JP6433798B2 - 開操作用補助装置及び建具 - Google Patents

開操作用補助装置及び建具 Download PDF

Info

Publication number
JP6433798B2
JP6433798B2 JP2015013528A JP2015013528A JP6433798B2 JP 6433798 B2 JP6433798 B2 JP 6433798B2 JP 2015013528 A JP2015013528 A JP 2015013528A JP 2015013528 A JP2015013528 A JP 2015013528A JP 6433798 B2 JP6433798 B2 JP 6433798B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
shoji
action point
cover
respect
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015013528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016138393A (ja
Inventor
奈央 梅澤
奈央 梅澤
俊輔 山口
俊輔 山口
麻美 溝口
麻美 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
Priority to JP2015013528A priority Critical patent/JP6433798B2/ja
Priority to CN201510915689.5A priority patent/CN105822171B/zh
Priority to TW104143779A priority patent/TWI588345B/zh
Priority to MYPI2016000083A priority patent/MY181867A/en
Publication of JP2016138393A publication Critical patent/JP2016138393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6433798B2 publication Critical patent/JP6433798B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F13/00Mechanisms operated by the movement or weight of a person or vehicle
    • E05F13/02Mechanisms operated by the movement or weight of a person or vehicle by devices, e.g. lever arms, affected by the movement of the user
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B1/00Knobs or handles for wings; Knobs, handles, or press buttons for locks or latches on wings

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

本発明は、開口枠に対して開閉可能に配設された障子の戸先部分に取り付けられ、開口枠に対して閉じた状態の障子を開く際に操作力を軽減するように動作する開操作用補助装置及び建具に関するものである。
開口枠に対して障子が開閉可能に配設された建具には、閉じた状態の障子を開き方向に操作する際の操作力を軽減するように動作する開操作用補助装置を備えたものがある。この種の開操作用補助装置は、てこの原理を利用して障子を開き始める際に必要となる操作力を軽減し、障子の開き操作を容易化しようとするものである。例えば、左右方向にスライドする障子を備えた建具の場合には、開操作用補助装置として、戸先に位置する縦框の見付け面に引手部材及び作動部材が設けられている。
引手部材は、力点部と作用点部との間に支点部を有し、支点部を介して台座に回転可能に支持されたものである。この引手部材は、回転中心が鉛直方向に沿った状態で台座を介して縦框に取り付けられている。引手部材の力点部は、台座の外部に配設され、縦框の見付け面に対してほぼ直角となる常態位置と、突出端部が戸尻側に向いた動作位置との間を移動することが可能である。引手部材の作用点部は、台座の内部に配設されており、力点部の移動に伴って台座の内部を障子のスライド方向に沿って移動可能である。
作動部材は、台座において戸先に位置する縦枠の見込み面に対向する位置に配置され、障子のスライド方向に沿って移動可能に配設されている。この作動部材は、台座に対して突出した場合に突出端部が縦枠の見込み面に当接することが可能である。作動部材において台座の内部に配置される基端部には、引手部材の作用点部が係合されている。
上記のような開操作用補助装置を備える建具によれば、引手部材の力点部に手を掛けて障子を開く方向に力を加えると、作動部材が縦枠の見込み面に当接された状態で台座から突出することになる。これにより、縦枠からの反力が障子を開く方向に作用することになり、障子を開き始める際に必要となる操作力を軽減することが可能となる。尚、障子が開いた後においては、引手部材が常態位置に復帰され、作動部材が退行した状態となるため、作動部材が障子を閉じる際の邪魔になることはない(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−97248号公報
上記のような開操作用補助装置では、適用する建具の意匠性を考慮した場合、特許文献1の図12に示されているように、引手部材の作用点部が台座の外部から見えないように、周囲をカバー部によって覆うように構成することが好ましい。また、台座を樹脂によって成形した場合には、金属によって成形する場合に比べて製造コストを大幅に低減できるばかりか、外観品質を向上させることも可能となる。
ここで、上述した開操作用補助装置においては、開いた状態の障子を閉じる際にも引手部材の力点部に操作力が加えられる場合がある。すなわち、常態位置に配置された引手部材は、縦框の見付け面からほぼ直角に突出した構成となるため、力点部が手掛かりとなり易く、力が加えられた状態で障子が閉じる方向にスライドされる場合がある。引手部材の力点部に障子を閉じる方向の操作力が加えられた場合には、台座の内部に配置された作用点部が戸尻方向に回転しようとする。このため、意匠性を向上させるべく作用点部の周囲にカバー部が配置されていた場合には、作用点部を介してカバー部に操作力が加えられることになる。従って、台座が樹脂によって成形されている場合には、障子を閉じる際に加えられる操作力によってカバー部に損傷を来すおそれが生じる。尚、上述の問題は開口枠に対して障子が面外方向に開くように構成した建具においても同様に生じ得るものである。
本発明は、上記実情に鑑みて、適用する建具の意匠性を向上させ、かつ製造コストの低減を図ることのできる開操作用補助装置及び建具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る開操作用補助装置は、建具の開口枠に対して開閉可能に配設された障子の戸先部分に取り付けられる台座と、前記障子が閉じている場合に突出端部が前記開口枠に当接可能となる状態で前記台座に移動可能に配設した作動部材と、回転中心となる支点部を挟んで互いに異なる方向に延在した力点部及び作用点部を有し、前記力点部が前記台座の外部に位置するとともに、前記作用点部が前記作動部材の基端部に係合した状態で前記支点部を介して前記台座に回転可能に配設した引手部材とを備え、前記引手部材を所定の常態位置に配置した場合には前記台座に対して前記作動部材を退行した状態に維持し、一方、前記障子が閉じた状態から前記引手部材を回転させて所定の動作位置に移動させた場合には前記作用点部を介して前記作動部材を前記台座に対して突出方向に移動させ、前記突出端部を介して前記開口枠を押圧するようにした開操作用補助装置において、前記台座には、前記引手部材の回転中心を含み、かつ前記障子との取付面に直交する仮想の直交面を挟んで両側に位置する部位にそれぞれ前記引手部材の作用点部を覆うようにカバー部を設けるとともに、前記仮想の直交面の一方側に位置するカバー部と他方側に位置するカバー部との間に架け渡すように補強部材が設けてあり、前記引手部材の両端部にそれぞれ支持軸部材を設け、前記台座に前記支持軸部材の外周面に当接する軸受台部を形成するとともに、前記補強部材には前記軸受台部との間に前記支持軸部材を挟持する軸支持片部を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、カバー部によって引手部材の作用点部が覆われているため、適用する建具の意匠性を高めることができる。しかも、台座のカバー部には、補強部材を設けるようにしている。このため、障子を閉じる際に引手部材の力点部に操作力が加えられた場合にも、カバー部に損傷を来すおそれがなく、台座を樹脂によって成形することが可能となる。補強部材としては金属製のものを適用することが好ましい。台座を補強する補強部材は、外部に露出して配置される部品ではないため、外観品質に考慮する必要がなく表面処理を施す必要もない。従って、補強部材として金属製のものを適用した場合にも、台座を金属によって成形する場合に比べて製造コストを抑えることが可能となる。
この発明によれば、台座の軸受台部と補強部材の軸支持部とによって引手部材の支持軸部材が回転可能に挟持されるため、台座を樹脂によって成形した場合にも支持軸部材を確実に支持することができる。
また本発明に係る開操作用補助装置は、建具の開口枠に対して開閉可能に配設された障子の戸先部分に取り付けられる台座と、前記障子が閉じている場合に突出端部が前記開口枠に当接可能となる状態で前記台座に移動可能に配設した作動部材と、回転中心となる支点部を挟んで互いに異なる方向に延在した力点部及び作用点部を有し、前記力点部が前記台座の外部に位置するとともに、前記作用点部が前記作動部材の基端部に係合した状態で前記支点部を介して前記台座に回転可能に配設した引手部材とを備え、前記引手部材を所定の常態位置に配置した場合には前記台座に対して前記作動部材を退行した状態に維持し、一方、前記障子が閉じた状態から前記引手部材を回転させて所定の動作位置に移動させた場合には前記作用点部を介して前記作動部材を前記台座に対して突出方向に移動させ、前記突出端部を介して前記開口枠を押圧するようにした開操作用補助装置において、前記台座には、前記引手部材の回転中心を含み、かつ前記障子との取付面に直交する仮想の直交面を挟んで両側に位置する部位にそれぞれ前記引手部材の作用点部を覆うようにカバー部を設けるとともに、前記仮想の直交面の一方側に位置するカバー部と他方側に位置するカバー部との間に架け渡すように補強部材が設けてあり、前記補強部材は、一方のカバー部と他方のカバー部との間に架け渡すように配置される平板状の基板部と、前記基板部からそれぞれ同一方向に向けてほぼ直角に屈曲するように延在し、前記台座のカバー部に設けた凹溝に収容されるカバー補強部とを有し、前記基板部の外表面が前記障子との取付面となるものであり、前記台座において前記取付面に近接した部分の内表面には内方に向けて突出するように突起を形成し、かつ前記補強部材の基板部において前記突起に対応する部分には、前記取付面となる外表面に対して凹状となる係合面を形成したことを特徴とする。
この発明によれば、台座の突起を補強部材の係合面に係合させることにより、建具に取り付ける以前においても台座と補強部材とを一体に取り扱うことができる。しかも、突起が台座の取付面から突出しないため、建具への取り付けが容易、かつ確実なものとなる。
また本発明に係る開操作用補助装置は、建具の開口枠に対して開閉可能に配設された障子の戸先部分に取り付けられる台座と、前記障子が閉じている場合に突出端部が前記開口枠に当接可能となる状態で前記台座に移動可能に配設した作動部材と、回転中心となる支点部を挟んで互いに異なる方向に延在した力点部及び作用点部を有し、前記力点部が前記台座の外部に位置するとともに、前記作用点部が前記作動部材の基端部に係合した状態で前記支点部を介して前記台座に回転可能に配設した引手部材とを備え、前記引手部材を所定の常態位置に配置した場合には前記台座に対して前記作動部材を退行した状態に維持し、一方、前記障子が閉じた状態から前記引手部材を回転させて所定の動作位置に移動させた場合には前記作用点部を介して前記作動部材を前記台座に対して突出方向に移動させ、前記突出端部を介して前記開口枠を押圧するようにした開操作用補助装置において、前記台座には、前記引手部材の回転中心を含み、かつ前記障子との取付面に直交する仮想の直交面を挟んで両側に位置する部位にそれぞれ前記引手部材の作用点部を覆うようにカバー部を設けるとともに、前記仮想の直交面の一方側に位置するカバー部と他方側に位置するカバー部との間に架け渡すように補強部材が設けてあり、前記補強部材は、一方のカバー部と他方のカバー部との間に架け渡すように配置される平板状の基板部と、前記基板部からそれぞれ同一方向に向けてほぼ直角に屈曲するように延在し、前記台座のカバー部に設けた凹溝に収容されるカバー補強部とを有し、前記基板部の外表面が前記障子との取付面となるものであり、前記作動部材が前記台座に対して退行するように前記引手部材を回転させた場合に前記作用点部が近接する側のカバー部には、前記作用点部に対向する部位まで前記カバー補強部を配設したことを特徴とする。
この発明によれば、引手部材の力点部を介して障子を閉じる方向に操作力が加えられた場合、カバー部において補強部材のカバー補強部が配設された部分に引手部材の作用点部が当接することになるため、カバー部の損傷をより確実に防止することができる。
また本発明に係る建具は、上述したいずれか一つに記載の開操作用補助装置を障子の戸先に位置する框の見付け面に取り付けたことを特徴とする。
この発明によれば、カバー部によって引手部材の作用点部を覆っているため、建具の意匠性を高めることができる。しかも、台座のカバー部には、補強部材を設けるようにしている。このため、障子を閉じる際に引手部材の力点部に操作力が加えられた場合にも、カバー部に損傷を来すおそれがなく、台座を樹脂によって成形することが可能となり、製造コストを抑えることが可能となる。
本発明によれば、カバー部によって引手部材の作用点部が覆われているため、適用する建具の意匠性を高めることができる。しかも、台座のカバー部には、補強部材を設けるようにしている。このため、障子を閉じる際に引手部材の力点部に操作力が加えられた場合にも、カバー部に損傷を来すおそれがなく、台座を樹脂によって成形することが可能となり、製造コストの低減を図ることが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態である開操作用補助装置を適用した建具を室内側から見た図である。 図2は、図1に示した開操作用補助装置を示したもので、(a)は引手部材が常態位置に配置された場合の外観斜視図、(b)は引手部材が動作位置に配置された場合の外観斜視図である。 図3は、図1に示した開操作用補助装置を示したもので、(a)は引手部材が常態位置に配置された場合の底面一部破断図、(b)は引手部材が動作位置に配置された場合の底面一部破断図である。 図4は、図1に示した開操作用補助装置の構成要素を示す分解斜視図である。 図5は、図1に示した開操作用補助装置の台座及び補強部材を示す分解斜視図である。 図6は、図1におけるA−A線拡大断面図である。 図7は、図1におけるB−B線拡大断面図である。 図8は、図3の(a)におけるC−C線拡大断面図である。 図9は、図1に示した建具の要部を拡大して示したもので、(a)は開操作用補助装置が常態位置に配置された場合の横断面図、(b)は、開操作用補助装置が動作位置に配置された場合の横断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る開操作用補助装置及び建具の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である開操作用補助装置を適用した建具を示したものである。ここで例示する建具は、開口枠10に対して2枚の障子20を左右方向に沿ってスライド可能に支持させた引き違い窓である。
開口枠10は、上枠11、下枠12及び左右の縦枠13を四周枠組みすることによって矩形状に構成してある。2枚の障子20は、いずれも矩形状を成すガラス21の四周に上框22、下框23及び左右の縦框24,25を装着することによって構成したものである。これらの障子20は、互いに戸尻側となる縦框25を重ね合わせた状態で左右に並設した場合に開口枠10を閉じることのできる大きさに形成してある。尚、以下においてはそれぞれの障子20において、戸尻側の縦框を「戸尻框25」、戸先側の縦框を「戸先框24」と称して両者を区別することとする。
それぞれの障子20には、戸先框24の室内側に臨む見付け面に開操作用補助装置30が設けてある。開操作用補助装置30は、閉じた状態の障子20を開き方向にスライドする際に操作力を軽減するように動作するもので、引手部材31、台座32及び作動部材33を備えている。
引手部材31は、障子20を開き方向にスライドする際に操作力を加える部分であり、図2〜図6に示すように、支点部31aと、支点部31aから互いに反対方向に向けて延在した力点部31b及び作用点部31cとを一体に成形して構成してある。支点部31aは、戸先框24の長手方向に沿って延在し、その両端部にそれぞれ支持軸部材34を備えている。支持軸部材34は、細径の円柱状部材であり、互いに軸心を合致させた状態で、支点部31aの両端部から突出するように配設してある。力点部31bは、支持軸部材34の軸心を中心として径方向に延在する部分であり、支持軸部材34からの延在長さが作用点部31cよりも大きくなるように構成してある。作用点部31cは、支点部31aのほぼ中心となる部分に設けてある。作用点部31cの両側には、ストッパ部31dが設けてある。
台座32は、引手部材31よりも大きな縦横寸法を有したものである。この台座32には、中央部分に収容孔32aが設けてあるとともに、収容孔32aの両端に位置する部分に軸受台部32bが設けてある。収容孔32aは、台座32の上面から底面にわたって貫通したもので、底面側から引手部材31の力点部31bを通過させることのできる大きさに形成してある。軸受台部32bは、底面に向けて開口する円弧状の凹面であり、支持軸部材34を摺動可能に収容することのできる大きさに形成してある。図3及び図6からも明らかなように、2つの軸受台部32bは、円弧状の凹面が互いに同一の軸心上に位置し、かつそれぞれ台座32の一方側の長辺に近接するようにオフセットして設けてある。尚、以下においては便宜上、台座32の2つの長辺のうち、軸受台部32bが近接する方を後方側、もう一方を前方側と称することとする。
上述した引手部材31は、力点部31bが台座32の上面から突出する状態で収容孔32aに配置し、それぞれの支持軸部材34を軸受台部32bに配置することにより、台座32に対して支持軸部材34の軸心を中心として回転可能に支持させてある。図2及び図6からも明らかなように、台座32において引手部材31の作用点部31c及びストッパ部31dに対向する部位には、その周囲全周にカバー部32cが設けてある。カバー部32cは、底面32c1が全周にわたって同一の平面上に位置するように設けてある。カバー部32cの底面32c1は、後述の補強部材40における基板部41の外表面41aとともに台座32の取付面を構成するものである。カバー部32cには、支持軸部材34の軸心を含み、かつ台座32の底面32c1に直交する仮想直交面CPに対して前方側に位置する部分(以下、「前方カバー部32c」という)に窓穴32dが設けてある。窓穴32dは、前方カバー部32cにおいて引手部材31の作用点部31cに対応する部位に開口した略矩形状の切欠である。
台座32と引手部材31との間には、バネ部材35が設けてある。バネ部材35は、台座32と共に引手部材31の回転姿勢を規定するものである。具体的には、操作力を加えていない場合、引手部材31はバネ部材35の弾性力により図6において反時計回りに付勢されており、仮想直交面CPに対して後方側に位置するカバー部(以下、「後方カバー部32c」という)に当接し、力点部31bが台座32の底面32c1に対してほぼ直角となるように配置される(常態位置)。この状態から力点部31bに操作力を付与し、バネ部材35の弾性力に抗して引手部材31を図6において時計回りに回転させると、作用点部31cが前方カバー部32cに近接した位置に配置される(動作位置)。さらに、動作位置に配置された状態から引手部材31に加えていた操作力を除去した場合には、バネ部材35の弾性復元力によって図6において反時計回りに回転し、引手部材31が常態位置に復帰する。
作動部材33は、直方体状を成す部材であり、台座32の窓穴32dを介して前方カバー部32cから突出した状態と退行した状態とにスライドすることが可能である。図には明示していないが、作動部材33において台座32のカバー部32cに収容された部分には、引手部材31の作用点部31cが傾動可能に係合してある。これにより、支持軸部材34を中心として引手部材31を回転させた場合には、作動部材33が台座32に対してスライドすることになる。すなわち、引手部材31を常態位置に配置した場合には、作用点部31cが後方カバー部32cに近接するため、台座32に対して作動部材33が最も退行した位置に配置された状態となる。一方、引手部材31を動作位置に配置した場合には、作用点部31cが前方カバー部32cに近接する方向に移動するため、作用点部31cに係合した作動部材33が台座32から突出した位置に配置されることになる。
また、上述の開操作用補助装置30には、台座32に補強部材40が設けてある。補強部材40は、台座32の収容孔32aを覆う大きさを有した基板部41と、基板部41の両側からそれぞれほぼ直角に屈曲するように延在した一対のカバー補強部42とを有したものである。本実施の形態では、台座32が樹脂によって成形してあるのに対して、補強部材40が金属によって成形してある。補強部材40の基板部41及びカバー補強部42は、一体に構成してある。
補強部材40には、基板部41において台座32の軸受台部32bに対応する部位にそれぞれ軸支持片部43が設けてある。軸支持片部43は、基板部41をカバー補強部42と同じ方向に切り起こすことによって形成したもので、個々の先端部が台座32の軸受台部32bに対向するように構成してある。図6からも明らかなように、軸支持片部43の先端部には、支持軸部材34の周面に摺接することのできる半円弧状の凹部が形成してある。これらの軸支持片部43は、基板部41の外表面(取付面)41aを台座32の底面32c1と同一の平面上に位置させた場合に個々の先端部と台座32の軸受台部32bとの間に支持軸部材34を挟持できるようにそれぞれの寸法が設定してある。
この補強部材40は、カバー補強部42をそれぞれ前方カバー部32c及び後方カバー部32cに設けた凹溝32fに挿入することにより、これら前方カバー部32c及び後方カバー部32cの間に架け渡すように配置され、カバー部32cに設けた突起32eを基板部41に係合させることによって台座32に取り付けてある。突起32eは、台座32のカバー部32cにおいて長手方向の両端部に位置する部分から内方に向けて突出したもので、図8に示すように、台座32の底面32c1からは突出しないように構成してある。一方、突起32eが係合される補強部材40の基板部41には、突起32eに対応した寸法の凹状となる係合面41bが設けてある。従って、補強部材40における基板部41の外表面41aは、カバー部32cの底面32c1と同一の平面上に位置し、台座32の取付面を構成している。
台座32に取り付けられた補強部材40は、図6に示すように、後方カバー部32cの凹溝32fに挿入されるカバー補強部42が引手部材31の作用点部31cに対向する高さ位置まで達している。軸支持片部43は、軸受台部32bとの間に支持軸部材34を回転可能に挟持した状態にある。
上記のように構成した開操作用補助装置30は、作動部材33が戸先に位置する縦枠13に対向する姿勢で台座32及び補強部材40を介して戸先框24にネジ部材(図示せず)を螺合することにより、戸先框24の見付け面において高さ方向のほぼ中央となる部位に取り付けられる。戸先に位置する縦枠13との間には、引手部材31が常態位置にある場合、図1中の左方及び図9の(a)に示すように、障子20を閉じた場合にも作動部材33が縦枠13から離隔し、一方、引手部材31が動作位置に移動する途中の段階で作動部材33の突出端部33aが縦枠13に当接することのできる寸法が確保してある。尚、図2中の符号36は、台座32に螺合したネジ部材(図示せず)の頭部を覆い隠すためのカバー部材である。
いま、障子20が閉じた状態において引手部材31の力点部31bを図1中の反時計回りに回転させると、引手部材31が動作位置に移動する途中の段階で作動部材33の突出端部33aが縦枠13に当接することになり、その後、さらに力点部31bに同方向の操作力を付与すると、突出端部33aが縦枠13に当接した状態で作動部材33が突出し、縦枠13からの反力が障子20を開く方向に作用する。従って、上述の開操作用補助装置30によれば、てこの原理により、障子20を開き始める際に必要となる操作力を軽減することが可能となる。
障子20が開いた後においては、バネ部材35の弾性復元力によって引手部材31が常態位置に復帰され、作動部材33が退行した状態となる。従って、この状態から障子20を閉じる方向に操作力を付与すれば、作動部材33が邪魔になることなく、障子20を閉じた状態までスライドさせることが可能である。障子20を閉じる際には、引手部材31の力点部31bに操作力を加えれば、引手部材31が手掛かりとなるため、その操作を容易に行うことができる。
ここで、引手部材31の力点部31bに障子20を閉じる方向の操作力が加えた場合には、台座32の内部に配置された作用点部31cを介して後方カバー部32cに操作力が加えられることになる。上述したように後方カバー部32cを含む台座32は、樹脂によって成形したものである。しかしながら、後方カバー部32cには、前方カバー部32cとの間にわたるように金属製の補強部材40が設けてある。特に、後方カバー部32cには、引手部材31の作用点部31cに対向する高さ位置まで達するようにカバー補強部42が設けてある。従って、引手部材31の力点部31bに障子20を閉じる方向の操作力が加えた場合にも、台座32の後方カバー部32cに損傷を来すおそれがない。
しかも、台座32を樹脂によって成形するようにしているため、金属によって成形する場合に比べて外観に暖かみを持たせることができる。また、引手部材31の操作状況に関わらず、常に作用点部31cが台座32のカバー部32cによって覆われた状態となる。これらの結果、適用する建具の意匠性を向上させることができる。さらに、台座32を補強する補強部材40については、外部に露出して配置される部品ではないため、外観品質に考慮する必要がなく表面処理を施す必要もない。このため、台座32を金属によって成形する場合に比べて開操作用補助装置30を安価に製造することが可能である。
尚、上述した実施の形態では、開口枠10に対して2枚の障子20を左右方向に沿ってスライド可能に支持させた引き違い窓を例示しているが、開口枠に対して1枚の障子が左右方向にスライドする片引き窓や、障子が上下方向に沿ってスライドする上げ下げ窓等々、開口枠に対して障子がスライド可能に配設された建具でも良いし、開口枠に対して障子が面外方向に開くように開閉する建具にも適用することが可能である。
10 開口枠、20 障子、24 戸先框、30 開操作用補助装置、31 引手部材、31a 支点部、31b 力点部、31c 作用点部、32 台座、32b 軸受台部、32c カバー部、32c1 取付面、32e 突起、32f 凹溝、33 作動部材、33a 突出端部、34 支持軸部材、40 補強部材、41 基板部、41a 外表面、41b 係合面、42 カバー補強部、43 軸支持片部、CP 仮想直交面

Claims (4)

  1. 建具の開口枠に対して開閉可能に配設された障子の戸先部分に取り付けられる台座と、
    前記障子が閉じている場合に突出端部が前記開口枠に当接可能となる状態で前記台座に移動可能に配設した作動部材と、
    回転中心となる支点部を挟んで互いに異なる方向に延在した力点部及び作用点部を有し、前記力点部が前記台座の外部に位置するとともに、前記作用点部が前記作動部材の基端部に係合した状態で前記支点部を介して前記台座に回転可能に配設した引手部材と
    を備え、前記引手部材を所定の常態位置に配置した場合には前記台座に対して前記作動部材を退行した状態に維持し、一方、前記障子が閉じた状態から前記引手部材を回転させて所定の動作位置に移動させた場合には前記作用点部を介して前記作動部材を前記台座に対して突出方向に移動させ、前記突出端部を介して前記開口枠を押圧するようにした開操作用補助装置において、
    前記台座には、前記引手部材の回転中心を含み、かつ前記障子との取付面に直交する仮想の直交面を挟んで両側に位置する部位にそれぞれ前記引手部材の作用点部を覆うようにカバー部を設けるとともに、前記仮想の直交面の一方側に位置するカバー部と他方側に位置するカバー部との間に架け渡すように補強部材が設けてあり、
    前記引手部材の両端部にそれぞれ支持軸部材を設け、前記台座に前記支持軸部材の外周面に当接する軸受台部を形成するとともに、前記補強部材には前記軸受台部との間に前記支持軸部材を挟持する軸支持片部を設けたことを特徴とする開操作用補助装置。
  2. 建具の開口枠に対して開閉可能に配設された障子の戸先部分に取り付けられる台座と、
    前記障子が閉じている場合に突出端部が前記開口枠に当接可能となる状態で前記台座に移動可能に配設した作動部材と、
    回転中心となる支点部を挟んで互いに異なる方向に延在した力点部及び作用点部を有し、前記力点部が前記台座の外部に位置するとともに、前記作用点部が前記作動部材の基端部に係合した状態で前記支点部を介して前記台座に回転可能に配設した引手部材と
    を備え、前記引手部材を所定の常態位置に配置した場合には前記台座に対して前記作動部材を退行した状態に維持し、一方、前記障子が閉じた状態から前記引手部材を回転させて所定の動作位置に移動させた場合には前記作用点部を介して前記作動部材を前記台座に対して突出方向に移動させ、前記突出端部を介して前記開口枠を押圧するようにした開操作用補助装置において、
    前記台座には、前記引手部材の回転中心を含み、かつ前記障子との取付面に直交する仮想の直交面を挟んで両側に位置する部位にそれぞれ前記引手部材の作用点部を覆うようにカバー部を設けるとともに、前記仮想の直交面の一方側に位置するカバー部と他方側に位置するカバー部との間に架け渡すように補強部材が設けてあり、
    前記補強部材は、一方のカバー部と他方のカバー部との間に架け渡すように配置される平板状の基板部と、前記基板部からそれぞれ同一方向に向けてほぼ直角に屈曲するように延在し、前記台座のカバー部に設けた凹溝に収容されるカバー補強部とを有し、前記基板部の外表面が前記障子との取付面となるものであり、
    前記台座において前記取付面に近接した部分の内表面には内方に向けて突出するように突起を形成し、かつ前記補強部材の基板部において前記突起に対応する部分には、前記取付面となる外表面に対して凹状となる係合面を形成したことを特徴とする開操作用補助装置。
  3. 建具の開口枠に対して開閉可能に配設された障子の戸先部分に取り付けられる台座と、
    前記障子が閉じている場合に突出端部が前記開口枠に当接可能となる状態で前記台座に移動可能に配設した作動部材と、
    回転中心となる支点部を挟んで互いに異なる方向に延在した力点部及び作用点部を有し、前記力点部が前記台座の外部に位置するとともに、前記作用点部が前記作動部材の基端部に係合した状態で前記支点部を介して前記台座に回転可能に配設した引手部材と
    を備え、前記引手部材を所定の常態位置に配置した場合には前記台座に対して前記作動部材を退行した状態に維持し、一方、前記障子が閉じた状態から前記引手部材を回転させて所定の動作位置に移動させた場合には前記作用点部を介して前記作動部材を前記台座に対して突出方向に移動させ、前記突出端部を介して前記開口枠を押圧するようにした開操作用補助装置において、
    前記台座には、前記引手部材の回転中心を含み、かつ前記障子との取付面に直交する仮想の直交面を挟んで両側に位置する部位にそれぞれ前記引手部材の作用点部を覆うようにカバー部を設けるとともに、前記仮想の直交面の一方側に位置するカバー部と他方側に位置するカバー部との間に架け渡すように補強部材が設けてあり、
    前記補強部材は、一方のカバー部と他方のカバー部との間に架け渡すように配置される平板状の基板部と、前記基板部からそれぞれ同一方向に向けてほぼ直角に屈曲するように延在し、前記台座のカバー部に設けた凹溝に収容されるカバー補強部とを有し、前記基板部の外表面が前記障子との取付面となるものであり、
    前記作動部材が前記台座に対して退行するように前記引手部材を回転させた場合に前記作用点部が近接する側のカバー部には、前記作用点部に対向する部位まで前記カバー補強部を配設したことを特徴とする開操作用補助装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の開操作用補助装置を障子の戸先に位置する框の見付け面に取り付けたことを特徴とする建具。
JP2015013528A 2015-01-27 2015-01-27 開操作用補助装置及び建具 Active JP6433798B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015013528A JP6433798B2 (ja) 2015-01-27 2015-01-27 開操作用補助装置及び建具
CN201510915689.5A CN105822171B (zh) 2015-01-27 2015-12-10 打开操作用辅助装置和门窗
TW104143779A TWI588345B (zh) 2015-01-27 2015-12-25 Operate operating aids and doors and windows
MYPI2016000083A MY181867A (en) 2015-01-27 2016-01-18 Opening operation assist device and sash window assembly

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015013528A JP6433798B2 (ja) 2015-01-27 2015-01-27 開操作用補助装置及び建具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016138393A JP2016138393A (ja) 2016-08-04
JP6433798B2 true JP6433798B2 (ja) 2018-12-05

Family

ID=56514665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015013528A Active JP6433798B2 (ja) 2015-01-27 2015-01-27 開操作用補助装置及び建具

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6433798B2 (ja)
CN (1) CN105822171B (ja)
MY (1) MY181867A (ja)
TW (1) TWI588345B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7304832B2 (ja) * 2020-02-26 2023-07-07 株式会社システックキョーワ 引き戸の開き装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001311358A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Daihatsu Diesel Mfg Co Ltd パワーアシスト型引戸
JP2003013634A (ja) * 2001-07-03 2003-01-15 Shin Nikkei Co Ltd 引き戸の開き装置
JP4231223B2 (ja) * 2001-12-27 2009-02-25 株式会社ニフコ 引戸用取手
JP4823479B2 (ja) * 2003-09-22 2011-11-24 株式会社エクセルシャノン 引戸用の開閉装置およびこれを用いた建物開口部
JP2006097248A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Nakanishi Metal Works Co Ltd 開口部装置
US7739835B2 (en) * 2004-12-16 2010-06-22 Steven Levine Opening device
JP5032098B2 (ja) * 2006-11-16 2012-09-26 不二サッシ株式会社 引戸の障子開放装置
JP5450210B2 (ja) * 2010-01-22 2014-03-26 アイシン機工株式会社 アシストハンドル
JP5393522B2 (ja) * 2010-02-15 2014-01-22 アイシン機工株式会社 アシストハンドル
TWM389756U (en) * 2010-05-14 2010-10-01 xiu-wen Wang Door/window pushrod and door/window provided with the same
CN202788181U (zh) * 2012-07-09 2013-03-13 卢兆坚 门窗执手
CN202850609U (zh) * 2012-11-05 2013-04-03 浙江瑞德建筑五金有限公司 门窗执手

Also Published As

Publication number Publication date
TW201627564A (zh) 2016-08-01
JP2016138393A (ja) 2016-08-04
CN105822171B (zh) 2017-09-29
TWI588345B (zh) 2017-06-21
MY181867A (en) 2021-01-11
CN105822171A (zh) 2016-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8910783B2 (en) Electronic cigarette case
US9289879B2 (en) Hinge assembly for an angle grinder dust shroud
CA2899528A1 (en) Electronic cigarette case
US20150230356A1 (en) Waterproof structure and electronic apparatus
CN104727630A (zh) 锁装置和门窗
JP6433798B2 (ja) 開操作用補助装置及び建具
TWI502326B (zh) 門板裝置及儲存設備
JP6567353B2 (ja) 回転把手
US20160374463A1 (en) Multifunctional storage device
JP6356024B2 (ja) 建具
EP1980696A2 (en) Hinge unit and container having the same
JP5393522B2 (ja) アシストハンドル
JP5591660B2 (ja) 建具
TWI666373B (zh) 開關門的安裝構造
JP2012112182A (ja) 錠装置及び建具
JP6393049B2 (ja) 建具
JP6951588B2 (ja) ヒンジ装置
JP3197325U (ja) ネットワークソケット
KR20170054641A (ko) 도어 잠금장치
JP2005282253A (ja) 扉の取付構造
JP5269272B2 (ja) スイッチレバー装置
JP6910071B2 (ja) ゲーム機用上部蝶番
JP6767536B2 (ja) 上げ下げ窓
JP6511261B2 (ja) 遊技機のフロント扉軸支構造
JP4856583B2 (ja) 回路遮断器のハンドルロック装置、及び回路遮断器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6433798

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150