JP4290986B2 - 回転レートセンサー - Google Patents
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Description
本発明は、独立請求項に記載の形式の回転レートセンサーに関する。
【0002】
米国特許第5728936号明細書により公知の回転レートセンサーにおいては、サブストレートの表面に第1及び第2のコリオリ・エレメントを配置してある。コリオリ・エレメントが、第1の軸の方向の振動を生ぜしめるように励起される。同じくサブストレートに対して平行な第2の軸の方向へのコリオリ力に基づくコリオリ・エレメントの変位が検出される。
【0003】
発明の利点
独立請求項に記載の特徴を有する本発明に基づく回転レートセンサーにおいては利点として、種々の振動モードの明確な振動数分離が達成される。適当な励起振動数の選択によって、意図的に逆位相の振動が励起される。
【0004】
さらなる改善及び利点が、従属請求項に記載の構成によって達成される。コリオリ・エレメントの重心が重心間の1つの結合直線に対して垂直に運動させられる場合には、コリオリ・エレメントのコリオリ力に基づく変位が、時間的な手段で、角加速度によって力成分を生ぜしめることのない同一の軸上に位置している。別の形の励起が、1つの軸上での両方のコリオリ・エレメントの振動によって行われる。コリオリ・エレメントの振動の励起が、特に簡単な形式では1つの駆動エレメントによって行われ、該駆動エレメントが駆動力をばねによって伝達する。この場合、該駆動エレメントにコリオリ・エレメントが完全に懸架されていてよい。励起手段として、静電的な櫛形駆動部が駆動エレメントに設けられていてよい。コリオリ力の検出が、コリオリ・エレメントに運動可能な電極を設けて、該電極に相対して不動の電極を配置することによって行われてよい。検出エレメントを設けることも可能であり、該検出エレメントにコリオリ力がばねを介して伝達される。この場合に検出エレメントは、コリオリ力の方向での運動のみを行うようにサブストレートに懸架されていてよい。これによって、運動可能な電極の、検出方向と異なる方向の運動に起因する妨害が抑制される。
【0005】
実施例の説明
次に本発明の実施例を図面に示して、詳細に説明する。図1は本発明に基づく回転レートセンサーの平面を示しており、図2は図1の回転レートセンサーの一部分の詳細図であり、図3が図2のIII−III線に沿った断面図であり、図4乃至図7が回転レートセンサーの別の実施例の平面図である。
【0006】
図1乃至図3を用いて本発明の第1の実施例を説明する。図1に概略的に平面を示すサブストレート1に、第1のコリオリ・エレメント100及び第2のコリオリ・エレメント200が配置されている。第1及び第2のコリオリ・エレメント100,200は方形のフレーム状の構造体として形成されている。フレーム状のコリオリ・エレメント100,200が検出手段101,201を取り囲んでおり、該検出手段が図1には概略的に格子線として示してある。検出手段は図2の平面図に詳細に示してある。フレーム状のコリオリ・エレメント100,200が、ほぼ方形のフレーム状の駆動エレメント102,202によって取り囲まれており、駆動エレメントが互いに向き合わされた側に貫通孔を備えている。該貫通孔を介してコリオリ・エレメント100,200が連結ばね52によって互いに結合されている。連結ばね52が、X・方向でもY・方向でも柔らかく構成されている。駆動エレメント102,202とコリオリ・エレメントとの間の結合が、たわみばね103,203によって行われている。たわみばねが、X・方向では柔らかく、かつY・方向では硬く構成されている。駆動エレメント102,202に運動可能な電極104,204を固定してあり、該電極が不動の電極105,205と櫛状に係合している。不動の電極105,205が支承ブロック106,206によってサブストレート1に堅く結合されている。さらに、駆動エレメント102,202がばね107,207によって別の支承ブロック106,206に結合されており、該支承ブロックが同じくサブストレート1に堅く結合されている。
【0007】
これによって回転レートセンサーが、支承ブロック106,206を介してサブストレート1に結合されている。コリオリ・エレメント100,200も駆動エレメント102,202も、サブストレート1に対して相対的に運動できるようになっていてよい。該エレメントのこのような運動が、ばねエレメント103,203及び107,207によってのみ規定されている。
【0008】
ばね107,207が、Y・方向では柔らかく、かつX・方向では硬く構成されている。これによって駆動エレメント102,202が実質的に、Y・方向に対して平行な軌道に沿ってのみ運動するようになっている。コリオリ・エレメント100,200がばね103,203を介して駆動エレメント102,202に結合されている。これによってコリオリ・エレメント100,200は駆動エレメント102,202に対して相対的に実質的にX・方向でのみ運動するようになっている。Y・方向に対して平行な方向での駆動エレメント102,202の運動に際して、もちろんコリオリ・エレメント100,200も前記同じ方向に運動させられる。これによってコリオリ・エレメント100,200がサブストレート1に対して相対的に、Y・方向に対して平行な方向でも、X・方向でも運動可能である。
【0009】
センサーの機能の説明のために、各コリオリ・エレメント100,200にそれぞれ重心110,210を示してある。各重心110,210がそれぞれフレーム状のコリオリ・エレメント100,200の中心点に位置している。
【0010】
運動可能な電極104,204と不動の電極105,205との間の電圧の印加によって、駆動エレメント102,202に振動が励起される。これによってコリオリ・エレメント100,200にも振動が励起される。即ちコリオリ・エレメント100,200の重心110,210がそれぞれ、Y・軸に対して平行な1つの軸に沿って運動する。要するに両方のコリオリ・エレメント100,200の運動が、互いに平行に向けられた軸内で行われる。この場合、各重心は、コリオリ力の影響(即ち、サブストレート1に垂直な1つの軸を中心としたサブストレートの回転運動)がない場合には、互いに平行な直線に沿って運動する。Z・軸を中心とした、即ちサブストレート1に垂直な軸を中心としたサブストレート1の回転が生じると、各コリオリ・エレメント100,200がコリオリ力を受け、コリオリ力は回転軸線に対して垂直でかつ運動軸線に対して垂直である。従って該力はX・方向に作用する。
【0011】
運動可能な電極104,204が不動の電極105,205及び駆動エレメント102,202と一緒に励起手段を形成しており、該励起手段によってコリオリ・エレメント100,200に振動が励起され、該振動に際して重心110,210の振動軸線が互いに平行に向けられている。この場合に該軸線は少なくとも、1つのコリオリ・エレメント100,200のX・方向の長さの値の相互間隔を置いて位置している。
【0012】
両方のコリオリエレメント100,200が連結ばね52によって互いに結合されており、連結ばねがX・方向でも、Y・方向でも柔らかく構成されている。該連結ばねによって、コリオリエレメント100,200の振動モードのX・方向及びY・方向の振動数に関連した分離が達成される。即ち、Y・方向の同位相の振動のためにばね107,207のばね剛性が考慮される。Y・方向の逆位相の振動のために、ばね107,207のばね剛性のほかに連結ばね52のY・方向のばね剛性も考慮される。X・方向の同位相の振動のためにばね103,203のばね剛性が考慮され、かつ、X・方向の逆位相の振動のために、ばね103,203のばね剛性のほかに連結ばね52のX・方向のばね剛性も考慮される。これによって、X・方向及びY・方向の同位相の振動の固有振動数が、逆位相の振動の振動数と異なっており、その結果、異なる振動モードの意図的な励起が容易になる。ここでは特に逆位相・振動モードが所望されている。このことはY・方向にとって、回転レートセンサーの左側のコリオリエレメント100が下方へ運動する場合に、右側のコリオリエレメント200が上方へ運動させられ、かつ逆に、左側のコリオリエレメントが上方へ運動する場合に、右側のコリオリエレメントが下方へ運動させられたいことを意味し、さらに、X・方向にとって、回転レートセンサーの左側のコリオリエレメント100が左方へ運動する場合に、右側のコリオリエレメント200が右方へ運動させられ、かつ逆に左側のコリオリエレメントが右方へ運動する場合に、右側のコリオリエレメントが左方へ運動させられたいことを意味している。交流電圧として電極105,205,104,204に印加される適当な励起振動数の選択によって、意図的に逆位相の振動モードが励起される。
【0013】
連結ばね52がここでは簡単なクローバー形ばねとして形成されている。このことは1つの実施例に過ぎない。一般的に、X・方向でもY・方向でも柔らかく形成してあるすべての構成部材が適している。ここで「柔らかい」という表現は、通常生じる力に際してコリオリエレメントの、サブストレートに対する変位を許すようなばね剛性(ばねこわさ)を意味している。柔らかさの程度は個々の使用例において、コリオリエレメント100,200の質量及び発生する力に関連して規定されるものである。連結ばねは、X・方向でもY・方向でもパラレルな振動モードとアンチパラレルな振動モードとの振動数に十分に強く関連した分離が行われて、機械的なできるだけ小さい歪みしか生ぜしめられないように形成されている。さらに連結ばねは、機械的な非直線性が最小にされて、コリオリエレメント間の応力の生じない結合が行われるように構成されている。
【0014】
さらに有利には、コリオリ・エレメント100,200の静止位置に関してX・方向の運動が共通の1つの軸に沿って行われる。このような原理の利点として、Z・軸を中心とした角加速度が直接にコリオリ・エレメント100,200の運動に直接に影響を及ぼすことがなく、それというのはコリオリ・エレメントがZ・軸を中心とした角加速度によって変位させられないからである。これによって、回転レートセンサーがZ・軸を中心とした角加速度の影響を受けにくくなっている。
【0015】
図2は、図1のコリオリ・エレメント100の評価手段101の拡大詳細平面図である。フレーム状のコリオリ・エレメント100が評価手段101を取り囲んでいる。評価手段が格子状の電極121として形成されており、この場合、多数の電極121がコリオリ・エレメント100のフレーム状の構造内に設けられている。安定化のために、格子状の電極121がさらに中央ビーム130を用いて互いに結合されている。各電極121がコリオリ・エレメント100と一緒に運動する。電極121は不動の電極122,123間に配置されており、該電極は支承部106によってサブストレート1に取り付けられている。これによって、電極122,123が、サブストレートに対して運動しない不動の電極として形成されている。
【0016】
図3は、図2の線III−IIIに沿った断面図である。図3には、サブストレート1及び、該サブストレートの上面に配置された導体路130が断面で示してある。導体路130上に支承部(固定部)106が取り付けてあり、これによってサブストレート1に堅く結合されている。支承部106及び、該支承部に取り付けられた電極が導電可能であり、導体路130によって並列的に接続される。運動可能な各電極121が、不動の1つの電極122と不動の1つの電極123との間に配置されている。従って、運動可能な電極121と不動の電極122との間、及び運動可能な電極121と不動の電極123との間にコンデンサーが形成される。両方のキャパシタンスが差動キャパシタンスとして構成されており、即ち一方のキャパシタンスの増大に際して、他方のキャパシタンスが相応に減少する。両方の電極組122,123の支承ブロック106の側方へのずらしによって、対応する導体路130を用いて、対応するキャパシタンスが互いに並列的に接続される。
【0017】
図3から明らかなように、コリオリ・エレメント100がサブストレート1の上に配置されており、かつコリオリ・エレメント100に結合された電極121もサブストレート1の上に配置されている。該断面図に示されているように、断面で示す支承ブロック106を有する電極122が、支承ブロック106を介して導体路130に配置されていて、これによってサブストレート1に堅く結合されている。電極123は図3の断面図では同じくサブストレートの上に図示してある。該電極はしかしながら、別の箇所で該電極のための対応する導体路130を介してサブストレート1に堅く結合されている。
【0018】
サブストレート1及び、該サブストレートの上に配置されたエレメント、例えばコリオリ・エレメント100,200、駆動エレメント102,202、ばね及び電極にとって、材料として有利には珪素を用いてあり、珪素が適当なドーピングによって導電性に形成されている。サブストレートは、必要な箇所を絶縁層によって電気的に絶縁されてよい。センサーのために、別の材料、例えばセラミック、ガラス若しくは金属が用いられてもよい。
【0019】
図1の回転レートセンサーにおいては、X・方向でもY・方向でも柔らかく形成された連結ばね52によって、両方の振動方向(X,Y)での逆位相の振動と同位相の振動との振動数に関連した分離が行われる。適当な振動数を意図的に生ぜしめることによって、所望の逆位相の振動が形成される。
【0020】
図4は、本発明に基づく回転レートセンサーの別の実施例の平面図である。図4に平面を示してあるサブストレート1に、図1に示してあるように、コリオリ・エレメント100,200を配置してあり、コリオリ・エレメントが駆動エレメント102,202によって取り囲まれており、駆動エレメントが互いに向き合わされた側を貫通されている。コリオリ・エレメント100,200と駆動エレメント102,202がばね103,203に結合されている。駆動エレメント102,202がばね107を用いて支承ブロック106,206に結合されている。さらに、運動可能な電極104,204、不動の電極105,205及び、不動の電極105,205のための支承ブロック106が設けられている。両方のコリオリ・エレメント100,200が、連結ばね53を用いて結合されている。これらのすべてのエレメントは、すでに図1で述べたエレメントに相当するものであって、同じ機能を生ぜしめる。
【0021】
図1に対する相違として、コリオリ・エレメント100,200の検出のために、フレーム状の検出エレメント140,240をそれぞれフレーム状のコリオリ・エレメント100,200の内部に設けてある。検出エレメント140,240が同じく方形のフレーム構造として形成されいて、ばねエレメント141,241を用いて支承ブロック106,206を介してサブストレート1に結合されている。ばねエレメント141,241がX・方向で柔らかくかつY・方向で硬く、従って実質的に検出フレーム140,240のX・方向の変位のみを許すようになっている。検出フレーム140,240がばねエレメント142,242によって対応するコリオリ・エレメント100,200に結合されている。ばねエレメント142,242がY・方向で柔らかくかつX・方向で硬く形成されていて、従ってコリオリ力をX・方向で特に良好に伝達する。検出フレーム140,240の内部に格子状の検出電極143,243を配置してあり、該検出電極は図4には概略的に示してある。該エレメントの構造は図2及び図3に示す構造に相当するものである。
【0022】
前記配置の利点として、格子状の電極143,243が実質的にX・方向でのみ運動可能であり、従って不動の電極に対して横方向の運動を行わない。図1及び図2では、運動可能な電極121は直接にコリオリ・エレメント100に結合されており、従って該運動可能な電極はX・方向でもY・方向でも運動を行う。X・方向の運動は、コリオリ・エレメント100のX・方向の変位の測定にとって必要である。該測定にとって、Y・方向の運動は望ましいものではなく、エラーの原因になるものである。図4では、検出フレーム140,240がばね141,241を用いて固定部を介してサブストレート1に取り付けられており、運動可能な電極143,243がX・方向でのみ運動を行う。従って、測定・信号を妨害する原因が排除される。
【0023】
図5に、別の実施例が示してある。エレメント100,200,103,203,104,204,105,205,106,206,107,207が、図1に開示のエレメントに相当するものであり、同じ機能のために役立っている。図1に対する相違として、コリオリ・エレメント100,200を駆動エレメント102,202に結合するばね103,203が、Y・方向で柔らかくかつX・方向で硬く形成されている。駆動エレメント102,202をサブストレート1に結合するばね107,207が、X・方向で柔らかくかつY・方向で硬く形成されている。さらに、電極104,105,204,205が長手方向でX・方向に対して平行である。電圧を印加された電極104,105,204,205が、X・方向の力を形成し、該力が駆動エレメントの振動をX・方向で生ぜしめる。該振動がばね103,203によってコリオリ・エレメント100,200に伝達され、従ってコリオリ・エレメントがサブストレートに対して相対的に運動する。Z・軸を中心としたサブストレートの回転に際してコリオリ力を発生し、コリオリ力がコリオリ・エレメント100,200をY・方向に振動させる。この場合、X・方向でもY・方向でも柔らかい連結ばね54によって、コリオリ・エレメントの振動がX・方向でもY・方向でも互いに連結されている。該連結が振動モジュールの前に述べた振動数分離を生ぜしめる。図5に概略的に示す検出エレメント101,201は、図2及び図3に示す構造に相応するものであるものの、検出方向がY・方向に平行である。
【0024】
図6に、コリオリ・エレメント100,200間に配置された本発明に基づく連結ばねの別の実施例が示してある。該連結ばね55は、X・方向でもY・方向でも二重に折り曲げられたばねとして形成されており、即ち、該連結ばねは両方向でそれぞれ2つのループを有している。このようなばねは小さい所要スペースで特に柔らかく形成され得る。この場合、ループの数は必要に応じてさらに増大されてよい。
【0025】
図7に、コリオリ・エレメント100,200間に配置された本発明に基づく連結ばねのさらに別の実施例が示してある。該連結ばね55は、X・方向で多数回折り曲げられたばねとして形成されている。該ばねは折り曲げ数の大きいことに基づきY・方向でも柔らかいばね定数を有している。
【0026】
図8に別の実施例が示してある。エレメント100,200,103,203,104,204,105,205,106,206,107,207が、図1に開示のエレメントに相当するものであり、同じ機能のために役立っている。図1に対する相違点として、駆動エレメント102,202が内側のフレームとして形成されており、コリオリ・エレメントが外側のフレーム100,200として形成されている。フレーム状の構造体としての駆動エレメント102,202の内側に運動可能な電極104,204を配置してあり、該電極が不動の電極105,205に係合しており、該不動の電極が支承ブロック106,206に取り付けられている。電極104,105,204,205が、X・方向に対して平行な力を形成するように配置されている。X・方向で硬くかつY・方向で柔らかく形成されたばね103,203を用いて、駆動エレメント102,202がコリオリ・エレメント100,200に結合されている。駆動エレメント102,202が、X・方向で柔らかくかつY・方向で硬いばね107,207を用いて、支承ブロック106,206に、ひいてはサブストレート1に結合されている。検出手段101,201がコリオリ・エレメント100,200の外側に配置されており、Y・方向の変位が検出されるようになっている。これらのエレメントは、図5のエレメントに相当するものである。ここでもコリオリ・エレメント100,200が連結ばね57に結合されており、該連結ばねがY・方向及びX・方向で柔らかく形成されている。コリオリ・エレメントの外側の配置の利点として、連結ばね57が両方のコリオリ・エレメント100,200間に特に簡単に配置され得る。フレーム状構造の駆動エレメント102,202に貫通孔を必要とせず、回転レートセンサーの機械的な安定性が改善される。図8に示す構造の機能は、図5に示す構造の機能に相当するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の概略的な平面図。
【図2】 図1の実施例の部分的な詳細図。
【図3】 図2の線III−IIIに沿った断面図。
【図4】 本発明の別の実施例の概略的な平面図。
【図5】 本発明のさらに別の実施例の概略的な平面図。
【図6】 連結ばねの実施例の概略的な平面図。
【図7】 連結ばねのさらに別の実施例の概略的な平面図。
【図8】 本発明のさらに別の実施例の概略的な平面図。
【符号の説明】
1 サブストレート、 52 連結ばね、 100 コリオリ・エレメント、 101 検出手段、 103 たわみばね、 104,105 電極、 106 支承部、110 重心、 121,122,123 電極、 140 検出エレメント、 141,142 ばねエレメント、 143 検出電極
Claims (8)
- 回転レートセンサーであって、
サブストレート(1)並びに、第1のコリオリ・エレメント(100)及び第2のコリオリ・エレメント(200)を備えており、
前記第1及び第2のコリオリ・エレメント(100,200)に対してそれぞれ駆動エレメント(102,202)を設けてあり、該駆動エレメントが、第1のばね(103,203)を用いて前記それぞれのコリオリ・エレメント(100,200)に結合されていると共に、第2のばね(107,207)を用いて前記サブストレート(1)に結合されており、前記第1のばね(103,203)が第1の軸(Y)の方向で硬くかつ該第1の軸に対して垂直な第2の軸(X)の方向で柔らかく形成されており、前記第2のばねが前記第1の軸(Y)の方向で柔らかくかつ前記第2の軸(X)の方向で硬く形成されており、
励起手段(104,105,204,205)が設けられており、該励起手段(104,204)が前記駆動エレメント(102,202)に結合されており、前記励起手段によって前記駆動エレメント(102,202)を介して前記第1及び第2のコリオリ・エレメント(100,200)が前記第1の軸(Y)に対して平行な振動を生ぜしめるように励起可能であり、
検出手段(101,201)が設けられており、該検出手段によって、前記第1及び第2のコリオリ・エレメント(100,200)のコリオリ力に基づく変位が、前記第2の軸(X)の方向で検出可能であり、前記第1及び第2の軸(X,Y)が前記サブストレート(1)の表面に対して平行に延びており、
前記第1及び第2のコリオリ・エレメント(100,200)が、前記サブストレート(1)の表面の上に並べて配置されていて、かつ連結ばね(52,53,54)を用いて互いに結合されており、該連結ばねが前記第1の軸の方向及び前記第2の軸の方向で柔らかく形成されていることを特徴とする回転レートセンサー。 - 前記第1及び第2のコリオリ・エレメント(100,200)がそれぞれ重心(110,210)を有しており、振動に際して該重心(110,210)は、コリオリ力の作用がない場合には、前記両方の重心(110,210)によって規定された1つの直線に対して垂直な直線に沿ってサブストレート表面に平行に運動するようになっている請求項1記載の回転レートセンサー。
- 前記第1及び第2のコリオリ・エレメント(100,200)がそれぞれ重心(110,210)を有しており、振動に際して該重心(110,210)は、コリオリ力の作用がない場合には、前記両方の重心(110,210)によって規定された1つの直線に沿って運動するようになっている請求項1記載の回転レートセンサー。
- 前記駆動エレメントが静電式の櫛形駆動部(104,204,105,205)として形成されている請求項1記載の回転レートセンサー。
- 検出手段が運動可能な電極(121)を有しており、該電極が前記それぞれのコリオリ・エレメント(100,200)に結合されていてかつ、前記サブストレート(1)に結合された不動の電極(122,123)に相対して配置されている請求項1から4のいずれか1項記載の回転レートセンサー。
- 検出手段が第1及び第2の検出エレメント(140,240)を有しており、該検出エレメントがばね(142,242)を用いて前記それぞれのコリオリ・エレメント(100,200)に結合されており、前記ばねが前記第1の軸の方向で柔らかくかつ前記第2の軸の方向で硬く形成されている請求項1記載の回転レートセンサー。
- 前記検出エレメント(140,240)が運動可能な電極(121)を有しており、該電極が、前記サブストレート(1)に結合された不動の電極(122,123)に相対して配置されている請求項6記載の回転レートセンサー。
- 前記検出エレメント(140,240)がばね(140,141,241)を用いて前記サブストレート(1)に結合されており、該ばねが前記第1の方向で硬くかつ前記第2の方向で柔らかく形成されている請求項6又は7記載の回転レートセンサー。
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