JP3969839B2 - 画像監視装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、監視領域を監視カメラにて撮影し、この撮影した画像を監視することにより、監視領域の状況を確認する画像監視システムに使用する画像監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、種々の画像監視システムが実用化されている。以下、画像監視システムを警備システムに適用した例について説明をする。
複数の警備領域を、遠隔地の警備センタにて集中監視する警備システムがある。この警備システムでは、各警備領域毎にコントローラが設置され、警備センタ装置と電話回線を介して接続される。コントローラには、警備領域内に配置した侵入者検出センサ、火災検出センサなどの各種センサ、監視領域を撮影する監視カメラが接続される。警備センタ装置では、各コントローラからの画像情報を電話回線を介して受信し、警備領域を監視する。
【0003】
警備センタでは、コントローラから異常通報があった時、各コントローラに対して、監視カメラが撮影している画像(現画像)を送信するように制御し、監視員が、受信した現画像を見て監視領域の状態を確認する。従来においては、監視員は、異常通報時でなくても、随時、コントローラから監視カメラの画像を送出させ、監視領域の画像を見ることができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、利用者にとっては、監視カメラが撮影する画像が随時外部から見られるということは、プライバシー上の問題、営業上の秘密保持などの点から、好ましいことではない。また、警備センタの監視員にとっても、警備領域が警戒解除モードにあるとき、又は、警戒セットモード中であっても警備領域が正常状態であれば、監視領域の画像を見る必要性はない。
【0005】
そこで、本発明は、警備センタなどの外部において、監視対象の画像を、セキュリティ上必要なときは確実に見ることができるが、不必要な場合には見ることができないようにする画像監視装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものである。本発明の画像監視装置は、監視領域を撮影する撮像手段と、前記撮像手段の撮影した画像を通信回線を介して送出する画像伝送手段と、予め条件が設定され、設定した条件が満たされるとき、前記画像伝送手段による画像送出を阻止する阻止手段とから構成される。
【0007】
阻止手段には、監視領域を撮影した画像を外部に送出しない条件を、予め設定しておく。この条件としては、例えば、警備領域が正常状態の場合、又は、警備モードが警戒解除モードである場合などである。阻止手段は、設定された条件が満たされたとき、即ち、警備領域が正常である場合、又は、警備モードが警戒解除である場合などに、画像伝送手段が画像を送信することを阻止する。
【0008】
警備センタなどの外部では、警備領域が警戒モード中で、異常通報があったときに、画像監視装置に対して画像の送出を要求する。この場合は、阻止手段が画像伝送手段による画像送出を阻止しないので、外部で監視領域の画像を見て、状況を確認することができる。一方、警備領域が警戒解除モード中、又は、警戒セットモード中であっても正常状態であれば、外部から画像要求信号が送出されても、阻止手段が画像伝送手段による画像送出を阻止する。したがって、利用者は、外部に不必要な画像を見られることがなくなる。
【0009】
なお、阻止手段に設定する条件が警備領域が正常である場合、監視領域内の異常を検出する異常検出手段と、監視領域の状態として正常状態又は異常状態を記憶する記憶手段が設けられる。そして、阻止手段は、記憶手段に警備領域が正常状態であることが記憶されていれば、画像伝送手段による画像送出を阻止する。なお、警備領域が正常状態である場合でも、特定の条件にある画像については、画像送出を許可できるようにすることは任意である。
【0010】
阻止手段に設定する条件が警備解除モードである場合、警備領域の警備モードを設定するモード設定手段と、設定された警備モードを記憶するモード記憶手段が設けられる。阻止手段は、モード記憶手段に警戒解除モードが記憶されているとき、画像伝送手段による画像送出を阻止する。この場合も、特定の条件にある画像については、画像送出を許可するようにすることは任意である。
【0011】
また、本発明においては、警備領域内に配置された複数の撮像手段の内、特定の撮像手段が撮影する画像の送出を阻止することができる。これにより、特定された撮像手段が撮影した画像は、警戒セットモード中に異常が発生している場合であっても、外部には送出されない。この場合、当該撮像手段を記憶する記憶手段が設けられる。阻止手段は、外部へ画像を送出する時に、記憶手段に記憶された特定の撮像手段が撮影した画像については、画像伝送手段が送出することを阻止する。
【0012】
本発明によれば、警備センタ装置などの外部において、監視対象の画像を、セキュリティ上必要なときは見ることができるが、不必要な場合には見ることができないようにすることができる。これにより、プライバシーの保護などが保たれる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の画像監視装置を警備システムに適用した例について、図を用いて説明する。
図1は、警備システムの全体構成を示す。
監視対象となる建物(警備領域)にコントローラ1が設置され、このコントローラ1に、複数の画像センサ2、非常ボタン3、侵入センサ4、モード設定器5が接続される。コントローラ1は、通信回線としての電話回線6を介して、遠隔地の警備センター7と接続される。
【0014】
画像センサ2は、建物内に複数設置され、窓、ドアなどの監視対象を含む監視領域を撮影する。また、画像センサ2は、得られた画像から侵入などの異常の有無を判定する機能を有する。
非常ボタン3が押される、又は、侵入センサ4が侵入異常を検出すると、コントローラ1から電話回線6を介して警備センタ装置7に異常信号が送出される。警備センタ装置7では、異常信号を受信すると、必要に応じて、監視員がコントローラ1に対して、画像センサ2が撮影している現画像を送出することを要求する信号を送出する。コントローラ1では、画像要求信号を受信すると、画像センサ2が撮影した現画像を警備センタ装置7に対して送出する。
【0015】
画像センサ2において侵入異常が検出されると、コントローラ1は、異常信号を警備センタ装置7に送出する。同時に、画像センサ2に対して異常画像、現画像などの送出を要求し、送信されてきた画像を警備センタ装置7に送出する。
図2は、コントローラ1の構成を示す。
コントローラ1には、MPU、ROM,RAMなど周辺回路により構成される制御部101と電源回路102が設けられる。コントローラ1内の各部分は、制御部101により制御され、電源回路102から電力の供給を受ける。電源回路102は、外部からのAC電圧をDC電圧に変換する変換回路とバッテリを有する。また、モード設定器5が接続される。
【0016】
コントローラ1には、更に、以下の部分が設けられる。
センサ監視回路103は、非常ボタン3、侵入センサ4とのインターフェースである。モデム104が電話回線6との間に設けられる。画像センサ通信制御部105は、画像センサ2と接続される。映像入出力制御部106は、画像センサ2と接続される。この映像入出力制御部106は、画像センサ2から送られてきた映像信号を、モデム104と外部に接続されたモニタ装置8に分配する。
【0017】
表示部107は、通常は、監視領域の監視状態を画面上に表示し、異常が検出されたときは、ブザーを鳴動させ、画面上に異常の種類、異常発生箇所などを表示する。また、表示部107は、画像センサ2の設定作業時にも使用される。操作手段108は、画像センサ2の初期設定又は設定変更時に使用される。機器状態検出部109は、コントローラ1の機器異常の有無を検出する。記憶部110については以下に説明する。
【0018】
図3は、コントローラ1の記憶部110の構成を示す。
記憶部110には、コントローラ1に所定の動作を実行させるためのプログラムを記憶したプログラム領域111、パラメータを記憶したパラメータ領域112、各画像センサ2のアドレスを記憶しておく画像センサアドレス領域113、監視領域の状態、即ち、異常が発生しているか又は正常であるかの区別、及び、異常の種類(機器異常、侵入異常、非常異常)を記憶する状態記憶領域114、監視領域が警戒セットモード又は警戒解除モードのいずれにあるかを記憶するモード記憶領域115、画像送出の許可/不許可を決めるためのテーブルを記憶するテーブル記憶領域116、画像送出を常時禁止する特定の画像センサを記憶する特定画像センサ領域117が設けられる。
【0019】
図4は、画像センサ2の構成を示す。
画像センサ2には、CPU、ROM,RAMなど周辺回路により構成される制御手段201と電源202が設けられる。画像センサ2内の各部分は、制御手段201により制御され、電源202から電力の供給を受ける。電源202は、外部から供給されるAC電圧をDC電圧に変換する変換装置から構成される。なお、電源202を画像センサ2内に設ける代わりに、コントローラ1から電力供給をさせても良い。
【0020】
また、制御手段201には記憶手段220が接続される。記憶手段220には、画像センサ2に所定の動作を実行させるためのプログラム、パラメータ、監視領域が異常か正常かを記憶する領域、監視領域が警戒セットモード又は警戒解除モードのいずれにあるかを記憶する領域、撮像手段203が撮影した現画像及び異常画像を含む所定枚数の画像を記憶する領域を備える。
【0021】
監視領域を撮影する撮像手段203は、CCDカメラにより構成され、可視領域から赤外領域までの感度を有する。赤外線投光手段204が設けられ、夜間など暗くなった時に、監視領域に赤外線が投光される。
画像処理手段205は、記憶手段220に記憶された画像に基づいて、監視領域に異常が発生したか否かを判定する。なお、この手法については、公知のものであり、本発明と直接関係がないので、詳細な説明は省略する。表示手段206は、LEDにより構成され、異常検出時に点灯し、非検出時には消灯して、異常検出の有無を画像センサ2の外部に表示する。
【0022】
通信手段207は、コントローラ1と信号の送受信を行うインターフェースで、コントローラ1の画像センサ通信制御部と接続される。
画像出力手段208は、記憶手段220に記憶していた画像を出力するためのインターフェースで、切替手段209を介して、他の画像センサ2又はコントローラ1の映像入出力制御部へ接続される。
【0023】
アドレス設定部分210は、ディップスイッチにより構成され、コントローラ1が画像センサ2を特定するためのアドレスが設定される。操作手段211は、電源をオンオフするための手段である。
図5は、警備センター装置7の構成を示す。ここでは、画像監視システムに関する部分のみを示している。
【0024】
警備センター装置7には、MPU、ROM,RAMなど周辺回路などにより構成される制御部701が設けられ、警備センター装置7内の各部分は、制御部701により制御される。
電話回線6を通してコントローラ1と通信を行う通信インターフェース702が設けられる。コントローラ1から送られた映像信号及びその関連の信号は、画像情報記憶部703に記憶される。
【0025】
制御部701は、異常信号を受信すると、モニタ704に、異常が発生したこと、異常発生物件名、異常発生箇所などを表示し、モニタ704に異常発生時の画像を表示する。なお、モニタ704は、画像出力部706を介して制御部701と接続される。管制員は、操作部705を操作して、画像表示など種々の操作を行う。
【0026】
次に、コントローラ1の動作について説明する。
図6は、コントローラ1における、各画像センサへの状態確認処理を示すフローチャートである。コントローラ1は、各画像センサ2に対して順次、状態確認処理を行う(ポーリング)。なお、画像センサ2以外のセンサ、つまり、非常ボタン3、侵入センサ4については、コントローラ1は、センサ監視回路103により常時信号を受け付けている。
【0027】
ステップS11で、1つの画像センサ2に対して状態呼出信号を送信する。ステップS12で、当該画像センサ2から送出された状態信号を受信する。ステップS13で、受信した状態信号が異常信号か否かを判定する。異常信号を受信してなければ、ステップS11へ戻る。異常信号を受信していれば、ステップS14で、当該画像センサ2のアドレス及び異常状態にあることを状態領域114に記憶し、ステップS11へ戻る。以上のステップが各画像センサ2に対して順次実行される。
【0028】
図7は、コントローラ1における、警備領域で異常が検出された場合の処理を示すフローチャートである。
警備領域内に異常が発生し、画像センサ2、非常ボタン3又は侵入センサ4から異常検知信号が送信されると、ステップS21で、コントローラ1がこれを受信する。ステップS22で、警備領域が異常状態であることを状態領域114に記憶する。ステップS23で、コントローラ1は、ダイアリングをして、警備センタ装置7との接続処理を行う。ステップS24で、受信した異常信号が画像センサ2からのものか否かを判定する。
【0029】
ここで、受信した異常信号がその他のセンサ3,4から受信したものであれば、ステップS25で警備センタ装置7へ異常信号を送信する。この異常信号には、異常が発生した領域、異常の種類など、必要な情報が含まれる。異常信号の送信終了後に、ステップS30で、警備センタ装置7との切断処理を行う。
警備センタ装置7で異常信号を受信すると、監視員はモニタ703に表示された情報に基づいて必要な措置をとる。また、必要な場合は、異常が発生した領域を撮影した画像の送信を要求する信号をコントローラ1に送出する。コントローラ1が画像要求信号を受信した場合の動作については後述する。
【0030】
ステップS24で、異常信号を画像センサ2から受信したと判定したときは、ステップS26で、当該画像センサ2へ異常画像送信を要求する信号を送信する。ステップS27で画像センサ2から異常画像を受信すると、ステップS28で警備センタ装置7へ、異常信号及び、異常画像を送出する。この異常信号には、異常が発生した領域、異常の種類など、必要な情報が含まれる。
【0031】
異常信号及び異常画像の送出が終了すると、ステップS29で、異常を検出した画像センサ2へ、異常画像消去信号を送出する。当該画像センサ2では、この信号を受信すると、記憶していた異常画像を消去し、新たに、撮像手段203が撮影した現画像を取り込んで、異常発生の有無の検出を継続して行う。
ステップS30で、警備センタ装置7との電話回線6の切断処理を行い、ステップS31で、表示部107に異常が発生した旨の表示を行う。
【0032】
図8は、コントローラ1における、警備モード移行操作時の処理を示すフローチャートである。
モード設定器5でモード移行操作がされると、コントローラ1はステップS41で移行信号を受信する。ステップS42で、警戒セットの操作がされたか否かを判定する。警戒セットの操作がされたときは、ステップS43で、全画像センサ2に対してセット信号を送出し、ステップS44で、警備センタ装置7へセット信号を送出し、ステップS45で、自己のモード領域115に警戒セットモードを記憶する。する。一方、ステップS42で、警戒セット操作がされたのでなければ、ステップS46で、全画像センサ2に対して解除信号を送出し、ステップS47で、警備センタ装置7へ解除信号を送出し、ステップS48で、自己のモード領域115に警戒解除モードを記憶する。
【0033】
画像センサ2、警備センタ装置7では、それぞれ、受信した状態を記憶部20、703へ記憶する。
図9は、コントローラ1における、警備センタ装置7から画像要求信号を受信した場合の処理を示すフローチャートである。
既述の図7のステップS25で説明したように、警備センタ装置7が異常信号を受信した場合は、監視員は必要に応じて画像要求信号をコントローラ1に対して送出する。コントローラ1では、ステップS51でこの信号を受信すると、以下の処理を実行する。
【0034】
ステップS52で、モニタ不可の画像センサ2であるか否かを判定する。受信した画像要求信号が指定する画像センサ2が、記憶部110の特定画像センサ領域117に記憶されていた場合には、モニタ不可画像センサであると判定して、ステップS53で、画像要求NG信号を警備センタ装置7へ送出する。ステップS52で、モニタ不可画像センサでないと判定した場合は、ステップS54へ進む。
【0035】
ステップS54で、要求された画像送出が許可状態にあるか否かを判定する。この画像送出許可又は不許可は、記憶部110のテーブル領域116に記憶されたテーブルに設定された条件に応じて決定される。
図10は、テーブルの内容を示す。ここに示された例では、設定された条件は警備モードと、警備領域の状態である。したがって、ステップS54では、記憶部110の状態領域114とモード領域115に記憶された内容を見に行く。
【0036】
警戒セットモード中で、異常状態(侵入異常、機器異常、非常異常)である場合は、画像テーブル中の番号1〜3に示されるように、画像送出が許可される。警備領域が正常状態にあれば、警戒セットモード中であってもなくても、番号4、7に示すように、画像送出は不許可となる。警戒解除モード中であれば、警備領域が正常状態であっても機器異常状態であっても、番号5及び7に示すように、画像送出は不許可となる。
【0037】
ただし、番号6に示すように、警戒解除モード中であっても、強盗などの侵入により非常ボタンが押された場合(非常異常)は、画像送出が許可となる。なお、番号5の機器異常(コントローラ1自体の異常)は、緊急性が低い異常であるので、不許可とすることができる。テーブルには警備解除モード中で侵入異常というケースが示されていないが、これは、警備解除モード中では、各センサ2,4が侵入異常を検出しないように設定されているためである。
【0038】
図10に示した基準は、1つの例であり、種々の変更が可能である。警備センタ側としては、通常、番号1,3,6の侵入異常、非常異常については、画像を受信しなければならない。その他のケースについては、状況に応じて設定がされる。
図9に戻ると、ステップS54で画像送出が不許可状態であると判定されると、ステップS53で、画像要求NG信号が警備センタ装置7に対して送出される。許可状態であると判定されると、ステップS55で、画像要求OK信号が送出される。ステップS56で、画像要求信号で指定された画像センサ2へ画像要求信号を送出する。
【0039】
画像センサ2は画像要求信号に従って撮影した画像を送出し、ステップS57で、コントローラ1はこの現画像を警備センタ装置7へ転送をする。警備センタ装置7では、モニタ704上で監視領域の現状態を示す画像を見て状態を確認する。画像の受信が必要なくなると、コントローラ1に対して画像停止信号を送出する。コントローラ1は、ステップS58で画像停止信号を受信すると、ステップS59で当該画像センサ2へ画像停止信号を送出して、処理を終了する。当該画像センサ2では、画像の送出を停止する。
【0040】
なお、以上の説明においては、画像送出の許可/不許可を決めるテーブルは、全画像に共通して設けられている。これに対し、画像センサ2ごとに異なるテーブルを設けて、よりきめ細かい制御をすることもできる。
また、非常ボタン3又は侵入センサ4の設置場所と画像センサ2を対応付けたテーブルを設けて、例えば、異常を検知した侵入センサ4が設けられている場所に設置されている画像センサ2の画像のみを警備センタ7に送出可能とし、それ以外の画像センサ2の画像の送出を不許可としてもよい。
【0041】
これにより、例えば監視領域内に複数の部屋等がありそれぞれに画像センサ2、侵入センサ4が設置されているような場合に、警備センタにおいて異常が発生した個所の画像のみをモニターすることができ、その他の異常が発生していない個所の画像が不必要に見られることを防止することができる。
図11及び図12は、警備センタ装置7からコントローラ1へ画像要求信号が送出されたときの、コントローラ1と警備センタ装置7との間の信号の送信状況を説明するタイムチャートである。
【0042】
図11は、警戒解除モード中の動作を示す。モード設定器5において警備モードが警戒セットモードから警戒解除モードへ移行操作されると、コントローラ1から警備センタ装置7へ、警戒解除信号と正常信号が送信される。この後は、警備センタ装置7から現状態の画像送出を要求するための画像要求信号がコントローラ1に出されても、コントローラ1では、テーブル(図10の番号7)を参照することにより、画像要求NG信号を送出する。
【0043】
コントローラ1において機器異常が発生すると、機器異常を示す異常信号が警備センタ装置7に送出される。この場合でも、警備センタ装置7から画像要求信号が送出されると、コントローラ1は、テーブル(図10の番号5)を参照することにより、画像要求NG信号を送出する。機器異常に対しては、画像による確認は行われないが、コントローラ1の点検が行われ、機器が正常に復したことが確認されると、コントローラ1において機器異常正常化操作が行われ、警備センタ装置7に対して警戒解除信号と正常信号が送出される。
【0044】
図12は、警戒セットモード中の動作を示す。モード設定器5において警備モードが警戒解除モードから警戒セットモードへ移行操作がされると、コントローラ1から警備センタ装置7へ警戒セット信号と正常信号が送信される。この後は、警備センタ装置7から画像要求信号がコントローラ1に出されても、コントローラ1では、テーブル(図10の番号4)を参照することにより、画像要求NG信号を送出する。
【0045】
コントローラ1において機器異常が発生すると、警戒セット信号と機器異常信号が警備センタ装置7に送出される。この状態で警備センタ装置7から画像要求信号が送出されると、コントローラ1では、テーブル(図10の番号2)を参照して、画像要求OK信号を送出する。次いで、画像センサ2から送られた現画像を警備センタ装置7に対して送出する。画像停止信号が警備センタ装置7からコントローラ1へ送られると、画像の送出は停止される。
【0046】
続いて、画像センサ2により侵入異常が検出されると、コントローラ1から、警戒セット信号、侵入異常信号、異常発生時の画像が警備センタ装置7に対して送出される。警備センタ装置7で、異常の確認のために必要があると、当該画像センサ又はその他の画像センサの現画像を要求する信号を送出する。これに対し、コントローラ1は、テーブル(図10の番号1)を参照して、画像要求OK信号を送出し、それに続いて、当該画像センサの現画像を警備センタ装置7に対して転送する。警備センタ装置7から画像停止信号を受信すると、当該画像センサ2の画像送出を停止させる。
【0047】
警備領域に警備員が派遣され必要な措置がとられた後、コントローラ1において正常化操作がされる。これにより、コントローラ1から警備センタ装置7に対して、警戒セット信号と正常信号が送出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像監視装置を適用した警備システムの全体構成を示す図。
【図2】図1におけるコントローラの構成を示す図。
【図3】図2のコントローラの記憶部の構成を示す図。
【図4】図1における画像センサの構成を示す図。
【図5】図1における警備センタ装置の構成を示す図。
【図6】図2のコントローラの動作を示すフローチャート(その1)。
【図7】図2のコントローラの動作を示すフローチャート(その2)。
【図8】図2のコントローラの動作を示すフローチャート(その3)。
【図9】図2のコントローラの動作を示すフローチャート(その4)。
【図10】図9のフローで使用されるテーブルの内容を示す図。
【図11】コントローラと警備センタ装置間の送受信の動作を示すタイムチャート(その1)。
【図12】コントローラと警備センタ装置間の送受信の動作を示すタイムチャート(その2)。
【符号の説明】
1…コントローラ
2…画像センサ
3…非常ボタン
4…侵入センサ
5…モード設定器
6…電話回線
7…警備センタ装置
8…モニタ装置
101…制御部
102…電源回路
103…センサ監視回路
104…モデム
105…画像センサ通信制御部
106…映像入出力制御部
107…表示部
108…操作手段
109…機器状態検出部
110…記憶部
111…プログラム領域
112…パラメータ領域
113…画像センサアドレス領域
114…状態領域
115…モード領域
116…テーブル記憶領域
117…特定画像センサ領域
201…制御手段
202…電源
203…撮像手段
204…赤外線投光手段
205…画像処理手段
206…表示手段
207…通信手段
208…画像出力手段
209…切替手段
210…アドレス設定部
211…操作手段
220…記憶手段
701…制御部
702…通信インターフェース
703…画像情報記憶部
704…モニタ
705…操作部
706…画像出力部

Claims (3)

  1. 通信回線を介して警備センタと接続された画像監視装置において、
    監視領域を撮影する撮像手段と、
    前記警備センタから画像要求信号を受信すると前記撮像手段の撮影した画像を前記警備センタへ送出する画像伝送手段と、
    警備モード及び監視領域の状態を記憶する記憶手段と、
    前記画像要求信号を受信したときに前記記憶している警備モードが警戒解除モードであり且つ前記記憶している監視領域の状態が正常状態か緊急性の低い異常状態であると判定すると、前記画像伝送手段による現画像の送出を阻止する阻止手段と
    を具備することを特徴とする画像監視装置。
  2. 通信回線を介して警備センタと接続された画像監視装置において、
    監視領域を撮影する撮像手段と、
    前記警備センタから画像要求信号を受信すると前記撮像手段の撮影した画像を前記警備センタへ送出する画像伝送手段と、
    視領域の状態を記憶する記憶手段と、
    前記画像要求信号を受信したときに前記記憶している監視領域の状態が正常状態であると判定すると、前記画像伝送手段による現画像の送出を阻止する阻止手段と
    を具備することを特徴とする画像監視装置。
  3. 特定の撮像手段を記憶する撮像手段記憶手段を具備し、
    前記阻止手段は、前記撮像手段記憶手段に記憶された撮像手段の現画像を、前記画像伝送手段が送出することを阻止する請求項1又は2に記載の画像監視装置。
JP13878898A 1998-05-20 1998-05-20 画像監視装置 Expired - Lifetime JP3969839B2 (ja)

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