JP4265852B2 - Isdn回線の断線検知システム - Google Patents

Isdn回線の断線検知システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ISDN回線の断線を検知するISDN回線の断線検知システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のISDN回線の断線検知システムでは、断線監視装置と各端末とは、ISDNのパケット交換網上で相手先固定接続により回線接続されており、相手先固定接続とすることにより、各回線にどの端末が接続されているかを特定できるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ISDNのパケット交換網上で相手先固定接続によって断線監視装置と各端末とを回線接続する場合、予め断線監視装置と各端末とをつなぐ各論理チャネル(正確には論理チャネル番号)をパケット交換網に登録する必要があるため、その登録に手間がかかるほか、その端末を配置換えした際にも、論理チャネルを登録し直す必要があり、その手間がかかる欠点があった。
【0004】
そこで、この発明の課題は、相手先固定接続によって断線監視装置と各端末とを接続しなくても回線の接続相手である端末を識別でき、しかも端末をISDNに接続する際にISDN網に論理チャネルを登録する必要がなくて低コストなISDN回線の断線検知システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためには、この請求項1に記載の発明は、ISDN網にそれぞれ第1のISDN回線を介して接続された端末に断線感知対応機能を付加して成る1つ以上の断線感知対応端末と少なくとも1本以上の第2のISDN回線を介して接続された断線監視装置とを備え、断線感知対応端末は、前記ISDN網のパケット交換網上で相手先選択接続方式による論理チャネルを通じて前記断線検知装置と接続するとされ、前記断線感知対応機能として自己端末に関する所定情報を前記論理チャネルを通じて前記断線検知装置記に送信する機能を有しており、前記断線監視装置は、前記各論理チャネル毎に送信されてくる前記所定情報をその論理チャネルに対応させて管理すると共に、前記ISDN網から前記論理チャネルを通じて送信されてくるその論理チャネルに関する切断情報を受信すると、その切断情報から、その論理チャネルの切断が正常に行われたものか否かを読み取り、その切断が正常に行われたものではない場合は、前記第1のISDN回線のいずれかで断線が生じたと判断し、前記所定情報と前記論理チャネルとの前記対応から、その切断情報を受信した前記論理チャネルに対応する前記所定情報を検索し、検索した前記所定情報に基づき、断線した前記第1のISDN回線を特定し、この特定された第1のISDN回線において断線が生じた旨を所定のシステムに通知するISDN回線の断線検知システムものである。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のISDN回線の断線検知システムであって、前記断線監視装置は、前記第2のISDN回線毎に接続されて複数の前記断線感知対応端末に対して前記パケット交換網上の送受信を行う能力を有する多重パケット通信装置を備えるものである。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のISDN回線の断線検知システムであって、前記各断線感知対応端末は、前記断線感知対応機能として、その断線感知対応端末と接続する前記第1のISDN回線における断線を検知する機能を有し、その断線を検知すると、前記パケット交換網を通じて前記断線監視装置にパケットを送信し、前記論理チャネルを再確立するするものである。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のISDN回線の断線検知システムであって、前記断線監視装置は、前記各論理チャネルを通じて新たに前記所定情報を受信する毎にその新たな所定情報をその論理チャネルに対応させ直して管理するものである。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のISDN回線の断線検知システムであって、前記断線監視装置は、前記第2のISDN回線における断線を検知する機能を有し、その断線を検知すると、その第2のISDN回線において断線が生じた旨の信号を前記所定のシステムに送信するものである。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のISDN回線の断線検知システムであって、前記断線感知対応端末は、前記断線感知対応機能として、前記ISDN網から前記論理チャネルを通じて送信されてくるその論理チャネルに関する切断情報を受信すると、その切断情報から、その論理チャネルの切断が正常に行われたものか否かを読み取り、正常に行われたものではない場合は、前記第2のISDN回線において断線が生じたと判断し、前記パケット交換網を通じて前記断線監視装置にパケットを送信し、前記論理チャネルを再確立するものである。
【0011】
請求項7に記載の発明は、請求項3又は請求項6に記載のISDN回線の断線検知システムであって、前記断線感知対応端末は、前記パケットに自己端末に関する前記所定情報を格納して前記断線監視装置に送信するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態を図1に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るISDN回線の断線検知システムが適用された防犯監視システムの概略図である。
【0013】
このISDN回線の断線検知システムが適用された防犯監視システム1は、各場所に配置されるATM/CD機などの端末に装備された防犯カメラにより撮影した画像を、ISDN回線を通じて、画像集中監視センターに送信し、受信した画像を画像集中監視センターにおいて監視することによりATM/CD機の防犯監視を行う防犯監視システムにおいて、そのISDN回線の断線を検知する断線感知対応機能が付加されたものである。
【0014】
従って、かかる防犯監視システム1は、図1に示すように、ISDN網(サービス総合デジタル通信網)2に第1のISDN回線3を介して接続された上記端末に断線感知対応機能が付加されて成る断線感知対応端末4と少なくとも1本以上の第2のISDN回線5(図1では1本の場合が図示される)を介して接続された画像集中監視センター13とから主構成される。そして、画像集中監視センター13は、断線監視装置8を備え、この断線監視装置8を介して第2のISDN回線5と接続されており、これら断線感知対応端末4及び断線監視装置8がともに相手先選択接続方式によりISDN網2のDチャネルのパケット交換網(例えばINS−P)に接続されて、かかる防犯監視システム1が構築されている(いわゆるDチャネルパケットサービスを活用して構築される)。なお、図1において9及び10は交換機を示し、DSUはデジタル・サービス・ユニットを示す。
【0015】
なお、相手先選択接続方式によりISDN網2のDチャネルのパケット交換網に接続された断線感知対応端末4及び断線監視装置8により断線検知システムが構成されている。
【0016】
また、この断線検知システムでは、各断線感知対応端末4と断線監視装置8とが上記パケット交換網において相手先選択接続方式によりそれぞれ論理チャネル7を確立している状態(論理チャンネル7を通じて互いに接続する状態)で、例えば第1のISDN回線3aにおいて論理チャネル7aが例えば接続相手である断線感知対応端末4aの電源断や第1のISDN回線3aの物理的断線などによって不通状態になると、第1のISDN回線3aと直接に接続する交換機9aがその論理チャネル7aの不通状態を検知して、その接続相手である断線監視装置8と直接に接続する交換機10から論理チャネル7aを通じて断線監視装置8に、その論理チャネル7aの切断が正常に行われていない旨(即ち不正な切断が行われた旨、論理チャネルに関する切断情報)を表示したCIパケット(切断指示パケット)が送信され、逆に第2のISDN回線5において論理チャネル7aが上述のような原因により不通状態になると、第2のISDN回線5と直接に接続する交換機10が論理チャネル7aの不通状態を検知して、その接続相手である断線感知対応端末4aと直接に接続する交換機9aから論理チャネル7aを通じて断線感知対応端末4aに、その論理チャネル7aの切断が正常に行われていない旨(論理チャネルに関する切断情報)を表示したCIパケットが送信されるISDN網2の呼制御信号の送信サービスが後述するように断線検知に活用されている。なお、この呼制御信号の送信サービスでは、その論理チャネル7aの切断が正常に行われていれば、その旨を表示したCIパケットが送信されるようになっている。この呼制御信号の送信サービスは周知技術であるので、詳細な説明は省略する。
【0017】
各断線感知対応端末4は、以下において説明する断線感知対応機能を有している。
【0018】
まず、各断線感知対応端末4には、それぞれ自己端末に関するID情報(所定情報、例えばその端末4を識別する識別情報やその端末4の配置場所など)が予め登録されており、そのID情報をパケットに格納して(これを以後、IDパケットと呼ぶ)上記Dチャネルを通じて断線監視装置8に送信する機能を有している。このIDパケットの送信により断線監視装置8との間でDチャネル上の論理チャネル7を確立すると共に(即ち論理チャンネル7を通じて互いに接続すると共に)、そのIDパケットに格納されたID情報により断線監視装置8に対してどの論理チャネル7にどの断線感知対応端末4が接続されているかを認識させるようになっている。
【0019】
なお、後述するように、断線監視装置8は、例えば、そのIDパケットを受信すると、その受信に対する応答パケットをその断線感知対応端末4に送信するようになっており、その断線感知対応端末4は、その応答パケットを受信することにより断線監視装置8との間で論理チャネル7が確立したことを確認するようになっている。
【0020】
また、上記のIDパケットの送信は、例えば予め各断線感知対応端末4に断線監視装置8のアドレスが登録されており、各断線感知対応端末4が、第1のISDN回線3を介してISDN網2の交換機9に接続されると、自動的に断線監視装置8のアドレスを送信先アドレスとして断線監視装置8に送信するように設定されているか、若しくは例えば断線感知対応端末4に図示されない所定の操作入力手段が備えられており、この操作入力手段からの操作指令に従って送信するようになっている。
【0021】
また、各断線感知対応端末4と断線監視装置8とを接続する各論理チャネル7は一度確立されると原則的に常時確立した状態が維持されるようになっており、後述するように、この断線検知システムでは、その論理チャネル7が例えば第1のISDN回線3において不正な切断(例えばその第1のISDN回線3が物理的に切断されることを原因とするもの)が行われた際に、それを検知したISDN網2から断線監視装置8に対して不正な切断が行われた旨を表示した上記CIパケットが送信されてくることを断線監視装置8において常時監視することにより第1のISDN回線3において断線が生じたことを検知するようになっている。つまり、論理チャネル7の確立が維持される状態が第1のISDN回線3に対する断線監視状態となっている。
【0022】
また、各断線感知対応端末4は、その断線感知対応端末4と接続する第1のISDN回線3における断線を検知する機能を有し、その断線を検知すると、上記IDパケットを断線監視装置8に定期的に送信することを開始し、その断線状態が例えば復旧作業員により復旧されて、そのIDパケットが断線監視装置8に受信され、この受信に対して断線監視装置8から送信される後述する応答パケットを受信すると、そのIDパケットの送信を停止するようになっている。
【0023】
これにより、その断線が復旧されると共に自動的に論理チャネル7が再確立して断線監視状態が自動的に回復すると共に、そのIDパケットに格納されたID情報によりその論理チャネル7にどの断線感知対応端末4が接続されているかを断線監視装置8に再確認させるようになっている。
【0024】
また、各断線感知対応端末4は、その断線感知対応端末4と断線監視装置8とを接続する当該論理チャネル7が第2のISDN回線5において不通状態となった際に、ISDN網2から当該論理チャネル7を通じてその断線感知対応端末4に送信される上記CIパケットを受信すると、そのCIパケットから当該論理チャネル7の切断が正常に行われたか否かを読み取り、その切断が正常に行われていない場合に、断線が生じたと判断し、上記IDパケットを断線監視装置8に定期的に送信することを開始する機能を有している。そして、上述したと同じように断線監視装置8から送信される応答パケットを受信すると、そのIDパケットの送信を停止するようになっている。なお、そのCIパケットからその論理チャネル7の切断が正常に行われた旨を読み取った場合は、断線が生じたと判断されずに断線監視状態が解除されることとなる。
【0025】
なお、各断線感知対応端末4は、各断線感知対応端末4に備えられた所定の操作入力手段により、その論理チャネル7が確立する状態で、その論理チャネル7を通じてISDN網2に対してその論理チャネル7の切断を正常に行う旨のパケットを送信して、その論理チャネル7の切断を正常に行う機能を有している。即ち、論理チャネル7の切断を正常に行う旨の上記パケットがISDN網2に受信されると、ISDN網2から当該論理チャネル7を通じて断線監視装置8に、論理チャネル7の切断が正常に行われた旨を表示した上記CIパケットが送信され、このCIパケットが断線監視装置8に受信されることにより、当該論理チャネル7の切断が正常に行われることとなる。
【0026】
以上において説明した機能が、各断線感知対応端末4に付加された断線感知対応機能である。
【0027】
また、各断線感知対応端末4は、防犯カメラを備えており、その防犯カメラにより撮影した画像をパケットに格納して(これを以後、画像パケットと呼ぶ)、当該論理チャネル7を通じて断線監視装置8即ち画像集中監視センター13に送信する機能も有している。
【0028】
断線監視装置8は、第2のISDN回線5ごとに接続された多重パケット通信装置11と、これら多重パケット通信装置11(図1では例えば多重パケット通信装置11を1つ備える場合が図示される)から送られるデータの内容を読み取り断線が生じたか否かを監視する回線監視装置12とを備えて構成される。
【0029】
多重パケット通信装置11は、それ1台で第2のISDN回線5を一本管理し、例えば最大で124の断線感知対応端末4に対してDチャネルパケット(X.25パケット)の送受信を行う能力を有している。この多重パケット通信装置11は、周知技術であるので詳細な説明は省略する。
【0030】
そして、各多重パケット通信装置11は、その多重パケット通信装置11と接続する第2のISDN回線5を通じてパケット(IDパケット、CIパケットないし画像パケットなど)を受信すると、画像パケットの場合は、その画像パケットに格納された画像データを上位のシステム14に送信する一方(なおその画像データは上位のシステム14において画像生成され監視に用いられる)、IDパケットないしCIパケットの場合は、それらパケット内のデータを接続ケーブル15を通じて回線監視装置12に送信し、IDパケットを受信した場合には、更にその受信に対する応答を表現する応答パケットを、そのIDパケットを受信した論理チャネル7を通じて断線感知対応端末4に送信するようになっている。
【0031】
ここで、多重パケット通信装置11から回線監視装置12に送信される上記データとは、IDパケットの場合は、例えば上記ID情報とその論理チャネル7の論理チャネル番号等であり(以下、IDパケットに関するデータという)、CIパケットの場合は、例えば論理チャネル7の切断が正常に行われたか否かを表現する情報とその論理チャネル7の論理チャネル番号等である(以下、CIパケットに関するデータという)。
【0032】
また、各多重パケット通信装置11は、その多重パケット通信装置11に接続する第2のISDN回線5における断線を検知する機能を有し、その断線を検知すると、例えば、断線が生じた旨の信号と共にその多重パケット通信装置11を識別する識別信号とを回線監視装置12に送信するようになっており、これにより、第2のISDN回線5の断線監視を行っている。なお、多重パケット通信装置11の識別信号と共に送信することにより、どの多重パケット通信装置11に接続する第2のISDN回線5において断線が生じたのかを特定できるようにしている。なお、多重パケット通信装置11が1つしかない場合は、識別信号は無くても構わない。
【0033】
回線監視装置12は、多重パケット通信装置11から上記のIDパケットに関するデータを受信すると、そのデータに含まれるID情報と論理チャネル番号とを読み取り、そのID情報と論理チャネル番号とを対応させて対応表を生成し、その対応表に基づいて各論理チャネル7にどの断線感知対応端末4が接続されているかを管理するようになっている。そして、回線監視装置12は、その管理された各論理チャネル番号と同じ論理チャネル番号が付された新たなIDパケットに関するデータを多重パケット通信装置11から受信すると、その論理チャネル番号に対応付けられた古いID情報を、その新たなIDパケットに関するデータから得られる新たなID情報に更新するようになっている。
【0034】
また、回線監視装置12は、多重パケット通信装置11から上記のCIパケットに関するデータを受信すると、そのデータから論理チャネル番号を読み取り、どの論理チャネル7(例えば論理チャネル7aとする)通じてそのCIパケットを受信したのかを確認すると共に、その論理チャネル7aの切断が正常に行われたか否かを表現する情報を読み取り、その論理チャネル7aの切断が正常に行われてない場合は、第1のISDN回線3のどれかに断線が生じたと判断し、上記の対応表に照らし合わせてその論理チャネル7aに対応したID情報を検索し、例えば、検索されたID情報からその論理チャネル7aに接続された断線感知対応端末4aを特定し、その断線感知対応端末4aに接続するISDN回線が断線したとみなして、切断した第1のISDN回線3aを特定し、その第1のISDN回線3aにおいて断線が生じた旨の信号を断線感知対応機能14に送信することにより、断線が生じた旨を知らせるようになっている。なお、上位のシステム14において、その断線が生じた旨の信号が受信されると、上位のシステム14により断線が生じた旨が例えば警備員に報知され、その警備員によって断線が復旧される。
【0035】
なお、上記において、そのデータからその論理チャネル7aの切断が正常に行われた旨を読み取った場合は、断線が生じたと判断されずに断線監視状態が解除されることとなる。
【0036】
また、回線監視装置12は、多重パケット通信装置11から上記の第2のISDN回線5において断線が生じた旨の信号と多重パケット通信装置11を識別する識別信号とを受信すると、その識別信号から断線を検知した多重パケット通信装置11を特定し、特定した多重パケット通信装置11に接続する第2のISDN回線5において断線が生じたと判断し、その第2のISDN回線5において断線が生じた旨の信号を断線感知対応機能14に送信することにより断線を知らせるようになっている。この場合も、上位のシステム14において、その断線が生じた旨の信号が受信されると、上位のシステム14により断線が生じた旨が例えば警備員に報知され、その警備員によって断線が復旧される。
【0037】
なお、断線監視装置12は、図示されない操作入力手段を備えており、この操作入力手段からの操作指令によって多重パケット通信装置11を制御して、当該論理チャネル7の切断を正常に行う旨のパケットを当該論理チャネル7を通じてISDN網2に送信して当該論理チャネル7の切断を正常に行う機能を有している。即ち、当該論理チャネル7の切断を正常に行う旨の上記パケットがISDN網2に受信されると、ISDN網2から当該論理チャネル7を通じて断線感知対応端末4に、論理チャネル7の切断が正常に行われた旨を表示した上記CIパケットが送信され、このCIパケットが断線監視装置8に受信されることにより、当該論理チャネル7の切断が正常に行われることとなる。
【0038】
次に、上記の断線検知システム1の動作を説明する。
【0039】
<断線感知対応端末がISDN網に接続されて断線監視状態となるまでの動作>
まず、断線感知対応端末4が第1のISDN回線3を介してISDN網2の交換機9に接続された後、その断線感知対応端末4は、自動的に又は上記操作入力手段の操作指令に従ってIDパケットをDチャネルを通じて断線監視装置8に送信する。
【0040】
断線監視装置8では、そのIDパケットを多重パケット通信装置11を介して受信する。これにより断線感知対応端末4と断線監視装置8との間で論理チャネル7が確立される。そして、多重パケット通信装置11では、その受信に対する応答パケットを、そのIDパケットを受信した論理チャネル7を通じてその断線感知対応端末4に送信すると共に(なお断線感知対応端末4はその応答パケットを受信することにより論理チャネル7が確立したことを確認する)、受信したIDパケットからID情報とその論理チャネル7の論理チャネル番号等(IDパケットに関するデータ)とを読み取り、それらを接続ケーブル15を通じて回線監視装置12に送信し、それを受信した回線監視装置12は、そのIDパケットに関するデータに含まれるID情報と論理チャネル番号とを読み取り、そのID情報をその論理チャネル番号に対応させて対応表を生成してそれらID情報と論理チャネル番号とを管理する。
【0041】
その際、回線監視装置12では、以前に接続されいた別の断線感知対応端末4についての古いID情報が、未だその論理チャネル番号に対応付けられていた場合は、その古いID情報に代えて、今回の新しいID情報をその論理チャネル番号に対応し直して対応表を生成する。そして、回線監視装置12は、この対応表に基づいて各論理チャネル7にどの断線感知対応端末4が接続されているかを管理し、これにより、第1のISDN回線3は断線監視状態下に置かれる。なお、一度確立された論理チャネル7は、断線感知対応端末4の配置替え等の場合を除いて、常時確立が維持される。
【0042】
なお、第2のISDN回線5の断線監視については、断線監視装置8がその第2のISDN回線5を介してISDN網2の交換機10に接続されたときから、断線監視状態下に置かれている。
【0043】
<第1のISDN回線が断線した場合の断線検知の動作およびその場合の断線監視状態の回復の動作>
上述の断線監視状態で、例えば第1のISDN回線3aが断線すると、その第1のISDN回線3a内を通る論理チャネル7aもその断線箇所で切断される。この論理チャネル7aの不正な切断は、第1のISDN回線3aに接続する交換機9aにより検知され、この検知を受けたISDN網2により、その論理チャネル7aの接続相手である断線監視装置8に直接に接続する交換機10から、その論理チャネル7aを通じて、その断線監視装置8に宛てて、論理チャネル7aの切断が正常に行われてない旨を表示したCIパケットが送信される。
【0044】
そして、そのCIパケットを受信した断線監視装置8により、そのCIパケットに関するデータが多重パケット通信装置11を通じて回線監視装置12に送信され、それを受信した回線監視装置12により、そのデータから論理チャネル番号が読み取られてそのCIパケットが論理チャネル7a通じて受信したことが確認されると共に論理チャネル7(つまり論理チャネル7a)の切断が正常に行われていないことが読み取れれる。
【0045】
そして、回線監視装置12により、上述の対応表に照らし合わされて、その論理チャネル7aに対応したID情報が検索され、例えば検索されたID情報からその論理チャネル7aに接続された断線感知対応端末4aが特定されることで、切断された第1のISDN回線3aが特定されて、その第1のISDN回線3aにおいて断線が生じた旨の信号が断線感知対応機能14に送信される。そして上位のシステム14によって第1のISDN回線3aにおいて断線が生じた旨が報知されて第1のISDN回線3aの断線が復旧されることとなる。
【0046】
他方、断線感知対応端末4aでは、その第1のISDN回線3aにおいて断線が生じた旨が検知されており、検知された時点から、IDパケットが断線監視装置8に定期的に送信されている。そして、第1のISDN回線3aの断線が復旧されると共にそのIDパケットが断線監視装置8に受信される。これにより論理チャネル7aが再度確立される。そして、断線監視装置8では、受信したIDパケットが多重パケット通信装置11を介して回線監視装置12に送くられ、回線監視装置12において、IDパケットから得られるID情報と論理チャンネル番号とが対応付けられて対応表が生成され管理されている。
【0047】
その際、回線監視装置12において、再度確立された論理チャネル7aの論理チャネル番号が、再確立前の論理チャネル番号と同じ番号である場合は、その論理チャネル番号に対応する再確立前の古いID情報を、その再確立時に受信したIDパケットから得た新たなID情報に対応させ直して管理されるが、再度確立された論理チャネル7aの論理チャネル番号が、再確立前の論理チャネル番号と異なる番号になった場合は、論理チャネル7aの再確立時に受信したIDパケットから得た新たなID情報と新たな論理チャネル番号とを対応させて新たに管理し直される。これにより断線監視状態が回復する。
【0048】
これに平行して、断線監視装置8では、そのIDパケットの受信に対する応答パケットが、そのIDパケットを受信した論理チャネル7aを通じて多重パケット通信装置11を介して断線感知対応端末4aに送信されている。そして、断線感知対応端末4aでは、その応答パケットの受信をもって、IDパケットの送信が終了される。
【0049】
<第2のISDN回線が断線した場合の断線検知の動作およびその場合の断線監視状態の回復の動作>
上述の断線監視状態で、例えば第2のISDN回線5が断線すると、その断線は、断線した第2のISDN回線5に接続する多重パケット通信装置11により検知され、検知した多重パケット通信装置11から、その多重パケット通信装置11の識別信号と共に断線が生じた旨の信号が回線監視装置12に送信される。
【0050】
回線監視装置12では、その識別信号から、断線を検知した多重パケット通信装置11が特定され、どの多重パケット通信装置11に接続する第2のISDN回線5において断線が生じたのかが上位のシステム14に送信される。そして上位のシステム14によって、その第2のISDN回線5において断線が生じた旨が報知されて、その第2のISDN回線5の断線が復旧されることとなる。
【0051】
他方、ISDN網2では、断線した第2のISDN回線5に接続する交換機10によって、その第2のISDN回線5において各論理チャネル7が不正に切断されたことが検知され、切断した各論理チャネル7の接続相手である各断線感知対応端末4に直接に接続する交換機9から、その論理チャネル7を通じて、各断線感知対応端末4に、その論理チャネル7の切断が正常に行われていない旨を表示したCIパケットが送信される。そして、各断線感知対応端末4では、そのCIパケットを受信した時点から、IDパケットを断線監視装置8に定期的に送信している。そして、第2のISDN回線5の断線が復旧されると共にそのIDパケットが断線監視装置8に受信される。これにより各論理チャネル7が再度確立される。そして、断線監視装置8では、受信したIDパケットが多重パケット通信装置11を介して回線監視装置12に送くられ、回線監視装置12において、IDパケットから得られるID情報と論理チャンネル番号とが対応付けられて管理される。
【0052】
その際、回線監視装置12において、再度確立された論理チャネル7の論理チャネル番号が、再確立前の論理チャネル番号と同じ番号である場合は、その論理チャネル番号に対応する再確立前の古いID情報を、その再確立時に受信したIDパケットから得た新たなID情報に対応させ直して管理されるが、再度確立された論理チャネル7の論理チャネル番号が、再確立前の論理チャネル番号と異なる番号になった場合は、論理チャネル7の再確立時に受信したIDパケットから得た新たなID情報と新たな論理チャネル番号とを対応させて新たに管理し直される。これにより断線監視状態が回復する。
【0053】
これに平行して、断線監視装置8では、そのIDパケットの受信に対する応答パケットが、そのIDパケットを受信した論理チャネル7を通じて多重パケット通信装置11から断線感知対応端末4に送信されている。そして、断線感知対応端末4では、その応答パケットの受信をもって、IDパケットの送信が終了される。
【0054】
以上のように構成されたISDN回線の断線検知システム1によれば、断線感知対応端末4と断線監視装置8とは、パケット交換網上の相手先選択接続によりISDN網2に接続され、パケット交換網上の論理チャネル7を通じて互に回線が接続されるため、断線感知対応端末4及び断線監視装置8をISDN網2に接続する際の接続作業及び接続の為のISDN網2に対して行う設定が、従来の専用回線で接続する場合と比べて大幅に軽減でき、これにより断線感知対応端末4等の機器の配置替えや、新たな断線感知対応端末4の当該断線検知システム1への追加を容易に行うことができる。
【0055】
更に、各断線感知対応端末4に対して、上記論理チャネル7を通じて自己端末に関するID情報を格納したIDパケットを断線監視装置8に送信させ、断線監視装置8では、このID情報に基づいて各論理チャネル7にどの断線感知対応端末4が接続しているかを認識させているため、従来の専用回線を用いなくても各論理チャネル7の接続相手を特定することができる。
【0056】
更に、ISDN網2から論理チャネル7を通じて送信されるCIパケットを活用して、即ちISDN網2のDチャネルパケットサービスを活用して、第1のISDN回線3において断線が生じたか否かを検知しているため、断線検知のためのシステムの開発や設備にかかるコストを抑えることができる。
【0057】
更に、ISDN網2のパケット交換網を活用しているため、各断線感知対応端末4と断線監視装置8との間で論理チャネル7を常時確立してもその為の通信コストが余りかからないので、低コストで断線の検知を行うことができる。
【0058】
更に、ISDN網2のパケット交換網を活用しているため、断線監視用の回線と防犯カメラにより撮影された画像の画像送信用の回線とを共用することができ、これによっても通信コストを全体的に軽減することができる。
【0059】
更に、断線監視装置8では、第2のISDN回線5毎に多重パケット通信装置11を接続してパケットの送受信を行っているため、ISDN網2に断線感知対応端末4が多数接続されても、混線することなく迅速に各断線感知対応端末4から送信される情報を処理できる。
【0060】
更に、各断線感知対応端末4は、その断線感知対応端末4と接続する第1のISDN回線3における断線を検知する機能を有し、その断線を検知すると、断線監視装置8との間で論理チャネル7が確立するまで定期的に、断線監視装置8にパケットを送信するため、断線が起こってもその断線が復旧した後、自動的に論理チャネル7が再確立されて自動的に断線監視状態に戻ることができてシステムの管理が行い易い。
【0061】
更に、断線監視装置8では、回線監視装置12において、各論理チャネル7を通じて新たなIDパケットを受信する毎に、その新たなIDパケットから得られる新たなID情報を、その論理チャネル7に対応させ直して管理するため、例えば断線感知対応端末4の配置換えによりその論理チャネル7に接続される断線感知対応端末4が前回と異なる端末に変わっても、それに応じて自動的に正しくその論理チャネル7に接続される断線感知対応端末4を認識でき、システムの管理が行い易い。
【0062】
更に、断線感知対応端末4は、ISDN網2から論理チャネル7を通じて送信されるCIパケットを受信すると、そのCIパケットから、その論理チャネル7の切断が正常に行われたのか否かを読み取り、正常に行われたものではない場合は、第2のISDN回線5において断線が生じたと判断し、断線監視装置8との間で論理チャネル7が確立するまで、IDパケットを断線監視装置8に定期的に送信するため、断線が起こってもその断線が復旧した後、自動的に論理チャネル7が再確立されて自動的に断線監視状態に戻ることができてシステムの管理が行い易い。
【0063】
更に、断線感知対応端末4は、断線が生じたときに、IDパケットを断線監視装置8に送信するため、論理チャネル7が再度確立した毎に、そのIDパケットに格納されたID情報により、その論理チャネル7の接続相手を確認することができ、これにより正しくどの論理チャネル7にどの断線感知対応端末4が接続されているかを管理することができる。
【0064】
なお、この実施形態では、ISDN回線の断線検知システムを防犯監視システム1に適用した場合で説明したが、その適用対象を防犯監視システムに限定するものではない。
【0065】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、断線感知対応端末と断線監視装置とは、パケット交換網上の相手先選択接続によりISDN網に接続され、パケット交換網上の論理チャネルを通じて互に回線が接続されるため、断線感知対応端末及び断線監視装置をISDN網に接続する際の接続作業及び接続の為にISDN網に対して行う設定が、従来の専用回線で接続する場合と比べて大幅に軽減でき、これにより断線感知対応端末等の機器の配置替えや、新たな断線感知対応端末の当該断線検知システムへの追加を容易に行うことができる。
【0066】
更に、各断線感知対応端末に対して、上記論理チャネルを通じて自己端末に関する所定情報を断線監視装置に送信させ、断線監視装置では、この所定情報に基づいて各論理チャネルにどの断線感知対応端末が接続しているかを認識させているため、従来の専用回線を用いなくても各論理チャネルの接続相手を特定することができる。
【0067】
更に、ISDN網から論理チャネルを通じて断線監視装置に送信されるその論理チャネルに関する切断情報を活用することにより、ISDN回線において断線が生じたか否かを検知しているため、断線検知のためのシステムの開発や設備にかかるコストを抑えることができる。
【0068】
更に、ISDN網のパケット交換網を活用することにより、各断線感知対応端末と断線監視装置との間で論理チャネルを常時確立しても、その為のコストが余りかからないため、低コストで断線の検知を行うことができる。
【0069】
請求項2に記載の発明によれば、断線監視装置は、第2のISDN回線毎に接続されて、複数の断線感知対応端末に対してパケット交換網上の送受信を行う能力を有する多重パケット通信装置を備えるため、ISDN網に断線感知対応端末が多数接続されても、混線することなく迅速に各断線感知対応端末から送信される情報を処理できる。
【0070】
請求項3に記載の発明によれば、各断線感知対応端末は、その断線感知対応端末と接続する第1のISDN回線における断線を検知する機能を有し、その断線を検知すると、パケット交換網を通じて断線監視装置にパケットを送信するため、断線が起こってもその断線が復旧した後、自動的に論理チャネルが再確立されて自動的に断線監視状態に戻ることができてシステムの管理が行い易い。
【0071】
請求項4に記載の発明によれば、断線監視装置は、各論理チャネルから新たに所定情報を受信する毎にその新たな所定情報をその論理チャネルに対応させ直して管理するため、例えば断線感知対応端末の配置換えによりその論理チャネルに接続される断線感知対応端末が前回と異なる端末に変わっても、それに応じて自動的に正しくその論理チャネルに接続される断線感知対応端末を認識することができてシステムの管理が行い易い。
【0072】
請求項5に記載の発明によれば、断線監視装置は、第2のISDN回線における断線を検知する機能を有し、その断線を検知すると、その第2のISDN回線において断線が生じた旨の信号を所定のシステムに送信するため、第1のISDN回線における断線だけでなく、第2のISDN回線における断線についても検知することができる。
【0073】
請求項6に記載の発明によれば、断線感知対応端末は、ISDN網から論理チャネルを通じて送信されてくるその論理チャネルに関する切断情報を受信すると、その切断情報から、その論理チャネルの切断が正常に終了したものか否かを読み取り、正常に終了したものではない場合は、第2のISDN回線において断線が生じたと判断し、断線監視装置にパケットを送信するため、断線が起こってもその断線が復旧した後、自動的に論理チャネルが再確立されて自動的に断線監視状態に戻ることができてシステムの管理が行い易い。
【0074】
請求項7に記載の発明によれば、断線感知対応端末は、自己端末に関する所定情報を格納したパケットを断線監視装置に送信するため、その送信により論理チャネルが再度確立される毎に、その所定情報によりその論理チャネルの接続相手を確認でき、これにより正しくどの論理チャネルにどの断線感知対応端末が接続されているかを管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るISDN回線の断線検知システムが適用された防犯監視システムの概略図である。
【符号の説明】
1 防犯監視システム
2 ISDN網
3,3a 第1のISDN回線
4 断線感知対応端末
5 第2のISDN回線
7,7a 論理チャネル
8 断線監視システム
11 多重パケット通信装置

Claims (7)

  1. ISDN網にそれぞれ第1のISDN回線を介して接続された端末に断線感知対応機能を付加して成る1つ以上の断線感知対応端末と少なくとも1本以上の第2のISDN回線を介して接続された断線監視装置とを備え、
    断線感知対応端末は、前記ISDN網のパケット交換網上で相手先選択接続方式による論理チャネルを通じて前記断線検知装置と接続するとされ、前記断線感知対応機能として自己端末に関する所定情報を前記論理チャネルを通じて前記断線検知装置記に送信する機能を有しており、
    前記断線監視装置は、前記各論理チャネル毎に送信されてくる前記所定情報をその論理チャネルに対応させて管理すると共に、前記ISDN網から前記論理チャネルを通じて送信されてくるその論理チャネルに関する切断情報を受信すると、その切断情報から、その論理チャネルの切断が正常に行われたものか否かを読み取り、その切断が正常に行われたものではない場合は、前記第1のISDN回線のいずれかで断線が生じたと判断し、前記所定情報と前記論理チャネルとの前記対応から、その切断情報を受信した前記論理チャネルに対応する前記所定情報を検索し、検索した前記所定情報に基づき、断線した前記第1のISDN回線を特定し、この特定された第1のISDN回線において断線が生じた旨を所定のシステムに通知することを特徴とするISDN回線の断線検知システム。
  2. 前記断線監視装置は、前記第2のISDN回線毎に接続されて複数の前記断線感知対応端末に対して前記パケット交換網上の送受信を行う能力を有する多重パケット通信装置を備えることを特徴とする請求項1に記載のISDN回線の断線検知システム。
  3. 前記各断線感知対応端末は、前記断線感知対応機能として、その断線感知対応端末と接続する前記第1のISDN回線における断線を検知する機能を有し、その断線を検知すると、前記パケット交換網を通じて前記断線監視装置にパケットを送信し、前記論理チャネルを再確立することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のISDN回線の断線検知システム。
  4. 前記断線監視装置は、前記各論理チャネルを通じて新たに前記所定情報を受信する毎にその新たな所定情報をその論理チャネルに対応させ直して管理することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のISDN回線の断線検知システム。
  5. 前記断線監視装置は、前記第2のISDN回線における断線を検知する機能を有し、その断線を検知すると、その第2のISDN回線において断線が生じた旨の信号を前記所定のシステムに送信することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のISDN回線の断線検知システム。
  6. 前記断線感知対応端末は、前記断線感知対応機能として、前記ISDN網から前記論理チャネルを通じて送信されてくるその論理チャネルに関する切断情報を受信すると、その切断情報から、その論理チャネルの切断が正常に行われたものか否かを読み取り、正常に行われたものではない場合は、前記第2のISDN回線において断線が生じたと判断し、前記パケット交換網を通じて前記断線監視装置にパケットを送信し、前記論理チャネルを再確立することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のISDN回線の断線検知システム。
  7. 前記断線感知対応端末は、前記パケットに自己端末に関する前記所定情報を格納して前記断線監視装置に送信することを特徴とする請求項3又は請求項6に記載のISDN回線の断線検知システム。
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