JP2001054102A - 画像送出装置 - Google Patents

画像送出装置

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JP2001054102A
JP2001054102A JP11229528A JP22952899A JP2001054102A JP 2001054102 A JP2001054102 A JP 2001054102A JP 11229528 A JP11229528 A JP 11229528A JP 22952899 A JP22952899 A JP 22952899A JP 2001054102 A JP2001054102 A JP 2001054102A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は監視センタによる監視対象への信頼性
を確保しつつ、所有者が監視対象の状態を確認できる画
像監視システムを実現する。 【解決手段】画像送出装置は、監視対象にて異常が発生
したときに、特定の監視装置へ画像送出しているときは
送出相手をそのままとし、他の監視装置へ画像送出して
いるときは、送出相手先を自動的に特定の監視装置に切
替えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗や工場などの
監視対象における状況を、通信回線を介して監視センタ
にて画像監視する画像監視システムに関し、特に、監視
対象に設置される画像送出装置に関する。
【従来の技術】店舗や工場などの監視対象の状況を監視
カメラにて撮影し、ISDNやPSTNなどの一般公衆
回線を介して監視センタに送出し、監視センタにて監視
する画像監視システムがある。画像監視システムは、監
視カメラが撮影した画像を一般公衆回線に送出する画像
送出装置を監視対象に設置し、当該画像送出装置の送出
する画像を一般公衆回線から受像しモニタ表示する監視
装置を監視センタに設置している。なお、通常、監視セ
ンタは、店舗等の所有者から監視業務の委託を受けてい
る警備会社やメンテナンス会社などの業者が運用する。
ところで、監視対象の所有者は、好きなときに監視対象
の状況を確認したいという要望がある。このため、従来
の画像監視システムでは、監視装置を所有者の事務所及
び監視センタとの両方に設置し、画像送出装置からは一
般公衆回線を介してどちらの監視装置にも送出できるよ
うにしていた。
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像監
視システムは、画像送出装置から所有者の事務所(以
下、「事務所」という。)に設置された監視装置へ画像
送出中には、監視センタへの画像送出が行えず、監視セ
ンタにて監視対象の状況を確認できない。例えば、画像
送出装置がコンビニエンスストアの店舗に設置され、当
該店舗を統括する事務所、及び、監視センタに監視装置
が設置されている場合がある。事務所に設置された監視
装置及び監視センタに設置された監視装置のどちらで
も、店舗に設置された画像送出装置から画像を受像でき
る。いま、画像送出装置は、事務所の監視装置を相手先
として、一般公衆回線からコンビニエンス内の画像を送
出中とする。このときに、店舗に賊が押し入ると、事務
所では受像している画像から賊の存在を確認可能である
が、監視センタでは当該画像が送られず、店舗の状況を
画像にて確認できない。なお、このような緊急事態への
対応は、専門的な教育および経験が必要であり、所有者
などの一般人が適切に対応するのは困難である。このた
め、事務所の監視装置での画像を見て所有者が強盗と判
断すると、所有者は、監視センタに電話連絡するととも
に、店舗の画像送出装置との通信回線を切断する。この
電話連絡を受けた監視センタでは、監視センタの監視装
置から店舗の画像送出装置を呼出し、店舗の状況を画像
にて確認することとなる。したがって、監視センタの監
視員が店舗の画像による状況を確認するまでに時間がか
かってしまい、安全の専門家である監視センタによる監
視に遅延が生じ、画像監視システムの信頼性が低下する
という問題があった。そこで、本発明は、監視センタに
よる監視対象への信頼性を確保しつつ、所有者が監視対
象の状態を確認できる画像監視システムの実現を目的と
する。
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、監視対象に監視カメラを設置し、当該監
視カメラの撮影した画像を、通信回線を介して接続され
る特定の監視装置または、他の監視装置に送出する画像
送出装置であって、監視対象での異常発生を検知する異
常検知手段と、画像の送出相手である監視装置を選択す
る選択手段と、送出相手を判別する相手先判別手段とを
少なくとも有し、選択手段は、前記異常検知手段にて異
常を検知したときに他の監視装置を送出相手としていれ
ば、送出相手を当該他の監視装置から特定の監視装置に
切替える画像送出装置を提供する。画像送出装置は、監
視対象にて異常が発生したときに、特定の監視装置へ画
像送出しているときは送出相手をそのままとし、他の監
視装置へ画像送出しているときは、送出相手先を自動的
に特定の監視装置に切替えることができる。これによ
り、特定の監視装置は、迅速且つ確実に監視対象の画像
を受像できるようになり、画像監視システムの信頼性が
向上する。また、監視対象に監視カメラを設置し、当該
監視カメラの撮影した画像を、通信回線を介して接続さ
れる特定の監視装置または他の監視装置に送出する画像
送出装置であって、特定の監視装置からの着呼を検出す
る着呼検出手段と、画像の送出相手である監視装置を選
択する選択手段と、送出相手を判別する相手先判別手段
とを少なくとも有し、選択手段は、特定の監視装置から
の着呼を検出したときに、送出相手を他の監視装置から
特定の監視装置に切替える画像送出装置を提供する。画
像送出装置は、特定の監視装置からの接続要請を優先し
て、他の監視装置へ画像送出しているときは、送出相手
を自動的に特定の監視装置に切替えることができる。こ
れにより、特定の監視装置は、監視対象の状態を確認す
る必要があれば、必ず、監視対象の画像を受像できるよ
うになり、画像監視システムの信頼性が向上する。更
に、選択手段は、特定の監視装置を相手先とした画像の
送出が終了したときに、送出相手を他の監視装置に戻
す。これにより、他の監視装置での受像が途中で中断し
ても、自動的に再開することができ、他の監視装置の使
用勝手が良くなる。
【発明の実施の形態】本発明による実施形態について、
図を参照して説明する。図1は、本発明を適用する画像
監視システムについて、監視対象1、監視センタ2及び
所有者の事務所3を含めた全体的な基本構成を示してい
る。監視対象1は、学校、オフィス等のビル、工場、店
舗などであり、複数がISDNである通信回線7に接続
されている。監視対象1には、監視カメラ5が監視を必
要とする場所に適宜設置され、画像送出装置6に接続さ
れている。さらに、非常通報のための非常操作部42
や、侵入者・火災・ドア等の状態等を検知するセンサ4
1を含む検知器4が設けられ、監視対象1内での異常発
生を検出する。これらの監視カメラ5や検知器4から得
られる情報は、監視対象1内に設置された画像送出装置
6に集められ、ISDNである通信回線7を介して遠隔
地にある監視センタ2に設置されたセンタ装置21又は
事務所に設置された事務所装置31に適宜送出される。
なお、本実施形態では、特定の監視装置としてセンタ装
置21、他の監視装置として事務所装置31を用いて説
明する。なお、監視装置は、これら2台に限定するもの
ではなく、3台以上の複数台が通信回線7に接続されて
いてもよい。監視センタ2には、複数の画像送出装置6
からの情報を通信回線7経由で取得するセンタ装置21
が設置されている。センタ装置21は、画像を表示する
モニタ、監視員の操作用に使用されるキーボードとマウ
ス、各種処理を行うコンピュータ、および記憶サーバー
などから構成される。事務所3には、所有者等が監視対
象1の状況を確認するための事務所装置31が設置され
ている。事務所装置31は、当該所有者の監視対象1に
設置される画像送出装置6から送出されてきた画像を表
示するモニタ、所有者の操作用に使用されるキーボード
とマウス、各種処理を行うコンピュータ、および録画装
置などから構成されている。なお、本実施形態では、通
信回線7をISDNにて説明しているが、これに限らず
通常の電話回線(PSTN)、その他の回線を使用でき
る。図2は、監視対象1に設置される画像送出装置6の
構成を示す。画像送出装置6には、監視が必要な場所に
配置された監視カメラ5と検知器4とが接続されてい
る。監視カメラ5が撮影した画像は、カメラコントロー
ラ8を介して画像送出装置6に送られる。検知器4は、
侵入者の有無・火災の有無などを検出する各種センサ4
1と、強盗にあったときに利用者が操作する押しボタン
等の非常操作部42がある。なお、非常操作部42は、
監視対象1によって設置される場所は異なるが、例えば
監視対象1がコンビニエンスストアの場合、レジカウン
タの下など賊の目に付きにくい場所に設置される。画像
送出装置6は、コンピュータを含む中央処理部612、
画像処理部604、検知回路601及び通信部608構
成されている。中央処理部612は、これら各部を制御
している。画像処理部604は、画像圧縮部605、画
像切替部606及び画像蓄積部607で構成される。こ
こで、画像圧縮部605は、監視カメラ5により撮影さ
れた各監視場所の画像データについてデータ圧縮を行
い、画像切替部606に送出する。画像切替部606
は、画像圧縮部605からの画像を選択し、画像蓄積部
607に格納又は通信部608から監視センタ2又は事
務所3へ送出するなどの画像の切替制御を行う。通信部
608は、Dチャネルパケット通信の処理を行うパケッ
トデータ処理部610と、Dチャネルパケット通信以外
の通信処理を行うデータ処理部609、及び、ISDN
加入者線と接続する通信I/F611から構成されてい
る。ここで、パケットデータ処理部610は、ISDN
におけるDチャネルを利用したパケット通信を行うため
のものであり、Bチャネルが空いていなくても確実に異
常信号を監視センタ2へ送信できるようにしている。ま
た、データ処理部609は、通常の通信回線7での通信
を行うための処理を行い、例えば、事務所装置31やセ
ンタ装置21とのBチャネルにおける通信を確立するた
めのDチャネルでの呼設定制御、Bチャネルでの画像信
号を送出するため各種信号処理などを行う。検知回路6
01は、センサ41の検知信号や非常操作部42の操作
信号を検知すると、異常信号又は非常通報信号を中央処
理部612に出力する。中央処理部612では、検知信
号等を受けると、表示処理部603から監視対象1で非
常事態が発生したことを表示部602に表示する。次
に、図3乃至図7を参照し、中央処理部612の動作を
説明する。図3は、画像送出装置6がセンタ装置21及
び事務所装置31へ画像等を送出する場合における中央
処理部612の基本動作を示している。同図において、
ステップS31では、検知回路601が非常操作部42
の操作やセンサ41の火災検知などの異常検知があった
否かを判断する。ステップS31にて異常を検知した場
合は、ステップS32の異常通報処理を実行する。ここ
で、ステップS32の異常通報処理について、図4を参
照して詳述する。図4は、異常通報処理の詳細を示す動
作フローである。同図において、ステップS401で
は、センタ装置21との通信回線を確立する処理を行
う。具体的には、予め記憶しているセンタ装置21の電
話番号に対して、Dチャネルを使用した呼制御を行ない
Bチャネルでの通信回線を確立する。本明細書では、特
に断らない限り、回線接続とは、このBチャネルでの通
信回線の確立をいう。次に、ステップS402では、確
立されたBチャネルの通信回線を用いて、異常信号をセ
ンタ装置21に送出する制御を行う。センタ装置21で
は、この異常信号を受信すると、異常発生の旨をモニタ
に表示する。この表示を見て、監視センタ2の監視員
は、異常発生を知ることができる。なお、本実施の形態
では、Bチャネルの情報として異常信号を送出したが、
呼制御信号中に異常発生の旨を示すメッセージを挿入
し、Dチャネルの呼制御にて監視センタ2へ異常発生を
知らせても良い。この場合は、Bチャネルに空きがなく
ても、異常発生を確実に監視センタ2に伝えることがで
きるので、監視システムの信頼性が向上する。また、D
チャネルパケット通信を用いて、異常信号をパケットデ
ータ処理部610からセンタ装置21に送出することと
してもよい。ステップS403では、センタ装置21に
監視カメラ5が撮影した画像の送出制御を行う。監視カ
メラ5が撮影した画像は、カメラコントローラ8を介し
て画像圧縮部605に送出され、画像圧縮部605にて
所定の圧縮処理が行われる。画像切替部606では、予
め設定されている監視カメラ5の画像を選択し、画像圧
縮部605にて圧縮処理された画像を通信部608へ送
出する。通信部608では、受け取った画像をデータ処
理部609にてISDNの通信プロコルにしたがった処
理を行い、Bチャネルを用いて通信I/F611から通
信回線7を介してセンタ装置21へ送出する。なお、監
視カメラ5の選択は、異常を検知したセンサ41又は非
常操作部42と監視カメラ5との対応関係を予め記憶さ
せている。また、図示していないが、センサ41の検知
により、画像蓄積部607にセンサ41の検知前後の画
像を数フレーム分記憶させる。ステップS404では、
センタ装置21から監視カメラ5の切替制御コマンドを
受信したか否かを判定する。センタ装置21から通信回
線7を介して送信される監視カメラ切替信号を通信I/
F611から受信したか否かによって判定する。監視カ
メラ切替信号は、監視員がモニタに表示されている画像
を見ているときに、別の監視カメラ5の画像を必要とす
ることがあるときにセンタ装置21から送出される。監
視員は、センタ装置21のキーボードやマウス等を用い
て、監視カメラ5を選択するのである。中央処理部61
2では、監視カメラ切替信号を受信すると、送出する監
視カメラ5の画像を切替えるように制御する画像切替部
606を制御し、ステップ403に戻る(S409)。
一方、監視カメラ切替信号を受信していない場合、ステ
ップS405に進む。ステップS405では、検知回路
601にて検知した異常が復旧したか否かの判断を行な
い、異常復旧するまで画像送出のための処理を継続する
(ステップS403からステップ405)。具体的に
は、監視センタ2の監視員が監視対象1の安全を確認で
きた場合に、通信回線7を介して送出した復旧信号を送
出する。この復旧信号の受信をもって、異常が復旧した
と判断する。なお、監視対象1に警備員が到着し、安全
を確認したときに、画像送出装置6を操作することによ
り行ってもよい。この場合は、画像送出装置6に操作手
段が別途必要となる。ステップS405にて異常復旧し
た場合は、画像送出を停止し、確立しているISDN7
のBチャネルを解放する(S406、S407)。その
後、後述する中断フラグがONになっているかを確認
し、ONとなっていなければ異常通報処理S32が終了
する。一方、ステップS408にて中断フラグがONで
ない場合は、中断されていた事務所装置31との回線接
続を行うとともに、中断フラグをOFFにし、後述する
事務所装置31からの着信処理に進む(S410、S4
11)。なお、この中断フラグに関連する事項は、図7
を参照して後述する。図3に戻り、ステップS31にて
異常検知がないと判断した場合は、通信回線7を介して
の着信信号があるか否か判断し、着信がなければステッ
プS31に戻る(ステップS33)。具体的には、Dチ
ャネルでの呼設定信号の受信があったか否かにより判断
する。一方、ステップS33にて、着信検出すると着信
処理(S34)を実行する。図5乃至図7を参照して、
着信処理について詳述する。先ず、図5を参照する。同
図において、ステップS51では、Dチャネルでの呼制
御信号中に挿入されている着信チェックコードの一致を
照合する。着信チェックコードとは、画像送出装置6ご
とのユニークに決められるコードであって、センタ装置
21及び事務所装置31が呼制御メッセージに挿入す
る。これは、画像送出装置6が送出する画像を受信でき
る権限を有するセンタ装置21等であることを確認する
ためのものである。つまり、権限を有するセンタ装置2
1等であれば、自己が受像する権限を有する画像送出装
置6の着信チェックコードを呼制御信号に挿入すること
ができる。一方、権限を有しなければ着信チェックコー
ドを知り得ず、呼制御信号に挿入することができない。
そして、当該呼制御信号中の着信チェックコードと、画
像送出装置6が記憶している着信チェックコードとが一
致することで、正当なセンタ装置21等からのアクセス
であることを確認するのである。ステップS51にて、
着信チェックコードが一致しなければ、センタ装置21
又は事務所装置31からの着信でないので、何もせずス
テップS31に戻る。一方、着信チェックコードが一致
すると、ステップS52に進む。ステップS52では、
発呼元の加入者線番号である相手先電話番号を確認す
る。呼制御信号に含まれる発呼元の加入者線番号を読み
出し、予め記憶しているセンタ装置21又は事務所装置
31の接続されている加入者線番号とを照合する。これ
により、不正を企む者が、例えセンタ装置21等を盗ん
で画像送出装置6にアクセスしても、加入者線番号が異
なるのでアクセスできないのである。不正アクセスの場
合は、アクセスを認めず、このままステップS31に戻
る。ステップS51及びステップS52にて認識された
相手先によって、画像送出中の動作を異ならせる。つま
り、画像送出装置6は、送出相手を判別しているのであ
る。次に、ステップS52にて監視センタ2から着信で
あった場合は、図6に示す着信処理Aを実行する(S5
3)。図6のステップS61では、Dチャネルの呼制御
にしたがいBチャネルでの通信チャネルを確立する(S
61)。ステップS62では、検知回路601が非常操
作部42の操作やセンサ41の火災検知などの異常検知
があった否かを判断する。ステップS62にて異常を検
知した場合は、確立されているBチャネルの通信回線を
用いて、異常信号をセンタ装置21に送出する制御を行
う(S63)。センタ装置21では、この異常信号を受
信すると、異常発生の旨をモニタに表示する。監視セン
タ2の監視員は、この表示を見て監視対象1内での異常
発生を知ることができる。当然に、モニタに表示されて
いる画像からも監視領域内の状態を認識できるが、異常
信号を送信することにより、監視員の見落としも防ぐこ
とができるのである。なお、本実施の形態では、Bチャ
ネルの情報として異常信号を送出したが、パケットデー
タ処理部610からDチャネルのパケット通信を使用し
て送信してもよい。この場合は、Bチャネルに空きがな
くても、異常発生を確実に監視センタ2に伝えることが
できるので、監視システムの信頼性が向上する。ステッ
プS64では、センタ装置21から監視カメラ5の切替
制御コマンドを受信したか否かを判定する。センタ装置
21から通信回線7を介して送信される監視カメラ切替
信号を通信I/F611から受信したか否かによって判
定する。監視カメラ切替信号は、監視員が別の監視カメ
ラ5の画像を見たい場合にセンタ装置21から送出され
る。監視員は、センタ装置21のキーボードやマウス等
を用いて、監視カメラ5を選択する。中央処理部612
では、監視カメラ切替信号を受信すると、送出する監視
カメラ5の画像を切替えるように制御する画像切替部6
06を制御し、ステップS65に進む(S66)。一
方、監視カメラ切替信号を受信しないときは、そのまま
ステップS65に進む。ステップS65では、センタ装
置21に監視カメラ5が撮影した画像の送出制御を行
う。監視カメラ5が撮影した画像は、カメラコントロー
ラ8を介して画像圧縮部605にて所定の圧縮処理が行
われる。そして、画像切替部606にて予め設定されて
いる監視カメラ5の画像を選択し、通信部608へ送出
する。通信部608では、受け取った画像をデータ処理
部609にて通信回線7の通信プロコルにしたがった処
理を行い、Bチャネルを用いて通信I/F611から通
信回線7経由センタ装置21へ送出する。なお、監視カ
メラ5の選択は、異常を検知したセンサ41又は非常操
作部42と監視カメラ5との対応関係を予め記憶させて
いる。また、図示していないが、センサ41の検知によ
り、画像蓄積部607に検知前後の画像を数フレーム分
記憶させる。ステップS67では、センタ装置21から
画像停止信号を受信したか判断する。画像停止信号があ
るまで、ステップS62からステップS67までの処理
を継続する。なお、図示しないが、ステップS62にて
異常を検知した場合は、ステップS67において、異常
復旧も画像停止の条件となる。ステップS67にて、画
像停止信号を受信すると、センタ装置21と確立中のB
チャネルの回線を解放し(S68)、ステップS31に
戻る。次に、図5に戻り、ステップS52において、事
務所装置31からの着信であった場合は、ステップ54
の着信処理Bを実行する。図7は、着信処理Bの詳細を
示している。同図において、ステップS71は、事務所
装置31とDチャネルの呼制御にしたがいBチャネルの
通信回線を確立させる。ステップS72では、検知回路
601が非常操作部42の操作やセンサ41の火災検知
などの異常検知があった否か、又は、センタ装置21か
らの着信の有無を判断する。センタ装置21からの着信
は、Dチャネルの呼制御信号を基に、前述のステップS
51及びS52で行った場合と同様の処理にて行う。こ
こで、異常検知等がないときは、ステップS73に進
む。ステップS73では、事務所装置31から監視カメ
ラ5の切替制御コマンドを受信したか否かを判定する。
事務所装置31から通信回線7を介して送信される監視
カメラ切替信号を通信I/F611から受信したか否か
によって判定する。監視カメラ切替信号は、所有者等が
モニタにて画像を見て、別の監視カメラ5の画像を見た
いときに事務所装置31から送出される。所有者等は、
事務所装置31のキーボードやマウス等を用いて、監視
カメラ5を選択する。中央処理部612では、監視カメ
ラ切替信号を受信すると、送出する監視カメラ5の画像
を切替えるように制御する画像切替部606を制御し、
ステップS74に進む(S78)。一方、監視カメラ切
替信号を受信しないときは、そのままステップS74に
進む。ステップS74では、事務所装置31に監視カメ
ラ5が撮影した画像の送出制御を行う。監視カメラ5が
撮影した画像は、カメラコントローラ8を介して入力さ
れ、画像圧縮部605にて所定の圧縮処理される。そし
て、画像切替部606にて予め設定されている監視カメ
ラ5の画像を選択し、圧縮処理された画像が通信部60
8へ送出される。通信部608では、受け取った画像を
データ処理部609にて通信回線7の通信プロコルにし
たがった処理を行い、Bチャネルを用いて通信I/F6
11から通信回線7経由事務所装置31へ送出する。ス
テップS75では、事務所装置31から画像停止信号を
受信したか判断する。画像停止信号があるまで、ステッ
プS72からステップS75までの処理を継続する。ス
テップS75にて、画像停止信号を受信すると、事務所
装置31と確立中のBチャネルの回線を解放し(S7
6)、ステップS31に戻る。次に、ステップS72に
て、異常検知、又は、センタ装置21からの着信があっ
た場合は、ステップS77に進む。ステップS77で
は、事務所装置31との通信を中断させるための処理で
ある。具体的には、事務所装置31に対し、画像送出を
中断する旨を通知するとともに、中断フラグをONす
る。事務所装置31との確立しているBチャネルの回線
を解放し、図4を参照して詳述した異常通報処理S33
を実行する。ここで、中断フラグとは、事務所装置31
への画像送出中にセンタ装置21へ切替えたことを示す
ものである。画像送出装置6は、センタ装置21との通
信が終了した後に、中断フラグのON/OFF状態から
事務所装置31との中断をしたかを判断すると(図4の
S408、S410、S411)、ステップS71に戻
り、中断した事務所装置31との通信を再開するのであ
る。また、以上説明した実施形態では、事務所装置を1
台のみとして説明したが、複数の事務所装置を通信回線
に接続させてもよい。
【発明の効果】本発明によれば、例え、センタ装置21
以外に画像を送出していても、異常発生やセンタ装置2
1からの着信があると、事務所装置31との通信を解放
し、センタ装置21との通信を確立することによっ
て、、即座にセンタ装置21に画像送出できるのであ
る。また、センタ装置21との通信が終了すると、自動
的に事務所装置31との通信が復帰するので、所有者等
の利便性にも供することができるのである。監視センタ
2による監視対象1への信頼性を確保しつつ、所有者が
監視対象1の状態を確認できる画像監視システムが実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像監視システムの全体構成を示す図である。
【図2】本発明にかかる画像送出装置6のブロック図で
ある。
【図3】画像送出装置6の画像送出動作を説明する図で
ある。
【図4】画像送出装置6の異常通報動作を示す図であ
る。
【図5】画像送出装置6の着信動作を示す図である。
【図6】画像送出装置6のセンタ装置21からの着信動
作を示す図である。
【図7】画像送出装置6の事務所装置31からの着信動
作を示す図である。
【符号の説明】
1…監視対象 2…監視センタ 21…センタ装置(特定の監視装置) 3…事務所 31…事務所装置(他の監視装置) 4…検知器 41…センサ 42…非常操作部 5…監視カメラ 6…画像送出装置 601…検知回路 602…表示部 603…表示処理部 604…画像処理部 605…画像圧縮部 606…画像切替部 607…画像蓄積部 608…通信部 609…データ処理部 610…パケットデータ処理部 611…通信I/F 612…中央処理部 7…ISDN(通信回線) 8…カメラコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA02 CG07 CH01 DA09 EA03 FA01 FA09 FE01 FE26 GB02 GB11 GD03 HA18 5C087 AA02 AA09 AA19 BB12 BB14 BB32 BB75 CC52 DD04 DD05 DD23 DD27 EE14 FF01 FF04 FF05 FF19 FF30 GG02 GG18 GG21 GG23 GG50 GG51 GG67 GG70

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視対象に監視カメラを設置し、当該監視
    カメラの撮影した画像を、通信回線を介して接続される
    特定の監視装置または他の監視装置に送出する画像送出
    装置であって、監視対象での異常発生を検知する異常検
    知手段と、前記画像の送出相手である監視装置を選択す
    る選択手段と、前記送出相手を判別する相手先判別手段
    とを有し、前記選択手段は、前記異常検知手段にて異常
    を検知したとき、送出相手が他の監視装置である場合に
    送出相手を特定の監視装置に切替えることを特徴とした
    画像送出装置。
  2. 【請求項2】監視対象に監視カメラを設置し、当該監視
    カメラの撮影した画像を、通信回線を介して接続される
    特定の監視装置または他の監視装置に送出する画像送出
    装置であって、特定の監視装置からの着呼を検出する着
    呼検出手段と、前記画像の送出相手である監視装置を選
    択する選択手段と、前記送出相手を判別する相手先判別
    手段とを有し、前記選択手段は、特定の監視装置からの
    着呼を検出したとき、送出相手を他の監視装置から特定
    の監視装置に切替えることを特徴とした画像送出装置。
  3. 【請求項3】前記選択手段は、特定の監視装置を相手先
    とした画像の送出が終了したときに、送出相手を前記他
    の監視装置に戻すことを特徴とした請求項1又は請求項
    2記載の画像送出装置。
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