JP4823479B2 - 引戸用の開閉装置およびこれを用いた建物開口部 - Google Patents

引戸用の開閉装置およびこれを用いた建物開口部 Download PDF

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Description

本発明は、把手に手を掛けて引戸の開閉を行う際に、その開閉を容易に行うための開閉装置、およびこれを用いた建物開口部に関する。
技術背景
近年、室内の気密性を高めるために、引戸における戸先側の縦框と、窓枠または開口枠(以下、本明細書においては、開口枠をも含めて窓枠と指称する)との間にビードなどの気密部材を介在させたり、凹凸嵌合させるなどの気密保持手段が施される傾向にある。また、冷暖房時の省エネルギーの観点からの断熱性や、騒音公害に対する遮音性などの向上のために、二重ガラス構造用の合成樹脂製窓框を使用した引戸が用いられる場合は、戸先の横幅が大きいものとなる。これらの引戸を密閉状態から開放させようとする場合、戸先と窓枠との密着性が高いため、開放当初の抵抗力が大きく、初動時に強い力を必要とする。そのため、高齢者や子供等には、引戸を開けることが容易でないというのが実状である。
これに対応する手段としては、例えば、特許文献1には、図10、および図11に示すように、一端部に力点(a0)を、他端部に作用点(b0)を、中間部に支点(c0)を有するレバーハンドル(01)を、前記力点(a0)に引戸(02)を開放する方向の力F0を加えたときに、前記作用点(b0)が窓枠(03)に当接するように、前記支点(c0)において戸先側の窓框(04)に回動自在に取り付けてなる引戸(02)の開閉装置(05)が開示されている。
引戸(02)を開放させる際に、レバーハンドル(01)に小さな力を加えるだけで、作用点(b0)が窓枠(03)に当接し、これを押すので、てこの原理により、小さな力で引戸(02)を初動させることができる。
特開平9−256693号公報(段落〔0005〕、図1、図3参照)
特許文献1に記載されている方法は、小さい力で引戸を初動させることができる利点を有するが、次のような問題がある。すなわち、レバーハンドル(01)の作用点(b0)が、引戸(02)の開放の度に、窓枠(03)の同一箇所に当接するため、その箇所に傷がつき易い。特に、合成樹脂製の窓枠(03)の場合は、簡単に傷がつき易いため、その部分に、金属製当て板(06)を固定する必要がある。しかも、仕上りの見栄えを良好にするためには、窓枠(03)に金属製当て板(06)を、窓枠(03)の表面から突出しないように嵌め込むための凹部を形成しなければならない。これらの作業は、窓の高さ等とを考慮して行わなければならず、建築現場において行われる。そのため現場における工程が増加する。
また、窓枠(03)の室内外方向の厚みは、窓の寸法や前記窓枠(03)の素材等の違いにより変化するため、前記窓枠(03)の厚みが薄い場合には、レバーハンドル(01)の作用点(b0)が、窓枠(03)よりも室内側や室外側を回動して窓枠(03)に的確に当接しないことが生じる。そのため、金属製当て板(06)を、窓枠(03)よりも室内側に特別の支持構造を設けて取り付けたり、あるいは窓枠(03)の厚みの変化に応じて、作用点(b0)の回動軌道の高さ(室内外方向の位置)が異なる複数のレバーハンドル(01)を用意して対応しなければならないなどの必要があった。
本発明は、前記の現状に鑑み、建築現場における金属製当て板の取り付け作業を省き、作業工程を短縮してコストを削減するとともに、窓枠に取り付ける金属製当て板を用いることなく、窓枠に傷をつけず、かつ窓枠(03)の厚みが多少変化しても適用可能な引戸の開閉装置を提供することを目的とする。
(1) レバーハンドルと、当接板と、これらを収容し支持する支持部材とにより構成された、二重ガラス構造用の合成樹脂製窓框を使用した引戸用の開閉装置であって、前記支持部材は、前記引戸の戸先側の窓框の外面に取り付けられるとともに、前記レバーハンドルを収容して支持する第1支持部材と、この第1支持部材と前記窓框との間に介在され、前記当接板を収容して支持する第2支持部材とよりなり、前記レバーハンドルは、一端部に操作点、他端部に作用点、中間部に支点を有し、このレバーハンドルの操作点に引戸を開放する方向の力を負荷したときに、レバーハンドルが回動して作用点が移動し、前記当接板は、前記レバーハンドルの作用点に押圧され追従して移動し、前記引戸を収納した合成樹脂製の窓枠における戸先に対向する表面に当接するとともに、前記負荷を取り去ると、付勢手段により、初期状態に復帰するようにする。
(2) 上記(1)項において、前記当接板を、平面視においてL字状またはT字状の形状とし、当接板のスライド方向と平行をなす嵌入片と、この嵌入片と直角をなす当接片とより形成するとともに、この当接片の外側面に、上下中央部が漸次、やや膨出する形状の合成樹脂製のカバー部材を固着し、このカバー部材を窓枠に当接させるようにする。
(3) 上記(1)項または(2)項において、前記第1支持部材は、前記レバーハンドルを、その支点をもって軸支するとともに、前記第2支持部材に、前記当接板を、その基部を挿入して、スライド自在に保持させる嵌入口を設け、かつこの嵌入口内に収容したコイルばねの付勢力によって、前記当接板を初期状態に復帰させるようにする。
(4) 上記(3)項において、前記当接板の基部に設けた切欠孔内に、コイルばねを当接板のスライド方向に配設し、前記コイルばねの一端を前記切欠孔内の奥端部に係止させ、同じく他端を、当接板の基部を挿入した前記嵌入口の入口面を閉塞する閉塞板の内面に当接させることにより、前記コイルばねの付勢力によって、当接板を初期状態に復帰させるようにする。
(5) 上記(1)項〜(4)項のいずれかにおいて、前記レバーハンドルの作用点に回転車を軸支し、この回転車を介して、当接板を押圧するようにする。
(6) 上記(1)項〜(5)項のいずれかに記載の引戸用の開閉装置を、レバーハンドルの操作点に引戸開放方向の力を負荷したときに、当接板が、引戸を収納した窓枠に当接するような状態でもって、引戸における戸先側の縦框に取り付けた建物における引戸式開口部とする。
本発明によると、次の効果が奏せられる。
(1) 前記(1)項記載の発明によれば、建築現場において窓枠に取り付ける金属製当て板を用いていないため、前記現場における作業工程を短縮してコストを削減することができるとともに、窓枠に、レバーハンドルの作用点を直接当接させることなく、当接板を介して当接させているため、窓枠を傷つけて、見栄えを損なうという虞がない。したがって、合成樹脂製窓枠にも、何らの加工を施すことなく適用することができる。
また、室内外方向に幅広の当接板を使用すれば、窓枠の厚みが多少変化しても、前記当接板を正確に窓枠に当接させることができるため、厚みの異なる種々の窓枠に対して幅広く適用することができる。
さらに、レバーハンドルと、当接板とを、それぞれの支持部材に容易に支持させることができる。
(2) 前記(2)項記載の発明によれば、スライド可能であって、窓枠に容易に当接させることができる当接板を効率的に形成することができる。
また、カバー部材が、クッション作用をなし、当接する窓枠における、窓框の戸先に対向する表面の損傷を防止している。
(3) 前記(3)項記載の発明によれば、引戸を開放した後に、レバーハンドルから手を放すことにより、当接板が初期状態に自動的に復帰するとともに、当接板における当接片がレバーハンドルの作用点を押圧してレバーハンドルも同時に所期状態に復帰する。そのため引戸を閉鎖する際に、レバーハンドルに閉鎖方向の力を負荷した場合、レバーハンドルが回動することなく、直ちに引戸が移動を開始し、応動性に優れる。
(4) 前記(4)項記載の発明によれば、レバーハンドルからの押圧による負荷を取り去ると、自動的に初期状態に復帰するようにした当接板を、簡単な構造で容易に形成することができる。
(5) 前記(5)項記載の発明によれば、回転車によって、当接板を円滑に押圧することができるとともに、摩擦によって当接板を傷つけることを防止することができる。
(6) 前記(6)項記載の発明によれば、前記(1)項に記載した発明の効果を有効に奏する引戸式開口部が得られる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の開閉装置を備える引戸式開口部の斜視図、図2は、前記開閉装置を利用して引戸を開放する状態を示す要部拡大斜視図、図3は、図1における開閉装置の拡大左側面図、図4は、図1におけるIV〜IV線拡大断面図である。
本発明の開閉装置(1)は、レバーハンドル(2)と、当接板(3)と、これらを収容し支持する支持部材(4)とにより構成されており、前記支持部材(4)の上下に設けた通孔(5)(5)(図3参照)に挿通させた取付ねじ(6)(6)をもって、引戸(7)の戸先側の窓框(8)の外面に取り付けられている。この窓框(8)には、二重ガラス構造用の合成樹脂製窓框が使用されている。
図5は、開閉装置(1)の分解斜視図である。
図5に示すように、支持部材(4)は、レバーハンドル(2)を支持する第1支持部材(9)と、当接板(3)を支持する第2支持部材(10)とよりなるとともに、この第2支持部材(10)は、第1支持部材(9)と窓框(8)との間に介在されるようになっている。
図6は、第1支持部材(9)とレバーハンドル(2)の分解斜視図、図7は、第2支持部材(10)と当接板(3)の分解斜視図、図8は、図3におけるVIII〜VIII線断面図であり、レバーハンドル(2)に力を加えない初期状態を示し、図9は、図8において、レバーハンドル(2)に引戸(7)を開放する方向の力を加えたときの断面を示す。
図6に示すように、レバーハンドル(2)は、正面視において、横向きZ形をなし、縦向きの操作杆(2a)と、作用杆(2b)と、これら両者を連結する横向きの連結杆(2c)とよりなり、一端部に操作点a、他端部に作用点b、中間部に支点cを有し、前記支点cにおいて、第1支持部材(9)に回動自在に取り付けられている。第1支持部材(9)は、支持部材本体(11)とカバー部材(12)とよりなる。支持部材本体(11)は、正面視において、両端が半円弧状の扁平縦長部材よりなり、図6、図9に示すように、縦長の左右方向の貫通口(13)が設けられている。この貫通口(13)に、レバーハンドル(2)を嵌入させた後に、支軸(14)を、レバーハンドル(2)の支点cにおける通孔(15)に挿通し、次いでカバー部材(12)を止めねじ(16)(16)をもって、支持部材本体(11)に取り付けることにより、レバーハンドル(2)が、支点c回りに回動自在に第1支持部材(9)に取り付けられている。
図8に示すように、レバーハンドル(2)における連結杆(2c)の左端上部には、上向突起(17)が設けられるとともに、支持部材本体(11)における前記貫通口(13)の内面上部の右端には垂下片(18)が設けられている。
前記上向突起(17)と垂下片(18)間に、コイルばね(19)が装着され、このコイルばね(19)の付勢力によって、レバーハンドル(2)は、上下方向を向く初期状態に保持されている。なお、前記垂下片(18)の下端(18a)に、レバーハンドル(2)における連結杆(2c)の上縁(2d)が当接し、レバーハンドル(2)は、初期状態を越えて、反時計方向には回動しないようになっている。
当接板(3)は、図7に示すように、水平面に対して垂直方向の長方形状の平板を、平面視においてL字状に折り曲げて、第2支持部材(10)の嵌入口(20)に挿入される、左右方向の嵌入片(3a)と、合成樹脂製の窓枠(21)に当接される、前記嵌入片(3a)と直角をなす当接片(3b)とを形成したものである。前記当接片(3b)の外側面には、合成樹脂製のカバー部材(22)が固着されている。
第2支持部材(10)は、正面視において、第1支持部材(9)と同形の平板状をなし、その左側面下部に、前記当接板(3)における基部である嵌入片(3a)を遊嵌状態で挿入させることができる横向きの非貫通の前記嵌入口(20)が設けられている。この嵌入口(20)における上下方向の中央には、嵌入口(20)の入口から奥に向かって、断面円状の長孔(23)が形成されている。
一方、当接板(3)における嵌入片(3a)の上下方向の中央には、横向きの切欠孔(24)が設けられ、この切欠孔(24)内の奥端部である右端には、係止突起(25)が左向きに突設されている。
当接板(3)は、コイルばね(26)によって、第2支持部材(10)における前記嵌入口(20)内に、左右方向にスライド自在に取り付けられるが、その手順は、次のとおりである。
まず、縦長の長方形状の小片である閉塞板(27)を、その中央に穿設されたスリット(28)内に、当接板(3)の嵌入片(3a)を挿入することにより、当接板(3)に仮取付けする。
次いで、コイルばね(26)の一端を、嵌入片(3a)における切欠孔(24)内の前記係止突起(25)に係止させて、コイルばね(26)を切欠孔(24)内に配設する。さらに、コイルばね(26)の他端を、閉塞板(27)に当接させて、嵌入片(3a)をコイルばね(26)とともに、第2支持部材(10)における前記嵌入口(20)内に挿入した後、止めねじ(29)(29)を、閉塞板(27)の上下の通孔(30)(30)に挿通させて、第2支持部材(10)に取り付ける。
このようにして、当接板(3)は、前記嵌入口(20)内部の長孔(23)内に配設されたコイルばね(26)により、図7において矢印Aで示す方向に付勢された状態で、左右方向にスライド自在に第2支持部材に取り付けられる。
次いで、レバーハンドル(2)を取り付けた第1支持部材(9)と、当接板(3)を取り付けた第2支持部材(10)との両者を、図5に示すように、止めねじ(6)(6)をもって、第1、第2支持部材(9)(10)のそれぞれの通孔(5)(5)を挿通させて、図1に示すように、戸先(7a)側の窓框(8)の外面に取り付けることにより、開閉装置(1)が引戸(7)に取り付けられる。
引戸(7)を開放する際には、図8に示す初期状態において、レバーハンドル(2)の操作点aに手を掛けて、引戸(7)を開放する矢印で示す方向の力Fを負荷すると、図2,図9に示すように、レバーハンドル(2)は、支点cの回りに回動し、作用点bが、当接板(3)における当接片(3b)を裏面側から押圧する。そのため、当接板(3)は、作用点bの移動に追従して左方向に移動し、当接片(3b)は、窓枠(21)における、窓框(8)の戸先(7a)に対向する表面(21a)に当接する。
この当接の反力により、閉められていた引戸(7)は、開放方向に移動を開始する。図8に示すように、支点cから操作点aまでの距離L1は、支点cから作用点bまでの距離L2よりも大きく設定されているため、図9において、操作点aに負荷される力が小さくても、作用点bに作用する力は大きくなり、当接片(3b)が窓枠(21)を押圧する力が大となるため、その反作用として引戸(7)が押される力も大きく、引戸(7)は、容易に開放方向に移動を開始する。レバーハンドル(2)の作用点bには、回転車(30)が軸支されており、この回転車(30)を当接片(3b)の裏面に当接させることにより、作用点bの力を当接片(3b)に円滑に伝えることができる。
当接片(3b)の外側面には、上下中央部が漸次、やや膨出する形状の合成樹脂製のカバー部材(22)が固着されており、このカバー部材(22)が、クッション作用をなし、当接する窓枠(21)における、窓框(8)の戸先(7a)に対向する表面(21a)の損傷を防止している。
レバーハンドル(2)の操作点aに手を掛けて、引戸(7)を開放する矢印で示す方向の力Fを負荷すると、コイルばね(19)は圧縮され、この圧縮されたコイルばね(19)によって、レバーハンドル(2)の時計回りに回動する範囲が規制される。したがって、この最終傾斜状態で、続けて引戸(7)を開放させる方向の力を作用させることにより、レバーハンドル(2)でもって引戸(7)の初動作とその後の開放動作を連続して行うことができるため、レバーハンドル(2)が引き手としての把手の機能をも併せ有している。
引戸(7)を開放した後に、レバーハンドル(2)から手を放すと、図8に示すように、圧縮状態にあったコイルばね(19)の付勢力により、レバーハンドル(2)が初期状態に復帰すると同時に、伸張状態にあったコイルばね(26)の付勢力により、当接板(3)が初期状態に復帰する。
なお、当接板(3)が初期状態に復帰する際には、前記コイルばね(26)の付勢力により、当接板(3)における当接片(3b)が、作用点bを介して、レバーハンドル(2)を初期状態に復帰させるように作用する。
引戸(7)が開放状態にあるとき、それを閉鎖する際には、レバーハンドル(2)に手を掛け、図8において、矢印で示す方向と反対向きに力を負荷すると、レバーハンドル(2)が引き手となり、引戸(7)を閉鎖することができる。
レバーハンドル(7)は、連結杆(2c)の上縁(2d)が、貫通口(13)の内面上部の右端に設けられた垂下片(18)の下端(18a)に当接して、反時計回りの回動が規制されているため、レバーハンドル(2)に閉鎖方向の力を負荷すると同時に引戸(7)が移動を開始するため、応動性に優れる。
本発明の一実施形態の開閉装置を備える引戸式開口部の斜視図である。 図1における開閉装置を利用して、引戸を開放する状態を示す要部拡大斜視図である。 図1における開閉装置の拡大左側面図である。 図1におけるIV〜IV線拡大断面図である。 開閉装置の分解斜視図である。 第1支持部材とレバーハンドルの分解斜視図である。 第2支持部材と当接板の分解斜視図である。 図3におけるVIII〜VIII線断面図である。 図8において、レバーハンドルに引戸を開放する方向の力を負荷したときの断面図である。 従来の開閉装置を備える引戸式開口部の斜視図である。 図10における開閉装置を利用して、引戸を開放する状態を示す要部拡大斜視図である。
(1)開閉装置
(2)レバーハンドル
(2a)操作杆
(2b)作用杆
(2c)連結杆
(2d)上縁
(3)当接板
(3a)嵌入片
(3b)当接片
(4)支持部材
(5)通孔
(6)取付ねじ
(7)引戸
(7a)戸先
(8)窓框
(9)第1支持部材
(10)第2支持部材
(11)支持部材本体
(12)カバー部材
(13)貫通口
(14)支軸
(15)通孔
(16)止めねじ
(17)上向突起
(18)垂下片
(18a)下端
(19)コイルばね
(20)嵌入口
(21)窓枠
(21a)表面
(22)カバー部材
(23)長孔
(24)切欠孔
(25)係止突起
(26)コイルばね
(27)閉塞板
(28)スリット
(29)止めねじ
(30)回転車
(01)レバーハンドル
(02)引戸
(03)窓枠
(04)窓框
(05)開閉装置
(06)金属製当て板

Claims (6)

  1. レバーハンドルと、当接板と、これらを収容し支持する支持部材とにより構成された、二重ガラス構造用の合成樹脂製窓框を使用した引戸用の開閉装置であって、
    前記支持部材は、前記引戸の戸先側の窓框の外面に取り付けられるとともに、前記レバーハンドルを収容して支持する第1支持部材と、この第1支持部材と前記窓框との間に介在され、前記当接板を収容して支持する第2支持部材とよりなり、
    前記レバーハンドルは、一端部に操作点、他端部に作用点、中間部に支点を有し、このレバーハンドルの操作点に引戸を開放する方向の力を負荷したときに、レバーハンドルが回動して作用点が移動し、
    前記当接板は、前記レバーハンドルの作用点に押圧され追従して移動し、前記引戸を収納した合成樹脂製の窓枠における戸先に対向する表面に当接するとともに、前記負荷を取り去ると、付勢手段により、初期状態に復帰するようにしたことを特徴とする引戸用の開閉装置。
  2. 前記当接板を、平面視においてL字状またはT字状の形状とし、当接板のスライド方向と平行をなす嵌入片と、この嵌入片と直角をなす当接片とより形成するとともに、この当接片の外側面に、上下中央部が漸次、やや膨出する形状の合成樹脂製のカバー部材を固着し、このカバー部材を窓枠に当接させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の引戸用の開閉装置。
  3. 前記第1支持部材は、前記レバーハンドルを、その支点をもって軸支するとともに、前記第2支持部材に、前記当接板を、その基部を挿入して、スライド自在に保持させる嵌入口を設け、かつこの嵌入口内に収容したコイルばねの付勢力によって、前記当接板を初期状態に復帰させるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の引戸用の開閉装置。
  4. 前記当接板の基部に設けた切欠孔内に、コイルばねを当接板のスライド方向に配設し、前記コイルばねの一端を前記切欠孔内の奥端部に係止させ、同じく他端を、当接板の基部を挿入した前記嵌入口の入口面を閉塞する閉塞板の内面に当接させることにより、前記コイルばねの付勢力によって、当接板を初期状態に復帰させるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の引戸用の開閉装置。
  5. 前記レバーハンドルの作用点に回転車を軸支し、この回転車を介して、当接板を押圧するようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の引戸用の開閉装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の引戸用の開閉装置を、レバーハンドルの操作点に引戸開放方向の力を負荷したときに、当接板が、引戸を収納した窓枠に当接するような状態でもって、引戸における戸先側の縦框に取り付けたことを特徴とする建物における引戸式開口部。
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