JP4283284B2 - 補助装置、及び、建具 - Google Patents
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また、アームの、回動軸を挟んで前記ハンドルと反対側の部位により、突出部が設けられた移動部材を直接移動させるので、アームと移動部材との間に何ら部材を介在させることなく、障子を開けるためにハンドルを操作した方向とは反対の方向に移動部材を移動させることが可能である。このため、障子を開ける際に突出部により枠体を押圧させる補助装置を、更に簡単な機構にて実現させることが可能である。
障子を開ける際に把持されるハンドルの回動軸が縦框に沿う方向に設けられているので、障子を開ける方向とハンドルを回動させる方向とはほぼ同じ方向となるが、障子の移動方向が直線的であるのに対しハンドルは回動するため、ハンドルを回動させるにつれて障子を開く方向とハンドルを回動させる方向とに少しずつずれが生じる。このとき、操作する者が把持するハンドルが、アームに固定されたハンドル本体とは別に、ハンドル本体に回動自在に設けられた把持部を有するように構成されていると、ハンドルを回動させるにつれて生じる方向のずれを把持部の回動によって吸収させることが可能である。このため、操作する者は、障子を開ける方向とハンドルを回動させる方向とのずれを意識することなく障子を開くことが可能である。
このような補助装置によれば、ハンドルが障子に近づく方向は、ハンドルが障子から離れる方向と比較して、障子が開く方向に近いため、障子を開こうとして操作した力を効率よく作用させることが可能である。
このような建具によれば、障子を開くために操作した力を効率よく作用させることが可能な建具を提供することが可能である。
図示するように、本実施形態の建具10は、建物の開口に取り付けられる枠体11と、枠体11に設けられ見付け方向に移動自在な内障子12及び外障子14とを有している。そして、内障子12及び外障子14の縦框としての戸先框12a、14aに障子12、14を開閉する際に把持するハンドル31を備えた補助装置20が設けられている。
内障子12に設けられた補助装置20と外障子14に設けられた補助装置20とは、左右が反転した構造なので、ここでは図1の左側に示した外障子14に設けられた補助装置20を例に挙げて説明する。
図2は、本実施形態の補助装置の第1実施例を示す斜視図である。図3は、第1実施例の補助装置の構成を示す分解図である。
被支持部35bとキャップ部35cとの間には、上アーム35がケース21に取り付けられた際に、ケース21の外周面に沿って摺動される摺動部35dが、被支持部35b側に偏らせて設けられている。また、被支持部35bと摺動部35dとの間には、後述するレバーの一端側を移動させるための作用突部35e(図5参照)が設けられている。
キャップ部35cの下面には上方に向かって凹設された角穴35fが設けられている。角穴35fにはハンドル本体32の上端部に設けられた突部32aが挿入されて水平方向に締め込まれるねじ39によりキャップ部35cとハンドル本体32とが結合されている。
図6は、本実施形態の補助装置の第2実施例を示す斜視図である。図7は、第2実施例の補助装置の構成を示す分解図である。以下の説明においては、上記実施例と同様の部材については同一の符号を付し説明を省略する。
図8は、第2実施例におけるハンドル操作による動作を示す断面図である。図8(a)は、ハンドルが操作されていない状態を示し、図8(b)は、ハンドル操作によりローラがケースから突出し始めた状態を示し、図8(c)は、ローラがケースから最も突出した状態を示している。
26 レバー、29 ローラ、31 ハンドル、32 ハンドル本体、
33 外筒部、35,64 上アーム、36,65 下アーム、
70 スライド部、87 移動部材
Claims (5)
- 引き戸の障子を開くための補助装置であって、
前記障子を開閉する際に把持される棒状のハンドルと、
前記ハンドルの両端部にそれぞれねじにより前記ハンドルと結合され、前記障子の縦框に沿う回動軸を中心に前記ハンドルを回動させるためのアームと、
前記障子を開くために前記ハンドルを回動させた際に、前記アームの前記ハンドルが結合された端部と反対の端部側の部位により、前記障子が開く方向と反対の方向に、見付け方向に沿って前記障子より突出される突出部と、
見込み方向に沿って設けられた揺動軸と、
前記揺動軸に揺動自在に設けられたレバーと、
を備え、
前記突出部は、前記レバーにおける前記揺動軸より上方または下方のいずれか一方の腕部に設けられており、
回動された前記ハンドルの一方の端部に結合された前記アームにおける前記ハンドルが結合された端部と反対の端部側の部位にて、前記レバーの他方の腕部が移動されることにより、前記レバーが揺動されて前記突出部が突出することを特徴とする補助装置。 - 引き戸の障子を開くための補助装置であって、
前記障子を開閉する際に把持される棒状のハンドルと、
前記ハンドルの両端部にそれぞれねじにより前記ハンドルと結合され、前記障子の縦框に沿う回動軸を中心に前記ハンドルを回動させるためのアームと、
前記障子を開くために前記ハンドルを回動させた際に、前記アームの前記ハンドルが結合された端部と反対の端部側の部位により、前記障子が開く方向と反対の方向に、見付け方向に沿って前記障子より突出される突出部と、
前記ハンドルの両端部にそれぞれ結合された前記アームの、前記回動軸を挟んで前記ハンドルが結合された端部と反対の端部側の部位と係合し、前記アーム毎に設けられて見付け方向に移動する移動部材と、を備え、
前記突出部は前記移動部材に設けられており、
前記ハンドルの回動により前記移動部材が移動されることにより、前記突出部が見付け方向に突出することを特徴とする補助装置。 - 請求項1または請求項2に記載の補助装置であって、
前記ハンドルは、前記アームに固定されたハンドル本体と、
前記ハンドル本体に回動自在に設けられた把持部と、
を有することを特徴とする補助装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の補助装置であって、
前記障子を開く際には、前記ハンドルは当該障子に近づく方向に回動されることを特徴とする補助装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の補助装置を備えた障子と、
前記障子が移動可能に取り付けられる枠体と、
を有することを特徴とする建具。
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