW相コイル51W同士を隔離して絶縁を行うためのものである。固定部62Wは、隔離部61Wを定位置に保持固定するためのものである。そして、固定部62WがW相コイル51WとVW相間絶縁紙10VWとの間に挿入されようになっている。
このようなW相内絶縁紙60Wは、次のようにして、図6に示すようにL字形状に形成される。つまり、シート状の紙(硬質紙)あるいは樹脂が図7に示すような形状に打ち抜かれる。その後、山折り線69において山折り形成されて、図6に示すW相内絶縁紙60Wが作製される。
なお、上記した各相内絶縁紙の大きさはモータ(ステータ)の大きさにより定まるので、各モータによって最適な大きさが設定されている。
ここで、相間絶縁紙について図8、図9を参照しながら簡単に説明する。図8は、U相コイル51UとV相コイル51Vの間に挿入される相間絶縁紙10UVの斜視図である。図9は、V相コイル51VとW相コイル51Wの間に挿入される相間絶縁紙10VWの斜視図である。
まず、U相コイル51UとV相コイル51Vの間に挿入される相間絶縁紙10UVについて説明する。相間絶縁紙10UVは、図8に示すように、中央部分が略長方形状に切り抜かれた略四角形の形状をなし、硬質な紙材あるいは樹脂により形成されたものである。
そして、相間絶縁紙10UVにおいては、その上下に凸部21a,21bが形成された平面部20a,20bを備えている。これら平面部20a,20bは、相間絶縁紙10UVの両端で脚部22,22により連結されて一体となっている。そして、この脚部22がステータコア52のスロット53に装着されるようになっている。これにより、相間絶縁紙10UVがステータコア52に装着された際、平面部20a,20bはステータコア52の両端面から突出するようになっている。すなわち、相間絶縁紙10UVは、両端面一体型(はしご型)の形状をなしている。
次に、V相コイル51VとW相コイル51Wの間に挿入される相間絶縁紙10VWについて説明する。相間絶縁紙10VWも、図9に示すように、中央部分が略長方形状に切り抜かれた略四角形の形状をなし、硬質な紙材あるいは樹脂により形成されたものである。
そして、相間絶縁紙10VWにおいても、その上下に凸部31a,31bが形成された平面部30a,30bを備えている。これら平面部30a,30bは、相間絶縁紙10VWの両端で脚部32,32により連結されて一体となっている。そして、この脚部32がステータコア52のスロット53に装着されるようになっている。これにより、相間絶縁紙10VWがステータコア52に装着された際、平面部30a,30bはステータコア52の両端面から突出するようになっている。すなわち、相間絶縁紙10VWも、相間絶縁紙10UVと同様、両端面一体型(はしご型)の形状をなしている。
次に、上記した構成を有する相内絶縁紙60U,60V,60Wおよび相間絶縁紙10UV,10VWを使用してステータ50を組み立てる作業について、図10〜図15を参照しながら説明する。図10は、図1に示すU−U線における断面図である。図11は、図1に示すV−V線における断面図である。図12は、絶縁不良になるおそれのある相内絶縁紙60Vの挿入前配置を示す説明図である。図13は、相内絶縁紙60Vを回転(時計回り)させながら挿入する状態を示す説明図である。図14は、相内絶縁紙60Vが挿入された後の状態を示す説明図である。図15は、図1に示すW−W線における断面図である。
まず、U相コイル51Uが不図示のブレードに巻きかけられ、不図示のストリッパにより押し上げられてステータコア52のスロット53に挿入される。そして、ステータコア52のスロット53に挿入されたU相コイル51Uに対して拡張成形が行われる。この拡張成形は、次相のコイル(本実施の形態ではV相コイル51V)をステータコア52に挿入するために、ステータコア52のスロット53を空けておくために行われるコイル成形である。
そして、U相コイル51Uの拡張成形が終了すると、U相−V相間に配設されるUV相間絶縁紙10UVがステータコア52に挿入される。この相間絶縁紙10UVの挿入は、図示しない挿入治具により行われる。すなわち、挿入治具に保持された相間絶縁紙10UVが、ステータコア52の内周側に配置されて、挿入治具に保持された相間絶縁紙10UVがステータコア52に挿入される。
次いで、V相コイル51Vが、U相コイル51Uと同様の方法で、ステータコア52のスロット53に挿入される。そして、V相コイル51Vの拡張成形が行われる。その後、相間絶縁紙10UVと同様の手順で、V相−W相間に配設されるVW相間絶縁紙10VWがステータコア52に挿入される。さらに、U相コイル51Uと同様の方法にて、W相コイル51Wがステータコア52に挿入される。
その後、一般的なステータの製造では、W相コイル51Wをステータコア52に挿入した後にコイルエンドの最終成形が行われる。しかしながら、コイルエンドの最終成形を行うと、各コイル間の隙間がなくなり、相内絶縁紙60U,60V,60Wの固定部62U,62VA,62VB,62Wを各相コイル51U,51V,51W間に挿入することができなくなってしまう。そのため、本実施の形態では、コイルエンドの最終成形を行う前に、各相内絶縁紙60U,60V,60Wを各相コイル51U,51V,51W間に挿入する。
そこで、各相内絶縁紙60U,60V,60Wの各相コイル51U,51V,51W間への挿入方法について説明する。まず、U相コイル51U間の絶縁を行う相内絶縁紙60Uの挿入方法について図10を参照しながら説明する。相内絶縁紙60Uは、U相コイル51Uの外周側から挿入する。具体的には、固定部62Uが上面となって位置決め部63Uが後ろ(外周側)に位置するような状態で、相内絶縁紙60UをU相コイル51Uの外周側斜め上方からU相コイル51U間に挿入する。このとき、隔離部61UがU相コイル51U間に配設され、固定部62UがU相コイル51Uと相間絶縁紙10UVとの間に配設されるようにする。
ここで、U相コイル51U同士の境界部における断面は、ステータコア外周から内周に向かって低くなる斜辺を有する三角形状になっている。このため、U相内絶縁紙を挿入する際に過挿入となってステータコア52の内周面から飛び出してしまうおそれがある。そうなってしまうと、U相コイル51U間での絶縁を確保することができない。
しかしながら、本実施の形態に係る相内絶縁紙60Uには、位置決め部63Uが備わっている。このため、相内絶縁紙60Uを挿入していくと、過挿入になる前に、位置決め部63UがU相コイル51Uの外周面に当接する。つまり、位置決め部63Uによって、相内絶縁紙60Uの過挿入が確実に防止されて隔離部61Uが所定位置に確実に配置される。これにより、図10に示すように、隔離部61UによってU相コイル51U同士が隔離される。従って、U相コイル51U間の絶縁を確保することができる。なお、U相コイル51Uの下端部(ステータコア端面側)は、相内絶縁紙60Uの隔離部61Uによって覆われていないが、この部分は不図示のスロット紙によって覆われるので絶縁性には何ら影響はない。
次に、V相コイル51V間の絶縁を行う相内絶縁紙60Vの挿入方法について、図11〜図14を参照しながら説明する。相内絶縁紙60Vは、ステータ軸方向から挿入する。ここで、図12に示すように、隔離部61Vをステータコア径方向に位置させた状態で相内絶縁紙60Vを挿入することも考えられる。ところが、このような挿入方法では、固定部62VA,62VBがV相コイル51Vと両相間絶縁紙10UV,10VWとの間に挿入されずに、V相コイル51V内に入り込んでしまうおそれがある。そうなると、V相コイル51V間の絶縁を確保することができなくなってしまう。
そこで、本実施の形態では、図13に示すように、まず、固定部62VA,62VBがステータコア径方向に位置し、隔離部61Vがステータコア周方向に位置するように、相内絶縁紙60VをV相コイル51Vに対して配置する。そして、この状態から、相内絶縁紙60Vを回転(時計回り)させながら挿入する。そうすると、図14に示すように、固定部62VA,62VBが両相間絶縁紙10UV,10VWに張り付くようにしてV相コイル51Vと両相間絶縁紙10UV,10VWとの間に進入するとともに、隔離部61VがV相コイル51V間に進入する。
なお、図12に示す状態から天地を逆にして相内絶縁紙60VをV相コイル51Vに対して配置し、相内絶縁紙60Vを反時計回りに回転させながら挿入しても、固定部62VA,62VBをV相コイル51Vと両相間絶縁紙10UV,10VWとの間に進入させることができる。ただし、この場合には、固定部62VA,62VBの一方がU相コイル51Uに干渉するおそれがある。従って、本実施の形態では、相内絶縁紙60Vを図12に示すように配置して、時計回りに回転させながら挿入している。
このように、相内絶縁紙60Vを回転させながら挿入することにより、固定部62VA,62VBがV相コイル51V内に入り込むことを防止して、相内絶縁紙60Vを所定位置に配置することができる。。そして、相内絶縁紙60Vが不図示のスロット紙に当接すると、相内絶縁紙60Vの挿入が完了し、図11に示すように、隔離部61VによってV相コイル51V同士を隔離することができる。従って、V相コイル51V間の絶縁を確保することができる。なお、図11において、V相コイル51Vの下端部(ステータコア端面側)は、相内絶縁紙60Vの隔離部61Vによって覆われていないが、この部分は不図示のスロット紙によって覆われるので絶縁性には何ら影響はない。
最後に、W相コイル51W間の絶縁を行う相内絶縁紙60Wの挿入方法について図15を参照しながら説明する。相内絶縁紙60Wも、相内絶縁紙60Vと同様、ステータ軸方向から挿入する。ただし、相内絶縁紙60Vのように回転させながら挿入する必要はない。つまり、隔離部61WがW相コイル51W間に配設され、固定部62WがW相コイル51Wと相間絶縁紙10VWとの間に配設されるように、相内絶縁紙60Wをステータ軸方向から各コイル間に挿入する。
そして、相内絶縁紙60Wが不図示のスロット紙に当接すると、相内絶縁紙60Wの挿入が完了し、図15に示すように、隔離部61WによってW相コイル51W同士を隔離することができる。従って、W相コイル51W間の絶縁を確保することができる。なお、図15において、W相コイル51Wの下端部(ステータコア端面側)は、相内絶縁紙60Wの隔離部61Wによって覆われていないが、この部分は不図示のスロット紙によって覆われるので絶縁性には何ら影響はない。
このようにして、各相内絶縁紙60U,60V,60Wが各コイル間に挿入・組み付けられると、コイルエンドの最終成形が行われる。かくして、図1に示すような三相ステータ50が完成する。このコイルエンドの最終成形によって各コイル間の隙間がなくなり、各相内絶縁紙60U,60V,60Wのそれぞれの固定部62U,62VA,62VB,62Wが各コイル間(正確には各コイルと各相間絶縁紙との間)に固定される。その結果、各相内絶縁紙60U,60V,60Wのそれぞれの隔離部61U,61V,61Wが所定位置に保持固定され、各相コイル51U,51V,51Wの同相コイル同士が隔離部61U,61V,61Wによって確実に分離される。従って、各相内絶縁紙60U,60V,60Wにより、各相コイル5U,51V,51Wの同相コイル間の絶縁が十分に確保される。
そして、この三相ステータ50では、各相コイル51U,51V,51W間のうち異相コイル間の絶縁(相間絶縁)は相間絶縁紙10UV,10VWによって確保されている。つまり、U相コイル51UとV相コイル51Vとの絶縁が相間絶縁紙10UVによって確保され、V相コイル51VとW相コイル51Wとの絶縁が相間絶縁紙10VWによって確保されている。また、三相ステータ50では、各相コイル51U,51V,51W間のうち同相コイル間の絶縁(相内絶縁)は相内間絶縁紙60U,60V,60Wによって確保されている。つまり、U相コイル51U同士の絶縁が相内絶縁紙60Uによって確保され、V相コイル51V同士の絶縁が相内絶縁紙60Vによって確保され、W相コイル51W同士の絶縁が相内絶縁紙60Wによって確保されている。従って、三相ステータ50を使用したモータの使用電圧を高めた場合に同相コイル間で電位差が発生したとしても、そのモータにおいて絶縁不良となることはない。
以上、詳細に説明したように本実施の形態に係る相内絶縁紙60U,60V,60Wにはそれぞれ、隔離部61U,61V,61Wと、固定部62U,62V(A,B),62Wとが設けられている。そして、相内絶縁紙60U,60V,60Wが挿入された後にコイルエンドの最終成形が行われると、各固定部62U,62V(A,B),62Wが各コイル間に狭持される。これにより、各隔離部61U,61V,61Wが所定位置に保持固定されて各相コイル51U,51V,51Wにおける境界部分をしっかりと覆って隔離することができる。従って、相内絶縁紙60U,60V,60Wにより、ステータコア52に装着されたU相コイル51U間、V相コイル51V間、W相コイル51W間における各相内絶縁を確保することができる。
そして、ステータ50では、U相コイル51UとV相コイル51Vとの間に相間絶縁紙10UVを介在させ、V相コイル51VとW相コイル51Wとの間に相間絶縁紙10VWを介在させるとともに、U相コイル51U間に相内絶縁紙60Uを介在させ、V相コイル51V間に相内絶縁紙60Vを介在させ、W相コイル51W間に相内絶縁紙60Wを介在させている。このため、ステータ50は、異相コイル間及び同相コイル間における絶縁性を確保したものとなっているので、モータの使用電圧を高めた場合にも絶縁不良となることがない。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。上記した実施の形態では、ハイブリッド車駆動用のモータに対し本発明に係る相間絶縁紙およびステータを適用したものを例示したが、本発明は自動車のモータに限られることなく、分布巻きを用いたあらゆる用途に使用されるモータに適用することができる。
実施の形態に係るステータの概略構成を示す斜視図である。 実施の形態に係るU相内絶縁紙を示す斜視図である。 図2に示すU相内絶縁紙の展開図である。 実施の形態に係るV相内絶縁紙を示す斜視図である。 図4に示すV相内絶縁紙の展開図である。 実施の形態に係るW相内絶縁紙を示す斜視図である。 図6に示すW相内絶縁紙の展開図である。 U−V相間の相間絶縁紙の概略構成を示す斜視図である。 V−W相間の相間絶縁紙の概略構成を示す斜視図である。 図1に示すU−U線における断面図である。 図1に示すV−V線における断面図である。 絶縁不良になるおそれのあるV相内絶縁紙の挿入前配置を示す説明図である。 V相内絶縁紙を回転(時計回り)させながら挿入する状態を示す説明図である。 V相内絶縁紙が挿入された後の状態を示す説明図である。 図1に示すW−W線における断面図である。
符号の説明
10UV UV相間絶縁紙
10VW VW相間絶縁紙
50 ステータ
51U U相コイル
51V V相コイル
51W W相コイル
52 ステータコア
53 スロット
60U U相内絶縁紙
60V V相内絶縁紙
60W W相内絶縁紙
61U,61V,61W 隔離部
62U,62V,62W 固定部
63U 位置決め部
64 境界線(第1境界辺)
65 境界線(第2境界辺)
66 境界線(第3境界辺)
67,69 山折り線
68 谷折り線
70 のりしろ

Claims (7)

  1. ステータコアに装着された同相コイル間の絶縁を行う相内絶縁紙であって、
    前記同相コイル同士を隔離する隔離部と、
    前記隔離部を保持固定するための固定部と
    を備え
    絶縁対象コイルとその絶縁対象コイルに隣接する異相コイルとの間に前記固定部を配置することにより、前記隔離部を保持固定する相内絶縁紙において、
    前記ステータコアの最外周に配置される最外相コイル間の絶縁を行うものには、前記最外相コイルの外周面に当接して前記隔離部の位置決めを行う位置決め部をさらに備えていることを特徴とする相内絶縁紙。
  2. 請求項に記載する相内絶縁紙において、
    前記隔離部と前記固定部とで形成される第1境界辺と、前記隔離部と前記位置決め部とで形成される第2境界辺と、前記固定部と前記位置決め部とで形成される第3境界辺とが、一点で交差するように立体的に形成されたことを特徴とする相内絶縁紙。
  3. ステータコアに装着された同相コイル間の絶縁を行う相内絶縁紙であって、
    前記同相コイル同士を隔離する隔離部と、
    前記隔離部を保持固定するための固定部とを備え、
    絶縁対象コイルとその絶縁対象コイルに隣接する異相コイルとの間に前記固定部を配置することにより、前記隔離部を保持固定する相内絶縁紙において、
    前記ステータコアの最内周に配置される最内相コイル間の絶縁を行うものは、前記ステータコアの軸方向から見た場合にL字形をなしていることを特徴とする相内絶縁紙。
  4. ステータコアに装着された同相コイル間の絶縁を行う相内絶縁紙であって、
    前記同相コイル同士を隔離する隔離部と、
    前記隔離部を保持固定するための固定部と
    を備え、
    絶縁対象コイルとその絶縁対象コイルに隣接する異相コイルとの間に前記固定部を配置することにより、前記隔離部を保持固定する相内絶縁紙において、
    前記最外相コイルおよび前記最内相コイル以外の同相コイル間の絶縁を行うものは、前記隔離部の前記ステータコア円周方向両側に前記固定部が配置されていることを特徴とする相内絶縁紙。
  5. 請求項に記載する相内絶縁紙において、
    前記ステータコアの軸方向から見た場合にZ字形をなしていることを特徴とする相内絶縁紙。
  6. ステータコアに多相のコイルが装着されたステータであって、
    前記多相コイルのうち異相コイル間の絶縁を行うために異相コイル間に配設された相間絶縁紙と、
    前記多相コイルのうち同相コイル間の絶縁を行うために同相コイル間に配設された相内絶縁紙と、を有し、
    前記相内絶縁紙は、異なる形状を有し、
    前記同相コイル同士を隔離する隔離部と、
    前記隔離部を保持固定するための固定部とを備え、
    絶縁対象コイルとその絶縁対象コイルに隣接する異相コイルとの間に前記固定部を配置することにより、前記隔離部を保持固定することを特徴とするステータ。
  7. 請求項に記載するステータにおいて、
    前記相内絶縁紙が請求項1から請求項に記載するいずれか1つの相内絶縁紙であることを特徴とするステータ。

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