JP6531554B2 - プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プログラム及び情報処理装置に関する。
近年、ネットワークプリントと呼ばれるサービスが普及しつつある。このサービスでは、利用者は、自分のPCやスマートフォンからインターネット上のサーバに印刷対象の文書を登録する。そしてその後、例えばコンビニエンスストアに設置された、このサービスに対応している複合機からそのサーバにアクセスし、そのサーバに登録した文書を複合機にダウンロードして印刷する。
ネットワークプリントサーバに対してアカウントのある利用者が、自分がそのサーバに登録した文書を他の利用者にもそのサーバ経由で印刷させたい場合、他の利用者に対して印刷権限を設定すればよい。しかし、その「他の利用者」がネットプリントサーバにアカウントのない人である場合、印刷権限を設定することはできない。
特許文献1に開示されるSNSサーバは、SNS(Social Networking Service)を利用する会員を登録する会員登録部と、会員登録部によって登録された会員毎に、他の会員との友達関係を設定する友達関係設定部と、友達関係設定部によって友達関係が設定された他の会員に対して、友達レベルを設定する友達レベル設定部と、友達レベル設定部によって友達レベルが設定された他の会員に対して友達レベルに該当するデータを公開する閲覧制御部を有する。
特許文献2に開示されるシステムは、メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部と、複数の利用者のそれぞれについて属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部と、特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部と、選択された1または複数の利用者にメッセージを送信可能に管理する管理部とを含む。表示制御部は、年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、当該利用者が選択された後では、要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる。
特許文献3に開示される装置は、ユーザー情報を記憶するユーザー情報記憶手段と、複数のユーザーにより構成されるグループに関する情報を記憶するグループ情報記憶手段と、グループごとに配信する情報を記憶する配信情報記憶手段と、所定の配信条件に基づき情報配信を行う情報配信手段とを含み構成される。ユーザー情報記憶手段には、ユーザーが所属するグループを識別するグループ識別情報が記憶され、グループには二階層以上のグループを含むことが可能にされている。各グループの情報配信者が配信情報記憶手段に配信する情報を登録する処理と、二階層以上のグループを含むグループを構成するユーザーの中から配信対象となるユーザーを抽出する処理と、抽出されたユーザーに対し、所定の配信条件に従い、情報を配信する処理とを行う。
特開2013−225294号公報 特開2014−096179号公報 特開2004−178433号公報
本発明は、プリントサービスにアカウントを有する第1の利用者が、プリントサービスに登録した電子文書を、プリントサービスにアカウントを有さない第2の利用者に、印刷できるようにする仕組みを提供する。
請求項1に係る発明は、コンピュータを、第1の利用者から、SNSにおける前記第1の利用者のアカウントIDの入力を受け付け、受け付けた前記アカウントIDを用いて、前記SNSから前記第1の利用者に関係する関係利用者のアカウントIDを取得する取得手段、前記取得手段が取得した関係利用者のアカウントIDのうち前記第1の利用者に選ばれた1以上のものと、前記第1の利用者と、の対応関係を記憶する対応関係記憶手段、第2の利用者から前記SNSにおける前記第2の利用者のアカウントIDを受け付け、受け付けたアカウントIDに対応する前記第1の利用者を前記対応関係から特定し、特定した前記第1の利用者に対応付けてプリントシステムに登録されている電子文書を、前記第2の利用者が印刷可能となるよう前記プリントシステムに指示する印刷指示手段、前記第1の利用者から指示に応じて、前記プリントシステムに前記第1の利用者に対応する仮想アカウントの作成を指示する仮想アカウント作成指示手段、前記取得手段が取得した前記関係利用者のアカウントIDのうち前記仮想アカウントのメンバとするものの選択を前記第1の利用者から受け付ける選択受付手段、前記第1の利用者から指示された電子文書を前記仮想アカウントに登録するよう前記プリントシステムに指示する文書登録指示手段、として機能させるためのプログラムであって、前記対応関係記憶手段は、前記対応関係として、前記第1の利用者と、前記仮想アカウントと、前記選択受付手段に対して前記第1の利用者が選択した前記メンバの前記アカウントIDと、が対応することを記憶し、前記印刷指示手段は、前記第2の利用者から受け付けた前記アカウントIDに対応する前記仮想アカウントを前記対応関係から特定し、特定した前記仮想アカウントに対応付けて前記プリントシステムに登録されている電子文書を、前記第2の利用者が印刷可能となるよう前記プリントシステムに指示する、ことを特徴とするプログラムである。
請求項に係る発明は、前記プログラムは、前記コンピュータを、前記第2の利用者から、当該第2の利用者がメンバとして属する前記仮想アカウントに登録された文書に対する操作の指示を受け付け、前記仮想アカウントを用いて前記プリントシステムに対して当該操作の実行を指示する操作指示手段、として更に機能させるためのものである、ことを特徴とする請求項に記載のプログラムである。
請求項に係る発明は、前記プログラムは、前記コンピュータを、前記仮想アカウントのメンバと前記第1の利用者との関係の種類及び強さの少なくとも1つを示す関係情報を前記SNSから取得し、取得した前記関係情報を前記メンバと前記第1の利用者との対応関係に対応付けて記憶する手段、として更に機能させるためのものであり、前記操作指示手段は、前記第2の利用者がメンバとして属する前記仮想アカウントに対応する前記第1の利用者と、前記第2の利用者と、の対応関係に対応付けて記憶されている前記関係情報に従い、前記第2の利用者の操作権限を求め、求めた操作権限の範囲内で前記第2の利用者に前記仮想アカウント内の電子文書に対する操作の指示を受け付ける、ことを特徴とする請求項に記載のプログラムである。
請求項に係る発明は、前記印刷指示手段は、前記第2の利用者から前記第1の利用者に対応付けてプリントシステムに登録されている電子文書についての印刷指示を受けた場合に、前記第2の利用者が前記第1の利用者にとっての前記関係利用者であるかどうかを前記SNSに確認し、前記第2の利用者が前記第1の利用者にとっての前記関係利用者でない場合には、その印刷指示を受け付けない、ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のプログラムである。
請求項に係る発明は、第1の利用者から、SNSにおける前記第1の利用者のアカウントIDの入力を受け付け、受け付けた前記アカウントIDを用いて、前記SNSから前記第1の利用者に関係する関係利用者のアカウントIDを取得する取得手段と、前記取得手段が取得した関係利用者のアカウントIDのうち前記第1の利用者に選ばれた1以上のものと、前記第1の利用者と、の対応関係を記憶する対応関係記憶手段と、第2の利用者から前記SNSにおける前記第2の利用者のアカウントIDを受け付け、受け付けたアカウントIDに対応する前記第1の利用者を前記対応関係から特定し、特定した前記第1の利用者に対応付けてプリントシステムに登録されている電子文書を、前記第2の利用者が印刷可能となるよう前記プリントシステムに指示する印刷指示手段と、前記第1の利用者から指示に応じて、前記プリントシステムに前記第1の利用者に対応する仮想アカウントの作成を指示する仮想アカウント作成指示手段と、前記取得手段が取得した前記関係利用者のアカウントIDのうち前記仮想アカウントのメンバとするものの選択を前記第1の利用者から受け付ける選択受付手段と、前記第1の利用者から指示された電子文書を前記仮想アカウントに登録するよう前記プリントシステムに指示する文書登録指示手段と、を含み、前記対応関係記憶手段は、前記対応関係として、前記第1の利用者と、前記仮想アカウントと、前記選択受付手段に対して前記第1の利用者が選択した前記メンバの前記アカウントIDと、が対応することを記憶し、前記印刷指示手段は、前記第2の利用者から受け付けた前記アカウントIDに対応する前記仮想アカウントを前記対応関係から特定し、特定した前記仮想アカウントに対応付けて前記プリントシステムに登録されている電子文書を、前記第2の利用者が印刷可能となるよう前記プリントシステムに指示する、ことを特徴とする情報処理装置である。
請求項1又はに係る発明によれば、プリントサービスにアカウントを有する第1の利用者が、プリントサービスに登録した電子文書を、プリントサービスにアカウントを有さない第2の利用者に印刷できるようにすることができる。
更に、第1の利用者がプリントサービスに登録した文書のうち第2の利用者に印刷を認める電子文書を、仮想アカウントに登録した電子文書に限定することができる。
請求項に係る発明によれば、プリントシステムのアカウントである仮想アカウントに対し、第2の利用者が操作を行うことが可能になる。
請求項に係る発明によれば、仮想アカウントに対する第2の利用者の操作権限を、その仮想アカウントを作成した第1の利用者とその第2の利用者との関係情報に応じて制限することができる。
請求項に係る発明によれば、第1の利用者が登録した電子文書に対して第2の利用者から印刷指示を受けた時点で、第2の利用者が第1の利用者と関係がなくなっている場合に、その電子文書が印刷されないようにすることができる。
実施形態のシステム構成の一例を示す図である。 ネットプリントサーバが保持する利用者情報の例を示す図である。 ネットプリントサーバが保持する文書情報の例を示す図である。 SNSサーバが保持する利用者情報の例を示す図である。 SNSサーバが保持する利用者間の関係情報の例を示す図である。 連携サーバが保持する管理情報の例を示す図である。 連携サーバの機能構成の一例を示す図である。 仮想アカウント作成時のシステムの処理の流れの例を示す図である。 仮想アカウントにメンバを追加する際のシステムの処理の流れの例を示す図である。 仮想アカウントに文書を登録する際のシステムの処理の流れの例を示す図である。 利用者から印刷要求を受けた際のシステムの処理の流れの例の一部を示す図である。 利用者から印刷要求を受けた際のシステムの処理の流れの例の残りの部分を示す図である。 仮想アカウントからのメンバ削除の際のシステムの処理の流れの例を示す図である。
図1を参照して、本発明の実施形態のシステム構成を説明する。
図1に示す通り、本実施形態のシステムは、ネットプリントサーバ10、複合機20、SNSサーバ30、連携サーバ40を含む。ネットプリントサーバ10と複合機20とはインターネットを介して通信可能である。同様に、ネットプリントサーバ10と連携サーバ40、SNSサーバ30と連携サーバ40も、それぞれインターネットを介して通信可能である。
複合機20は、ネットプリントサーバ10によるネットプリントサービスが利用可能なプリンタの一例である。複合機20は、例えば、プリンタ、スキャナ、コピー機、ファクシミリ装置等の機能を併せ持った装置である。例えば、複合機20は、コンビニエンスストア等に設置されており、利用者に対して、コピー、スキャン、ネットプリント等のサービスを提供する。図では、複合機20を1つしか示していないが、ネットプリントサーバ10によるサービスの出力装置として利用可能なプリンタは複数存在し得る。
SNSサーバ30は、facebook、Google+、LinkedIn等のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を提供するサーバである。SNSサーバ30は、SNSの利用者(登録会員)のアカウント情報と、それら利用者間の関係の情報とを保持・管理している。利用者間の関係の情報には、例えば利用者間の関係の強さ又は種類(友人、同僚、同窓等)又はそれらの両方などがある。
ネットプリントサーバ10は、利用者に対して、インターネットを介したネットプリントサービスを提供するサーバである。ここでいうネットプリントサービスは、(1)インターネットを介して利用者から電子文書(テキストや画像等の印刷可能なデータのこと。以下単に「文書」と呼ぶ)の登録を受け付け、(2)当該サービスに登録されたプリンタにインターネット経由で文書を送信して印刷出力させるサービスである。典型的な使用例では、利用者は、まず自分のPC(パーソナルコンピュータ)やスマートフォンからネットプリントサーバ10に文書を登録する。その後、利用者は、コンビニエンスストア等に設置された当該サービスに対応したプリンタ(例えば複合機20)の所まで行き、プリンタを操作して、ネットプリントサーバ10からその登録した文書をダウンロードし、印刷する。
プリンタにてネットプリントサーバ10に登録済の文書を特定する方法には様々なものがあるが、1つの方法として次のようなものがある。すなわち、利用者がネットプリントサーバ10に文書を登録した際、登録済の文書を特定する識別番号をネットプリントサーバ10から利用者に通知するという方法である。利用者は、プリンタからネットプリントサーバ10にアクセスし、その識別番号を入力することで、その文書を特定する。
また別の方式として、利用者がネットプリントサーバ10にアカウントを作成し、そのアカウントに対して文書を登録するという方法である。この方法では、利用者は、プリンタのUI(ユーザインタフェース)を介してネットプリントサーバ10に自分のアカウント情報を用いてログインし、自分のアカウントに登録した文書を印刷対象に指定する。この方式で文書の登録者以外の人がその文書を印刷できるようにするには、登録者が他の人に対してその文書の印刷権限を設定すればよいが、ネットプリントサーバ10にアカウントを持っていない人にはこの方法は適用できない。また、登録者が印刷権限を与えたい人がネットプリントサーバ10にアカウントを持っていたとしても、登録者がその人のアカウントのIDを知らなければ、その人に印刷権限を付与することができない。
そこで本実施形態では、ネットプリントサーバ10にアカウントを持つ利用者が、自分の登録した文書の印刷をアカウントを持たない人にも許可できる仕組みを提供する。上述した識別番号を発行する方式でも、文書を登録した利用者(登録者)がアカウントを持たない知人に、その文書に対して発行された識別番号をメール等で通知すれば、それら知人もネットプリントサーバ10を利用してその文書を印刷することができる。しかし、この識別番号方式の場合、登録者は知人に印刷させたい文書を登録する都度、その知人にその文書の識別番号を知らせる必要がある。これに対し、本実施形態では、文書登録の都度登録者が他者に明示的に識別番号を通知しなくても、その他者がネットプリントサーバ10からその文書を印刷できるようにする。そのための仕組みとして、本実施形態では、連携サーバ40を設けている。
連携サーバ40は、ネットプリントサーバ10にアカウントを持たない利用者がネットプリントサーバ10を利用できるようにするために、その利用者が持つSNSサーバ30のアカウントを利用する。すなわち本実施形態では、ネットプリントサーバ10にアカウントAを持つ利用者Aが、SNSサーバ30にアカウントBを持つ利用者Bが自分と関連があることを連携サーバ40に登録しておく。利用者BがSNSでのアカウントBを連携サーバ40に提示すると、連携サーバ40は、利用者Bが利用者Aに関連づけされていることを知っているので、利用者Bが、利用者Aのアカウントを利用してネットプリントサーバ10に印刷のための指示を行えるようにする。ここで、利用者Bが利用者Aの個人アカウントAを利用できるようにしてもよいが、利用者Bに印刷させたくない文書をその個人アカウントに登録している場合等もある。そこで、本実施形態では、1つの例として、連携サーバ40が利用者Aのための仮想アカウントK1をネットプリントサーバ10に作成し、利用者Aが他者にも印刷を許可する文書はその仮想アカウントK1に登録する。そして、その仮想アカウントK1に、利用者Aが利用を許す他の利用者のSNSでのアカウントを関連づける。
なお、この明細書では、利用者のネットプリントサーバ10でのアカウントは利用者名に下付の添え字Pを付すことで表現し、SNSサーバ30でのアカウントは利用者名に下付の添え字Sを付すことで表現する。図1の例は、利用者Aはネットプリントサーバ10にアカウントAを有し、SNSサーバ30にAを有している。
また連携サーバ40は、利用者Aが自分の登録した文書の印刷を認める他者のSNSサーバ30でのアカウントを特定するのを助けるために、SNSサーバ30を参照する。すなわち、連携サーバ40が、SNSサーバ30から利用者Aに関係のある他の利用者(以下、利用者Aの「関係者」と呼ぶ)の情報を取得し、その関係者を利用者Aのアカウント(仮想アカウントK1又は個人アカウントA)に関連付けられるようにする。
図1の例では、SNSサーバ30には、利用者アカウントAが利用者アカウントB及びCと関係があるという情報が登録されている。利用者Aが連携サーバ40に対してアカウントAを提示して仮想アカウントK1の作成を指示すると、連携サーバ40は、ネットプリントサーバ10に仮想アカウントK1の作成を依頼する。仮想アカウントK1のアカウント情報(ID及びパスワード等の認証情報を含む)は、ネットプリントサーバ10に登録されると共に、連携サーバ40もそのアカウント情報を保持する。また連携サーバ40は、SNSサーバ30からアカウントAに関係するアカウントB及びCの情報を取得し、それらアカウントA、B及びCを仮想アカウントK1と関連付けて記憶する。そして、利用者BやCからSNSのアカウントB又はCが提示されると、連携サーバ40は、それらアカウントに対応する仮想アカウントK1の情報を用いて、ネットプリントサーバ10に対して、仮想アカウントK1に登録された文書を印刷するための処理を要求する。
以上システム構成について説明した。ネットプリントサーバ10、SNSサーバ30及び連携サーバ40は、それぞれ単体のコンピュータ装置として構成されていてもよいし、クラウドコンピューティングサービスのように連携して動作する複数のコンピュータから構成されていてもよい。
次に図2及び図3を参照して、ネットプリントサーバ10がサービス提供のために管理している情報を例示する。
図2は、ネットプリントサーバ10が管理している利用者情報の例である。この例では、利用者情報には、個々の利用者アカウントごとに、アカウントID、アカウント種類、所属先アカウント、氏名、電話番号、メールアドレスの情報が含まれている。アカウントIDは、その利用者アカウントの指示別情報である。アカウント種類は、そのアカウントが連携サーバ40が管理する上述の仮想アカウントか、従来の通常のアカウント(個人アカウント等)である「実」アカウントかの種別である。所属先アカウントは、仮想アカウントが所属している実アカウントを示す。仮想アカウントは、実アカウントを持つ利用者の指示に応じて作成されるので、その実アカウントを「所属先」として記録しているのである。氏名、電話番号、メールアドレスは、そのアカウントの所有者の氏名、電話番号及び電子メールのアドレスである。仮想アカウントの場合、氏名、電話番号、メールアドレスは、所属先アカウントの所有者の氏名、電話番号、メールアドレスと同じでよい(図示例では、氏名については、所有者の氏名に仮想アカウントの名称を付加したものを用いている)。図示は省略したが、利用者情報には、各アカウントに対応する認証情報(パスワード等)も含まれている。図2に示した項目のうち、アカウント種類及び所属先アカウント以外の項目は、従来のネットプリントシステムでも通常管理しているものである。
なお、仮想アカウントの内容は連携サーバ40で管理することができるので、ネットプリントサーバ10は仮想アカウントが「仮想」であることを認識している必要はない。すなわち、ネットプリントサーバ10が、「アカウント種類」及び「所属先アカウント」の項目を保持せず、従来と同様の処理を行っていても、本実施形態の仕組みは実現される。連携サーバ40は、仮想アカウントをネットプリントサーバ10に要求する際、通常のアカウントの作成の場合と同じ形式でアカウント作成を要求すればよい。また仮想アカウントに登録された文書の印刷を指示する際も、連携サーバ40は通常のアカウントに登録された文書の印刷指示と同様の印刷指示を行えばよい。
図3は、ネットプリントサーバ10が管理している文書情報の例である。文書情報は、利用者がネットプリントサーバ10に登録した文書の管理情報である。個々の文書の文書情報には、文書ID、登録者、公開先、ファイル名、ファイル種別、ファイルサイズ等の項目が含まれる。文書IDは、その文書の識別情報である。図示は省略したが、その文書IDに対応付けてその文書のファイルが保存されている。登録者は、その文書をネットプリントサーバ10に登録した利用者(アカウント)である。公開先は、(登録者が)その文書を公開する(すなわち印刷を許可する)アカウントである。ファイル名はその文書のファイル名である。ファイル種別はその文書のファイルのデータ形式の種別である。ファイルサイズは、その文書のファイルのデータサイズである。
次に図4及び図5を参照して、SNSサーバ30がサービス提供のために管理している情報を例示する。
図4は、SNSサーバ30が管理している利用者情報の例である。利用者情報には、アカウントID、氏名、電話番号、メールアドレス等の項目が含まれる。アカウントIDは、利用者のSNSサーバ30での識別情報である。
図5は、SNSサーバ30が管理している利用者間の関係情報の例である。例示する関係情報には、SNSサーバ30に登録された利用者同士の二者間関係ごとに、関係ID、関係種類、主アカウント、従アカウント、状態、開始日時、終了日時等の項目が含まれている。関係IDは、その二者間関係の識別情報である。関係種類は、その二者間関係の種類である。関係種類の値には、例えば「友人」、「家族」、「同僚」などがある。主アカウント及び従アカウントは、その二者間関係を構成する2人の利用者のアカウントIDである。主アカウントの方が、その二者間関係を登録した利用者のIDである。例えば、利用者Aが、利用者Bのことを「友人」として関係を登録した場合、この関係の主アカウントはA、従アカウントはBとなる。状態は、その二者間関係の現在の状態であり、値「Active」は二者間関係が今も有効であることを示す。開始日時と終了日時は、その関係が開始された日時と終了した日時である。
次に、図6を参照して、連携サーバ40が保持している管理情報の例を説明する。
例示した管理情報は、ID、ネットプリントアカウント、SNSアカウント、仮想アカウント、仮想アカウントのオーナー、という項目を含んでいる。IDは、その管理情報エントリの識別情報である。ネットプリントアカウント及びSNSアカウントは、それぞれ、そのエントリの利用者のネットプリントサーバ10及びSNSサーバ30におけるアカウントIDである。仮想アカウントは、その利用者が属する仮想アカウントのID(ネットプリントサーバ10でのID)である。仮想アカウントのオーナーという項目は、そのエントリの仮想アカウントのオーナー(作成者)であるか否かを示す。「○」印がオーナーであることを意味し、「−」印はオーナーでないことを示す。この管理情報のエントリは、利用者のSNSアカウントとその利用者が属する仮想アカウントの組合せ毎に作成される。図6の例は、図1に示した仮想アカウントK1に属する利用者A、B、Cについての管理情報エントリを示している。
なお、図6に示す管理情報の形式はあくまで一例に過ぎない。管理情報には、ネットプリントサーバ10に登録した仮想アカウントK1と、その仮想アカウントに関連付けられた各利用者のSNSサーバ30でのアカウントとの対応関係の情報が含まれていればよい。
また、連携サーバ40が複数のSNSサーバ30を参照可能な場合は、連携サーバ40は、各利用者のSNSアカウントがそれぞれどのSNSサーバ30でのアカウントであるかを示す情報を管理情報(図6)に含める。
次に図7を参照して、連携サーバ40の内部構成の例を説明する。連携サーバ40は、管理DB(データベース)42、仮想アカウント管理部44、及び印刷要求処理部46を有する。
管理DB42は、仮想アカウントの管理情報(図6参照)を保持するデータベースである。仮想アカウント管理部44は、利用者からの指示に応じて仮想アカウントの作成や編集を行う。仮想アカウントの編集には、仮想アカウントに対するメンバの追加や削除等の処理が含まれる。印刷要求処理部46は、利用者からネットプリントサーバ10を利用した印刷の要求を受け、その要求を処理する。
以下、本実施形態のシステムが行う処理の例を、フローチャートを参照しつつ説明する。以下では、具体的な利用シーンとして、図1に例示するように、ネットプリントサーバ10にアカウントを持つ利用者Aが、ネットプリントサーバ10にアカウントを持たない利用者B及びCに文書の印刷を許可したい場合を例にとる。利用者A、B、CはSNSサーバ30にアカウントを有しているものとする。また、各フローチャートのステップのブロック内の冒頭に示した<連携>、<プリント>、<SNS>の記載は、そのステップを実行する装置がそれぞれ連携サーバ40、ネットプリントサーバ10、SNSサーバ30であることを示す。
まず図8を参照して、利用者が仮想アカウントを作成する際の処理の流れを説明する。
利用者Aが、ネットプリントサーバ10経由で、利用者B、Cに印刷対象の文書を伝達したいと考えたとする。この場合、利用者Aは、自分の端末(PC、スマートフォン等)から連携サーバ40にアクセスし、連携サーバ40から例えばウェブページとして提供される操作メニュー画面から、仮想アカウントの作成を指示する。連携サーバ40(特に仮想アカウント管理部44)は、利用者Aの端末から、仮想アカウントの作成指示を受け付けた場合(S102)、利用者Aに対してネットプリントサーバ10でのアカウントAの情報(例えばIDとパスワード)の入力を求める(S104)。仮想アカウント管理部44は、利用者Aから入力されたアカウント情報Aをネットプリントサーバ10に送って照合を要求する(S106)。この要求に応じ、ネットプリントサーバ10は、受け取ったアカウント情報Aと一致するアカウント情報が自身に登録されているかどうか、照合を行う(S108)。そして、照合結果を連携サーバ40に返す(S110)。連携サーバ40の仮想アカウント管理部44は、その照合結果を受信し(S112)、その照合結果が成功であるかどうかを判定する。照合結果が成功であれば、仮想アカウント管理部44は新たな仮想アカウントK1を作成する(S114)。例えば、仮想アカウントK1のIDとパスワードを作成し、これらの情報を利用者Aのアカウント情報Aとを対応付けて管理DB42に登録する(図6の1行目のエントリ)。仮想アカウント管理部44は、その仮想アカウントK1の登録をネットプリントサーバ10に要求する(S116)。この要求に応じ、ネットプリントサーバ10は、その仮想アカウントK1を自身の利用者としてデータベース(図2参照)に登録し(S118)、登録作業が完了すると、登録成功の旨を連携サーバ40に応答する(S120)。この応答を受け取った連携サーバ40は、仮想アカウントの作成が完了した旨を利用者の端末に通知する(S122)。なお、ネットプリントサーバ10でのアカウント照合(S110)が失敗した場合は、S114〜S122の処理はスキップされ、仮想アカウントの作成処理が終了する。
この手順に示す通り、連携サーバ40は、ネットプリントサーバ10にアカウントを持つ利用者にのみ、仮想アカウントの作成を許可する。
次に図9を参照して、利用者Aが作成済みの仮想アカウントK1に対してメンバを追加する際の処理の流れを説明する。
利用者Aは、自分が作成した仮想アカウントK1にメンバを追加したい場合、自分の端末から連携サーバ40にアクセスし、操作メニュー画面から仮想アカウントの編集を指示する。連携サーバ40の仮想アカウント管理部44は、その指示を受け付け(S202)、利用者Aにネットプリントサーバ10またはSNSサーバ30でのアカウント情報の入力を要求する。この要求に応じて入力されたアカウント情報がオーナーとして登録されている仮想アカウントK1を管理DB42から求め、この仮想アカウントの情報(例えば現在のメンバの一覧)の表示画面を利用者Aの端末に提供する(S204)。S204では、利用者Aがオーナーである仮想アカウントが複数ある場合は、それら各仮想アカウントの名称等のリストを画面表示し、利用者Aから今回のメンバ追加の対象とする仮想アカウントの選択を受け付ける。そして、選択された仮想アカウントについての情報の表示画面を端末に提供する。表示画面にはメンバの追加、削除等の編集操作を指示するボタンが表示されている。
利用者Aがメンバの追加操作を指示すると、仮想アカウント管理部44は、SNSのリストを表示した選択画面を利用者Aの端末に提供し、今回のメンバ追加のために参照するSNSの選択を受け付ける(S206)。このS206は、連携サーバ40が参照可能なSNSが複数存在する場合の例である。参照可能なSNSが1つに限定されている場合は、S206は不要である。利用者Aが、選択したSNSでの自分のアカウント情報をまだ入力したことがない場合、仮想アカウント管理部44は、利用者AからそのSNSでのアカウントAの情報の入力を受け付ける(S208)。仮想アカウント管理部44は、利用者Aから入力されたアカウントAの情報を、選択されたSNSのSNSサーバ30に送って照合を要求する(S210)。この要求に応じ、SNSサーバ30は、受け取ったアカウント情報と一致するアカウント情報が自身に登録されているかどうか、照合を行う(S212)。そして、照合結果を連携サーバ40に返す(S214)。連携サーバ40の仮想アカウント管理部44は、その照合結果を受信し(S216)、その照合結果が成功であるかどうかを判定する。照合結果が成功の場合、仮想アカウント管理部44は、選択されたSNSサーバ30に対して、その利用者AのアカウントAの情報に対応する関係者の情報を要求する(S218)。
この要求に応じ、SNSサーバ30は、利用者関係情報(図5参照)から、アカウントAの関係者を検索する(S220)。例えば、図5に例示するデータ形式の利用者関係情報から、そのアカウントAを主アカウントまたは従アカウントとして含んだエントリを検索し、検索したエントリの従アカウントまたは主アカウントを、アカウントAの関係者と判定する。そして、検索した関係者のアカウントのリスト(図1の例では、アカウントBとC)を応答する(S222)。このリストを受け取った連携サーバ40の仮想アカウント管理部44は、そのリストに含まれる各アカウントを、メンバ追加対象の仮想アカウントに追加する(S224)。すなわち、管理DB42(図6参照)に対して、それら各アカウントをSNSアカウントとして含むエントリ(仮想アカウントの欄にはメンバ追加対象の仮想アカウントを含む)を追加する。なお、S224では、SNSサーバ30から得た関係者のリストを利用者Aの端末に提供し、仮想アカウントに追加するメンバをそのリストから利用者Aに選択させ、選択された関係者のみをその仮想アカウントに追加するようにしてもよい。仮想アカウントへのメンバの追加が完了すると、仮想アカウント管理部44は、完了の旨を利用者の端末に通知する(S226)。
なお、SNSサーバ30でのアカウント照合(S214)が失敗した場合は、S218〜S226の処理はスキップされ、仮想アカウントへのメンバの追加処理が終了する。
次に、図10を参照して、利用者Aが、仮想アカウントK1のメンバに提供したい(印刷を許可したい)文書を登録する処理の手順を説明する。
利用者Aは、まずその文書を登録するために、ネットプリントサーバ10にアクセスする。ネットプリントサーバ10は、そのアクセスを受け付ける(S302)。利用者Aは、ネットプリントサーバ10がウェブページ等の形で提供する操作メニュー画面から、文書ファイルの登録操作を選択し、登録対象の文書ファイルを指定する。ネットプリントサーバ10は、利用者Aからの文書ファイルの登録を受け付け(S304)、受け付けた文書ファイルを保存すると共にその文書ファイルの管理情報(図3参照)を作成する。
次に利用者Aは、連携サーバ40にアクセスする。例えば、ネットプリントサーバ10が提供する文書登録成功を示す画面(例えばウェブページ)に、連携サーバ40の仮想アカウント管理部44の文書共有(仮想アカウントへの文書登録)サービスへのリンクが含まれ、利用者Aがそのリンクを選択することで利用者Aの端末が連携サーバ40にアクセスする。連携サーバ40の仮想アカウント管理部44は、そのアクセスを受け付ける(S306)。仮想アカウント管理部44は、アクセスした利用者Aから関連文書表示要求を受けると(S308)、ネットプリントサーバ10に、利用者AのアカウントAに登録された文書(関連文書)のリストを要求する(S310)。S310では、例えば、仮想アカウント管理部44は、利用者Aにネットプリントサーバ10でのアカウントAを入力させることで利用者AのアカウントAを認識し、ネットプリントサーバ10に、そのアカウントAに登録された文書のリストを要求する。あるいは、ネットプリントサーバ10が、上に例示した連携サーバ40へのリンクに、パラメータとして当該利用者AのアカウントAと関連付けた文字列を含めておき、利用者Aがそのリンクを選んで仮想アカウント管理部44にアクセスすると、その文字列が仮想アカウント管理部44に伝達されるようにしてもよい。この場合、仮想アカウント管理部44は、S310では、その文字列をネットプリントサーバ10に送る。ネットプリントサーバ10は、その文字列から、要求の対象がアカウントAであることを認識する。
ネットプリントサーバ10は、S310の要求に応じ、アカウントAに登録された文書(関連文書)を文書管理情報(図3参照)から検索し(S312)、検索した文書のリストを連携サーバ40に応答する(S314)。
この応答を受けた連携サーバ40の仮想アカウント管理部44は、その応答に含まれる文書リストを共有対象の文書の選択肢の情報として含む選択画面を、利用者Aの端末に提供する(S316)。この選択画面には、また、利用者Aがオーナーとして登録されている仮想アカウントのリストが、共有先の選択肢として示される。利用者Aはその選択画面上で、共有先である仮想アカウントと、共有対象とする1以上の文書とを、それぞれ選択する。仮想アカウント管理部44は、それらの選択を受け付ける(S318)。仮想アカウント管理部44は、利用者Aが選択した仮想アカウント(この例では図1に示したK1であるとする)と共有対象の文書の識別情報とを含む登録要求をネットプリントサーバ10に送る(S320)。ネットプリントサーバ10は、その登録要求に指定された仮想アカウントに対して、その要求に指定された共有対象の文書を登録する(S322)。すなわち、文書の管理情報(図3参照)における、その共有対象の文書のエントリに対し、「公開先」として、その要求中で指定された仮想アカウントを登録する。そして、ネットプリントサーバ10は、連携サーバ40の仮想アカウント管理部44に対して、文書の共有登録が完了した旨を通知する(S324)。この通知を受けた仮想アカウント管理部44は、利用者Aの端末に対して、文書の共有登録が完了した旨を示す画面を提供する(S326)。以上で、この一連の処理は終了する。
なお、このようにして共有文書が仮想アカウントK1へ登録されると、仮想アカウント管理部44は、その仮想アカウントK1の各メンバに、共有文書が登録された旨の通知を、例えば電子メールとして通知してもよい。
次に、図11及び図12を参照して、利用者Aが仮想アカウントK1に登録した文書をその仮想アカウントK1のメンバである利用者Bが印刷する際の処理手順の例を説明する。
利用者Bが自分の端末を介して連携サーバ40にアクセスし、これに応じて連携サーバ40から提供される操作メニュー画面にて、文書の印刷、を選択したとする。図11に示すように、連携サーバ40の印刷要求処理部46は、その印刷要求を受け付け(S402)、SNSでの利用者BのアカウントBを入力させる(S404)。そして、入力されたアカウントBをメンバとして含む仮想アカウントを管理DB42から検索する(S406)。該当する仮想アカウントが検索できない場合は、この処理は終了する。
この例では、仮想アカウントK1が検索される。印刷要求処理部46は、検索した仮想アカウントK1についての情報や操作メニューを表示した画面を利用者Bの端末に提供する(S408)。利用者Bがその操作メニューから、登録文書リストの表示、を選択すると、印刷要求処理部46は、その選択結果を取得する(S410)。そして、ネットプリントサーバ10に、仮想アカウントK1に登録された文書(すなわち図10の手順で共有登録されたもの)のリストを要求する(S412)。
この要求を受けたネットプリントサーバ10は、文書管理情報(図3参照)から、要求対象である仮想アカウントK1を公開先とする文書を検索することで、仮想アカウントK1に登録された文書のリストを生成し、このリストを連携サーバ40に応答する(S414)。このリストには、検索された各文書のファイル名と共に、それら各文書を一意に識別する識別番号が表示される。
連携サーバ40の印刷要求処理部46は、ネットプリントサーバ10から応答された文書リストを利用者Bの端末に提供する(S416)。利用者Bは、自分の端末に表示されるその文書リストを閲覧する。そして、そのリストの中から、自分の印刷したいものを特定しながら、複合機20の所まで移動する(S418)。なお、利用者Bは、複合機20の近傍で図11の手順のための操作を行っていてもよい。
次に、図12に示すように、利用者Bは、複合機20の画面に対して、選んだ印刷対象の文書の識別番号を入力する。複合機20は、その識別番号の入力を受け付け(S420)、受け付けた識別番号をネットプリントサーバ10に送信する(S422)。ネットプリントサーバ10は、複合機20から受け取った識別番号に対応する文書ファイルを検索し(S424)、検索した文書ファイルを複合機20に応答する(S426)。複合機20は、ネットプリントサーバ10から応答された文書ファイルを印刷出力する(S428)。
次に図13を参照して、利用者Aが作成済みの仮想アカウントK1からメンバを削除する際の処理の流れを説明する。
利用者Aは、自分が作成した仮想アカウントK1からメンバを削除したい場合、自分の端末から連携サーバ40にアクセスし、操作メニュー画面から仮想アカウントの編集を指示する。連携サーバ40の仮想アカウント管理部44は、その指示を受け付け(S502)、利用者Aにネットプリントサーバ10またはSNSサーバ30でのアカウント情報の入力を要求する。この要求に応じて入力されたアカウント情報がオーナーとして登録されている仮想アカウントK1を管理DB42から求め、この仮想アカウントの情報(例えば現在のメンバの一覧)の表示画面を利用者Aの端末に提供する(S504)。S204では、利用者Aがオーナーである仮想アカウントが複数ある場合は、それら各仮想アカウントの名称等のリストを画面表示し、利用者Aから今回のメンバ追加の対象とする仮想アカウントの選択を受け付ける。そして、選択された仮想アカウントについての情報の表示画面を端末に提供する。表示画面にはメンバの追加、削除等の編集操作を指示するボタンが表示されている。
利用者Aがメンバの削除操作を指示すると、仮想アカウント管理部44は、その仮想アカウントK1のメンバリストを表示し、削除するメンバの指定を受け付ける(S506)。そして、仮想アカウント管理部44は、利用者Aの指定したメンバを、仮想アカウントK1の管理情報から削除し(S508)、削除が完了すると、その完了の旨を利用者Aの端末に通知する(S510)。
また、仮想アカウント管理部44は、利用者が作成した仮想アカウントそのものを削除する指示をその利用者(その仮想アカウントのオーナー)から受け付ける。この指示を受け付けた場合、仮想アカウント管理部44は、指示された仮想アカウントの情報を管理DB42から削除する。
以上、本発明の一実施形態を説明した。以上に説明した実施形態では、ネットプリントサーバ10と連携サーバ40とが、インターネット経由で通信する別々の装置であったが、これは一例に過ぎない。この代わりに、例えばネットプリントサーバ10が連携サーバ40の機能を内蔵していてもよい。
また、以上の実施形態では、ネットプリントサーバ10にアカウントを持つ利用者Aが、自分の作成した仮想アカウントK1に共有対象の文書を登録した。これに加えて、ネットプリントサーバ10にアカウントを持たない仮想アカウントK1のメンバ(例えば利用者B)が、連携サーバ40経由で仮想アカウントK1に文書を登録できるようにしてもよい。例えば、利用者Bは、連携サーバ40にアクセスし、自分がメンバである仮想アカウントK1を登録先として指定し、登録対象の文書を連携サーバ40に送信する。連携サーバ40は、ネットプリントサーバ10に対して仮想アカウントK1の情報を用いてログインし、その文書を仮想アカウントK1に登録する。同様に、仮想アカウントK1のメンバが、連携サーバ40に対して、その仮想アカウントK1に登録された文書について印刷以外の操作、例えば文書の削除や、文書の属性変更等を指示できるようにしてもよい。
また、連携サーバ40は、仮想アカウントのオーナーとメンバ(オーナー以外)との関係の種類や強さに応じて、メンバの操作権限を制御してもよい。例えば、連携サーバ40の仮想アカウント管理部44は、仮想アカウントへのメンバ登録(図9のフロー参照)の際、またはその後定期的に、各メンバとオーナーとの関係の種類や強さの情報をSNSサーバ30から取得し、管理DB42に登録(及びその登録した関係の種類や強さの更新)を行う。そして、連携サーバ40は、利用者が自分の属する仮想アカウントに対する操作を要求すると、その利用者とその仮想アカウントのオーナーとの関係の種類及び強さの少なくとも一方に基づき、その利用者に与える操作権限を決定し、その権限内で利用者からの操作を受け付ける。操作権限には、例えば、その仮想アカウントに登録された個々の文書についての印刷上限回数、オーナーが設定した(あるいはデフォルトの)印刷設定からその利用者が変更できる設定項目やその項目の値を変更できる範囲、その仮想アカウントに文書を登録できるか否か、その仮想アカウントに登録された文書を削除できるか否か、等がある。連携サーバ40は、利用者とオーナーとの関係の種類又は強さ(又はその両方の組み合わせ)と、利用者に与える操作権限との対応関係を定めたルールに従い、その利用者に与える操作権限を決定すればよい。
また、上記実施形態では、ネットプリントサーバ10は、複合機20経由で利用者から文書の識別番号が入力されると、その識別番号に対応する文書を無条件で複合機20に提供したが、これは一例に過ぎない。この代わりに、ネットプリントサーバ10は、文書の識別番号と共に、SNSでのアカウント情報(ID及びパスワード等)の入力を求めてもよい。この場合、ネットプリントサーバ10は、入力されたアカウント情報の照合をSNSサーバ30に求め、照合が成功(すなわち入力されたアカウント情報が現在も有効)した場合に、その文書を印刷出力するようにしてもよい。SNSサーバ30でのアカウント照合が失敗した場合は、ネットプリントサーバ10は文書を印刷しない。また、ネットプリントサーバ10は、文書の識別番号と共に入力されたSNSのアカウント情報を、その文書の公開先の仮想アカウントの情報と共に連携サーバ40に送り、そのSNSアカウントがその仮想アカウントのメンバであるかを確認してもよい。そして、そのSNSアカウントがその仮想アカウントのメンバでない場合は、ネットプリントサーバ10は、その文書の印刷を取りやめる。
また、連携サーバ40は、ネットプリントサーバ10に対する利用者登録の支援を行ってもよい。すなわち、利用者がネットプリントサーバ10に対して利用者登録を行う場合、自分の氏名や電子メールアドレス等の利用者情報を入力する必要がある。その利用者が仮想アカウントのメンバである場合、その利用者の情報の少なくとも一部は連携サーバ40に保持されており、また連携サーバ40は利用者の情報をSNSサーバ30から取得することもできる。そこで、連携サーバ40は、仮想アカウントのメンバに対して、ネットプリントサーバ10に対する利用者登録画面を提供してもよい。利用者がこの画面に対して自分のSNSアカウントを入力すると、連携サーバ40は、そのアカウントがいずれかの仮想アカウントのメンバであるかどうかを判定する。メンバである場合は、連携サーバ40は、ネットプリントサーバ10への利用者登録に必要な情報(例えば氏名や電子メールアドレス)を、そのSNSアカウントに対応付けて保持しているその利用者の情報と、SNSサーバ30が保持するその利用者の情報と、から抽出する。またパスワード等の利用者が入力すべき情報の入力を受け付ける。そして抽出した情報及び利用者が入力した情報をネットプリントサーバ10に送って、その利用者のアカウントの作成を依頼する。これにより、ネットプリントサーバ10にその利用者のアカウントが生成される。
以上に例示した連携サーバ40、ネットプリントサーバ10、SNSサーバ30は、汎用のコンピュータに当該装置の各機能モジュールの処理を表すプログラムを実行させることにより実現される。ここで、コンピュータは、例えば、ハードウエアとして、CPU等のマイクロプロセッサ、ランダムアクセスメモリ(RAM)およびリードオンリメモリ(ROM)等のメモリ(一次記憶)、HDD(ハードディスクドライブ)を制御するHDDコントローラ、各種I/O(入出力)インタフェース、ローカルエリアネットワークなどのネットワークとの接続のための制御を行うネットワークインタフェース等が、たとえばバスを介して接続された回路構成を有する。また、そのバスに対し、例えばI/Oインタフェース経由で、CDやDVDなどの可搬型ディスク記録媒体に対する読み取り及び/又は書き込みのためのディスクドライブ、フラッシュメモリなどの各種規格の可搬型の不揮発性記録媒体に対する読み取り及び/又は書き込みのためのメモリリーダライタ、などが接続されてもよい。上に例示した各機能モジュールの処理内容が記述されたプログラムがCDやDVD等の記録媒体を経由して、又はネットワーク等の通信手段経由で、ハードディスクドライブ等の固定記憶装置に保存され、コンピュータにインストールされる。固定記憶装置に記憶されたプログラムがRAMに読み出されCPU等のマイクロプロセッサにより実行されることにより、上に例示した機能モジュール群が実現される。
10 ネットプリントサーバ、20 複合機、30 SNSサーバ、40 連携サーバ、42 管理DB、44 仮想アカウント管理部、46 印刷要求処理部。

Claims (5)

  1. コンピュータを、
    第1の利用者から、SNSにおける前記第1の利用者のアカウントIDの入力を受け付け、受け付けた前記アカウントIDを用いて、前記SNSから前記第1の利用者に関係する関係利用者のアカウントIDを取得する取得手段、
    前記取得手段が取得した関係利用者のアカウントIDのうち前記第1の利用者に選ばれた1以上のものと、前記第1の利用者と、の対応関係を記憶する対応関係記憶手段、
    第2の利用者から前記SNSにおける前記第2の利用者のアカウントIDを受け付け、受け付けたアカウントIDに対応する前記第1の利用者を前記対応関係から特定し、特定した前記第1の利用者に対応付けてプリントシステムに登録されている電子文書を、前記第2の利用者が印刷可能となるよう前記プリントシステムに指示する印刷指示手段、
    前記第1の利用者から指示に応じて、前記プリントシステムに前記第1の利用者に対応する仮想アカウントの作成を指示する仮想アカウント作成指示手段、
    前記取得手段が取得した前記関係利用者のアカウントIDのうち前記仮想アカウントのメンバとするものの選択を前記第1の利用者から受け付ける選択受付手段、
    前記第1の利用者から指示された電子文書を前記仮想アカウントに登録するよう前記プリントシステムに指示する文書登録指示手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記対応関係記憶手段は、前記対応関係として、前記第1の利用者と、前記仮想アカウントと、前記選択受付手段に対して前記第1の利用者が選択した前記メンバの前記アカウントIDと、が対応することを記憶し、
    前記印刷指示手段は、前記第2の利用者から受け付けた前記アカウントIDに対応する前記仮想アカウントを前記対応関係から特定し、特定した前記仮想アカウントに対応付けて前記プリントシステムに登録されている電子文書を、前記第2の利用者が印刷可能となるよう前記プリントシステムに指示する、
    ことを特徴とするプログラム
  2. 前記プログラムは、前記コンピュータを、
    前記第2の利用者から、当該第2の利用者がメンバとして属する前記仮想アカウントに登録された文書に対する操作の指示を受け付け、前記仮想アカウントを用いて前記プリントシステムに対して当該操作の実行を指示する操作指示手段、
    として更に機能させるためのものである、ことを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  3. 前記プログラムは、前記コンピュータを、
    前記仮想アカウントのメンバと前記第1の利用者との関係の種類及び強さの少なくとも1つを示す関係情報を前記SNSから取得し、取得した前記関係情報を前記メンバと前記第1の利用者との対応関係に対応付けて記憶する手段、
    として更に機能させるためのものであり、
    前記操作指示手段は、前記第2の利用者がメンバとして属する前記仮想アカウントに対応する前記第1の利用者と、前記第2の利用者と、の対応関係に対応付けて記憶されている前記関係情報に従い、前記第2の利用者の操作権限を求め、求めた操作権限の範囲内で前記第2の利用者に前記仮想アカウント内の電子文書に対する操作の指示を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  4. 前記印刷指示手段は、前記第2の利用者から前記第1の利用者に対応付けてプリントシステムに登録されている電子文書についての印刷指示を受けた場合に、前記第2の利用者が前記第1の利用者にとっての前記関係利用者であるかどうかを前記SNSに確認し、前記第2の利用者が前記第1の利用者にとっての前記関係利用者でない場合には、その印刷指示を受け付けない、ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のプログラム。
  5. 1の利用者から、SNSにおける前記第1の利用者のアカウントIDの入力を受け付け、受け付けた前記アカウントIDを用いて、前記SNSから前記第1の利用者に関係する関係利用者のアカウントIDを取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した関係利用者のアカウントIDのうち前記第1の利用者に選ばれた1以上のものと、前記第1の利用者と、の対応関係を記憶する対応関係記憶手段と、
    第2の利用者から前記SNSにおける前記第2の利用者のアカウントIDを受け付け、受け付けたアカウントIDに対応する前記第1の利用者を前記対応関係から特定し、特定した前記第1の利用者に対応付けてプリントシステムに登録されている電子文書を、前記第2の利用者が印刷可能となるよう前記プリントシステムに指示する印刷指示手段と、
    前記第1の利用者から指示に応じて、前記プリントシステムに前記第1の利用者に対応する仮想アカウントの作成を指示する仮想アカウント作成指示手段と、
    前記取得手段が取得した前記関係利用者のアカウントIDのうち前記仮想アカウントのメンバとするものの選択を前記第1の利用者から受け付ける選択受付手段と、
    前記第1の利用者から指示された電子文書を前記仮想アカウントに登録するよう前記プリントシステムに指示する文書登録指示手段と、
    を含み、
    前記対応関係記憶手段は、前記対応関係として、前記第1の利用者と、前記仮想アカウントと、前記選択受付手段に対して前記第1の利用者が選択した前記メンバの前記アカウントIDと、が対応することを記憶し、
    前記印刷指示手段は、前記第2の利用者から受け付けた前記アカウントIDに対応する前記仮想アカウントを前記対応関係から特定し、特定した前記仮想アカウントに対応付けて前記プリントシステムに登録されている電子文書を、前記第2の利用者が印刷可能となるよう前記プリントシステムに指示する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
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