JP3300921B2 - 画像監視システム - Google Patents
画像監視システムInfo
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Description
する監視カメラを備え、被監視場所で異常事態が発生し
た時の画像を監視センタへ送信する画像監視システムに
関するものであり、特に被監視場所にいる者のプライバ
シーを保護しながら画像による被監視場所の監視が行な
える画像監視システムに関するものである。
ても高レベルのセキュリティを提供する画像監視システ
ムの導入が求められている。この点、特に要人が利用す
る施設などにおいては、プライバシーの保護と高レベル
のセキュリティという相反する要求を満す画像監視シス
テムが求められている。
生の有無だけではなく被監視場所の詳細な状況を的確に
伝え高レベルのセキュリティを提供できる、監視カメラ
を用いた画像監視システムが知られている。
例えば、被監視場所を常時撮影し、撮影した画像を常
時監視センタに送信する画像監視システム(第1の画像
監視システム); 監視センタから任意のタイミングで画像要求信号を送
り、被監視場所を撮影した任意のタイミング毎の画像を
監視センタに送信し確認する画像監視システム(第2の
画像監視システム); 被監視場所の異常(侵入者、火災等)を検知するセン
サを設け、センサが異常を検知すると、その時に監視カ
メラが撮影した画像を監視センタに送信する画像監視シ
ステム(第3の画像監視システム); 等が提案されている。
ステムを公共性の強い場所(例えば、駅ターミナルの地
下通路)や不特定多数の人々が出入りする場所(例え
ば、映画館、劇場、コンビニエンスストア、テナントビ
ルの共用部)に設置しても、利用者のプライバシーを侵
害するおそれが少なく、上記場所を適正に利用する者に
とっては監視カメラにより監視されることにそれほどの
抵抗感はない。
び第2の画像監視システムにあっては、宿泊施設の客室
エリアや住居の比較的私的な場所、あるいは非常時以外
には自己の姿態を第3者にさらしたくない場所(例え
ば、トイレの中や入浴中の風呂場)に設置する場合に
は、宿泊施設の客室エリアや住居内にいる人の意志によ
らずに画像を撮影し、その画像は監視センタで監視され
て甚だしくプライバシーが侵害されるため、これらの場
所には第1の画像監視システム及び第2の画像監視シス
テムをそのままでは導入することはできないという問題
点があった。
は、センサが誤動作すると異常事態が発生していない場
合でも被監視場所を撮影した画像が監視センタへ送信さ
れるため、必ずしも信頼性が高くないという問題点があ
った。
たものであり、本発明の目的は、宿泊施設内や住居ある
いは通常時には撮影された画像を第3者に見られたくな
い場所において適用する場合でも、プライバシーの保護
が図れるとともに、高レベルのセキュリティが保障さ
れ、しかも信頼性の高い画像監視システムを提供するこ
とにある。
明は、被監視場所を撮影する監視カメラと、通報操作す
ると被監視場所における異常事態の発生を知らせる通報
信号を端末装置へ出力する通報操作部と、被監視場所に
設置され、前記監視カメラと通報操作部に接続された端
末装置と、監視センタに設置され、前記端末装置に接続
された監視装置を備え、前記端末装置が、前記監視カメ
ラが撮影する画像を取り込んで記憶する画像メモリと、
正常状態か異常状態のいずれかの状態に設定され、前記
通報操作部が通報信号を出力すると異常状態に設定さ
れ、異常状態に設定されている時に復旧動作が加わると
異常状態から正常状態に設定状態が切り換わる状態記憶
部と、前記画像メモリに記憶された画像を前記監視装置
へ送信し、前記監視装置から送信される画像要求信号を
受信する端末側通信手段と、前記画像メモリ、状態記憶
部、端末側通信手段を制御する端末制御部とを含んでな
り、前記監視装置が、前記端末装置から送信された画像
を受信するとともに、監視操作部を操作することにより
出力される画像要求信号を前記端末装置に送信する監視
側通信手段と、被監視場所を撮影した画像を前記端末装
置から前記監視装置に送信することを要求する画像要求
信号を出力する監視操作部と、前記監視側通信手段によ
り受信された画像を表示する画像表示手段と、前記監視
側通信手段、監視操作部、画像表示手段を制御する監視
制御部とを含んでなり、前記端末制御部は、前記通報操
作部から通報信号が出力された時、あるいは前記状態記
憶部の記憶が異常状態に設定されている間に前記監視装
置からの画像要求信号を受信した時には、前記監視カメ
ラが撮影している画像を前記画像メモリに取り込ませる
とともに前記画像メモリが取り込んだ画像を前記監視装
置へ送信させ、前記監視制御部は、前記監視操作部が出
力する画像要求信号を前記監視側通信手段を介して前記
端末装置に送信し、前記端末装置が送信する画像を前記
監視側通信手段を介して受信すると、受信した画像を自
動または手動操作により前記画像表示手段に表示させる
ことを特徴とする画像監視システムである。
を撮影する監視カメラと、通報操作されてから通報解除
操作されるまでの間、被監視場所における異常事態の発
生を知らせる通報信号を端末装置へ出力する通報操作部
と、被監視場所に設置され、前記監視カメラと通報操作
部に続された端末装置と、監視センタに設置され、前記
端末装置に接続された監視装置を備え、前記端末装置
が、前記監視カメラが撮影する画像を取り込んで記憶す
る画像メモリと、正常状態か異常状態のいずれかの状態
に設定され、前記通報操作部が通報信号を出力している
間は異常状態に設定され、前記通報操作部が通報信号を
出力しないときには正常状態に設定される状態記憶部
と、前記画像メモリに記憶された画像を前記監視装置へ
送信し、前記監視装置から送信される画像要求信号を受
信する端末側通信手段と、前記画像メモリ、状態記憶
部、端末側通信手段を制御する端末制御部とを含んでな
り、前記監視装置が、前記端末装置から送信された画像
を受信するとともに、監視操作部を操作することにより
出力される画像要求信号を前記端末装置に送信する監視
側通信手段と、被監視場所を撮影した画像を前記端末装
置から前記監視装置に送信することを要求する画像要求
信号を出力する監視操作部と、前記監視側通信手段によ
り受信された画像を表示する画像表示手段と、前記監視
側通信手段、監視操作部、画像表示手段を制御する監視
制御部とを含んでなり、前記端末制御部は、前記通報操
作部から通報信号が出力された時、あるいは前記状態記
憶部の記憶が異常状態に設定されている間に前記監視装
置からの画像要求信号を受信した時には、前記監視カメ
ラが撮影している画像を前記画像メモリに取り込ませる
とともに前記画像メモリが取り込んだ画像を前記監視装
置へ送信させ、前記監視制御部は、前記監視操作部が出
力する画像要求信号を前記監視側通信手段を介して前記
端末装置に送信し、前記端末装置が送信する画像を前記
監視側通信手段を介して受信すると、受信した画像を自
動または手動操作により前記画像表示手段に表示させる
ことを特徴とする画像監視システムである。
通報操作部の操作により状態記憶部が異常状態に設定さ
れ、状態記憶部が異常状態に設定されている時にのみ被
監視場所を撮影した画像が監視装置に送信される。被監
視場所に異常事態が発生していない時には状態記憶部は
正常状態に設定され、被監視場所を撮影した画像は監視
装置に送信されず被監視場所に居る者のプライバシーは
保護される。
像を受信すると、自動または手動操作により受信した画
像を画像表示手段に表示する。
的に出力される場合には、監視装置から復旧信号を送信
することにより、通報信号の出力を解除したりあるいは
状態記憶部を正常状態に設定するようにしてもよい。
端末装置に送信することにより、状態記憶部の設定によ
らずに監視装置に対する画像送信を停止させたり、監視
装置側で通信回線の接続を断つことにより監視装置に対
する画像送信を停止させてもよい。
信する場合、画像の枚数は1枚でも複数枚でもよい。
て具体的に説明する。 (実施例1) まず、図1に示した第1の実施例について述べる。図1
は、画像監視システムの構成を示すブロック図である。
図1において、画像監視システム1は、監視カメラ1
0、通報操作部20、被監視場所に設置され前記監視カ
メラ10と前記通報操作部20に接続された端末装置3
0B,監視センタ(図示せず)に設置され前記端末装置
30Bに接続された監視装置40を具備している。
場所を常時撮影し画像を前記端末装置30Bに送信す
る。前記監視カメラ10は、前記通報操作部20が操作
された際に被監視場所の状況を伝えるため、前記通報操
作部20が設けられた部屋あるいは廊下を撮影するよう
に設置される。
場合には、異なるアングルで部屋または廊下を撮影する
ように設置し、あるいは近傍の出入口や隣接する部屋を
撮影するように設置して周囲の状況も併せて把握できる
ようにする。
監視場所における異常事態の発生を知らせる通報信号を
前記端末装置30Bへ出力する。この通報操作部20
は、壁面等に設置した非常押釦、携帯可能な無線式非常
押釦等により構成され、火災発生時の状況も併せて撮影
しようとする場合には、通報操作部用の非常押釦と火災
報知用の押釦とを連動させて用いる。この場合、通報操
作部用の非常押釦または火災報知用の押釦が操作される
と、通報信号は前記端末装置30Bへ出力される。通報
操作部用の非常押釦および火災報知用の押釦を各々複数
個用いたりあるいは併用したりしてもよい。
と、状態記憶部32と、記憶手段33と、端末側通信手
段34と、端末制御部35Bを含んで構成されている。
0が撮影する画像を取り込んで記憶する。
に対して画像を送信するか否かの判断基準となる正常状
態か異常状態のいずれかの状態を設定記憶する。前記状
態記憶部32は、前記通報操作部20が通報信号を出力
すると異常状態に設定され、異常状態に設定されている
時に復旧動作が加わると〔所定(解除)操作を行うかあ
るいは通報信号の出力から所定時間経過すると〕、設定
状態が異常状態から正常状態に切り換わる。
に設定されている間は、前記監視装置40に対する画像
送信は禁止され、前記状態記憶部32が異常状態に設定
されている間は、前記監視装置40に対する画像送信が
許可される。
または前記通報操作部20を複数個(台)用いる場合
に、前記監視カメラ10,10,‥‥と前記通報操作部
20,20‥‥の対応関係を記憶する。前記通報操作部
20が操作された時には、前記記憶手段33の記憶に基
づき、前記通報操作部20に対応する前記監視カメラ1
0により撮影された画像のみが前記画像メモリ31に取
り込まれる。
された前記通報操作部20に対応する前記監視カメラ1
0により撮影された画像のみを取り込むため(異常事態
が発生した場所の画像のみを取り込むため)、プライバ
シーの保護が図られる。
は、個(台)数的には、1対1、1対多(複数)、多
(複数)対1、多(複数)対多(複数)のいずれの場合
でもよい。対応関係を選定(設定)することにより、任
意の通報操作部が操作された時に異なるアングルで撮影
された複数枚の画像を監視装置へ送信したり、あるいは
部屋または廊下に複数個取り付けられた通報操作部のい
ずれかを操作した時に部屋全体あるいは廊下全体を撮影
した画像を監視装置へ送信したりすることが可能とな
る。
リ31に記憶され画像を前記監視装置40に送信し、ま
た前記監視装置40から送信される画像要求信号を受信
する。前記監視装置40が遠隔にある場合は、一般電話
回線等の通信回線を利用して送受信し、前記監視装置4
0が被監視場所と同じ建物内に設けられている場合は、
ケーブルまたは無線などの通信回線を利用して送受信す
る。
31、状態記憶部32、記憶手段33、端末側通信手段
34を制御し、前記画像メモリ31へ画像を記憶させた
り、前記画像メモリ31に記憶された画像を前記監視装
置40へ送信させたりする。この場合、前記状態記憶部
32が正常状態に設定されている間は、前記画像メモリ
31への画像の取り込みを禁止し、前記通報操作部20
から通報信号が出力された時、あるいは前記状態記憶部
32が異常状態に設定されている間(異常状態に設定さ
れた瞬間を含む)に前記監視装置40からの画像要求信
号を受信した時には、前記監視カメラ10が撮影してい
る画像を前記画像メモリ31に取り込ませるとともに前
記画像メモリ31が取り込んだ画像を前記監視装置40
へ送信させる。
時、前記通報操作部20が操作されたことを示す警報を
併せて送信するとよい。
と、監視操作部42と、画像表示手段43と、記録手段
44と、監視制御部45を含んで構成されている。
30Bから送信された画像を受信し、また前記監視操作
部42を操作することにより出力される画像要求信号を
前記端末装置30Bに送信する。
した画像(警報を併せて送信する場合は画像及び警報の
両方)を前記端末装置30Bから前記監視装置40に送
信することを要求する画像要求信号を出力する。
手段41により受信された画像(及び画像)を表示す
る。
から前記監視装置40へ送信された画像(及び警報)を
記憶する。画像を記憶する際には、被監視場所を特定す
る情報や画像を受信した時刻等所望の画像を検索するの
に必要な他の有益な情報とともに記録する。
段41、監視操作部42、画像表示手段43を制御し、
前記監視操作部42が出力する画像要求信号を前記監視
側通信手段41を介して前記端末装置30Bに送信し、
前記端末装置30Bが送信する画像を前記監視側通信手
段41を介して受信すると、受信した画像を自動または
前記監視操作部42を手動操作することにより前記画像
表示手段43に表示させる。
に自動的に画像表示手段に表示すると画像を即座に確認
できるものの、被監視場所から複数の画像が送られてく
るときには確認する間もなく画像が切換えられることが
あるので、画像が送られてきたことのみを報知し、その
後に前記監視操作部42を操作して受信した画像の表示
あるいは切換えを行う。
3乃至図5に示すタイムチャートにしたがって説明す
る。図2は端末制御部及び監視制御部の制御動作を示す
フローチャート、図3は端末装置の動作を示すタイムチ
ャート、図4は端末装置より1枚(あるいは一連)の画
像が送信されてくるときの監視装置の動作を示すタイム
チャート、図5は端末装置より複数の画像が送信されて
くるときの監視装置の動作を示すタイムチャートであ
る。
端末制御部35Bに入力すると(S31)、状態記憶部
32は異常状態に設定され(S32)、監視カメラ10
により撮影された画像が画像メモリ31に取り込まれる
(S33)。画像メモリ31が取り込んだ画像は、端末
側通信手段34を介して監視装置40へ送信される(S
34)。
には被監視場所を撮影した画像は監視装置40へ送信さ
れ、監視センタにて確認される。
(S35)、状態記憶部32は異常状態から正常状態に
切り換わる(S36)。復旧動作が加えられない場合に
状態記憶部32が異常状態にある間は端末側通信手段3
4を介して画像要求信号が端末制御部35Bに入力する
と(S37)、監視カメラ10により撮影された画像は
画像メモリ31に取り込まれ(S38)、画像メモリ3
1が取り込んだ画像は、端末側通信手段34を介して監
視装置40へ送信される(S39)。
像要求信号を受信した時には監視カメラ10により撮影
された画像は監視装置40へ送信される。
の通報操作部20が操作された瞬間の状況およびその後
の状況を逐次確認でき、的確に被監視場所の状況を把握
できる。
態に設定されている時にのみ、被監視場所を撮影した画
像が監視センタに送信され、異常事態が発生していない
時に撮影された被監視場所の画像は、画像メモリ31に
取り込まれず、監視センタには送信されないので被監視
場所のプライバシーが保護される。
4,P5,P6,P7,P8,P9,P10,P11の
各時点における表示乃至記録の状況は次の通りである。
画像を受信すると、その画像が画像表示手段に自動的
に表示される場合: ・P1 : 監視側通信手段が画像を受信すると、記録
手段に画像を記録するとともに、画像表示手段が受信し
た画像を表示する。 ・P2 : 画像表示手段における画像の表示は、監視
操作部を操作することにより、あるいは表示を開始して
から所定時間経過すると終了する。 ・P3 : 監視側通信手段が連続した画像を受信した
場合、それらの画像を記録手段に記録し更に画像表示手
段が表示する。 ・P4 : 画像表示手段における画像の表示は、監視
操作部を操作することにより、あるいは表示を開始して
から所定時間経過すると終了する(P2に同じ)。 画像受信後に監視操作部を操作することにより画像表
示手段に画像を表示させる場合: ・P5 : 監視側通信手段が画像を受信すると、記録
手段に画像を記録する。 ・P6 : 監視操作部において画像を表示させるため
の操作を行なうと、受信した画像を画像表示手段が表示
する。 ・P7 : 画像表示手段における画像の表示は、監視
操作部を操作することにより、あるいは表示を開始して
から所定時間経過すると終了する(P2に同じ)。 ・P8 : 監視側通信手段が連続した画像を受信した
場合、それらの画像を記録手段が記録する。 ・P9 : 監視操作部において画像を表示させるため
の操作を行なうと、受信した画像を画像表示手段が表示
する。 ・P10: 画像表示手段における画像の表示は、監視
操作部を操作することにより終了し、あるいは表示を開
始してから所定時間経過すると終了する(P2に同
じ)。 端末装置に画像要求信号を送信する場合: ・P11: 監視操作部において端末装置に対して画像
の送信を要求するための操作を行うと端末側通信手段を
介して端末装置へ画像要求信号が送信される。
4,Q5,Q6,Q7,Q8,Q9,Q10,Q11の
各時点における表示乃至記録の状況は次の通りである。 入力した複数の画像の表示・切換えが自動的に行われ
る場合: ・Q1 : 監視側通信手段が画像a1を受信すると、
記録手段に記録するとともに画像表示手段に表示する。 ・Q2 : 監視側通信手段が画像b1を受信すると、
記録手段に記録するとともに画像表示手段の表示が画像
a1から画像b1に切り換わる。 ・Q3 : 監視側通信手段が画像c1を受信すると、
記録手段に記録するとともに画像表示手段の表示が画像
b1から画像c1に切り換わる。 ・Q4 : 画像表示手段における画像の表示は、監視
操作部を操作することにより、あるいは表示を開始して
から所定時間経過すると終了する。 入力した複数の画像の表示を手動操作により行う場
合: ・Q5 : 監視側通信手段が画像a2を受信すると記
録手段に記録する。 ・Q6 : 監視側通信手段が画像b2を受信すると記
録手段に記録する。 ・Q7 : 監視側通信手段が画像c2を受信すると記
録手段に記録する。 ・Q8 : 監視操作部において画像を表示する操作を
行うと、a2の画像が画像表示手段に表示される。 ・Q9 : 監視操作部において画像を切り換える操作
を行うと、b2の画像が画像表示手段に表示される。 ・Q10: 監視操作部において画像を切り換える操作
を行うと、c2の画像が画像表示手段に表示される。 ・Q11: 画像表示手段における画像の表示は、監視
操作部を操作することにより、あるいは表示を開始して
から所定時間経過すると終了する。
の実施例にあっては、画像監視システム1Cが、監視
カメラ10、通報操作部20A、端末装置30C、監視
装置40を具備している点;端末装置30Cが、画像
メモリ31、状態記憶部32A、記憶手段33、端末側
通信手段34、端末制御部35Bを具備している点;は
実施例1と同じであるが、通報操作部20Aが、通報
操作されてから通報解除操作されるまでの間、被監視場
所における異常事態の発生を知らせる通報信号を端末装
置30Cへ出力する点;状態記憶部32Aが、正常状
態か異常状態のいずれかの状態に設定され、通報操作部
20Aが通報信号を出力している間は異常状態に設定さ
れ、通報操作部20Aが通報信号を出力しないときには
正常状態に設定される点;に第2の実施例の特徴があ
る。
8に示すタイムチャートにしたがって説明する。図7は
端末制御部及び監視制御部の制御動作を示すフローチャ
ート、図8は端末装置の動作を示すタイムチャートであ
る。
が端末制御部35Bに入力すると(S41)、状態記憶
部32Aは異常状態に設定され(S42)、監視カメラ
10により撮影された画像が画像メモリ31に取り込ま
れ(S43)る。画像メモリ31が取り込んだ画像は、
端末側通信手段34を介して監視装置40へ送信される
(S44)。
時には被監視場所を撮影した画像は監視装置40へ送信
され、監視センタにて確認される。
(S45)、状態記憶部32Aは異常状態から正常状態
に切り換えられる(S46)。解除動作が加えられない
場合に状態記憶部32Aが異常状態にある間は端末側通
信手段34を介して画像要求信号が端末制御部35Bに
入力すると(S47)、監視カメラ10により撮影され
た画像は画像メモリ31に取り込まれ(S48)、画像
メモリ31が取り込んだ画像は、端末側通信手段34を
介して監視装置40へ送信される(S49)。
像要求信号を受信した時には監視カメラ10により撮影
された画像は監視装置40へ送信される。
通報操作部20が操作された瞬間の状況およびその後の
状況を逐次確認でき、的確に被監視場所の状況を把握で
きる。
よれば次の効果を奏する。画像メモリに取り込まれ監
視装置へ送信される画像は、通報操作部の操作により状
態記憶部が異常状態に設定されてから正常状態に設定さ
れるまでの間に撮影された画像であり被監視場所に異常
事態が発生した時の画像のみを監視センタで確認し、状
態記憶部が正常状態に設定されている時は被監視場所を
撮影した画像は監視装置に送信されないため、プライバ
シーが侵害されるおそれがなく宿泊施設や住居等の比較
的私的な場所においても画像監視システムの導入を図れ
る。風呂場やトイレの中にも監視カメラを設置するこ
とが可能となり、風呂場やトイレに通報手段を設けるこ
とにより、該場所において非常事態が発生(急病人や事
故の発生)した場合の状況を監視センタ側で確認するこ
とができる(この点、特に被監視場所に異常事態が発生
したとする判断基準を通報操作部の操作の有無によるこ
ととしたため、被監視場所に居る者が通報操作部を操作
しなければ監視センタに画像が送信されず、プライバシ
ーを保護する上で非常に好適である)。通報操作部を
操作するだけで被監視場所を撮影した画像が監視センタ
へ送信され、監視センタで画像を確認できることから、
被監視場所が電話により状況を説明する間もない程切迫
した状況にある場合、あるいは被監視場所にいる者がパ
ニックに陥った場合であっても、送信された画像をもと
に状況を判断でき監視センタでは迅速かつ的確に対処す
ることが可能となる。状態記憶部が異常状態に設定さ
れている間は、継続してあるいは監視センタからの要求
がある場合には被監視場所を撮影した画像を監視センタ
へ送信するため、通報操作部が操作された後の被監視場
所の状況を把握することができ、この場合においても、
一旦状態記憶部が正常状態に設定されると、被監視場所
を撮影した画像が監視センタへ送信されなくなるため、
プライバシーの保護が的確に図ることができる。
ロック図である。
監視制御部の制御動作のフローチャートである。
のタイムチャートである。
枚(あるいは一連)の画像が送信されてくるときの監視
装置の動作を示すタイムチャートである。
数の画像が送信されてくるときの監視装置の動作を示す
タイムチャートである。
すブロック図である。
監視制御部の制御動作のフローチャートである。
のタイムチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 被監視場所を撮影する監視カメラ(10)
と、 通報操作すると被監視場所における異常事態の発生を知
らせる通報信号を端末装置(30B)へ出力する通報操
作部(20)と、 被監視場所に設置され、前記監視カメラ(10)と通報
操作部(20)に接続された端末装置(30B)と、 監視センタに設置され、前記端末装置(30B)に接続
された監視装置(40)を備え、 前記端末装置(30B)が、 前記監視カメラ(10)が撮影する画像を取り込んで記
憶する画像メモリ(31)と、 正常状態か異常状態のいずれかの状態に設定され、前記
通報操作部(20)が通報信号を出力すると異常状態に
設定され、異常状態に設定されている時に復旧動作が加
わると異常状態から正常状態に設定状態が切り換わる状
態記憶部(32)と、 前記画像メモリ(31)に記憶された画像を前記監視装
置(40)へ送信し、前記監視装置(40)から送信さ
れる画像要求信号を受信する端末側通信手段(34)
と、 前記画像メモリ(31)、状態記憶部(32)、端末側
通信手段(34)を制御する端末制御部(35B)とを
含んでなり、 前記監視装置(40)が、 前記端末装置(30B)から送信された画像を受信する
とともに、監視操作部(42)を操作することにより出
力される画像要求信号を前記端末装置(30B)に送信
する監視側通信手段(41)と、 被監視場所を撮影した画像を前記端末装置(30B)か
ら前記監視装置(40)に送信することを要求する画像
要求信号を出力する監視操作部(42)と、 前記監視側通信手段(41)により受信された画像を表
示する画像表示手段(43)と、 前記監視側通信手段(41)、監視操作部(42)、画
像表示手段(43)を制御する監視制御部(45)とを
含んでなり、 前記端末制御部(35B)は、前記通報操作部(20)
から通報信号が出力された時、あるいは前記状態記憶部
(32)の記憶が異常状態に設定されている間に前記監
視装置(40)からの画像要求信号を受信した時には、
前記監視カメラ(10)が撮影している画像を前記画像
メモリ(31)に取り込ませるとともに前記画像メモリ
(31)が取り込んだ画像を前記監視装置(40)へ送
信させ、 前記監視制御部(45)は、前記監視操作部(42)が
出力する画像要求信号を前記監視側通信手段(41)を
介して前記端末装置(30B)に送信し、前記端末装置
(30B)が送信する画像を前記監視側通信手段(4
1)を介して受信すると、受信した画像を自動または手
動操作により前記画像表示手段(43)に表示させるこ
とを特徴とする画像監視システム。 - 【請求項2】 被監視場所を撮影する監視カメラ(10)
と、 通報操作されてから通報解除操作されるまでの間、被監
視場所における異常事態の発生を知らせる通報信号を端
末装置(30C)へ出力する通報操作部(20A)と、 被監視場所に設置され、前記監視カメラ(10)と通報
操作部(20A)に続された端末装置(30C)と、 監視センタに設置され、前記端末装置(30C)に接続
された監視装置(40)を備え、 前記端末装置(30C)が、 前記監視カメラ(10)が撮影する画像を取り込んで記
憶する画像メモリ(31)と、 正常状態か異常状態のいずれかの状態に設定され、前記
通報操作部(20A)が通報信号を出力している間は異
常状態に設定され、前記通報操作部(20A)が通報信
号を出力しないときには正常状態に設定される状態記憶
部(32A)と、 前記画像メモリ(31)に記憶された画像を前記監視装
置(40)へ送信し、前記監視装置(40)から送信さ
れる画像要求信号を受信する端末側通信手段(34)
と、 前記画像メモリ(31)、状態記憶部(32A)、端末
側通信手段(34)を制御する端末制御部(35B)と
を含んでなり、 前記監視装置(40)が、 前記端末装置(30C)から送信された画像を受信する
とともに、監視操作部(42)を操作することにより出
力される画像要求信号を前記端末装置(30C)に送信
する監視側通信手段(41)と、 被監視場所を撮影した画像を前記端末装置(30C)か
ら前記監視装置(40)に送信することを要求する画像
要求信号を出力する監視操作部(42)と、 前記監視側通信手段(41)により受信された画像を表
示する画像表示手段(43)と、 前記監視側通信手段(41)、監視操作部(42)、画
像表示手段(43)を制御する監視制御部(45)とを
含んでなり、 前記端末制御部(35B)は、前記通報操作部(20
A)から通報信号が出力された時、あるいは前記状態記
憶部(32A)の記憶が異常状態に設定されている間に
前記監視装置(40)からの画像要求信号を受信した時
には、前記監視カメラ(10)が撮影している画像を前
記画像メモリ(31)に取り込ませるとともに前記画像
メモリ(31)が取り込んだ画像を前記監視装置(4
0)へ送信させ、 前記監視制御部(45)は、前記監視操作部(42)が
出力する画像要求信号を前記監視側通信手段(41)を
介して前記端末装置(30C)に送信し、前記端末装置
(30C)が送信する画像を前記監視側通信手段(4
1)を介して受信すると、受信した画像を自動または手
動操作により前記画像表示手段(43)に表示させるこ
とを特徴とする画像監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16600698A JP3300921B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 画像監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16600698A JP3300921B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 画像監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11341478A JPH11341478A (ja) | 1999-12-10 |
JP3300921B2 true JP3300921B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=15823148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16600698A Expired - Fee Related JP3300921B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 画像監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3300921B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008083814A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Sogo Keibi Hosho Co Ltd | 画像監視装置及び画像監視方法 |
WO2024090467A1 (ja) * | 2022-10-25 | 2024-05-02 | 株式会社ニコン | プログラム、見守りシステム、及び制御装置 |
-
1998
- 1998-05-28 JP JP16600698A patent/JP3300921B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11341478A (ja) | 1999-12-10 |
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