JP3904330B2 - 画像監視システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、監視カメラと接続する複数のコントローラが、通信回線を介して警備センタに接続され、コントローラから送信される画像を警備センタにおいて集中監視をする画像監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、監視カメラと接続する複数のコントローラが、電話回線を介して警備センタに接続される画像監視システムがある。この画像監視システムにおいては、コントローラは、警備領域に異常が発生したことを検出すると、自発的に警備センタへ異常発生の通報を行い、異常発生時の画像を送信する。この異常画像としては、所定数のフレーム(例、10フレーム)の画像が送信される。
【0003】
警備センタでは、管制員が受信した異常画像に基づいて警備領域の状況を把握し、必要な措置をとる。また、受信した異常画像のみでは警備領域の状況を正確に把握できないと判断した場合には、管制員は、異常を通報してきたコントローラに対して、警備領域の現在の状況を撮影した画像(リアルタイム画像)の送信を要求する。
【0004】
コントローラは、警備センタからの要求に従って、指定された領域のリアルタイム画像を、警備センタへ送信する。
警備センタ側では、異なるコントローラから同時に通報がある場合でも送受信ができるように、複数の回線を用意する。この複数の回線は同一の電話番号が付けられている。したがって、コントローラは、警備センタからの要求に応じて画像を送信する場合と自発的に画像を送信する場合のいずれも、同一の電話番号をダイヤリングして、警備センタと電話回線を接続していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
警備センタにおける電話回線の数は、従来の画像監視システムにおいては、通信トラフィックを計算した上で決定されている。つまり、複数のコントローラから同時に警備センタへ通報がされるようなことがあっても、確実に警備センタとの電話回線が使用できるような必要最小限の数の回線が用意される。しかしながら、このように限定された数の電話回線にて画像の集中監視をする場合には、警備センタの電話回線が全て塞がって、それ以上の必要な通信ができなくなる事態が生じる可能性がある。
【0006】
つまり、回線数が限られていると、多数のコントローラから同時に異常通報がされて全ての回線が使用される状態が生じ得る。このときに、警備センタの管制員が所定のコントローラに対してリアルタイム画像の送信を要求しようとしても、全ての回線が使用されているため、画像要求信号がコントローラに送信できない。これにより、警備領域にて異常が発生しており、管制員が警備領域の画像を見たいとき、即ち、最も緊急性の高いときに、必要な画像を管制員が見ることができないという問題が発生する。
【0007】
また、従来の画像監視システムでは、通信トラフィックの計算が事実上不可能に近いという問題がある。コントローラから自発的に異常画像を送信する場合、回線専有時間は短い。このため、自発的な異常画像の通信についてのトラフィック計算は容易にできる。これに対し、警備センタからの要求により、コントローラからリアルタイム画像を送信するときは、管制員が停止操作をするまで、画像を送信し続けるため、回線の専有時間が長くなる。このため、リアルタイム画像の通信を考慮に入れると、通信トラフィッの計算は事実上不可能となり、必要以上の回線を用意しなければならなくなるという問題がある。
【0008】
本発明は、警備センタから画像を要求するときは、確実にコントローラから画像を受像できる画像監視システムを実現することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものである。本発明の画像監視システムは、監視カメラと接続する複数のコントローラが、通信回線を介して警備センタに接続され、前記コントローラから送信される画像を前記警備センタにおいて集中監視をする。本発明は、この画像監視装置において、前記コントローラが自発的に前記警備センタへ画像を送信する場合と、前記警備センタが前記コントローラに対して画像の送信を要求して前記コントローラが前記警備センタへ画像を送信する場合とで、画像の送信先が異なるものとする。
【0010】
本発明においては、警備センタは、コントローラから自発的に送信される画像を受信するための回線と、自己の要求によりコントローラから送られた画像を受信するための回線とを別々に備える。また、コントローラは、警備センタから要求された画像の送信先と、自発的な画像の送信先とで異なる送信先に対して画像を送信する手段を有する。
【0011】
本発明における各コントローラは、自発的に画像を警備センタへ送信する場合、通信回線を介して、警備センタの自発的画像受信用回線を送信先として画像を送信する。また、警備センタから画像要求があった場合、コントローラは、警備センタの要求応答受信用回線を送信先として画像を送信する。なお、警備センタからコントローラに対して画像要求をする場合には、前記第2の送信先の回線、又は、別に設けた第3の回線を使用して要求信号を送信する。
【0012】
したがって、多数のコントローラが同時に画像を送信することにより、警備センタにおける自発的画像受信用回線が全て使用されていても、警備センタからの画像要求があった場合は、要求画像は別の要求応答受信用回線に対して送信されるので、警備センタでは要求した画像を受信することができる。これにより、警備センタにおいては、電話回線の使用状況に関係なく、迅速、確実に当該警備領域の状況を把握することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明を適用した画像監視システムについて、図を用いて説明する。
図1は、画像監視システムの全体構成を示す。
監視対象Aとなる建物にコントローラ1が設置され、このコントローラ1に、監視カメラを有した画像センサ2、非常ボタン3、侵入センサ4、モード設定器5が接続される。コントローラ1は、通信回線としての電話回線6を介して、遠隔地の警備センタに配置された警備センタ装置7と接続される。なお、警備センタ装置7には、電話回線6を介して、多数の監視対象(A,B…)が接続されている。
【0014】
画像センサ2は、建物内に複数設置され、窓、ドアなどの監視対象を含む監視領域を撮影する。また、画像センサ2は、得られた画像から侵入などの異常の有無を判定する機能を有する。
図1の画像監視システムを構成する各部分について詳細に説明する前に、システム全体の動作について簡単に説明する。
【0015】
非常ボタン3が押される、侵入センサ4が侵入異常を検出する、又は、画像センサ2が侵入異常を検出すると、コントローラ1は、異常信号を警備センタ装置7に送出する。
図2は、コントローラ1が異常を検知した場合の、警備センタ装置7との通信手順を示すタイムチャートである。
【0016】
本例においては、警備センタ装置7では3つの回線が用意される。コントローラ1が異常を検知して自発的に送出した異常画像を受信するために設けられた検知信号受信回線71と、警備センタ装置7から、コントローラ1に対して画像センサ2が現在撮影しているリアルタイム画像を送出することを要求する信号を送信するために設けられた画像送出要求回線72と、この要求に応答してコントローラ1から送出された画像を受信するための要求応答受信回線73の3つの回線である。これらの各回線は、それぞれ異なる電話番号が付けられる。したがって、外部からは、各回線の電話番号をダイヤリングすることにより、選択された回線が呼び出される。
【0017】
コントローラ1は、異常検知をすると、画像センサ2に対して異常画像の送信を要求することにより、送信すべき画像の準備をする。また、警備センタ装置7の検知信号受信回線71の電話番号をダイヤリングして、警備センタ装置7からの応答信号があると、同回線71に対して異常信号及び異常画像の送信を行う。警備センタ装置7では、異常信号を受信すると、モニタに、異常発生物件名、異常発生箇所、異常画像などを表示する。受信が終了すると、警備センタ装置7から受信終了信号が送出され、コントローラ1は、検知信号受信回線71を開放する処理を行う。管制員は、モニタの表示に基づいて監視領域の状況を把握し、必要な措置をとる。
【0018】
管制員は、送信されてきた画像のみでは、状況の把握が不十分である場合などに、コントローラ1に対して、画像センサ2が撮影しているリアルタイム画像を送出することを要求する信号を送信する。
図3は、警備センタ装置7からコントローラ1に画像送信を要求する場合の通信手順を示すタイムチャートである。
【0019】
警備センタ装置7は、画像送出要求回線72を使用して、当該コントローラ1の電話番号をダイヤリングをする。なお、この回線には、ノーリンギング回線が使用される。ノーリンギング回路を使用するのは、コントローラ1と電話機やFAXなどと電話回線を共用していることが多く、警備センタ装置7からの画像要求のための着信によって電話機が鳴動しないようにするためである。コントローラ1から応答信号が返送されると、画像送出要求信号を送信する。この画像送出要求信号には、所望の画像を撮影している画像センサ2のアドレスが含まれる。コントローラ1から要求受信の応答があると、警備センタ装置7は、画像送出要求回線72を開放して、画像送出要求の処理を終了する。
【0020】
なお、ノーリンギング回線は、データの伝送速度が1200bps と画像データを伝送するには不適切であるため、コントローラ1から警備センタ装置7に画像を送出するときは、一旦回路を開放し、あらためて通常の電話回線である要求応答受信回線73を使用する。
コントローラ1は、画像要求信号で指定された画像センサに対して画像の送出を要求して、送信画像を準備する。また、警備センタ装置7の要求応答受信回線73の電話番号をダイヤリングし、警備センタ装置7から応答があると、画像センサ2から受信したリアルタイム画像を警備センタ装置7に対して転送する。
【0021】
管制員は、警備センタ装置7のモニタに表示されるリアルタイム画像により、異常発生領域の状況を把握する。状況の確認ができると、コントローラ1に対して画像停止信号を送信する。コントローラ1は、画像停止信号を受信すると、要求応答受信回線73を開放し、警備センタ装置7との通信を終了する。
このように、警備センタ装置7からの画像送信要求と、コントローラ1からの画像送信は、検知信号受信回線71とは異なる画像送出要求回線72と要求応答受信回線73を専用回線として使用する。このため、検知信号受信回線71が塞がっていても、即ち、他の監視対象からの検知信号を受信していたとしても、管制員が必要とするリアルタイム画像を確実にコントローラ1から受信することができる。
【0022】
また、コントローラ1が電話機などと電話回線6を共用せず、専用の電話回線を設けていれば、図2及び図3に示した画像送出要求回線72と要求応答受信回線73を、一つの回線とすることができる。この場合、警備センタ装置7からコントローラ1に画像送出要求が行われた後は、回線の開放、ダイヤリングなどを行わずに、直ちにコントローラ1から警備センタ装置7に対して画像送出をすることができる。
【0023】
次に、図1に示したコントローラ1、画像センサ2、警備センタ装置7の詳細について説明する。
図4は、コントローラ1の構成を示す。
コントローラ1には、MPU、ROM,RAMなどの周辺回路により構成される制御部101と電源回路102が設けられる。コントローラ1内の各部分は、制御部101により制御され、電源回路102から電力の供給を受ける。電源回路102は、外部からのAC電圧をDC電圧に変換する変換回路とバッテリを有する。また、モード設定器5が接続される。
【0024】
コントローラ1には、更に、以下の部分が設けられる。
センサ監視回路103は、非常ボタン3、侵入センサ4とのインターフェースである。モデム104が電話回線6との間に設けられる。画像センサ通信制御部105は、画像センサ2と接続される。映像入出力制御部106が画像センサ2と接続される。この映像入出力制御部106は、画像センサ2から送られてきた映像信号を、モデム104と外部に設けられたモニタ装置8に分配する。
【0025】
表示部107は、通常は、監視領域の監視状態を画面上に表示し、異常が検出されたときは、ブザーを鳴動させ、画面上に異常の種類、異常発生箇所などを表示する。また、表示部107は、画像センサ2の設定作業時にも使用される。操作手段108は、画像センサ2の初期設定又は設定変更時に使用される。機器状態検出部109は、コントローラ1の機器異常の有無を検出する。送信先記憶手段110は、異常画像を自発的に送信する場合の警備センタ装置7の電話番号(検知信号受信回線)と、警備センタ装置7から画像要求があってリアルタイム画像を送信する場合の警備センタ装置7の電話番号(要求応答受信回線)の2種類の電話番号を記憶している。
【0026】
図5は、画像センサ2の構成を示す。
画像センサ2には、CPU、ROM,RAMなどの周辺回路により構成される制御手段201と電源202が設けられる。画像センサ2内の各部分は、制御手段201により制御され、電源202から電力の供給を受ける。電源202は、外部から供給されるAC電圧をDC電圧に変換する変換装置から構成される。
【0027】
また、制御手段201には記憶手段220が接続される。
監視領域を撮影する撮像手段203は、CCDカメラにより構成され、可視領域から赤外領域までの感度を有する。赤外線投光手段204が設けられ、夜間など暗くなった時に、監視領域に赤外線が投光される。
画像処理手段205は、記憶手段220に記憶された画像に基づいて、監視領域に異常が発生したか否かを判定する。なお、この手法は公知のものであり、本発明と直接関係がないので、ここでの詳細な説明は省略する。表示手段206は、LEDにより構成され、異常検出時に点灯し、非検出時には消灯して、異常検出の有無を画像センサ2の外部に表示する。
【0028】
通信手段207は、コントローラ1と信号の送受信を行うインターフェースで、コントローラ1の画像センサ通信制御部105と接続される。
画像出力手段208は、記憶手段220に記憶していた画像を出力するためのインターフェースで、切替手段209を介して、コントローラ1の映像入出力制御部へ接続される。切替手段209は、他の画像センサ2から送られてきた信号と、自己が送出する信号を切り換えてコントローラ1に送出する。
【0029】
アドレス設定部210は、ディップスイッチにより構成され、コントローラ1が画像センサ2を特定するためのアドレスが設定される。操作手段211は、電源をオンオフするための手段である。
図6は、警備センター装置7の構成を示す。ここでは、画像監視システムに関する部分のみを示している。
【0030】
警備センター装置7には、MPU、ROM,RAMなどの周辺回路により構成される制御部701が設けられ、警備センター装置7内の各部分は、制御部701により制御される。
電話回線6を通してコントローラ1と通信を行う3つの通信インターフェース702,703,704が設けられる。コントローラ1が自発的に送出する信号は、検知信号受信用通信インターフェース702が受信し、受信した画像及び関連の情報を画像情報記憶部705に記憶する。また、制御部701は、モニタ706に、異常発生物件名、異常発生箇所、異常発生時の画像などを表示する。なお、モニタ706は、検知画像用画像出力部707を介して制御部701と接続される。
【0031】
管制員は、リアルタイム画像にて確認することが必要となると、操作部710を操作して、画像要求信号を送出させる。この画像要求信号は、画像送出要求用通信インターフェース703からコントローラ1に送信される。この画像要求に応答してコントローラ1から送られてきたリアルタイム画像は、要求応答受信用通信インターフェース704が受信し、受信した画像をモニタ708に表示する。モニタ708は、要求画像用画像出力部709を介して制御部701と接続される。なお、モニタ706とモニタ708に分けて説明しているが、1台のモニタにて、分割表示させるようにしても良いことは言うまでもない。
【0032】
図7は、コントローラ1における、警備領域で異常が検出された場合の処理を示すフローチャートである。
警備領域内に異常が発生し、画像センサ2、非常ボタン3又は侵入センサ4から異常検知信号が送信されると、ステップS21で、コントローラ1がこれを受信する。ステップS22で、送信先記憶手段110から検知信号用電話番号を読み出し、その電話番号をダイアリングして、警備センタ装置7との接続処理を行う。ステップS23で、センサから受信した異常信号が画像センサ2からのものか否かを判定する。
【0033】
ここで、受信した異常信号が非常ボタン3、侵入センサ4から受信したものであれば、ステップS24で警備センタ装置7へ異常信号を送信する。この異常信号には、異常が発生した領域、異常の種類など、必要な情報が含まれる。異常信号の送信終了後に、ステップS29で警備センタ装置7との通信回線切断処理を行う。
【0034】
ステップS23で、異常信号を画像センサ2から受信したと判定したときは、ステップS25で、当該画像センサ2へ異常画像送信を要求する信号を送信する。ステップS26で画像センサ2から異常画像を受信すると、ステップS27で警備センタ装置7へ、異常信号及び異常画像を送出する。この異常信号には、異常が発生した領域、異常の種類など、必要な情報が含まれる。
【0035】
異常信号及び異常画像の送出が終了すると、ステップS28で、当該画像センサ2へ、異常画像消去信号を送出する。当該画像センサ2では、この信号を受信すると、記憶していた異常画像を消去し、新たに撮像手段203が撮影した現画像を取り込んで、異常発生の有無の検出を継続して行う。
ステップS29で、警備センタ装置7との通信回線切断処理を行い、ステップS30で、表示部107に異常が発生した旨の表示を行う。
【0036】
図8は、コントローラ1における、警備センタ装置7から画像要求信号を受信した場合の処理を示すフローチャートである。
既述のように、警備センタ装置7では、必要な場合に、画像の送信を要求する信号をコントローラ1に送出する。コントローラ1では、ステップS41で画像要求信号を受信すると、ステップS42で、画像要求信号で指定された画像センサ2へ画像要求信号を送出する。ステップS43で、送信先記憶手段110から要求応答受信用電話番号を読み出し、その電話番号をダイヤリングして、警備センタ装置7との回線接続処理を行う。
【0037】
ステップS42で指定された画像センサ2は、撮影している画像を送出するので、ステップS44で、コントローラ1はこのリアルタイム画像を警備センタ装置7へ転送する。警備センタ装置7では、モニタ708上でリアルタイム画像を見て状況を確認し、確認が終了して画像受信が必要なくなると、コントローラ1に対して画像停止信号を送出する。コントローラ1は、ステップS45で、画像停止信号を受信すると、ステップS46で当該画像センサ2へ画像停止信号を送出して処理を終了する。当該画像センサ2では、画像の送出を停止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像監視システムの全体構成を示す図。
【図2】図1の画像監視システムの通信手順を示すタイムチャート(その1)。
【図3】図1の画像監視システムの通信手順を示すタイムチャート(その2)。
【図4】図1におけるコントローラの構成を示す図。
【図5】図1における画像センサの構成を示す図。
【図6】図1における警備センタ装置の構成を示す図。
【図7】図4のコントローラにおける異常検知時の処理を示すフローチャート。
【図8】図4のコントローラにおける画像要求受信時の処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…コントローラ
101…制御部
102…電源回路
103…センサ監視回路
104…モデム
105…画像センサ通信制御部
106…映像入出力制御部
107…表示部
108…操作手段
109…機器状態検出部
110…送信先記憶手段
2…画像センサ
201…制御手段
202…電源
203…撮像手段
204…赤外線投光手段
205…画像処理手段
206…表示手段
207…通信手段
208…画像出力手段
209…切替手段
210…アドレス設定部
211…操作手段
220…記憶手段
3…非常ボタン
4…侵入センサ
5…モード設定器
6…電話回線
7…警備センタ装置
71…検知信号受信回線
72…画像送出要求回線
73…要求応答受信回線
701…制御部
702…検知信号受信用通信インターフェース
703…画像送出要求用通信インターフェース
704…要求応答受信用通信インターフェース
705…画像情報記憶部
706,708…モニタ
707…検知画像用画像出力部
709…要求画像用画像出力部
710…操作部
Claims (1)
- 監視カメラと接続する複数のコントローラが、電話回線を介して警備センタに接続され、前記コントローラから送信される画像を前記警備センタにおいて集中監視をする画像監視システムにおいて、
前記警備センタは、
前記電話回線を介した通信用にそれぞれ異なる電話番号が付された画像要求用のノーリンギング回線及び画像受信用の2つの受信回線からなる通信手段と、
前記コントローラの電話番号を記憶する記憶手段と、
前記ノーリンギング回線を使用して前記コントローラの電話番号をダイヤルし、当該コントローラへ画像要求信号を送出する制御部とを備え、
前記コントローラは、
前記電話回線に接続され、前記警備センタと通信を行うための通信インターフェースと、
前記警備センタの2つの受信回線のそれぞれに対応する第1電話番号及び第2電話番号を記憶する記憶手段と、
自発的に画像を送信する場合、前記第1電話番号をダイヤルして前記警備センタへ画像を送信し、前記ノーリンギング回線と接続されて前記画像要求信号を受信した場合、当該ノーリンギング回線との接続が開放された後に前記第2電話番号をダイヤルして前記警備センタへ画像を送出する制御部と、
を備えることを特徴とする画像監視システム。
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