JP2005004491A - 集合住宅用セキュリティシステム - Google Patents

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正幸 伊藤
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Abstract

【課題】住居者どうしのプライバシーを確保しながら、不審者、迷惑な来訪者の入館を阻止する。
【解決手段】共用玄関の外側には、モニタカメラ4と集合インタホン5とを配置し、住戸インタホン6に設けた解錠指示ボタン14からの解錠信号に応じて共用玄関のドアを一時的に解錠する電気錠装置2を設け、集合インタホン5には、各住戸インタホン6を呼出すための呼出しボタン7bとテンキー部7aと、所定の鍵にて電気錠装置2を解錠する戸外解錠手段8とを設ける。モニタカメラ4からの映像情報を各住戸内のテレビ受像機19に伝送する映像制御手段20と、映像情報を記憶する録画装置21とを備え、映像制御手段20は、前記集合インタホン5における入力手段からの呼出し信号を検出した場合は、映像情報を各テレビ受像機19に伝送し、戸外解錠手段8を使ったときには、各テレビ受像機19に伝送しないように制御するものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集合住宅の各住戸に訪れる特定の者のみに対して、当該集合住宅の共用玄関のドアを開けて出入りを許容する集合住宅用セキュリティシステムの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、マンション等の集合住宅用セキュリティシステムは、共用玄関やその周辺を監視するため、共用玄関やそのロビー等に設置したモニタカメラ(監視カメラ)で撮像した映像情報は各住戸内に設置した通常のテレビジョン放送を受信できる受像機(以下、テレビ受像機という)の空きチャンネルに表示可能に構成し、各住戸内で、玄関に来訪した来訪者などを知ることができる監視システムは、例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3及び特許文献4等で公知である。
【0003】
他方、前記共用玄関やそのロビー等に設置した集合インタホンにテンキー等の入力部を設け、来訪者が対応する住戸の室番号等を入力すると、当該集合インタホンと対応する住戸内の住戸インタホンと通信可能となり、各住戸の居住者が来訪者と応答して、入館を許容するときには、該住戸インタホンからの解錠信号により前記共用玄関のドアに設けた電気錠装置を一定時間だけ解錠させて、入館可能に構成したものが、前記特許文献1や特許文献4等にて知られている。
【0004】
しかし、前記特許文献1〜4に記載のセキュリティシステムでは、モニタカメラで撮像した映像情報は、呼出しの有無に拘らず、全住戸のテレビの画面に表示可能に構成されていたから、所定のチャンネルを選択するだけで、いずれの住戸のテレビであっても、集合住宅への来訪者はもとより、全ての居住者の出入りを知ることが可能であった。このため、例えば他の住戸の居住者が深夜に帰宅する様子等も知ることができて、プライバシーを侵害することになり、各居住者のプライバシー保護の点で好ましくないという問題があった。
【0005】
この問題を解消するため、特許文献5では、前記集合インタホンのボタン操作に応じて対応する住戸の住戸インタホンの呼出しアドレスを発信し、該発信する呼出しアドレスにて前記モニタカメラの映像信号を変調し、前記所定の住戸のテレビ受信機にのみ、前記モニタカメラによる撮像を映し出し、他の住戸のテレビ受信機には映し出さないようにする構成が開示されている。これによれば、特定の住戸の居住者に対する訪問者が誰であるかを、集合住宅の他の居住者に知られない点でプライバシー保護には役立つものであった。
【0006】
【特許文献1】
特開平3−91898号公報
【特許文献2】
特開平4−237255号公報
【特許文献3】
特開平8−317087号公報
【特許文献4】
特開平8−322038号公報
【特許文献5】
特開平2−2487号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記いずれの特許文献に記載の発明でも、前記のプライバシーの保護を確保しながら、悪質な訪問販売者や、執拗な勧誘セールスマンが共用玄関に設けた前記集合インタホンのテンキー部で出鱈目に住戸番号を入力する等の迷惑行為があるときや、夜中の不審者が共用玄関付近を徘徊しているようなときは、前記モニタカメラによる撮像を、集合住宅内の全ての居住者が前記各住戸内のテレビ受像機で見えるようにすることができないという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、防犯性を向上させつつ、プライバシーの保護も確保できるようにした集合住宅用セキュリティシステムを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1の発明は、集合住宅の共用玄関にて特定の者の出入りを許容する集合住宅用セキュリティシステムであって、前記共用玄関の外側には、モニタカメラ等の撮像手段と集合インタホンとを配置し、各住戸内には、前記集合インタホンと通信可能に構成した住戸インタホンを配置し、前記共用玄関のドアには、前記住戸インタホンに設けた戸内解錠手段からの解錠信号に応じて前記ドアを一時的に解錠する電気錠装置を設け、前記集合インタホンまたは前記共用玄関の外側には、前記各住戸インタホンに呼出し信号を伝送するための入力手段と、所定の鍵にて解錠操作することにより前記電気錠装置を解錠する戸外解錠手段とを設け、前記集合住宅の内側には、前記撮像手段からの映像情報を各住戸内のテレビジョン受像機に伝送するための映像制御手段と、前記映像情報を記憶する録画装置とを備え、前記映像制御手段は、前記集合インタホンにおける入力手段からの呼出し信号を検出した場合は、前記映像情報を前記各テレビジョン受像機に伝送するように制御するものである。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載した集合住宅用セキュリティシステムにおいて、前記共用玄関の外側には、人や物等の存在の有無を検知する検知センサを配置し、前記映像制御手段は、前記検知センサからの検知信号を検出した場合は、前記共用玄関に備えたモニタ表示装置に前記映像情報を伝送するように制御するものである。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載した集合住宅用セキュリティシステムにおいて、前記映像制御手段には、前記入力手段からの呼出し信号に基づいて所定時間だけ制御情報を出力するタイマを備え、前記映像制御手段は、前記タイマからの制御情報に応じて、前記映像情報を前記各テレビジョン受像機に伝送するように制御するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を具体化した実施形態を図1に基づいて説明する。図1は本発明に係る集合住宅用セキュリティシステムの一例を示す機能ブロック図である。
【0013】
この実施形態の集合住宅は、複数の住戸3を有し、各住戸の居住者等が使用する電気錠装置2により解錠・施錠が可能なドア付きの共用玄関1を備えたマンションである。
【0014】
実施形態の集合住宅用セキュリティシステムは、訪問販売員や勧誘者等のような人物、すなわち居住者にとって好ましくない来訪者を共用玄関1から入れないようにするとともに、居住者にとって必要な来訪者のみを共用玄関から入れるようにし、且つ、居住者等のプライバシーの保護も確保できるようにしたものである。
【0015】
前記共用玄関の外側には、撮像手段としてのCCDカメラ等のモニタカメラ4と、集合インタホン5と、接近感知センサ18と液晶パネルなどのモニタ表示装置22とチャイム音等の音発生装置23とを配置する。各住戸3内には、前記集合インタホン5と通信可能に構成した住戸インタホン6が配置されており、前記集合インタホン5と各住戸の住戸インタホン6とは、通信制御部9を介して接続されている。
【0016】
前記集合インタホン5または前記共用玄関の外側には、各住戸インタホン6に呼出し信号を伝送するためのテンキー部7a及び呼出しボタン7b等の入力手段7と、戸外解錠手段8とが設けられている。
【0017】
実施形態では、集合インタホン5には、マイクロホン10と、スピーカ11と、前記入力手段7としてのテンキー部7a、呼出しボタン7b、及び前記戸外解錠手段8とが備えられている。前記入力手段7は、テンキー部7aのように住戸の室ナンバーを直接入力できるものや、液晶タッチパネル方式であっても良い。
各住戸インタホン6には、同様にマイクロホン12及びスピーカ13(電話の送受話器(ハンドセット)であっても良い)と、前記電気錠装置2を一時的に解錠するための戸内解錠手段としての解錠指示ボタン14と、前記集合インタホン5等からの着信信号があったとき点滅し、且つ通話中には連続点灯する表示灯15とを備えられている。
【0018】
居住者毎にロータリキーロックスイッチ等の戸外解錠手段8に所定の鍵を差し込んで解錠操作するか、または住戸内の前記住戸インタホン6にて解錠指示ボタン14を押下すると、制御回路16を介して前記電気錠装置2を一時的に解錠することができるように構成されている。
【0019】
また、前記集合住宅の内側の管理人室(図示せず)内等には、前記モニタカメラ4からの映像情報を通常のテレビジョン放送等のための共聴ラインを経由して各住戸内のテレビ受像機19に伝送するための映像制御手段20と、前記映像情報を記憶する録画装置(記憶装置)21とが備えられている。
【0020】
なお、前記モニタカメラ4が映像をデジタルデータとして伝送できるものであれば、このデジタル画像をコンピュータに接続したハードディスク、DVD−ReWritable、PC−RW等の記録媒体に対するドライバである補助記憶装置(外部記憶装置)等の録画装置21に記憶することができるから、従来のアナログ映像データの場合のようなビデオデッキ、ビデオテープを必要とせず、画像データの劣化もない。
【0021】
前記各住戸のテレビ受像機19は、通常のテレビジョン放送を受信できるものであって、共同アンテナ25で受信された電波信号、テレビ電波、及び衛星放送のテレビ電波または図示しない有線(ケーブルテレビ網)で配信された放送信号と、後述する場合に前記モニタカメラ4からの映像情報(データ)とが混合器26にて混合され、分配器27を介して各住戸の出力端子(図示せず)に分配され、各住戸のテレビ受像機19に入力されるものである。これらの装置及び配線設備(共聴ライン)は、現在の集合住宅では既存設備として標準的に備わっているものである。
【0022】
次に、前記映像制御手段20について説明すると、前記モニタカメラ(撮像手段)4はビデオ信号検出器28を介して増幅器付きコントローラ29に接続され、また、ビデオ信号検出器28とコンパレータ30とが接続されている。さらに、前記共用玄関1の外に配置した集合インタホン5におけるテンキー部7aは信号選択スイッチ等の信号選択手段31及びタイマ回路32を介して前記コントローラ29に接続されている。このコントローラ29には前記モニタ表示装置22及び録画装置21が接続されていると共に、コントローラ29はテレビ変調器33を介して前記混合器26に接続されている。また、前記戸外解錠手段8は信号選択手段31にも接続されて所定の信号を送ることができるように構成されている。また、人や物等の存在の有無を検知する検知センサとしての接近感知センサ18は、投光部と受光部とを備えた赤外線等の光反射式のセンサが好ましく、前記集合インタホン5に人等が接近すると感知して所定の検出信号を前記信号選択手段31に出力し、チャイム音等の音または合成音声等の音発生装置23を作動させて注意喚起すると共に、前記モニタ表示装置22に前記モニタカメラ4で撮像した映像(前記接近した人の顔もしくは姿)を映し出すように構成されている。なお、接近感知センサ18の検出信号にてライト17が点灯するように構成すれば、モニタカメラ4で撮像する映像データがより鮮明になるし、集合インタホン5にいたずらする者を抑止させる効果も有する。
【0023】
次に、上記の構成による機能及び作用を説明すると、前記集合住宅の共用玄関1に配置したモニタカメラ(撮像手段)4からの映像データをビデオ信号検出器28を介して増幅器(ビデオアンプ)付きコントローラ29に送る。その場合、コンパレータ30を前記ビデオ信号検出器28に接続してあり、モニタカメラ4のカメラレンズ部を覆ったり、スプレイを噴射して撮像されないようにしたり、配線を切断したり、断線故障を起こす等して、受像信号のレベルが一定以下になると、音発生装置23を作動させて警報を発するようにしている。
【0024】
なお、前記モニタカメラ(撮像手段)4及び録画装置21は24時間作動しており、それにより撮像された映像データは録画装置21にて記憶されている。この録画装置21には、モニタカメラ4で撮像した映像データに変化があった時のみ録画作動する内部センサを備えることが好ましい。例えば、無人状態の共用玄関1であれば、映像データに時間的変化が生じないから、録画しない。人がモニタカメラ4の撮像エリアに入って来ると、その人が映っていない映像データと差異が生じるので、その人が映っている状態の時間帯の映像データ(映像情報)のみが録画できるから、無人状態の映像データの無駄な記録を減少させて録画装置21の記憶容量を有効に利用できると共に、前記録画装置(記憶装置)21にて記憶されたデータは後の防犯上の証拠として保存することができる。その場合、撮像した時間帯の履歴(年月日及び時刻も同時に記憶しておくことが望ましい。
なお、これらの映像情報はプライバシーの保護のため、みだりに公開されないように管理する。
【0025】
来訪者等が来訪しようとする室番号(住戸番号)を前記テンキー部7aに入力し、呼出しボタン7bを押すと、前記通信制御手部9を介して対応する住戸番号の住戸インタホン6と通話可能となる。
【0026】
そのとき、テンキー部7aへの入力により、前記信号選択スイッチ等の信号選択手段31が作動し、タイマ回路32を所定時間だけ作動させる。タイマ回路32による設定時間は十数秒〜数分まで予め任意に設定できる。このタイマ回路32からの指令信号により、前記増幅器(ビデオアンプ)付きコントローラ29では、前記モニタカメラ4からの映像データをタイマ回路32による設定時間の間だけテレビ変調器33を介して前記混合器26に送ることができる。
【0027】
テレビ変調器33では、前記モニタカメラ(撮像手段)4からの映像データをテレビ放送等の放送信号が使用しない空き周波数の信号に変換するものであり、これにより、前記タイマ回路32からの制御信号に応じて、前記コントローラ29から所定時間だけ前記混合器26に前記映像情報を送信し、モニタカメラ4で撮像した共用玄関1にいる来訪者の映像を各住戸内のテレビ受像機19の空きチャンネルの箇所に映し出すことができる。なお、タイマ回路32の作動の有無に拘らず、録画装置21への映像データの伝送は途切れることはない。
【0028】
従って、呼出しに応じた特定の住戸の居住者は来訪者の顔等を確認して応対でき、入館を許容するときには、前記住戸インタホン6の解錠指示ボタン14を押下することで、前記電気錠装置2が所定時間だけ解錠させることができる。
【0029】
このように、いたずら者や、悪質な訪問販売者、執拗な勧誘セールス等の入館してほしくない人が、集合インタホン6のテンキー部7a及び呼出しボタン7bを無差別に押して、集合住宅内の居住者とコンタクトを取ろうとする時には、集合住宅内の各住戸のテレビ受像機19の空きチャンネルの箇所に映し出すことができるから、集合住宅内の複数の住戸住人がこれらの来訪者の顔、姿を知ることができて、集団的防犯効果を向上させることができる。
【0030】
他方、集合住宅内の居住者と自己が保有するキーをもって、前記戸外解錠手段8を操作し、電気錠装置2を解錠させることができる。この場合、戸外解錠手段8からの検出信号(解錠信号)が前記信号選択スイッチ等の信号選択手段31にも入力される。信号選択手段31では、前記テンキー部7aからの検出信号と戸外解錠手段8からの検出信号(解錠信号)との判別し、これにより、タイマー回路32からの信号がコントローラ29に入力されず、従って、コントローラ29からテレビ変調器33を介して混合器26には前記モニタカメラ4からの映像データは流出されないように禁止(阻止)でき、集合住宅内の各住戸のテレビ受像機19の空きチャンネルの箇所に映し出すことがないから、共用玄関部での住民同士の出入り等に関するプライバシーは保護されるのである。
【0031】
なお、前記戸外解錠手段8を信号選択手段31及び映像制御手段20に接続することなく、戸外解錠手段8を使用した場合、前記モニタカメラ4からの映像情報を前記各テレビ受像機19に伝送しないように構成しても良い。
【0032】
【発明の効果】
以上に詳述したように、請求項1の発明は、集合住宅の共用玄関にて特定の者の出入りを許容する集合住宅用セキュリティシステムであって、前記共用玄関の外側には、モニタカメラ等の撮像手段と集合インタホンとを配置し、各住戸内には、前記集合インタホンに通信可能に構成した住戸インタホンを配置し、前記共用玄関のドアには、前記住戸インタホンに設けた戸内解錠手段からの解錠信号に応じて前記ドアを一時的に解錠する電気錠装置を設け、前記集合インタホンまたは前記共用玄関の外側には、前記各住戸インタホンに呼出し信号を伝送するための入力手段と、所定の鍵にて解錠操作することにより前記電気錠装置を解錠する戸外解錠手段とを設け、前記集合住宅の内側には、前記撮像手段からの映像情報を各住戸内のテレビジョン受像機に伝送するための映像制御手段と、前記映像情報を記憶する録画装置とを備え、前記映像制御手段は、前記集合インタホンにおける入力手段からの呼出し信号を検出した場合は、前記映像情報を前記各テレビジョン受像機に伝送するように制御するものである。また、前記映像制御手段は、前記戸外解錠手段からの解錠信号を検出した場合は、前記映像情報を前記各テレビジョン受像機に伝送しないように制御するものである。
【0033】
このように構成すれば、いたずら者や、悪質な訪問販売者、執拗な勧誘セールス等の入館してほしくない人が、集合インタホンを無差別に押して、集合住宅内の居住者とコンタクトを取ろうとする時には、集合住宅内の各住戸のテレビジョン受像機の空きチャンネルの箇所に映し出すことができるから、集合住宅内の複数の住戸住人が来訪者の顔、姿を知ることができて、集団的防犯効果を向上させることができる。一方、住居者が使用する所定の鍵にて戸外解錠手段を解錠操作することにより前記電気錠装置を解錠するときには、その映像情報は各住戸のテレビジョン受像機に映ることを阻止できるから、住居者間のプライバシーは保たれるという効果を奏する。
【0034】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載した集合住宅用セキュリティシステムにおいて、前記共用玄関の外側には、人や物等の存在の有無を検知する検知センサを配置し、前記映像制御手段は、前記検知センサからの検知信号を検出した場合は、前記共用玄関に備えたモニタ表示装置に前記映像情報を伝送するように制御するものである。
【0035】
このように構成すれば、請求項1に記載の発明による効果に加えて、検知センサにより不審者等を検知した時ときにも、その映像情報は共用玄関に備えたモニタ表示装置に映るので、前記不審者に映像が取られていることを知らせ、防犯効果を一層向上させることができる。
【0036】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載した集合住宅用セキュリティシステムにおいて、前記映像制御手段には、前記入力手段からの呼出し信号に基づいて所定時間だけ制御情報を出力するタイマを備え、前記映像制御手段は、前記タイマからの制御情報に応じて、前記映像情報を前記各テレビジョン受像機に伝送するように制御するものである。
【0037】
このように構成すれば、請求項1または2に記載の発明による効果に加えて、各住戸のテレビジョン受像機に映る映像情報を極力制限できるからプライバシーの保護を一層確実に保護できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセキュリティシステムの機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 共用玄関
2 電気錠装置
4 撮像手段としてのモニタカメラ
5 集合インタホン
6 住戸インタホン
7 入力手段
7a テンキー部
7b 呼出しボタン
8 戸外解錠手段
9 通信制御部
14 解錠指示ボタン
18 接近感知センサ
19 テレビ受像機
20 映像制御手段
21 録画装置
22 モニタ表示装置
29 増幅器付きコントローラ
31 信号選択手段
32 タイマ回路

Claims (3)

  1. 集合住宅の共用玄関にて特定の者の出入りを許容する集合住宅用セキュリティシステムであって、
    前記共用玄関の外側には、モニタカメラ等の撮像手段と集合インタホンとを配置し、各住戸内には、前記集合インタホンと通信可能に構成した住戸インタホンを配置し、前記共用玄関のドアには、前記住戸インタホンに設けた戸内解錠手段からの解錠信号に応じて前記ドアを一時的に解錠する電気錠装置を設け、前記集合インタホンまたは前記共用玄関の外側には、前記各住戸インタホンに呼出し信号を伝送するための入力手段と、所定の鍵にて解錠操作することにより前記電気錠装置を解錠する戸外解錠手段とを設け、
    前記集合住宅の内側には、前記撮像手段からの映像情報を各住戸内のテレビジョン受像機に伝送するための映像制御手段と、前記映像情報を記憶する録画装置とを備え、
    前記映像制御手段は、前記集合インタホンにおける入力手段からの呼出し信号を検出した場合は、前記映像情報を前記各テレビジョン受像機に伝送するように制御することを特徴とする集合住宅用セキュリティシステム。
  2. 前記共用玄関の外側には、人や物等の存在の有無を検知する検知センサを配置し、前記映像制御手段は、前記検知センサからの検知信号を検出した場合は、前記共用玄関に備えたモニタ表示装置に前記映像情報を伝送するように制御することを特徴とする請求項1に記載した集合住宅用セキュリティシステム。
  3. 前記映像制御手段には、前記入力手段からの呼出し信号に基づいて所定時間だけ制御情報を出力するタイマを備え、
    前記映像制御手段は、前記タイマからの制御情報に応じて、前記映像情報を前記各テレビジョン受像機に伝送するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載した集合住宅用セキュリティシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055397A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 集合住宅用インターホンシステム
JP2010016598A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Nishi Dentsu:Kk 防犯装置
JP2012029151A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Aiphone Co Ltd 集合住宅インターホンシステム

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