JPH10283585A - 住戸監視制御装置 - Google Patents

住戸監視制御装置

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Publication number
JPH10283585A
JPH10283585A JP9254897A JP9254897A JPH10283585A JP H10283585 A JPH10283585 A JP H10283585A JP 9254897 A JP9254897 A JP 9254897A JP 9254897 A JP9254897 A JP 9254897A JP H10283585 A JPH10283585 A JP H10283585A
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JP
Japan
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control device
central control
unit
outer door
dwelling unit
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Application number
JP9254897A
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English (en)
Inventor
Masao Yamamoto
雅雄 山本
Yoshio Sato
義男 佐藤
Yoshihiro Ohira
義博 大平
Koji Arimizu
浩司 有水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住戸で発生する事象の監視制御を行う住戸監
視制御装置に関し、留守中の住戸を訪れた宅配業者から
直に宅配物を受け取れるようにする。 【解決手段】 不在応答モードのとき、宅配業者が呼出
し操作を行うと、この操作に対応する呼出し信号が中央
制御装置1からローカル通信部13を介して携帯端末装
置12に伝えられる。住人は、携帯端末装置12から応
答して宅配業者と会話をした後、携帯端末操作キー12
dを操作して外扉施錠装置8a,内扉施錠装置8bに遠
隔指示を与える。これに応じて内扉D2が施錠、外扉D
1が解錠されると、宅配業者は住戸内に入って持参した
宅配物を置き、捺印装置11aから配達伝票に認印の捺
印を受ける。そして、新たな宅配物があれば、これを回
収して発送依頼を受ける。宅配作業を完了した宅配業者
が住戸の外へ出ると、再び住人が携帯端末操作キー12
dを操作して遠隔指示を与え、住戸の外扉D1を施錠す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住戸監視制御装置に
係り、特に、マンションや一戸建てのような住戸で発生
し得る異常事態を監視する住戸監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平3−187665号公報
(第1の従来技術)に記載の「警報監視装置」が知られ
ている。この警報監視装置は、住戸内の異常を検出する
センサと、前記異常を警報表示する警報表示部と、前記
異常を監視センタへ通報する通信部と、住戸玄関などに
設置されるドアインターホンと接続し通話するインター
ホン部とを備えた警報監視装置において、住人不在のと
き前記ドアインターホンを外部へ切り替える在・不在切
替スイッチと、前記在・不在切替スイッチからの信号を
受けて予め定められた他の住戸の警報監視装置に接続す
ると共に、前記他の住戸の警報監視装置からの通報があ
ったとき自宅の住戸の警報表示部へと接続するローカル
通信部とを設けたものである。この警報監視装置によれ
ば、住人が住戸を留守にするときにスイッチで不在の設
定をしておけば、留守中に宅配物の配達などがあって
も、配達者とのインターホン通話を近隣のほかの住戸に
振り替えることができるので、この近隣宅での宅配物の
受け取りが可能となり、配達者側の労力を省力化できる
と共に留守にしていた住人も帰宅後、即座に宅配物を近
隣宅より受け取ることができる。
【0003】これとは別に、特開平3−102497号
公報(第2の従来技術)に記載の「宅配便受付管理シス
テム」,特開平3−156672号公報(第3の従来技
術)に記載の「宅配管理システム」が知られている。
【0004】上記第2の従来技術である宅配便受付管理
システムは、共同玄関などに設置され、テレビカメラ,
マイク,スピーカと、宅配荷物を収納する保管ボックス
を備えた宅配便ボックスと、管理人室などに設置され、
宅配便の配達人との情報連絡を行うために、上記宅配便
ボックスのモニタカメラ,マイク,スピーカに対応させ
た監視用モニタテレビ,スピーカ,マイクを備えた映像
インターホン装置と、モニタテレビを有し、上記宅配便
ボックスの保管ボックスへの荷物の出し入れ情報を取り
込んで、上記宅配ボックスの利用状況をモニタテレビに
管理情報として映し出すようにした情報管理装置とを組
合せて構成されたものである。この宅配便受付管理シス
テムによれば、管理人にとって宅配荷物の受け取り管理
が安全かつ容易にでき、また住戸人も管理人の手を煩わ
せることなく荷物をスムーズに受け取ることができ、更
に宅配業者も宅配作業がし易くなる。
【0005】上記第3の従来技術である宅配管理システ
ムは、通信回線を介して伝送されるデータ,音声,映像
を用いて、宅配荷物の入出庫状況を遠隔の宅配管理セン
ターで集中管理する宅配管理システムにおいて、集合住
宅の共有空間に設置され、荷物が配達された時にその住
人が留守の場合に、一時その荷物を保管しておく宅配ボ
ックス装置と、この宅配ボックス装置に配達されてきた
荷物の入出庫状況の監視及び解錠操作の遠隔制御を行う
宅配管理センターと、集合住宅の各住戸ごとに設置され
た通話用インターホン装置の呼び出しや通話制御を行う
集合住宅用インターホンシステムと、宅配ボックス装置
に設置され、各住戸のうち任意の住戸を呼び出して通話
可能とするインターホン操作部と、このインターホン操
作部の操作により集合住宅用インターホンシステムを介
して一定時間応答がない場合には自動的に呼び出しを中
止し、宅配管理センターを呼び出して宅配管理センター
からの制御により持ってきた荷物を宅配ボックス装置内
に入庫可能とすると共に、該宅配ボックス装置内に一定
期間以上保管されている場合には宅配管理センターから
集合住宅用インターホンシステムを介して住戸の住人を
呼び出し、荷物の取り出しを促しを可能とする伝送制御
装置とを備えたものである。この宅配管理システムによ
れば、宅配業者が直接配達先住戸に行かなくてもその住
人の在,不在が確認でき、住人不在の場合にのみ自動的
に宅配管理センター側を呼び出して宅配ボックス装置へ
の荷物の保管を行うことができ、従って、住人がいるに
も拘らず宅配業者が直接住人宅まで足を運ばずに荷物を
宅配ボックス装置に入庫してしまい、不本意にも宅配ボ
ックス装置がすべて使用中の状態になってしまうことを
防止できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平3−1
87665号公報に記載の「警報監視装置」では、切替
スイッチで、自宅から所定の近隣宅へインターホンの通
話が切り替えられるようにして外出した際、宅配の係員
が訪問してきたときにその近隣宅が在宅していれば、宅
配の係員は持参した宅配物を近隣宅に配達し、その近隣
宅は宅配物を一時預かることになる。しかしながら、宅
配の係員が訪問してきたときにその近隣宅も外出してい
れば、宅配の係員は持参した宅配物を自宅及び近隣宅の
いずれにも配達できず、持ち帰らざるを得ないため、自
宅の住人は、宅配の係員から宅配物を受け取ることがで
きないという問題点があった。また、近隣宅が宅配の係
員から宅配物を預かっても、自宅の住人の帰宅時刻が深
夜になり、その時刻が近隣宅での就眠時間帯と重なり合
ったときには、就眠中であることが予想される近隣宅に
宅配物の問合せを行うことができないため、自宅の住人
は、近隣宅から宅配物を受け取ることができないという
問題点があった。
【0007】上述した特開平3−102497号公報に
記載の「宅配便受付管理システム」及び特開平3−15
6672号公報に記載の「宅配管理システム」のように
専用の宅配ボックスを新設する場合、この宅配ボックス
の設置スペースが必要不可欠である。しかしながら、既
設の集合住宅では、こうした設置スペースとして利用可
能な余剰空間が少ないため、宅配ボックスの設置が困難
であるという問題点があった。また、上述した宅配ボッ
クスの収納スペースは一般に比較的狭いため、ゴルフセ
ット,スキー,スノーボードなどの長尺物を収納でき
ず、配送センタへ一時持ち帰らざるを得ないケースが少
なくないという問題点があった。さらに、上述した宅配
ボックスは宅配物の受け取りのみを想定して設置されて
おり、宅配物を持参した宅配業者に別の新たな宅配物の
発送をその場で依頼することが全く考慮されていないと
いう問題点があった。
【0008】したがって本発明の目的は、宅配物を持参
した宅配業者が留守中に訪れたとき、遠隔監視対象の住
戸の住人が多少嵩張った宅配物でも近隣宅などを介さず
直に受け取ることができる住戸監視制御装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の住戸監視制御装置の請求項1に係る発明
は、住戸内に設けられる機器類の制御を行う中央制御装
置と、前記住戸で生じた異常発生を検出する異常検出セ
ンサと、前記異常発生に応じた警報表示を行う警報表示
部と、所定の通信部を介して前記中央制御装置から伝達
される前記異常発生を監視するとともに前記中央制御装
置に遠隔指示を伝達する監視センタとを備えた住戸監視
制御装置において、前記住戸の外に設けた所定のインタ
ーホン送受器に前記住戸を訪れた外来者が行う呼出し操
作に応じて前記中央制御装置に接続されるインターホン
装置と、前記中央制御装置の制御にしたがって前記住戸
の内と外を仕切る外扉を施錠する外扉施錠手段と、前記
外扉の近辺を撮影した映像を前記中央制御装置に伝達す
る監視手段と、前記外来者が前記呼出し操作を行ったと
きのこの外来者に対する応答モードを、前記住戸の内部
に設けた別のインターホン送受器を介して応答する在宅
応答モード及び前記住戸の外部から応答する不在応答モ
ードのいずれか一方にあらかじめ切り替える切替手段
と、前記外扉の近辺に設置され、前記中央制御装置の制
御にしたがって前記外来者に対する所定の受領手続きを
自動的に行う受領装置とを備え、前記切替手段により前
記不在応答モードに切り替えられているときに前記外来
者が前記インターホン送受器に前記呼出し操作を行った
とき、前記中央制御装置は、この操作に応じてインター
ホンから出力される信号を前記通信部を介して前記監視
センタへ通話可能に接続するとともに、前記中央制御装
置は、前記監視センタからの遠隔指示による前記外扉施
錠手段の制御を可能とするものである。
【0010】すなわち、請求項1に係る住戸監視制御装
置において、住戸を留守にして外出する際は、切替手段
を操作して、住戸を訪れた外来者がインターホン送受器
に呼出し操作を行ったときの応答モードを、住戸の外部
から応答する不在応答モードにあらかじめ切り替える。
この不在応答モードに設定されているときに住戸を訪れ
た外来者がインターホン送受器に呼出し操作を行った場
合、中央制御装置は、この操作に応じてインターホンか
ら出力される信号を通信部を介して監視センタへ通話可
能に接続するとともに、監視センタからの遠隔指示によ
る外扉施錠手段の制御を可能とする。そこで、監視セン
タの監視要員は外来者とインターホンを介した会話を行
う。この会話の結果、例えば外来者が宅配物を持参した
宅配業者であることが確認されると、監視要員は所定の
操作を行って、監視センタから中央制御装置へ外扉施錠
手段を解錠するための遠隔指示を伝達する。中央制御装
置は、この遠隔指示に応じて外扉施錠手段の制御を行っ
て、外扉を解錠する。
【0011】宅配業者は、解錠された外扉を開いて住戸
の内部に入り、持参した宅配物を住戸の内部に置くとと
もに受領装置による受領手続き、例えば宅配物受領書へ
の認印の捺印を受けて、持参した宅配物の配達を完了す
る。また、依頼状の付された新たな宅配物が住戸の内部
にあらかじめ準備されていれば、これを回収して新たな
宅配物の発送依頼を受ける。これらの作業が終了する
と、宅配業者は、住戸の外部に出て外扉を閉じる。宅配
業者の作業中、監視手段は、外扉の近辺を撮影した映像
を中央制御装置及び通信部を介して監視センタに伝達し
ている。監視センタの監視要員は、宅配業者が外扉を開
けて住戸の内部に入ってから住戸の外部に出て外扉を閉
じるまでの間に行う上述した作業の一部始終を監視す
る。宅配業者が住戸の外部に出て外扉を閉じると、監視
要員は所定の操作を行って、監視センタから中央制御装
置へ外扉施錠手段を施錠するための遠隔指示を伝達す
る。中央制御装置は、この遠隔指示に応じて外扉施錠手
段の制御を行って、外扉を施錠する。
【0012】したがって、宅配物を持参した宅配業者が
留守中に訪れたとき、上述したように、監視センタの監
視要員が宅配業者と会話し、留守中の住戸の中央制御装
置に遠隔指示を与え、外扉の解錠及び施錠を行うので、
多少嵩張った宅配物でも近隣宅などを介さず直に受け取
ることができ、また、あらかじめ準備しておいた新たな
宅配物の発送を依頼することもできる。
【0013】また、本発明の請求項2に係る発明は、上
記請求項1に係る発明において、前記外扉の内側に施錠
可能な内扉を備え、前記切替手段により前記不在応答モ
ードに切り替えられているときに前記外来者が前記イン
ターホン送受器に前記呼出し操作を行ったとき、前記中
央制御装置は、前記内扉が開錠とされているときを除
き、前記監視センタからの遠隔指示による前記外扉施錠
手段の制御を可能とするものである。
【0014】すなわち、請求項2に係る住戸監視制御装
置において、住戸を留守にして外出する際は、切替手段
を操作して、住戸を訪れた外来者がインターホン送受器
に呼出し操作を行ったときの応答モードを、住戸の外部
から応答する不在応答モードにあらかじめ切り替えると
ともに、内扉を施錠しておく。この不在応答モードに設
定されているときに住戸を訪れた外来者がインターホン
送受器に呼出し操作を行った場合、中央制御装置は、内
扉が解錠されているときを除き、この操作に応じてイン
ターホンから出力される信号を通信部を介して監視セン
タへ通話可能に接続するとともに、監視センタからの遠
隔指示による外扉施錠手段の制御を可能とする。そこ
で、監視センタの監視要員は外来者とインターホンを介
した会話を行う。この会話の結果、例えば外来者が宅配
物を持参した宅配業者であることが確認されると、監視
要員は所定の操作を行って、監視センタから中央制御装
置へ外扉施錠手段を解錠するための遠隔指示を伝達す
る。中央制御装置は、この遠隔指示に応じて外扉施錠手
段の制御を行って、外扉を解錠する。
【0015】宅配業者は、解錠された外扉を開いて住戸
の内部に入り、持参した宅配物を住戸の内部に置くとと
もに受領装置による受領手続き、例えば宅配物受領書へ
の認印の捺印を受けて、持参した宅配物の配達を完了す
る。また、依頼状の付された新たな宅配物が住戸の内部
にあらかじめ準備されていれば、これを回収して新たな
宅配物の発送依頼を受ける。これらの作業が終了する
と、宅配業者は、住戸の外部に出て外扉を閉じる。宅配
業者の作業中、監視手段は、外扉の近辺を撮影した映像
を中央制御装置及び通信部を介して監視センタに伝達し
ている。監視センタの監視要員は、宅配業者が外扉を開
けて住戸の内部に入ってから住戸の外部に出て外扉を閉
じるまでの間に行う上述した作業の一部始終を監視す
る。宅配業者が住戸の外部に出て外扉を閉じると、監視
要員は所定の操作を行って、監視センタから中央制御装
置へ外扉施錠手段を施錠するための遠隔指示を伝達す
る。中央制御装置は、この遠隔指示に応じて外扉施錠手
段の制御を行って、外扉を施錠する。
【0016】したがって、宅配物を持参した宅配業者が
留守中に訪れたとき、内扉が施錠されていれば、上述し
たように、監視センタの監視要員が宅配業者と会話し、
留守中の住戸の中央制御装置に遠隔指示を与え、外扉の
解錠及び施錠を行うので、多少嵩張った宅配物でも近隣
宅などを介さず直に受け取ることができ、また、あらか
じめ準備しておいた新たな宅配物の発送を依頼すること
もできる。
【0017】また、本発明の請求項3に係る発明は、上
記請求項2に係る発明において、前記中央制御装置の制
御にしたがって前記内扉を施錠する内扉施錠手段を備
え、前記切替手段により前記不在応答モードに切り替え
られているときに前記外来者が前記インターホン送受器
に前記呼出し操作を行ったとき、前記中央制御装置は、
前記内扉施錠手段を制御して前記内扉を施錠した後、前
記監視センタからの遠隔指示による前記外扉施錠手段の
制御を可能とするものである。
【0018】すなわち、請求項3に係る住戸監視制御装
置において、住戸を留守にして外出する際は、切替手段
を操作して、住戸を訪れた外来者がインターホン送受器
に呼出し操作を行ったときの応答モードを、住戸の外部
から応答する不在応答モードにあらかじめ切り替える。
この不在応答モードに設定されているときに住戸を訪れ
た外来者がインターホン送受器に呼出し操作を行った場
合、中央制御装置は、この操作に応じてインターホンか
ら出力される信号を通信部を介して監視センタへ通話可
能に接続するとともに、監視センタからの遠隔指示によ
る外扉施錠手段の制御を可能とする。そこで、監視セン
タの監視要員は外来者とインターホンを介した会話を行
う。この会話の結果、例えば外来者が宅配物を持参した
宅配業者であることが確認されると、監視要員は所定の
操作を行って、監視センタから中央制御装置へ外扉施錠
手段を解錠するための遠隔指示を伝達する。中央制御装
置は、この遠隔指示に応じて内扉施錠手段及び外扉施錠
手段の制御を行って、内扉を施錠するとともに外扉を解
錠する。
【0019】宅配業者は、解錠された外扉を開いて住戸
の内部に入り、持参した宅配物を住戸の内部に置くとと
もに受領装置による受領手続き、例えば宅配物受領書へ
の認印の捺印を受けて、持参した宅配物の配達を完了す
る。また、依頼状の付された新たな宅配物が住戸の内部
にあらかじめ準備されていれば、これを回収して新たな
宅配物の発送依頼を受ける。これらの作業が終了する
と、宅配業者は、住戸の外部に出て外扉を閉じる。宅配
業者の作業中、監視手段は、外扉の近辺を撮影した映像
を中央制御装置及び通信部を介して監視センタに伝達し
ている。監視センタの監視要員は、宅配業者が外扉を開
けて住戸の内部に入ってから住戸の外部に出て外扉を閉
じるまでの間に行う上述した作業の一部始終を監視す
る。宅配業者が住戸の外部に出て外扉を閉じると、監視
要員は所定の操作を行って、監視センタから中央制御装
置へ外扉施錠手段を施錠するための遠隔指示を伝達す
る。中央制御装置は、この遠隔指示に応じて外扉施錠手
段の制御を行って、外扉を施錠する。
【0020】したがって、宅配物を持参した宅配業者が
留守中に訪れたとき、上述したように、監視センタの監
視要員が宅配業者と会話し、留守中の住戸の中央制御装
置に遠隔指示を与え、内扉の施錠と外扉の解錠及び施錠
を行うので、多少嵩張った宅配物でも近隣宅などを介さ
ず直に受け取ることができ、また、あらかじめ準備して
おいた新たな宅配物の発送を依頼することもできる。
【0021】また、本発明の請求項4に係る発明は、上
記請求項3に係る発明において、前記住戸の外部に携行
して使用される携帯端末装置と、前記切替手段により前
記不在応答モードに切り替えられているとき前記外来者
が前記インターホン送受器に前記呼出し操作を行ったと
き、前記携帯端末装置と前記中央制御装置とを所定の通
信回線経由で接続するローカル通信部とを備え、前記中
央制御装置は、前記呼出し操作の信号を前記ローカル通
信部を介して前記携帯端末装置へ伝えるとともに前記内
扉施錠手段を制御して前記内扉を施錠した後、前記携帯
端末装置からの遠隔指示による前記外扉施錠手段の制御
を可能とするものである。
【0022】すなわち、請求項4に係る住戸監視制御装
置において、住戸を留守にして外出する際は、切替手段
を操作して、住戸を訪れた外来者がインターホン送受器
に呼出し操作を行ったときの応答モードを、住戸の外部
から応答する不在応答モードにあらかじめ切り替える。
この不在応答モードに設定されているときに住戸を訪れ
た外来者がインターホン送受器に呼出し操作を行った場
合、中央制御装置は、この操作に応じてインターホンか
ら出力される信号をローカル通信部を介して携帯端末装
置へ伝達する。これに応じて、携帯端末装置は、その所
持者である住戸の住人を呼び出す。住人がこの呼び出し
に応じた場合、中央制御装置は、インターホンと携帯端
末装置とを通話可能に接続するとともに、携帯端末装置
からの遠隔指示による外扉施錠手段の制御を可能とす
る。そこで、携帯端末装置の呼出しに応じた住人は、外
来者とインターホンを介した会話を行う。この会話の結
果、例えば外来者が宅配物を持参した宅配業者であるこ
とが確認されると、住人は所定の操作を行って、携帯端
末装置から中央制御装置へ外扉施錠手段を解錠するため
の遠隔指示を伝達する。中央制御装置は、この遠隔指示
に応じて内扉施錠手段及び外扉施錠手段の制御を行っ
て、内扉を施錠するとともに外扉を解錠する。
【0023】宅配業者は、解錠された外扉を開いて住戸
の内部に入り、持参した宅配物を住戸の内部に置くとと
もに受領装置による受領手続き、例えば宅配物受領書へ
の認印の捺印を受けて、持参した宅配物の配達を完了す
る。また、依頼状の付された新たな宅配物が住戸の内部
にあらかじめ準備されていれば、これを回収して新たな
宅配物の発送依頼を受ける。これらの作業が終了する
と、宅配業者は、住戸の外部に出て外扉を閉じる。宅配
業者の作業中、監視手段は、外扉の近辺を撮影した映像
を中央制御装置及びローカル通信部を介して携帯端末装
置に伝達している。携帯端末装置の所持者である住人
は、宅配業者が外扉を開けて住戸の内部に入ってから住
戸の外部に出て外扉を閉じるまでの間に行う上述した作
業の一部始終を監視する。宅配業者が住戸の外部に出て
外扉を閉じると、住人は所定の操作を行って、携帯端末
装置から中央制御装置へ外扉施錠手段を施錠するための
遠隔指示を伝達する。中央制御装置は、この遠隔指示に
応じて外扉施錠手段の制御を行って、外扉を施錠する。
【0024】したがって、宅配物を持参した宅配業者が
留守中に訪れたとき、上述したように、携帯端末装置を
所持する住人が宅配業者と会話し、留守中の住戸の中央
制御装置に遠隔指示を与え、内扉の施錠と外扉の解錠及
び施錠を行うので、多少嵩張った宅配物でも近隣宅など
を介さず直に受け取ることができ、また、あらかじめ準
備しておいた新たな宅配物の発送を依頼することもでき
る。
【0025】また、本発明の請求項5に係る発明は、上
記請求項4に係る発明において、前記携帯端末装置と前
記中央制御装置とが一定時間内に接続されなかったと
き、前記中央制御装置は、前記呼出し操作の信号を前記
通信部を介して前記監視センタへ伝えるとともに前記内
扉施錠手段を制御して前記内扉を施錠した後、前記監視
センタからの遠隔指示による前記外扉施錠手段の制御を
可能とするものである。
【0026】すなわち、請求項5に係る住戸監視制御装
置において、住戸を留守にして外出する際は、切替手段
を操作して、住戸を訪れた外来者がインターホン送受器
に呼出し操作を行ったときの応答モードを、住戸の外部
から応答する不在応答モードにあらかじめ切り替える。
この不在応答モードに設定されているときに住戸を訪れ
た外来者がインターホン送受器に呼出し操作を行った場
合、中央制御装置は、この操作に応じてインターホンか
ら出力される信号をローカル通信部を介して携帯端末装
置へ伝達する。これに応じて、携帯端末装置は、その所
持者である住戸の住人を呼び出す。しかしながら一定時
間内に住人が応じず、インターホンと携帯端末装置とを
通話可能に接続できない場合、中央制御装置は、この操
作に応じてインターホンから出力される信号を通信部を
介して監視センタへ通話可能に接続するとともに、監視
センタからの遠隔指示による外扉施錠手段の制御を可能
とする。そこで、監視センタの監視要員は外来者とイン
ターホンを介した会話を行う。この会話の結果、例えば
外来者が宅配物を持参した宅配業者であることが確認さ
れると、監視要員は所定の操作を行って、監視センタか
ら中央制御装置へ外扉施錠手段を解錠するための遠隔指
示を伝達する。中央制御装置は、この遠隔指示に応じて
内扉施錠手段及び外扉施錠手段の制御を行って、内扉を
施錠するとともに外扉を解錠する。
【0027】宅配業者は、解錠された外扉を開いて住戸
の内部に入り、持参した宅配物を住戸の内部に置くとと
もに受領装置による受領手続き、例えば宅配物受領書へ
の認印の捺印を受けて、持参した宅配物の配達を完了す
る。また、依頼状の付された新たな宅配物が住戸の内部
にあらかじめ準備されていれば、これを回収して新たな
宅配物の発送依頼を受ける。これらの作業が終了する
と、宅配業者は、住戸の外部に出て外扉を閉じる。宅配
業者の作業中、監視手段は、外扉の近辺を撮影した映像
を中央制御装置及び通信部を介して監視センタに伝達し
ている。監視センタの監視要員は、宅配業者が外扉を開
けて住戸の内部に入ってから住戸の外部に出て外扉を閉
じるまでの間に行う上述した作業の一部始終を監視す
る。宅配業者が住戸の外部に出て外扉を閉じると、監視
要員は所定の操作を行って、監視センタから中央制御装
置へ外扉施錠手段を施錠するための遠隔指示を伝達す
る。中央制御装置は、この遠隔指示に応じて外扉施錠手
段の制御を行って、外扉を施錠する。
【0028】したがって、宅配物を持参した宅配業者が
留守中に訪れたとき、上述したように、一定時間内に携
帯端末装置を所持する住人が呼出しに応じなかったと
き、住人の代わりに監視センタの監視要員が宅配業者と
会話し、留守中の住戸の中央制御装置に遠隔指示を与
え、内扉の施錠と外扉の解錠及び施錠を行うので、多少
嵩張った宅配物でも近隣宅などを介さず直に受け取るこ
とができ、また、あらかじめ準備しておいた新たな宅配
物の発送を依頼することもできる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の住戸監視制御装置
の実施の形態を、図1及び図2を用いて詳細に説明す
る。
【0030】図1は本発明の住戸監視制御装置の一実施
形態の構成を示すブロック図、図2は図1の住戸監視制
御装置が設けてある住戸の一例を示す図である。図1及
び図2において、1は住戸に設けられる機器類の制御を
行う住戸内に設置された2a及び2bは住戸で生じた異
常発生を検出するセンサ、2cはこの異常発生を中央制
御装置1へ通報する異常通報部、3は異常発生に応じた
警報表示を行う警報表示部、4は中央制御装置1から伝
達される異常発生を監視するとともに中央制御装置1に
遠隔指示を伝達する監視センタ、5は中央制御装置1と
監視センタ5とを電話回線などの通信回線経由で接続す
る通信部である。この監視センタ4は、通信回線経由で
伝送される通信信号と映像信号・音声信号・制御信号と
の相互変換を行う通信信号変換器(モデム)4a,通信
回線経由で得られた映像信号に基づく画面表示を行う監
視センタ画面4b,通信回線経由で得られた音声信号に
基づく完成出力を行う監視センタスピーカ4c,監視セ
ンタの監視要員の音声を集音して音声信号に変換する監
視センタマイク4d,監視要員の操作を受けて例えば遠
隔指示を表す制御信号を出力する監視センタ操作キー4
eを有する。
【0031】6は住戸の外に設けた所定のインターホン
送受器にこの住戸を訪れた外来者が行う呼出し操作に応
じて中央制御装置1に接続されるインターホン装置を構
成する映像インターホン装置、7は住戸の外壁などに設
置されて外来者との会話を可能にするインターホン送受
器を構成するカメラ付きドアホンである。このカメラ付
きドアホン7は、外来者の外見を撮影するドアホンカメ
ラ7a,外来者の音声を住戸の内部で再生するドアホン
内部スピーカ7b,外来者の音声を集音するドアホンマ
イク7c,外来者が来訪を伝えるための呼出しスイッチ
7d,住人の音声を住戸の玄関付近で再生するドアホン
外部スピーカ7eを有する。
【0032】D1は住戸の内と外を仕切る外扉である例
えば玄関の扉、D2は外扉D1の内側に設けた内扉、8
aは外扉D1を施錠する外扉施錠装置、8bは内扉D2
を施錠する内扉施錠装置、8cは中央制御装置1の制御
にしたがって外扉施錠装置8a及び内扉施錠装置8bを
制御する施錠装置制御部、9aは外扉D1の近辺を撮影
する監視カメラ、9bは監視カメラ9aが撮影した監視
映像を中央制御装置1及び通信部5を介して監視センタ
4へ伝送する監視映像伝送部、10は外来者が呼出し操
作を行ったときのこの外来者に対する応答モードを、住
戸の内部に設けた別のインターホン送受器を介して応答
する在宅応答モード及び住戸の外部から応答する不在応
答モードのいずれか一方にあらかじめ切り替える切替手
段を構成する応答モード切替スイッチである。11aは
外扉D1の近辺に設置され、中央制御装置1の制御にし
たがって外来者に対する所定の受領手続きすなわち認印
の捺印を自動的に行う捺印装置、11bはこの捺印装置
11aの制御を行う捺印装置制御部であり、これらの捺
印装置11a及び捺印装置制御部11bは公知である。
【0033】12は住戸の外部に携行して使用される携
帯端末装置、13は携帯端末装置12と中央制御装置1
とを電話回線などの通信回線経由で接続するローカル通
信部である。携帯端末装置12は、通信回線経由で伝送
される通信信号と映像信号・音声信号・制御信号との相
互変換を行う図示しない通信信号変換器(モデム)を内
蔵するとともに、通信回線経由で得られた映像信号に基
づく画面表示を行う携帯端末画面12a,通信回線経由
で得られた音声信号に基づく音声出力を行う携帯端末ス
ピーカ12b,携帯端末装置12の使用者の音声を集音
して音声信号に変換する携帯端末マイク12c,使用者
の操作を受けて例えば遠隔指示を表す制御信号を出力す
る携帯端末操作キー12dを有する。
【0034】なお、上述したセンサ2a及び2bと異常
通報部2cは異常検出センサを構成している。外扉施錠
装置8a及び施錠装置制御部8cは外扉施錠手段を構成
している。内扉施錠装置8b及び施錠装置制御部8cは
内扉施錠手段を構成している。監視カメラ9a及び監視
映像伝送部9bは監視手段を構成している。捺印装置1
1a及び捺印装置制御部11bは受領装置を構成してい
る。
【0035】本実施形態の住戸監視制御装置において、
住人が在宅する際は、住戸を訪れた外来者からの問合せ
に対する応答モードを、住戸の内部から応答する在宅応
答モードにあらかじめ切り替える。在宅応答モードに切
り替えると、図1中に示すローカル通信部13を介した
携帯端末装置12との接続が行われない状態となる。し
たがって、この住戸監視制御装置は、センサ2a及び2
bと異常通報部2cによる異常発生の監視のみを行う装
置となる。
【0036】これに対し、住人が住戸を留守にして外出
する際は、上述した応答モード切替スイッチ10を操作
し、住戸を訪れた外来者からの問合せに対する応答モー
ドを、住戸の外部から応答する不在応答モードにあらか
じめ切り替える。不在応答モードに切り替えると、外来
者がカメラ付きドアホン7の呼出しスイッチ7dに呼出
し操作を行った場合に図1中に示すローカル通信部13
を介した携帯端末装置12との接続が行われる状態とな
る。したがって、この住戸監視制御装置は、センサ2a
及び2bと異常通報部2cによる異常発生の監視と同時
に、外来者の監視を行って携帯端末装置12へ知らせる
装置となる。
【0037】最初に、本実施形態の住戸監視制御装置に
よる住戸内で生じるガス漏れや火災などの異常発生の監
視について簡単に説明する。
【0038】図1及び図2中に示したセンサ2b、例え
ばガス漏れ検知センサ2bがガス漏れを検知して動作す
ると、このガス漏れ検知センサ2bから出力される異常
信号は異常通報部2cに伝えられる。異常通報部2c
は、この異常信号に該当する異常通報を中央制御装置1
に伝える。
【0039】応答モード切替スイッチ10により住戸の
内部から応答する在宅応答モードにあらかじめ設定され
ていた場合、中央制御装置1は、警報表示部3を作動さ
せ、図示しないスピーカの鳴動及び図示しない異常ラン
プの点灯を開始することで、住人への通報を行う。この
通報から一定時間内に住人による適切な処置が行われな
い場合、中央制御装置1は、通信部5に異常信号を送信
することにより、通信部5を介して監視センタ4へ住戸
に異常が発生したことを知らせる。一方、応答モード切
替スイッチ10により住戸の外部から応答する不在応答
モードにあらかじめ設定されていた場合、中央制御装置
1は、即座に通信部5に異常信号を送信することによ
り、通信部5を介して監視センタ4へ住戸に異常が発生
したことを知らせる。
【0040】次に、本実施形態の住戸監視制御装置によ
る留守中の宅配物の受け取りについて詳細に説明する。
【0041】宅配物を持参した宅配業者が、住戸の玄関
近辺に設けられたカメラ付きドアホン7の呼出しスイッ
チ7dを押す呼出し操作を行うと、この呼出し操作に応
じた信号が映像インターホン装置6を介して中央制御装
置1へ伝えられる。このとき、住戸監視制御装置が上述
した不在応答モードに切り替えられた状態であれば、中
央制御装置1は、呼出し操作に対応する呼出し信号をロ
ーカル通信部13に出力させる制御を行う。ローカル通
信部13から出力される呼出し信号は、一般電話回線や
無線電話回線などの通信回線経由で携帯端末装置12に
伝えられる。この呼出し信号を受けた携帯端末装置12
は、携帯端末スピーカ12bに所定の呼出し音を鳴動さ
せたり、携帯端末画面12aに所定の呼出しメッセージ
を表示させたりして、携帯端末装置12の使用者すなわ
ち宅配業者が訪れた住戸の住人の応答を促す。住人が所
定の応答操作を行うと、この携帯端末装置12と住戸の
中央制御装置1とは、ローカル通信部13によって呼出
し信号の伝達に用いられた通信回線経由で接続される。
【0042】映像インターホン装置6は、カメラ付きド
アホン7のドアホンカメラ7aで撮影された宅配業者の
外見を映像信号に、ドアホンマイク7cで集音された宅
配業者の音声を音声信号に、それぞれ変換して中央制御
装置1に伝える。中央制御装置1は、この映像信号及び
音声信号をローカル通信部13に伝える。ローカル通信
部13は、中央制御装置1から伝えられた映像信号及び
音声信号を、携帯端末装置12と中央制御装置1とを接
続する通信回線用の通信信号に変換してから、通信回線
経由で携帯端末装置12に伝える。携帯端末装置12の
通信信号変換器(モデム)は、伝えられた通信信号を元
の映像信号及び音声信号に変換する。そして、携帯端末
画面12aはこの映像信号に基づく画面表示を、携帯端
末スピーカ12bはこの音声信号に基づく音声出力を、
それぞれ行う。また、携帯端末装置12は、携帯端末マ
イク12cにより集音された住人の音声を音声信号に変
換する。携帯端末装置12の通信信号変換器(モデム)
は、この音声信号を通信回線用の通信信号に変換してか
ら、通信回線経由でローカル通信部13に伝える。ロー
カル通信部13は、伝えられた通信信号を元の音声信号
に変換して中央制御装置1に伝える。中央制御装置1
は、この音声信号を映像インターホン装置6を介してカ
メラ付きドアホン7に伝える。カメラ付きドアホン7の
ドアホン外部スピーカ7eは、伝えられた音声信号を再
生し、玄関付近にいる宅配業者に住人の音声による応答
を伝える。このようにして、住戸のカメラ付きドアホン
7と携帯端末装置12との間で会話が可能となるので、
携帯端末装置12を使用する住人は、宅配業者が自宅に
訪れたことを確認できる。
【0043】宅配業者が自宅に訪れたことを確認した住
人は、携帯端末装置12の携帯端末操作キー12dか
ら、住戸の外扉D1を解錠するとともに内扉D2を施錠
する旨の操作を行う。この操作を受けた携帯端末装置1
2は、住戸の外扉D1を解錠するとともに内扉D2を施
錠する旨の遠隔指示を有する通信信号を通信回線経由で
ローカル通信部13に伝える。ローカル通信部13は、
この通信信号中の遠隔指示を中央制御装置1に伝え、中
央制御装置1は、この遠隔指示にしたがって施錠装置制
御部8cを制御する。これにより、施錠装置制御部8c
は、外扉施錠装置8aを制御して外扉D1を解錠し、内
扉施錠装置8bを制御して内扉D2を施錠する。このよ
うに、住人が携帯端末装置12の携帯端末操作キー12
dから操作すれば、外扉D1の解錠及び内扉D2の施錠
が遠隔的に行われる。なお、本実施形態の外扉施錠装置
8a及び内扉施錠装置8bは、内扉D2が施錠されてい
れば、携帯端末装置12からの遠隔指示によって外扉D
1を施錠及び解錠のいずれにもできるが、内扉D2が解
錠されていれば、外扉D1を解錠する旨の操作を携帯端
末装置12から行っても、外扉D1を解錠できないよう
に構成してある。
【0044】このように外扉D1の解錠及び内扉D2の
施錠が行われた後、住人は、携帯端末マイク12c,携
帯端末装置12,ローカル通信部13,中央制御装置
1,映像インターホン装置6,カメラ付きドアホン7,
ドアホン外部スピーカ7eを介して、外扉D1を解錠し
たことを住戸外の宅配業者に伝える。これを受けた宅配
業者は、外扉D1を開放して住戸内に入り、外扉D1と
内扉D2との間の領域の所定位置に持参した宅配物を置
く。
【0045】この宅配物を含む外扉D1の近辺は、監視
カメラ9aによって常に撮影され、監視映像伝送部9b
が撮影された監視映像を中央制御装置1に伝えている。
この監視映像は、中央制御装置1及び通信部5を介して
監視センタ5へ、中央制御装置1及びローカル通信部1
3を介して携帯端末装置12へ、それぞれ伝えられる。
そして、携帯端末装置12は、伝えられた監視映像を携
帯端末画面12aに表示する。携帯端末画面12aに表
示される監視映像は、例えば、開放された外扉D1,所
定位置に置かれた宅配物の外観,宅配物の隣に立つ宅配
業者などである。したがって、住人は、表示された監視
映像を見て、宅配物が間違いなく住戸内に搬入されたこ
とを確認できる。
【0046】宅配物を確認した住人は、携帯端末マイク
12c,携帯端末装置12,ローカル通信部13,中央
制御装置1,映像インターホン装置6,カメラ付きドア
ホン7,ドアホン外部スピーカ7eを介して、宅配物の
配達伝票への認印の捺印に関する指示を音声で宅配業者
に伝える。この指示にしたがって宅配業者が配達伝票を
捺印装置11aに挿入し、所定の要求操作を行うと、住
人は、この要求操作を確認するとともに、監視カメラ9
aによって撮影された監視映像を見て、捺印装置11a
に挿入されたものが配達伝票であることを確認した後、
携帯端末装置12の携帯端末操作キー12dに対して認
印の捺印を指示する操作を行う。この操作を受けた携帯
端末装置12は、認印を捺印する旨の遠隔指示を有する
通信信号を通信回線及びローカル通信部13経由で中央
制御装置1に伝える。中央制御装置1は、この遠隔指示
にしたがって捺印装置制御部11b及び捺印装置11a
を制御し、挿入された配達伝票に認印を捺印する。
【0047】上述した宅配物の住戸内への搬入及び配達
伝票への捺印を行って宅配物の配達が完了すると、宅配
業者は、住戸の外に退出して外扉D1を閉じる。宅配業
者が退出する様子は監視カメラ9aに撮影され、監視映
像伝送部9b,中央制御装置1,ローカル通信部13,
携帯端末装置12,携帯端末画面12aを介して住人に
伝えられる。また、外扉D1が施錠可能に閉じられたか
否かはセンサ2aの作動の有無に対応するように構成さ
れており、このセンサ2aの作動の有無は、異常通報部
2a,中央制御装置1,ローカル通信部13,携帯端末
装置12,携帯端末画面12aを介して住人に伝えられ
る。したがって住人は、宅配業者が退出する様子とセン
サ2aの作動の有無とを携帯端末画面12aを見て確認
できる。そして万一、外扉D1がきちんと閉じられなか
ったために外扉D1の施錠が不可能な場合、上述したよ
うに携帯端末マイク12c,携帯端末装置12,ローカ
ル通信部13,中央制御装置1,映像インターホン装置
6,カメラ付きドアホン7,ドアホン外部スピーカ7e
を介して宅配業者を呼び戻し、外扉D1の戸閉めを要請
する。また、外扉D1がきちんと閉じられていれば、携
帯端末装置12の携帯端末操作キー12dから外扉D1
の施錠を指示する操作を行い、携帯端末装置12,ロー
カル通信部13,中央制御装置1,施錠装置制御部8
c,外扉施錠装置8aを介して、外扉D1を施錠する。
【0048】ところで、住戸監視制御装置が上述した不
在応答モードに切り替えた状態のとき、宅配物を持参し
た宅配業者がカメラ付きドアホン7の呼出しスイッチ7
dに呼出し操作を行っても、一定時間内に住人が所定の
応答操作をしない(できない)場合があり得る。この場
合、中央制御装置1は、この一定時間の経過を検出した
後、宅配業者の呼出し操作に対応する呼出し信号を通信
部5に出力させる制御を行う。通信部5から出力される
呼出し信号は、通信回線経由で監視センタ4へ伝えられ
る。そして以後、監視センタの監視要員が、監視センタ
画面4b,監視センタスピーカ4c,監視センタマイク
4d,監視センタ操作キー4eを用いて、住人の代わり
に上述した操作を行い、宅配業者及び宅配物の確認と受
け取りとを行う。このように宅配物を住人に代わって受
け取る場合、監視カメラ9aにより撮影された宅配業者
の外見を含む監視映像を監視センタ4で記録するととも
に、持参した宅配業者の身分証及び宅配物の伝票番号を
監視要員が照会してから受け取るようにすれば、セキュ
リティの向上を図ることができる。
【0049】以上の手順を行うことにより、携帯端末装
置12の所持者である住人が宅配業者と会話し、留守中
の住戸の中央制御装置1に遠隔指示を与え、外扉D1の
解錠及び施錠を行うことにより、外扉D1及び内扉D2
の間の領域を十分に確保しておけば、近隣宅などを介さ
ず宅配物を直に受け取ることができる。そして、宅配業
者と住人との間で新たな宅配物の発送依頼について事前
に契約しておけば、住戸の外扉領域内にあらかじめ準備
しておいた新たな宅配物の発送を依頼することもでき
る。また、内扉D2を設けたことにより、宅配業者の立
入りを認める領域を明確化し、例えば住戸内の備品を宅
配業者が誤って汚損させるなどの宅配作業に伴う事故を
未然に防止できる。さらに、住戸の外部から中央制御装
置1に与えられる遠隔指示で内扉D2を施錠可能とする
ことで、住戸のセキュリティの向上を図ることができ
る。また、住戸を訪れた宅配業者の呼出し操作を監視セ
ンタ4でなく携帯端末装置12の所持者である住人に対
してまず伝え、住人が応答しない(できない)場合に限
って監視センタ4の監視要員が応答することにより、住
人のプライバシーの保護を図るとともに、住人不在によ
る宅配物の持ち帰りをなくすことができる。
【0050】なお、宅配業者と住人との間で新たな宅配
物の発送依頼について事前に契約しておけば、住戸の外
扉領域内にあらかじめ準備しておいた新たな宅配物の発
送を依頼することもできる。さらに、上述した捺印装置
11aを伝票発行装置として構成してもよく、これをカ
メラ付きドアホン7に組み込む構成としてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の住戸監視
制御装置によれば、宅配物を持参した宅配業者が留守中
に訪れたとき、この宅配業者と外部から会話し、留守中
の住戸の中央制御装置に遠隔指示を与え、外扉の解錠及
び施錠を行うことにより、外扉の内側に十分な領域を確
保しておけば、近隣宅などを介さず宅配物を直に受け取
ることができ、あらかじめ準備しておいた新たな宅配物
の発送を依頼することもできる。
【0052】また、特に請求項2に係る発明によれば、
上記に加えて、内扉を設けることにより、宅配作業に伴
う事故を未然に防止できる。
【0053】また、特に請求項3に係る発明によれば、
上記に加えて、住戸の外部から内扉を施錠可能とするこ
とにより、住戸のセキュリティの向上を図ることができ
る。
【0054】また、特に請求項4に係る発明によれば、
上記に加えて、外来者の呼出し操作を住人に対して伝え
ることにより、住人のプライバシーの保護を図ることが
できる。
【0055】また、特に請求項5に係る発明によれば、
上記に加えて、留守にしている住人が応答しない(でき
ない)場合に限って監視センタの監視要員が応答するこ
とにより、住人不在による宅配物の持ち帰りをなくすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の住戸監視制御装置の一実施形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の住戸監視制御装置が設けてある住戸の一
例を示す図である。
【符号の説明】
D1 外扉 D2 内扉 1 中央制御装置 2a,2b センサ 2c 異常通報部 3 警報表示部 4 監視センタ 5 通信部 6 映像インターホン装置 7 カメラ付きドアホン 8a 外扉施錠装置 8b 内扉施錠装置 8c 施錠装置制御部 9a 監視カメラ 9b 監視映像伝送部 10 応答モード切替スイッチ 11a 捺印装置 11b 捺印装置制御部 12 携帯端末装置 13 ローカル通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有水 浩司 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住戸内に設けられる機器類の制御を行う
    中央制御装置と、前記住戸で生じた異常発生を検出する
    異常検出センサと、前記異常発生に応じた警報表示を行
    う警報表示部と、所定の通信部を介して前記中央制御装
    置から伝達される前記異常発生を監視するとともに前記
    中央制御装置に遠隔指示を伝達する監視センタとを備え
    た住戸監視制御装置において、 前記住戸の外に設けた所定のインターホン送受器に前記
    住戸を訪れた外来者が行う呼出し操作に応じて前記中央
    制御装置に接続されるインターホン装置と、 前記中央制御装置の制御にしたがって前記住戸の内と外
    を仕切る外扉を施錠する外扉施錠手段と、 前記外扉の近辺を撮影した映像を前記中央制御装置に伝
    達する監視手段と、 前記外来者が前記呼出し操作を行ったときのこの外来者
    に対する応答モードを、前記住戸の内部に設けた別のイ
    ンターホン送受器を介して応答する在宅応答モード及び
    前記住戸の外部から応答する不在応答モードのいずれか
    一方にあらかじめ切り替える切替手段と、 前記外扉の近辺に設置され、前記中央制御装置の制御に
    したがって前記外来者に対する所定の受領手続きを自動
    的に行う受領装置とを備え、 前記切替手段により前記不在応答モードに切り替えられ
    ているときに前記外来者が前記インターホン送受器に前
    記呼出し操作を行ったとき、 前記中央制御装置は、この操作に応じてインターホンか
    ら出力される信号を前記通信部を介して前記監視センタ
    へ通話可能に接続するとともに、前記中央制御装置は、
    前記監視センタからの遠隔指示による前記外扉施錠手段
    の制御を可能とすることを特徴とする住戸監視制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記外扉の内側に施錠可能な内扉を備
    え、 前記切替手段により前記不在応答モードに切り替えられ
    ているときに前記外来者が前記インターホン送受器に前
    記呼出し操作を行ったとき、 前記中央制御装置は、前記内扉が解錠されているときを
    除き、前記監視センタからの遠隔指示による前記外扉施
    錠手段の制御を可能とすることを特徴とする請求項1記
    載の住戸監視制御装置。
  3. 【請求項3】 前記中央制御装置の制御にしたがって前
    記内扉を施錠する内扉施錠手段を備え、 前記切替手段により前記不在応答モードに切り替えられ
    ているときに前記外来者が前記インターホン送受器に前
    記呼出し操作を行ったとき、 前記中央制御装置は、前記内扉施錠手段を制御して前記
    内扉を施錠した後、前記監視センタからの遠隔指示によ
    る前記外扉施錠手段の制御を可能とすることを特徴とす
    る請求項2記載の住戸監視制御装置。
  4. 【請求項4】 前記住戸の外部に携行して使用される携
    帯端末装置と、 前記切替手段により前記不在応答モードに切り替えられ
    ているとき前記外来者が前記インターホン送受器に前記
    呼出し操作を行ったとき、前記携帯端末装置と前記中央
    制御装置とを所定の通信回線経由で接続するローカル通
    信部とを備え、 前記中央制御装置は、前記呼出し操作の信号を前記ロー
    カル通信部を介して前記携帯端末装置へ伝えるとともに
    前記内扉施錠手段を制御して前記内扉を施錠した後、前
    記携帯端末装置からの遠隔指示による前記外扉施錠手段
    の制御を可能とすることを特徴とする請求項3記載の住
    戸監視制御装置。
  5. 【請求項5】 前記携帯端末装置と前記中央制御装置と
    が一定時間内に接続されなかったとき、前記中央制御装
    置は、前記呼出し操作の信号を前記通信部を介して前記
    監視センタへ伝えるとともに前記内扉施錠手段を制御し
    て前記内扉を施錠した後、前記監視センタからの遠隔指
    示による前記外扉施錠手段の制御を可能とすることを特
    徴とする請求項4記載の住戸監視制御装置。
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