JP4292273B2 - アカウント情報管理システム、サーバ及び方法、並びにプログラム及び記録媒体 - Google Patents

アカウント情報管理システム、サーバ及び方法、並びにプログラム及び記録媒体 Download PDF

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    • G06Q10/10Office automation; Time management

Description

本発明は、サーバと端末装置(クライアント)との間におけるメール交換の機能を提供するために必要となるアカウント情報を管理するための技術に関する。
従来より、メールサーバを介してユーザ間でメール交換を行うため、端末装置(クライアント)においては、メールサーバとの間でメールを送受信するためのメールアプリケーションが利用されている。ユーザがメールアドレスを変更したり、メール交換のために使用するメールサーバの変更が生じた場合には、メールアプリケーションに登録するアカウント情報(メールアドレスやメールサーバに関する情報を含む)をユーザが手動で設定変更を行っていた。
また、端末装置内のアカウント情報が何らかの原因で壊れてしまったり、ユーザが使用する端末装置を変えたときにも、ユーザが手動でアカウント情報の設定をやり直さなければならなかった。もっとも、このような場合にユーザのアカウント情報を容易に設定できるようにするためのUSBインターフェイスを備える電子デバイスが提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−288059号公報
しかしながら、従来のメールアプリケーションでは、アカウント情報の設定をユーザが手動で行わなければならなかったため、非常に手間がかかるという問題があった。特許文献1の電子デバイスを利用しても、少なくとも最初の設定はユーザが手動で行わなければならず、手間がかかっていた。ユーザが異なる端末装置を利用してメール交換を行うものとする場合、単に改めてアカウント情報を設定しなければならないというだけではなく、そのアカウント情報自体を憶えておかなければならなかった。
もっとも、ユーザが一旦アカウント情報を設定し、特許文献1の電子デバイスにコピーしておけば、その後は電子デバイスにコピーしたアカウント情報に基づいて、端末装置にアカウント情報を容易に設定できるものとなる。しかしながら、アカウント情報の変更が生じた場合などには、この電子デバイスにコピーされているアカウント情報が最新のものとなっていないという場合も多分にあり、そのまま使用できないという虞があった。このような場合には、上記した問題が何も解決できるものではなかった。
本発明は、ユーザが自己の端末装置(クライアント)に容易に且つ適切なアカウント情報を設定することができるアカウント情報管理システム等を提供することを目的とする。
本発明は、また、任意の端末装置(クライアント)を利用して、容易にメール交換を行うことができるアカウント情報管理システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかるアカウント情報管理システムは、少なくともメール交換のための機能を提供するサーバと、該サーバにネットワークを介して接続されたクライアントとを備えるアカウント情報管理システムであって、前記サーバは、ユーザがメール交換のために使用するアカウント情報を記憶するサーバ側アカウント情報記憶手段と、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を前記ネットワークを介して前記クライアントに送信するアカウント情報送信手段と、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に基づいて、前記クライアントとの間のメール交換のための処理を行うサーバ側メール交換処理手段と、前記クライアントは、前記アカウント情報送信手段から送信されたアカウント情報を受信するアカウント情報受信手段と、前記アカウント情報受信手段が受信したアカウント情報を記憶するクライアント側アカウント情報記憶手段と、前記クライアント側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に基づいて、前記サーバとの間のメール交換のための処理を行うクライアント側メール交換処理手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかるアカウント情報管理システムは、少なくともメール交換のための機能を提供するサーバと、該サーバにネットワークを介して接続されたクライアントとを備えるアカウント情報管理システムであって、前記サーバは、ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意に選択して使用するとともに任意に使用を停止することが可能なキャラクタ名を、該ユーザがネットワークゲームのサービスの利用の際に該キャラクタ名を使用可能な限りにおいて該サービスを現に利用中であるか否かに関わらずに記憶するキャラクタ名記憶手段と、ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意のキャラクタ名の使用を停止したときに、該使用を停止したキャラクタ名を前記キャラクタ名記憶手段から削除するキャラクタ名削除手段と、ユーザがメール交換のために使用するアカウント情報であって、該ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて使用するキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報を記憶するサーバ側アカウント情報記憶手段と、所定時間毎に、ユーザの前記キャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報に変更が生じたか否かを確認する変更確認手段と、前記変更確認手段により変更が確認されたときに、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を更新するアカウント情報更新手段と、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を前記ネットワークを介して前記クライアントに送信するアカウント情報送信手段と、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に基づいて、前記クライアントとの間のメール交換のための処理を行うサーバ側メール交換処理手段とを備え、前記アカウント情報更新手段は、前記キャラクタ名が前記キャラクタ名記憶手段から削除されていたときに、該削除されたキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを前記サーバ側アカウント情報記憶手段から削除し、前記クライアントは、前記アカウント情報送信手段から送信されたアカウント情報を受信するアカウント情報受信手段と、前記アカウント情報受信手段が受信したアカウント情報を記憶するクライアント側アカウント情報記憶手段と、前記クライアント側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に基づいて、前記サーバとの間のメール交換のための処理を行うクライアント側メール交換処理手段とを備えることを特徴とする。
また、ユーザのアカウント情報に変更が生じていても、この変更は、変更確認手段により所定時間内に確認される。この変更が確認されれば、サーバ側アカウント情報記憶手段のアカウント情報が更新されるので、変更後のアカウント情報へ更新されるまでの時間を所定時間内に限ることができる。また、ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意のキャラクタ名の使用を止めたときには、当該キャラクタ名を含むキャラクタ名アドレスがサーバ側アカウント情報記憶手段から削除されるので、ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて使用しなくなった名称がメールアドレスとしてはいつまでも使用されるということがなくなる。
上記アカウント情報管理システムにおいて、前記サーバは、前記クライアントからの要求に基づいて、ユーザにより新たなメールアドレスの設定が行われたときに、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を更新するアカウント情報更新手段と、前記アカウント情報更新手段によりアカウント情報の更新が行われたときに、所定の制御タグを含む更新完了ページを前記ネットワークを介して前記クライアントに送信する完了通知送信手段とをさらに備えるものとすることができる。一方、前記クライアントは、前記ネットワークを介して、前記アカウント情報に含ませるべきメールアドレスの設定を前記サーバに要求するアドレス設定要求手段と、前記完了通知送信手段から送信された更新完了ページを含む複数種類のページを前記ネットワークから受信するページ受信手段と、受信したページ中に前記所定の制御タグを検出したときに、前記サーバにアカウント情報の送信を要求するアカウント情報要求手段とをさらに備えるものとすることができる。この場合において、前記サーバが備える前記アカウント情報送信手段は、前記アカウント情報要求手段からの要求に基づいて、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を送信するものとすることができる。
ここでは、ユーザがメールアドレスの設定をやり直すと、サーバ側アカウント情報記憶手段のアカウント情報が更新されるとともに、所定の制御タグを含む更新完了ページが送信される。クライアントは、所定の制御タグを検出することによって、それが更新完了ページであり、サーバ側でアカウント情報が更新されたことが分かる。このときに、サーバにアカウント情報の送信を要求して、サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を送信させるので、サーバ側アカウント情報記憶手段のアカウント情報の更新を、即座にクライアント側アカウント情報記憶手段のアカウント情報にも反映させることができる。
上記アカウント情報管理システムにおいて、前記クライアントは、前記サーバにログインする際に、前記サーバにアカウント情報の送信を要求するアカウント情報要求手段をさらに備えていてもよい。この場合において、前記サーバが備える前記アカウント情報送信手段は、前記アカウント情報要求手段からの要求に基づいて、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を送信するものとすることができる。
ここで、前記サーバ側及びクライアント側アカウント情報記憶手段にそれぞれ記憶されるアカウント情報が、各々が最後に更新された日時を示す時間情報をそれぞれ含む場合には、前記クライアントは、前記サーバにログインする際に、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に含まれる時間情報を前記ネットワークを介して取得する時間情報取得手段と、前記時間情報取得手段が取得した時間情報が、前記クライアント側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に含まれる時間情報と一致するかどうかを判定する時間情報判定手段とをさらに備えるものとすることができる。この場合において、前記アカウント情報要求手段は、時間情報が一致しないと判定されたときに、前記サーバにアカウント情報の送信を要求するものとすることができる。
また、前記クライアントは、前記サーバにログインする際に、当該ログインするユーザに対応したアカウント情報を記憶したクライアント側アカウント情報記憶手段を含んでいるかどうかを判定する判定手段をさらに備えるものとすることができる。この場合において、前記アカウント情報送信要求手段は、当該ログインするユーザに対応したアカウント情報を記憶したクライアント側アカウント情報記憶手段を含んでいないと判定されたときに、前記サーバにアカウント情報の送信を要求するものとすることができる。
ここでは、クライアントからサーバにログインするときに、要求によってサーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されているアカウント情報を取得して、クライアントに設定することができる。つまり、クライアントからサーバにログインした後には、常にサーバ側とクライアント側のアカウント情報を一致させることができる。このため、ユーザは、利用するクライアントを変更してサーバにログインしても、アカウント情報の設定について意識することなく、容易に当該クライアントでメール交換を行うことができるようになる。
また、アカウント情報に時間情報を含むものとし、不一致があるときに残りのアカウント情報も送信させるものとすることで、サーバとクライアント間で送受信されるデータ量を減らすことができ、ネットワーク等にかかる負荷を小さくすることができる。ログインするユーザに対応したアカウント情報を記憶したクライアント側アカウント情報記憶手段が含まれていないときにアカウント情報を送信させるものとすることで、サーバとクライアント間で送受信されるデータ量を減らすことができ、ネットワーク等にかかる負荷を小さくすることができる。
上記アカウント情報管理システムにおいて、前記アカウント情報は、SMTPサーバ名及びポート番号、POPサーバ名及びポート番号を含むものとすることが好ましい。
この場合、サーバ側においてSMTPサーバ名及びポート番号、および/またはPOPサーバ名及びポート番号を変更したとしても、ユーザは、その変更を意識することなくクライアント側アカウント情報記憶手段のアカウント情報に含まれるSMTPサーバ名及びポート番号、並びにPOPサーバ名及びポート番号も変更することができる。これにより、サーバ側の都合によるSMTPサーバ名及びポート番号、および/またはPOPサーバ名及びポート番号の変更によって、ユーザがメール交換を行うのに不都合が生じることがない。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかるアカウント情報管理サーバは、ネットワークを介してクライアントに接続されたアカウント情報管理サーバであって、ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意に選択して使用するとともに任意に使用を停止することが可能なキャラクタ名を、該ユーザがネットワークゲームのサービスの利用の際に該キャラクタ名を使用可能な限りにおいて該サービスを現に利用中であるか否かに関わらずに記憶するキャラクタ名記憶手段と、ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意のキャラクタ名の使用を停止したときに、該使用を停止したキャラクタ名を前記キャラクタ名記憶手段から削除するキャラクタ名削除手段と、ユーザがメール交換のために使用するアカウント情報であって、該ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて使用するキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報を記憶するアカウント情報記憶手段と、所定時間毎に、ユーザの前記キャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報に変更が生じたか否かを確認する変更確認手段と、前記変更確認手段により変更が確認されたときに、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を更新するアカウント情報更新手段と、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を前記ネットワークを介して前記クライアントに送信するアカウント情報送信手段と、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に基づいて、前記クライアントとの間のメール交換のための処理を行うメール交換処理手段とを備え、前記アカウント情報更新手段は、前記キャラクタ名が前記キャラクタ名記憶手段から削除されていたときに、該削除されたキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを前記アカウント情報記憶手段から削除することを特徴とする。
上記アカウント情報管理サーバは、前記クライアントからの要求に基づいて、ユーザにより新たなメールアドレスの設定が行われたときに、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を更新するアカウント情報更新手段と、前記アカウント情報更新手段によりアカウント情報の更新が行われたときに、所定の制御タグを含む更新完了ページを前記ネットワークを介して前記クライアントに送信する完了通知送信手段とをさらに備えていてもよい。この場合において、上記アカウント情報管理サーバが備える前記アカウント情報送信手段は、前記更新完了ページに含まれる制御タグを検出することにより前記クライアントから送られる要求に基づいて、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を送信するものとすることができる。
上記アカウント情報管理サーバにおいて、該アカウント情報管理サーバが備える前記アカウント情報送信手段は、前記クライアントがログインする際に送られる要求に基づいて、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を送信するものとすることができる。
上記アカウント情報管理サーバにおいて、前記アカウント情報は、SMTPサーバ名及びポート番号、POPサーバ名及びポート番号を含むものとすることが好ましい。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点にかかるアカウント情報管理方法は、少なくともメール交換のための機能を提供するサーバと、該サーバにネットワークを介して接続されたクライアントとの間で実行されるアカウント情報管理方法であって、前記サーバが有する処理手段が、ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意に選択して使用するとともに任意に使用を停止することが可能なキャラクタ名を、該ユーザがネットワークゲームのサービスの利用の際に該キャラクタ名を使用可能な限りにおいて該サービスを現に利用中であるか否かに関わらずに該サーバが有する記憶手段に記憶して管理し、前記サーバが有する処理手段が、ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意のキャラクタ名の使用を停止したときに、前記サーバにおいて管理されている該使用を停止したキャラクタ名を前記キャラクタ名記憶手段から削除し、前記サーバが有する処理手段が、メール交換のためにユーザによって使用されるアカウント情報であって、該ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて使用するキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報を該サーバが有する記憶手段に記憶して管理し、前記サーバが有する処理手段が、所定時間毎に、前記サーバにおいて管理されているユーザの前記キャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報に変更が生じたか否かを確認し、前記サーバが有する処理手段が、前記キャラクタ名が削除されていたときに、前記サーバにおいて管理されている該削除されたキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを削除し、前記サーバが有する処理手段が、前記サーバにおいて管理しているアカウント情報を、前記サーバが有する通信手段から前記ネットワークを介して前記クライアントに送信し、前記クライアントが有する処理手段が、前記サーバから送信されたアカウント情報を該クライアントが有する通信手段により受信したときに、該受信したアカウント情報を前記クライアントが有する記憶手段に記憶させ、前記サーバが有する処理手段と前記クライアントが有する処理手段とが、前記サーバにおいて管理されているアカウント情報及び前記クライアント内に記憶させたアカウント情報に基づいて、前記サーバとクライアントとの間でメール交換のための処理を行うことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点にかかるプログラムは、ネットワークを介してクライアントに接続されたコンピュータ装置を、ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意に選択して使用するとともに任意に使用を停止することが可能なキャラクタ名を、該ユーザがネットワークゲームのサービスの利用の際に該キャラクタ名を使用可能な限りにおいて該サービスを現に利用中であるか否かに関わらずに記憶するキャラクタ名記憶手段、ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意のキャラクタ名の使用を停止したときに、該使用を停止したキャラクタ名を前記キャラクタ名記憶手段から削除するキャラクタ名削除手段、ユーザがメール交換のために使用するアカウント情報であって、該ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて使用するキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報を記憶するアカウント情報記憶手段、所定時間毎に、ユーザの前記キャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報に変更が生じたか否かを確認する変更確認手段、前記変更確認手段により変更が確認されたときに、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を更新するアカウント情報更新手段、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を前記ネットワークを介して前記クライアントに送信するアカウント情報送信手段、及び、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に基づいて、前記クライアントとの間のメール交換のための処理を行うメール交換処理手段として機能させ、前記アカウント情報更新手段は、前記キャラクタ名が前記キャラクタ名記憶手段から削除されていたときに、該削除されたキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを前記アカウント情報記憶手段から削除することを特徴とする。
上記第の観点にかかるプログラムは、それぞれコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して配布するものとすることができる。
本発明によれば、ユーザが自己の端末装置(クライアント)に容易且つ適切なアカウント情報を設定することができる。また、ユーザが利用する端末装置(クライアント)を変えた場合でも、容易に新たな端末装置にアカウント情報を設定して、メール交換を行うことができるようになる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、この実施の形態に適用されるネットワークシステムの全体構成を示すブロック図である。図示するように、このネットワークシステムは、複数の端末装置1がインターネット3を介してサーバ群2に接続されて構成される。サーバ群2は、LAN(Local Area Network)25を介して互いに接続された管理サーバ21、メールサーバ22、ゲームサーバ23、及びデータベースサーバ24を含み、サーバ21〜23がインターネット3を介して端末装置1に接続される。
サーバ群2が提供するサービスは、会員制のサービスであり、予め会員登録したユーザ(以下、単にユーザという)のみが利用することができる。端末装置1は、サーバ群2が提供するサービス(ネットワークゲームサービス及びメール交換サービス)を利用するために、各ユーザが使用するクライアント端末である。端末装置1としては、汎用のパーソナルコンピュータの他、インターネット3に接続する機能を有するビデオゲーム機を用いることもできる。端末装置1の構成については、詳細を後述する。
管理サーバ21は、ユーザの会員登録のための処理や、会員登録されたユーザの認証のための処理などを行うためのサーバである。会員登録する際には、ユーザ名の登録が必要となるが、既に存在するユーザ名と全く同一のユーザ名は登録できないものとなっている。管理サーバ21は、サーバ群2において提供するサービスのうちで、各ユーザが利用しているサービスの管理や、各ユーザのプロファイルの管理なども行う。
メールサーバ22は、ユーザにメール交換サービスを提供する。このメール交換サービスにおいて利用できるメールアドレスには、会員登録したユーザ全てに与えられる標準メールアドレスと、拡張サービスを利用するユーザのみに与えられる拡張メールアドレス(詳細を後述)とがある。メールサーバ22において、受信したメールを格納するためのメールボックスは、ユーザ毎に設けられており、同じユーザに宛てたメールであれば、宛先("to"、"cc"または"bcc")のメールアドレスに関わらず同一のメールボックスに格納される。
ゲームサーバ23は、ユーザにネットワークゲームサービスを提供する。ゲームサーバ23は、ユーザに提供しているネットワークゲーム毎に設けられている。複数のゲームサーバ23が同一種類のネットワークゲームを提供することもあり、その違いはワールドという概念によって区別される。ユーザは、自分がプレイしているネットワークゲーム毎(或いはワールド毎)にキャラクタ名を設定することができ、また、任意に変更・削除することができる。
データベースサーバ24は、サーバ群2の各サーバ21〜23により共通して使用されるデータを管理するためのサーバである。データベースサーバ24で管理されているデータと同一内容のデータが、各サーバ21〜23においても管理されることもあるが、データベースサーバ24で管理されているデータの方がオリジナルのデータとして扱われる。これらのサーバ21〜24の構成についても、詳細を後述する。
図2は、端末装置1の構成を示すブロック図である。ここでは、端末装置1としてビデオゲーム装置を適用した場合の構成を示している。汎用のパーソナルコンピュータを適用する場合でも、これと同様の機能を実現するものであればよい。図2に示すように、このビデオゲーム装置を適用した端末装置1は、その内部バス119に接続された制御部103、RAM(Random Access Memory)105、ハードディスク・ドライブ(HDD)107、サウンド処理部109、グラフィック処理部111、DVD/CD−ROMドライブ113、通信インターフェイス115、及びインターフェイス部117を含む。
サウンド処理部109は、スピーカーであるサウンド出力装置125に、グラフィック処理部111は、表示画面122を有する表示装置121に接続されている。DVD/CD−ROMドライブ113には、記録媒体(DVD−ROMまたはCD−ROM)131を装着し得る。通信インターフェイス115は、ネットワーク(ここでは、インターネット3)に接続される。インターフェイス部117には、入力部(コントローラ)161とメモリカード162とが接続されている。
制御部103は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)などを含み、HDD107や記録媒体131上に格納されたプログラムを実行し、端末装置1の制御を行う。制御部103は、内部タイマを備えている。RAM105は、制御部103のワークエリアである。HDD107は、プログラムやデータを保存するための記憶領域であり、後述するアカウント情報テーブルもここに保存される。サウンド処理部109は、制御部103により実行されているプログラムがサウンド出力を行うよう指示している場合に、その指示を解釈して、サウンド出力装置125にサウンド信号を出力する。
グラフィック処理部111は、制御部103から出力される描画命令に従って、フレームメモリ112に画像を展開し、表示装置121の表示画面122上に画像を表示するビデオ信号を出力する。出力されるビデオ信号に含まれる画像の1フレーム時間は、例えば30分の1秒とする。DVD/CD−ROMドライブ113は、記録媒体131に対しプログラム及びデータの読み書きを行う。通信インターフェイス115は、ネットワーク(インターネット3)に接続され、他のコンピュータとの通信を行う。
インターフェイス部117は、入力部161からの入力データをRAM105に出力し、制御部103がそれを解釈して演算処理を実施する。入力部161は、方向キー及び複数の操作ボタンを備え、方向キーの操作によりゲームにおいてプレイヤキャラクタを移動させ、操作ボタンの操作により所定の処理を行わせるものである。方向キーは、カーソルの移動やメッセージなどのためにも用いられ、操作ボタンは、所定の指示を入力するために用いられる。インターフェイス部117は、また、制御部103からの指示に基づいて、RAM105に記憶されているゲームの進行状況を示すデータをメモリーカード162に保存させ、メモリーカード162に保存されている中断時のゲームのデータを読み出して、RAM105に転送する。
端末装置1においてゲームを行い、またメール交換をするためのプログラム及びデータは、最初例えば記録媒体131に記憶されている。このプログラム及びデータは、実行時にDVD/CD−ROMドライブ113により読み出されて、RAM105にロードされる。制御部103は、RAM105にロードされたプログラム及びデータを処理し、描画命令をグラフィック処理部111に出力し、サウンド出力の指示をサウンド処理部109に出力する。制御部103が処理を行っている間の中間的なデータは、RAM105に記憶される。
図3は、各サーバ21〜24の構成を示すブロック図である。図示するように、各々のサーバ21〜24は、内部バス200に接続されたCPU201、ROM202、RAM203、通信インターフェイス205、キーボード・マウスインターフェイス206、HDD207、DVD/CD−ROMドライブ208、及びビデオインターフェイス209を含む。
キーボード・マウスインターフェイス206には、キーボード211とマウス212とが接続される。ビデオインターフェイス209には、ディスプレイ213が接続される。通信インターフェイス205は、外部のネットワークに接続される。通信インターフェイス205が接続されるネットワークとは、サーバ21〜23の場合にはLAN25とインターネット3の両方を含み、データベースサーバ24の場合にはLAN25を含むものとする。DVD/CD−ROMドライブ208には、記録媒体220を装着し得る。
CPU201は、ROM202、RAM203、HDD207などに格納されたプログラムを実行し、サーバ21〜24がそれぞれ提供するサービスの機能を実現する。ROM202は、CPU201のブートプログラムなどを格納する。RAM203は、CPU201が実行するプログラムの格納領域、データ領域、作業領域などとして用いられる。HDD207は、DVD/CD−ROMドライブ208が記録媒体220から転送したプログラムやデータなどを格納する。また、メールサーバ22のHDD207であれば、例えば、会員登録されたユーザのメールボックスを格納する。
通信インターフェイス205は、ネットワーク(LAN25、インターネット3)に接続され、他のサーバ21〜24や端末装置1との間の通信を行う。キーボード・マウスインターフェイス206は、キーボード211からの入力データをRAM203に出力し、CPU201がそれを解釈して演算処理を実行する。ビデオインターフェイス209は、CPU201の処理結果である画像データにかかるビデオ信号をディスプレイ213に出力する。
次に、このネットワークシステムにおいてメールサーバ22が提供するメール交換サービスを利用するために必要なデータについて説明する。メール交換サービスを利用するためには、アカウント情報が必要となり、また、ここでは拡張サービスとしてネットワークゲームにおいてユーザが使用しているキャラクタ名を拡張メールアドレスのメールアカウントとして利用できるため、このキャラクタ名の情報も必要となる。
図4(a)は、メールサーバ22が提供するメール交換サービスを利用するために用いられるアカウント情報テーブルを示す図である。このアカウント情報テーブル300は、メールサーバ22と、データベースサーバ24と、端末装置1とにそれぞれ格納されるが、データベースサーバ24に格納されたものがオリジナルであり、メールサーバ22及び端末装置1に格納されたものはコピーということとなる。
このアカウント情報テーブル300には、ユーザID301、パスワード302、メールアドレス303、メールパスワード304、拡張メールアドレス305、拡張サービス可・不可フラグ306、POP(Post Office Protocol)サーバ名307、POPサーバポート番号308、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ名309、SMTPサーバポート番号310、及び最終更新日時311が登録される。
ユーザID301は、会員登録されたユーザ毎にユニークなIDであり、ユーザのログイン認証のために用いられる他、各種処理においてユーザを識別するためのキーとして用いられる。メールサーバ22のメールボックスは、ユーザID301に対応づけて設けられている。パスワード302は、ユーザのログイン認証のために用いられるパスワードである。ユーザIDとパスワードに関しては、管理サーバ21においても管理されている。
メールアドレス303は、会員登録されたユーザ全てに与えられる標準のメールアドレスであり、メールの受信要求を認証するための認証情報としても用いられるので、メールサーバ22が提供するメール交換のサービスを受けるためには必要となる。メールアドレス303は、次に説明する拡張メールアドレス305と対比するため標準メールアドレスと呼ぶ場合がある。メールパスワード304は、メールサーバ22のユーザのメールボックスに投函されたメールを読み出すためのパスワードであり、メールアドレス303とともにメールの受信要求を認証するための認証情報として用いられる。
拡張メールアドレス305は、ユーザがネットワークゲームで使用するキャラクタ名をメールアカウントとして標準メールアドレス303以外に利用することのできるメールアドレスである。この実施の形態では、拡張サービスの利用を登録したユーザだけが最大5個まで利用できる。拡張サービス可・不可フラグ306は、ユーザが拡張サービスの利用を登録し、これを利用できるようにしたか否かを示すフラグである。この実施の形態では、拡張サービスの利用ができる場合に、フラグがセットされる。
拡張メールアドレス305は、キャラクタ情報テーブル350に登録された情報から生成されるものであり、その形式は、
キャラクタ名@(ワールド名.)コンテンツ名.pol.com
となり、ドメイン名の中にはネットワークゲーム名(及びワールド名)が含まれるものとなる。
一方、標準メールアドレス303の形式は、
ユーザ名@pol.com
となる。メールサーバ22には、ドメインの最後に“pol.com”を含むメールがインターネット3からメールサーバ22に送られてくる。
POPサーバ名307及びPOPサーバポート番号308は、それぞれPOPサーバの名称(アドレス)及びポート番号を示す。SMTPサーバ名309及びSMTPサーバポート番号310は、それぞれSMTPサーバの名称(アドレス)及びポート番号を示す。最終更新日時311は、メールサーバ22、データベースサーバ24、端末装置1においてそれぞれアカウント情報テーブル300が最後に更新された日時を示す。最終更新日時311は、メールサーバ22及び端末装置1のアカウント情報テーブル300をオリジナルのデータベースサーバ24のアカウント情報テーブル300と整合させるために用いられる。
図4(b)は、拡張メールアドレスのメールアカウントとしてキャラクタ名を利用するために用いられるキャラクタ情報テーブルを示す図である。このキャラクタ情報テーブル350は、データベースサーバ24とメールサーバ22とにそれぞれ格納されるが、データベースサーバ24に格納されたものがオリジナルであり、メールサーバ22に格納されたものはコピーということとなる。
このキャラクタ情報テーブル350には、ユーザID351、コンテンツ名352、キャラクタ名353、及びワールド名354が登録される。ユーザID351は、ユーザID301と同じユーザを識別するためのキーとして用いられる。コンテンツ名352は、ネットワークゲームの名称を示す。ワールド名354は、同一種類のネットワークゲームを提供するゲームサーバ23が複数ある場合において、どのゲームサーバ23が提供するゲームであるかを示す。同一種類のネットワークゲームを提供するゲームサーバ23が1つであれば、ワールド名354は登録されない。キャラクタ名353は、ネットワークゲーム(のワールド)において、ユーザが使用するキャラクタの名称である。
次に、拡張メールアドレスの設定について説明する。ユーザが拡張メールアドレスを利用しようとするときは、まずサーバ群2が提供するサービスに対して拡張サービスの利用登録をしなければならない。拡張サービスの利用を開始する場合は、端末装置1から管理サーバ21にアクセスし、拡張サービスの開始を要求する。すると、管理サーバ21は、データベースサーバ24に拡張サービスの開始を通知し、データベースサーバ24のアカウント情報テーブル300の拡張サービス可・不可フラグ306がセットされる。拡張サービスの利用を終了する場合の手順も同様で、拡張サービス可・不可フラグ306がリセットされる。
拡張サービスの利用登録をした(拡張サービス可・不可フラグ306がセットされている)ユーザは、拡張メールアドレスを使用することができることとなる。なお、この実施の形態では、拡張サービスを利用登録していても拡張メールアドレスを設定するようにしていないので、拡張メールアドレスの設定を行う必要がある。
拡張メールアドレスの設定を行う場合、ユーザが端末装置1において拡張サービスのメニュー画面からサービス内容として拡張メールアドレス選択すると、図5に示す拡張メールアドレス設定開始画面410が表示画面122として表示される。この拡張メールアドレス設定開始画面410において、ユーザが入力部161の方向キーの操作により「確認・設定」ボタン411にカーソル412を合わせ、所定のボタンの操作により「確認・設定」についての確定入力を行うと、拡張アドレスの設定要求が管理サーバ21を介してメールサーバ22に送られる。
これに対して、アカウント情報テーブル300に設定されている拡張メールアドレス305とキャラクタ情報テーブル350の登録内容とに基づいて生成された拡張メールアドレスの設定ページが返送されるものとなる。そして、図6に示す拡張メールアドレス設定画面420が表示画面122として表示される。拡張メールアドレス設定画面420では、拡張メールアドレスとして利用可能な候補アドレス421a〜421fが表示され、それぞれにチェックボックス422が付加される。チェックマークの付されているものが、現在設定されている拡張メールアドレスである。
ユーザは、カーソル423を所望の候補アドレス421a〜421fに合わせ、チェックボックス422にチェックマークを付加/削除することで、拡張メールアドレスとして利用するアドレスを選択する。選択を確定させる場合は、「確認」ボタン424にカーソル423を合わせ、確定入力を行うと、拡張メールアドレスの設定内容がメールサーバ22に通知される。
この拡張メールアドレスの設定内容の通知に基づいて、データベースサーバ24及びメールサーバ22にそれぞれ格納されたアカウント情報テーブル300が更新されると、拡張メールアドレスの設定完了ページが返送されるものとなる。そして、図7(a)に示す拡張メールアドレス設定完了画面430が表示画面122として表示される。この設定完了ページは、図7(b)に示すようにマークアップ言語で記述されているもので、特別な制御タグ433が含まれている。
この制御タグ433を認識することにより、端末装置1ではデータベースサーバ24及びメールサーバ22においてアカウント情報テーブル300が更新されたことを認識することができる。そこで、内部に格納しているアカウント情報テーブル300と登録内容を確実に整合させるため、端末装置1では、制御タグ433を認識したときには自動的にアカウント情報の送信をデータベースサーバ24に要求し(この実施の形態では、メールサーバ22を介して)、これに対して送られてくるアカウント情報に基づいて、内部に格納しているアカウント情報テーブル300を更新する。また、データベースサーバ24、メールサーバ22、及び端末装置1のそれぞれに格納しているアカウント情報テーブル300の整合性を図るための処理は、端末装置1がサーバ群2が提供するサービスにログインするとき、また、定期的にも行われている。
この実施の形態では、メールサーバ22においては、メールボックスをメールアドレス毎に用意せずに、ユーザ毎に用意するようにしている。従って、拡張メールアドレスが設定されても、当該拡張メールアドレス用にメールボックスを用意する必要がない。メールサーバ22では、メールが送られてきたときには、当該メールの宛先アドレス(標準メールアドレスまたは拡張メールアドレス)に対応してアカウント情報テーブル300に登録されているユーザID301を抽出し、抽出したユーザIDに対応するメールボックスに当該メールを投函する。
また、拡張メールアドレスの設定は、ユーザが任意の時点において任意に行うことができるため、他のユーザから受信したメールに対して返信する際には、当該受信したメールで宛先とされている拡張メールアドレスが利用できなくなっている場合も存在する。そこで、端末装置1において、他のユーザから受信したメールに対して返信するときには、送信元アドレスを現在利用可能としているメールアドレスに設定して、メールを生成するものとする。
以下、この実施の形態に適用されるネットワークシステムにおける処理について説明する。サーバ群2のゲームサーバ23は、ネットワークゲームのサービスを提供しているが、ここでは、メールサーバ22が提供するメール交換サービスに関連するゲームサーバ23の処理を中心として説明する。もっとも、ネットワークゲームにおいてユーザが使用するキャラクタ名は、メールアドレスのメールアカウントとして使用できるものとなる。
ユーザが新たにネットワークゲームに参加するとき、当該ゲームでのキャラクタ名を設定することとなるが、この新規参加時のキャラクタ名の設定処理は、次に示すように任意のタイミングでキャラクタ名を変更するときの処理とほぼ同じである。もっとも、ゲームサーバ23は、提供しているネットワークゲーム(或いはワールド)について新たなユーザの参加があったときには、適当なキャラクタ名を当該ユーザに割り振って、デフォルトで使用させるものとしてもよい。
図8は、この実施の形態にかかるキャラクタ名の変更・削除処理を示す流れ図である。このキャラクタ名変更・削除処理は、端末装置1と、ゲームサーバ23と、データベースサーバ24との間で行われるものとなる。
ユーザは、まず、端末装置1から変更または削除しようとしているキャラクタ名のネットワークゲーム(或いはワールド)を提供するゲームサーバ23に接続する。ユーザは、このゲームサーバ23が提供するネットワークゲームの機能により入力部161から所定の入力を行い、キャラクタ名を指定して、その変更または削除を指示する。キャラクタ名を変更する場合は、変更後のキャラクタ名も指定する。この指示は、制御部103によりインターネット3を介してゲームサーバ23に送られる(ステップS101)。ここで、端末装置1は、ゲームサーバ23からの通知の受信待ちとなる。
ゲームサーバ23では、キャラクタ名の変更または削除の指示を端末装置1から受け取ると、ゲームサーバ23のCPU201は、その指示がキャラクタ名の変更であるか削除であるかを判定する(ステップS102)。キャラクタ名の削除であった場合には、CPU201は、当該ゲームサーバ23に関して指定されたキャラクタ名を有するキャラクタ情報テーブル350を削除するように、LAN25を介してデータベースサーバ24に依頼する。データベースサーバ24のCPU201は、この依頼に基づいて、対応するキャラクタ情報テーブル350を削除する(ステップS103)。これで、キャラクタ名の削除が終了する。
また、端末装置1からの指示がキャラクタ名の変更であった場合には、ゲームサーバ23のCPU201は、LAN25を介してデータベースサーバ24にアクセスし、当該ゲームサーバ23の提供するネットワークゲームについて登録されている全てのキャラクタ名をデータベースサーバ24に要求する。データベースサーバ24のCPU201は、この要求に基づいて、当該ゲームサーバ23についてキャラクタ情報テーブル350に登録されている全てのキャラクタ名を取得し、LAN25を介して要求元のゲームサーバ23に返送する(ステップS104)。
次に、ゲームサーバ23のCPU201は、指定された変更後のキャラクタ名をデータベースサーバ24から送られてきたキャラクタ名と比較し、指定された変更後のキャラクタ名が当該ゲームサーバ23が提供するネットワークゲームにおいて唯一のものとなっているかどうかを判定する(ステップS105)。唯一のものであった場合には、CPU201は、キャラクタ情報テーブル350の変更前のキャラクタ名を変更後のキャラクタ名に更新するように、LAN25を介してデータベースサーバ24に依頼する。データベースサーバ24のCPU201は、この依頼に基づいて、対応するキャラクタ情報テーブル350を更新する(ステップS106)。
データベースサーバ24においてキャラクタ情報テーブル350の更新が行われると、ゲームサーバ23のCPU201は、完了通知をインターネット3を介して端末装置1に返送する(ステップS107)。また、指定された変更後のキャラクタ名が当該ゲームサーバ23が提供するネットワークゲームにおいて既に存在していた場合には、ゲームサーバ23のCPU201は、再指定通知をインターネット3を介して端末装置1に返送する(ステップS108)。
ゲームサーバ23からの通知の受信待ちとなっていた端末装置1では、制御部103は、ゲームサーバ23からの通知を受信したときに、その通知が再指定通知であったか完了通知であったかを判定する(ステップS109)。再指定通知であった場合には、制御部103は、再びステップS101から処理をやり直させる。完了通知であった場合には、これでキャラクタ名の変更が完了となる。このようにキャラクタ名を変更することにより、ユーザは、変更したキャラクタ名を使ってネットワークゲームを行うことができるようになる。
こうしてネットワークゲームにおいてユーザが使用しているキャラクタ名は、メールサーバ22が提供するメール交換サービスにおいてメールアドレスのメールアカウントとして使用できるようになるが、この実施の形態では、このメール交換サービスにおける拡張サービスを利用することをユーザが設定する必要がある。また、ユーザがこの拡張サービスの利用を停止することも任意に設定できることが好ましい。
図9は、この実施の形態にかかる拡張サービス開始・停止処理を示す流れ図である。この拡張サービス開始・停止処理は、端末装置1と、管理サーバ21と、データベースサーバ24との間で行われるものとなる。
ユーザは、入力部161から所定の入力を行い、拡張サービスの利用開始または利用停止を指示する。制御部103は、拡張サービス利用開始または利用停止の指示通知を通信インターフェイス115からインターネット3を介して管理サーバ21に送信させる(ステップS201)。
管理サーバ21のCPU201は、端末装置1からの拡張サービスの利用開始または利用停止の指示通知に基づいて、LAN25を介してデータベースサーバ24に指示を送り、当該ユーザに関してデータベースサーバ24に格納されているアカウント情報テーブル300の拡張サービス可・不可フラグ306をセット(利用開始の場合)またはリセット(利用停止の場合)させる(ステップS202)。管理サーバ21のCPU201は、拡張サービス可・不可フラグ306のセットまたはリセットが行われると、通信インターフェイス205からインターネット3を介して端末装置1に手続完了通知を送信する(ステップS203)。これで、拡張サービス開始・停止処理を終了する。
この処理によって拡張サービスの利用が設定されているときに、ユーザはキャラクタ名をメールアカウントとした拡張メールアドレスを使用することができるようになる。この実施の形態では、拡張サービスを利用しているだけで拡張メールアドレスを使用できるものではなく、ユーザが使用する拡張メールアドレスの設定を別に行う必要がある。また、キャラクタ名の変更や新たなネットワークゲームへの参加などに伴って、一度設定した拡張メールアドレスも、任意に変更できるようにしておくことが好ましい。
図10は、この実施の形態にかかる拡張メールアドレス設定処理を示す流れ図である。この処理は、この拡張メールアドレス設定処理は、端末装置1と、管理サーバ21と、メールサーバ22と、データベースサーバ24との間で行われるものとなる。
まず、ユーザは、拡張サービスのメニュー画面が表示された状態で、入力部161を操作することによりサービス内容として拡張メールアドレスを選択すると、管理サーバ21から拡張メールアドレスの設定開始ページが送られてくる。制御部103は、この設定開始ページに基づいて、図5に示した拡張メールアドレス設定開始画面410を表示画面122として表示させる(ステップS301)。
ユーザは、表示された拡張メールアドレス設定開始画面410において、入力部161の方向キーの操作により「確認・設定」ボタン411にカーソル412を合わせ、入力部161の所定のボタンの操作により確定入力を行うと、制御部103は、拡張メールアドレスの設定要求を、通信インターフェイス115からインターネット3を介して管理サーバ21に送信させる(ステップS302)。管理サーバ21は、この拡張メールアドレスの設定要求を、LAN25を介してメールサーバ22に転送する(ステップS303)。
メールサーバ22では、拡張メールアドレスの設定要求を受信すると、CPU201は、当該要求をしたユーザについて、メールサーバ22のアカウント情報テーブル300に現在設定されている拡張メールアドレスを取得するとともに、メールサーバ22のキャラクタ情報テーブル350に登録されているキャラクタ名により当該ユーザが設定可能な拡張メールアドレスを取得する。メールサーバ22のCPU201は、これら現在設定されている、または設定可能な拡張メールアドレスを、通信インターフェイス205からLAN25を介して管理サーバ21に返却する(ステップS304)。
管理サーバ21では、CPU201は、メールサーバ22から返却された現在設定されている、または設定可能な拡張メールアドレスに基づいて、拡張メールアドレスの設定ページを生成し(ステップS305)、これを通信インターフェイス205からインターネット3を介して要求元の端末装置1に送信する(ステップS306)。端末装置1では、制御部103は、管理サーバ21から送られた設定ページに基づいて、図6に示した拡張メールアドレス設定画面420を表示画面122として表示させる(ステップS307)。
ユーザは、拡張メールアドレス設定画面420において、入力部161の操作により拡張メールアドレスとして設定するアドレスを候補アドレス421a〜421fの中から選択する。より具体的に説明すると、現在拡張メールアドレスとして設定されている候補アドレスには、チェックボックス422にチェックマークが付加されている。これを拡張メールアドレスの設定から外す場合には、当該候補アドレスにカーソル423を合わせ、チェックマークを削除すればよい。また、新たな拡張メールアドレスを設定する場合には、対応する候補アドレスにカーソル423を合わせ、チェックマークを付加すればよい(ステップS308)。
拡張メールアドレス設定画面420において、ユーザが「確認」ボタン424にカーソル423を合わせ、入力部161から確定入力を行うと、制御部103は、新たな拡張メールアドレスの設定内容を、通信インターフェイス115からインターネット3を介してメールサーバ22に通知させる(ステップS309)。メールサーバ22は、この設定内容通知を、LAN25を介してデータベースサーバ24に転送する(ステップS310)。
データベースサーバ24では、メールサーバ22から拡張メールアドレスの設定内容が通知されると、CPU201は、これに基づいて内部に格納しているアカウント情報テーブル300の拡張メールアドレス305の登録を更新する(ステップS311)。アカウント情報テーブル300が更新されると、このアカウント情報の更新内容がデータベースサーバ24からLAN25を介してメールサーバ22に送信される(ステップS312)。
メールサーバ22では、CPU201は、データベースサーバ24から送られてきたアカウント情報の更新内容に従って、メールサーバ22のアカウント情報テーブル300を更新する(ステップS313)。アカウント情報テーブル300の更新が終了すると、CPU201は、アカウント情報の設定完了通知を通信インターフェイス205からLAN25を介して管理サーバ21に送信する(ステップS314)。
管理サーバ21では、CPU201は、メールサーバ22から送信された設定完了通知に基づいて、拡張メールアドレスの設定完了ページを生成し(ステップS315)、これを通信インターフェイス205からインターネット3を介して要求元の端末装置1に送信する(ステップS316)。端末装置1では、制御部103は、管理サーバ21から送られた設定完了ページに基づいて、図7(a)に示した拡張メールアドレス設定完了画面430を表示画面122として表示させる(ステップS317)。
ところで、この設定完了ページには、図7(b)に示したように制御タグ433が含まれている。制御部103は、この制御タグ433を認識すると、アカウント情報の送信要求を通信インターフェイス115からインターネット3を介してメールサーバ22に送信する(ステップS319)。メールサーバ22は、このアカウント情報の送信要求をLAN25を介してデータベースサーバ24に転送する(ステップS320)。
データベースサーバ24のCPU201は、このアカウント情報の送信要求に対して、当該ユーザについてのアカウント情報テーブル300に登録されたアカウント情報を読み出し、これをメールサーバ22に返送する(ステップS321)。メールサーバ22は、データベースサーバ24から送られてきたアカウント情報を端末装置1に送信する(ステップS322)。端末装置1の制御部103は、データベースサーバ24からメールサーバ22を介して送られてきたアカウント情報を受信すると、受信したアカウント情報に従って、内部に格納しているアカウント情報テーブルを更新する(ステップS323)。これで、拡張メールアドレス設定処理が終了となる。
この拡張メールアドレス設定処理において、データベースサーバ24、メールサーバ22、及び端末装置1のそれぞれにおけるアカウント情報テーブル300の整合が図られているが、ユーザが利用する端末装置1を変えた場合には、新たに使用する端末装置1には正しい内容のアカウント情報テーブル300が格納されていないこととなる。
また、ユーザが拡張サービスの利用を停止した後にも、キャラクタ名をメールアカウントとした拡張メールアドレスが、アカウント情報テーブル300に格納されたままとなっていることもある。さらに、ユーザがキャラクタ名を変更・削除したときなどには、使用されなくなったキャラクタ名をメールアカウントとした拡張メールアドレスが、アカウント情報テーブル300に格納されたままとなっていることもある。そこで、この実施の形態においては、次の図11及び図12に示すような処理も行われるものとなる。
図11は、この実施の形態にかかる端末ログイン処理を示す流れ図である。この端末ログイン処理は、端末装置1と、管理サーバ21と、メールサーバ22との間で行われるものとなる。サーバ群2が提供するサービスをユーザが利用しようとする場合、管理サーバ21にアクセスしてユーザ認証を受ける必要があるため、管理サーバ21の処理も必要となる。
端末装置1において、ユーザが入力部161を操作してサーバ群2が提供するサービスへのログインを指示すると、制御部103は、端末装置1内のアカウント情報テーブル300からユーザID301とパスワード302とを読み出す。あるいは、ユーザが入力部161を操作して、ユーザIDとパスワードを直接入力する。制御部103、これらのユーザIDとパスワードとともにログイン要求を、通信インターフェイス115からインターネット3を介して管理サーバ21に送信させる(ステップS401)。
管理サーバ21のCPU201は、ログイン要求とともに送られてきたユーザID及びパスワードを、内部で管理しているユーザID及びパスワードと照合して、ユーザ認証を行う。その結果、送られてきたユーザID及びパスワードと同じものが照合されたかどうかにより、ユーザ認証がされたかどうかを判定する(ステップS402)。ユーザ認証がされなければ、ログインを拒否して、処理終了となる。
ユーザ認証がされた場合には、端末装置1の制御部103は、ログイン要求に使用したユーザIDと同じユーザIDを含むアカウント情報テーブル300が当該端末装置1内に記憶されているかどうかを判定する(ステップS403)。ここで、ユーザが新たな端末装置1からログイン要求した場合や、他のユーザの端末装置1を借りてログイン要求した場合には、当該ログイン要求をした端末装置1には、同じユーザIDを含むアカウント情報テーブルが記憶されていないこととなる。
同じユーザIDを含むアカウント情報テーブル300が端末装置1内に記憶されていれば、メールサーバ22のアカウント情報テーブル300に登録されている最終更新日時311の送信を管理サーバ21に要求し(ステップS404)、さらに管理サーバ21からメールサーバ22に要求する(ステップS405)。この要求は、データベースサーバ24に対して行うものとしてもよい。
メールサーバ22のCPU201は、管理サーバ21からの要求に基づいて、当該ユーザIDに対応するアカウント情報テーブル300に登録された最終更新日時311を読み出し、LAN25を介して管理サーバ21に返送する(ステップS406)。管理サーバ21のCPU201は、メールサーバ22から返送された最終更新日時311を含めばよい)を、通信インターフェイス205からインターネット3を介して要求元の端末装置1に送信する(ステップS407)。
端末装置1では、制御部103は、メールサーバ22からアカウント情報テーブル300の最終更新日時311を受信すると、端末装置1内のアカウント情報テーブル300に登録されているユーザIDと比較する。その比較の結果、制御部103は、最終更新日時が一致したかどうかを判定する(ステップS408)。ここで、ユーザがキャラクタ名を変更・削除するなどして、図12の処理においてメールサーバ22及びデータベースサーバ24のアカウント情報テーブル300が更新された場合には、最終更新日時が一致しないこととなる。
同じユーザIDを含むアカウント情報テーブル300が記憶されていなかった場合や、最終更新日時が一致しなかった場合には、端末装置1の制御部103は、通信インターフェイス115からインターネット3を介してメールサーバ22にアカウント情報の送信を要求する(ステップS409)。この要求も、データベースサーバ24に対して行うものとしてもよい。メールサーバ22のCPU201は、端末装置1からの要求に基づいて、内部のアカウント情報テーブル300に登録されているアカウント情報を全て読み出し、通信インターフェイス205からインターネット3を介して要求元の端末装置1に返送する(ステップS410)。
端末装置1では、メールサーバ22からアカウント情報を受信すると、制御部103は、受信したアカウント情報を、内部のアカウント情報テーブル300として記憶させる。元々アカウント情報テーブル300が記憶されていたときには、メールサーバ22から受信したアカウント情報に更新して記憶させる(ステップS411)。これで、ログイン処理が終了となり、ユーザは、サーバ群2が提供するサービスを利用できることとなる。。なお、アカウント情報テーブル300の最終更新日時311が一致していた場合には、そのままログイン処理が終了となり、ユーザは、サーバ群2が提供するサービスを利用できる。
図12は、この実施の形態にかかるアカウント情報更新処理を示す流れ図である。このアカウント情報更新処理は、メールサーバ22のCPU201の内部タイマにより所定時間毎に生じるタイマ割り込みによって、行われるものとなる。また、このアカウント情報更新処理は、拡張サービスの利用を停止したユーザの拡張メールアドレスや、ユーザによって使用されていないキャラクタ名をメールアカウントとした拡張メールアドレスを排除し、メールサーバ22とデータベースサーバ24のアカウント情報テーブル300の登録内容を整合させるために、これら2つのサーバ22、24の間で行われるものである。
メールサーバ22のCPU201は、LAN25を介してデータベースサーバ24に所定の指示を送り、データベースサーバ24に記憶されている全てのキャラクタ情報テーブル350を取得し、例えばHDD207の作業領域に一時保存する(ステップS501)。ここで、メールサーバ22には元々記憶されていたキャラクタ情報テーブル350もあるため、両者を区別するため、元々記憶されていたものを保存キャラクタ情報、データベースサーバ25から取得したものを取得キャラクタ情報と呼ぶものとする。
次に、ユーザIDを順次処理対象としていきながら、まだ処理対象としていないユーザIDがあれば(ステップS502)、メールサーバ22のCPU201は、LAN25を介してデータベースサーバ24に当該ユーザIDとともに所定の指示を送り、データベースサーバ24から当該ユーザIDに対応するアカウント情報テーブル300に記憶されたアカウント情報を取得し、RAM203に一時保存する(ステップS503)。
メールサーバ22のCPU201は、このデータベースサーバ24から取得したアカウント情報の拡張サービス可・不可フラグ306がセットされているかどうか、すなわち処理対象のユーザIDに対応するユーザが拡張サービスを利用しているものとなっているかどうかを判定する(ステップS504)。ユーザが拡張サービスを利用していれば、当該ユーザIDに対応する保存キャラクタ情報と取得キャラクタ情報とを比較し、両者が一致するかどうかを判定する(ステップS505)。両者が一致すれば、ステップS502の処理に戻る。
処理対象のユーザIDに対応した保存キャラクタ情報と取得キャラクタ情報とが一致しない場合、一致していないキャラクタに対応した拡張メールアドレスをRAM203に一時保存したアカウント情報から削除する。また、ステップS504において拡張サービス可・不可フラグがリセットされていた場合には、全ての拡張メールアドレスをRAM203に一時保存したアカウント情報から削除する(ステップS506)。
その後、メールサーバ22のCPU201は、RAM203に一時保存しているアカウント情報に、内部に記憶しているアカウント情報テーブル300の内容を更新する(ステップS507)。また、LAN25を介してRAM203に一時保存しているアカウント情報をデータベースサーバ24に返送し、データベースサーバ24に記憶されているアカウント情報テーブル300の内容を更新させる(ステップS508)。
こうして全てのユーザIDを処理対象としてアカウント情報テーブル300の更新が終了すると(ステップS502)、メールサーバ22のCPU201は、内部に記憶していたキャラクタ情報テーブル350をステップS501でデータベースサーバ24から取得したキャラクタ情報テーブル350の内容に全て更新する(ステップS509)。これで、アカウント情報更新処理が終了となる。
メールサーバ22が提供するメール交換サービスにおいて、ユーザは、上記のようにして設定された拡張メールアドレスを使用して、或いは拡張サービスの利用の有無に関わらずユーザ毎に与えられた標準メールアドレスを使用して、メールを送受信することができる。ここで、いずれかの端末装置1からメールサーバ22に送られてきたメールを適切なメールボックスに格納する処理と、ユーザが自分のメールボックスに格納されたメールを読み出す処理とが行われるものとなる。
図13は、この実施の形態にかかるメール格納処理を示す流れ図である。このメール格納処理は、メールサーバ22がインターネット3を介していずれかの端末装置1から送られてきたメールを受信したときに当該メールの送信先アドレスに対応した適切なメールボックスに格納するために行われる処理であり、メールサーバ22において単独で行われる処理である。
まず、インターネット3を介して送られてきたメールを通信インターフェイス205が受信すると、CPU201は、これをRAM203の所定の領域に一時保存させる(ステップS601)。CPU201は、受信したメールの宛先の@以下を調べ、当該宛先のアドレスが標準メールアドレスとなっているかどうかを判定する(ステップS602)。
宛先が標準メールアドレスであった場合には、CPU201は、メールサーバ22に格納されているアカウント情報テーブル300を調べ、当該標準メールアドレスに対応するユーザIDを検索する(ステップS603)。CPU201は、この検索の結果としてユーザIDが抽出されたかどうかを判定する(ステップS604)。ユーザIDが抽出された場合には、CPU201は、当該ユーザIDに対応したメールボックスに受信したメールを格納する(ステップS605)。そして、メール格納処理を終了する。一方、ユーザIDが抽出されなかった場合には、CPU201は、所定のエラー処理(従来と同じ)を行う(ステップS606)。そして、メール格納処理を終了する。
宛先が拡張メールアドレスであった場合には、CPU201は、メールサーバ22に格納されているアカウント情報テーブル300を調べ、当該拡張メールアドレスに対応するユーザIDを検索する(ステップS607)。CPU201は、この検索の結果としてユーザIDが抽出されたかどうかを判定する(ステップS608)。ユーザIDが抽出された場合には、CPU201は、当該ユーザIDに対応したメールボックスに受信したメールを格納する(ステップS609)。そして、メール格納処理を終了する。一方、ユーザIDが抽出されなかった場合には、CPU201は、所定のエラー処理(従来と同じ)を行う(ステップS610)。そして、メール格納処理を終了する。
なお、受信したメールの宛先に複数のアドレスが設定されている場合には、CPU201は、それぞれの宛先について、ステップS602〜S611の処理を行うものとすればよい。また、受信したメールの宛先として同じユーザのメールアドレスが複数設定されていると、異なるメールアドレスから同一のユーザIDを検索できることとなる。この場合には、それぞれのメールアドレスに対してメールボックスへメールを格納してもよく、当該ユーザIDに対して1つだけメールボックスへメールを格納するものとしてもよい。
図14は、この実施の形態にかかるメール取得処理を示す流れ図である。このメール取得処理は、端末装置1とメールサーバ22との間で行われるものとなる。
端末装置1において、ユーザが入力部161の操作によりメールの受信を指示すると、制御部103は、端末装置1のアカウント情報テーブル300に登録されている標準メールアドレス303とメールパスワード304とを取得し、これらとともにメールの受信要求を通信インターフェイス115からインターネット3を介してメールサーバ22に送信する(ステップS701)。
メールサーバ22では、通信インターフェイス205が端末装置1からのメールの受信要求を受信すると、CPU201は、この受信要求とともに送られてきたメールアドレス及びメールパスワードを、メールサーバ22に格納されているアカウント情報テーブル300に登録されている標準メールアドレス303及びメールパスワード304と照合する。その結果、CPU201は、同一のものが登録されていたかどうかにより、当該メールの受信要求が認証されたかどうかを判定する(ステップS702)。
当該メールの受信要求が認証された場合には、CPU201は、その標準メールアドレスに対応してアカウント情報テーブル300に登録されているユーザID301を検索して、抽出する(ステップS703)。CPU201は、抽出したユーザIDに対応するメールボックスに格納されているメールを全て取得し(ステップS704)、通信インターフェイス205からインターネット3を介して要求元の端末装置1に送信する(ステップS705)。
端末装置1では、通信インターフェイス115がメールサーバ22から送られてきたメールを受信すると、制御部103は、これを例えばHDD107の所定の領域に格納する(ステップS706)。また、制御部103は、グラフィック処理部111との協働動作により、受信したメールを表示装置121の表示画面122に表示させる(ステップS707)。そして、メール取得処理を終了する。また、ステップS702でメールの受信要求が認証されなかった場合には、所定のエラー処理を行った後(ステップS708)、端末装置1にメールを送信することなくメール取得処理を終了する。
ユーザは、上記のようにして自己の標準メールアドレスまたは拡張メールアドレスに宛てられたメールを取得するものとなる。もっとも、拡張サービスの利用停止や利用する拡張メールアドレスの変更によって、拡張メールアドレスが送信元となっているメールに返信する際には、既に返信先の拡張メールアドレスがなくなっているという不都合も起こりえる。そこで、この実施の形態では、このような不都合を回避して、メールの返信を行うことができるようにしている。
図15は、この実施の形態にかかるメール返信処理を示す流れ図である。このメール返信処理は、端末装置1において受信したメールに対して、ユーザが返信メールの作成を指示したときに行われる処理であり、端末装置1において単独で行われる処理である。なお、以下の説明において、返信メールを作成する対象となる先に受信したメールのことを、元メールと呼ぶものとする。
元メールに対して返信メールの作成が指示されると、制御部103は、元メールの送信元"from"のメールアドレスを返信メールの宛先"to"のメールアドレスに設定する(ステップS801)。次に、制御部103は、元メールの宛先"to"に設定されていたメールアドレスが、端末装置1のアカウント情報テーブル300に拡張メールアドレス305として登録されているかどうかを判定する(ステップS802)。"to"のメールアドレスが拡張メールアドレス305として登録されていれば、制御部103は、元メールの宛先"to"のメールアドレスを返信メールの送信元"from"のメールアドレスに設定して(ステップS803)、ステップS809の処理に進む。
"to"のメールアドレスが拡張メールアドレス305として登録されていなければ、制御部103は、元メールの宛先"cc"に設定されていたメールアドレスが、端末装置1のアカウント情報テーブル300に拡張メールアドレス305として登録されているかどうかを判定する(ステップS804)。"cc"のメールアドレスが拡張メールアドレス305として登録されていれば、制御部103は、元メールの宛先"cc"のメールアドレスを返信メールの送信元"from"のメールアドレスに設定して(ステップS805)、ステップS809の処理に進む。なお、元メールの宛先として"cc"がなければ"cc"のメールアドレスが拡張メールアドレス305として登録されていないものと判定される。
"cc"のメールアドレスが拡張メールアドレス305として登録されていなければ、制御部103は、元メールの宛先"bcc"に設定されていたメールアドレスが、端末装置1のアカウント情報テーブル300に拡張メールアドレス305として登録されているかどうかを判定する(ステップS806)。"bcc"のメールアドレスが拡張メールアドレス305として登録されていれば、制御部103は、元メールの宛先"bcc"のメールアドレスを返信メールの送信元"from"のメールアドレスに設定して(ステップS807)、ステップS809の処理に進む。なお、元メールの宛先として"bcc"がなければ"bcc"のメールアドレスが拡張メールアドレス305として登録されていないものと判定される。
"bcc"のメールアドレスも拡張メールアドレス305として登録されていなければ、制御部103は、アカウント情報テーブル300に登録されている標準メールアドレス303を返信メールの送信元"from"のメールアドレスに設定して(ステップS808)、ステップS809の処理に進む。
ステップS809では、制御部103が返信メールの件名を“RE:(元メールの件名)”に設定するとともに、ユーザが入力部161を操作して返信メールの本文を入力する。ユーザが入力部161からの入力により件名を変更してもよい。制御部103は、入力部161からの入力により返信メールの送信が要求されたかどうかを判定する(ステップS810)。返信メールの送信が要求されるまでは、制御部103は、ステップS809、S810の処理を繰り返して行う。返信メールの送信が要求されると、制御部103は、当該返信メールを通信インターフェイス115からインターネット3に送出させる(ステップS811)。そして、メール送信処理を終了する。
以上説明したように、この実施の形態にかかるネットワークシステムのサーバ群2は、ゲームサーバ23によりネットワークゲームのサービスを、メールサーバ22によりメール交換サービスを提供している。ゲームサーバ23が提供するネットワークゲームにおいては、ユーザは、ゲーム内で使用するキャラクタ名を設定することができ、このキャラクタ名を用いて他のユーザとゲームを進行させることとなる。
ユーザがネットワークゲームで使用するキャラクタ名は、キャラクタ情報テーブル350に記憶され、ユーザは、拡張サービスを利用することによって、ここに登録されたキャラクタ名を含む拡張メールアドレスを使用できるようになる。ネットワークゲームにおいては、各ユーザは、他のユーザをキャラクタ名で認識していることが多いので、このような拡張メールアドレスを使用できるものとすることによって、ゲームサーバ23がそれぞれ提供するネットワークゲームに参加するユーザ間でのコミュニケーションを円滑に図ることができる。
ここで、この実施の形態の拡張メールアドレスは、メールアカウント(@の前側)にキャラクタ名を設定し、ドメイン名(@の後側)にネットワークゲームのゲーム名(及びワールド名)を含むものとしている。このため、ユーザがネットワークゲームで使用しているキャラクタ名が分かり易く、さらにどの種類のゲームで使用されているかも分かり易い。しかも、ドメイン名にゲーム名(及びワールド名)を含むことで、異なるゲーム及び同一のゲームの異なるワールドで同一のキャラクタ名が使用されていても、仮に異なるユーザによって使用されている場合であっても、メールアドレスを区別して使用することができる。また、ゲームにおけるキャラクタ名から相手の拡張メールアドレスとなる可能性のあるアドレスを把握でき、ゲーム内の他のユーザのキャラクタに対してコミュニケーションを図ることができる。
この実施の形態では、各ユーザ宛のメールを格納するためのメールボックスは、ユーザIDに対応して設けられている。つまり、メールサーバ22において、標準メールアドレスを宛先としたメールだけではなく、拡張メールアドレスを宛先としたメールも、それぞれのメールアドレスに対応するユーザIDに対応して設けられたメールボックスに格納される。
つまり、ユーザは、拡張メールアドレスを宛先としたメールを標準メールアドレスを宛先としたメールと同様に受け取ることができ、自分がネットワークゲームで使用しているキャラクタ名を含むメールアドレスで容易にメール交換ができるようになる。また、メールサーバ22においても、同じユーザ宛のメールを当該ユーザからの要求に基づいて一度に送ることができるので、その処理が容易になる。
ユーザがネットワークゲームで使用するキャラクタ名を変更・削除した場合には、その変更が即座にデータベースサーバ24のキャラクタ情報テーブル350に反映されることとなる。メールサーバ22は、所定時間毎にデータベースサーバ24からキャラクタ情報テーブル350を取得して、内部のキャラクタ情報テーブル350の内容も更新するとともに、アカウント情報テーブル300から使用されなくなったキャラクタ名を含む拡張メールアドレスを削除する。
これにより、ネットワークゲームで使用されなくなったキャラクタ名が、拡張メールアドレスとして何時までも使用されることがなくなる。また、このようにメールサーバ22のアカウント情報テーブル300及びキャラクタ情報テーブル350は、できるだけ最新のネットワークゲームにおける状況を反映したものとなるため、ユーザは、自己がネットワークゲームで使用するキャラクタ名を設定したときには、比較的早いうちにそのキャラクタ名を含む拡張メールアドレスを使用できるようになる。
しかも、キャラクタ情報テーブル350をメールサーバ22にも記憶しているため、ユーザが拡張メールアドレスを設定するときに、メールサーバ22がユーザのネットワークゲームでのキャラクタ名を容易に取得することができ、拡張メールアドレスを容易に生成することができるようになる。
ここで、所定時間毎の処理でメールサーバ22のキャラクタ情報テーブル350の内容を更新し、使用されなくなったキャラクタ名を含む拡張メールアドレスの削除は、データベースサーバ24のアカウント情報テーブル300について行われ、メールサーバ22のアカウント情報テーブル300は、これと同じ内容に更新されることとなる。これにより、データベースサーバ24とメールサーバ22とで、アカウント情報テーブル300の登録内容が整合されることとなる。
拡張メールアドレスを設定したときは、その設定内容をデータベースサーバ24に送り、データベースサーバ24のアカウント情報テーブル300を更新してから、これをメールサーバ22に送って、メールサーバ22のアカウント情報テーブル300も更新するようにしている。これにより、データベースサーバ24とメールサーバ22とで、アカウント情報テーブル300の登録内容が整合されることとなる。
さらに、設定完了ページ430に含まれる制御タグ433を認識することによって、端末装置1からもメールサーバ22を介してデータベースサーバ24にアカウント情報を要求して、その内部のアカウント情報テーブル300を更新するようにしている。これにより、データベースサーバ24と端末装置1とでも、アカウント情報テーブル300の登録内容が整合されることとなる。
また、端末装置1からサーバ群2が提供するサービスにユーザがログインしようとするときには、ログイン要求のユーザIDと同じユーザIDを登録したアカウント情報テーブル300が端末装置1内に記憶されているかどうか判定される。また、データベースサーバ24のアカウント情報テーブル300から取得した最終更新日時311が端末装置1に記憶されていたアカウント情報テーブル300の最終更新日時311と比較される。
ここで、同じユーザIDのアカウント情報テーブル300において最終更新日時311が一致していたならば、端末装置1に記憶されていたアカウント情報テーブル300をそのまま用いて、メールサーバ22が提供するメール交換のサービスを利用することができる。つまり、最終更新日時311以上に多くの情報をインターネット3を介してメールサーバ22からインターネット3を介して端末装置1に送信する必要がないので、これらの資源にかかる負荷を小さくすることができる。
一方、端末装置1に同じユーザIDのアカウント情報テーブル300が記憶されていなかったり、記憶されていても最終更新日時が一致していなかったときには、データベースサーバ24のアカウント情報テーブル300の登録内容が端末装置1に送られて、端末装置1のアカウント情報テーブル300として記憶されることとなる。これによっても、データベースサーバ24と端末装置1とで、アカウント情報テーブル300の登録内容が整合されることとなる。
このため、ユーザは、他のユーザの端末装置1など、これまでとは異なる新たな端末装置1からサーバ群2が提供するサービスにログインした場合でも、新たな端末装置1においてアカウント情報の設定を行う必要がない。端末装置1のアカウント情報テーブルが壊れてしまった場合も同様に設定を行う必要がない。また、ネットワークゲームにおけるキャラクタ名の変更・削除は、データベースサーバ24及びメールサーバ22におけるアカウント情報テーブル300の内容を更新させるが、ユーザは、このようなことを行っても、端末装置1においてアカウント情報の設定をやり直す必要がない。
しかも、アカウント情報テーブル300が端末装置1に記憶されていなかったときや、記憶されていてもメールサーバ22から取得した最終更新日時311と一致しなかったときは、端末装置1のアカウント情報テーブル300として、最新の内容となっているデータベースサーバ24のアカウント情報テーブル300の内容が記憶される。従って、実際には使用不能となった拡張メールアドレスが、メールの送信元アドレスに設定されてしまうのを防ぐことができる。
このように端末装置1に記憶されるアカウント情報テーブル300は、その内容を全てサーバ群2からインターネット3を介して取得し、自動的に内部に記憶されることとなる。このため、ユーザが自ら設定操作を行わなくても、アカウント情報を容易に端末装置1に設定することができる。また、アカウント情報が自動設定されることから、ユーザは、アカウント情報を憶えていなくても、任意の端末装置1を利用して、メールサーバ22が提供するメール交換のサービスを利用することができる。
さらに、アカウント情報テーブル300の登録対象となるアカウント情報には、POPサーバ名307、POPサーバポート番号308、SMTPサーバ名309、及びSMTPサーバポート番号310も含まれている。これらも自動的に更新されるものであるため、サーバ群2においてPOP(Post Office Protocol)サーバ名307、POPサーバポート番号308、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ名309、および/またはSMTPサーバポート番号310が変更されたとしても、ユーザは、その変更を意識することなく、メールサーバ22が提供するメール交換のサービスを利用することができる。
ところで、メールサーバ22が提供するメール交換サービスにおいて、標準メールアドレスは、当該メール交換サービスを受けるためには必要なものであるが、拡張メールアドレスは、ユーザの設定によって使用されるものであり、必ずしも必要がない。また、ユーザが拡張サービスの利用を停止したり、ネットワークゲームにおいてキャラクタ名を変更・削除することによっても、拡張メールアドレスが使用できなくなる。従って、ユーザが拡張メールアドレスを宛先とするメールを端末装置1において受信した後、このメール(元メール)に対する返信メールを作成しようとするときには、当該拡張メールアドレスが使用できなくなっていることもあり得る。
この実施の形態にかかる端末装置1では、元メールの宛先アドレスが既に使用不能となっていても、端末装置1のアカウント情報テーブル300に登録された他のメールアドレスから使用可能なメールアドレスを選択するものとなっている。このため、返信メールの送信元アドレスは、現在使用可能な適切なメールアドレスに設定されることとなる。一方、元メールの宛先アドレスが現在使用可能であれば、それが返信メールの送信元アドレスとして設定されるので、この返信メールを受け取った他のユーザは、どのメールに対する返信メールであるかを容易に判断することができる。
また、返信メールにおける送信元アドレスの選択は、元メールにおける宛先アドレスとして“to”、“cc”、“bcc”が指定されている順に優先される。通常のユーザが他のユーザにメールを送信するとき、送信相手としての重要性が高い順に“to”、“cc”、“bcc”を指定することが多い。従って、このような優先順位で返信メールの送信元アドレスに設定することで、返信メールの作成対象となったメールを送信したユーザが重要性が高いと考えていたメールアドレスを返信メールの送信元アドレスに設定することができるようになる。
さらに、“to”、“cc”、“bcc”のいずれに指定された宛先アドレスも使用不能となっていれば、標準メールアドレスが返信メールの送信元アドレスとして設定される。標準メールアドレスは、必須のメールアドレスであり、返信メールの送信元アドレスに設定すべきメールアドレスとして、適切なメールアドレスが選択できないということがない。このようにしてユーザが現在使用しているメールアドレスだけが返信メールの送信元アドレスとして設定されるものとすることで、この返信メールに対して他のユーザが作成した返信メールが、当該ユーザの元に確実に届けられるようになる。
本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
上記の実施の形態では、キャラクタ名の変更・削除により使用できなくなった拡張メールアドレスをアカウント情報テーブル300から削除するため、メールサーバ22のタイマ割り込みによるアカウント情報更新処理を行うものとしていた。これに対して、図8のキャラクタ名変更・削除が行われた後、削除されたキャラクタ名(変更により削除されたものを含む)をゲームサーバ23からデータベースサーバ24に送るものとし、この時点で使用されていないキャラクタ名を含む拡張メールアドレスをアカウント情報テーブル300から削除するものとしてもよい。また、ここでアカウント情報テーブル300が更新された場合も、メールサーバ22などから端末装置1にアカウント情報を送信するものとし、端末装置1のアカウント情報テーブル300も更新することができる。
上記の実施の形態では、ユーザがネットワークゲームで使用するキャラクタ名をメールアカウントとした拡張メールアドレスは、サーバ群2が提供するサービスのうちの拡張サービスを利用するユーザだけが最大5個まで登録できるものとなっていた。しかしながら、拡張サービスを利用するかどうかに関わらず、サーバ群2が提供するサービスを利用するユーザ全てが、拡張メールアドレスを利用できるようにしてもよい。また、1人のユーザが拡張メールアドレスを利用できる数は、1以上の任意の数とし、最大で当該ユーザが利用するキャラクタの数までとすることもできる。
さらに、ユーザがネットワークゲームにおいてキャラクタ名を設定することにより、当該キャラクタ名及びゲーム名を含むメールアドレスを自動的に使用することができるようにしてもよい。この場合には、キャラクタ名の設定(変更により新たに設定されたものを含む)が行われたときに、設定されたキャラクタ名をゲームサーバ23からデータベースサーバ24に送るものとし、この時点で新たに設定されたキャラクタ名を含む拡張メールアドレスをアカウント情報テーブル300に登録するものとしてもよい。また、ここでアカウント情報テーブル300が更新された場合も、メールサーバ22などから端末装置1にアカウント情報を送信するものとし、端末装置1のアカウント情報テーブル300も更新することができる。
上記の実施の形態では、ユーザは、ネットワークゲームで使用するキャラクタ名を含む拡張メールアドレスの他に、標準メールアドレスも使用できるものとなっていた。メールボックスからメールを読み出す際の認証には、この標準メールアドレスが使用されていた。もっとも、メールアドレス以外の情報(例えば、ユーザIDなど)で認証を行うのであれば、標準メールアドレスはなくてもよい。この場合でも、拡張メールアドレスに対応するユーザIDをアカウント情報テーブル300から検索し、該ユーザIDに対応したメールボックスにメールを格納すればよいからである。
上記の実施の形態では、メールサーバ22においてメールボックスは、ユーザIDに対応して設けられており、該ユーザIDに対応するメールアドレスを宛先としたメールは、当該宛先のメールアドレスが標準メールアドレスか拡張メールアドレスかに関わらず、同一のメールボックスに格納されるものとなっていた。しかしながら、拡張メールアドレス毎にメールボックスを用意するものとしてもよい。ユーザIDとネットワークゲーム(或いはワールド)に対応してメールボックスを用意するものとし、キャラクタ名が変更されても同じゲームに対応するメールは、同じメールボックスに格納するものとすることもできる。拡張メールアドレス毎にメールボックスを用意した場合(ユーザIDとネットワークゲーム(或いはワールド)に対応してメールボックスを用意した場合を含む)、ユーザがメールを受信する際に、端末装置1は、ユーザの複数の拡張メールアドレスに対応する各メールボックスからメールを受信するようにしてもよい。
上記の実施の形態では、メールサーバ22の管理しているユーザのメールボックスに拡張メールアドレスを宛先としたメールを格納するようにしていたが、本発明はこれに限られない。例えば、メールサーバ22とは異なる他のサーバにおいて管理されているユーザのメールボックスに拡張メールアドレスを宛先としたメールを格納してもよい。この場合、例えば、メールサーバ22において異なるサーバのメールボックスに対応する所定のメールアドレスを管理しておき、メールサーバ22が拡張メールアドレスを宛先としたメールを当該所定のアドレスに転送すればよい。また、他のサーバのメールボックスに拡張メールアドレスを宛先としたメールを格納するようにした場合には、端末装置1は、他のサーバのメールボックスに格納されたメールを、当該他のサーバから受信するようにすることができる。
上記の実施の形態では、端末装置1からサーバ群2が提供するサービスにログインするときに、メールサーバ22のアカウント情報テーブル300の最終更新日時311を端末装置1に取得し、これが端末装置1のアカウント情報テーブル300の最終更新日時311と一致しないときに、メールサーバ22からアカウント情報を取得して、端末装置1のアカウント情報テーブル300を更新するものとしていた。これに対して、端末装置1からサーバ群2が提供するサービスにログインするときには、常にメールサーバ22(或いはデータベースサーバ24)からアカウント情報を端末装置1に取得するものとしてもよい。
これにより、端末装置1においては、サーバ群2が提供するサービスを利用しないときにおいては、内部にアカウント情報テーブル300を格納しておく必要がない。また、ユーザがサーバ群2が提供するサービスを利用するための端末装置1を頻繁に変えたとしても、ユーザが使用する端末装置1のアカウント情報テーブル300の登録内容は、サーバ側のアカウント情報テーブル300の内容と一致させることができる。
上記の実施の形態では、ユーザは、拡張サービスを利用することによって標準メールアドレスと拡張メールアドレスとを使用できるものとなり、それぞれアカウント情報テーブル300に登録されるものとしていた。また、ログイン時において最終更新日時311を比較することにより、端末装置1のアカウント情報テーブル300の登録内容をサーバ側の登録内容に合わせて更新するものとしていた。もっとも、ログイン時における端末装置1のアカウント情報テーブル300の更新は、サーバ群2が拡張メールアドレスをサービスとして提供しているかどうかに関わらず、行うものとすることができる。
上記の実施の形態では、図12のアカウント情報更新処理において、各ユーザIDに対応について、データベースサーバ24のアカウント情報テーブル300に登録されたアカウント情報全体を必端末装置1に必ず取得するものとしていた。しかし、最初に拡張サービス可・不可フラグ306だけをデータベースサーバ24から端末装置1に取得し、これがセットされていたときだけ、他のアカウント情報もデータベースサーバ24から取得するものとしてもよい。POP及びSMTPサーバ名及びポート番号307〜310は、データベースサーバ24においても滅多に更新されないので、特に問題は生じない。
拡張サービス可・不可フラグ306がリセットされていたときは、さらにアカウント情報をデータベースサーバ24から取得することなく、端末装置1のアカウント情報テーブル300の拡張サービス可・不可フラグ306もリセットするとともに、拡張メールアドレス305を全て削除するものとすればよい。これにより、データベースサーバ24からインターネット3を介して端末装置1に送信するデータ量を小さくすることができ、これらにかかる負荷を小さくすることができる。
上記の実施の形態では、ユーザが元メールに対して返信を行う際に、元メールの宛先アドレスが既に使用されなくなった拡張メールアドレスであったときに、他のメールアドレスを返信メールの送信元アドレスとして設定するものとしていた。しかしながら、元メールに対して返信を行う際に元メールの宛先アドレスが既に使用されなくなっていることは、拡張メールアドレスでなくても起こりえる。例えば、複数のメールアドレス(ドメインが異なるものでもよい)を使用していたユーザが一方の使用を止めた場合である。ユーザが現在使用しているメールアドレスは、通常端末装置1に格納されているので、現在使用されているメールアドレスに変更して、返信メールの送信元アドレスを設定することができる。
上記の実施の形態では、管理サーバ21、メールサーバ22、複数のゲームサーバ23、及びデータベースサーバ24を互いにLAN25で接続して、サーバ群2を構成するものとしていた。しかしながら、サーバ側のシステム構成は任意である。例えば、上記したサーバ群2の機能を1つのサーバ装置上で全て実現するものとしてもよい。或いは、さらに多くのサーバ装置にサーバ群2の機能を分散するものとしてもよい。
また、データベースサーバ24がなくても、他のサーバ21〜23の間で互いにデータをやりとりすることによって、端末装置1から見た機能としては同じ機能を実現することができる。さらに、データベースサーバ24に置かれているデータは、他のサーバ21〜23には置かないようにして、必要に応じてサーバ21〜23からデータベースサーバ24にアクセスして、必要なデータを取得するものとしてもよい。
上記の実施の形態では、端末装置1としては、ビデオゲーム機または汎用のパーソナルコンピュータを適用するものとして説明していた。これに対して、ビデオゲーム本体101と同様の構成要素を備え、インターネット接続機能を備えるのであれば、表示装置121を同一の筐体内に納めた構成を有する携帯ゲーム機を適用してもよい。記録媒体131として、DVD−ROMやCD−ROMの代わりに半導体メモリカードを適用することができる。さらに、ネットワークゲームのアプリケーションを実行する機能とインターネット接続機能の両方を備えるのであれば、携帯電話機を適用することもできる。
上記の実施の形態では、端末装置1のプログラム及びデータは、記録媒体131に格納されて配布されるものとしていた。サーバ21〜24のプログラム及びデータは、記録媒体220に格納されて配布されるものとしていた。これに対して、これらのプログラム及びデータは、HDD107、207に予め格納して適用してもよい。また、これらのプログラム及びデータをインターネット3上に存在するサーバ装置が有する固定ディスク装置に格納しておき、端末装置1、サーバ21〜24にインターネット3を介して配信するものとしてもよい。例えば、端末装置1において、通信インターフェイス115がサーバ装置から受信したプログラム及びデータは、HDD107に保存し、実行時にRAM105にロードすることができる。
本発明の実施の形態にかかるネットワークシステムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる各サーバの構成を示すブロック図である。 メールサーバが提供するメール交換サービスを利用するためのアカウント情報テーブルと、キャラクタ情報テーブルとを示す図である。 拡張メールアドレス設定開始画面を示す図である。 拡張メールアドレス設定画面を示す図である。 拡張メールアドレス設定完了画面と、そのソースコードを示す図である。 本発明の実施の形態にかかるキャラクタ名の変更・削除処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態にかかる拡張サービス開始・停止処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態にかかる拡張メールアドレス設定処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態にかかる端末ログイン処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態にかかるアカウント情報更新処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態にかかるメール格納処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態にかかるメール取得処理を示す流れ図である。 本発明の実施の形態にかかるメール返信処理を示す流れ図である。
符号の説明
1 端末装置
2 サーバ群
21 管理サーバ
22 メールサーバ
23 ゲームサーバ
24 データベースサーバ

Claims (13)

  1. 少なくともメール交換のための機能を提供するサーバと、該サーバにネットワークを介して接続されたクライアントとを備えるアカウント情報管理システムであって、
    前記サーバは、
    ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意に選択して使用するとともに任意に使用を停止することが可能なキャラクタ名を、該ユーザがネットワークゲームのサービスの利用の際に該キャラクタ名を使用可能な限りにおいて該ネットワークゲームのサービスを現に利用中であるか否かに関わらずに記憶するキャラクタ名記憶手段と、
    ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意のキャラクタ名の使用を停止したときに、該使用を停止したキャラクタ名を前記キャラクタ名記憶手段から削除するキャラクタ名削除手段と、
    ユーザがメール交換のために使用するアカウント情報であって、該ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて使用するキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報を記憶するサーバ側アカウント情報記憶手段と、
    所定時間毎に、ユーザの前記キャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報に変更が生じたか否かを確認する変更確認手段と、
    前記変更確認手段により変更が確認されたときに、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を更新するアカウント情報更新手段と、
    前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を前記ネットワークを介して前記クライアントに送信するアカウント情報送信手段と、
    前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に基づいて、前記クライアントとの間のメール交換のための処理を行うサーバ側メール交換処理手段とを備え、
    前記アカウント情報更新手段は、前記キャラクタ名が前記キャラクタ名記憶手段から削除されていたときに、該削除されたキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを前記サーバ側アカウント情報記憶手段から削除し、
    前記クライアントは、
    前記アカウント情報送信手段から送信されたアカウント情報を受信するアカウント情報受信手段と、
    前記アカウント情報受信手段が受信したアカウント情報を記憶するクライアント側アカウント情報記憶手段と、
    前記クライアント側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に基づいて、前記サーバとの間のメール交換のための処理を行うクライアント側メール交換処理手段とを備える
    ことを特徴とするアカウント情報管理システム。
  2. 前記サーバは、
    前記クライアントからの要求に基づいて、ユーザにより新たなメールアドレスの設定が行われたときに、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を更新するアカウント情報更新手段と、
    前記アカウント情報更新手段によりアカウント情報の更新が行われたときに、所定の制御タグを含む更新完了ページを前記ネットワークを介して前記クライアントに送信する完了通知送信手段とをさらに備え、
    前記クライアントは、
    前記ネットワークを介して、前記アカウント情報に含ませるべきメールアドレスの設定を前記サーバに要求するアドレス設定要求手段と、
    前記完了通知送信手段から送信された更新完了ページを含む複数種類のページを前記ネットワークから受信するページ受信手段と、
    受信したページ中に前記所定の制御タグを検出したときに、前記サーバにアカウント情報の送信を要求するアカウント情報要求手段とをさらに備え、
    前記サーバが備える前記アカウント情報送信手段は、前記アカウント情報要求手段からの要求に基づいて、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のアカウント情報管理システム。
  3. 前記クライアントは、前記サーバにログインする際に、前記サーバにアカウント情報の送信を要求するアカウント情報要求手段をさらに備え、
    前記サーバが備える前記アカウント情報送信手段は、前記アカウント情報要求手段からの要求に基づいて、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載のアカウント情報管理システム。
  4. 前記サーバ側及びクライアント側アカウント情報記憶手段にそれぞれ記憶されるアカウント情報は、各々が最後に更新された日時を示す時間情報をそれぞれ含み、
    前記クライアントは、
    前記サーバにログインする際に、前記サーバ側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に含まれる時間情報を前記ネットワークを介して取得する時間情報取得手段と、
    前記時間情報取得手段が取得した時間情報が、前記クライアント側アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に含まれる時間情報と一致するかどうかを判定する時間情報判定手段とをさらに備え、
    前記アカウント情報要求手段は、時間情報が一致しないと判定されたときに、前記サーバにアカウント情報の送信を要求する
    ことを特徴とする請求項3に記載のアカウント情報管理システム。
  5. 前記クライアントは、前記サーバにログインする際に、当該ログインするユーザに対応したアカウント情報を記憶したクライアント側アカウント情報記憶手段を含んでいるかどうかを判定する判定手段をさらに備え、
    前記アカウント情報送信要求手段は、当該ログインするユーザに対応したアカウント情報を記憶したクライアント側アカウント情報記憶手段を含んでいないと判定されたときに、前記サーバにアカウント情報の送信を要求する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のアカウント情報管理システム。
  6. 前記アカウント情報は、SMTPサーバ名及びポート番号、POPサーバ名及びポート番号を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアカウント情報管理システム。
  7. ネットワークを介してクライアントに接続されたアカウント情報管理サーバであって、
    ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意に選択して使用するとともに任意に使用を停止することが可能なキャラクタ名を、該ユーザがネットワークゲームのサービスの利用の際に該キャラクタ名を使用可能な限りにおいて該サービスを現に利用中であるか否かに関わらずに記憶するキャラクタ名記憶手段と、
    ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意のキャラクタ名の使用を停止したときに、該使用を停止したキャラクタ名を前記キャラクタ名記憶手段から削除するキャラクタ名削除手段と、
    ユーザがメール交換のために使用するアカウント情報であって、該ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて使用するキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報を記憶するアカウント情報記憶手段と、
    所定時間毎に、ユーザの前記キャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報に変更が生じたか否かを確認する変更確認手段と、
    前記変更確認手段により変更が確認されたときに、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を更新するアカウント情報更新手段と、
    前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を前記ネットワークを介して前記クライアントに送信するアカウント情報送信手段と、
    前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に基づいて、前記クライアントとの間のメール交換のための処理を行うメール交換処理手段とを備え、
    前記アカウント情報更新手段は、前記キャラクタ名が前記キャラクタ名記憶手段から削除されていたときに、該削除されたキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを前記アカウント情報記憶手段から削除する
    ことを特徴とするアカウント情報管理サーバ。
  8. 前記クライアントからの要求に基づいて、ユーザにより新たなメールアドレスの設定が行われたときに、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を更新するアカウント情報更新手段と、
    前記アカウント情報更新手段によりアカウント情報の更新が行われたときに、所定の制御タグを含む更新完了ページを前記ネットワークを介して前記クライアントに送信する完了通知送信手段とをさらに備え、
    前記アカウント情報管理サーバが備える前記アカウント情報送信手段は、前記更新完了ページに含まれる制御タグを検出することにより前記クライアントから送られる要求に基づいて、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を送信する
    ことを特徴とする請求項7に記載のアカウント情報管理サーバ。
  9. 前記アカウント情報管理サーバが備える前記アカウント情報送信手段は、前記クライアントがログインする際に送られる要求に基づいて、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を送信する
    ことを特徴とする請求項7または8のいずれか1項に記載のアカウント情報管理サーバ。
  10. 前記アカウント情報は、SMTPサーバ名及びポート番号、POPサーバ名及びポート番号を含む
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のアカウント情報管理サーバ。
  11. 少なくともメール交換のための機能を提供するサーバと、該サーバにネットワークを介して接続されたクライアントとの間で実行されるアカウント情報管理方法であって、
    前記サーバが有する処理手段が、ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意に選択して使用するとともに任意に使用を停止することが可能なキャラクタ名を、該ユーザがネットワークゲームのサービスの利用の際に該キャラクタ名を使用可能な限りにおいて該サービスを現に利用中であるか否かに関わらずに該サーバが有する記憶手段に記憶して管理し、
    前記サーバが有する処理手段が、ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意のキャラクタ名の使用を停止したときに、前記サーバにおいて管理されている該使用を停止したキャラクタ名を前記キャラクタ名記憶手段から削除し、
    前記サーバが有する処理手段が、メール交換のためにユーザによって使用されるアカウント情報であって、該ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて使用するキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報を該サーバが有する記憶手段に記憶して管理し、
    前記サーバが有する処理手段が、所定時間毎に、前記サーバにおいて管理されているユーザの前記キャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報に変更が生じたか否かを確認し、
    前記サーバが有する処理手段が、前記キャラクタ名が削除されていたときに、前記サーバにおいて管理されている該削除されたキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを削除し、
    前記サーバが有する処理手段が、前記サーバにおいて管理しているアカウント情報を、前記サーバが有する通信手段から前記ネットワークを介して前記クライアントに送信し、
    前記クライアントが有する処理手段が、前記サーバから送信されたアカウント情報を該クライアントが有する通信手段により受信したときに、該受信したアカウント情報を前記クライアントが有する記憶手段に記憶させ、
    前記サーバが有する処理手段と前記クライアントが有する処理手段とが、前記サーバにおいて管理されているアカウント情報及び前記クライアント内に記憶させたアカウント情報に基づいて、前記サーバとクライアントとの間でメール交換のための処理を行う
    ことを特徴とするアカウント情報管理方法。
  12. ネットワークを介してクライアントに接続されたコンピュータ装置を、
    ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意に選択して使用するとともに任意に使用を停止することが可能なキャラクタ名を、該ユーザがネットワークゲームのサービスの利用の際に該キャラクタ名を使用可能な限りにおいて該サービスを現に利用中であるか否かに関わらずに記憶するキャラクタ名記憶手段、
    ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意のキャラクタ名の使用を停止したときに、該使用を停止したキャラクタ名を前記キャラクタ名記憶手段から削除するキャラクタ名削除手段と、
    ユーザがメール交換のために使用するアカウント情報であって、該ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて使用するキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報を記憶するアカウント情報記憶手段、
    所定時間毎に、ユーザの前記キャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報に変更が生じたか否かを確認する変更確認手段、
    前記変更確認手段により変更が確認されたときに、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を更新するアカウント情報更新手段、
    前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を前記ネットワークを介して前記クライアントに送信するアカウント情報送信手段、及び、
    前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に基づいて、前記クライアントとの間のメール交換のための処理を行うメール交換処理手段として機能させ、
    前記アカウント情報更新手段は、前記キャラクタ名が前記キャラクタ名記憶手段から削除されていたときに、該削除されたキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを前記アカウント情報記憶手段から削除する
    ことを特徴とするプログラム。
  13. ネットワークを介してクライアントに接続されたコンピュータ装置において実行されるプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記プログラムは、
    ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意に選択して使用するとともに任意に使用を停止することが可能なキャラクタ名を、該ユーザがネットワークゲームのサービスの利用の際に該キャラクタ名を使用可能な限りにおいて該サービスを現に利用中であるか否かに関わらずに記憶するキャラクタ名記憶手段、
    ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて任意のキャラクタ名の使用を停止したときに、該使用を停止したキャラクタ名を前記キャラクタ名記憶手段から削除するキャラクタ名削除手段と、
    ユーザがメール交換のために使用するアカウント情報であって、該ユーザがネットワークゲームのサービスにおいて使用するキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報を記憶するアカウント情報記憶手段、
    所定時間毎に、ユーザの前記キャラクタ名メールアドレスを含むアカウント情報に変更が生じたか否かを確認する変更確認手段、
    前記変更確認手段により変更が確認されたときに、前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を更新するアカウント情報更新手段、
    前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報を前記ネットワークを介して前記クライアントに送信するアカウント情報送信手段、及び、
    前記アカウント情報記憶手段に記憶されたアカウント情報に基づいて、前記クライアントとの間のメール交換のための処理を行うメール交換処理手段として前記コンピュータ装置を機能させ、
    前記アカウント情報更新手段は、前記キャラクタ名が前記キャラクタ名記憶手段から削除されていたときに、該削除されたキャラクタ名を含むキャラクタ名メールアドレスを前記アカウント情報記憶手段から削除する
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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