JP4286348B2 - サスペンションクロスメンバの車体取付構造 - Google Patents

サスペンションクロスメンバの車体取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車の車体構造に関し、特に、サスペンションクロスメンバを車体フレームに取り付けるための構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
図10に示されるように、サスペンションクロスメンバ1は、左右の車輪W1およびW2間に配置され、両端に連結されたアーム2,2を介してそれぞれ車輪W1とW2を支承するものである。
【0003】
従来、このサスペンションクロスメンバ1は、図11に示されるように、フロア3の下方において車体の前後方向に延びる一対のサイドフレーム4,4にその両端部が固定されることによって、車体に取り付けられている。
【0004】
しかしながら、この従来のサスペンションクロスメンバの車体取付構造においては、図11に示されるように、サイドフレーム4の断面が車体重量を支えるために縦長の矩形に形成されており、このため、サスペンションクロスメンバ1とフロア3との間の間隔が長くなって、車体の横方向からの荷重に対する剛性、すなわち横剛性が小さくなるという問題を有している。そして、この横剛性が小さいことによって、自動車の操縦性および安定性が低下するという問題が発生している。
【0005】
このような問題を解決するため、フロア3の板厚を厚くしたりサスペンションクロスメンバ1自体を補強する等の方法によって、車体の横剛性を増加させることも考えられる。
【0006】
しかしながら、このような方法を採用した場合には、車体に対する前後方向からの衝撃に対する剛性も増加することになり、衝突等によって車体に前後方向から衝撃が加わった際に車体が変形し難くなり、車体の変形により乗員にダメージが及ぶのを回避するという安全対策が損なわれることになる。
【0007】
この発明は、上記のような従来のサスペンションクロスメンバの車体取付構造が有している問題点を解決するためになされたものである。
すなわち、この発明は、車体やサスペンションクロスメンバの構成に大きな変更を加えることなく、車体の上下方向および横方向の剛性を増加させて操縦性および安定性の向上を図るとともに、車体の前後方向における剛性は増加させることなく、前後方向からの衝撃に対して車体の変形を妨げることがないサスペンションクロスメンバの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、上記目的を達成するために、車体の両側に配置されたサイドフレーム間に懸架されるサスペンションクロスメンバの車体取付構造において、前記サスペンションクロスメンバの両端部において前記サイドフレーム上に取り付けられる車体フロアとサスペンションクロスメンバの間に、一対の斜交い部材が、それぞれサスペンションクロスメンバの端部から内側に向かって斜め上方に延びるように配置され、それぞれの一端部がサイドフレームとサスペンションクロスメンバの端部とともに固定され他端部が車体フロアに固定された状態で組み付けられ、前記斜交い部材の中間部にブラケット部材が固定され、このブラケット部材の下端部がサスペンションクロスメンバに固定され上端部が車体フロアに固定されていることを特徴としている。
【0009】
この第の発明によるサスペンションクロスメンバの車体取付構造は、サスペンションクロスメンバの両側の端部における斜交い部材による閉じ系の形成に加えて、斜交い部材の中間部に取り付けられたブラケット部材の上下端部が車体フロアおよびサスペンションクロスメンバに固定されることにより、ブラケット部材とサイドフレームとの間に高剛性の閉じ系が形成される。
【0010】
これによって、サスペンションクロスメンバの両端部における横剛性と上下方向の剛性が、さらに増加される。また、このブラケット部材によって、斜交い部材に対して軸方向に荷重が作用する際に、斜交い部材が座屈するのが防止される。
【0011】
の発明によるサスペンションクロスメンバの車体取付構造は、前記目的を達成するために、車体の両側に配置されたサイドフレーム間に懸架されるサスペンションクロスメンバの車体取付構造において、前記サスペンションクロスメンバの両端部において前記サイドフレーム上に取り付けられる車体フロアとサスペンションクロスメンバの間に、一対の斜交い部材が、それぞれサスペンションクロスメンバの端部から内側に向かって斜め上方に延びるように配置され、それぞれの一端部がサイドフレームとサスペンションクロスメンバの端部とともに固定され他端部が車体フロアに固定された状態で組み付けられ、前記斜交い部材が、板状の本体部と、この本体部の両側部がそれぞれ折り曲げられることによって形成されたフランジ部と、本体部にこの本体部の少なくとも一方の面をカバーするように取り付けられて本体部とともに閉じ断面を形成する補強部材とを有していることを特徴としている。
【0012】
この第の発明によるサスペンションクロスメンバの車体取付構造は、本体部の両側部に形成されたフランジ部によって、板状の本体部の圧縮および曲げに対する剛性が増加され、さらに、本体部の少なくとも一方の面をカバーするように取り付けられた補強部材が本体部とともに閉じ断面を形成することによって、板状の本体部の圧縮および曲げに対する剛性がさらに増加される。
【0013】
の発明によるサスペンションクロスメンバの車体取付構造は、前記目的を達成するために、車体の両側に配置されたサイドフレーム間に懸架されるサスペンションクロスメンバの車体取付構造において、前記サスペンションクロスメンバの両端部において前記サイドフレーム上に取り付けられる車体フロアとサスペンションクロスメンバの間に、一対の斜交い部材が、それぞれサスペンションクロスメンバの端部から内側に向かって斜め上方に延びるように配置され、それぞれの一端部がサイドフレームとサスペンションクロスメンバの端部とともに固定され他端部が車体フロアに固定された状態で組み付けられ、前記斜交い部材の一端部とサイドフレームとサスペンションクロスメンバの端部との連結部において、一端部に外フランジが形成されたピン部材がサスペンションクロスメンバの端部に嵌合され、このピン部材の外フランジがサスペンションクロスメンバの端部と斜交い部材の一端部との間に介在され、斜交い部材の一端部がピン部材の外フランジとサイドフレームとの間で挟持された状態で、ボルト締めにより互いに締結されていることを特徴としている。
【0014】
この第の発明によるサスペンションクロスメンバの車体取付構造は、斜交い部材とサスペンションクロスメンバとサイドフレームの連結部において、斜交い部材の一方の端部とサスペンションクロスメンバの端部との間にピン部材の一端部に形成された外フランジが介在された状態で、斜交い部材とサスペンションクロスメンバとがサイドフレームに対してボルト締めにより締結される。
【0015】
これによって、斜交い部材の端部とサスペンションクロスメンバの端部とが直接接触することがなく、その間に異物が挟み込まれて緩みが発生する可能性が少なくなる。
【0016】
そして、ピン部材に形成された外フランジが斜交い部材の端部に当接されることによって、外フランジが形成されないでピン部材の端面が斜交い部材の端部に当接される場合と比べて、ボルト締めによる圧力の受圧面積が広がり、サイドフレームとサスペンションクロスメンバの端部との間の強固な締結が達成される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の最も好適と思われる実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明を行う。
【0018】
図1および2は、この発明が自動車のフロントサスペンションクロスメンバの車体取付構造に適用された場合の実施形態の一例を示している。
この図1および2において、フロントサスペンションクロスメンバ10の両端部とフロア3との間に、斜交い(以下、ブレース)11および11’がそれぞれ介装されている(但し、図1においては、車体左側のブレース11のみ図示されている)。
なお、図1中、13は、フロントサスペンションクロスメンバ10の連結されて車輪を支持するためのサスペンションアームである。
【0019】
ここで、フロントサスペンションクロスメンバ10の左側と右側の端部に取り付けられるブレース11と11’は互いに対称構造であるので、以下においては、図2においてフロントサスペンションクロスメンバ10の左側端部に取り付けられるブレース11についての説明を行う。
図3ないし6はブレース11の構成を示している。
この図3ないし6において、ブレース11は、斜め方向に延びる板上の本体部11Aの上端部と下端部に水平な接合面11Bと11Cが一体的に形成され、接合面11Bと11Cに、それぞれ、ボルト穴11bと11cが形成されている。
【0020】
本体部11Aには、ブレース11が車体に取り付けられた際に正面側に位置する側部(図3において手前側)に、この本体部11Aの一部が下向きに折り曲げられることによって下向きフランジ11Dが一体的に形成されており、さらに反対側の側部(図3において奥側)に、この本体部11Aの一部が上向きに折り曲げられることによって上向きフランジ11Eが一体的に形成されている。
【0021】
さらに、本体部11Aには、断面形状が略L字形の補強板11Fが、本体部11Aの上面をほぼ覆い、一方の側部から下向きに張り出したフランジ11fが下向きフランジ11Dの外面に接合され、他方の側縁部が上向きフランジ11Eの内面に接合され、そして、上端部が本体部11Aの上面に接合された状態で、取り付けられている。
【0022】
この補強板11Fは、上記のように下向きフランジ11Dの外面、上向きフランジ11Eの内面および本体部11Aの上面と接合している部分がそれぞれ溶接されることによって、本体部11Aに強固に固定され、本体部11Aの上面との間に略矩形の閉じ断面を形成している。
また、この補強板11Fは、車体に組み付けられる際の他の車体部品との干渉を避けるためおよび増強の目的で、細部の形状が適宜変形されている。
【0023】
本体部11Aの中間位置には、本体部11Aの長手方向から見た形状がL字形状で短手方向から見た形状が矩形の枠形状のブラケット11Gが、そのL字形の水平部11g1の上縁部が本体部11Aの下面に接合され直立部11g2の内縁部がフランジ11Eの外面に接合されてそれぞれ溶接されることにより、強固に固定されている。
【0024】
このブラケット11Gの直立部11g2の上端面には、ブレース11が車体に組み付けられた際にフロア3の下面に接合される接合面11g3が形成され、さらに、この接合面11g3の中央部に、ボルト穴11g4が形成されている。
【0025】
ブラケット11Gの水平部11g1の下部に、ナットプレート11g5が水平向きに溶接によって固定されている。
このナットプレート11g5には、その中央部に、ボルト穴11g6が形成されているとともに、内側にナット11g7がフレーム11g8によって抜け落ち不能に取り付けられている。
【0026】
なお、ブレース11の各部分には、ビードなどの増強加工が適宜施されている。
このブレース11は、下向きフランジ11D,上向きフランジ11Eおよび補強板11Fの各構成によって、本体部11Aが圧縮力および曲げ力に対して補強されており、さらに、ブラケット11Gによって本体部11Aの中間部が支持され、これによって、座屈に対する補強がなされている。
【0027】
ブレース11は、図2に示されるように、フロントサスペンションクロスメンバ10とフロア3の間において、車体に対して横向きにかつ斜交い向きに配置される。
【0028】
そして、ブレース11の接合面11Bがフロア3の下面に接合されてボルト穴11bを貫通するボルトB1により固定され、接合面11Cがフロントサスペンションクロスメンバ10の左側端部と車体のサイドフレーム4との間に挟まれた状態でボルト穴11cを貫通するボルトB2により固定され、ブラケット11Gの接合面11g3がフロア3の下面に接合されてボルト穴11g4を貫通するボルトB3により固定され、ナットプレート11g5がフロントサスペンションクロスメンバ10の上面に接合されてボルト穴11g6を貫通しナット11g7に螺合されるボルトB4によって固定されている。
【0029】
このブレース11と対称形状に構成され、フロントサスペンションクロスメンバ10の右側端部に配置されるブレース11’も、同様の態様により、フロントサスペンションクロスメンバ10とフロア3との間に介装されて組み付けられる。
【0030】
このように、ブレース11と11’が、フロントサスペンションクロスメンバ10とフロア3との間において車体に対して横向きにかつ斜交い向きに組み付けられることにより、フロントサスペンションクロスメンバ10の左端部にサイドフレーム4,フロア3およびブレース11によって、また、右端部にサイドフレーム4,フロア3およびブレース11’によってそれぞれ閉じ系が形成され、これにより、フロントサスペンションクロスメンバ10の両端部における横剛性が増加される。
【0031】
そしてさらに、ブレース11(ブレース11’も同様)の中間部に取り付けられたブラケット11Gの上下端部が、フロア3およびフロントサスペンションクロスメンバ10に固定されることにより、このブラケット11Gとサイドフレーム4との間に高剛性の閉じ系が形成され、これによって、フロントサスペンションクロスメンバ10の両端部における横剛性の増加とともに、上下方向の剛性が増加される。
【0032】
また、ブレース11および11’の組み付けによって、フロントサスペンションクロスメンバ10の両端部のアーム支持部(図10参照)の補強が為される。
ここで、このブレース11および11’は、サイドフレーム4,4の長手方向と直交する方向に延びるように組み付けられるために、サイドフレーム4,4の長手方向における剛性にはほとんど影響を与えることがない。
【0033】
そして、ブレース11,11’が、それぞれの上端部と下端部とがボルト締めによって車体に組み付けられることにより、サイドフレーム4,4の長手方向すなわち車体の前後方向から強い衝撃が加わった際に、ブレース11,11’のボルト締め部分が回動して車体が変形するのを妨げることが無い。
【0034】
次に、ブレース11,11’とフロントサスペンションクロスメンバ10とサイドフレーム4の連結部の構成について、説明を行う。
【0035】
上記サスペンションクロスメンバの車体取付構造においては、従来の車体取付構造に比べてフロア3とフロントサスペンションクロスメンバ10の間にブレース11,11’が組み付けられることにより、サイドフレーム4とフロントサスペンションクロスメンバ10の連結部における被締結部品数が増える。
このため、サイドフレーム4とフロントサスペンションクロスメンバ10の連結部において異物などの挟み込み等によって緩みが発生する可能性が増大するという問題が発生してくる。
【0037】
例えば、図12に示されるように、従来の連結部の構成のまま、ブレース11,11’の接合面11Cをサイドフレーム4とフロントサスペンションクロスメンバ10の端面との間に挿入し、ボルトB2によってボルト締めして、接合面11Cをサイドフレーム4とフロントサスペンションクロスメンバ10の端面とで挟圧した場合には、接合面11Cとフロントサスペンションクロスメンバ10とが広範囲に亘って直接に接触するために、その間に異物を挟み込む可能性が大きくなる。
【0038】
そこで、この例におけるサスペンションクロスメンバの車体取付構造は、図7ないし9に示されるように、フロントサスペンションクロスメンバ10の端部にフランジ付きのピン12を取り付け、このピン12を介してブレースの接合面11Cをサイドフレーム4との間で挟圧するようになっている。
【0039】
図7および8は、フロントサスペンションクロスメンバ10の左側端部の連結部の構成を示す図である。
【0040】
ピン12は、円筒部12Aの上端外縁部に外フランジ12Bが一体的に形成された形状になっており、円筒部12Aが、フロントサスペンションクロスメンバ10の端部の上板10Aに形成された切欠き穴10aに挿入され、上板10Aの外面とピン12の外フランジ12Bの下面とがプロジェクション溶接されることによって固定されている。
このとき、円筒部12Aの下端部は、フロントサスペンションクロスメンバ10の下板10Bの内面に当接されている。
【0041】
そして、フロントサスペンションクロスメンバ10の端部に固定されたピン12の外フランジ12Bの上面上にブレース11の接合面11Cが接合され、さらにその上にサイドフレーム4が接合されて、ボルトB2によりボルト締めされることにより、互いに堅く締結されている。
【0042】
なお、図7および8中、13はフロントサスペンションクロスメンバ10の下板10Bに取り付けられるサスペンションアーム支持ブッシュであり、ボルトB2により共締めされている。
また、14はサイドフレーム4内においてボルトB2の先端部に螺合されるナットプレートである。
【0043】
上記のように、ブレースの接合面11Cとフロントサスペンションクロスメンバ10の端部との間にピン12の外フランジ12Bが介在された状態で、サイドフレーム4との締結が行われることにより、接合面11Cとフロントサスペンションクロスメンバ10の端部とが直接接触することがなく、その間に異物が挟み込まれる可能性が少なくなる。
【0044】
そして、ピン12に形成された外フランジ12Bが接合面11Cに当接されることによって、外フランジ12Bが形成されないでピン12の円筒部12Aの端面が接合面11Cに当接される場合と比べて、接合面11Cおよびピン12のボルト締めによる圧力の受圧面積が広がり、サイドフレーム4とフロントサスペンションクロスメンバ10の端部と間の強固な締結が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における一例を示す斜視図である。
【図2】 同例の正面図である。
【図3】 同例におけるブレースを示す斜視図である。
【図4】 同ブレースの底部を示す斜視図である。
【図5】 同ブレースを示す平面図である。
【図6】 同ブレースを示す側面図である。
【図7】 同例におけるサスペンションクロスメンバとサイドフレームとブレースの連結部の構成を示す分解斜視図である。
【図8】 同連結部の組み付け状態を示す断面図である。
【図9】 同例におけるサスペンションクロスメンバのサイドフレームおよびブレースとの連結部の構成を示す部分平面図である。
【図10】 サスペンションクロスメンバの配置を説明するための説明図である。
【図11】 従来のサスペンションクロスメンバの車体取付構造を示す正面図である。
【図12】 従来の方法によるサスペンションクロスメンバのサイドフレームおよびブレースとの連結部の構成を説明するための断面図である。
【符号の説明】
3 …フロア(車体フロア)
10 …フロントサスペンションクロスメンバ(サスペンションクロスメンバ)
10a…切欠き穴
11,11’…ブレース(斜交い部材)
11A…本体部
11B…接合面(他方の端部)
11C…接合面(一方の端部)
11D…下向きフランジ(フランジ部)
11E…上向きフランジ(フランジ部)
11F…補強板(補強部材)
11G…ブラケット(ブラケット部材)
12 …ピン(ピン部材)
12A…円筒部
12B…外フランジ
B1,B2,B3,B4…ボルト(ボルト部材)

Claims (3)

  1. 車体の両側に配置されたサイドフレーム間に懸架され、両端が該サイドフレームに締結されるサスペンションクロスメンバの車体取付構造において、
    前記サスペンションクロスメンバの両端とフロアとの間に、左右一対の斜交い部材が配設され、前記斜交い部材の一端が前記サスペンションクロスメンバと共に前記サイドフレームに共締めされ、他端が前記一端から車体内側斜め上方に略直線状に延びて前記フロアに締結され、
    前記斜交い部材の中間部にブラケット部材が固定され、このブラケット部材の下端部がサスペンションクロスメンバに固定され上端部が車体フロアに固定されていることを特徴とするサスペンションクロスメンバの車体取付構造。
  2. 車体の両側に配置されたサイドフレーム間に懸架され、両端が該サイドフレームに締結されるサスペンションクロスメンバの車体取付構造において、
    前記サスペンションクロスメンバの両端とフロアとの間に、左右一対の斜交い部材が配設され、前記斜交い部材の一端が前記サスペンションクロスメンバと共に前記サイドフレームに共締めされ、他端が前記一端から車体内側斜め上方に略直線状に延びて前記フロアに締結され、
    前記斜交い部材が、板状の本体部と、この本体部の両側部がそれぞれ折り曲げられることによって形成されたフランジ部と、本体部にこの本体部の少なくとも一方の面をカバーするように取り付けられて本体部とともに閉じ断面を形成する補強部材とを有していることを特徴とするサスペンションクロスメンバの車体取付構造。
  3. 車体の両側に配置されたサイドフレーム間に懸架され、両端が該サイドフレームに締結されるサスペンションクロスメンバの車体取付構造において、
    前記サスペンションクロスメンバの両端とフロアとの間に、左右一対の斜交い部材が配設され、前記斜交い部材の一端が前記サスペンションクロスメンバと共に前記サイドフレームに共締めされ、他端が前記一端から車体内側斜め上方に略直線状に延びて前記フロアに締結され、
    前記斜交い部材の一端部とサイドフレームとサスペンションクロスメンバの端部との連結部において、一端部に外フランジが形成されたピン部材がサスペンションクロスメンバの端部に嵌合され、このピン部材の外フランジがサスペンションクロスメンバの端部と斜交い部材の一端部との間に介在され、斜交い部材の一端部がピン部材の外フランジとサイドフレームとの間で挟持された状態で、ボルト締めにより互いに締結されていることを特徴とするサスペンションクロスメンバの車体取付構造。
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