JP5741555B2 - 回転電機における相間絶縁シート、及び電動圧縮機 - Google Patents

回転電機における相間絶縁シート、及び電動圧縮機 Download PDF

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Description

本発明は、回転電機における相間絶縁シート、及び電動圧縮機に関する。
回転電機におけるU相、V相、W相の各巻線のコイルエンドの相間に介在される相間絶縁シート(相間絶縁紙)としては、例えば特許文献1に開示のものがある。特許文献1に開示される相間絶縁シートは、コイルエンド部分の相間絶縁を行う一対の絶縁部と、ステータコアに複数配列されたティース間のスロットに挿入されるとともに一対の絶縁部同士を接続する複数のブリッジ片とから構成されている。各絶縁部は、帯状に形成された絶縁シートの両端部同士を重ねて、その重なっている部位である重合部を熱溶着することで環状に形成される。
U相巻線は、第1のスロットの群に通される。続いて、V相巻線が通される第2のスロットの群に、U相巻線のコイルエンドとV相巻線のコイルエンドとの相間絶縁を行う相間絶縁シートの各ブリッジ片が挿入されるとともに、V相巻線が各第2のスロットに通される。これにより、一対の絶縁部がU相巻線のコイルエンドとV相巻線のコイルエンドとの間に介在されるとともに、一対の絶縁部によってU相巻線のコイルエンドとV相巻線のコイルエンドとの間が絶縁される。
続いて、W相巻線が通される第3のスロットの群に、V相巻線のコイルエンドとW相巻線のコイルエンドとの相間絶縁を行う相間絶縁シートの各ブリッジ片が挿入されるとともに、W相巻線が各第3のスロットに通される。これにより、一対の絶縁部がV相巻線のコイルエンドとW相巻線のコイルエンドとの間に介在されるとともに、一対の絶縁部によってV相巻線のコイルエンドとW相巻線のコイルエンドとの間が絶縁される。
特開2009−77582号公報
ところで、絶縁部の重合部は、絶縁部における重合部以外の部位と比べると、絶縁シートの両端部同士が重なっているために柔軟性が低下している。すなわち、重合部は絶縁部において撓み難い部位となっている。ここで、例えば、U相巻線のコイルエンドとV相巻線のコイルエンドとの相間絶縁を行う絶縁部の重合部が、第3のスロット上を通過している場合がある。この場合、重合部は絶縁部において撓み難い部位となっているため、第3のスロットにW相巻線を挿入する際に、W相巻線と重合部とが干渉してしまい、第3のスロットにW相巻線が挿入し難くなってしまう。そこで、絶縁部の周方向において、重合部の幅を極力短くすることで、絶縁部における撓み難い部位を極力小さくすることが考えられるが、重合部の幅を短くすればするほど、絶縁部における重合部での強度が低下してしまう虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、絶縁部における撓み難い部位を極力小さくすることができるとともに、絶縁部における重合部での強度を確保することができる回転電機における相間絶縁シート、及び電動圧縮機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、回転電機のステータコアに複数配列されたティース間のスロットに巻線が波巻きで巻かれており、前記ステータコアの両端部からそれぞれ突出する前記巻線のコイルエンドの相間絶縁を行う一対の絶縁部と、前記スロットに挿入されるとともに一方の前記絶縁部のブリッジ基部から他方の前記絶縁部のブリッジ基部に延在するブリッジ片とを有し、前記絶縁部は、前記ブリッジ基部を含んで所定の幅で重なる重合部を有して環状に形成されている回転電機における相間絶縁シートであって、前記絶縁部の周方向において、前記重合部の幅は、前記ブリッジ片の幅以下であり、前記重合部には貫通孔が形成されていることを要旨とする。
この発明によれば、例えば、絶縁部の周方向において、重合部の幅が、ブリッジ片の幅よりも長くなっている場合に比べると、重合部の幅を短くすることができる。その結果、絶縁部における撓み難い部位を極力小さくすることができる。また、絶縁部の周方向において、ブリッジ基部は、絶縁部の他の部位に比べると、強度が高くなっている。そして、絶縁部の周方向において、ブリッジ基部に重合部を形成したため、絶縁部の他の部位に重合部を形成する場合に比べると、絶縁部における重合部での強度を確保することができる。
また、例えば、貫通孔に位置決め部材を挿通した状態で、重合部を結合することで、重合部の重なり状態がずれてしまうことを抑制することができ、重合部の結合を容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記重合部は、前記貫通孔を介して前記巻線のコイルエンドの相間で短絡することがない位置に配置されていることを要旨とする。
この発明によれば、重合部に貫通孔が形成されていても、絶縁部によって巻線のコイルエンドの相間絶縁を確保することができる。
請求項3に記載の発明は、回転電機によって駆動される回転軸の回転に基づく圧縮動作体の圧縮動作によって圧縮室内のガスを圧縮して吐出する電動圧縮機において、請求項1又は請求項2に記載の回転電機を前記回転軸を回転させる回転電機として用いたことを要旨とする。
電動圧縮機は、請求項1又は請求項2に記載の回転電機の適用対象として特に好適である。
この発明によれば、絶縁部における撓み難い部位を極力小さくすることができるとともに、絶縁部における重合部での強度を確保することができる。
(a)は実施形態における電動圧縮機の側断面図、(b)は相間絶縁シートの斜視図。 図1における1−1線断面図。 波巻きを説明するための模式図。 波巻きを説明するための模式図。 相間絶縁シートの一部を示す展開図。 超音波溶着を行うための超音波溶着装置を示す側断面図。 (a)は別の実施形態における相間絶縁シートの一部を示す側断面図、(b)は超音波溶着を行うための超音波溶着装置を示す側断面図。 別の実施形態における相間絶縁シートの一部を示す展開図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。
図1(a)に示す電動圧縮機10は、スクロール型電動圧縮機である。回転電機Mを構成する回転子11は、回転軸12に止着されており、回転電機Mを構成する固定子13は、モータハウジング14の内周面に嵌合して固定されている。電動圧縮機10を構成する圧縮動作体としての可動スクロール15は、回転電機Mを構成する回転軸12の回転によって旋回し、可動スクロール15と固定スクロール16との間の圧縮室17が容積減少する。
モータハウジング14の周壁30には導入ポート31が設けられている。導入ポート31は、図示しない外部冷媒回路に接続されており、外部冷媒回路から冷媒(ガス)が導入ポート31を介してモータハウジング14内へ導入される。モータハウジング14内へ導入された冷媒は、可動スクロール15の旋回(吸入動作)によって、モータハウジング14の内周面と固定子13の外周面との間の通路141(図2参照)及び吸入ポート18を経由して圧縮室17へ吸入される。圧縮室17内の冷媒は、可動スクロール15の旋回(吐出動作)によって、圧縮され、吐出ポート19から吐出弁20を押し退けて吐出室21へ吐出される。吐出室21内の冷媒は、外部冷媒回路へ流出してモータハウジング14内へ還流する。
図2に示すように、回転電機Mを構成する固定子13は、環状のステータコア22と、ステータコア22の内周に複数配列されたティース23間のスロット24U,24V,24Wに施された巻線25とからなる。本実施形態では、ティース23及びスロット24U,24V,24Wの個数は、18個である。スロット24U,24V,24Wは、環状の固定子13の周方向に等ピッチで配列されている。
図1(a)に示すように、ステータコア22は、磁性体(鋼板)製の複数枚のコア板26を積層して構成されている。回転子11は、ロータコア27と、ロータコア27内に埋設された複数の永久磁石28とからなる。ロータコア27は、磁性体(鋼板)製の複数枚のコア板29を積層して構成されている。ロータコア27の中心部には軸孔271が貫設されており、軸孔271には回転軸12が通されて固定されている。
図3は、固定子13のフロント側(図1(a)において左側をフロント側、右側をリヤ側としている)を見た模式図である。スロット24U,24V,24Wに施された巻線25は、波巻きで巻かれている。スロット24U,24V,24W内の巻線25は、図示しない絶縁シートによってスロット24U,24V,24Wの内壁面から隔てられている。
U相巻線25Uは、第1のスロット24Uの群に通されている。V相巻線25Vは、第2のスロット24Vの群に通されており、W相巻線25Wは、第3のスロット24Wの群に通されている。各相巻線25U,25V,25Wの実線部分は、固定子13の手前(フロント側)のステータコア22の端面に配線された部分であり、各相巻線25U,25V,25Wの破線部分は、固定子13の向こう側(リヤ側)のステータコア22の端面に配線された部分である。各相巻線25U,25V,25Wの実線部分と破線部分との繋ぎ部分は、スロット24U,24V,24W内を通っている部分である。
固定子13のフロント側においてスロット24Uからはみ出すU相巻線25Uのコイルエンドとしての第1コイルエンド251Uと、固定子13のフロント側においてスロット24Vからはみ出すV相巻線25Vのコイルエンドとしての第1コイルエンド251Vとの間には、絶縁部としての第1絶縁部32が回転子11の周りを一周するように介在されている。固定子13のフロント側においてスロット24Vからはみ出すV相巻線25Vの第1コイルエンド251Vと、固定子13のフロント側においてスロット24Wからはみ出すW相巻線25Wのコイルエンドとしての第1コイルエンド251Wとの間には、絶縁部としての第1絶縁部33が回転子11の周りを一周するように介在されている。第1絶縁部32は、第1絶縁部33よりも外周側にあり、内周側の第1絶縁部33は、外周側の第1絶縁部32によって包囲されている。第1絶縁部32及び第1絶縁部33は、いずれも合成樹脂製である。
図4は、固定子13のリヤ側を見た模式図である。各相巻線25U,25V,25Wの実線部分は、固定子13のリヤ側のステータコア22の端面に配線された部分であり、各相巻線25U,25V,25Wの破線部分は、固定子13のフロント側のステータコア22の端面に配線された部分である。
固定子13のリヤ側においてスロット24Uからはみ出すU相巻線25Uのコイルエンドとしての第2コイルエンド252Uと、固定子13のリヤ側においてスロット24Vからはみ出すV相巻線25Vのコイルエンドとしての第2コイルエンド252Vとの間には、絶縁部としての第2絶縁部34が回転子11の周りを一周するように介在されている。固定子13のリヤ側においてスロット24Vからはみ出すV相巻線25Vの第2コイルエンド252Vと、固定子13のリヤ側においてスロット24Wからはみ出すW相巻線25Wのコイルエンドとしての第2コイルエンド252Wとの間には、絶縁部としての第2絶縁部35が回転子11の周りを一周するように介在されている。第2絶縁部34は、第2絶縁部35よりも外周側にあり、内周側の第2絶縁部35は、外周側の第2絶縁部34によって包囲されている。第2絶縁部34及び第2絶縁部35は、いずれも合成樹脂製である。
図1(b)に示すように、第1絶縁部32と第2絶縁部34とは、複数のブリッジ片36(本実施形態では6つ)によって接続されている。各ブリッジ片36は、第1絶縁部32のブリッジ基部32kから第2絶縁部34のブリッジ基部34kに延在するとともに第1絶縁部32及び第2絶縁部34に一体形成されている。第1絶縁部32及び第2絶縁部34は、ブリッジ基部32k,34kを含んで所定の幅で重なる重合部32a,34aを有するとともに、重合部32a,34aを熱溶着して結合することで環状に形成されている。
図2に示すように、ブリッジ片36は、V相巻線25Vを挿入するスロット24Vに挿入されている。第1絶縁部32、第2絶縁部34及びブリッジ片36は、巻線25のコイルエンドの相間を絶縁する相間絶縁シート37を構成する。そして、ブリッジ片36が、スロット24V内でV相巻線25Vにより固定子13の径方向外側へ押し付けられることで、相間絶縁シート37が位置決めされている。
図1(b)に示すように、第1絶縁部33と第2絶縁部35とは、複数のブリッジ片38(図2に示すように本実施形態では6つ)によって結合されている。各ブリッジ片38は、第1絶縁部33のブリッジ基部33kから第2絶縁部35のブリッジ基部35kに延在するとともに第1絶縁部33及び第2絶縁部35に一体形成されている。第1絶縁部33及び第2絶縁部35は、ブリッジ基部33k,35kを含んで所定の幅で重なる重合部33a,35aを有するとともに、重合部33a,35aを熱溶着して結合することで環状に形成されている。
図2に示すように、ブリッジ片38は、W相巻線25Wを挿入するスロット24Wに挿入されている。第1絶縁部33、第2絶縁部35及びブリッジ片38は、巻線25のコイルエンドの相間を絶縁する相間絶縁シート39を構成する。そして、ブリッジ片38が、スロット24W内でW相巻線25Wにより固定子13の径方向外側へ押し付けられることで、相間絶縁シート39が位置決めされている。
図3に示すように、第1絶縁部32の重合部32aは、第1絶縁部32の内側にV相巻線25Vの第1コイルエンド251Vが配置されるとともに、第1絶縁部32の外側にU相巻線25Uの第1コイルエンド251Uが存在していない位置に配置されている。第1絶縁部33の重合部33aは、第1絶縁部33の内側にW相巻線25Wの第1コイルエンド251Wが配置されるとともに、第1絶縁部33の外側にV相巻線25Vの第1コイルエンド251Vが存在していない位置に配置されている。
図4に示すように、第2絶縁部34の重合部34aは、第2絶縁部34の内側にV相巻線25Vの第2コイルエンド252Vが配置されるとともに、第2絶縁部34の外側にU相巻線25Uの第2コイルエンド252Uが存在していない位置に配置されている。第2絶縁部35の重合部35aは、第2絶縁部35の内側にW相巻線25Wの第2コイルエンド252Wが配置されるとともに、第2絶縁部35の外側にV相巻線25Vの第2コイルエンド252Vが存在していない位置に配置されている。
相間絶縁シート39の構成と相間絶縁シート37の構成とは、同じであるので、以下においては相間絶縁シート37についてのみ説明する。そして、第1絶縁部32の重合部32aと、第2絶縁部34の重合部34aとは、同じであるので、以下においては第1絶縁部32の重合部32aについてのみ説明する。
図5に示すように、重合部32aには、溶着部40wが形成されている。第1絶縁部32は、この溶着部40wにより重合部32aが結合されることで環状に形成されている。第1絶縁部32の周方向において、重合部32aの幅L1は、ブリッジ片36の幅L2よりも短くなっている。また、重合部32aには貫通孔40hが二つ形成されている。
図6に示すように、重合部32aを熱溶着するために用いられる超音波溶着装置41は、鉄系の超音波溶着ベース42と、超音波ホーン43とを有する。超音波溶着ベース42の上面は平面である。超音波溶着ベース42の上面には挿入穴42hが二つ凹設されている。超音波ホーン43の下面は、超音波溶着ベース42の上面に平行な平面である。
そして、超音波溶着装置41を用いて重合部32aを熱溶着する際には、まず、第1絶縁部32における重合部32aを、超音波溶着ベース42の上面に載置するとともに、重合部32aに針状部材44を二つ貫挿する。各針状部材44の先端側は、超音波溶着ベース42の挿入穴42hに挿入される。二つの針状部材44が重合部32aに貫挿されることで、重合部32aには二つの貫通孔40hが形成される。そして、各貫通孔40hに各針状部材44を貫挿した状態で、重合部32aの上面に超音波ホーン43を載置する。これにより、重合部32aが超音波溶着ベース42と超音波ホーン43とに挟まれて接合される。
このとき、重合部32aの各貫通孔40hに各針状部材44が貫挿されているため、超音波溶着装置41を用いて重合部32aを熱溶着する際に、重合部32aの重なり状態がずれてしまうことが抑制されており、重合部32aの結合が容易に行われる。よって、本実施形態では、針状部材44は位置決め部材に相当する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
第1絶縁部32の周方向において、重合部32aの幅L1が、ブリッジ片36の幅L2よりも短くなっている。よって、例えば、第1絶縁部32の周方向において、重合部32aの幅L1が、ブリッジ片36の幅L2よりも長くなっている場合に比べると、重合部32aの幅L1が短くなっている。その結果、第1絶縁部32における撓み難い部位が極力小さくなっている。このため、例えば、スロット24VにV相巻線25Vを挿入する際に、V相巻線25Vと重合部32aとが干渉してしまい、スロット24VにV相巻線25Vが挿入し難くなってしまうことが抑制されている。
また、第1絶縁部32の周方向において、ブリッジ基部32kは、第1絶縁部32の他の部位に比べると、強度が高くなっている。そして、第1絶縁部32の周方向において、ブリッジ基部32kに重合部32aを形成したため、第1絶縁部32の他の部位に重合部32aを形成する場合に比べると、第1絶縁部32における重合部32aでの強度が確保されている。
さらに、第1絶縁部32の重合部32aは、第1絶縁部32の内側にV相巻線25Vの第1コイルエンド251Vが配置されるとともに、第1絶縁部32の外側にU相巻線25Uの第1コイルエンド251Uが存在していない位置に配置されている。すなわち、重合部32aは、各貫通孔40hを介してU相巻線25Uの第1コイルエンド251UとV相巻線25Vの第1コイルエンド251Vとが短絡することがない位置に配置されている。よって、重合部32aに貫通孔40hが形成されていても、第1絶縁部32によってU相巻線25Uの第1コイルエンド251UとV相巻線25Vの第1コイルエンド251Vとの絶縁が確保されている。
なお、相間絶縁シート39の第1絶縁部33の重合部33aは、各貫通孔40hを介してV相巻線25Vの第1コイルエンド251VとW相巻線25Wの第1コイルエンド251Wとが短絡することがない位置に配置されている。よって、重合部33aに貫通孔40hが形成されていても、第1絶縁部33によってV相巻線25Vの第1コイルエンド251VとW相巻線25Wの第1コイルエンド251Wとの絶縁が確保されている。
さらに、第1絶縁部33の重合部33aの外側には相間絶縁シート37の第1絶縁部32が配置されている。すなわち、重合部33aは、各貫通孔40hを介してU相巻線25Uの第1コイルエンド251UとW相巻線25Wの第1コイルエンド251Wとが短絡することがない位置に配置されている。よって、重合部33aに貫通孔40hが形成されていても、第1絶縁部32,33によってU相巻線25Uの第1コイルエンド251UとW相巻線25Wの第1コイルエンド251Wとの絶縁が確保されている。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)第1絶縁部32の周方向において、重合部32aの幅L1を、ブリッジ片36の幅L2よりも短くした。これによれば、例えば、第1絶縁部32の周方向において、重合部32aの幅L1が、ブリッジ片36の幅L2よりも長くなっている場合に比べると、重合部32aの幅L1を短くすることができる。その結果、第1絶縁部32における撓み難い部位を極力小さくすることができる。また、第1絶縁部32の周方向において、ブリッジ基部32kは、第1絶縁部32の他の部位に比べると、強度が高くなっている。そして、第1絶縁部32の周方向において、ブリッジ基部32kに重合部32aを形成したため、第1絶縁部32の他の部位に重合部32aを形成する場合に比べると、第1絶縁部32における重合部32aでの強度を確保することができる。
(2)重合部32aの各貫通孔40hに各針状部材44を貫挿することで、超音波溶着装置41を用いて重合部32aを熱溶着する際に、重合部32aの重なり状態がずれてしまうことを抑制することができ、重合部32aの結合を容易に行うことができる。
(3)重合部32aを、各貫通孔40hを介してU相巻線25Uの第1コイルエンド251UとV相巻線25Vの第1コイルエンド251Vとが短絡することがない位置に配置した。これによれば、重合部32aに貫通孔40hが形成されていても、第1絶縁部32によってU相巻線25Uの第1コイルエンド251UとV相巻線25Vの第1コイルエンド251Vとの絶縁を確保することができる。
(4)第1絶縁部32の周方向において、ブリッジ基部32kに重合部32aを形成した。第1絶縁部32の周方向において、ブリッジ基部32kは、第1絶縁部32の他の部位に比べると、撓み難くなっている。よって、第1絶縁部32の周方向において、第1絶縁部32の他の部位に重合部32aを形成する場合に比べると、第1絶縁部32における撓み難い部位を減らすことができる。
(5)重合部32aに貫通孔40hが形成されている。これによれば、貫通孔40hに冷媒が通過することで、巻線25から相間絶縁シート37に伝わる熱を冷媒によって効率良く放熱することができる。
(6)低脈動(低振動)に優れた波巻きの回転電機Mは、電動圧縮機10への適用に好適である。つまり、電動圧縮機10では、騒音及び振動を低減したい上に、体格を小さくしたいという要求が厳しいが、波巻きの回転電機Mは、これらの要求に好適である。波巻きの回転電機Mを用いた電動圧縮機10は、前記の要求が特に厳しい車載用の電動圧縮機として特に好適である。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図7(a)及び(b)に示すように、重合部32aに予め貫通孔50hを形成しておき、貫通孔50hに位置決めピン54を挿通した状態で、重合部32aの上面に超音波ホーン43を載置し、超音波溶着ベース42と超音波ホーン43とによって重合部32aを挟んで接合してもよい。これによれば、重合部32aの貫通孔50hに位置決めピン54が挿通されているため、超音波溶着装置41を用いて重合部32aを熱溶着する際に、重合部32aの重なり状態がずれてしまうことを抑制することができ、重合部32aの結合を容易に行うことができる。よって、位置決めピン54は位置決め部材に相当する。
○ 図8に示すように、重合部32aに貫通孔40hが形成されていなくてもよい。これによれば、溶着部40wを増やすことができ、重合部32aの結合を強固なものとすることができる。
○ 実施形態において、第1絶縁部32の周方向において、重合部32aの幅L1が、ブリッジ片36の幅L2と同じであってもよい。要は、第1絶縁部32の周方向において、重合部32aの幅L1が、ブリッジ片36の幅L2以下であればよい。
○ 実施形態において、重合部32aは、各貫通孔40hを介してU相巻線25Uの第1コイルエンド251UとV相巻線25Vの第1コイルエンド251Vとが短絡することがない位置であればどこに配置されていてもよい。
○ 実施形態において、各ブリッジ片36,38は、第1絶縁部32,33及び第2絶縁部34,35に対して熱溶着されることで、第1絶縁部32,33及び第2絶縁部34,35に接続されていてもよい。
○ 実施形態において、貫通孔40hの数は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、超音波溶着以外の熱溶着手段によって重合部32aを熱溶着してもよい。
○ 本発明を、スクロール型圧縮機以外の電動圧縮機(例えばピストン式圧縮機)に適用してもよい。この場合、ピストンは圧縮動作体に相当する。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記絶縁部の周方向において、前記重合部の幅は、前記ブリッジ片の幅よりも短いことを特徴とする回転電機における相間絶縁シート。
(ロ)前記重合部は、熱溶着によって結合されていることを特徴とする回転電機における相間絶縁シート。
(ハ)前記熱溶着は、超音波溶着であることを特徴とする相間絶縁シート。
10…電動圧縮機、12…回転軸、15…圧縮動作体としての可動スクロール、17…圧縮室、22…ステータコア、23…ティース、24U,24V,24W…スロット、25…巻線、25U…U相巻線、25V…V相巻線、25W…W相巻線、251U,251V,251W…コイルエンドとしての第1コイルエンド、252U,252V,252W…コイルエンドとしての第2コイルエンド、32,33…絶縁部としての第1絶縁部、32a,33a,34a,35a…重合部、32k,33k,34k,35k…ブリッジ基部、34,35…絶縁部としての第2絶縁部、36,38…ブリッジ片、37,39…相間絶縁シート、40h,50h…貫通孔、M…回転電機。

Claims (3)

  1. 回転電機のステータコアに複数配列されたティース間のスロットに巻線が波巻きで巻かれており、前記ステータコアの両端部からそれぞれ突出する前記巻線のコイルエンドの相間絶縁を行う一対の絶縁部と、前記スロットに挿入されるとともに一方の前記絶縁部のブリッジ基部から他方の前記絶縁部のブリッジ基部に延在するブリッジ片とを有し、前記絶縁部は、前記ブリッジ基部を含んで所定の幅で重なる重合部を有して環状に形成されている回転電機における相間絶縁シートであって、
    前記絶縁部の周方向において、前記重合部の幅は、前記ブリッジ片の幅以下であり、前記重合部には貫通孔が形成されていることを特徴とする回転電機における相間絶縁シート。
  2. 前記重合部は、前記貫通孔を介して前記巻線のコイルエンドの相間で短絡することがない位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機における相間絶縁シート。
  3. 回転電機によって駆動される回転軸の回転に基づく圧縮動作体の圧縮動作によって圧縮室内のガスを圧縮して吐出する電動圧縮機において、
    請求項1又は請求項2に記載の回転電機を前記回転軸を回転させる回転電機として用いたことを特徴とする電動圧縮機。
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