JP3986193B2 - 画像センサ、及び、画像監視システム - Google Patents

画像センサ、及び、画像監視システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、監視領域を撮影し、侵入異常及び画策異常を検出する画像センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建物の出入口及びその他の監視領域の画像を継続して撮影し、撮影した現画像と記憶してある基準画像とを比較照合することにより、監視領域が正常であるか異常であるかを判断する画像センサが実用化されている。
この画像センサは、警戒セットモード中に、侵入者が監視領域を通過したり、画像センサに近づいて来たりして、現画像と基準画像との間に急激な変化が生じると、侵入異常が発生したと判断する。
【0003】
また、画像センサは、警戒解除モード中に、画策行為の検出を行う。画策行為とは、侵入の事前準備を画策して、画像センサの監視方向を変更したり、画像センサの前に机や衝立を配置したりすることである。このような画策行為がされると、現画像と基準画像との間に変化が生じるので、画像センサは、この変化を検出すると画策異常が発生したと判断する。
【0004】
図13を用いて画策異常について説明する。
図13において、(A)は、画像センサの設定時の監視領域を撮影した画像であり、人が出入りするためのドア31が写っている。侵入異常時には、ドア31が開いた状態、又は、侵入者が写った状態となる。(B)は、画策行為がされた状態の画像を示す。この画像では、ドア31とその前の領域を衝立32でカバーし、ドア31から入った侵入者が撮像手段に写らないように画策した状態が写っている。ここで、(A)の画像を基準画像とし、(B)の現画像と比較照合すると、両画像間に変化が検出されるので、画策異常が発生したと判断できる。
【0005】
上記基準画像を固定のものとすると、例えば、エアコンによるゆっくりしたカーテンの揺れ、或いは、太陽光が監視領域に差し込むなどの徐々に変化する画像の変化も、異常と判断してしまう。したがって、ゆっくりした画像の変化を侵入異常又は画策異常と判断しないようにするため、基準画像を順次更新することが行われている。
【0006】
図13(C)は、太陽光が監視領域に差し込んだ領域33がある画像を示す。この領域33は、(A)の画像から徐々に変化して(C)に示すようになる。ここで、基準画像を(A)の画像に固定しておくと、(A)の画像と(C)の画像との比較照合により変化が検出されるので、画策異常があったと判断してしまう。したがって、画像センサが異常を検出しない場合には、基準画像を順次更新して行く。これにより、(C)の画像が基準画像となれば、徐々に生じる変化は画策異常と判断されない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の画像センサにおいては、基準画像は環境変動に応じて更新されていくので、環境変動を装うような基準画像の改ざんには対応できないという問題点があった。これは、例えば、図13(A)に示す状態から、衝立32を徐々に移動して(B)に示す状態とした場合である。
【0008】
また、画像センサが異常と判断しても、監視員が画像を見た場合には正常であると判断する場合がある。この場合には、画像センサには、正常時と同様に、現画像を新たな基準画像として更新する動作を行わせたい。
本発明は、環境変動を装うような基準画像の改ざんにも対応できる画像センサを提供することを目的とするものである。
【0009】
また、本発明は、画像センサが異常の発生を検出しても、監視員が正常であると判断した場合には、画像センサに基準画像の更新の動作を行わせることができる画像監視システムを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものである。
すなわち、本発明の第1の態様としての画像センサは、監視領域を撮影する撮像手段と、基準画像とマスター画像とを記憶する記憶手段と、前記撮像手段が撮影した現画像と、前記記憶手段に記憶した基準画像とを定期的に比較照合して、異常の有無を判断する第1の判断手段と、所定の条件が満たされたとき、前記現画像を前記基準画像として前記記憶手段に記憶することにより基準画像を更新する更新手段と、前記基準画像と前記マスター画像とを比較照合して、前記基準画像の改ざんの有無を判断する第2の判断手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
本願発明によれば、侵入異常、画策異常が検出されない状態では、基準画像が更新されていく。つまり、図13(A)の画像が最初に基準画像であっても、順次基準画像が更新されていくことにより、図13(B)又は(C)の現画像が基準画像となる。第1の判断手段は、更新された基準画像と現画像とを比較照合するので、この第1の判断手段のみでは、環境変化を装った画策行為による画像の変化は検出できない。
【0012】
これに対し、図13(A)の画像をマスター画像として記憶しておき、更新された基準画像(B)又は(C)とマスター画像(A)とを比較照合すれば、環境変化を装って徐々に基準画像を更新していく画策行為が検出できる。つまり、図13(B)のように、画策行為により変化が累積された基準画像は、マスター画像(A)と大きく異なることとなるので、第2の判断手段によりこれを検出することができる。また、図13(C)のように、環境変化により変化した基準画像は、マスター画像(A)との差分が小さいので、画策異常とは判定されない。
【0013】
本発明においては、前記更新手段は、前記所定の条件として、前記第1の判断手段が正常と判断したとき、前記基準画像の更新を行うようにすることができる。また、前記第2の判断手段は、前記基準画像が更新されたときに、前記更新された基準画像と前記マスター画像とを比較照合することができる。
本発明の第2の態様としての画像監視システムは、監視領域を撮影し、得られた画像から異常の発生の有無を判定する画像センサと、この画像センサに接続されたコントローラとを具備する画像監視システムであって、前記画像センサは、前記監視領域を撮影する撮像手段と、基準画像を記憶する記憶手段と、前記撮像手段が撮影した現画像と、前記記憶手段に記憶した基準画像とを定期的に比較照合して、異常の有無を判断する判断手段と、この判断手段が異常があると判断したとき、異常が検出された前記現画像を、前記コントローラへ出力する出力手段と、前記コントローラからの信号を受信する受信手段と、前記受信手段により正常である旨の信号を受信したとき、前記コントローラへ出力した現画像を前記基準画像として前記記憶手段に記憶することにより前記基準画像を更新する更新手段とを具備することを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、前記コントローラが警備センタ装置と通信回線を介して接続され、前記警備センタ装置は、前記コントローラから送信されてくる前記異常が検出された現画像を表示するモニタと、監視員が操作する操作部とを有し、この操作部は、監視員が前記モニタで前記異常が検出された現画像を監視して正常と判断したときに、正常である旨の信号を前記コントローラへ送信するようにすることができる。
【0015】
さらに、本発明の第3の態様としてのシステムは、監視領域を撮影し、得られた画像から異常の発生の有無を判定する画像センサと、この画像センサに接続されたコントローラとを具備する画像監視システムであって、前記画像センサは、前記監視領域を撮影する撮像手段と、基準画像とマスター画像とを記憶する記憶手段と、前記撮像手段が撮影した現画像と、前記記憶手段に記憶した基準画像とを定期的に比較照合して、異常の有無を判断する第1の判断手段と、所定の条件が満たされたとき、前記現画像を前記基準画像として前記記憶手段に記憶することにより基準画像を更新する更新手段と、前記更新手段により前記基準画像が更新されたときに、更新された基準画像と前記マスター画像とを比較照合して、この比較照合により検出した異常状態が所定期間継続すると、前記基準画像に改ざん異常があったと判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段が異常と判断したときに、前記基準画像を前記コントローラへ出力する出力手段とを具備することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した画像監視システムの全体構成を示す。
監視対象となる建物にコントローラ1が設置され、このコントローラ1に、複数の画像センサ2、火災センサ3、非常ボタン4、モード設定器5が接続される。コントローラ1は、通信回線としての電話回線6を介して、遠隔地の監視センタに設置された警備センタ装置7と接続される。
【0017】
画像センサ2とコントローラ1との接続は、アナログ信号線8とディジタル信号線9とで行われる。アナログ信号線8は、同軸ケーブルで構成され、映像信号(NTSC方式)を伝達し、ディジタル信号線9は、ツイストペア線で構成され、ディジタル信号による制御信号を伝達する。
ここで、図1の画像監視システムの全体の動作について簡単に説明する。
【0018】
モード設定器5は、画像監視システムを警戒解除モード又は警戒セットモードに設定する。警戒セットモード時に画像センサ2が異常が発生したことを検出すると、コントローラ1は、電話回線6を介して、警備センタ装置7に、異常が発生したことを示す異常信号を送信する。
また、火災センサ3、非常ボタン4から異常信号が出力されると、警戒解除モード、警戒セットモードのいずれの場合も、コントローラ1は、異常の種類、異常発生場所を示すデータを、電話回線6を通じて警備センタ装置7に送信する。なお、この場合の異常信号の検出方法、伝達方法などは当該技術分野において良く知られたものであるので、詳細な説明は省略する。
【0019】
画像センサ2は、建物内に1つ又は複数設置され、窓、ドアなどの監視対象を含む監視領域を撮影する。また、画像センサ2は、得られた画像から侵入などの異常の有無を判定する。
図2は、画像センサ2の構成を示す。
画像センサ2には、CPUなどにより構成される制御手段201と電源202が設けられる。画像センサ2の内部の各部分は、制御手段201により制御され、電源202から電力の供給を受ける。電源202は、外部から供給されるAC電圧をDC電圧に変換する変換装置から構成される。なお、電源202を画像センサ2内に設ける代わりに、コントローラ1から電力供給をさせても良い。また、制御手段201には、記憶手段220が接続される。
【0020】
図3は、制御手段201に接続される記憶手段220の内容を示す。
記憶手段220には、画像センサ2に所定の動作を実行させるためのプログラムを記憶したプログラム領域221、画像センサの設置高さ、俯角、監視ポイント、感度設定などを記憶したパラメータ領域222、ワークエリア223、監視領域の状態、即ち、現在の状態が正常であるか異常であるかの区別を記憶する状態記憶領域224、監視領域の警備モード、即ち、警戒セットモード又は警戒解除モードなどを記憶するモード記憶領域225、判定ブロックごとに設けられるカウント値が記憶されるカウンタ記憶領域226、現画像の平均輝度値を記憶する輝度値記憶領域231が設けられる。
【0021】
記憶手段220は、更に、撮像手段203が撮影した画像を記憶する領域として、画策検出用基準画像記憶領域(記憶メモリ)227、現画像記憶領域228、異常画像記憶領域229、マスター画像記憶領域230を備えている。現画像記憶領域228には、例えば、撮像手段が203が撮影した最新の画像とその9フレーム前までの画像が記憶される。
【0022】
図2に戻り、監視領域を撮影する撮像手段203は、CCDカメラにより構成され、可視領域から赤外領域までの感度を有する。赤外線投光手段204が設けられ、夜間など暗くなった時に、監視領域に赤外線が投光される。
画像処理手段205は、記憶手段220に記憶された現画像と画策検出用基準画像とを比較照合し、画策検出用基準画像とマスター画像とを判定ブロックごとに比較照合して差分をとる。そして、差分の大きさにより重み付けを行い、制御手段201の算出手段により差分が大きくなれば重み付けに沿ってカウントダウンする。制御手段201は、カウンタのカウント値がしきい値を超える判定ブロック数がブロック所定値を超える場合、監視領域に異常が発生したと判定する。詳細な異常検出の手法については後述する。
【0023】
表示手段206は、LEDにより構成され、異常検出時に点灯し、非検出時には消灯して、異常検出の有無を画像センサ2の外部に表示する。なお、異常検出時には外部への表示をせずに、容認された対処者がこの画像センサに対処をしたときに、初めて異常表示を行うようにすることもできる。
通信手段207は、コントローラ1と信号の送受信を行うインターフェースで、ディジタル信号線9によりコントローラ1と接続され、映像信号以外の信号の送受信が行われる。図1に示すように、コントローラ1と各画像センサ2とを直列に接続する。画像出力手段208は、異常発生時の画像を出力するためのインターフェースで、切換手段209を介してアナログ信号線8と接続される。
【0024】
アナログ信号線8は、図1に示すように、コントローラ1と各画像センサ2を直列に接続する。図2の切替手段209は、画像センサ1が正常状態の時はアナログ信号線8の入力側と出力側を接続する。異常状態となった時は入力側のアナログ信号線を切り離して、画像出力手段を出力側のアナログ出力線に接続させる。したがって、異常状態を検知した画像センサ2の画像出力手段208は、コントローラに接続されることとなる。なお、図2では、入力側を「他の画像センサから」、出力側を「コントローラへ」と表示してある。正常状態にあるときの画像センサ2は、アナログ信号線から切り離されている。
【0025】
アドレス設定部210は、ディップスイッチにより構成され、コントローラが画像センサ2を特定するためのアドレスがここで設定される。
操作手段211は、電源をオン・オフするための手段である。また、操作手段211がオフされると、切替手段209は、アナログ信号線8の入力側と出力側を接続させて、当該画像センサ2をアナログ信号線8からバイパスさせる。
【0026】
制御手段201は、撮像手段203で撮影された画像を、第1の計時手段の計時(例、0.5秒)ごとに記憶手段220の現画像記憶領域228に記憶する。また、所定の時間間隔(例、30分)ごとに異常と判断されないときの現画像を画策検出用基準画像として記憶メモリ227に記憶する。
図4は、コントローラ1の構成を示す。
【0027】
コントローラ1には、MPUなどにより構成される制御部101と電源回路102が設けられる。コントローラ1の各部分は、制御部101により制御され、電源回路102から電力の供給を受ける。電源回路102は、外部からのAC電源をDC電圧に変換する変換回路とバッテリを有する。また、モード設定器5が接続される。
【0028】
コントローラ1には、更に以下の部分が設けられる。
センサ監視回路103は、火災センサ3、非常ボタン4とのインターフェースである。モデム104が電話回線6との間に設けられる。画像センサ通信制御部105は、画像センサ2とデータや信号線9で接続される。
映像入出力制御部106は、画像センサ2とアナログ信号線8で接続される。この映像入出力制御部106は、画像センサ2から送られてきた映像信号を、モデム104と外部に接続されたモニタ装置10に分配する。
【0029】
表示部107は、通常は、監視領域の監視状態を画面上に表示し、異常が検出されたときは、ブザーを鳴動させ、画面上に異常の種類、異常発生箇所などを表示する。また、表示部107は、画像センサ2の設定作業時にも使用される。
設定手段108は、画像センサ2の初期設定時(立ち上げ時)又は設定変更時に、例えば、画像センサ2の設置高さ、俯角、監視ポイント、感度設定などのパラメータの入力に使用される。
【0030】
図5は、警備センタ装置7における画像監視システムに関する部分の構成を示す。
警備センタ装置7には、MPUなどにより構成される制御部701が設けられ、警備センタ装置7内の各部分は、制御部701により制御される。
電話回線6を介してコントローラ1と通信を行う通信インターフェース702が設けられる。コントローラ1から送られた画像信号及びその関連の信号は、画像情報記憶部703に記憶される。なお、画像信号は、ディジタルデータに変換されてから記憶される。この画像情報記憶部703に記憶されるデータとしては、異常を検出した画像センサ2のアドレス、異常発生時刻、画像のフレーム番号、画像データなどが含まれる。
【0031】
制御部701は、異常信号を受信すると、モニタ704に、異常が発生したこと、異常発生物件名、異常発生箇所、異常発生時の画像などを表示する。
なお、モニタ704は、画像出力部706を介して制御部701と接続される。監視員は、このモニタ704上の画像を見て、異常状態を確認する。
図6のフローチャートを用いて、画像監視システムの立ち上げの詳細な動作について説明する。なお、以下の説明においては、画策異常に関する動作についてのみ説明する。当然ながら、本画像監視システムでは、侵入異常の検出も行うが、侵入異常に関する動作についての説明は省略する。
【0032】
まず、この画像監視システムの運用に当たり、画像センサ2を立ち上げる。コントローラ1の映像入出力制御部106の端子にモニター装置10を接続する(ステップS1)。
操作者は、モニター装置10を見ながら、各画像センサ2ごとに撮像手段203が撮影している現在の画像に画像センサの運用状況、例えば、高さ(取り付け高さ)、俯角、監視ポイント(例えば、画像センサ2で重点的に監視する点)、感度設定(金庫などの重要箇所は感度を高くする)などを設定する(ステップS2)。
【0033】
設定手段108にて、マスター画像取り込み操作を行う(ステップS3)。画像センサ2は、現画像をマスター画像として、記憶手段220のマスター画像記憶領域230に記憶すると共に、画策検出用基準画像記憶領域227に記憶する(ステップS4)。記憶手段220のカウンタ記憶領域226のマスター画像及び画策検出用基準画像のカウント値をリセットする(ステップS5)。
【0034】
操作者は、このようにしてモニター装置10から画像センサ2の運用状況を設定して、全画像センサ2についての設定が終了しなければ(ステップS6のNo)、ステップS2からステップS5を繰り返し、全画像センサ2についてのセンサが終了する(ステップS6のYes)と、設定手段108にて設定終了の操作を行う(ステップS7)。
【0035】
操作者は、次に、設定手段108にメニュー画面を表示させてから、警備センタ装置7にマスター画像を送信するための操作を行う(ステップS8)。これにより、各画像センサ2のマスター画像が警備センタ装置7に送信される。
警備センタ装置7における監視員は、送信されてきたマスター画像をモニタ704で見る。監視員は、マスター画像が不鮮明か否か、監視範囲外が写っていないかなどを判断して(ステップS9)、問題がなければ、操作部705にて承認操作を行う。マスター画像に問題があれば、操作者と連絡を取り、ステップS2以降の処理を繰り返して、新たなマスター画像を送信させる。
【0036】
警備センタ装置7で承認操作が行われる(ステップS9のYes)と、マスター画像が画像情報部703に記憶される(ステップS10)。コントローラ1は、承認信号を電話回線6を介して受信すると、運用を開始する(ステップS11)。
図7、8、9、10に示したフローチャートを用いて、画像監視システムの運用の詳細な動作について説明する。
【0037】
画像センサ2において、撮像手段203で撮影された現画像を、図示しない第1の計時手段が計時するごと(例、0.5秒ごと)に取り込んで、現画像記憶領域208に記憶する(ステップS21)。
次に、監視領域において照明が変化したか否かを判断する。すなわち、取り込んだ現画像の画素の輝度の階調(256階調)の加算値を全画素で除算して、輝度値の平均を算出する(ステップS22)。輝度値記憶領域231から、直前の現画像の平均輝度値を読みだして、現画像の平均輝度値との差を計算すると共に、現画像の平均輝度値を輝度値記憶領域231に記憶する(ステップS23)。
【0038】
ステップS23で計算した平均輝度値の差が、輝度しきい値以上か否かを判断する(ステップS24)。判断の結果、輝度しきい値以上であれば、照明が変化したと判断してステップS36に進み、輝度しきい値未満であれば、照明の変化はないと判断してステップS25に進む。ステップS25では、現画像と画策検出用基準画像との類似度を算出する。
【0039】
図11のフローチャートを用いて、類似度の算出方法を説明する。
現画像と画策検出用基準画像とを、48の判定ブロックに区分する(ステップS51)。現画像と画策検出用基準画像とを48の各判定ブロックごとに比較照合し、各判定ブロックごとの輝度画像の正規化相関値と分散値を算出する(ステップS52)。この正規化相関値と分散値とから各判定ブロックごとに類似度を求める(ステップS53)。
【0040】
図7〜10に戻ると、ステップS26で、各判定ブロックごとの類似度が小さくなる(似ていない)と判定ブロックごとのカウンタのカウント値をアップし、類似度が大きくなる(似ている)と判定ブロックごとのカウンタのカウント値をダウンする。なお、この判定ブロックごとのカウンタは、記憶手段220のカウンタ記憶領域226を使用している。ここで、カウント値が例えば120を超えると、それ以上はカウントアップせずに、また、例えば5回連続してカウントダウンする場合には、カウント値を0になるように設定されている。
【0041】
ステップS27で、各判定カウンタのカウント値がしきい値以上の判定ブロックの数を算出する。また、しきい値以上の判定ブロック数ごとにその継続時間を算出する。
図12を用いて継続時間について説明する。時点tn は、現画像を現画像記憶領域228に取り込む間隔の0.5秒で経過する。いま、時点tn でしきい値以上となった判定ブロック数が10であるとすると、しきい値以上の判定ブロック数10の継続時間は0.5秒である。この状態が次の時点tn+1 まで継続すると、しきい値以上の判定ブロック数10の継続時間は1.0秒となる。
【0042】
時点tn+2 で、しきい値以上となった判定ブロック数が11となると、判定ブロック数10の継続時間は1.5秒、判定ブロック数11の継続状態は0.5秒となる。以後、同様にして、しきい値以上となった判定ブロック数ごとに継続時間が算出される。
図7〜10のステップS28で、しきい値を超える判定ブロック数が所定値(ブロック所定値)以上か否かを判断する。なお、ブロック所定値は、複数設定されている。ここで、ブロック所定値以上であればステップS29へ進み、未満であればステップS35へ進む。
【0043】
ステップS29で、しきい値を超える判定ブロック数ごとの継続時間が、所定のしきい値(継続しきい値)を超えているか否かを判断する。なお、継続しきい値は複数用意され、しきい値を超えた判定ブロック数が大きければ継続しきい値が小さく設定される。
ステップ29で、しきい値を超える判定ブロック数ごとの継続時間が継続しきい値を超えている場合、制御手段11は、画策行為があったと判断する(ステップS30)。
【0044】
ステップS29で、しきい値を超える判定ブロック数ごとの継続時間が、継続しきい値を超えていない場合、ステップS31へ進む。ステップS31では、しきい値を超える判定ブロック数ごとの継続時間が、前記の継続しきい値より小さい値に設定された所定値(時間所定値)を超えているか否かを判断する。ここで、時間所定値を超えていない場合は、ステップS21へ戻り、時間所定値を超えている場合は、ステップS37へ進む。
【0045】
このステップS31で時間所定値を設けた理由は、次のとおりである。ステップS27で、判定ブロック数と継続時間を算出している間に、ステップS35で30分が経過すると、ステップS36で判定カウンタのカウント値と継続時間がクリアされる。すると、その時点から、新たに判定ブロック数と継続時間の算出が行われるため、画策行為を検出するのに時間がかかりすぎることとなる。したがって、継続しきい値より小さい時間しきい値を設定して、継続しきい値は越さないが、この時間しきい値を超えている場合は、ステップS37へ進んで、第1の計時手段のみをクリアして、次の30分まで判定ブロック数と継続時間の算出を続ける。
【0046】
ステップS30で画策行為があったと判断された場合には、現画像を異常画像記憶領域229に記憶すると共に、状態記憶領域224を異常と記憶する(ステップS32)。
画像センサ2は、ステップS33で、コントローラ1から状態呼出信号を通信手段207を介して受信すると、状態記憶領域224に記憶している状態信号を通信手段207を介してコントローラ1へ送信する。また、異常信号を送信すると、コントローラ1から異常画像送信要求信号が送信される。画像センサ2は、これに対して、異常画像記憶領域229に記憶してある画像を画像出力手段208を介してコントローラ1へ送信する。そして、コントローラ1は、警備センタ装置7に異常信号及び異常画像を送信する(ステップS34)。
【0047】
次に、監視員は、ステップS34で、モニタ704で送信されてきた異常画像を見て確認し(ステップS38)、異常か否かを判断し(ステップS39)、異常と判断しない場合(例えば、太陽光の監視領域内への差し込みや、監視を妨げない物の搬入など)、操作部705にて異常復旧信号をコントローラ1に送信し、コントローラ1は、異常復旧信号を受信すると、画像センサ2に基準画像書き換え信号を送信する(ステップS40)。画像センサ2は、この基準画像書き換え信号を受信すると(ステップS41)、ステップS36へ進む。
【0048】
前述のステップS39で異常と判断した場合は、監視員は最寄りの緊急発進基地に異常への対応を指示する(ステップS42)。
前述のステップS28で、しきい値を超える判定ブロック数がブロック所定値未満であればステップS35へ進む。
ステップS35では、第1の計時手段が30分を超えているか否かを判断する。ここで、第1の計時手段が30分を超えない場合は、ステップS21に戻る。ステップS35で第1の計時手段が30分を超えた場合、ステップS36に進み、現画像を第2の記憶メモリ227へ記憶して、画策検出用基準画像を更新すると共に、各判定ブロックの判定カウンタ記憶領域226のカウント値をクリアする。そして、各判定ブロック所定値ごとの継続時間もクリアする。これは、監視領域内の例えばレイアウトなどが変更されていないことを示している。このように、照明変化や後述する復旧信号を受信しない場合には、30分ごとに画策検出用基準画像が更新される。そして、ステップS37で、第1の計時手段をリセットする。
【0049】
次に、画策検出用基準画像とマスター画像とを比較照合し、類似度を算出する(ステップS43)。ここでは、ステップS36で更新された画策検出用基準画像とマスター画像とを、例えば、48のブロックごとに比較照合し、図11に示したステップで類似度を算出する。
類似度が基準画像の改ざん用しきい値を超えるブロックの数を算出し、所定数以上かを判断する(ステップS44)。類似度が基準画像の改ざん用しきい値を超えるブロックの数が所定数以上であれば(似ている)、ステップS45で、正常と判断し、図示しない第2の計時手段をクリアーし、ステップS21に戻る。ステップS44で類似度が基準画像の改ざん用しきい値を超えるブロックの数が所定数以下であれば(似ていない)、ステップS46で、基準画像とマスター画像との非類似が継続しているか否かを判断する。所定時間以下であれば、基準画像と非類似が継続していることとなり、第2の計時手段をスタートする。または、第2の計時手段が計時しているときには、そのまま計時を続け、ステップS21に戻る(ステップS47)。
【0050】
ステップS46で所定時間以上であれば、画策検出用基準画像の改ざんと見做し、異常と判断し(ステップS48)、ステップS32に戻る。
なお、ステップS44で画策検出用基準画像が正常と判断されても、この画策検出用基準画像をマスター画像に記憶させてマスター画像を更新することはしない。また、この所定時間の好ましい例は、5日から10日くらいである。
【0051】
そして、ステップS48で、異常と判断されたときには、上記したように、ステップS32に戻り、画策検出用基準画像を異常画像記憶領域229に記憶すると共に、状態記憶領域224に異常を記憶する。
本実施例においては、画策行為の検出の例として、ステップS31でYESの場合、第1の計時手段をリセットして、次の30分間で画策行為を検出するように説明したが、次の30分以内で判定ブロック数が継続しきい値を超えた場合、その時点で画策異常と判断しても良い。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、環境変動など(例えば、外乱光の監視領域への差し込みなど)の徐々に変化する状態に応じて画策検出用基準画像を更新できると共に、環境変動を装った画策検出用基準画像の改ざんに伴う画策行為も検出でき、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視システムの全体構成を示す図。
【図2】図1の画像センサの構成を示す図。
【図3】図2の画像センサの記憶手段の内容を示す図。
【図4】図1のコントローラの構成を示す図。
【図5】図1の警備センタ装置の構成を示す図。
【図6】図2の画像センサの立ち上げ時の操作を示すフローチャート。
【図7】図2の画像センサの画策異常検出ロジックを示すフローチャート(その1)。
【図8】図2の画像センサの画策異常検出ロジックを示すフローチャート(その2)。
【図9】図2の画像センサの画策異常検出ロジックを示すフローチャート(その3)。
【図10】図2の画像センサの画策異常検出ロジックを示すフローチャート(その4)。
【図11】図2の画像センサの類似度を算出するロジックを示すフローチャート。
【図12】図7における継続時間を説明する図。
【図13】画策異常の判定ロジックを説明する図。
【符号の説明】
1…コントローラ
101…制御部
102…電源回路
103…センサ監視回路
104…モデム
105…画像センサ通信制御部
106…映像入出力制御部
107…表示部
108…設定手段
2…画像センサ
201…制御手段
202…電源
203…撮像手段
204…赤外線投光手段
205…画像処理手段
206…表示手段
207…通信手段
208…画像出力手段
209…切換手段
210…アドレス設定部
211…操作手段
220…記憶手段
221…プログラム領域
222…パラメータ領域
223…ワークエリア
224…状態記憶領域
225…モード記憶領域
226…カウンタ記憶領域
227…画策検出用基準画像記憶領域(記憶メモリ)
228…現画像記憶領域
229…異常画像記憶領域
230…マスター画像記憶領域
231…輝度値記憶領域
3…火災センサ
4…非常ボタン
5…モード設定器
6…電話回線
7…警備センタ装置
701…制御部
702…通信インターフェース
703…画像情報記憶部
704…モニタ
705…操作部
706…画像出力部
8…アナログ信号センタ
9…ディジタル信号センタ
10…モニター装置
31…ドア
32…カバー
33…太陽光が差し込んだ領域

Claims (5)

  1. 監視領域を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮影された画像であって、順次更新される基準画像と、前記監視領域を予め撮影した画像であるマスター画像とを記憶する記憶手段と、
    前記撮像手段が撮影した現画像と前記記憶手段に記憶した基準画像とを比較照合して該現画像と該基準画像との間に生じた変化の有無を判断するする第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段にて変化無しと判断された現画像を前記基準画像として前記記憶手段に記憶することにより前記基準画像を更新する更新手段と、
    前記基準画像と前記マスター画像とを比較照合して該基準画像と該マスター画像とが異なることを検出すると該基準画像の改ざん有りと判断する第2の判断手段と、
    を具備することを特徴とする画像センサ。
  2. 前記更新手段は、前記第1の判断手段が変化無しと判断したとき、前記基準画像の更新を行う請求項1に記載の画像センサ。
  3. 前記第2の判断手段は、前記基準画像が更新されたときに、前記改ざんの有無を判断する請求項1又は2に記載の画像センサ。
  4. 前記第2の判断手段は、前記基準画像と前記マスター画像をそれぞれ複数のブロックに分割し、前記基準画像の各ブロックについて、対応する前記マスター画像のブロックとの間でそれぞれ類似度を算出し、算出した類似度が基準画像の改ざん用しきい値を超えるブロックの数が所定数以下の状態が所定時間継続した場合に前記基準画像の改ざん有りと判断する請求項1〜3の何れか一項に記載の画像センサ。
  5. 監視領域を撮影し、得られた画像から異常の発生の有無を判定する画像センサと、この画像センサに接続されたコントローラとを具備する画像監視システムであって、
    前記画像センサは、
    前記監視領域を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮影された画像であって、順次更新される基準画像と前記監視領域を予め撮影した画像であるマスター画像とを記憶する記憶手段と、
    前記撮像手段が撮影した現画像と前記記憶手段に記憶した基準画像とを比較照合して該現画像と該基準画像画像との間に生じた変化の有無を判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段にて変化無しと判断された現画像を前記基準画像として前記記憶手段に記憶することにより基準画像を更新する更新手段と、
    前記更新手段により前記基準画像が更新されたときに、更新された基準画像と前記マスター画像とを比較照合して該基準画像と該マスター画像とが異なることを検出すると該基準画像の改ざん有りと判断する第2の判断手段と、
    この第2の判断手段が改ざん有りと判断したときに、前記基準画像を前記コントローラへ出力する出力手段と、
    を具備することを特徴とする画像監視システム。
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