JP2009162127A - 車両用送風装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】モータの回転駆動軸と送風機の回転軸とをギアを介して連結することで、1つのモータで複数の送風機を回転駆動する車両用送風装置において、耐久性を向上させるとともに、騒音を低減する。
【解決手段】モータ3の回転駆動軸31と送風機1の回転軸11a、12aとを、それぞれギア11f、12f、32を介して連結し、ギア11f、12f、32をギアボックス5に収容し、回転駆動軸31および回転軸11a、12aをギアボックス5に回転可能に支持し、回転駆動軸31を軸方向に複数の分割駆動軸310に分割し、複数の分割駆動軸310間に継手6を設け、継手6によって隣接する分割駆動軸310同士を接続する。
【選択図】図3
【解決手段】モータ3の回転駆動軸31と送風機1の回転軸11a、12aとを、それぞれギア11f、12f、32を介して連結し、ギア11f、12f、32をギアボックス5に収容し、回転駆動軸31および回転軸11a、12aをギアボックス5に回転可能に支持し、回転駆動軸31を軸方向に複数の分割駆動軸310に分割し、複数の分割駆動軸310間に継手6を設け、継手6によって隣接する分割駆動軸310同士を接続する。
【選択図】図3
Description
本発明は、ラジエータ等の車両用熱交換器に冷却風を送風する車両用送風装置に関する。
従来、熱交換コア部の長さが長い熱交換器に冷却空気を供給する車両用送風装置は、熱交換コア部の空気流れ下流側の面に二つの軸流ファン(JIS B 0132 番号1010参照)を設け、それぞれの回転軸にそれぞれファンモータを設けていた。すなわち、複数のファンを有する車両用送風装置では、ファンの個数だけファンモータが必要であった。そのため、車両用送風装置全体が大型化し、重量が大となるとともに、部品点数が増加するという問題があった。
これに対し、熱交換器の熱交換コア部に対向して複数の軸流ファンを配設し、例えば熱交換コア部の端に設けられたタンクに1つのファンモータを固定し、ファンモータの回転駆動軸と軸流ファンの軸とをギアを介して連結した車両用送風装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭62−112470号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の車両用送風装置では、一本の回転駆動軸が二つのギアボックス内を貫通するように構成されているので、回転駆動軸とモータ間や、回転駆動軸とギアボックス間に位置ズレが発生する。このため、モータと回転駆動軸との連結部やギアに過大な負荷がかかり、耐久性が低下するとともに、騒音が増大するという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、モータの回転駆動軸と送風機の回転軸とをギアを介して連結することで、1つのモータで複数の送風機を回転駆動する車両用送風装置において、耐久性を向上させるとともに、騒音を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、モータ(3)の回転駆動軸(31)と送風機(1)の回転軸(11a、12a)とは、それぞれギア(11f、12f、32)を介して連結されており、ギア(11f、12f、32)は、ギアボックス(5)に収容されており、回転駆動軸(31)および回転軸(11a、12a)は、ギアボックス(5)に回転可能に支持されており、回転駆動軸(31)は、軸方向に複数の分割駆動軸(310)に分割されており、複数の分割駆動軸(310)間には継手(6)が設けられており、継手(6)によって隣接する分割駆動軸(310)同士が接続されていることを特徴としている。
このように、回転駆動軸(31)を複数の分割駆動軸(310)に分割するとともに、複数の分割駆動軸(310)同士を継手(6)で接続することで、回転駆動軸(31)とモータ(3)間、および回転駆動軸(31)とギアボックス(5)間に発生する位置ズレを吸収することができる。これにより、耐久性を向上させるとともに、騒音を低減することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明では、回転駆動軸(31)は、複数の送風機(1)のうちモータ(3)に最も近い送風機(1)とモータ(3)との間、および隣接する送風機(1)の間のうち少なくとも一方にて複数の分割駆動軸(310)に分割されていることを特徴としている。
これによれば、分割駆動軸(310)を接続するための継手(6)を送風機(1)と干渉しない位置に配置することができるので、継手(6)のサイズを自由に設定することができる。このため、継手(6)のサイズを大きくし、位置ズレ吸収効果を向上させることができる。したがって、耐久性をより向上させるとともに、騒音をより低減することが可能となる。
また、請求項3に記載の発明のように、回転駆動軸(31)は、ギアボックス(5)近傍にて複数の分割駆動軸(310)に分割されていてもよい。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態は、車両に搭載される熱交換器(本実施形態では、ラジエータおよび冷媒放熱器)に冷却空気を送風する車両用送風装置に本発明を適用したものである。なお、ラジエータは、周知のごとく車両エンジン(内燃機関)の冷却水回路に接続され、車両エンジンにて吸熱して温度上昇した高温の冷却水の放熱(冷却)を行うものである。冷媒放熱器は、周知のごとく空調用冷凍サイクルの圧縮機吐出側に接続され、圧縮機吐出冷媒の放熱(冷却)を行うものである。本実施形態では、ラジエータは、冷媒放熱器より車両後方側に配置されている。
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態は、車両に搭載される熱交換器(本実施形態では、ラジエータおよび冷媒放熱器)に冷却空気を送風する車両用送風装置に本発明を適用したものである。なお、ラジエータは、周知のごとく車両エンジン(内燃機関)の冷却水回路に接続され、車両エンジンにて吸熱して温度上昇した高温の冷却水の放熱(冷却)を行うものである。冷媒放熱器は、周知のごとく空調用冷凍サイクルの圧縮機吐出側に接続され、圧縮機吐出冷媒の放熱(冷却)を行うものである。本実施形態では、ラジエータは、冷媒放熱器より車両後方側に配置されている。
図1は、本第1実施形態に係る車両用送風装置を車両後方側から見た分解斜視図である。図1に示すように、本実施形態の車両用送風装置は、送風機1およびファンシュラウド2を備えている。送風機1は、熱交換器(図示せず)の車両後方側(空気流れ下流側)に二つ並列に配置されている。この二つの送風機1は、単一のモータ3にて回転駆動されるようになっている。
ファンシュラウド2は、熱交換器の車両後方側に配置されている。ファンシュラウド2は、送風機1と熱交換器との隙間を閉塞して送風機1にて誘起された空気流が熱交換器を迂回して流れることを防止する機能と、送風機1を支持する機能とを有している。
また、ファンシュラウド2は、円筒状(リング状)のシュラウドリング部21と、ラジエータ(図示せず)の背面側の空間をリング部21まで滑らかな流路によって接続するシュラウド平面部22とを有している。そして、本実施形態では、シュラウドリング部21およびシュラウド平面部22等の各部分が全て一体となるように形成されている。本実施形態では、シュラウド平面部22は、空気流れ方向から見た投影面の外周形状が長方形状になっている。
シュラウドリング部21は、環状内部において、送風機1が後述するブレード11c、12cの先端に必要な大きさの隙間を残して自由に回転し得るベンチュリ型の流路空間を形成しており、その中で送風機1は後述するギアボックス5の回転軸11a、12aに支持され、かつ回転駆動される。本実施形態では、送風機1が二つ並列に配置されているため、シュラウドリング部21も送風機1に対応するように二つ並列に形成されている。また、シュラウド平面部22の車両後方側(空気流れ下流側)には、モータ3がブラケット4を介して固定されている。モータ3は、二つのシュラウドリング部31の中心同士を結ぶ中心線上に配置されている。
次に、本実施形態における送風機1の具体的構成を説明する。
図2は、本第1実施形態における送風機1を車両上方側から見た概略断面図である。図2に示すように、本実施形態の送風機1は、第1軸流ファン11および第2軸流ファン12を有する二重反転ファンを備えている。二つの軸流ファン11、12は、互いに直列に、すなわち回転軸11a、12aが同一直線上となるように配置されている。また、第1軸流ファン11は、第2軸流ファン12より車両前方側(空気流れ上流側)に配置されている。
二つの軸流ファン11、12は、互いに反対方向に回転するように構成されている。また、二つの軸流ファン11、12において、誘起する空気流の方向は同一となっている。これにより、第1軸流ファン11の出口で生じた円周方向の旋回流成分が、第2軸流ファン12の反転により打ち消されるため、第1軸流ファン11の出口で生じた旋回流の動圧分が、静圧として回収される。このため、通常の一連の軸流ファンと比較して高静圧が得られるので、図示しない熱交換器に送風する空気風量を増加させることができる。
二つの軸流ファン11、12は、それぞれボス部11b、12bから放射状に延びる複数枚のブレード11c、12cを有している。ボス部11b、12bは、例えば一端が閉じた筒状、すなわち断面略コの字形状に形成されており、円形状の底部11d、12dと、底部11d、12dの縁部から略直角に突出する側壁部11e、12eとを有している。底部11d、12dの中心部には、回転軸11a、12aの一端側がそれぞれ接続されている。側壁部11e、12eの外表面には、ブレード11c、12cが接続されている。そして、二つの軸流ファン11、12は、ボス部11b、12bの略コの字形状の凹部同士が対向するように、すなわち側壁部11e、12eの端部同士が対向するように配置されている。
また、モータ3(図1参照)の回転駆動軸31における二つの送風機1と対応する部位には、主動側ギア32がそれぞれ固定されている。この主動側ギア32は、例えば傘歯車等が使用される。
二つの軸流ファン11、12の回転軸11a、12aは、モータ3の回転駆動軸31に対してそれぞれ垂直に配置されている。また、回転軸11a、12aの他端側(すなわち、ボス部11b、12bに接続されていない側の端部)には、従動側ギア11f、12fがそれぞれ固定されている。従動側ギア11f、12fは、主動側ギア32とそれぞれ噛合しており、これによってモータ3の回転駆動力が、二つの軸流ファン11、12の回転軸11a、12aにそれぞれ伝達され、二つの軸流ファン11、12が互いに反対方向に回転するように構成されている。従動側ギア11f、12fも、傘歯車等の歯車が適宜使用される。
二つの軸流ファン11、12の回転軸11a、12aは、ギアボックス5に軸受11g、12gを介して回転可能に支持されている。このギアボックス5は、従動側ギア11f、12fとともに主動側ギア22をも収容しており、回転軸11a、12aと同様に回転駆動軸31をも軸受33を介して回転可能に支持している。
図1に戻り、ギアボックス5は、ファンシュラウド2に略水平に架け渡されたステー23に取り付けられている。本実施形態では、ステー33は、ギアボックス5の車両上下端部を支持するように二本平行に設けられている。
図3は、本第1実施形態に係る車両用送風装置を車両上方側から見た概略断面図である。なお、図3において、ギアボックス5の内部は図示を省略している。以下、二つのシュラウドリング部21のうちモータ3に近い側を第1シュラウドリング部21Aといい、モータ3から遠い側を第2シュラウドリング部21Bという。
図3に示すように、回転駆動軸31は、軸方向に三つの分割駆動軸310に分割されている。具体的には、回転駆動軸31は、モータ3と第1シュラウドリング部21Aとの間、および第1シュラウドリング部21Aと第2シュラウドリング部21Bの間、すなわち二つの送風機1の間にて分割されている。
そして、隣接する分割駆動軸310の間には継手6が設けられており、この継手6によって隣接する分割駆動軸310同士が接続されている。したがって、本実施形態では、継手6は、モータ3と第1シュラウドリング部21Aとの間、および第1シュラウドリング部21Aと第2シュラウドリング部21Bとの間に配設されている。継手6は、例えば金属よりなり、回転駆動軸31の軸方向に延びる略円筒状に形成されている。このように、三つの分割駆動軸310を二つの継手6により接続することで、二つの送風機1の配置方向(すなわち車両幅方向)に延びる一本の回転駆動軸31が形成されている。
以上説明したように、モータ3の回転駆動軸31を複数の分割駆動軸310に分割するとともに、隣接する分割駆動軸310同士を継手6で接続することで、回転駆動軸31とモータ3間、および回転駆動軸31とギアボックス5間に発生する位置ズレを吸収することができる。これにより、耐久性を向上させるとともに、騒音を低減することが可能となる。
ところで、継手6を送風機1の二つのブレード11c、12c間に配設する場合、継手6とブレード11c、12cとが接触しないように、継手6とブレード11c、12c間に所定の隙間を設定する必要がある。このため、継手6のサイズによっては送風機1の車両前後方向の寸法が大きくなってしまう。一方、車両への搭載寸法に制約がある場合には、継手6のサイズを小さくする必要があるため、十分な位置ズレ吸収効果を得ることができない。
これに対し、本実施形態のように、回転駆動軸31を、モータ3と第1シュラウドリング部21Aとの間、および第1シュラウドリング部21Aと第2シュラウドリング部21Bの間にて分割することで、継手6を送風機1のブレード11c、12cと干渉しない位置に配置することができるため、継手6のサイズを自由に設定することができる。このため、送風機1のブレード11c、12cとの隙間について考慮することなく、継手6のサイズを大きくすることができるので、十分な位置ズレ吸収効果を得ることができる。したがって、耐久性をより向上させるとともに、騒音をより低減することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図4に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態について図4に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図4は、本第2実施形態に係る車両用送風装置を車両上方側から見た概略断面図である。なお、図4において、ギアボックス5の内部は図示を省略している。以下、二つの送風機1のうち、モータ3に近い側を第1送風機1Aといい、モータ3から遠い側を第2送風機1Bという。
図4に示すように、本実施形態では、回転駆動軸31は、軸方向に五つの分割駆動軸310に分割されている。具体的には、回転駆動軸31は、モータ3と第1シュラウドリング部21Aとの間、第1送風機1Aのギアボックス5近傍のうちモータ3に近い側、第1送風機1Aのギアボックス5近傍のうちモータ3から遠い側、および第2送風機1Bのギアボックス5近傍のうちモータ3に近い側にて分割されている。
そして、隣接する分割駆動軸310の間には継手6が設けられており、この継手6によって隣接する分割駆動軸310同士が接続されている。したがって、本実施形態では、継手6は、モータ3と第1シュラウドリング部21Aとの間、第1送風機1Aのボス部11b、12bの外側かつボス部11b、12bの近傍のうちモータ3に近い側、第1送風機1Aのボス部11b、12bの外側かつボス部11b、12bの近傍のうちモータ3から遠い側、および第2送風機1Bのボス部11b、12bの外側かつボス部11b、12bの近傍のうちモータ3に近い側に配設されている。このように、五つの分割駆動軸310を四つの継手6により接続することで、第1、第2送風機1A、1Bの配置方向(すなわち車両幅方向)に延びる一本の回転駆動軸31が形成されている。
これにより、回転駆動軸31とモータ3間、および回転駆動軸31とギアボックス5間に発生する位置ズレを吸収することができるので、耐久性を向上させるとともに、騒音を低減することが可能となる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、送風機1を二つ並列に配置したが、これに限らず、送風機1を一つのみ配置した場合や、送風機1を三つ以上配置した場合であっても、本発明を適用することができる。
なお、上記各実施形態では、送風機1を二つ並列に配置したが、これに限らず、送風機1を一つのみ配置した場合や、送風機1を三つ以上配置した場合であっても、本発明を適用することができる。
また、上記各実施形態では、送風機1に二重反転ファンを用いたが、単列の軸流ファンを用いてもよい。
また、上記各実施形態では、モータ3を、ブラケット4を介してファンシュラウド2に固定し、ギアボックス5を、ステー23を介してファンシュラウド2に固定したが、これに限らず、それぞれファンシュラウド2に直接固定してもよい。
1 送風機
3 モータ
5 ギアボックス
6 継手
11a、12a 回転軸
11f、12f 従動側ギア
31 回転駆動軸
32 主動側ギア
310 分割駆動軸
3 モータ
5 ギアボックス
6 継手
11a、12a 回転軸
11f、12f 従動側ギア
31 回転駆動軸
32 主動側ギア
310 分割駆動軸
Claims (3)
- 車両に搭載され、熱交換器に空気を送風する並列に配置された複数の送風機(1)と、
前記複数の送風機(1)を回転駆動する単一のモータ(3)とを備える車両用送風装置であって、
前記モータ(3)の回転駆動軸(31)と前記複数の送風機(1)の回転軸(11a、12a)とは、それぞれギア(11f、12f、32)を介して連結されており、
前記ギア(11f、12f、32)は、ギアボックス(5)に収容されており、
前記回転駆動軸(31)および前記回転軸(11a、12a)は、前記ギアボックス(5)に回転可能に支持されており、
前記回転駆動軸(31)は、軸方向に複数の分割駆動軸(310)に分割されており、
前記複数の分割駆動軸(310)間には継手(6)が設けられており、前記継手(6)によって隣接する前記分割駆動軸(310)同士が接続されていることを特徴とする車両用送風装置。 - 前記回転駆動軸(31)は、前記複数の送風機(1)のうち前記モータ(3)に最も近い送風機(1)と前記モータ(3)との間、および隣接する前記送風機(1)の間のうち少なくとも一方にて複数の前記分割駆動軸(310)に分割されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用送風装置。
- 前記回転駆動軸(31)は、前記ギアボックス(5)近傍にて複数の前記分割駆動軸(310)に分割されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用送風装置。
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