JP2003061076A - 監視装置、監視方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

監視装置、監視方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム

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JP2003061076A
JP2003061076A JP2001244821A JP2001244821A JP2003061076A JP 2003061076 A JP2003061076 A JP 2003061076A JP 2001244821 A JP2001244821 A JP 2001244821A JP 2001244821 A JP2001244821 A JP 2001244821A JP 2003061076 A JP2003061076 A JP 2003061076A
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Shinya Nakamura
心哉 中村
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Sohgo Security Services Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視領域のプライバシーを保護することを課
題とする。 【解決手段】 監視員にも見られたくない領域や他人の
領域などをマスク領域としてマスクテーブル15に記憶
させておき、カメラ20により撮像された監視領域の画
像データのうちマスクテーブル15に記憶されたマスク
領域の画像データを除去し、この除去された画像データ
の画像位置を示すマスク領域情報を付加した画像データ
を監視センタ40に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像手段により
撮像された監視領域の画像データを当該監視領域を監視
する監視センタにネットワークを介して送信する監視装
置、監視方法およびその方法をコンピュータに実行させ
るプログラムに関し、特に、監視領域のプライバシーを
保護することができる監視装置、監視方法およびプログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、警備のエキスパートである警
備会社によって警備依頼主である顧客の店舗、事務所、
テナントビル、マンション、住宅などのセキュリティを
確保する監視システムとして、顧客の店舗、事務所、テ
ナントビル、マンション、住宅などの監視領域にカメラ
を設置し、このカメラにより撮像された監視領域の画像
データを遠隔地にある警備会社の監視センタにネットワ
ークを介して送信する監視システムが知られている。
【0003】かかる監視システムは、監視センタからの
要求に応じて、またはあらかじめ設定された任意のタイ
ミングで、若しくは常にリアルタイムで、監視領域の画
像データを監視センタに送信し、この監視領域の画像デ
ータを監視センタのモニタに表示させるものである。
【0004】そして、監視センタの監視員は、モニタに
表示された監視領域の画像に基づいて監視領域を監視
し、監視領域内に侵入者や火災などの異常状態が発生し
ているものと判断した場合には、警備員を監視領域に急
行させることによって、監視領域のセキュリティを確保
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術は、カメラに写り込んだ監視領域の画像データ
そのものをネットワークを介して監視センタに送信する
ものに過ぎず、監視領域のプライバシーを保護すること
ができないという問題点があった。
【0006】すなわち、顧客の店舗、事務所、テナント
ビル、マンション、住宅などの監視領域には、顧客にお
いて警備会社の監視員にも見られたくない領域や、顧客
ではない他人の領域であるがカメラ設置の都合上からカ
メラに写り込んでしまう領域など、プライバシー保護の
観点から画像データを送信すべきでない領域がある。
【0007】このようなプライバシー保護の必要性に対
し、上記の従来技術は、カメラに写り込んだ監視領域の
画像データそのものを送信するものであるところ、監視
員にも見られたくない領域や他人の領域などの画像デー
タも監視センタに送信されるため、監視領域のプライバ
シーを保護することができなかった。
【0008】特に、監視領域の画像データはネットワー
クを介して監視センタに送信されるものであるため、ネ
ットワークを介して監視センタ以外の第三者にも画像デ
ータが送信される可能性や、悪意の第三者に画像データ
を盗まれる可能性もあり、監視領域におけるプライバシ
ー保護の必要性は極めて重要な課題となっている。
【0009】そこで、この発明は、上述した従来技術に
よる問題点を解消するためになされたものであり、監視
領域のプライバシーを保護することができる監視装置、
監視方法およびその方法をコンピュータに実行させるプ
ログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る監視装置
は、撮像手段により撮像された監視領域の画像データを
当該監視領域を監視する監視センタにネットワークを介
して送信する監視装置であって、前記監視領域において
前記監視センタによる監視の対象外とする一または複数
の領域をマスク領域として記憶するマスクテーブルと、
前記撮像手段により撮像された監視領域の画像データの
うち前記マスクテーブルに記憶されたマスク領域の画像
データについて、該マスク領域を監視の対象外とするよ
うに画像処理をおこなう画像処理手段と、前記画像処理
手段により画像処理がおこなわれた前記監視領域の画像
データを前記監視センタに送信する送信手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0011】また、請求項2の発明に係る監視装置は、
請求項1に記載の発明において、前記画像処理手段は、
前記マスクテーブルに記憶されたマスク領域の画像デー
タを削除するとともに、該削除された画像データの画像
位置を示すマスク情報を前記監視センタに送信される画
像データに付加することを特徴とする。
【0012】また、請求項3の発明に係る監視装置は、
請求項1に記載の発明において、前記画像処理手段は、
前記マスクテーブルに記憶されたマスク領域の画像デー
タを削除するとともに、該削除された画像データの画像
位置を示すマスク情報を符号化して前記監視センタに送
信される画像データに付加することを特徴とする。
【0013】また、請求項4の発明に係る監視装置は、
請求項1に記載の発明において、前記画像処理手段は、
前記マスクテーブルに記憶されたマスク領域の画像デー
タを平滑化することを特徴とする。
【0014】また、請求項5の発明に係る監視装置は、
請求項1に記載の発明において、前記画像処理手段は、
前記マスクテーブルに記憶されたマスク領域の画像デー
タを平滑化するとともに、該平滑化した画像データを符
号化することを特徴とする。
【0015】また、請求項6の発明に係る監視装置は、
請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前
記監視領域内の状態変化を検知する状態変化検知手段
と、前記状態変化検知手段により前記監視領域内の状態
変化が検知された場合に、前記画像処理を実行しないよ
う前記画像処理手段を制御するとともに、該画像処理が
されなかった前記監視領域の画像データを前記監視セン
タに送信するよう前記送信手段を制御する制御手段と、
をさらに備えたことを特徴とする。
【0016】また、請求項7の発明に係る監視装置は、
請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前
記監視領域内の状態変化を検知する複数の状態変化検知
手段と、前記複数の状態変化検知手段ごとに前記画像処
理手段による画像処理を実行するか否かを記憶する条件
テーブルと、前記複数の状態変化検知手段のうちで前記
条件テーブルにおいて前記画像処理を実行しない旨が記
憶されている状態変化検知手段により前記監視領域内の
状態変化が検知された場合に、前記画像処理を実行しな
いよう前記画像処理手段を制御するとともに、該画像処
理がされなかった前記監視領域の画像データを前記監視
センタに送信するよう前記送信手段を制御する制御手段
と、をさらに備えたことを特徴とする。
【0017】また、請求項8の発明に係る監視装置は、
請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前
記監視領域内の状態変化を検知する複数の状態変化検知
手段と、前記複数の状態変化検知手段ごとに前記マスク
テーブルに記憶された複数のマスク領域のうちから前記
画像処理手段による画像処理を実行するマスク領域を選
択して記憶する条件テーブルと、前記複数の状態変化検
知手段のいずれかにより前記監視領域内の状態変化が検
知された場合に、該状態変化を検知した状態変化検知手
段に対応付けて前記条件テーブルに記憶されたマスク領
域の画像データについてのみ画像処理をおこなうよう前
記画像処理手段を制御する制御手段と、をさらに備えた
ことを特徴とする。
【0018】また、請求項9の発明に係る監視装置は、
請求項6、7または8に記載の発明において、前記状態
変化検知手段は、侵入者を検知する侵入センサおよび/
または火災を検知する火災センサおよび/またはガス漏
れを検知するガスセンサおよび/または緊急時に押下さ
れる非常ボタンであることを特徴とする。
【0019】また、請求項10の発明に係る監視装置
は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記撮像手段により撮像された画像データを解析し
て監視領域内の状態変化を検知する画像解析手段と、前
記画像解析手段により前記監視領域内の状態変化が検知
された場合に、前記画像処理を実行しないよう前記画像
処理手段を制御するとともに、該画像処理がされなかっ
た前記監視領域の画像データを前記監視センタに送信す
るよう前記送信手段を制御する制御手段と、をさらに備
えたことを特徴とする。
【0020】また、請求項11の発明に係る監視装置
は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記撮像手段により撮像された画像データを解析し
て監視領域内の状態変化を所定の撮像領域ごとに検知す
る画像解析手段と、前記画像解析手段により前記監視領
域内の状態変化が検知された撮像領域が前記マスクテー
ブルに記憶されたマスク領域と重複する場合には、前記
画像処理を実行しないよう前記画像処理手段を制御し、
前記画像解析手段により前記監視領域内の状態変化が検
知された撮像領域が前記マスクテーブルに記憶されたマ
スク領域と重複しない場合には、前記画像処理をおこな
うよう前記画像処理手段を制御する制御手段と、をさら
に備えたことを特徴とする。
【0021】また、請求項12の発明に係る監視装置
は、請求項1〜11のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記マスクテーブルは、複数のモードに区分けして
前記マスク領域を記憶し、前記画像処理手段は、前記複
数のモードのうちで所定のモードのマスク領域に基づい
て画像処理をおこなうことを特徴とする。
【0022】また、請求項13の発明に係る監視装置
は、請求項12に記載の発明において、前記マスクテー
ブルは、前記複数のモードごとに時刻情報を対応付けて
記憶し、前記画像処理手段は、前記撮像手段による撮像
時刻に対応するモードのマスク領域に基づいて画像処理
をおこなうことを特徴とする。
【0023】また、請求項14の発明に係る監視装置
は、請求項12または13に記載の発明において、前記
マスクテーブルは、前記複数のモードごとに各モードを
一意に特定するモード情報を対応付けて記憶し、前記画
像処理手段は、装置外部から入力されるモード情報に対
応するモードのマスク領域に基づいて画像処理をおこな
うことを特徴とする。
【0024】また、請求項15の発明に係る監視装置
は、請求項1〜14のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記撮像手段により撮像された画像データを記憶す
る画像データ記憶手段をさらに備え、前記マスクテーブ
ルは、前記マスク領域を前記画像データ記憶手段におけ
る所定の記憶領域と対応付けて記憶し、前記画像処理手
段は、前記画像データ記憶手段において前記マスク領域
に対応する記憶領域に記憶された画像データについて画
像処理をおこなうことを特徴とする。
【0025】また、請求項16の発明に係る監視装置
は、請求項15に記載の発明において、前記マスクテー
ブルは、前記マスク領域に対応する所定の記憶領域を前
記撮像手段により撮像される撮像領域の変化に応じて変
更し、前記画像処理手段は、前記マスクテーブルにより
変更された記憶領域に記憶された画像データについて画
像処理をおこなうことを特徴とする。
【0026】また、請求項17の発明に係る監視方法
は、撮像手段により撮像された監視領域の画像データを
当該監視領域を監視する監視センタにネットワークを介
して送信する監視方法であって、前記監視領域において
前記監視センタによる監視の対象外とする一または複数
の領域をマスク領域としてマスクテーブルに記憶する記
憶工程と、前記撮像手段により撮像された監視領域の画
像データのうち前記マスクテーブルに記憶されたマスク
領域の画像データについて、該マスク領域を監視の対象
外とするように画像処理をおこなう画像処理工程と、前
記画像処理工程により画像処理がおこなわれた前記監視
領域の画像データを前記監視センタに送信する送信工程
と、を含んだことを特徴とする。
【0027】また、請求項18の発明に係るプログラム
は、撮像手段により撮像された監視領域の画像データを
当該監視領域を監視する監視センタにネットワークを介
して送信する監視方法をコンピュータに実行させるプロ
グラムであって、前記監視領域において前記監視センタ
による監視の対象外とする一または複数の領域をマスク
領域としてマスクテーブルに記憶する記憶工程と、前記
撮像手段により撮像された監視領域の画像データのうち
前記マスクテーブルに記憶されたマスク領域の画像デー
タについて、該マスク領域を監視の対象外とするように
画像処理をおこなう画像処理工程と、前記画像処理工程
により画像処理がおこなわれた前記監視領域の画像デー
タを前記監視センタに送信する送信工程と、をコンピュ
ータに実行させることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る監視装置、監視方法および、その方法をコン
ピュータに実行させるプログラムの好適な実施の形態を
詳細に説明する。
【0029】(監視システムの全体構成)まず最初に、
本実施の形態に係る監視装置を用いた監視システムの全
体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る
監視装置を用いた監視システムの全体構成を示すブロッ
ク図である。同図に示すように、この監視システムは、
警備依頼主である顧客の店舗、事務所、テナントビル、
マンション、住宅などの監視領域に設置された監視装置
10と、警備のエキスパートである警備会社の監視セン
タ40とを、専用線、あるいは公衆電話網やインターネ
ットなどのネットワーク30を介して通信可能に接続す
るとともに、撮像手段としてのカメラ20を監視装置1
0に接続して構成される。
【0030】かかる監視システムは、警備のエキスパー
トである監視センタ40によって遠隔地にある監視領域
のセキュリティを確保するシステムであり、概略的に、
監視装置10はカメラ20によって撮像した監視領域の
画像データをネットワーク30を介して監視センタ40
に送信し、監視センタ40は監視領域から受信した画像
データを監視センタ40のモニタに表示する。
【0031】そして、監視センタ40に駐在する監視員
は、モニタに表示された監視領域の画像に基づいて監視
領域を監視し、監視領域内に侵入者や火災などの異常状
態が発生しているものと判断した場合には、警備員を監
視領域に急行させることによって、監視領域のセキュリ
ティを確保している。
【0032】ここで、図1に示した監視システムは、監
視装置10による画像送信処理に特徴があり、具体的に
は、監視領域において監視センタ40による監視の対象
外とする一または複数の領域をマスク領域としてマスク
テーブル15に記憶し、カメラ20により撮像された監
視領域の画像データのうちマスクテーブル15に記憶さ
れたマスク領域の画像データについて該マスク領域を監
視の対象外とするように画像処理をおこない、かかる画
像処理がおこなわれた監視領域の画像データを監視セン
タ40に送信することによって、監視領域のプライバシ
ーを保護することができるよう構成している。
【0033】すなわち、顧客の店舗、事務所、テナント
ビル、マンション、住宅などの監視領域には、顧客にお
いて警備会社の監視員にも見られたくない領域や、顧客
ではない他人の領域であるがカメラ20設置の都合上か
らカメラ20に写り込んでしまう領域など、プライバシ
ー保護の観点から画像データを送信すべきでない領域が
ある。
【0034】そこで、本実施の形態では、監視員にも見
られたくない領域や他人の領域などをマスク領域として
マスクテーブル15に記憶させておき、カメラ20によ
り撮像された監視領域の画像データからマスクテーブル
15に記憶されたマスク領域の画像データを除去したデ
ータを監視センタ40に送信することによって、監視領
域のプライバシーを保護することができるよう構成して
いる。
【0035】ここで、この特徴を図2を用いて具体的に
説明する。図2は、本実施の形態に係る監視装置20を
用いた監視システムの特徴を説明するための概念図であ
る。例えば、図2(a)に示すような画像データがカメ
ラ20によって撮像される監視領域があるとする。かか
る監視領域において、顧客が「C室」のプライバシー保
護を希望する場合には、同図(b)に示すように、画像
メモリ11において「C室」の画像データが記憶される
記憶領域である「領域3」および「領域7」をマスク領
域としてマスクテーブル15に記憶する。
【0036】そして、監視センタ40に監視領域の画像
データを送信する際には、同図(c)に示すように、画
像メモリ11に記憶された監視領域の画像データからマ
スク領域である「領域3」および「領域7」に記憶され
た画像データを除去するとともに、同図(d)に示すよ
うに、この除去された画像データの画像位置を示すマス
ク領域情報(除去された領域の始点および終点の座標を
符号化した情報)を送信する画像データに付加する。
【0037】このような画像送信処理をおこなうことに
よって、監視センタ40のモニタには、同図(e)に示
すように、「C室」の画像データが除去されて監視領域
の画像データが表示されるので、監視領域のプライバシ
ーを保護することができる。
【0038】(監視装置の構成)次に、図1に示した監
視装置10の構成について説明する。この監視装置10
は、図1に示すように、画像メモリ11と、異常判別部
12と、時計処理部13と、モード切替ボタン14と、
マスクテーブル15と、マスク適用条件テーブル16
と、通信制御部17と、制御部18とから構成され、さ
らに、カメラ20と、侵入センサ21と、火災センサ2
2と、ガスセンサ23と、非常ボタン24とが監視装置
10に接続される。
【0039】このうち、カメラ20は、監視領域の画像
データを撮像する撮像手段である。この撮像処理は、監
視センタ40からの要求に応じて、または時計処理部1
3にあらかじめ設定された任意のタイミングで、あるい
は侵入センサ21などの状態変化検知手段による異常検
知時に、若しくは常時連続しておこなわれる。なお、本
実施の形態では、カメラ20による撮像領域は固定され
ており、ズームインやズームアウトによって撮像領域が
大小に変動することはなく、またパンやチルトによって
撮像領域が上下左右に変動することはないものとする。
【0040】侵入センサ21は、ドアや窓、廊下などか
らの侵入を検知するパッシブセンサやマグネットスイッ
チなどの状態変化検知手段であり、侵入を検知した場合
には、侵入検知信号を監視装置10および監視センタ4
0に送信する。
【0041】火災センサ22は、天井などに設置されて
火災の発生を検知する状態変化検知手段であり、火災の
発生を検知した場合には、火災検知信号を監視装置10
および監視センタ40に送信する。同様に、ガスセンサ
23は、ガス漏れを検知する状態変化検知手段であり、
ガス漏れを検知した場合には、ガス検知信号を監視装置
10および監視センタ40に送信する。
【0042】非常ボタン24は、有線または無線で監視
装置10に接続される状態変化検知手段であり、警備依
頼主である顧客が危険を感じてボタンを押下した場合に
は、非常信号を監視装置10および監視センタ40に送
信する。
【0043】画像メモリ11は、カメラ20により撮像
された画像データを記憶するメモリであり、図2(a)
に示したようにフレームごとに画像データを記憶する。
なお、この画像メモリ11に記憶された画像データは、
制御部18による画像処理の対象となるデータであるの
で、画像メモリ11の各記憶領域には、制御部18によ
るアクセスを可能とするためのアドレスが付与される。
【0044】異常判別部12は、画像メモリ11に記憶
された画像データを解析して監視領域内の状態変化を検
知する画像解析手段である。具体的には、あらかじめ記
憶されている監視領域の基準画像データと画像メモリ1
1に記憶された画像データとを比較し、若しくは画像メ
モリ11に記憶された画像データ内において隣り合う領
域の画像データを比較して、所定画素以上に変化が生じ
た場合には、異常検知信号を監視センタ40に送信す
る。
【0045】時計処理部13は、時間を刻んで、年月日
時分単位あるいは秒単位で現在時刻を示すとともに、画
像データを監視センタ40に送信する所定のタイミング
を記憶するものである。なお、時計処理部13により示
される現在時刻は、画像データを監視センタ40に送信
する場合や、マスクテーブル15に記憶されたマスクの
モードを切り替える場合に参照される。
【0046】マスクテーブル15は、監視領域において
監視センタ40による監視の対象外とする一または複数
の領域をマスク領域として記憶するメモリであり、本実
施の形態では、図3に示すように、複数のモードに区分
けしてマスク領域を記憶するとともに、このマスク領域
を画像メモリ11の各記憶領域(アドレス)に対応付け
て記憶する。
【0047】すなわち、図3に示すように、「昼間(A
M7〜PM7)モード、夜間(PM7〜AM7)モー
ド、警備モード」といった複数のモードごとに、「領域
3、領域4、領域7、領域8」といった画像メモリ11
の各記憶領域(アドレス)に対応付けたマスク領域を、
各モードを一意に特定するモード情報や時刻情報ととも
に記憶する。なお、図3(c)に示すように、マスク領
域を有しないようなモードとして「警備モード」を記憶
させることも、顧客が不在であって高度の警備が要求さ
れるような場合には有効である。
【0048】このように、複数のモードを記憶すること
としたのは、顧客の種々の状況に合わせて監視領域のプ
ライバシーを様々な態様で保護することを可能とするた
めであり、また、画像メモリ11の各記憶領域(アドレ
ス)に対応付けたマスク領域を記憶することとしたの
は、画像メモリ11における所定の記憶領域に記憶され
た画像データに対して画像処理をおこなうという簡易な
処理によって監視領域のプライバシーを保護することを
可能とするためである。
【0049】また、マスクテーブル15の設定は、警備
依頼主である顧客の操作によって制御部18のテーブル
設定部18cを介しておこなわれるが、本実施の形態で
は、図3に示すように、監視領域を画像メモリ11の各
記憶領域に対応付けて16個の領域に分割し、この16
個の領域から所定の領域をマスク領域として顧客に設定
させることとしている。これは、顧客が簡易に設定をお
こなうことを可能とするためである。
【0050】すなわち、監視装置の設定部(図示せず)
やネットワーク30に接続された顧客の端末(図示せ
ず)のモニタに監視領域の画像データと16個の領域と
を重複させて表示し、警備依頼主である顧客が、監視員
にも見られたくない領域や他人の領域など、プライバシ
ー保護の観点から画像データを送信すべきでない領域を
選択して設定すると、その設定内容がテーブル設定部1
8cの制御によりマスクテーブル15に記憶される。
【0051】また、マスクテーブル15に記憶された各
モードの切り替えは、時計処理部13によって示される
現在時刻を参照してカメラ20の撮像時刻に対応付けて
自動的に切り替えられるが、警備依頼主である顧客によ
るモード切替ボタン14からの指定によっても、指定さ
れたモードに切り替えられる。例えば、顧客が不在であ
って高度の警備を要求したいような場合には、モード切
替ボタン14を介して、図3(c)に示したようなマス
ク領域を有しない「警備モード」を指定することができ
る。
【0052】マスク適用条件テーブル16は、侵入セン
サ21、火災センサ22、ガスセンサ23、非常ボタン
24や異常判別部12など、監視領域の状態変化を検知
する各種状態変化検知手段ごとに、状態変化が検知され
た場合にマスクを適用した画像処理をおこなうか否かを
記憶する条件テーブルである。
【0053】すなわち、本実施の形態に係る監視システ
ムにおいては、カメラ20により撮像された監視領域の
画像データからマスクテーブル15に記憶されたマスク
領域の画像データを除去したデータを監視センタ40に
送信することによって、監視領域のプライバシーを保護
することを特徴とするが、監視領域の状態変化が検知さ
れるような非常事態においてもマスク領域の画像データ
を除去することは、監視領域におけるセキュリティ確保
の観点からは望ましくない。
【0054】そこで、本実施の形態では、図4に示すよ
うに、「侵入センサ21、火災センサ22、ガスセンサ
23、非常ボタン24、異常判別部12」といったセン
サ類ごとに、「適用、不適用」といったマスクを適用す
るか否かの情報を記憶し、マスク「不適用」のセンサ類
によって監視領域内の状態変化が検知された場合には、
マスクを適用しない画像データ(監視領域の画像データ
そのもの)を監視センタ40に送信することとして、確
実にセキュリティを確保することができるように構成し
ている。
【0055】なお、マスクテーブル15の設定も、監視
装置の設定部(図示せず)やネットワーク30に接続さ
れた顧客の端末(図示せず)を介して警備依頼主である
顧客の操作によっておこなわれ、その設定内容がテーブ
ル設定部18cの制御によりマスク適用条件テーブル1
6に記憶される。
【0056】通信制御部17は、監視装置20と監視セ
ンタ40との間における通信制御をおこなう処理部であ
り、具体的には、侵入センサ21、火災センサ22、ガ
スセンサ23、非常ボタン24および異常判別部12の
検知信号や、カメラ10により撮像された画像データの
送信をおこなう。なお、画像データの送信は、監視セン
タ40からの要求に応じて、または時計処理部13にあ
らかじめ設定された任意のタイミングで、あるいは侵入
センサ21などの状態変化検知手段による異常検知時
に、若しくは常時連続しておこなわれる。
【0057】制御部18は、監視装置10の各部を制御
する処理部であり、機能概念的に、マスク適用判定部1
8aと、画像処理部18bと、テーブル設定部18cと
を有する。このうち、テーブル設定部18cは、上記し
たようにマスクテーブル15およびマスク適用条件テー
ブル16を設定する処理部である。
【0058】マスク適用判定部18aは、画像データの
送信処理に際して、画像メモリ11に記憶された画像デ
ータについてマスクを適用するか否かをマスク適用条件
テーブル16を参照して判定する処理部である。具体的
には、侵入センサ21などの状態変化検知手段による異
常検知に応じて画像データを送信する際におこなわれる
判定処理であり、監視センタ40からの要求に応じて、
または時計処理部13にあらかじめ設定された任意のタ
イミングで、あるいは常時連続して画像データを送信す
る際には、この判定処理はおこなわれない。
【0059】画像処理部18bは、画像データの送信処
理に際して、画像メモリ11に記憶された監視領域の画
像データのうちマスクテーブル15に記憶されたマスク
領域の画像データについて該マスク領域を監視の対象外
とするように画像処理をおこなう処理部である。
【0060】具体的には、図2に示したように、画像メ
モリ11に記憶された監視領域の画像データからマスク
領域に対応する記憶領域の画像データを除去するととも
に、この除去された画像データの画像位置を示すマスク
領域情報(除去された領域の始点および終点の座標を符
号化した情報)を送信する画像データに符号化ヘッダデ
ータとして付加する処理をおこなう。
【0061】ここで、マスク領域情報を符号化するの
は、監視センタ40以外の第三者に画像データが送信さ
れた場合でも画像データの表示を不可能にして、監視領
域のプライバシーを完全に保護するためである。
【0062】なお、マスク適用判定部18aによってマ
スクを適用しない旨が判定された場合には、画像処理部
18bによる画像処理は実行されず、マスクを適用しな
い画像データ(監視領域の画像データそのもの)が監視
センタ40に送信される。
【0063】(画像送信処理)次に、本実施の形態に係
る監視装置10による画像送信処理について説明する。
上記したように、本実施の形態における画像データの送
信態様には、(1)時計処理部13にあらかじめ設定さ
れた任意のタイミングで自動送信する態様、(2)監視
センタ40からの要求に応じて送信する態様、(3)侵
入センサ21などの状態変化検知手段による異常検知に
応じて送信する態様などがある。以下、それぞれ具体的
に説明する。
【0064】(1)自動送信時の処理 図5は、自動送信時の処理を示すフローチャートであ
る。同図に示すように、監視装置10の制御部18は、
時計処理部13を参照して、現在時刻が画像データの送
信タイミングであるか否かを繰り返して判定する(ステ
ップS501)。
【0065】ここで、時計処理部13により示される現
在時刻が送信タイミングになった場合には(ステップS
501肯定)、制御部18は、現在設定されているモー
ドが「警備モード」(図3(c)参照)であるか否かを
マスクテーブル15を参照して判定する(ステップS5
02)。
【0066】この判定により、「警備モード」であるも
のと判定された場合には(ステップS502肯定)、制
御部18は、画像処理部18bによる画像処理をおこな
うことなく、画像メモリ11に記憶されている監視領域
の画像データそのものを監視センタ40に送信して処理
を終了する(ステップS503)。
【0067】これとは反対に、「警備モード」ではない
ものと判定された場合には(ステップS502否定)、
制御部18は、現在設定されているモードに基づいて、
画像メモリ11に記憶された監視領域の画像データから
マスク領域に対応する記憶領域の画像データを除去し、
この除去した画像データの画像位置を示すマスク領域情
報を符号化ヘッダデータとして付加した画像データを監
視センタ40に送信して処理を終了する(ステップS5
04)。
【0068】(2)要求受信時の処理 図6は、要求受信時の処理を示すフローチャートであ
る。同図に示すように、監視装置10の制御部18は、
通信制御部17を介して監視センタ40から画像データ
の送信要求があるか否かを繰り返して判定する(ステッ
プS601)。
【0069】ここで、監視センタ40から画像データの
送信要求を受信した場合には(ステップS601肯
定)、制御部18は、現在設定されているモードが「警
備モード」(図3(c)参照)であるか否かをマスクテ
ーブル15を参照して判定する(ステップS602)。
【0070】この判定により、「警備モード」であるも
のと判定された場合には(ステップS602肯定)、制
御部18は、画像処理部18bによる画像処理をおこな
うことなく、画像メモリ11に記憶されている監視領域
の画像データそのものを監視センタ40に送信して処理
を終了する(ステップS603)。
【0071】これとは反対に、「警備モード」ではない
ものと判定された場合には(ステップS602否定)、
制御部18は、現在設定されているモードに基づいて、
画像メモリ11に記憶された監視領域の画像データから
マスク領域に対応する記憶領域の画像データを除去し、
この除去した画像データの画像位置を示すマスク領域情
報を符号化ヘッダデータとして付加した画像データを監
視センタ40に送信して処理を終了する(ステップS6
04)。
【0072】(3)異常検知時の処理 図7は、異常検知時の処理を示すフローチャートであ
る。同図に示すように、監視装置10の制御部18は、
侵入センサ21、火災センサ22、ガスセンサ23、非
常ボタン24および異常判別部12などの状態変化検知
手段が状態変化(異常発生)を検知したか否かを繰り返
して判定する(ステップS701)。
【0073】ここで、いずれかの状態変化検知手段が異
常を検知した場合には(ステップS701肯定)、制御
部18は、現在設定されているモードが「警備モード」
(図3(c)参照)であるか否かをマスクテーブル15
を参照して判定する(ステップS702)。
【0074】この判定により、「警備モード」であるも
のと判定された場合には(ステップS702肯定)、制
御部18は、画像処理部18bによる画像処理をおこな
うことなく、画像メモリ11に記憶されている監視領域
の画像データそのものを監視センタ40に送信して処理
を終了する(ステップS704)。
【0075】これとは反対に、「警備モード」ではない
ものと判定された場合には(ステップS702否定)、
制御部18は、異常を検知した状態変化検知手段がマス
クを適用するものであるか否かをマスク適用条件テーブ
ル16を参照して判定する(ステップS703)。
【0076】ここで、異常を検知した状態変化検知手段
がマスクを適用しないものであると判定された場合には
(ステップS703否定)、制御部18は、画像処理部
18bによる画像処理をおこなうことなく、画像メモリ
11に記憶されている監視領域の画像データそのものを
監視センタ40に送信して処理を終了する(ステップS
704)。
【0077】これとは反対に、異常を検知した状態変化
検知手段がマスクを適用するものであると判定された場
合には(ステップS703肯定)、制御部18は、現在
設定されているモードに基づいて、画像メモリ11に記
憶された監視領域の画像データからマスク領域に対応す
る記憶領域の画像データを除去し、この除去した画像デ
ータの画像位置を示すマスク領域情報を符号化ヘッダデ
ータとして付加した画像データを監視センタ40に送信
して処理を終了する(ステップS705)。
【0078】上述してきたように、本実施の形態によれ
ば、監視員にも見られたくない領域や他人の領域などを
マスク領域としてマスクテーブル15に記憶させてお
き、カメラ20により撮像された監視領域の画像データ
のうちマスクテーブル15に記憶されたマスク領域の画
像データについて該マスク領域を監視の対象外とするよ
うに画像処理をおこない、かかる画像処理がおこなわれ
た監視領域の画像データを監視センタ40に送信するこ
ととしたので、監視領域のプライバシーを保護すること
ができる。
【0079】また、本実施の形態によれば、カメラ20
により撮像された監視領域の画像データからマスクテー
ブル15に記憶されたマスク領域の画像データを除去
し、この除去された画像データの画像位置を示すマスク
領域情報を付加した画像データを監視センタ40に送信
することとしたので、情報量の削減によって通常よりも
通信速度を向上させ、通信料を低減することもできる。
【0080】さらに、本実施の形態によれば、所定の状
態変化検知手段により監視領域の状態変化が検知された
場合には、マスク領域の画像データを除去することな
く、画像メモリ11に記憶されている監視領域の画像デ
ータそのものを監視センタ40に送信することとしたの
で、監視領域の状態変化が検知されるような非常事態に
おいては、確実にセキュリティを確保することができ
る。
【0081】なお、本実施の形態では、マスク領域の画
像データを除去することによってプライバシーを保護す
る場合を説明したが(図2参照)、本発明はこれに限定
されるものではなく、マスク領域の画像データにモザイ
クを掛けたり、マスク領域の画像データを白画素や黒画
素などの一様な画素値に置換するなど、マスク領域の画
像データを平滑化することによってプライバシーを保護
する場合にも同様に適用することができる。
【0082】このように、マスク領域の画像データを平
滑化する場合には、監視センタ40においてマスク領域
の情報に基づいて画像データを表示する必要がない(マ
スク領域の情報を監視センタ40に送信する必要がな
い)ので、監視センタ40の構成を従来のものから変更
する必要がない点でも有効である。なお、平滑した画像
データを符号化することによって、監視領域のプライバ
シーを完全に保護することも可能である。
【0083】また、本実施の形態では、監視領域を画像
メモリ11の各記憶領域に対応付けて16個の領域に分
割し、この16個の領域から所定の領域をマスク領域と
して顧客に設定させる場合を説明したが(図3参照)、
本発明はこれに限定されるものではなく、任意の形や大
きさからなる任意の記憶領域をマスク領域として設定す
ることもできる。これによって、顧客は必要最小限の範
囲にてプライバシーを保護することが可能になる。
【0084】また、本実施の形態では、カメラ20によ
る撮像領域は固定されており、マスク領域も画像メモリ
11の各記憶領域(アドレス)に対応付けて固定されて
いる場合を説明したが(図3参照)、本発明はこれに限
定されるものではなく、ズームインやズームアウトによ
ってカメラ20による撮像領域が大小に変動する場合
や、パンやチルトによってカメラ20による撮像領域が
上下左右に変動する場合にも同様に適用することができ
る。
【0085】すなわち、この場合には、カメラ12によ
る撮像領域の変動に応じて(ズームやパン、チルトの移
動量に対応して)、マスク領域に対応する画像メモリ1
1の所定の記憶領域も自動的に変更され、この変更され
た記憶領域に記憶された画像データを除去するなどの画
像処理がおこなわれる。これによって、ズームインやズ
ームアウト、またはパンやチルトによって撮像領域が変
動する場合でも、監視領域のプライバシーを的確に保護
することが可能になる。
【0086】また、本実施の形態では、マスク領域を画
像メモリ11における所定の記憶領域と対応付けて設定
することによって簡易に画像データ除去などの画像処理
をおこなう場合を説明したが(図3参照)、本発明はこ
れに限定されるものではなく、画像メモリ11に対応付
けることなくマスク領域を設定する場合にも同様に適用
することができる。
【0087】すなわち、この場合には、マスク領域とし
て所定の領域における画像上の特徴を記憶しておき、画
像メモリ11に記憶された画像データから前記の画像上
の特徴を有する領域を解析して探し出すことによってマ
スク領域の特定がおこなわれる。これによって、ズーム
インやズームアウト、またはパンやチルトによって撮像
領域が変動する場合でも、ズームやパン、チルトの移動
量に基づく計算をおこなうことなく、監視領域のプライ
バシーを的確に保護することが可能になる。
【0088】また、本実施の形態では、マスク適用条件
テーブル16においてマスクを適用するか否かを記憶
し、マスク「不適用」の状態変化が検知されると、マス
クを適用しない画像データ(監視領域の画像データその
もの)を監視センタ40に送信する場合を説明したが
(図4参照)、本発明はこれに限定されるものではな
く、マスクテーブル15に記憶された複数のマスク領域
のうちから画像処理を実行するマスク領域を選択してマ
スク適用条件テーブル16に記憶する場合にも同様に適
用することができる。
【0089】すなわち、侵入センサ21により侵入が検
知された場合には、窓や扉付近の領域についてはマスク
を不適用とするが、その他の領域についてはマスクを適
用するなど、複数のマスク領域のうちから画像処理を実
行するマスク領域を選択して設定する。これによって、
監視センタ40に送信される一つの画像データ内で、プ
ライバシー保護およびセキュリティ確保の両立を図るこ
とが可能になる。
【0090】これと同様に、異常判別部12において監
視領域内の状態変化を所定の撮像領域ごとに検知するこ
とによって、監視領域内の状態変化が検知された領域に
ついてはマスクを不適用とする一方、監視領域内の状態
変化が検知されなかった領域についてはマスクを適用す
ることもできる。
【0091】また、本実施の形態では、監視員にも見ら
れたくない領域や他人の領域など、プライバシー保護の
観点から画像データを送信すべきでない領域を顧客が選
択してマスク領域を設定する場合を例に挙げて説明した
が、顧客においてプライバシー保護を考慮することな
く、マスク領域を設定することも可能である。
【0092】すなわち、本来的に監視の必要がない領域
をマスク領域として設定するようなことも可能であり、
これによってマスク領域の画像データは監視センタ40
に送信されなくなるので、情報量の削減によって通常よ
りも通信速度を向上させ、通信料を低減することもでき
る。
【0093】同様に、直射日光が当たって監視員による
判断に誤りが生じやすい領域をマスク領域として設定す
るようなことも可能であり、これによってマスク領域の
画像データは監視センタ40に送信されなくなるので、
監視員による判断の誤りを防止することもできる。
【0094】また、本実施の形態では、画像メモリ11
に記憶された画像データについてマスクを適用する場合
を説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、カメラ20のCCD撮像素子に対して直接にマスク
を適用する場合にも同様に適用することができる。
【0095】すなわち、この場合には、マスクが適用さ
れた領域のCCD撮像素子は撮像処理を実行しないこと
となる。これによって、カメラ20により撮像された画
像データに既にマスクが適用されるので、直射日光が当
たって異常判別部12による判別に誤りが生じやすい領
域をマスク領域として設定したような場合には、異常判
別部12による判別の誤りを防止することもできる。
【0096】なお、本実施の形態で説明した監視方法
は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コ
ンピュータやワークステーションなどのコンピュータで
実行することによって実現することができる。このプロ
グラムは、インターネットなどのネットワークを介して
配布することができる。また、このプログラムは、ハー
ドディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−
ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可
能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒
体から読み出されることによって実行することもでき
る。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、監視領域において監視センタによる監視の対象
外とする一または複数の領域をマスク領域としてマスク
テーブルに記憶し、撮像手段により撮像された監視領域
の画像データのうちマスクテーブルに記憶されたマスク
領域の画像データについて、該マスク領域を監視の対象
外とするように画像処理をおこない、この画像処理がお
こなわれた監視領域の画像データを監視センタに送信す
ることとしたので、監視領域のプライバシーを保護する
ことが可能な監視装置が得られるという効果を奏する。
【0098】また、請求項2の発明によれば、マスクテ
ーブルに記憶されたマスク領域の画像データを削除する
とともに、該削除された画像データの画像位置を示すマ
スク情報を監視センタに送信される画像データに付加す
るように画像処理をおこなうこととしたので、情報量の
削減によって通常よりも通信速度を向上させ、通信料を
低減しつつ、監視領域のプライバシーを保護することが
可能な監視装置が得られるという効果を奏する。
【0099】また、請求項3の発明によれば、マスクテ
ーブルに記憶されたマスク領域の画像データを削除する
とともに、該削除された画像データの画像位置を示すマ
スク情報を符号化して監視センタに送信される画像デー
タに付加するように画像処理をおこなうこととしたの
で、監視センタ以外の第三者に画像データが送信された
場合でも、監視領域のプライバシーを完全に保護するこ
とが可能な監視装置が得られるという効果を奏する。
【0100】また、請求項4の発明によれば、マスクテ
ーブルに記憶されたマスク領域の画像データを平滑化す
るように画像処理をおこなうこととしたので、監視セン
タの構成を変更することなく、簡易に監視領域のプライ
バシーを保護することが可能な監視装置が得られるとい
う効果を奏する。
【0101】また、請求項5の発明によれば、マスクテ
ーブルに記憶されたマスク領域の画像データを平滑化す
るとともに、該平滑化した画像データを符号化するよう
に画像処理をおこなうこととしたので、監視センタ以外
の第三者に画像データが送信された場合でも、監視領域
のプライバシーを完全に保護することが可能な監視装置
が得られるという効果を奏する。
【0102】また、請求項6の発明によれば、監視領域
内の状態変化が検知された場合に、画像処理を実行しな
いよう制御するとともに、該画像処理がされなかった監
視領域の画像データを監視センタに送信するよう制御す
ることとしたので、監視領域の状態変化が検知されるよ
うな非常事態においては、確実にセキュリティを確保す
ることが可能な監視装置が得られるという効果を奏す
る。
【0103】また、請求項7の発明によれば、監視領域
内の状態変化を検知する複数の状態変化検知手段ごとに
画像処理を実行するか否かを条件テーブルに記憶し、こ
の条件テーブルにおいて画像処理を実行しない旨が記憶
されている状態変化検知手段により監視領域内の状態変
化が検知された場合に、画像処理を実行しないよう制御
するとともに、該画像処理がされなかった監視領域の画
像データを監視センタに送信するよう制御することとし
たので、顧客の設定によって様々な監視体系を構築し
て、顧客の意思に沿うようにプライバシー保護およびセ
キュリティ確保を図ることが可能な監視装置が得られる
という効果を奏する。
【0104】また、請求項8の発明によれば、監視領域
内の状態変化を検知する複数の状態変化検知手段ごとに
マスクテーブルに記憶された複数のマスク領域のうちか
ら画像処理を実行するマスク領域を選択して条件テーブ
ルに記憶し、監視領域内の状態変化が検知された場合
に、該状態変化を検知した状態変化検知手段に対応付け
て条件テーブルに記憶されたマスク領域の画像データに
ついてのみ画像処理をおこなうよう制御することとした
ので、監視センタに送信される一つの画像データ内で、
プライバシー保護およびセキュリティ確保の両立を図る
ことが可能な監視装置が得られるという効果を奏する。
【0105】また、請求項9の発明によれば、状態変化
検知手段は、侵入者を検知する侵入センサおよび/また
は火災を検知する火災センサおよび/またはガス漏れを
検知するガスセンサおよび/または緊急時に押下される
非常ボタンであることとしたので、状態変化検知手段そ
れぞれの種類を考慮した様々な監視体系を構築すること
が可能な監視装置が得られるという効果を奏する。
【0106】また、請求項10の発明によれば、撮像手
段により撮像された画像データを解析して監視領域内の
状態変化を検知する画像解析手段により監視領域内の状
態変化が検知された場合に、画像処理を実行しないよう
制御するとともに、該画像処理がされなかった監視領域
の画像データを監視センタに送信するよう制御すること
としたので、監視領域の状態変化が検知されるような非
常事態においては、確実にセキュリティを確保すること
が可能な監視装置が得られるという効果を奏する。
【0107】また、請求項11の発明によれば、撮像手
段により撮像された画像データを解析して監視領域内の
状態変化を所定の撮像領域ごとに検知する画像解析手段
を備え、この画像解析手段により監視領域内の状態変化
が検知された撮像領域がマスクテーブルに記憶されたマ
スク領域と重複する場合には、画像処理を実行しないよ
う制御し、画像解析手段により監視領域内の状態変化が
検知された撮像領域がマスクテーブルに記憶されたマス
ク領域と重複しない場合には、画像処理をおこなうよう
制御することとしたので、監視センタに送信される一つ
の画像データ内で、プライバシー保護およびセキュリテ
ィ確保の両立を図ることが可能な監視装置が得られると
いう効果を奏する。
【0108】また、請求項12の発明によれば、マスク
テーブルは、複数のモードに区分けしてマスク領域を記
憶し、複数のモードのうちで所定のモードのマスク領域
に基づいて画像処理をおこなうこととしたので、顧客の
種々の状況に合わせて監視領域のプライバシーを様々な
態様で保護することが可能な監視装置が得られるという
効果を奏する。
【0109】また、請求項13の発明によれば、マスク
テーブルは、複数のモードごとに時刻情報を対応付けて
記憶し、撮像手段による撮像時刻に対応するモードのマ
スク領域に基づいて画像処理をおこなうこととしたの
で、顧客の種々の時間帯に合わせて監視領域のプライバ
シーを効果的に保護することが可能な監視装置が得られ
るという効果を奏する。
【0110】また、請求項14の発明によれば、マスク
テーブルは、複数のモードごとに各モードを一意に特定
するモード情報を対応付けて記憶し、装置外部から入力
されるモード情報に対応するモードのマスク領域に基づ
いて画像処理をおこなうこととしたので、顧客の種々の
要求に合わせて監視領域のプライバシーを効果的に保護
することが可能な監視装置が得られるという効果を奏す
る。
【0111】また、請求項15の発明によれば、撮像手
段により撮像された画像データを画像データ記憶手段に
記憶し、マスクテーブルは、マスク領域を画像データ記
憶手段における所定の記憶領域と対応付けて記憶し、画
像データ記憶手段においてマスク領域に対応する記憶領
域に記憶された画像データについて画像処理をおこなう
こととしたので、画像データ記憶手段における所定の記
憶領域に記憶された画像データに対して画像処理をおこ
なうという簡易な処理によって、監視領域のプライバシ
ーを保護することが可能な監視装置が得られるという効
果を奏する。
【0112】また、請求項16の発明によれば、マスク
テーブルは、マスク領域に対応する所定の記憶領域を撮
像手段により撮像される撮像領域の変化に応じて変更
し、このマスクテーブルにより変更された記憶領域に記
憶された画像データについて画像処理をおこなうことと
したので、ズームインやズームアウト、またはパンやチ
ルトによって撮像領域が変動する場合でも、画像データ
記憶手段における所定の記憶領域を変動させて、監視領
域のプライバシーを的確に保護することが可能な監視装
置が得られるという効果を奏する。
【0113】また、請求項17の発明によれば、監視領
域において監視センタによる監視の対象外とする一また
は複数の領域をマスク領域としてマスクテーブルに記憶
し、撮像手段により撮像された監視領域の画像データの
うちマスクテーブルに記憶されたマスク領域の画像デー
タについて、該マスク領域を監視の対象外とするように
画像処理をおこない、この画像処理がおこなわれた監視
領域の画像データを監視センタに送信することとしたの
で、監視領域のプライバシーを保護することが可能な監
視方法が得られるという効果を奏する。
【0114】また、請求項18の発明によれば、監視領
域において監視センタによる監視の対象外とする一また
は複数の領域をマスク領域としてマスクテーブルに記憶
し、撮像手段により撮像された監視領域の画像データの
うちマスクテーブルに記憶されたマスク領域の画像デー
タについて、該マスク領域を監視の対象外とするように
画像処理をおこない、この画像処理がおこなわれた監視
領域の画像データを監視センタに送信することとしたの
で、監視領域のプライバシーを保護することが可能なプ
ログラムが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る監視装置を用いた監視シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係る監視装置を用いた監視シス
テムの特徴を説明するための概念図である。
【図3】図1に示したマスクテーブルに記憶される情報
の構成例を示す図である。
【図4】図1に示したマスク適用条件テーブルに記憶さ
れる情報の構成例を示す図である。
【図5】本実施の形態に係る監視装置による画像送信処
理の一例を示すフローチャートである。
【図6】本実施の形態に係る監視装置による画像送信処
理の一例を示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態に係る監視装置による画像送信処
理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 監視装置 11 画像メモリ 12 異常判別部 13 時計処理部 14 モード切替ボタン 15 マスクテーブル 16 マスク適用条件テーブル 17 通信制御部 18 制御部 18a マスク適用判定部 18b 画像処理部 18c テーブル設定部 20 カメラ 21 侵入センサ 22 火災センサ 23 ガスセンサ 24 非常ボタン 30 ネットワーク 40 監視センタ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 CH03 CH04 DA01 DA09 FE00 GA04 GB01 HA19 5C084 AA02 AA07 AA13 BB40 CC17 DD11 EE01 EE03 EE04 FF04 FF27 GG07 GG09 GG19 GG38 GG43 GG52 GG57 GG78 HH10 HH12 HH13 5C086 AA01 AA02 AA27 BA01 CA28 CB36 DA14 DA33 DA40 EA31 EA41 EA43 EA45 FA18 5C087 AA02 AA03 AA19 BB03 BB11 BB74 DD04 DD05 DD07 DD23 DD25 DD26 EE16 EE20 FF01 FF02 FF04 FF19 FF20 GG02 GG06 GG23 GG30 GG45 GG66 GG67 GG70 GG83

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段により撮像された監視領域の画
    像データを当該監視領域を監視する監視センタにネット
    ワークを介して送信する監視装置であって、 前記監視領域において前記監視センタによる監視の対象
    外とする一または複数の領域をマスク領域として記憶す
    るマスクテーブルと、 前記撮像手段により撮像された監視領域の画像データの
    うち前記マスクテーブルに記憶されたマスク領域の画像
    データについて、該マスク領域を監視の対象外とするよ
    うに画像処理をおこなう画像処理手段と、 前記画像処理手段により画像処理がおこなわれた前記監
    視領域の画像データを前記監視センタに送信する送信手
    段と、 を備えたことを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理手段は、前記マスクテーブ
    ルに記憶されたマスク領域の画像データを削除するとと
    もに、該削除された画像データの画像位置を示すマスク
    情報を前記監視センタに送信される画像データに付加す
    ることを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段は、前記マスクテーブ
    ルに記憶されたマスク領域の画像データを削除するとと
    もに、該削除された画像データの画像位置を示すマスク
    情報を符号化して前記監視センタに送信される画像デー
    タに付加することを特徴とする請求項1に記載の監視装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、前記マスクテーブ
    ルに記憶されたマスク領域の画像データを平滑化するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  5. 【請求項5】 前記画像処理手段は、前記マスクテーブ
    ルに記憶されたマスク領域の画像データを平滑化すると
    ともに、該平滑化した画像データを符号化することを特
    徴とする請求項1に記載の監視装置。
  6. 【請求項6】 前記監視領域内の状態変化を検知する状
    態変化検知手段と、前記状態変化検知手段により前記監
    視領域内の状態変化が検知された場合に、前記画像処理
    を実行しないよう前記画像処理手段を制御するととも
    に、該画像処理がされなかった前記監視領域の画像デー
    タを前記監視センタに送信するよう前記送信手段を制御
    する制御手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか一つに記載の監視装置。
  7. 【請求項7】 前記監視領域内の状態変化を検知する複
    数の状態変化検知手段と、前記複数の状態変化検知手段
    ごとに前記画像処理手段による画像処理を実行するか否
    かを記憶する条件テーブルと、前記複数の状態変化検知
    手段のうちで前記条件テーブルにおいて前記画像処理を
    実行しない旨が記憶されている状態変化検知手段により
    前記監視領域内の状態変化が検知された場合に、前記画
    像処理を実行しないよう前記画像処理手段を制御すると
    ともに、該画像処理がされなかった前記監視領域の画像
    データを前記監視センタに送信するよう前記送信手段を
    制御する制御手段と、をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の監視装置。
  8. 【請求項8】 前記監視領域内の状態変化を検知する複
    数の状態変化検知手段と、前記複数の状態変化検知手段
    ごとに前記マスクテーブルに記憶された複数のマスク領
    域のうちから前記画像処理手段による画像処理を実行す
    るマスク領域を選択して記憶する条件テーブルと、前記
    複数の状態変化検知手段のいずれかにより前記監視領域
    内の状態変化が検知された場合に、該状態変化を検知し
    た状態変化検知手段に対応付けて前記条件テーブルに記
    憶されたマスク領域の画像データについてのみ画像処理
    をおこなうよう前記画像処理手段を制御する制御手段
    と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか一つに記載の監視装置。
  9. 【請求項9】 前記状態変化検知手段は、侵入者を検知
    する侵入センサおよび/または火災を検知する火災セン
    サおよび/またはガス漏れを検知するガスセンサおよび
    /または緊急時に押下される非常ボタンであることを特
    徴とする請求項6、7または8に記載の監視装置。
  10. 【請求項10】 前記撮像手段により撮像された画像デ
    ータを解析して監視領域内の状態変化を検知する画像解
    析手段と、前記画像解析手段により前記監視領域内の状
    態変化が検知された場合に、前記画像処理を実行しない
    よう前記画像処理手段を制御するとともに、該画像処理
    がされなかった前記監視領域の画像データを前記監視セ
    ンタに送信するよう前記送信手段を制御する制御手段
    と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか一つに記載の監視装置。
  11. 【請求項11】 前記撮像手段により撮像された画像デ
    ータを解析して監視領域内の状態変化を所定の撮像領域
    ごとに検知する画像解析手段と、前記画像解析手段によ
    り前記監視領域内の状態変化が検知された撮像領域が前
    記マスクテーブルに記憶されたマスク領域と重複する場
    合には、前記画像処理を実行しないよう前記画像処理手
    段を制御し、前記画像解析手段により前記監視領域内の
    状態変化が検知された撮像領域が前記マスクテーブルに
    記憶されたマスク領域と重複しない場合には、前記画像
    処理をおこなうよう前記画像処理手段を制御する制御手
    段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか一つに記載の監視装置。
  12. 【請求項12】 前記マスクテーブルは、複数のモード
    に区分けして前記マスク領域を記憶し、前記画像処理手
    段は、前記複数のモードのうちで所定のモードのマスク
    領域に基づいて画像処理をおこなうことを特徴とする請
    求項1〜11のいずれか一つに記載の監視装置。
  13. 【請求項13】 前記マスクテーブルは、前記複数のモ
    ードごとに時刻情報を対応付けて記憶し、前記画像処理
    手段は、前記撮像手段による撮像時刻に対応するモード
    のマスク領域に基づいて画像処理をおこなうことを特徴
    とする請求項12に記載の監視装置。
  14. 【請求項14】 前記マスクテーブルは、前記複数のモ
    ードごとに各モードを一意に特定するモード情報を対応
    付けて記憶し、前記画像処理手段は、装置外部から入力
    されるモード情報に対応するモードのマスク領域に基づ
    いて画像処理をおこなうことを特徴とする請求項12ま
    たは13に記載の監視装置。
  15. 【請求項15】 前記撮像手段により撮像された画像デ
    ータを記憶する画像データ記憶手段をさらに備え、 前記マスクテーブルは、前記マスク領域を前記画像デー
    タ記憶手段における所定の記憶領域と対応付けて記憶
    し、前記画像処理手段は、前記画像データ記憶手段にお
    いて前記マスク領域に対応する記憶領域に記憶された画
    像データについて画像処理をおこなうことを特徴とする
    請求項1〜14のいずれか一つに記載の監視装置。
  16. 【請求項16】 前記マスクテーブルは、前記マスク領
    域に対応する所定の記憶領域を前記撮像手段により撮像
    される撮像領域の変化に応じて変更し、前記画像処理手
    段は、前記マスクテーブルにより変更された記憶領域に
    記憶された画像データについて画像処理をおこなうこと
    を特徴とする請求項15に記載の監視装置。
  17. 【請求項17】 撮像手段により撮像された監視領域の
    画像データを当該監視領域を監視する監視センタにネッ
    トワークを介して送信する監視方法であって、 前記監視領域において前記監視センタによる監視の対象
    外とする一または複数の領域をマスク領域としてマスク
    テーブルに記憶する記憶工程と、 前記撮像手段により撮像された監視領域の画像データの
    うち前記マスクテーブルに記憶されたマスク領域の画像
    データについて、該マスク領域を監視の対象外とするよ
    うに画像処理をおこなう画像処理工程と、 前記画像処理工程により画像処理がおこなわれた前記監
    視領域の画像データを前記監視センタに送信する送信工
    程と、 を含んだことを特徴とする監視方法。
  18. 【請求項18】 撮像手段により撮像された監視領域の
    画像データを当該監視領域を監視する監視センタにネッ
    トワークを介して送信する監視方法をコンピュータに実
    行させるプログラムであって、 前記監視領域において前記監視センタによる監視の対象
    外とする一または複数の領域をマスク領域としてマスク
    テーブルに記憶する記憶工程と、 前記撮像手段により撮像された監視領域の画像データの
    うち前記マスクテーブルに記憶されたマスク領域の画像
    データについて、該マスク領域を監視の対象外とするよ
    うに画像処理をおこなう画像処理工程と、 前記画像処理工程により画像処理がおこなわれた前記監
    視領域の画像データを前記監視センタに送信する送信工
    程と、 をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラ
    ム。
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