JP5227077B2 - 3相回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、3相回転電機に係り、特に、ティースに巻回される各コイルが近接して配置される3相回転電機に関する。
3相回転電機の駆動には、インバータ電源が広く用いられている。しかし、インバータ電源で3相回転電機を駆動した場合、インバータ回路のスイッチング時に発する急峻なサージ電圧によって3相回転電機に高電圧が発生して問題となることがある。具体的には、複数のティース部と、隣接するティース部の間に形成されるスロット部と、ティース部に巻回される3相コイルであって同相コイルが周方向に並んで設けられ異相コイルが径方向に並んで設けられる3相コイルとを含む3相回転電機において、各コイルのうちスロット部内に位置するスロット内部分とティース部(接地)との間に静電容量が形成される。インバータ回路のスイッチングによって発生する急峻なサージ電圧が3相回転電機に印加されると、この電圧印加時の立ち上がりの瞬間の電流は、上述の静電容量を介して他相コイルへバイパスされ、特に、上述の電流は、3相回転電機の各入力端子に直結するコイルである第1コイルに集中するため第1コイルの分担電圧が上昇する。そして、第1コイルにおける両端の電位差が大きい場合は、この電位差が部分放電開始電圧を超えた場合は、部分放電の発生によりコイルの絶縁寿命が短くなることがある。
特許文献1には、2n(nは整数)の導体をモータ巻線の巻回数の1/2回だけ巻いた後、巻き始めと巻き終わりの導体を2分割し、巻き始めのn個と巻き終わりのn個の導体を外部で接続した低圧モータであって、この低圧モータの巻線の巻き始めと巻き終わりの接続部と、巻線の巻き始め部、極間亘り線、巻き終わり部の間にコンデンサを接続するものが開示されている。
特開2005−65363号公報
上記特許文献1の構成を用いることで、急峻サージ電圧に対してコイル間の分担電圧を緩和し、コイルにおける絶縁劣化が発生することを防止することもできる。しかし、特許文献1の構成では、モータ巻線の巻き始めと巻き終わりの電線を取り出して溶接するという工程が必要であり、またコンデンサを並列に巻かれた巻線全てに設置する必要があるためコスト増加となってしまう場合がある。
本発明の目的は、急峻なサージ電圧が3相回転電機に入力されたときのコイル間の分担電圧をより簡単な構成で緩和し、絶縁性能を確保する3相回転電機を提供することである。
本発明に係る3相回転電機は、複数のティース部と、隣接するティース部の間に形成されるスロット部と、ティース部に巻回される3相コイルであって同相コイルが周方向に並んで設けられ異相コイルが径方向に並んで設けられる3相コイルとを含む3相回転電機であって、各コイルスロット部の外側に位置するコイルエンド部分において同相コイル同士及び異相コイル同士の間の比誘電率がε1であり、各コイルスロット部の内側に位置するスロット内部分とティース部との間の比誘電率がε2であり、ε1がε2よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明に係る3相回転電機において、ε1が1よりも大きいことが好ましい。
また、本発明に係る3相回転電機において、各コイルにおいてコイルエンド部分同士の間には比誘電率がε1であるワニスが含浸され、各コイルにおいてスロット内部分とティース部との間には比誘電率がε2であるワニスが含浸されることが好ましい。
また、本発明に係る3相回転電機において、3相回転電機の各入力端子側の第1番目の各コイルエンド部分から第3番目の各コイルエンド部分までのコイルエンド部分同士の間のみ、比誘電率がε1であることが好ましい。
また、本発明に係る3相回転電機において、ε1が5よりも大きく、ε2が5よりも小さいことが好ましい。
また、本発明に係る3相回転電機において、各コイルにおいてコイルエンド部分同士の間は比誘電率がε1の絶縁紙によって絶縁されることが好ましい。
上記構成によれば、ε1がε2よりも高いため、コイルエンド部分同士の間に形成される静電容量の値が、スロット内部分とスロット部を形成するティース部との間に形成される静電容量の値よりも大きくなる。したがって、インバータ回路のスイッチングによって発生する急峻なサージ電圧が回転電機に印加されても、コイルエンド部分同士の間に形成される静電容量を介して、入力端子とは反対側の中性点側に配置されるコイルに向けてサージ電流が流れ込む。そして、各コイルに高周波電流が分散するため、入力端子と直結する第1番目のコイルである第1コイルへのサージ電圧の集中を抑制することができる。これにより、コイルの絶縁性能を確保することができる。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。また、この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。
図1は、本発明の第1実施形態である3相回転電機10の上面図である。なお、図1ではコイルの巻回状態を分かりやすくするために各相コイルを簡略化して描いている。3相回転電機10は、固定子であるステータ8と、ステータ8に巻回される3相コイルと、図示していない回転子であるロータとを含んで構成される。3相コイルは、U相コイル32と、V相コイル34と、W相コイル36とを含んで構成され、ステータ8の外周側からU相コイル32、V相コイル34、W相コイル36の順に配置される。また、インバータ回路(図示せず)からの出力を受ける入力端子としてU相入力端子12とV相入力端子14とW相入力端子16とが設けられる。ここで、U相入力端子12とV相入力端子14とW相入力端子16に直結される第1番目のコイルである各コイルをそれぞれ第1U相コイル321と第1V相コイル341と第1W相コイル361と規定する。さらに、U相コイル32とV相コイル34とW相コイル36との接続点として中性点13が設けられる。
ステータ8は、3相コイルが巻回される48極のティース22と、各ティース22の間に形成されるスロット24と、ステータヨーク18とを含んで構成される。ステータヨーク18は、ステータ8の外形を構成するドーナツ形状を有する。ティース22は、ステータヨーク18からステータ8の内径側に向けて肉厚が先細りとなる略四角錐台の形状である。U相コイル32、V相コイル34、W相コイル36は、隣接する5つのティース22を跨ぐようにスロット24に挿入してティース22に巻回される。
図2は、図1におけるA−A線断面図である。A−A線断面の箇所では、U相コイル32がスロット24に挿入されてティース22を巻回している。このとき、V相コイル34とW相コイル36については、ここではスロット24に挿入されずに延伸している。
U相コイル32は、U相コイルエンド部分322と、U相スロット内部分324とを含んで構成される。U相コイルエンド部分322は、U相コイル32においてスロット24の内部からティース22の端面を沿って突出し隣接する5つのティース22を跨いで、その先のスロット24の内部に入るまでのスロット24の外側に配置される部分である。U相スロット内部分324は、U相コイル32においてスロット24を形成するティース22の側面壁221に沿ってティース22を巻回するようにスロット24の内側に配置される部分である。なお、U相コイル32と同様に、V相コイル34は、V相コイルエンド部分342とV相スロット内部分(図示せず)とを含んで構成され、W相コイル36は、W相コイルエンド部分362とW相スロット内部分(図示せず)とを含んで構成される。
また、U相コイルエンド部分322とV相コイルエンド部分342とW相コイルエンド部分362においてそれぞれ形成される同相の全てのコイルエンド部分同士の間隙70(図1参照)と異相の全てのコイルエンド部分同士の間隙80を埋めるように比誘電率ε1(例えばε1=20)のワニスを含浸して、その後加熱して硬化させて間隙70,80を埋める物51を形成する。さらに、各U相スロット内部分324と対応する各ティース22の側面壁221との間隙90を埋めるように比誘電率ε2(例えばε2=3)のワニスを含浸して、その後加熱して硬化させて間隙90を埋める物52を形成する。これと同様に、各V相スロット内部分および各W相スロット内部分と対応する各ティース22の側面壁221との間隙90を埋めるように比誘電率ε2(例えばε2=3)のワニスを含浸して間隙90を埋める物52を形成する。ここで、比誘電率ε1は空気の誘電率である1よりも大きく、より好ましくは5よりも大きい値に設定される。また、比誘電率ε2は、5よりも小さい値に設定されることが好ましい。
各U相コイルエンド部分322と、隣り合って設けられ異相である各V相コイルエンド部分342との間に静電容量46(比誘電率ε1)が形成され、また、図1に示されるように、隣り合って設けられ同相である各U相コイルエンド部分322との間に静電容量42(比誘電率ε1)が形成される。さらに、各U相スロット内部分324とティース22の側面壁221(接地)との間に静電容量44(比誘電率ε2)が形成される。なお、V相コイル34およびW相コイル36においても同様に、静電容量42,44,46が形成される。
続いて、上記構成からなる3相回転電機10の動作について、図1〜図3を用いて説明する。図3は、3相回転電機10を要素単位で示した回路図である。3相回転電機10をインバータ回路によって駆動する場合に、インバータ回路のスイッチングの瞬間に各相の間に立ち上がりが急峻でピーク電圧が高いサージ電圧が発生し、そのサージ電圧が3相回転電機10の入力端子に印加される。例えば、このサージ電圧がU相入力端子12に印加されると、U相入力端子12側から第1番目のコイルである第1U相コイル321と接する静電容量44を介して隣接する他のV相入力端子14側から第1番目のコイルである第1V相コイル341やW相入力端子16側から第1番目のコイルである第1W相コイル361に電流が流れる経路と、第1U相コイル321と接する静電容量42や静電容量46を介して隣接するU相入力端子12側から第2番目のコイルである第2U相コイル323やV相入力端子14側から第2番目のコイルである第2V相コイル343に電流が流れ込む経路が存在する。
ここで、比誘電率ε1>比誘電率ε2の関係にあるから、静電容量42と静電容量46の値は、静電容量44の値に比べて大きい値となる。したがって、サージ電圧の印加によって3相回転電機10に流れるサージ電流は、静電容量42を介して第2U相コイル323、また静電容量46を介して第2V相コイル343へと流れ込む。さらに、第2U相コイル323と接する静電容量42と静電容量44と静電容量46についても容量値の関係は上述の通りであるため、U相入力端子12側から第3番目のコイルである第3U相コイル325およびV相入力端子14側から第3番目のコイルである第3V相コイル345へと、さらに中性点13側にサージ電流が流れ込む。
同様に、V相入力端子14あるいはW相入力端子16にサージ電圧が印加された場合にも静電容量44を介さずに静電容量42,46を介して中性点13側のコイルに向けてサージ電流が流れ込む。このように、サージ電流が中性点13側のコイルに向けて流れ込むことにより、各コイルへの高周波電流が分散するため、第1V相コイル341と第1W相コイル361へのサージ電圧の集中を抑制することができる。これにより、U相コイル32とV相コイル34とW相コイル36の絶縁性能を確保することができる。
なお、上記では、U相コイルエンド部分322とV相コイルエンド部分342とW相コイルエンド部分362においてそれぞれ形成される同相および異相の全てのコイルエンド部分同士の間隙70,80(図1、図2参照)を埋めるように比誘電率ε1のワニスを含浸するものとして説明した。しかし、上記のように、各入力端子から中性点13までの全てのコイルエンド部分ではなく、例えば、3相回転電機10の第1U相コイル321、第1V相コイル341、第1W相コイル361のコイルエンド部分から第3U相コイル325、第3V相コイル345、第3W相コイル365のコイルエンド部分までのコイルエンド部分同士の間の間隙70,80を埋めるように比誘電率ε1のワニスを含浸するものとしてもよい。
次に、図4を参照して本発明の第2実施形態である3相回転電機11について説明する。図4は、本発明の第2実施形態である3相回転電機11の上面図である。図5は、図4におけるA−A線断面図である。ここで、3相回転電機11は、上記第1実施形態の3相回転電機10とほぼ同様の構成を有するため、同一構成要素には同一符号を付して重複することとなる説明を援用によって省略し、異なる構成およびその作用について説明する。3相回転電機11は、絶縁部60についてのみ相違するため、以下では、特に、絶縁部60ついて詳細な説明を行う。
絶縁部60は、U相コイル32とV相コイル34との間を絶縁する絶縁紙61と、V相コイル34とW相コイル36との間を絶縁する絶縁紙62とを含んで構成される。絶縁紙61は、比誘電率がε1である環状の絶縁部材であり、3相回転電機11に略環状をなして設けられるU相コイル32とV相コイル34との間に配置される。絶縁紙62についても同じ絶縁部材であり、3相回転電機11に略環状をなして設けられるV相コイル34とW相コイル36との間に配置される。
上述の絶縁部60の配置により、各U相コイルエンド部分322と各V相コイルエンド部分342との間には、比誘電率ε1の絶縁紙61が配置される。さらに、絶縁紙61を配置した後に比誘電率ε1のワニスを含浸して、その後にワニスを加熱して硬化させて間隙70,80を埋める物51が形成される。これにより、各U相コイルエンド部分322と各V相コイルエンド部分342との間には、静電容量46(比誘電率ε1)が形成される。なお、隣接する同相のU相コイルエンド部分322同士の間には、物51が埋められているため、静電容量42(比誘電率ε1)が形成され、各コイルのスロット内部分とティース22との間には物52が埋められているため、静電容量44(比誘電率ε2)が形成される。
続いて、上記構成からなる3相回転電機11の動作について、図4〜図5を用いて説明する。3相回転電機11をインバータ回路によって駆動する場合に、インバータ回路のスイッチングの瞬間に各相の間に立ち上がりが急峻でピーク電圧が高いサージ電圧が発生し、そのサージ電圧が3相回転電機11の入力端子に印加される。
ここで、比誘電率ε1>比誘電率ε2の関係であるから、静電容量42と静電容量46の値は、静電容量44の値に比べて大きい値となる。したがって、3相回転電機10の場合と同様に、U相入力端子12あるいはV相入力端子14あるいはW相入力端子16にサージ電圧が印加された場合にも静電容量44を介さずに静電容量42,46を介して中性点13側のコイルに向けてサージ電流が流れ込み、各コイルへの高周波電流が分散する。これにより、U相コイル32とV相コイル34とW相コイル36の絶縁性能を確保することができる。
なお、上記では、各U相コイルエンド部分322と各V相コイルエンド部分342との間には、比誘電率ε1の絶縁紙61と間隙70,80を埋める物51とが存在し静電容量46(比誘電率ε1)が形成されるが、絶縁紙61のみが存在して静電容量46が形成されるものであっても、静電容量42と静電容量46の値が静電容量44の値に比べて大きい値となる限り同様の効果が得られる。
図6は、3相回転電機10,11の効果を確認した結果を示す図である。図6の縦軸は、3相回転電機のコイル間最大電位差分担率を示す図である。グラフ101は、上記の3相回転電機におけるコイルのコイルエンド部分同士の間隙70,80に比誘電率ε1の値を3、コイルのスロット部内分とティース22との間隙90に比誘電率ε2の値を3のワニスを含浸した際の電圧分担率を示す。グラフ102は、同様の間隙にそれぞれ比誘電率ε1の値が20で、比誘電率ε2の値も20であるワニスを含浸した際の電圧分担率を示す。グラフ103は、同様の間隙にそれぞれ比誘電率ε1の値が20で比誘電率ε2の値が3であるワニスを含浸した際の電圧分担率を示す。
グラフ101の場合は、比誘電率ε1と比誘電率ε2の値がともに3で同じ値となり、グラフ102の場合は、グラフ101の場合と比べて値が大きくなるものの比誘電率ε1と比誘電率ε2の値がともに20で同じ値となる。ここで、グラフ101の場合は、静電容量42,44,46の値がほとんど同じ値となり、入力端子に直結する他の第1番目のコイルに多くのサージ電流が流れるため電圧分担率は図6に示される通りとなる。また、グラフ102の場合は、静電容量42,44,46の値がグラフ101の場合に比べて大きくなるものその関係は変わらず、やはり入力端子に直結する他の第1番目のコイルに多くのサージ電流が流れるため電圧分担率はグラフ101と同様のものになる。
これに対し、本発明の実施形態である3相回転電機10,11では、例えば比誘電率ε2を3とすることで静電容量44の値を低く抑え、例えば比誘電率ε1を20とし静電容量42,46の値を上昇させることでサージ電流の分散を促進させ、電圧分担率は図6に示される通りグラフ101,102に比べて低下することができる。
本発明の第1実施形態である3相回転電機の上面図である。 図1におけるA−A断面図である。 3相回転電機を要素単位で示した回路図である。 本発明の第2実施形態である3相回転電機の上面図である。 図4におけるA−A断面図である。 本発明の第1実施形態の3相回転電機と本発明の第2実施形態の3相回転電機との効果を確認した結果を示す図である。
符号の説明
8 ステータ、10、11 3相回転電機、12 U相入力端子、13 中性点、14 V相入力端子、16 W相入力端子、18 ステータヨーク、22 ティース、24 スロット、32 U相コイル、34 V相コイル、36 W相コイル、42,44,46 静電容量、51,52 物、60 絶縁部、61,62 絶縁紙、70,80,90 間隙、101,102,103 グラフ、221 側面壁、321 第1U相コイル、322 U相コイルエンド部分、323 第2U相コイル、324 U相スロット内部分、325 第3U相コイル、341 第1V相コイル、342 V相コイルエンド部分、343 第2V相コイル、345 第3V相コイル、361 第1W相コイル、362 W相コイルエンド部分、363 第2W相コイル、365 第3W相コイル。

Claims (6)

  1. 複数のティース部と、隣接するティース部の間に形成されるスロット部と、ティース部に巻回される3相コイルであって同相コイルが周方向に並んで設けられ異相コイルが径方向に並んで設けられる3相コイルとを含む3相回転電機であって、
    各コイルスロット部の外側に位置するコイルエンド部分において同相コイル同士及び異相コイル同士の間の比誘電率がε1であり、
    各コイルスロット部の内側に位置するスロット内部分とティース部との間の比誘電率がε2であり、ε1がε2よりも大きいことを特徴とする3相回転電機。
  2. 請求項1に記載の3相回転電機において、
    ε1が1よりも大きいことを特徴とする3相回転電機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の3相回転電機において、
    各コイルにおいてコイルエンド部分同士の間には比誘電率がε1であるワニスが含浸され、
    各コイルにおいてスロット内部分とティース部との間には比誘電率がε2であるワニスが含浸されることを特徴とする3相回転電機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1に記載の3相回転電機において、
    3相回転電機の各入力端子側の第1番目の各コイルエンド部分から第3番目の各コイルエンド部分までのコイルエンド部分同士の間のみ、比誘電率がε1であることを特徴とする3相回転電機。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1に記載の3相回転電機において、
    ε1が5よりも大きく、ε2が5よりも小さいことを特徴とする3相回転電機。
  6. 請求項1または請求項2に記載の3相回転電機において、
    各コイルにおいてコイルエンド部分同士の間は比誘電率がε1の絶縁紙によって絶縁されることを特徴とする3相回転電機。
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