JP4261038B2 - 制御型液封入式防振装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のエンジン等のパワーユニットを防振的に支承するのに用いられる制御型液封入式防振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
従来より、自動車用エンジン等の振動体の振動を車体に伝達させないように支承するマウントに使用する液封入式防振装置として、シェイク振動とアイドル振動などの周波数域の異なる2種の振動に応じて防振特性が得られるようにした制御型の液封入防振装置が提案されている。
【0003】
例えば、特開平11−173372号公報には、ゴム弾性体よりなる防振基体と、この防振基体に結合された筒状の本体金具と、前記防振基体と対向して前記本体金具に取着された第1のダイヤフラムと、前記防振基体と前記第1のダイヤフラムの間に配設された仕切部とを備え、前記の仕切部と防振基体との間を主液室、前記仕切部と前記第1のダイヤフラムとの間を第1のオリフィスにより前記主液室と連通する第1の副液室として形成し、さらに第2のオリフィスにより主液室と連通する第2の副液室と、この第2の副液室との間を第2のダイヤフラムで隔した大気圧および負圧の切替室とを設けた切替制御型の液封入式防振装置が提案されている。
【0004】
この種のダブルオリフィスタイプの制御型の液封入式防振装置として既存のものは、主液室と第1および第2の副液室とを連通させる2本のオリフィスについては、直列に連接されて設置されたものか、あるいは並列にそれぞれ設置されているものである。
【0005】
そのため、余分な加工が必要で製造上の工数が増す上、余分な設置スペースも必要で、装置外径が大きくかつ重くなり、コスト高となっている。しかも部品の精度誤差等により特性にばらつきが生じた場合の調整が容易でなく、また特性の変更にも容易に対応できず、その調整に手数がかかるものとなっていた。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなしたもので、特性のばらつきや変更に容易に対応でき、しかもコンパクトに2本のオリフィスを設定できる制御型液封入式防振装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ゴム弾性体よりなる防振基体と、この防振基体に結合された筒状の本体金具と、前記防振基体と対向して前記本体金具に取着された第1のダイヤフラムと、前記防振基体と前記第1のダイヤフラムの間に配設された仕切部とを備え、前記仕切部と防振基体との間に主液室が形成され、前記仕切部と第1のダイヤフラムとの間に第1の副液室が形成され、さらに前記仕切部の主液室側に第2のダイヤフラムを備える第2の副液室が形成され、前記主液室と前記第1および第2の副液室とをそれぞれオリフィスにより連通させてなる液封入式防振装置であって、上記の課題を解決するために次のような構成を有している。
【0008】
前記仕切部は、前記第1の副液室に連なる第1のオリフィスを形成する凹部であって、装置軸心を中心とする円弧状をなすように折り返し延長した円弧状の凹部を含むオリフィス用の凹部が、外周部における前記第1の副液室側に形成されてなる仕切主部材と、この仕切主部材の主液室側に組み合わされて前記第2の副液室および該副液室に連なる第2のオリフィスを形成する仕切板部材と、前記仕切主部材の第1の副液室側に組み合わされて前記オリフィス用の凹部を覆うことにより前記第1のオリフィスを形成する仕切用受板とを有し、前記仕切用受板は、中央部に開口を有するプレス成形品の円板よりなり、該中央部の開口縁部が前記仕切主部材の前記第1の副液室側の中央部に有する凹部に圧入されることにより該仕切主部材に固定され、この状態で前記仕切主部材と前記仕切板部材が前記本体金具に嵌着されるとともに、前記仕切主部材より外方に延出した前記仕切用受板の外周縁部が本体金具にかしめ手段により固定されている。また、前記仕切主部材の主液室側の内方部に第2のダイヤフラムが配されて大気圧および負圧の切替導入が可能な切替室が形成されるとともに、前記第2のダイヤフラムと前記仕切板部材との間に前記第2の副液室が形成され、該第2の副液室の外方部において前記仕切主部材と仕切板部材により画された部分が周方向に延びた第2のオリフィスとして形成されている。そして、前記仕切主部材の外周部に前記第2のオリフィスから分岐して前記第1のオリフィスに開口する分岐用通路を有し、前記第1のオリフィスがこれより液体通過抵抗の小さい前記第2のオリフィスと分岐して設けられるとともに、前記仕切板部材の一部に主液室への出入口が開設されて、前記第1および第2のオリフィスの主液室側の出入口を共通にしており、さらに前記仕切用受板の前記第1のオリフィス用の凹部における折り返し延長した円弧状の凹部に相当する位置の一部に第1の副液室に対する開孔が設けられている。前記第2のオリフィスはアイドル振動用として、シェイク振動用の前記第1のオリフィスより断面積、すなわち通路横断面の面積が大きく形成される。
【0009】
この液封入式防振装置によれば、主液室と第1の副液室とを連通させる第1のオリフィスが、主液室と第2の副液室とを連通させる液体通過抵抗の小さい第2のオリフィスの通路の一部から分岐して設けられているため、ダブルオリフィスタイプの防振装置でありながら、2本のオリフィスをコンパクトに構成でき、さらに両オリフィスの主液室側の出入口を一つで共用するようにしたことで、製造上の加工工数が少く、製造コストを低減できるものとなる。
【0010】
また、前記のように両オリフィスの主液室側の出入口を共用としたことにより、特性のばらつきが小さく、かつ特性のばらつきや特性の変更に対しても、第1および第2のオリフィスを形成する仕切主部材と仕切板部材及び仕切用受板との組み合わせの際の位置調整により、容易に対応、調整できる。
【0011】
しかも、アイドル振動用の第2のオリフィスの断面積はシェイク振動用の第1のオリフィスに比して大きいために、アイドル振動に対してはこの第2のオリフィスが振動減衰作用を発揮するとともに、シェイク振動に対しては前記出入口から第1のオリフィスの分岐位置までの通路の影響を殆ど受けることなく、第1のオリフィスが振動減衰作用を発揮する。
【0012】
さらに、前記仕切主部材の主液室側の内方部に第2のダイヤフラムが配されて大気圧および負圧の切替導入が可能な前記切替室が形成されるとともに、前記仕切板部材と前記第2のダイヤフラムとの間に前記第2の副液室が形成され、その外方部において仕切主部材と仕切板部材により画された部分が周方向に延びた第2のオリフィスとして形成されている。これにより、前記切替室への大気圧および負圧の導入により、第1および第2のオリフィスの機能を容易に切替制御できる。
【0013】
また、前記の液封入式防振装置は、前記仕切主部材に前記第2のオリフィスの通路に開口する第1オリフィスの分岐用通路が設けられるとともに、前記仕切板部材の一部に主液室への出入口が開設され、この仕切板部材が仕切主部材に対して周方向位置を調整して組み合わされることにより、組立時の特性の調整や特性変更に対する調整を容易に行え、安定した特性を得ることができる。
【0014】
特に、前記仕切主部材の第1の副液室側に前記分岐用通路から連続するオリフィス用の凹部が形成され、該凹部の第1の副液室側が仕切用受板により覆われることにより前記第1のオリフィスが形成され、該仕切用受板の凹部相当位置の一部に開孔が設けられているので、仕切主部材を容易に製作できるとともに、前記仕切用受板を前記仕切主部材の下面側中央部に圧入して固定する際に、前記仕切用受板を前記仕切主部材に対し回動調整することにより、前記凹部の長さ範囲内で前記開孔の位置を調整することにより前記第1のオリフィスの長さを容易に調整できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0016】
図1は本発明の制御型液封入式防振装置の1実施例を示す縦断面図、図2は同上の仕切部の構成各部の分離した斜視図、図3は仕切主部材と仕切板部材を組み合わせた一部欠截平面図、図4は仕切主部材の底面図である。
【0017】
この液封入式防振装置(A)は、図に示すように、筒状の本体金具(1)の上部開口側にエンジン等のパワーユニットの荷重を受けるゴム弾性体からなる防振基体(2)が結合され、該防振基体(2)の上端部に第1の取付金具(3)が結合されている。すなわち本体金具(1)と第1の取付金具(3)とが防振基体(2)を介して結合されている。図の場合、前記防振基体(2)は、略円錐台形状をなしており、その小径側の上端部が第1の取付金具(3)に、また下部の大径側外周部が本体金具(1)の開口部に、それぞれ加硫接着手段により気密に固着されている。
【0018】
前記本体金具(1)の下部開口側には、前記防振基体(2)と対向してゴム膜よりなる第1のダイヤフラム(4)と、その外側を覆う第2の取付金具(5)とが後述するかしめ手段によりシール状態に固定されている。(41)はダイヤフラム(4)に加硫接着した環状の補強部材である。
【0019】
前記の第1の取付金具(3)は略円板状をなし、その中央部には圧入手段や溶接手段により固定された取付ボルト(31)が上向きに突設され、この取付ボルト(31)により自動車のパワーユニットに対して固定されるようになっている。
【0020】
前記第2の取付金具(5)は、有底の概略円筒形状をなし、フランジ状の開口縁部(51)が前記本体金具(1)の下端部(1a)において後述の仕切部とともにかしめ固定されている。第2の取付金具(5)の底壁部(52)には取付ボルト(53)が圧入手段等により下向きに突設され、この取付ボルト(53)により車体側メンバに対して位置決めされて固定されるようになっている。また前記の第2の取付金具(5)と第1のダイヤフラム(4)との間が空気室(6)として形成されている。この空気室は大気に連通させる場合と気密室とする場合がある。
【0021】
前記防振基体(2)と前記第1のダイヤフラム(4)との間の本体金具(1)の内周に、防振基体(2)と一体形成されたシールゴム層(2a)を介して仕切部(10)が気密に嵌着されている。
【0022】
そして、前記防振基体(2)と前記第1のダイヤフラム(4)との間の内室に水やエチレングリコール等の非圧縮性液体が封入されるとともに、この内室が前記仕切部(10)によって仕切り構成されることにより、前記防振基体(2)と仕切部(10)の間が主液室(7)として形成され、また前記第1のダイフラム(4)と仕切部(10)の間が第1の副液室(8)として形成されている。
【0023】
さらに前記仕切部(10)の主液室(7)側には、第2の副液室(9)と、前記第2の副液室(9)との間を第2のダイヤフラム(11)で隔した大気圧および負圧の切替導入が可能な切替室(12)が設けられるとともに、前記主液室(7)と前記第1および第2の副液室(8)(9)とをそれぞれ連通させる液体通過抵抗の異なる第1および第2のオリフィス(13)(14)とを備えている。図の場合、第1の副液室(8)に連なる第1のオリフィス(13)は比較的断面積が小さく、また第2の副液室(9)に連なる第2のオリフィス(14)は前記オリフィス(13)より図のように通路断面積(通路横断方向の断面積)が大きく、つまり液体通過抵抗が小さくされている。
【0024】
前記の仕切部(10)は、図1〜図4に示すように、仕切主部材(15)、仕切板部材(16)、仕切用受板(17)等からなり、次のような構成をなしている。
【0025】
仕切主部材(15)は、アルミニウム等の金属材や合成樹脂材等の剛性素材により一体に形成されてなり、図2〜図4に示すように、円形の外周部(18)をフランジ状に残存させるようにその上下面、すなわち前記主液室(7)側と第1の副液室(8)側との双方に、それぞれ後述のように仕切板部材(16)および仕切用受板(17)との組み合わせにより第1および第2のオリフィス(13)(14)を形成するオリフィス用の凹部(19)(29)が形成されている。
【0026】
前記の仕切主部材(15)の主液室側になる上面内方部には、外周部に環状のカラー金具(20)を加硫接着手段により固設してなる第2のダイヤフラム(11)が、前記カラー金具(20)の圧入によりセンタ軸心と同心の配置で取着されており、該ダイヤフラム(11)と仕切主部材(15)との間が所定のクリアランスを保有する切替室(12)として形成されている。(12a)は一定以上のクリアランスを保持するための突部である。
【0027】
図の場合、前記仕切主部材(15)の前記切替室(12)に相当する上面中央部が湾曲状に凹設されるとともに、該凹設部分(15a)の周辺部に段落としもしくは溝等による垂直面よりなる圧入面部(15b)が形成されており、前記ダイヤフラム(11)が前記圧入面部(15b)に対する前記カラー金具(20)の圧入により前記凹設部分(15a)を覆うように取着されている。
【0028】
前記仕切主部材(15)には、前記切替室(12)の内部を通り側面から外周部に通じる通路(21)が設けられるとともに、該通路(21)に本体金具(1)を貫通して大気圧および負圧の切替用導入管(22)が圧入されており、切替室(12)がこれらの通路(21)および導入管(22)を介して負圧源と大気圧源とのいずれかに切替接続可能なスイッチングバルブ等の切替手段(図示せず)に連結され、制御手段からの指令信号等により負圧あるいは大気圧のいずれかを導入できるようになっている。
【0029】
これにより、前記の第2のダイヤフラム(11)を可動状態と不動状態に切替制御でき、液体通過抵抗の大きい第1のオリフィス(13)のみを機能させる際には、前記第2のダイヤフラム(11)の動きを止めて、断面積の大きい第2のオリフィス(14)を機能させないようにしている。
【0030】
また、前記の仕切板部材(16)は、主に鋼板等からのプレス成形品で、周縁部(28)が伏凹状に形成されるととともに、その内側下面に環状の突出部(16a)が形成されてなり、前記第2のダイヤフラム(11)の周縁部(11a)を前記突出部(16a)で押えてシールするように、前記仕切主部材(15)の主液室(7)側で本体金具(1)の内周に圧入嵌着されるとともに、前記の仕切主部材(15)と防振基体(2)の主液室(7)内の周縁部との間に挟まれて保持されている。これにより、前記突出部(16a)の内方の前記ダイヤフラム(11)との間が第2の副液室(9)として形成され、さらにその外方において前記の仕切主部材(15)の外周部(18)と仕切板部材(16)とにより画された部分が前記主液室(7)と前記第2の副液室(9)とを連通させる比較的断面積の大きい第2のオリフィス(14)として形成されている。
【0031】
そして前記の第2のオリフィス(14)は、前記仕切板部材(16)の一部に開設された出入口(26)により主液室(7)と連通し、さらに連通部(27)により第2の副液室(9)に連通している。
【0032】
図の場合は、前記仕切主部材(15)の外周部(18)の上面側に、前記通路(21)の開口端側の一部を凸状に残余させて凹部(19)が形成されることにより、前記第2のオリフィス(14)がより大きい断面積を保有している。(23)は残余した凸状部を示す。前記仕切板部材(16)の伏凹状の周縁部(28)における外側板部(28a)が前記凸状部(23)に当接する筒状をなし、仕切主部材(15)に対して周方向に位置調整できるように形成されている。
【0033】
そして、前記仕切主部材(15)の下面側の凹部(29)は、仕切用受板(17)と本体金具(1)とにより画されることによって、前記主液室(7)と前記第1の副液室(8)とを連通させる第1のオリフィス(13)として形成されている。また、前記フランジ状の外周部(18)に第1のオリフィス(13)と主液室(7)を連通させる分岐用通路(13a)が切欠形成されている。
【0034】
特に、前記の分岐用通路(13a)は、前記の第2のオリフィス(14)の通路の任意の位置、特に出入口(26)との対応位置を除く通路途中の一部において前記凹部(19)に開口せしめられており、これにより、前記第1のオリフィス(13)が前記第2のオリフィス(14)の通路の一部から分岐して設けられている。
【0035】
そして前記第1のオリフィス(13)は、前記分岐用通路(13a)より第2のオリフィス(14)の通路の一部および出入口(26)を通じて主液室(7)に連通している。すなわち、前記第1のオリフィス(13)と第2のオリフィス(14)とは、主液室(7)に対する出入口(26)を共通にしている。
【0036】
図の場合、前記凹部(29)は、図4のように前記凸状部(23)とは反対側位置の凸部(25)を避けて形成され、さらに所要個所で内方側に折り返されて装置軸心を中心とする円弧状をなして延び、略1.0〜1.5周の長さ、好ましくは1.5周程度の長さ持つように形成されている。(29a)は折り返し延長した円弧状の凹部を示す。
【0037】
前記仕切用受板(17)は、仕切板部材(16)と同様の鋼板等からのプレス成形品で、中央部に開口を有しかつ仕切主部材(15)よりやや経大のドーナツ状の円板よりなり、前記仕切主部材(15)の第1の副液室(8)側において、前記中央部の開口縁部(36)が、仕切主部材(15)の中央部下面に有する凹部に圧入されることにより、外周縁部(37)が仕切主部材(15)より外方に延出した状態でオリフィス用の凹部(29)を覆うように対接固定されている。
【0038】
この仕切用受板(17)には、前記の固定状態において 前記凹部(29)の折り返した円弧状の凹部(29a)の長さ方向の任意の位置に合致する開孔(17a)が設けられ、前記第1のオリフィス(13)が第1の副液室(8)と連通せしめられている。
【0039】
こうして、前記仕切用受板(17)の外周縁部(37)が前記第1のダイヤフラム(4)の補強部材(41)および第2の取付金具(5)の開口縁部(51a)とともに本体金具(1)の下端部(1a)にかしめ固定されることにより組み立てられている。
【0040】
図示する実施例の場合、前記防振基体(2)の大径側の円周の一部には本体金具(1)の一部で補強された張出し部(2c)を有するとともに、前記第1の取付金具(3)にナットによる共締め手段等により固設されたスタビライザ(38)の一部が前記記張出し部(2c)の上下に近接配置されており、大変位時に上下方向の過剰な変位を規制するストッパー作用を果すように設けられている。
【0041】
上記の構成による液封入式防振装置(A)を組立てるには、先ず空気中において、仕切主部材(15)の上面の凹設部分(15a)において、圧入面部(15b)に対するカラー金具(20)の圧入により、第2のダイヤフラム(11)を仕切主部材(15)との間に切替室(12)を形成するように取着しておく。また前記仕切主部材(15)の第1の副液室(8)の側(下面側)に仕切用受板(17)を中央部での圧入手段により取着し、この仕切用受板(17)に有する開孔(17a)を、仕切主部材(15)の下面に有するオリフィス用の凹部(29)の延長した凹部(29a)の位置に合致させておく。この際、仕切用受板(17)を仕切主部材(15)に対して周方向に回動調整することにより、前記開孔(17a)の位置を前記凹部(29a)の長さの範囲で調整でき、第1のオリフィス(13)の長さを調整できる。
【0042】
次いで、液漕中において、防振基体(1)と一体に加硫接着されている本体金具(1)に対して、下端部(1a)がかしめ締結される前の開口状態にある下部側より、仕切板部材(16)を防振基体(1)と当接する位置まで圧入し、続いて前記の仕切主部材(15)を前記仕切板部材(16)と当接する位置まで圧入して、それぞれシールゴム層(2a)を介して液密に嵌着する。この際、前記仕切板部材(16)の仕切主部材(15)に対する角度位置を調整することにより、第2のオリフィス(14)に対する位置、つまりはその長さを調整できる。またこれにより特性のばらつきや変更に対して対応できる。
【0043】
そして、前記仕切用受板(17)の外周縁部 37 を本体金具(1)の下端部の内側の段部に対接させ、空気抜きの後、前記受板(17)の外周縁部 37 を前記第1のダイヤフラム(4)の補強部材(41)および第2の取付金具(5)の開口縁部(51)とともに本体金具(1)の下端部(1a)にかしめ固定すればよい。なお、切替室(12)に侵入した液体は液槽より取り出すことにより排出できる。また、組立て前に連通路(21)に挿入しておいたゴム栓を取り除くことにより切替室(12)を確保することもできる。
【0044】
さらに切替室(12)への大気圧および負圧導入のための切替用導入管(22)を、本体金具(1)を通して内部の仕切主部材(15)に有する通路(21)に圧入して組み立てる。
【0045】
これにより、主液室(7)、第1と第2の二つの副液室(8)(9)、第1と第2の二つのオリフィス(13)(14)、第1と第2の二つのダイヤフラム(4)(11)を備えた図1の制御型の液封入式防振装置(A)を組立て構成できる。
【0046】
上記したように、主液室(7)と第1の副液室(8)とを連通させる第1のオリフィス(13)を、主液室(7)と第2の副液室(9)とを連通させる液体通過抵抗の小さい第2のオリフィス(14)の通路の一部から分岐して設け、さらに両オリフィス(13)(14)の主液室(7)側の出入口(26)を一つで共用するようにしたことで、ダブルオリフィスタイプの防振装置であっても、2本のオリフィスをコンパクトに構成でき、かつ製造上の加工工数が少なくて済む上、特性のばらつきや特性の変更に対しても、仕切主部材(15)と仕切板部材(16)との組み合わせの際の位置調整により容易に対応できる。
【0047】
しかも、アイドル振動用の第2のオリフィス(14)の断面積はシェイク振動用の第1のオリフィス(13)に比して圧倒的に大きいために、アイドル振動に対してはこの第2のオリフィス(14)が効果的に振動減衰作用を発揮するとともに、シェイク振動に対しては前記出入口(26)から第1のオリフィス(13)の分岐位置までの通路の影響を殆ど受けることなく、第1のオリフィス(13)が振動減衰作用を発揮する。
【0048】
【発明の効果】
上記したように本発明の制御型液封入式防振装置によれば、第1のオリフィスを液体通過抵抗の小さい第2のオリフィスの通路の一部から分岐して設け、さらに両オリフィスの主液室側の出入口を一つで共用するようにしたことにより、特性のばらつきや変更に容易に対応でき、しかもコンパクトに2本のオリフィスを設定でき、製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御型液封入式防振装置の1実施例を示す縦断面図である。
【図2】同上の仕切り部の構成各部の分離した斜視図である。
【図3】仕切主部材と仕切板部材を組み合わせた一部欠截平面図である。
【図4】仕切主部材の底面図である。
【符号の説明】
(A) 液封入式防振装置
(1) 本体金具
(1a) 下端部
(2) 防振基体
(2a) シールゴム層
(3) 第1の取付金具
(4) 第1のダイヤフラム
(5) 第2の取付金具
(6) 空気室
(7) 主液室
(8) 第1の副液室
(9) 第2の副液室
(10) 仕切部
(11) 第2のダイヤフラム
(12) 切替室
(13) 第1のオリフィス
(14) 第2のオリフィス
(15) 仕切主部材
(16) 仕切板部材
(17) 仕切用受板
(17a) 開孔
(18) 外周部
(19) 上面側のオリフィス用の凹部
(20) カラー金具
(23)(25) 凸状部
(26) 出入口
(28) 周縁部
(28a) 外側板部
(29) 下面側のオリフィス用の凹部
(29a) 折り返した円弧状の凹部

Claims (2)

  1. ゴム弾性体よりなる防振基体と、この防振基体に結合された筒状の本体金具と、前記防振基体と対向して前記本体金具に取着された第1のダイヤフラムと、前記防振基体と前記第1のダイヤフラムの間に配設された仕切部とを備え、前記仕切部と防振基体との間に主液室が形成され、前記仕切部と第1のダイヤフラムとの間に第1の副液室が形成され、さらに前記仕切部の主液室側に第2のダイヤフラムを備える第2の副液室が形成され、前記主液室と前記第1および第2の副液室とをそれぞれオリフィスにより連通させてなる液封入式防振装置であって、
    前記仕切部は、前記第1の副液室に連なる第1のオリフィスを形成する凹部であって、装置軸心を中心とする円弧状をなすように折り返し延長した円弧状の凹部を含むオリフィス用の凹部が、外周部における前記第1の副液室側に形成されてなる仕切主部材と、この仕切主部材の主液室側に組み合わされて前記第2の副液室および該副液室に連なる第2のオリフィスを形成する仕切板部材と、前記仕切主部材の第1の副液室側に組み合わされて前記オリフィス用の凹部を覆うことにより前記第1のオリフィスを形成する仕切用受板とを有し、前記仕切用受板は、中央部に開口を有するプレス成形品の円板よりなり、該中央部の開口縁部が前記仕切主部材の前記第1の副液室側の中央部に有する凹部に圧入されることにより該仕切主部材に固定され、この状態で前記仕切主部材と前記仕切板部材が前記本体金具に嵌着されるとともに、前記仕切主部材より外方に延出した前記仕切用受板の外周縁部が本体金具にかしめ手段により固定されてなり、
    前記仕切主部材の主液室側の内方部に第2のダイヤフラムが配されて大気圧および負圧の切替導入が可能な切替室が形成されるとともに、前記第2のダイヤフラムと前記仕切板部材との間に前記第2の副液室が形成され、該第2の副液室の外方部において前記仕切主部材と仕切板部材により画された部分が周方向に延びた第2のオリフィスとして形成され、
    前記仕切主部材の外周部に前記第2のオリフィスから分岐して前記第1のオリフィスに開口する分岐用通路を有し、前記第1のオリフィスがこれより液体通過抵抗の小さい前記第2のオリフィスと分岐して設けられるとともに、前記仕切板部材の一部に主液室への出入口が開設されて、前記第1および第2のオリフィスの主液室側の出入口を共通にしており、さらに前記仕切用受板の前記第1のオリフィス用の凹部における折り返し延長した円弧状の凹部に相当する位置の一部に第1の副液室に対する開孔が設けられてなることを特徴とする制御型液封入式防振装置。
  2. 前記第2のオリフィスはアイドル振動用として、シェイク振動用の前記第1のオリフィスより断面積が大きく形成されてなる請求項1に記載の制御型液封入式防振装置。
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