JP4285265B2 - 放熱器の冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放熱器を冷却する冷却装置に関し、特に車両に搭載されるラジエータ等の冷却装置に用いて有効である。
従来、ラジエータの冷却装置として、図8のように車両停止時などのラジエータ10のコア部10aへ流入する風量が少ない時に駆動され、ラジエータコア10aへ流入する風量を補う送風機50が広く知られている。
この送風機50は、ファン13と、ファン13およびラジエータコア部10aを覆っているシュラウド51とで構成されている。このシュラウド51をラジエータ10に固定することにより、ラジエータコア部10aに対向する位置にファン13が回転可能に配置される。また、従来例では駆動源であるエンジン11の動力が動力伝達軸52を介してファン13に伝達されることにより、ファン13が回転する。
これにより、ファン13を回転させて空気流れを発生させることができ、この空気流れをラジエータコア部10aに流入させることができる。
しかし、従来例ではラジエータ10、ラジエータ10の冷却装置である送風機50およびこれら以外の部材であり、乗員Cの足元の空間を形成する車室底面53の下突起部53aが車両前後方向に略直列に搭載されており、車室内空間を特に車両前後方向に大きくすることができないという問題があった。
本発明は、上記点に鑑み、冷却装置周辺の空間を効率的に使用することができる放熱器の冷却装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両に搭載され、空気に内部の流体が放熱する放熱部(10a)を有する放熱器(10)と、放熱器(10)の車両後方側に搭載され、放熱部(10a)に空気を送風する送風機(12)とを備え、
送風機(12)は、回転駆動により空気流れをつくるファン(13)と、ファン(13)が内部に回転可能に配置され、放熱部(10a)とファン(13)の間の空気通路を形成するシュラウドで構成されており、
送風機(12)は、ファン(13)が電動モータ(14)により回転駆動される電動送風機(12)であって、ファン(13)が車両左右方向に2つ並んで配置され、
放熱器(10)および送風機(12)が車両に搭載された状態において、ファン(13)の外形円の直径(φD)は、放熱器(10)放熱部(10a)の上下方向の長さ(L)よりも小さくなっており、
放熱部(10a)のファン(13)側の面(A)に垂直な方向(B)から見て、外形円は放熱部(10a)の下端よりも下方にはみ出しているとともに、電動モータ(14)の軸(14a)はエンジン(11)よりも下方に位置しており、
シュラウドは、ファン(13)が回転可能に配置され、少なくとも外形円の周囲を覆っているシュラウドリング(15)と、
シュラウドリング(15)と放熱部(10a)との間に、放熱部(10a)から車両後方に向かって下方に傾斜した空気通路を形成するダクト(16)とに分割されており、
シュラウドリング(15)は、外形円を覆う円筒形状のリング部(15a)と、電動モータ(14)を固定するモータ固定部(15b)と、モータ固定部(15b)から放射状に延びてリング部(15a)とモータ固定部(15b)をつなぐ橋部(15c)とを有し、
リング部(15a)は車両左右方向に2つ隣接して配置されているとともに、2つのリング部(15a)は両リング部(15a)の間に位置する連結部によって繋がっており、
ダクト(16)のファン側開口部(16a)は、2つのリング部(15a)に対応して、隣接した2つの円形の開口形状となっており、
シュラウドリング(15)の2つのリング部(15a)とダクト(16)のファン側開口部(16a)とが嵌合した状態で、シュラウドリング(15)とダクト(16)とが連結部を貫通する固定ネジによって相互に固定されていることを特徴としている。
これによると、ファン(13)の外形円の直径(φD)は放熱器(10)の設置時の放熱部(10a)の上下方向の長さ(L)より小さい。さらに、放熱器(10)と送風機(12)が設置された状態において、放熱部(10a)のファン(13)側の面(A)に垂直な方向(B)から見て、外形円が放熱部(10a)の下端よりも下方にはみ出すため、ファン(13)の上方に空間ができる。なお、ここで言う外形円とはファン(13)回転時にファン(13)の先端が描く円のことである。
したがって、この空間に元々他の場所に配置されていた部材をこの上方空間に配置することができる。つまり、元々この部材が配置されていた空間分の空間を広く、効率的に使用することができる。具体例を示すと、従来例のように送風機(12)に対して車両前後方向に略直列に搭載されていた車室底面の下突起部を送風機(12)の上方空間に配置して、ファン(13)と下突起部を略並列にしたため車室内の空間を車両前後方向に広くすることができる。
また、請求項に記載の発明ではシュラウドは、ファン(13)が回転可能に配置され、少なくとも外形円の周囲を覆うシュラウドリング(15)と、シュラウドリング(15)と放熱部(10a)との間の空気通路を形成するダクト(16)とに分割されている
これにより、故障などによりファン(13)を取り外す場合に、一般的に体積、重量が大きいダクト(16)を取り外さずにファン(13)が配置されているシュラウドリング(15)のみを取り外すことができる。したがって、設置後の送風機(12)の整備性、特にファン(13)の整備性を向上させることができる。
また、請求項に記載の発明によれば、シュラウドリング(15)をダクト(16)のファン側開口部(16a)に嵌合する形状としているので、シュラウドリング(15)とダクト(16)との間から送風空気が漏れることを防止できるため、ファン(13)の回転による空気流れを損失無く放熱部(10a)に流入させることができる。
また、請求項に記載の発明によれば、送風機をファン(13)が電動モータ(14)により回転駆動される電動送風機(12)としているので、従来例のようにエンジン等のファン(13)の回転を主目的としない駆動源から動力伝達機構を介して供給される動力でファン(13)を回転する場合に比べて、より自由に放熱器(10)および電動送風機(12)を配置することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る放熱器の冷却装置を車両用ラジエータに適用した第1実施形態を示しており、車両前部を車両左方向から見た模式図である。車両用ラジエータ10は周知のようにエンジン11等の発熱源から熱を奪った冷却水を冷やすためのものである。なお、図中上下前後左右は車両搭載状態における方向を示している。
この冷却水は、本実施形態ではラジエータ10の車両上側に配置される略四角柱形状のアッパータンク10bに集められ、複数のチューブ(図示せず)に分岐して略四角柱形状のロアータンク10cで再び合流する。複数のチューブの間には放熱フィン(図示せず)が配置されており、チューブを流れる冷却水が放熱フィンを通過する空気に放熱しやすくしている。これらの複数のチューブと放熱フィンで構成される放熱部は略矩形形状をしており、以後ラジエータコア10aと称する。このラジエータコア10aの機能を発揮するためにラジエータ10は、図1のように走行時にラジエータコア10aに空気が流入するように車両に搭載される。
また、ラジエータ10の車両後方側には車両停止時などのラジエータコア10aへ流入する空気が少ない時に駆動されるラジエータ冷却装置、つまり送風機12が配置されている。この送風機は、ファン13を電動モータ14により回転する電動送風機12である。さらに、電動送風機12にはファン13(正確には、ファン13が固定された電動モータ14)が固定されるシュラウドリング15と、シュラウドリング15とラジエータコア10aの間の空気通路を形成するダクト16とが備えられている。なお、電動送風機12は、図示しない電子制御装置によりON、OFFの時期、回転数などが制御されている。
図2(a)、(b)は、本実施形態のシュラウドリング15を示しており、図4はシュラウドリング15に電動モータ14およびファン13が取り付けられた状態を示している。なお、本実施形態の電動送風機12では車両左右方向にファン13が2つ並んで配置されている。
図2のシュラウドリング15にはファン13がシュラウドリング15に取り付けられた状態(図4参照)においてファン13の外形円を覆う略円筒形状のリング部15aと電動モータ14を固定するモータ固定部15bが左右に1つずつ形成されている。さらに左右のリング部15aとモータ固定部15bをつなぐ橋部15cがモータ固定部15bから放射状に6本備えられている。なお、左右のリング部15a、モータ固定部15bおよび橋部15は樹脂にて一体に成型されている。そして、橋部15cは通風経路に位置するためできるだけ通風経路を塞がないように細い形状となっている。なお、ここで言う外形円とはファン13の回転時にファン13の先端が描く円のことである。
また、モータ固定部15bには電動モータ14を固定するためのモータ固定ネジ孔15eが左右それぞれ3ヶ所配置されている。一方、シュラウドリング15の周縁部にはシュラウドリング15をダクト16に固定するためのリング固定ネジ孔15dが計4ヶ所配置されている。
図3(a)、(b)は、シュラウドリング15が固定されるダクト16を示しており、ダクト16はファン側開口部16aとコア側開口部16bの2つの開口部を有している。
ファン側開口部16aの周縁部16cは、前述のシュラウドリング15のリング部15aが嵌合する形状になっている。そして、ダクト16には周縁部16cにリング部15aが嵌合した後にリング固定ネジ孔15dに対応する場所にリング用ネジ孔16dが配置されている。
一方、コア側開口部16bは、ラジエータコア10aに対応した略矩形状の開口形状となっている。そして、コア側開口部16bの下部には、突起形状16eが左右に2ヶ所形成されている。この突起形状16eはラジエータ10の決め穴に挿入され、ラジエータ10とダクト16の左右方向と上下方向の位置を決定している。また、コア側開口部16bの上部にはダクト固定ネジ孔16fが配置されている。なお、突起形状16eによる位置決め後におけるラジエータ10のダクト固定ネジ孔16fに対応する場所には、ダクト用ネジ孔が配置されている。
次にラジエータ10、ファン13、電動モータ14、シュラウドリング15およびダクト16の組み付けについて図5を使用して説明すると、まず、ファン13の中心孔13aを電動モータ14の軸14aに圧入固定して、ファン13を電動モータ14に固定する。次に、電動モータ14をシュラウドリング15のモータ固定用ネジ孔15eにネジ止めしてファン13、電動モータ14およびシュラウドリング15を一体化する。
さらに、シュラウドリング15のリング部15aをダクト16のファン側開口部16aの周縁部16cに嵌合させる(図6参照)。この時、丁度重なるリング固定ネジ孔15dとリング用ネジ孔16dにより、シュラウドリング15とダクト16を一体にネジ止めする(4ヶ所)。さらにまた、シュラウドリング15などが一体となったダクト16の突起形状16eをラジエータ10の決め穴に挿入し、この時重なるように配置されているダクト固定ネジ孔16fとラジエータ10のダクト用ネジ孔により、ダクト16とラジエータ10を一体にネジ止めする(2ヶ所)。
以上により、ラジエータ10、ファン13、電動モータ14、シュラウドリング15およびダクト16が一体に固定される。なお、ラジエータ10と送風機12(ファン13、電動モータ14、シュラウドリング15およびダクト16が一体となったものを言う)が組み付いたもの(冷却ユニットと称する)はユニットとして自立して地面に置くことができるようになっている。
次に、図1を使用して車両に搭載された状態のラジエータ10と送風機12が組み付いた冷却ユニットについて説明する。まず、冷却ユニットは車室の底面17等が配置されている状態の車両に搭載される。ここで、ファン13、モータ14は比較的重量があるため、シュラウドリング15には、シュラウドリング15を車室の底面17に固定するための固定用突起部15fが備えられている。この固定用突起部15fと車室の底面17は、ゴム製のブシュ18を介してビス止めされ、これによりファン13、モータ14等の重量がより確実に支えられる(図5参照)。
ここで、図1で車両搭載状態におけるファン13とラジエータ10の位置関係を説明すると、ファン13の外形円の直径φDはラジエータコア10aの車両上下方向の長さLよりも小さくなっている。さらに、ラジエータコア10aのファン13側の面Aに垂直な方向Bから見て、このファンの外形円がラジエータコア10aの下端よりも下方にはみ出して(オフセットして)いる。本実施形態でのはみ出し量はL1である。
また、設置された状態のファン13の上方には車室の底面17の下突起部17aが配置されている。つまり、車両前後方向にファン13と車室の下突起部17aが並列的に配置されている。なお、下突起部17aは乗員Cの足元の空間を形成するものである。そして、冷却ユニットが車両に取り付けられた後にバンパー19などのフロント回りの部品が車両に取り付けられる。
また、本実施形態における寸法関係の概略は、ラジエータコア10aの上下方向長さLを100(%)とすると、ファン13の外形円直径φDが50(%)、外形円のラジエータコア10a下端からのはみ出し量L1が25(%)の割合である。
次に、第1実施形態による作用効果を列挙すると、(1)ファン13の外形円の直径φDをラジエータコア10aの車両上下方向の長さLよりも小さくし、さらに、ファンの外形円をラジエータコア10aの下端よりも下方にはみ出して(オフセットして)配置したため、ファン13の上部に空間を作ることができる。
ところで、図8の従来例では車両前後方向から見てファン13の外形円と車室の底面53の下突起部53aが重なる、つまり車両前後方向に略直列に配置されている。一方、本実施形態では前述したファン13のオフセットによりできたファン13上方の空間に下突起部17aを配置している。これによると、車両前後方向から見てファン13の外形円と車室の下突起部17aが重ならない、つまりファン13と下突起部17aが車両前後方向に略並列に配置されている。したがって、図1のように長さxだけ車両前方向に車室内空間を広くすることができる。なお、図1の点線は従来例での車室の底面53を示している。
また、オフセット配置されたファン13とファン側ラジエータコア面Aとの間の空気通路を形成するダクト16を配置したため、ファン13の回転で発生する空気流れを従来例と同様にラジエータコア10aに導くことができる。
(2)ファン13、詳しくはファン13が回転可能に固定された電動モータ14が取り付けられているシュラウドリング15とダクト16とを別部品としたため、冷却ユニットを組み付けた後のファン13の整備性を向上させることができる。
これによると、故障などによりファン13を取り外す場合に、一般的に体積、重量が大きいダクト16を取り外さずにファン13が配置されているシュラウドリング15のみを取り外すことができる。したがって、冷却ユニット設置後の送風機12の整備性、特にファン13の整備性を向上させることができる。
ところで、図8の従来例ではファン13の取り外し等の整備をボンネット22から行っていたが、本実施形態ではファン13の上方に車室の底面17が配置されているため、ボンネット22からの取り外しが妨害されてしまう。
しかし、本実施形態では、ファン13が配置されているシュラウドリング15のみを取り外すことができるため、車両下部から送風機12、特にファン13の取り外しなどの整備を行うことができる。
(3)また、本実施形態ではシュラウドリング15のリング部15aとダクト16のファン側開口部の周縁部16cとが嵌合しているため、シュラウドリング15とダクト16の継ぎ目からの空気の漏れを防止することができる。シュラウドリング15とダクト16の継ぎ目からの空気の漏れが無いと、損失無くファン13がラジエータコア10aに流入する空気の流れを発生させることができる。
(4)本実施形態では、電動モータ14を使用してファン13を回転させている。さらに、この電動モータ14がシュラウドリング15に固定されているため、図8の従来例のようにエンジン11からの動力でファン13を回転させる場合に比べて、設計上の配置位置の制約を少なくすることができる。したがって、より車内空間を広くできる位置にファン13を配置することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、ファンシュラウド15とダクト16が別部品に分割されている例を示したが、図7の第2実施形態では、ファンシュラウドとダクトをシュラウド20として1つの部品で形成している。第1実施形態のファンシュラウド15とダクト16が一体となった以外の部品の配置構成は第1実施形態と同様である。
これにより、送風機12を構成する部品点数が減り、さらに組み付け時のファンシュラウド15とダクトのネジ止め工程を無くすことができるため、コストを低減することができる。
また、本実施形態のような1部品であるシュラウド20の使用は、冷却対象である放熱器の放熱部が小さくシュラウド20の体格が小さくて済む場合に特に有効である。また、この場合には、一般的にはファン13および電動モータ14も小さくなる、つまり重量も軽くなるため、車両下部からの取り外し等の整備も可能となる。
なお、本実施形態においても第1実施形態同様に第1実施形態の作用効果(1)、(3)、(4)を発揮することができる。
(他の実施形態)
上述の第1、第2実施形態では、冷却水が発熱源であるエンジン11を冷却する例を示したが冷却対象はエンジン11に限らず燃料電池、モータ、パワートランジスタ等駆動により発熱するものであってもよい。
また、上述の第1、第2実施形態では、送風機12に電動送風機を使用した例を示したが、車室内空間を広くできるオフセットされた位置かつ、エンジン11などの駆動源から動力を受け取れる位置にファン13を配置できれば、送風機12は電動送風機に限らず、駆動源の動力により駆動するものでもよい。
また、上述の第1、第2実施形態では、放熱器がラジエータ10の例を示したが、放熱器は放熱器内の流体が送風空気に放熱するものであれば、例えば冷媒が放熱して凝縮するコンデンサ等であってもよい。また、複数の放熱器を配置するものでもよい。例えば、ラジエータ10とコンデンサを略平行に配置してそれぞれの内部を流れる流体を送風空気に放熱させる方法がある。
また、上述の第1実施形態では、シュラウドリング15、ダクト16、ラジエータ10を直接ネジ止めした例を、第2実施形態ではシュラウド20とラジエータ10をネジ止めした例をそれぞれ示した。しかし、これらの部品15、16、20、10同士を固定せず、例えば車両の骨格を成す部品にそれぞれの部品15、16、20、10を固定し、結果として第1、第2実施形態の配置となるようにしてもよい。当然に、ケース部材にそれぞれの部品15、16、20、10等を固定したのちに、このケース部材を車両に設置する場合も同様である。
本発明の放熱器の冷却装置を車両用ラジエータの送風機12に適用した第1実施形態を車両左方向から示した模式図である。 第1実施形態に係るシュラウドリングの(a)車両左側面図、(b)車両後方から見た図である。 第1実施形態に係るダクトの(a)車両左側面図、(b)車両後方から見た図である。 第1実施形態に係る送風機(ファン、電動モータ、シュラウドリング、ダクト)を車両後方から見た図である。 第1実施形態に係る送風機(ファン、電動モータ、シュラウドリング、ダクト)の車両左側面図である。 シュラウドリングとダクトの嵌合部を示す拡大図である。 第2実施形態の車両用ラジエータの送風機を車両左方向から示した模式図である。 従来例の車両用ラジエータの送風機を車両左方向から示した模式図である。
符号の説明
11…ラジエータ(放熱器)、12…送風機(電動送風機)、13…ファン、
14…電動モータ、15…シュラウドリング、16…ダクト、16a…ファン側開口部、
20…シュラウド、φD…ファン外形円直径、L…ラジエータコア上下方向長さ、
A…ファン側コア面、B…ファン側コア面と垂直方向。

Claims (1)

  1. 車両に搭載され、空気に内部の流体が放熱する放熱部(10a)を有する放熱器(10)と、
    前記放熱器(10)の車両後方側に搭載され、前記放熱部(10a)に空気を送風する送風機(12)とを備え、
    前記送風機(12)は、回転駆動により空気流れをつくるファン(13)と、
    前記ファン(13)が内部に回転可能に配置され、前記放熱部(10a)と前記ファン(13)の間の空気通路を形成するシュラウドで構成されており、
    前記送風機(12)は、前記ファン(13)が電動モータ(14)により回転駆動される電動送風機(12)であって、前記ファン(13)が車両左右方向に2つ並んで配置され、
    前記放熱器(10)および前記送風機(12)が車両に搭載された状態において、前記ファン(13)の外形円の直径(φD)は、前記放熱器(10)前記放熱部(10a)の上下方向の長さ(L)よりも小さくなっており、
    前記放熱部(10a)のファン(13)側の面(A)に垂直な方向(B)から見て、前記外形円は前記放熱部(10a)の下端よりも下方にはみ出しているとともに、前記電動モータ(14)の軸(14a)はエンジン(11)よりも下方に位置しており、
    前記シュラウドは、前記ファン(13)が回転可能に配置され、少なくとも前記外形円の周囲を覆っているシュラウドリング(15)と、
    前記シュラウドリング(15)と前記放熱部(10a)との間に、前記放熱部(10a)から車両後方に向かって下方に傾斜した前記空気通路を形成するダクト(16)とに分割されており、
    前記シュラウドリング(15)は、前記外形円を覆う円筒形状のリング部(15a)と、前記電動モータ(14)を固定するモータ固定部(15b)と、前記モータ固定部(15b)から放射状に延びて前記リング部(15a)と前記モータ固定部(15b)をつなぐ橋部(15c)とを有し、
    前記リング部(15a)は車両左右方向に2つ隣接して配置されているとともに、前記2つのリング部(15a)は両リング部(15a)の間に位置する連結部によって繋がっており、
    前記ダクト(16)のファン側開口部(16a)は、前記2つのリング部(15a)に対応して、隣接した2つの円形の開口形状となっており、
    前記シュラウドリング(15)の前記2つのリング部(15a)と前記ダクト(16)の前記ファン側開口部(16a)とが嵌合した状態で、前記シュラウドリング(15)と前記ダクト(16)とが前記連結部を貫通する固定ネジによって相互に固定されていることを特徴とする放熱器の冷却装置。
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