JP4261507B2 - クロックネットワークの消費電力低減回路 - Google Patents

クロックネットワークの消費電力低減回路 Download PDF

Info

Publication number
JP4261507B2
JP4261507B2 JP2005103941A JP2005103941A JP4261507B2 JP 4261507 B2 JP4261507 B2 JP 4261507B2 JP 2005103941 A JP2005103941 A JP 2005103941A JP 2005103941 A JP2005103941 A JP 2005103941A JP 4261507 B2 JP4261507 B2 JP 4261507B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
buffer circuit
control signal
clock
circuit group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005103941A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006287552A (ja
Inventor
一史 小村
孝好 中村
恵一 藤村
聖人 廣瀬
圭吾 中島
雅樹 永戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority to JP2005103941A priority Critical patent/JP4261507B2/ja
Priority to US11/220,676 priority patent/US7463076B2/en
Publication of JP2006287552A publication Critical patent/JP2006287552A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4261507B2 publication Critical patent/JP4261507B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • G06F1/10Distribution of clock signals, e.g. skew
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/3237Power saving characterised by the action undertaken by disabling clock generation or distribution
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/3287Power saving characterised by the action undertaken by switching off individual functional units in the computer system
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Description

この発明は、消費電力低減機能を備えたクロックツリーネットワークに関するものである。
半導体集積回路装置に搭載されるフリップフロップ回路等の多数の同期回路にクロックツリーネットワークを介してクロック信号が供給されることがある。近年の半導体集積回路装置の高集積化に基づいてクロックツリーネットワークを構成するバッファ回路の数が増大している。そして、半導体集積回路装置の低消費電力化の要請に基づいて、クロックツリーネットワークでの消費電力の低減を図ることが必要となっている。
図12(a)は、クロック信号CLKを複数のフリップフロップ回路FF1〜FF4に並行して供給するクロックネットワークの従来例を示す。クロック信号CLKはバッファ回路群1aを介してフリップフロップ回路FF1〜FF4に供給される。
図12(b)は、伝達制御回路としてGCB(Gaited Clock Buffer)を使用したクロックツリーネットワークを示す。フリップフロップ回路FF1〜FF2には、バッファ回路群1aを介してクロック信号CLKが供給され、フリップフロップ回路FF3〜FF4には、バッファ回路群1aの一部、GCB及びバッファ回路群1bを介してクロック信号CLKが供給される。
GCBは、フリップフロップ回路FF3〜FF4へのクロック信号CLKの供給が不要であるとき、バッファ回路群1bへのクロック信号CLKの供給を停止して、バッファ回路群1bでの消費電力の低減を図るものである。
上記のようなクロックツリーネットワークの消費電力を低減するためには、バッファ回路の数の削減及びネット長の短縮化が有効である。このため、バッファ回路を構成するトランジスタとしてしきい値の低いトランジスタを使用して負荷駆動能力を向上させることが有用である。
一方、しきい値の低いトランジスタは、オフ動作時のリーク電流が増大するという問題点がある。
図10は、クロックネットワークを構成するバッファ回路のリーク電流を低減するための従来の思想を示す。すなわち、バッファ回路群1cと電源VDD、電源Vssとの間にスイッチ回路2を介在させ、スタンバイ時にはそのスイッチ回路2を遮断状態とすることにより、スタンバイ時における電源VDDから電源Vssへのリーク電流を遮断するものである。
図11は、前記スイッチ回路2をPチャネルMOSトランジスタTr1及びNチャネルMOSトランジスタTr2で具体化した場合を示す。そして、バッファ回路群1cのスタンバイ時には、トランジスタTr1,トランジスタTr2をオフさせて、電源VDDから電源Vssへのリーク電流を遮断しようとするものである。
近年の半導体集積回路装置の微細化により、トランジスタのゲート幅が狭くなると、オフ動作時のリーク電流が相対的に増加する傾向にある。そこで、トランジスタTr1,トランジスタTr2はしきい値の高いトランジスタを使用することにより、オフ動作時のリーク電流を低減している。
また、バッファ回路軍1cを構成するトランジスタはしきい値の低いトランジスタが使用され、負荷駆動能力を向上させることにより、バッファ回路の数の削減及びネット長の短縮化が図られている。
特許文献1には、待機時にオフされる電源スイッチを備えたCMOS回路により、待機時のリーク電流を、電源スイッチを構成するトランジスタのリーク電流のみとする構成が開示されている。
特開2000−82286号公報
図12(b)に示すように、GCBを使用したクロックツリーネットワークでは、GCBでクロック信号CLKの供給が遮断されたバッファ回路1bの動作を停止させることにより、バッファ回路1bでの消費電力を低減可能である。
しかし、バッファ回路1bでのリーク電流は遮断されていないので、そのリーク電流による消費電力を低減することはできない。特に、バッファ回路群1bにおいて、負荷駆動能力を確保するために、しきい値の低いトランジスタを使用すると、リーク電流が増大するという問題点がある。
また、特許文献1あるいは図11に示すようにリーク電流を低減するためのスイッチ回路を備えたバッファ回路群1cでは、チップ全体が省電力モードとなったとき、制御信号の入力に基づいてバッファ回路群1cと電源VDD,Vssとの接続が遮断され、リーク電流の発生が抑制される。
しかし、クロックツリーネットワーク内の一部のバッファ回路群へのクロック信号CLKの供給がGCBにより遮断される場合には、当該バッファ回路群で上記スイッチ回路がオフされず、結果としてリーク電流を十分に抑制することができないという問題点がある。
この発明の目的は、伝達制御回路を備えたクロックツリーネットワークの消費電力を低減し得る消費電力低減回路を提供することにある。
上記目的は、バッファ回路群へのクロック信号の供給と遮断とを制御信号に基づいて制御する伝達制御回路と、前記制御信号が供給され、前記伝達制御回路が前記バッファ回路群への前記クロック信号の供給を遮断する場合に、前記バッファ回路群と電源との接続を前記制御信号に基づいて遮断するスイッチ回路とを備え、前記バッファ回路群の出力ノードには、該バッファ回路群の不活性時に前記出力ノードを電源レベルにクランプするクランプ回路を接続したクロックネットワークの消費電力低減回路により達成される。
また、前記バッファ回路群への前記クロック信号の供給と遮断とを制御信号に基づいて制御する伝達制御回路と、前記制御信号が供給され、前記伝達制御回路が前記バッファ回路群への前記クロック信号の供給を遮断する場合に、前記バッファ回路群と電源との接続を前記制御信号に基づいて遮断するスイッチ回路と、を備え、前記伝達制御回路は、前記制御信号に基づいて、前記スイッチ回路が導通した後に前記クロック信号を前記バッファ回路群に供給するクロックネットワークの消費電力低減回路により達成される。
本発明によれば、伝達制御回路を備えたクロックツリーネットワークの消費電力を低減し得る消費電力低減回路を提供することができる。
(第一の実施の形態)
図1は、クロックツリーネットワーク上において、伝達制御回路であるGCBを介してクロック信号CLKが供給されるバッファ回路群11aを示す。バッファ回路群11aは、偶数段のインバータ回路が直列に接続されて、複数段のバッファ回路として構成される。
GCBにはクロック信号CLKと制御信号Aが入力される。そして、GCBは制御信号AがLレベルとなるとクロック信号CLKを出力信号Xとしてバッファ回路群11aに供給し、制御信号AがHレベルとなると出力信号XをLレベルに固定する。
前記バッファ回路群11aの出力端子には、複数のフリップフロップ回路FFが並列に接続されている。
前記バッファ回路群11aには、スイッチ回路として動作するPチャネルMOSトランジスタTr3を介して高電位側電源VDDが供給され、同じくスイッチ回路として動作するNチャネルMOSトランジスタTr4を介して低電位側電源Vssが供給される。前記トランジスタTr3,Tr4は、しきい値の高いトランジスタで構成され、前記バッファ回路群11aを構成するトランジスタは、しきい値の低いトランジスタで構成される。
前記トランジスタTr3のゲートには、前記制御信号Aが入力され、前記トランジスタTr4のゲートには前記制御信号Aがインバータ回路12で反転されて入力される。従って、制御信号AがLレベルとなるとき、すなわちクロック信号CLKがGCBからバッファ回路群11aに供給されるとき、トランジスタTr3,Tr4がオンされて、バッファ回路群11aが活性化され、クロック信号CLKが各フリップフロップ回路FFに供給される。
また、制御信号AがHレベルとなるとき、すなわちGCBの出力信号がLレベルに固定されるとき、トランジスタTr3,Tr4はオフされ、バッファ回路群11aへの電源VDD,Vssの供給が遮断される。従って、バッファ回路群11aは不活性化されて、その出力信号は不定状態となる。
上記のように構成されたバッファ回路群11aでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)制御信号Aに基づいてGCBが活性化されるとき、バッファ回路群11aが活性化されて、クロック信号CLKを複数のフリップフロップ回路FFに並列に供給することができる。
(2)制御信号Aに基づいてGCBが不活性化されるとき、GCBの不活性化に同期してバッファ回路群11aへの電源VDD,Vssの供給を遮断して、バッファ回路群11aを不活性化することができる。
(3)トランジスタTr3,Tr4をしきい値の高いトランジスタで構成したので、バッファ回路群11aの不活性時の電源VDDから電源Vssへのリーク電流を低減することができる。
(4)GCBの不活性化に同期して、トランジスタTr3,Tr4をオフさせることができる。従って、バッファ回路群11aが不活性化されるときは、トランジスタTr3,Tr4をオフさせて、リーク電流の低減を図ることができる。
(第二の実施の形態)
図2は、第二の実施の形態を示す。この実施の形態は、バッファ回路群11aを構成する多数段のインバータ回路と電源VDD,Vssとの間の配線抵抗のばらつきを抑制するものである。
すなわち、バッファ回路群11aが多数段のバッファ回路、すなわち多数段のインバータ回路で構成されるとき、各インバータ回路に電源VDD,Vssを供給するスイッチ回路が集中配置されていると、各インバータ回路と電源VDD,Vssとの間の抵抗のばらつきが大きくなる。
そこで、各インバータ回路と電源VDD,Vssとの間の抵抗のばらつきを低減するために、各インバータ回路の高電位側電源配線(電源供給ノード)L1と電源VDDとの間でトランジスタTr3a〜Tr3cを分散して配置する。同様に、各インバータ回路の低電位側電源配線(電源供給ノード)L2と電源Vssとの間でトランジスタTr4a〜Tr4cを分散して配置する。その他の構成は、前記第一の実施の形態と同様である。
このような構成により、GCBによりクロック信号CLKの供給が制御される多数段のバッファ回路群11aについて、前記第一の実施の形態で得られた作用効果に加えて、各バッファ回路の特性のばらつきを低減することができる。
(第三の実施の形態)
図3は、第三の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第二の実施の形態の高電位側電源配線L1と電源Vssとの間に容量C1を接続し、低電位側電源配線L2と電源VDDとの間に容量C2を接続したものである。その他の構成は第二の実施の形態と同様である。
このような構成では、トランジスタTr3a〜Tr3cのスイッチング動作時に、各トランジスタTr3a〜Tr3cのゲートと高電位側電源配線L1との間のゲートカップリングにより高電位側電源配線L1に発生するノイズが容量C1により吸収される。
また、トランジスタTr4a〜Tr4cのスイッチング動作時に、各トランジスタTr4a〜Tr4cのゲートと低電位側電源配線L2との間のゲートカップリングにより低電位側電源配線L2に発生するノイズが容量C2により吸収される。
このような動作により、前記第二の実施の形態の作用効果に加えて、バッファ回路群11aを構成する各インバータ回路の動作を安定化させることができる。
(第四の実施の形態)
図4は、第四の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第三の実施の形態のバッファ回路群11aを構成する各インバータ回路毎に、電源VDD,Vssを供給するスイッチ回路を備え、かつ各インバータ回路毎に電源供給ノードに容量を備えたものである。
すなわち、各インバータ回路と電源VDDとの間にそれぞれトランジスタTr3a〜Tr3dが接続され、各インバータ回路と電源Vssとの間にそれぞれトランジスタTr4a〜Tr4dが接続されている。
また、各トランジスタTr3a〜Tr3dと各インバータ回路との間のノードと、電源Vssとの間にそれぞれ容量C1a〜C1dが接続され、トランジスタTr4a〜Tr4dと各インバータ回路との間のノードと、電源VDDとの間にそれぞれ容量C2a〜C2dが接続されている。その他の構成は、前記第三の実施の形態と同様である。
このような構成では、各インバータ回路と電源VDD,Vssとの間の抵抗が均一化されるとともに、各インバータ回路の電源供給ノードにそれぞれ容量が接続されるので、各インバータ回路の電源供給ノードに発生するノイズを抑制し、かつ均一化することができる。
従って、前記第三の実施の形態に比して、バッファ回路群11aを構成する各インバータ回路の動作をさらに安定化させることができる。
(第五の実施の形態)
図5は、第五の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第四の実施の形態のバッファ回路群11aの不活性時に、その出力ノードを電源Vssレベルにクランプするクランプ回路を備えたものである。
すなわち、バッファ回路群11aの出力ノードはNチャネルMOSトランジスタTr5を介して電源Vssに接続され、同トランジスタTr5のゲートには、前記トランジスタTr4a〜Tr4dのゲートに入力される信号がインバータ回路13で反転されて入力される。従って、トランジスタTr5のゲート信号は、前記GCBに入力される制御信号Aと同相である。その他の構成は、前記第四の実施の形態と同様である。
このような構成により、制御信号AがHレベルとなるとき、すなわち、各トランジスタTr3a〜Tr3d,Tr4a〜Tr4dがオフされて、バッファ回路群11aが不活性化されるとき、トランジスタTr5がオンされてバッファ回路群11aの出力ノードが電源Vssレベルにクランプされる。
バッファ回路群11aが不活性化されて、その出力ノードの電位が不定となると、近接する配線からのクロストークノイズ等の影響を受けやすいが、上記のように出力ノードが電源Vssレベルにクランプされるので、ノイズの影響を排除することができる。
従って、この実施の形態は、前記第四の実施の形態の作用効果に加えて、バッファ回路群11aの不活性時の動作を安定化させることができる。
(第六の実施の形態)
図6は、第六の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第五の実施の形態のバッファ回路群11aが不活性状態から活性状態に移行するとき、各トランジスタTr3a〜Tr3d,Tr4a〜Tr4dがすべてオンされて、バッファ回路群11aを構成する各インバータ回路が活性化された後に、GCBからクロック信号CLKをバッファ回路群11aに供給するようにしたものである。
すなわち、制御信号AはOR回路14に入力される。また、制御信号Aは各トランジスタTr3a〜Tr3dのゲートを経て制御信号A1としてOR回路14に入力される。また、制御信号Aはインバータ回路12、各Tr4a〜Tr4dのゲート及びインバータ回路13を経て制御信号A2としてOR回路14に入力される。制御信号A1,A2は同Aに対し若干遅延する信号となる。そして、OR回路14の出力信号BがGCBに制御信号として入力される。
このよう構成により、図7に示すように、制御信号AがLレベルからHレベルに立ち上がるとき、制御信号Aの立ち上がりに基づいてOR回路14の出力信号Bが直ちに立ち上がり、GCBが不活性化されてクロック信号CLKの出力が停止される。
一方、制御信号AがHレベルからLレベルに立ち下がるとき、OR回路14の出力信号Bは制御信号A,A1,A2がすべてLレベルに立下がったときLレベルとなる。従って、各トランジスタTr3a〜Tr3d,Tr4a〜Tr4dがすべてオンされて、バッファ回路群11aが活性化された後に、GCBからバッファ回路群11aにクロック信号CLKが供給される。
このような動作により、バッファ回路群11aからフリップフロップ回路FFに供給されるクロック信号CLKを安定化させることができる。すなわち、バッファ回路群11aが完全に活性化される前にクロック信号CLKが入力されると、バッファ回路群11a中でのクロック信号CLKの伝播時間が不安定となり、結果として他のクロックツリーとの同期がとれなくなるが、この実施の形態では、上記のような構成により、このような不具合を解消することができる。
(第七の実施の形態)
図8は、第七の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第六の実施の形態のバッファ回路群11aを、共通のGCBからクロック信号CLKが供給されるクロックツリーネットワーク上のバッファ回路群11b〜11eに拡大した場合を示す。
すなわち、共通のGCBからクロック信号CLKが供給されるすべてのバッファ回路群11b〜11eについて、高電位側電源を供給するスイッチ回路として動作するトランジスタのゲートにGCBの制御信号Aが一本の配線L3で供給され、その配線L3の末端がOR回路14の入力端子に接続される。
また、バッファ回路群11b〜11eに低電位側電源を供給するスイッチ回路として動作するトランジスタのゲートにも、制御信号Aの反転信号が図示しない配線で供給され、その配線の末端はインバータ回路を介して前記OR回路14の入力端子に接続される。その他の構成は前記第六の実施の形態と同様である。
従って、この実施の形態では、共通のGCBからクロック信号CLKが供給されるクロックツリーネットワーク上のバッファ回路群11b〜11eについて、前記第六の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
(第八の実施の形態)
図9は、第八の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第七の実施の形態のクロックツリーネットワーク上のバッファ回路群11b〜11eに対し、クロックツリー毎に分岐する配線で制御信号Aを供給する構成としたものである。
すなわち、共通のGCBからクロック信号CLKが供給されるすべてのバッファ回路群11b〜11eについて、高電位側電源を供給するスイッチ回路として動作するトランジスタのゲートにGCBの制御信号Aがクロックツリー毎に分岐する配線L4〜L7で供給され、その各配線L4〜L7の末端がOR回路15の入力端子に接続される。そして、OR回路15の出力信号がOR回路14に制御信号A1として入力される。
また、バッファ回路群11b〜11eに低電位側電源を供給するスイッチ回路として動作するトランジスタのゲートにも、制御信号Aの反転信号がクロックツリー毎に分岐する配線(図示しない)で供給され、その各配線の末端がインバータ回路を介してOR回路の入力端子に接続される。そして、そのOR回路の出力信号がOR回路14に制御信号A2として入力される。その他の構成は前記第七の実施の形態と同様である。
従って、この実施の形態では、共通のGCBからクロック信号CLKが供給されるクロックツリーネットワーク上のバッファ回路群11b〜11eについて、前記第六の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
また、クロックツリー毎に分岐する配線L4〜L7で制御信号Aを供給し、各配線L4〜L7の電圧レベルをOR回路15で判定して、OR回路14に出力するので、バッファ回路群11b〜11eに制御信号を供給するための配線長が短くなり、かつOR回路15が制御信号A1をバッファとして動作する。
従って、前記第七の実施の形態に比して、制御信号A1,A2の伝播速度を向上させることができるので、制御信号Aの立下りからGCBが活性化されるまでの時間を短縮することができる。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・伝達制御回路は、GCB以外の回路としてもよい。
第一の実施の形態を示す回路図である。 第二の実施の形態を示す回路図である。 第三の実施の形態を示す回路図である。 第四の実施の形態を示す回路図である。 第五の実施の形態を示す回路図である。 第六の実施の形態を示す回路図である。 第六の実施の形態の動作を示すタイミング波形図である。 第七の実施の形態を示す回路図である。 第八の実施の形態を示す回路図である。 従来例を示す回路図である。 従来例を示す回路図である。 (a)(b)は従来例を示す回路図である。
符号の説明
11a〜11e…バッファ回路群、GCB…伝達制御回路、Tr3,Tr3a〜Tr3d,Tr4,Tr4a〜Tr4d…スイッチ回路、VDD,Vss…電源、CLK…クロック信号。

Claims (7)

  1. クロック信号を伝達するバッファ回路群を備えたクロックネットワークであって、
    前記バッファ回路群への前記クロック信号の供給と遮断とを制御信号に基づいて制御する伝達制御回路と、
    前記制御信号が供給され、前記伝達制御回路が前記バッファ回路群への前記クロック信号の供給を遮断する場合に、前記バッファ回路群と電源との接続を前記制御信号に基づいて遮断するスイッチ回路とを備え
    前記バッファ回路群の出力ノードには、該バッファ回路群の不活性時に前記出力ノードを電源レベルにクランプするクランプ回路を接続したことを特徴とするクロックネットワークの消費電力低減回路。
  2. クロック信号を伝達するバッファ回路群を備えたクロックネットワークであって、
    前記バッファ回路群への前記クロック信号の供給と遮断とを制御信号に基づいて制御する伝達制御回路と、
    前記制御信号が供給され、前記伝達制御回路が前記バッファ回路群への前記クロック信号の供給を遮断する場合に、前記バッファ回路群と電源との接続を前記制御信号に基づいて遮断するスイッチ回路と、を備え、
    前記伝達制御回路は、前記制御信号に基づいて、前記スイッチ回路が導通した後に前記クロック信号を前記バッファ回路群に供給することを特徴とするクロックネットワークの消費電力低減回路。
  3. 前記制御信号と、前記スイッチ回路に前記制御信号を供給する配線の末端の電位との論理和に基づいて、前記伝達制御回路からのクロック信号の供給を制御することを特徴とする請求項2記載のクロックネットワークの消費電力低減回路。
  4. 前記スイッチ回路は、前記制御信号の入力に基づいてオフするしきい値の高いトランジスタで構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクロックネットワークの消費電力低減回路。
  5. 前記バッファ回路群の電源供給ノードに対し、複数の前記スイッチ回路を分散して接続したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクロックネットワークの消費電力低減回路。
  6. 前記電源供給ノードと前記電源との間に容量を介在させたことを特徴とする請求項5記載のクロックネットワークの消費電力低減回路。
  7. 前記スイッチ回路及び容量は、前記バッファ回路群を構成するインバータ回路毎に設けたことを特徴とする請求項6記載のクロックネットワークの消費電力低減回路。
JP2005103941A 2005-03-31 2005-03-31 クロックネットワークの消費電力低減回路 Expired - Fee Related JP4261507B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005103941A JP4261507B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 クロックネットワークの消費電力低減回路
US11/220,676 US7463076B2 (en) 2005-03-31 2005-09-08 Power consumption reduction circuit for clock network

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005103941A JP4261507B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 クロックネットワークの消費電力低減回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006287552A JP2006287552A (ja) 2006-10-19
JP4261507B2 true JP4261507B2 (ja) 2009-04-30

Family

ID=37069639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005103941A Expired - Fee Related JP4261507B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 クロックネットワークの消費電力低減回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7463076B2 (ja)
JP (1) JP4261507B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7447099B2 (en) * 2005-12-15 2008-11-04 Arm Limited Leakage mitigation logic
JP4847383B2 (ja) * 2007-03-28 2011-12-28 富士通セミコンダクター株式会社 順序回路及びその高速化方法
JP5457628B2 (ja) * 2007-10-26 2014-04-02 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエル 半導体装置及びそのタイミング制御方法
KR101477512B1 (ko) * 2008-03-18 2014-12-31 삼성전자주식회사 액티브 클럭 쉴딩 구조의 회로 및 이를 포함하는 반도체집적 회로
KR20110001396A (ko) 2009-06-30 2011-01-06 삼성전자주식회사 전력 소모를 줄일 수 있는 반도체 메모리 장치
US7986166B1 (en) * 2010-01-12 2011-07-26 Freescale Semiconductor, Inc. Clock buffer circuit
US8575963B2 (en) * 2011-03-23 2013-11-05 Fairchild Semiconductor Corporation Buffer system having reduced threshold current
JP5879925B2 (ja) * 2011-10-26 2016-03-08 富士通株式会社 半導体装置、半導体装置の消費電力制御方法
US9515661B2 (en) 2014-05-09 2016-12-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Circuit, semiconductor device, and clock tree

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000082286A (ja) 1991-11-08 2000-03-21 Hitachi Ltd 半導体集積回路
JP2631335B2 (ja) 1991-11-26 1997-07-16 日本電信電話株式会社 論理回路
US5583457A (en) * 1992-04-14 1996-12-10 Hitachi, Ltd. Semiconductor integrated circuit device having power reduction mechanism
JP3725911B2 (ja) 1994-06-02 2005-12-14 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置
JP3250711B2 (ja) 1994-06-28 2002-01-28 日本電信電話株式会社 低電圧soi型論理回路
US5594371A (en) * 1994-06-28 1997-01-14 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Low voltage SOI (Silicon On Insulator) logic circuit
JP3561012B2 (ja) * 1994-11-07 2004-09-02 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路装置
KR0150750B1 (ko) 1995-05-19 1998-10-01 김주용 대기상태의 전력 소모를 감소시키기 위한 반도체 장치
JP3314185B2 (ja) 1995-05-26 2002-08-12 日本電信電話株式会社 電力制御機能を有する論理回路
KR100190763B1 (ko) * 1995-12-29 1999-06-01 김영환 차동 증폭기
JP3737240B2 (ja) 1997-04-24 2006-01-18 富士通株式会社 半導体集積回路装置
KR100269643B1 (ko) * 1997-11-27 2000-10-16 김영환 전력소비 억제회로
JP3255158B2 (ja) 1999-10-13 2002-02-12 株式会社日立製作所 半導体集積回路
JP2001155487A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路および半導体集積回路システム
US6681332B1 (en) * 2000-03-13 2004-01-20 Analog Devices, Inc. System and method to place a device in power down modes/states and restore back to first mode/state within user-controlled time window
JP2003330568A (ja) 2002-05-09 2003-11-21 Toshiba Corp 半導体集積回路および回路設計システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006287552A (ja) 2006-10-19
US7463076B2 (en) 2008-12-09
US20060220722A1 (en) 2006-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4261507B2 (ja) クロックネットワークの消費電力低減回路
KR100574488B1 (ko) 레벨 쉬프터
US7629830B1 (en) Voltage level shifter
JP2005333618A (ja) 出力バッファ回路
US7355447B2 (en) Level shifter circuit
KR100919655B1 (ko) 입출력 회로
KR100323792B1 (ko) Mos 트랜지스터 출력 회로
JP4552652B2 (ja) レベル変換回路
JP2008098920A (ja) ドライバ回路
JP2004187198A (ja) 半導体集積回路
JPH0389624A (ja) 半導体集積回路
KR100703720B1 (ko) 파워 게이팅 회로를 구비한 반도체 집적회로 장치
WO2012165599A1 (ja) レベルシフト回路
KR101004670B1 (ko) 파워 게이팅 회로 및 이를 포함하는 반도체 장치
JP5071077B2 (ja) 出力回路および半導体装置
JP3751733B2 (ja) ローアドレスストローブ信号用入力バッファ
US20060255836A1 (en) Clock driver circuit and driving method therefor
JP2013110584A (ja) 半導体装置
KR100780769B1 (ko) 듀얼 패스 레벨 시프터회로
JPS59224915A (ja) デ−タラツチ回路
KR100444316B1 (ko) 반도체 메모리장치의 입력버퍼
JP2003110418A (ja) 出力回路
JP2011114817A (ja) 半導体装置
KR100518234B1 (ko) 출력 버퍼 회로
KR940005875Y1 (ko) 씨모스 출력 버퍼회로

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080407

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080730

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081006

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090205

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4261507

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees