JP2006133943A - 防犯システムおよびそのプログラム - Google Patents

防犯システムおよびそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006133943A
JP2006133943A JP2004320207A JP2004320207A JP2006133943A JP 2006133943 A JP2006133943 A JP 2006133943A JP 2004320207 A JP2004320207 A JP 2004320207A JP 2004320207 A JP2004320207 A JP 2004320207A JP 2006133943 A JP2006133943 A JP 2006133943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intruder
detection means
detection
telephone
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004320207A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Fujii
友弘 藤井
Takashi Kashimoto
隆 柏本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004320207A priority Critical patent/JP2006133943A/ja
Publication of JP2006133943A publication Critical patent/JP2006133943A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】人感センサが反応する毎にセンター装置や携帯電話への通知をおこない、人感センサの検出が誤動作であるかまたは居住者によるものかは関係なくおこなわれる。またコントローラやカメラ等を設置して画像確認までおこなわないと正確に判定できない。
【解決手段】人感センサ1Aの信号を検知する検知手段11と、人感センサ1Aが検知した際にセンター装置3Aへ通知する通知手段12と、センター装置3Aからの電話呼出しを検知する呼出検知手段13と、電話回線5Aの使用状態を検出する回線検出手段14と、検知手段11の検知信号と呼出検知手段13で検知中の回線検出手段14の検出信号とから侵入者が入ったかどうかを判断する侵入者判定手段15とを備え、センター装置から宅内への電話通知時に、侵入者は電話機を取らず、居住者が電話機を取る事を利用して、回線状況を確認することで容易に侵入者であるかどうかの判定が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話回線を利用し、センサの検出信号から侵入者検出を正確に判断し、誤検出防止をおこなう防犯システムおよびそのプログラムに関する。
従来の防犯システムとして、図3で示すような防犯方法及び防犯装置があった(例えば特許文献1)。この特許文献1の例について図3を用いて説明する。
図3において、家主等は、次世代型携帯電話11を所持し、警察や警備会社へは、電話により通報するとともに、防犯装置1は、自動ダイアリング装置8を備えている場合で、家主等の自宅に設置されている防犯装置1と、家主等の自宅への侵入者(以下、侵入者と記す)を検知するためのセンサ部2を備え、複数のセンサより構成されている。
コントローラ部3で宅内防犯装置1全体の制御を行い、画像情報を取得するカメラ部4からの画像情報を記録装置5で記録し、カメラ部4からの画像情報を表示装置6で表示する。コントローラ部3からの制御信号により、警報装置7は侵入者に対し警報を発したり、威嚇を行ったりする。自動ダイアリング装置8は、コントローラ部3からの制御信号により、予め設定された電話番号を呼び出して警報を送るように構成されている。
9はインターネット接続装置で、不正アクセス防止装置10は、家主等や家主等が許可した者以外の第三者による宅内防犯装置1に対する不正なアクセスを防止する。11は家主等が所持する、インターネットに接続可能で、且つ動画再生可能な次世代型携帯電話(以下、次世代型携帯電話と記す)である。警察や警備会社に設置されているコンピュータ等の専用端末13は、家主等からの通報により、宅内防犯装置1に対してインターネットを介してアクセスし、画像情報を要求するように設定されている構成とする。
以下に、その動作について説明する。自動ダイアリング装置8には、侵入者を検知した際、家主等への警報の電話連絡先である次世代型携帯電話11の電話番号が登録されている。そこで、センサ部2が、ピッキングやガラスを割られた場合や、若しくはその他の方法によって、侵入者が特定の場所に侵入したこと等をセンサ部2の各種センサで検知すると、この侵入者に基づくセンサ部2からの検知信号は、コントローラ部3に入力される。
コントローラ部3は、センサ部2からの検知信号を受け取ると、カメラ部4で撮像された画像情報を記録装置5に記録するとともに、表示装置6にも表示する。また、コントローラ部3は、センサ部2からの侵入者による検知信号を受け取ると、警報装置7および自動ダイアリング装置8に警報を発信するための警報発信用の制御信号を送る。
警報装置7がコントローラ部3からの警報発信用の制御信号を受け取ると、侵入者に対して、例えば、警報ブザーを鳴らす、フラッシュライトを点灯する等の威嚇警報を発する。
一方、自動ダイアリング装置8は、コントローラ部3からの警報発信用の制御信号を受け取ると、家主に対し侵入者を検知したことを通報するために、予め設定されている次世代型携帯電話11の電話番号へ電話回線を介して電話による警報を送信する。
家主等が所持する次世代型携帯電話11が電話により警報を受け取ると、家主等は次世代型携帯電話11のインターネット接続機能を用いて、インターネットに接続し、コントローラ部3にアクセスして、カメラ部4からの画像情報を要求する。
家主等は、この配信された画像情報を次世代型携帯電話11で観察して、自宅内の状況、進入者の有無を確認し、侵入者がいると家主等が判断した場合には、その後、警察や警備会社に電話で通報する。
家主等から電話による通報を受信した警察や警備会社は、コンピュータ等の専用端末13を用いてインターネットに接続し、インターネット接続装置9及び不正アクセス防止装置10を介してコントローラ部3に画像情報の要求のアクセスを行う。
コントローラ部3は、カメラ部4からの画像情報をインターネット接続装置9からインターネットを介して画像情報の要求を行った警察や警備会社の専用端末13へ配信する。この配信された画像情報に基づいて、警察や警備会社では、侵入者を捕獲するための適切な手配を行うことが出来る。
特開2003−319094号公報
しかしながら、上述した防犯方法及び防犯装置では、侵入者検知を誤報無く検出するために家屋内にカメラ部、コントローラ部を設置した上に、カメラ画像の確認を迅速におこなうためにインターネット網に接続可能とする次世代携帯電話という高価な設備導入と、基本料金や通信費などの月々の高額な費用の投資が発生し、侵入者などの発生頻度の低い出来事の誤報のために投資するには経済性が非常に劣る。
また、侵入者を検知した際に、都度、カメラ部でカメラ撮影をおこない、誤報かどうかを家主などが常に確かめなければならないというわずらわしさもある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、不在時に侵入者であるかどうか家主の関係者であるかどうかを容易で正確に判定し、画像の確認無しに自動的に侵入者かどうかを判定できる防犯システムおよびそのプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、家屋内に設けたセンサで侵入検知した場合に通信制御装置に通知し、センター装置に伝送する防犯システムであって、前記通信制御装置は、前記センサの信号を検知する検知手段と、前記センサが検知した際にセンター装置へ通知する通知手段と、前記センター装置からの電話呼出しを検知する呼出検知手段と、電話回線の使用状態を検出する回線検出手段と、前記検知手段の検知信号と前記呼出検知手段で検知中のときの回線検出手段の検出信号とから侵入者が入ったかどうかを判断する侵入者判定手段とを備える構成とした。
これによって、侵入者が入ってきた際にセンサの検知信号により、センター装置に通知され、その通知に準じてセンター装置が、侵入者検知宅へ電話をダイヤルし、センター装置からの呼出を検出し、その際に電話の回線使用状態を回線検出手段で監視することで、侵入者であれば電話を取らない、家主または関係者であれば電話を取ることで、回線状況が使用状態となるかどうかで侵入者であるかどうかを正確で簡単に判断することができ、通信制御装置が侵入者判定手段の判定から判断し、家主や警備会社、警察などへ通報することができる。
また、回線検出手段と侵入者判定手段で侵入者かどうか判断することで、カメラやコントローラなどの高価な設備は不要で経済性も優れている。
以上で説明したように、本発明によれば、電話回線を利用し、電話回線の使用状態を監視する回線検出手段により、侵入者検知後にセンター装置から侵入者宅に電話をダイヤルすることで侵入者宅に侵入者がいれば電話の受話器を取らない、家主の関係者が家にいれば電話の受話器を取るため、電話の回線状況を監視することで通信制御装置が簡単で正確に侵入者かどうかを判定できるという経済性、利便性に優れている。
第1の発明は、家屋内に設けたセンサで侵入検知した場合に通信制御装置に通知し、センター装置に伝送する防犯システムであって、前記通信制御装置は、前記センサの信号を検知する検知手段と、前記センサが検知した際にセンター装置へ通知する通知手段と、前記センター装置からの電話呼出しを検知する呼出検知手段と、電話回線の使用状態を検出する回線検出手段と、前記検知手段の検知信号と前記呼出検知手段で検知中のときの回線検出手段の検出信号とから侵入者が入ったかどうかを判断する侵入者判定手段とを備えることにより、センサが検出した際、センター装置から検出した家へ電話通知をおこない呼出(リンギング)をおこなう。その際に侵入者がいる場合は受話器を取らないため電話回線がオンフックのままに保持され、家主または関係者がいる場合は電話機をとるため電話回線がオフフックされることとなり、回線検出手段の回線状態で侵入者であるかどうか判断することができ、容易で経済性に優れた侵入者検知が可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明の侵入者判定手段をさらに、センター装置からの侵入者宅への呼出通知前後の検知手段で検知するセンサからの検出信号と、回線検出手段の回線使用状況とから侵入者の判定をおこなう比較判定手段を備えることにより、センサが万が一誤検出した場合であっても、人感センサ検出後の電話通知後にさらにセンサが検出するかどうかを確認し、電話通知前と後の2回ともセンサが検出した場合に侵入者ありと判断することとなり、センサによる侵入者検知をより正確におこなうことができる。
第3の発明は、特に、第1〜第2の発明の呼出検知手段にさらに電話呼出のリンギング回数をカウントする回数判定手段とを備えることにより、リンギングの規定回数を超えてオフフックした場合は、宅内の電話機の留守番電話機能によりオフフックしたもので居住者が受話器を取ったものではないと判断し、侵入者と判定することとなり、留守電機能のある電話機であっても電話機の留守電モードになるまでのリンギング回数を設定しておくことで留守番電話機能によるオフフックの誤判定を防止し、侵入者かどうかの判定を正確におこなうことができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3の発明のいずれか1つの発明の回線検出手段に回線使用を検出した際に、特定の番号を入力し、その番号を検出した場合に、侵入者でなく居住者であると判定する暗証番号判定手段とを備えることにより、特定番号を知り得る人のみ侵入者でないと判断することが可能となり、侵入者が電話機を取り、例えオフフックしたとしても暗証番号を入力できないまたは間違えることで侵入者であることを正確に判断することができる。
第5の発明は、第1〜4の発明のいずれか記載の防犯システムの機能の少なくとも一部をコンピュータに実行させるためのプログラムである。そして、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて本発明の防犯システムの少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
また、上記のような防犯システムは、侵入者を正確に容易に判定するもので、侵入者判定後は、侵入者がいることをセンター装置、居住者、予め指定した通知者、警備会社、警察等への通知をすることは言ううまでもなくおこなうことが可能である。また、宅内にカメラ装置を設け、画像を撮影するシステムに本発明の防犯システムを用いることでより正確に侵入者の特定が可能で、侵入者以外の居住者を撮影するような誤動作を防止することも可能である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1および図2は本発明の実施の形態1の防犯システムの構成図を示すものである。
図1は防犯システムの構成を示すもので、図2は防犯システムのフローチャート図を示すものである。
図1において、100は防犯装置となる機能を搭載した通信制御装置で、11は人感センサ1Aの検知信号を入力する検知手段で、12は人感センサ1Aで検出した場合にセンター装置3Aに電話回線を利用して通知する通知手段である。
呼出検知手段13は、電話呼出であるかどうかを判断し、その呼出回数(リンギング回数)を規定値であるかどうかを判断する。呼出検知手段13内部の回数判定手段131は呼び出し回数をカウントし、回数を規定値であるかどうかを判定する。回数設定手段132は呼出回数の規定値を任意に設定する。
回線検出手段14は、センター装置3Aから公衆回線を介してダイヤルし、呼出中(リンギング中)に家屋内の電話機4Aのオンフックまたはオフフック等の回線状態を検出する。回線検出手段14内部の暗証番号判定手段141は、電話機4Aから入力された番号が暗証番号と一致するかどうかを判定する。暗証番号設定手段142は任意に暗証番号の値を設定変更する。
侵入者判定手段15は、検知手段11からの信号入力と呼出検知手段13の回数判定結果と回線検出手段14の暗証番号判定結果とから侵入者であるかどうかを判定する。侵入者判定手段15内部の比較判定手段151は呼出検知手段13のセンター装置3Aからの呼出検知前後における検知手段11の検出信号とを比較して、呼出検知信号の前後とも人感センサ検知があるかどうかを判定する。
1Aは宅内に設置した人感センサ、2Aは公衆回線網、3Aは通信制御装置と公衆回線網2Aを介して通信するセンター装置、4Aは宅内に設置されている電話機で留守電機能がある場合も含む。5Aは宅内に引き込まれた電話回線で構成する。
図2において、防犯装置の侵入者が検知されたかどうかの判定をおこなう侵入者判定手段処理部を示す。S2は人感センサ1Aが検知したかどうかを判定する人感センサ検知判定部で、S3は人感センサ検知判定処理部S2で検知した場合にセンター装置3Aへの通知処理をおこなうセンター装置通知処理部で、S4は人感センサ検知判定処理部S2で検知しない場合に継続して人感センサ検知待ちの状態を維持する(人感センサ検知判定処理部S2の前の状態)人感センサ検知待処理部である。
S5は通知処理部S3でセンター装置3Aに通知した後、センター装置3Aからの電話呼出(リンギング)を受信処理する回線検出処理部で、S6は電話機4Aがオフフックされたかを検知するオフフック処理部、S7は電話呼出(リンギング)の回数が回数設定手段132の値を超えているかどうかを判断する呼出回数判定処理部で、S8は呼出回数判定処理部S7で呼出回数が規定値以下の場合に在宅者がオフフックしたと判定する在宅者処理部で、S9は在宅者処理部S8で在宅者がオフフックした判定した処理に、電話機4Aから暗証番号を入力して正しいかどうかを再確認する暗証番号判定処理部である。
S10は暗証番号判定処理部S9で暗証番号が正しい場合に人感センサ1Aが検知した人は在宅者または関係者であり、侵入者ではなく異常が無かったと確定する侵入者無し判定処理部である。
S11はオフフック処理部S6でオフフックされなかった場合と呼出回数判定処理部S7で電話呼出(リンギング)の回数が回数設定手段132の値を超えていた場合と暗証番号判定処理部S9で暗証番号が間違っていた場合に侵入者有りと判定する侵入者判定処理部で、S12は人感センサ1Aがセンター装置3Aからの電話呼出以後に再度検知したかどうかを判断する電話通知後2回目の人感センサ検知判定部である。
S13は電話通知後2回目の人感センサ検知判定部S12で人感センサ1Aが検知した場合で侵入者有りと確定する侵入者検知確定処理部で、S14は電話通知後2回目の人感センサ検知判定部S12で人感センサ1Aが再検知しなかった場合で人感センサ1Aの誤検知であると判定し、再度人感センサ1Aの検知待ち状態となる誤検知判定処理部である。
次に、このような構成の防犯システムの動作、作用について説明する。
図1に示すように、宅内の居住者が外出中で通信制御装置100が侵入者警戒状態と通常状態と設定変更できるようになっている場合で、回数設定手段132の回数は電話機4Aの留守番電話の応答によりオフフックする回数同じとする。
人感センサ1Aが居住者不在中に、検出した場合に検出信号を検出手段11が受信し(フローチャートS2)、通知手段12により、センター装置3Aに公衆回線2Aを介して通知する(フローチャートS3)。
さらに、センター装置3Aは、通知手段12からの通知信号を受信の後、折返して当該の通信制御装置100に対して公衆回線を介してダイヤルし、呼出(リンギング)をおこなう(フローチャートS5)。
通信制御装置100は前記センター装置3Aからの呼出(リンギング)を呼出検知手段13で受信し、センター装置3Aからの電話であるかどうかを確認し、呼出回数をカウントする。同時に、回線検出手段14で宅内の電話機4Aがオフフックするかどうかの検出をおこない(フローチャートS6)、前記呼出検知手段13の検出判定と回線検出手段14の検出判定および検知手段11からの検出信号を侵入者判定手段15に入力し、侵入者かどうかを侵入者判定手段15で判定する。
次に前記侵入者判定手段15に入力された信号から侵入者判定の方法を図1および図2により説明をする。
センター装置3Aからの通信制御装置100への呼出のダイヤル中に(フローチャートS5)、回線検出手段14でオフフックしたかどうかを判定する(フローチャートS6)。
電話機4Aが留守番電話機能を設定していないまたは留守番電話機能を持たない場合で、オフフックしない場合には、侵入者有りと判定する(フローチャートS11)。さらに侵入者有りと判定した場合には、センター装置3Aからの通信制御装置100への呼出以後、再度人感センサ1Aが検出したかどうかを判定し(フローチャートS12)、検出した場合には侵入者有りと確定する(フローチャートS13)。逆に人感センサ1Aを検出しない場合は、人感センサ1Aの誤検出として再度人感センサ1Aの検出待ち状態に戻る(フローチャートS14)。
また、オフフックした場合には、呼出回数が回数設定手段132の値以上かどうかを回数判定手段131で判断する(フローチャートS7)。呼出回数以下で回線検出手段14が検出した場合には、居住者または侵入者が電話機4Aの受話器をとったと判断し(フローチャートS8)、電話機4Aからの番号入力内容を検出し、番号入力内容が暗証番号設定手段142の値と一致するかまたは入力が無いかを暗証番号判定手段141で判定する(フローチャートS9)。その結果、暗証番号設定手段142の値と一致する場合は居住者と判定する(フローチャートS10)。
逆に呼出リング数が規定回数以上の場合には、侵入者有りと判定する(フローチャートS11)。さらに侵入者有りと判定した場合には、センター装置3Aからの通信制御装置100への呼出以後、再度人感センサ1Aが検出したかどうかを判定し(フローチャートS12)、検出した場合には侵入者有りと確定する(フローチャートS13)。逆に人感センサ1Aを検出しない場合は、人感センサ1Aの誤検出として再度人感センサ1Aの検出待ち状態に戻る(フローチャートS14)。
暗証番号設定手段142と不一致または番号入力が無い場合には侵入者と判定する。さらに侵入者有りと判定した場合には、センター装置3Aからの通信制御装置100への呼出以後、再度人感センサ1Aが検出したかどうかを判定し(フローチャートS12)、検出した場合には侵入者有りと確定する(フローチャートS13)。逆に人感センサ1Aを検出しない場合で、回線検出手段14で暗証番号入力が無い場合は、人感センサ1Aの誤検出として再度人感センサ1Aの検出待ち状態に戻る(フローチャートS14)。
呼出回数以上で回線検出手段14が検出した場合には(フローチャートS7)、電話機4Aの留守番電話機能が動作してオフフックしたと判断し、侵入者有りと判定する(フローチャートS11)。
さらに、センター装置3Aからの通信制御装置100への呼出以後、人感センサ1Aが検出して検出手段11から検出信号がある場合に(フローチャートS12)、侵入者有りと判定を確定する(フローチャートS13)。
逆にセンター装置3Aからの通信制御装置100への呼出以後に検出手段11からの検出信号が一定時間無い場合は(フローチャートS12)、人感センサ1Aの誤検出として侵入者無しと判定し、再度最初の人感センサ1Aの検出待ち状態に戻る(フローチャートS14)。
人感センサ1Aが全く検出しない場合は、検出待ちの状態とする(フローチャートS4)。
なお、ここでは、暗証番号の入力を電話機4Aから入力し、回線検出手段14で暗証番号を判断するようにしているが、暗証番号の判定機能を通信制御装置100にスイッチやキーボードまたは表示装置を設け、そこから入力するようにしても同じ機能となる。
また、センター装置3Aから通信制御装置100への電話通知をおこなった場合に、センター装置3A側の電話料金を抑制するために、オフフックおよび暗証番号確認が終了する一定時間経過後、センター装置3A側が通話を遮断することはシステムの運用上当然おこなうものである。
また、ここでは、電話機4Aを留守番電話機能としたが、留守番電話機能が無い場合には、呼出回数に関係なく、電話機4Aのオフフックするかどうかで判定をすることも可能である。また、センター装置3Aからの呼出の前後の人感センサ1Aの検出信号により前後でともに検出した場合にのみ侵入者ありと判定したが、前後の判定を無くし、最初の人感センサ1Aの検出のみで判断をおこなっても良い。また、さらに判定を簡単におこなう場合には、暗証番号判定手段141の判定が無い場合でも侵入者の判定が可能である。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
なお、本実施の形態では人感センサで説明したがこれに限るものでなく、侵入者を検知するセンサであればよい。たとえば窓開閉センサなどである。
また、侵入者判定手段を通信制御装置に備えて説明したが、侵入者の判定はセンター装置でおこなうようにしてもよい。暗証番号判定手段も同じである。
なお、センター装置からの電話呼出を検知する呼出検知手段は、ナンバーディスプレイ等発呼側が特定できる通信プロトコルによって、センター装置からの電話呼出であることを確認してもよいし、発呼側の特定することをなしにして電話呼出の有無を検知するようにしてもよい。
以上のように、本発明は、居住者が不在時に宅内に侵入者が入った場合、正確にかつ容易に検出し、検出後、居住者や警備会社、警察等へ通知することができる。これは宅内の防犯をおこなうシステム以外に、ビル、工場のような産業用途のセキュリティシステム等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1の防犯システムの構成図 本発明の実施の形態1の防犯システムのフローチャート 従来の防犯システムにおける構成図
符号の説明
100 通信制御装置
11 検知手段
12 通知手段
13 呼出検知手段
131 回数判定手段
132 回数設定手段
14 回線検出手段
141 暗証番号判定手段
142 暗証番号設定手段
15 侵入者判定手段
151 比較判定手段
1A 人感センサ(センサ)
2A 公衆回線網
3A センター装置
4A 電話機
5A 電話線

Claims (5)

  1. 家屋内に設けたセンサで侵入検知した場合に通信制御装置に通知し、センター装置に伝送する防犯システムであって、前記通信制御装置は、前記センサの信号を検知する検知手段と、前記センサが検知した際にセンター装置へ通知する通知手段と、前記センター装置からの電話呼出しを検知する呼出検知手段と、電話回線の使用状態を検出する回線検出手段と、前記検知手段の検知信号と前記呼出検知手段で検知後のときの回線検出手段の検出信号とから侵入者が入ったかどうかを判断する侵入者判定手段とを備えた防犯システム。
  2. 侵入者判定手段をさらに、センター装置からの侵入検知宅への電話呼出前後の検知手段で検知するセンサからの検出信号と、回線検出手段の回線使用状況とから侵入者の判定をおこなう比較判定手段を備え、電話呼出前後のセンサの状況で侵入者を正確に判断する請求項1記載の防犯システム。
  3. 呼出検知手段にさらに電話呼出のリング回数をカウントする回数判定手段とを備え、センター装置からの電話呼出のリング回数と回線検出手段の検出信号から電話機の留守番電話応答かどうかを判定する請求項1から2記載のいずれかの防犯システム。
  4. 回線検出手段で回線使用を検出した際に、特定の番号を入力する応答を検出した場合に侵入者でなく顧客であると判定する暗証番号判定手段とを備え、暗証番号を入力することで侵入者であるか否かを判断する請求項1から3記載のいずれかの防犯システム。
  5. 請求項1から4いずれか記載の防犯システムの少なくとも一部をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2004320207A 2004-11-04 2004-11-04 防犯システムおよびそのプログラム Withdrawn JP2006133943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004320207A JP2006133943A (ja) 2004-11-04 2004-11-04 防犯システムおよびそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004320207A JP2006133943A (ja) 2004-11-04 2004-11-04 防犯システムおよびそのプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006133943A true JP2006133943A (ja) 2006-05-25

Family

ID=36727460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004320207A Withdrawn JP2006133943A (ja) 2004-11-04 2004-11-04 防犯システムおよびそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006133943A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016071812A (ja) * 2014-10-02 2016-05-09 シャープ株式会社 移動体及び監視サーバ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016071812A (ja) * 2014-10-02 2016-05-09 シャープ株式会社 移動体及び監視サーバ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2812808C (en) Alarm system providing tamper deterrent signalling and method
JP2003016553A (ja) 情報通知方法および装置
JP3876900B2 (ja) 遠隔監視システム及びその方法
JP2611092B2 (ja) 遠隔監視警備システム
JP4901400B2 (ja) インターホンシステム
KR100742754B1 (ko) 무인 감지 보안 시스템 및 그 작동방법
CN1529290A (zh) 监视型防盗报警装置及报警过程
JP5364654B2 (ja) 集合住宅インターホンシステム
JPH11234432A (ja) 警備システム
JP2006133943A (ja) 防犯システムおよびそのプログラム
KR20030012950A (ko) 인터넷-유,무선통신망을 이용한 원격 네트워크 출입통제시스템
JP2003115949A (ja) 監視用携帯電話と監視システム
JP4202228B2 (ja) 管理サーバおよび監視システム
JP3779101B2 (ja) 画像送出装置
JP4491717B2 (ja) 留守監視装置
KR20010100434A (ko) 영상 감시 보안 시스템 및 그 방법
JP3650612B2 (ja) 来訪者監視装置
JP2009024425A (ja) 電気錠システム
KR200203248Y1 (ko) 인터넷을 이용한 안전 경비 시스템
KR20010048301A (ko) 화상휴대전화를 이용한 보안 시스템 및 방법
KR200199006Y1 (ko) 무선통신수단을 이용한 방범장치
KR200332862Y1 (ko) 사용자 단말기를 이용한 사무실 원격감시장치
JP5816117B2 (ja) インターホンシステム
JP2011134257A (ja) 警備操作装置及び通信方法
JP3004156B2 (ja) 自動情報送信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20071005

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20071113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20090226

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761