JP4254777B2 - 車輌用操舵制御装置 - Google Patents

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    • B62D6/008Control of feed-back to the steering input member, e.g. simulating road feel in steer-by-wire applications

Description

本発明は、車輌用操舵制御装置に係り、更に詳細には操舵入力手段より操舵輪への操舵伝達比を変化させる操舵伝達比可変装置及び操舵アシストトルクを発生するパワーステアリング装置を有する車輌用操舵制御装置に係る。
自動車等の車輌の操舵制御装置の一つとして、例えば特許文献1に記載されている如く、操舵アシストトルクを発生するパワーステアリング装置を有する車輌に於いて、操舵トルク及びステアリングシャフトの回転角度を検出し、操舵トルク及びステアリングシャフトの回転角度に基づいてステアリングシャフトのジョイントに起因する操舵反力の変化を抑制するようアシストトルクを制御し、操舵トルクの変動による操舵フィーリングの悪化を抑制する操舵制御装置が従来より知られている。
かかる操舵制御装置によれば、ステアリングシャフトの回転に伴ってジョイントに於いて伝達されるトルクが変化することに起因する操舵反力の変化を抑制し、これにより操舵トルクの変動による操舵フィーリングの悪化を抑制することができる。
特開平9−254804号公報
自動車等の車輌の操舵制御装置として、ステアリングホイール側ステアリングシャフトに対する転舵機構側ステアリングシャフトの相対回転角度を変化させることによりステアリングホイールより操舵輪への操舵伝達比を変化させる操舵伝達比可変装置を備えた操舵制御装置もよく知られている。
操舵伝達比可変装置を備えた操舵制御装置に於いては、ジョイントに於いて伝達されるトルクが変化することに起因する操舵反力の変化が操舵伝達比可変装置によるステアリングホイール側ステアリングシャフトに対する転舵機構側ステアリングシャフトの相対回転角度の変化によって増幅されると共に、ステアリングホイールの回転角度に対する操舵反力の変化の位相関係も変化する。
しかるに上述の如き従来の操舵制御装置は操舵伝達比可変装置が設けられていない車輌の操舵制御装置であり、そのため上述の如き従来の操舵制御装置に於いては、操舵伝達比可変装置の作動に伴う操舵反力の変化の増幅や位相変化については考慮されておらず、従って従来の操舵制御装置が操舵伝達比可変装置を備えた車輌に適用されても、操舵反力の変化を効果的に抑制することができないだけでなく、却って操舵反力が増大されたり操舵反力が不自然に変化したりする場合がある。
また上述の如き操舵反力の増大や不自然な変化を抑制すべく、操舵トルクを検出し検出された操舵トルクに基づいてアシストトルクを制御する際の制御ゲインが高くされると、通常の操舵に起因する操舵トルクに対するアシストトルクが過剰になり、却って操舵フィーリングが悪化する。
本発明は、操舵トルク及びステアリングシャフトの回転角度に基づいてステアリングシャフトのジョイントに起因する操舵反力の変化を抑制するようアシストトルクを制御する従来の操舵制御装置に於ける上述の如き問題に鑑みてなされたものであり、本発明の主要な課題は、操舵伝達比可変装置の作動に伴う操舵反力の変化の増幅や位相の変化に着目してアシストトルクを制御することにより、操舵伝達比可変装置を備えた車輌に於いてジョイントに於ける伝達トルクの変動及び操舵伝達比可変装置の作動に伴う操舵反力の変化の増幅や位相の変化に起因する操舵反力の増大や不自然な変化を確実に且つ効果的に抑制することである。
上述の主要な課題は、本発明によれば、請求項1の構成、即ち操舵輪を転舵する転舵機構へステアリングホイールの回転を伝達する操舵伝達系と、前記操舵伝達系の途中に設けられた十字継手と、前記操舵伝達系の途中に設けられステアリングホイール側ステアリングシャフトに対する転舵機構側ステアリングシャフトの相対回転角度を変化させることにより前記ステアリングホイールより前記操舵輪への操舵伝達比を変化させる操舵伝達比可変手段と、操舵アシストトルクを発生するパワーステアリング装置と、前記パワーステアリング装置を制御する制御手段とを有する車輌用操舵制御装置に於いて、前記パワーステアリング装置は前記十字継手及び操舵伝達比可変手段よりも前記操舵輪の側にて前記操舵伝達系の途中に設けられ、前記転舵機構は前記十字継手により前記転舵機構側ステアリングシャフトに連結されたピニオンシャフトを有するラックアンドピニオン式のステアリング装置を含み、前記制御手段は前記ステアリングホイールの回転角度及び前記相対回転角度に基づいて前記ステアリングホイールの角速度に対する前記ピニオンシャフトの角速度の比を演算し、前記ピニオンシャフトの操舵トルクを検出し、前記角速度の比及び前記ピニオンシャフトの操舵トルクに基づいて前記ステアリングホイールへ伝達される操舵トルクの変動を低減するための操舵トルク変動低減操舵アシストトルク制御量を演算し、前記操舵トルク変動低減操舵アシストトルク制御量に基づいて前記パワーステアリング装置を制御することを特徴とする車輌用操舵制御装置によって達成される。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於いて、前記十字継手は前記操舵伝達比可変手段に対し前記ステアリングホイールの側に位置する第一の十字継手と、前記操舵伝達比可変手段に対し前記転舵機構の側に位置する第二の十字継手とよりなり、前記パワーステアリング装置は前記第二の十字継手よりも前記操舵輪の側にて前記操舵伝達系の途中に設けられているよう構成される(請求項2の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1又は2の構成に於いて、前記制御手段は前記角速度の比及び前記ピニオンシャフトの操舵トルクに基づいて前記ピニオンシャフトの操舵トルクが増幅されて前記ステアリングホイールへ伝達される増幅操舵トルクを演算し、前記増幅操舵トルクと前記ピニオンシャフトの操舵トルクとの差に基づいて前記操舵トルク変動低減操舵アシストトルク制御量を演算するよう構成される(請求項3の構成)。
上記請求項1の構成によれば、操舵輪を転舵する転舵機構へステアリングホイールの回転を伝達する操舵伝達系と、操舵伝達系の途中に設けられた十字継手と、操舵伝達系の途中に設けられステアリングホイール側ステアリングシャフトに対する転舵機構側ステアリングシャフトの相対回転角度を変化させることによりステアリングホイールより操舵輪への操舵伝達比を変化させる操舵伝達比可変手段と、操舵アシストトルクを発生するパワーステアリング装置と、パワーステアリング装置を制御する制御手段とを有する車輌用操舵制御装置に於いて、パワーステアリング装置は十字継手及び操舵伝達比可変手段よりも操舵輪の側にて操舵伝達系の途中に設けられ、転舵機構は十字継手により転舵機構側ステアリングシャフトに連結されたピニオンシャフトを有するラックアンドピニオン式のステアリング装置を含み、ステアリングホイールの回転角度及び相対回転角度に基づいてステアリングホイールの角速度に対するピニオンシャフトの角速度の比が演算され、ピニオンシャフトの操舵トルクが検出され、前記角速度の比及びピニオンシャフトの操舵トルクに基づいてステアリングホイールへ伝達される操舵トルクの変動を低減するための操舵トルク変動低減操舵アシストトルク制御量が演算され、操舵トルク変動低減操舵アシストトルク制御量に基づいてパワーステアリング装置が制御される。従ってパワーステアリング装置により発生され十字継手及び操舵伝達比可変手段を経てステアリングホイールへ伝達されるトルクが十字継手に於いて変動されること及び操舵伝達比可変手段の作動に伴って増幅され位相が変化されることに起因する操舵反力の増大や不自然な変化を確実に且つ効果的に抑制することができる。
また上記請求項2の構成によれば、十字継手は操舵伝達比可変手段に対しステアリングホイールの側に位置する第一の十字継手と、操舵伝達比可変手段に対し転舵機構の側に位置する第二の十字継手とよりなり、パワーステアリング装置は第二の十字継手よりも操舵輪の側にて操舵伝達系の途中に設けられているので、操舵伝達系の途中に第一及び第二の十字継手設けられている場合にも、第一及び第二の十字継手及び操舵伝達比可変手段を経てステアリングホイールへ伝達されるトルクの変化の増幅や位相の変化に起因する操舵反力の増大や不自然な変化を確実に且つ効果的に抑制することができる。
また上記請求項3の構成によれば、制御手段はステアリングホイールの回転角度及び相対回転角度に基づいてピニオンシャフトの操舵トルクが増幅されてステアリングホイールへ伝達される増幅操舵トルクを演算し、増幅操舵トルクとピニオンシャフトの操舵トルクとの差に基づいて操舵トルク変動低減操舵アシストトルク制御量を演算するので、ピニオンシャフトの操舵トルクが増幅され位相が変化されてステアリングホイールへ伝達される操舵トルクに対応する値として操舵トルク変動低減操舵アシストトルク制御量を正確に演算することができる。
〔課題解決手段の好ましい態様〕
本発明の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至3の構成に於いて、制御手段はステアリングホイールの操舵操作に伴う操舵トルクを低減するための基本操舵アシストトルクと操舵トルク変動低減操舵アシストトルク制御量との和を最終操舵アシストトルクとして演算し、最終操舵アシストトルクに基づいてパワーステアリング装置を制御するよう構成される(好ましい態様1)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至3又は上記好ましい態様1の構成に於いて、パワーステアリング装置は電動パワーステアリング装置であるよう構成される(好ましい態様2)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記好ましい態様1の構成に於いて、ラック同軸型の電動パワーステアリング装置であるよう構成される(好ましい態様3)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項又は上記好ましい態様1乃至3の構成に於いて、制御手段はステアリングホイールの角速度に対するステアリングホイール側ステアリングシャフトの角速度の比を第一の角速度の比として演算し、転舵機構側ステアリングシャフトの角速度の比に対するピニオンシャフトの角速度の比を第二の角速度の比として演算し、第一の角速度と第二の角速度の比との積をステアリングホイールの角速度に対するピニオンシャフトの角速度の比として演算するよう構成される(好ましい態様)。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を好ましい実施例について詳細に説明する。
図1は電動式パワーステアリング装置を備えた車輌に適用された本発明による車輌用操舵制御装置の一つの実施例を示す概略構成図、図2は図1に示された操舵系をスケルトン図として示す斜視図である。
図1に於いて、10FL及び10FRはそれぞれ車輌12の左右の前輪を示し、10RL及び10RRはそれぞれ車輌の左右の後輪を示している。操舵輪である左右の前輪10FL及び10FRは運転者によるステアリングホイール14の操作に応答して駆動されるラック・アンド・ピニオン型の電動式パワーステアリング装置16によりラックバー18及びタイロッド20L及び20Rを介して転舵される。
図示の実施形態に於いては、電動式パワーステアリング装置16はラック同軸型の電動式パワーステアリング装置であり、電動機22と、電動機22の回転トルクをラックバー18の往復動方向の力に変換する例えばボールねじ式の変換機構24とを有し、ハウジング26に対し相対的にラックバー18を駆動する補助操舵力を発生することにより、運転者の操舵負担を軽減する補助操舵力発生装置として機能する。尚補助操舵力発生装置は当技術分野に於いて公知の任意の構成のものであってよい。
ステアリングホイール14はメインステアリングシャフト28A、アッパユニバーサルジョイント32A、アッパインターミーディエットシャフト28B、転舵角可変装置30、ロアインターミーディエットシャフト28C、ロアユニバーサルジョイント32Bを介して電動式パワーステアリング装置16のピニオンシャフト34に駆動接続されている。図示の実施形態に於いては、メインステアリングシャフト28Aは上端にてステアリングホイール14に剛固に連結され、転舵角可変装置30はハウジング36Aの側にてアッパインターミーディエットシャフト28Bの下端に剛固に連結され、回転子36Bの側にてロアインターミーディエットシャフト28Cの上端に剛固に連結された補助転舵駆動用の電動機36を含んでいる。
かくして転舵角可変装置30はアッパインターミーディエットシャフト28Bに対しロアインターミーディエットシャフト28Cを相対的に回転駆動し、アッパインターミーディエットシャフト28Bに対するロアインターミーディエットシャフト28Cの相対回転角度(単に相対回転角度という)を制御することにより、操舵輪である左右の前輪10FL及び10FRをステアリングホイール14に対し相対的に補助転舵駆動し、ステアリングホイール14より左右の前輪10FL及び10FRへの操舵伝達比を変化させる操舵伝達比可変装置として機能する。
図2にスケルトン図として図示されている如く、アッパユニバーサルジョイント32Aは十字継手であり、クロスピース60と、メインステアリングシャフト28Aの下端に設けられクロスピース60の一方の軸部の両端をその軸線62の周りに回転可能に支持するアッパトラニオン64と、アッパインターミーディエットシャフト28Bの上端に設けられクロスピース60の他方の軸部の両端をその軸線66の周りに回転可能に支持するロアトラニオン68とを有している。
同様に、ロアユニバーサルジョイント32Bも十字継手であり、クロスピース70と、ロアインターミーディエットシャフト28Cの下端に設けられクロスピース70の一方の軸部の両端をその軸線72の周りに回転可能に支持するアッパトラニオン74と、ピニオンシャフト34の上端に設けられクロスピース70の他方の軸部の両端をその軸線76の周りに回転可能に支持するロアトラニオン78とを有している。
ステアリングホイール14の回転角度、即ち操舵角をθとし、アッパユニバーサルジョイント32Aに対する入力回転角度及び角速度をそれぞれθ1及びω1とし、ロアユニバーサルジョイント32Bに対する入力回転角度及び角速度をそれぞれθ2及びω2とし、メインステアリングシャフト28A及びアッパインターミーディエットシャフト28Bの交差角をφ1とし、ロアインターミーディエットシャフト28C及びピニオンシャフト34の交差角をφ2とする。
また図3(A)に示されている如く、メインステアリングシャフト28Aの軸線の周りについて見て、ステアリングホイール14の基準位置(中立位置)に対するアッパユニバーサルジョイント32Aの軸線62の進み角をα1とし、図3(B)に示されている如く、ロアインターミーディエットシャフト28Cの軸線の周りについて見て、アッパユニバーサルジョイント32Aの軸線76に対するロアユニバーサルジョイント32Bの軸線72の進み角をα2とする。
アッパユニバーサルジョイント32Aに対する入力回転角度θ1は下記の式1により表され、角速度ω1に対する角速度ω2の比ω2/ω1は下記の式2により表される。
θ1=θ+α1 ……(1)
ω2/ω1=cosφ1/(1−sinθ12・sinφ12) ……(2)
またロアユニバーサルジョイント32Bに対する入力回転角度θ2は下記の式3により表され、転舵角可変装置30の増速比をKvgとすると、転舵角可変装置30の相対回転角度、即ちアッパインターミーディエットシャフト28Bに対するロアインターミーディエットシャフト28Cの相対回転角度θreはKvgθであるので、ロアインターミーディエットシャフト28Cの回転角度θ3は下記の式4により表され、ロアインターミーディエットシャフト28Cの角速度ω3に対するピニオンシャフト34の角速度ω4の比ω4/ω3は下記の式5により表される。
θ2=tan-1(tanθ・cosφ1) ……(3)
θ3=θ2+α2+θre =θ2+α2+Kvg・θ ……(4)
ω4/ω3=cosφ2/(1−sinθ32・sinφ22) ……(5)
よってステアリングホイール14の角度速度に対するピニオンシャフト34の角速度の比Kstは下記の式6により表される。
Kst=(ω2/ω1)(ω4/ω3) ……(6)
尚ピニオンシャフト34の角速度ω4は下記の式7により表され、ピニオンシャフト34の操舵トルクをTmとすると、ステアリングホイール14へ伝達される操舵トルクTstは下記の式8により表される。
ω4=Kstω1 ……(7)
Tst=KstTm ……(8)
図4に示されている如く、操舵角θに拘らず転舵角可変装置30の相対回転角度θreが0であるときにステアリングホイール14へ伝達される操舵トルクをTstoが操舵角θに応じて破線にて示されている如く変動するとすると、転舵角可変装置30の相対回転角度θre(=Kvgθ)が操舵角θに応じて変化する場合にステアリングホイール14へ伝達される操舵トルクTstは上記式8に従って実線にて示されている如く大きい振幅にて変動すると共に、操舵角θに対する位相もピニオンシャフト34の操舵トルクTmの位相とは異なる位相になり、この操舵トルクの変化に起因して運転者が操舵操作時に感じる操舵フィーリングが悪化する。
以上の説明より解る如く、電動式パワーステアリング装置16及びタイロッド20L、20Rは操舵輪を転舵する転舵機構を構成しており、メインステアリングシャフト28A、アッパインターミーディエットシャフト28B、ロアインターミーディエットシャフト28C、ピニオンシャフト34は、転舵機構へステアリングホイールの回転を伝達する操舵伝達系を構成しており、アッパユニバーサルジョイント32Aは第一の十字継手であり、ロアユニバーサルジョイント32Bは第二の十字継手である。
図示の実施形態に於いては、メインステアリングシャフト28Aには該メインステアリングシャフトの回転角度を操舵角θとして検出する操舵角センサ40及び操舵トルクTsを検出するトルクセンサ42が設けられており、転舵角可変装置30にはその相対回転角度θreを検出する回転角度センサ44が設けられており、ピニオンシャフト34にはその操舵トルクTmを検出するトルクセンサ46が設けられており、これらのセンサの出力は操舵制御装置48へ供給される。操舵制御装置48には車速センサ50により検出された車速Vを示す信号も入力される。
操舵制御装置48は車速Vに基づいて転舵角可変装置30の目標増速比Kvgtを演算し、目標増速比Kvgtと操舵角θとの積として転舵角可変装置30の目標相対回転角度θretを演算し、目標相対回転角度θretを示す信号を転舵角可変制御装置52へ出力する。そして転舵角可変制御装置52は転舵角可変装置30の相対回転角度θreが目標相対回転角度θretになるよう電動機36を制御し、これにより操舵伝達比を制御する。
また操舵制御装置48は上記式8に従ってステアリングホイール14へ伝達される操舵トルクTstを演算し、操舵トルクTstとピニオンシャフト34の操舵トルクTmとの偏差ΔTstを演算し、操舵トルクの偏差ΔTstに基づいて操舵トルクの偏差ΔTstを低減するための操舵トルク変動低減目標操舵アシストトルクTastを演算し、操舵トルク変動低減目標操舵アシストトルクTastを示す信号を電動パワーステアリング(電動PS)制御装置54へ出力する。
電動パワーステアリング(電動PS)制御装置54はトルクセンサ42により検出される操舵トルクTs及び車速Vに基づいて基本操舵アシストトルクTabを演算し、基本操舵アシストトルクTabと操舵トルク変動低減目標操舵アシストトルクTastとの和を最終目標操舵アシストトルクTatとして演算し、操舵アシストトルクTaが最終目標操舵アシストトルクTatになるよう電動式パワーステアリング装置16を制御する。
尚図1には詳細に示されていないが、操舵制御装置46、転舵角可変制御装置52、電動パワーステアリング制御装置54はそれぞれCPUとROMとRAMと入出力ポート装置とを有し、これらが双方向性のコモンバスにより互いに接続されたマイクロコンピュータ及び駆動回路よりなっていてよい。また操舵角センサ40、回転角度センサ44、トルクセンサ42、46はそれぞれ車輌の左旋回方向への操舵の場合を正として操舵角θ、相対回転角度θre、操舵トルクTs、Tmを検出する。
次に図5に示されたフローチャートを参照して実施例に於いて操舵制御装置により達成される操舵伝達比制御ルーチンについて説明する。尚図5に示されたフローチャートによる制御は図には示されていないイグニッションスイッチの閉成により開始され、所定の時間毎に繰返し実行される。
まずステップ10に於いては操舵角センサ40により検出された操舵角θを示す信号等の読み込みが行われ、ステップ20に於いては車速Vに基づいて図8に示されたグラフに対応するマップより転舵角可変装置30の目標増速比Kvgtが演算され、ステップ30に於いては目標増速比Kvgtと操舵角θとの積として転舵角可変装置30の目標相対回転角度θretが演算され、ステップ40に於いては目標相対回転角度θretを示す信号が転舵角可変制御装置52へ出力される。
尚転舵角可変制御装置52は転舵角可変装置30の相対回転角度θreが目標相対回転角度θretになるよう、転舵角可変装置30の電動機36を制御し、これにより転舵角可変装置30の増速比が目標増速比Kvgtに制御される。
次に図6に示されたフローチャートを参照して実施例に於いて操舵制御装置により達成される操舵トルク変動低減目標操舵アシストトルク演算制御ルーチンについて説明する。尚図6に示されたフローチャートによる制御も図には示されていないイグニッションスイッチの閉成により開始され、所定の時間毎に繰返し実行される。
まずステップ110に於いてはトルクセンサ46により検出された操舵トルクTmを示す信号等の読み込みが行われ、ステップ120に於いては上記式1に従ってアッパユニバーサルジョイント32Aに対する入力回転角度θ1が演算されると共に、上記式2に従ってアッパユニバーサルジョイント32Aの入力回転角速度ω1に対するロアユニバーサルジョイント32Bの入力回転角速度ω2の比ω2/ω1が演算される。
ステップ130に於いては上記式3に従ってロアユニバーサルジョイント32Bに対する入力回転角度θ2が演算され、ステップ140に於いては上記式4に従ってロアインターミーディエットシャフト28Cの回転角度θ3が演算され、ステップ150に於いては上記式5に従ってロアインターミーディエットシャフト28Cの角速度ω3に対するピニオンシャフト34の角速度ω4の比ω4/ω3が演算される。
ステップ160に於いては上記式6に従ってステアリングホイール14の角度速度に対するピニオンシャフト34の角速度の比Kstが演算され、ステップ170に於いては上記式8に従って角速度の比Kstとピニオンシャフト34の操舵トルクTmとの積としてステアリングホイール14へ伝達される操舵トルクTst(推定値)が演算される。
ステップ180に於いては下記の式9に従ってステアリングホイール14へ伝達される操舵トルクTstよりピニオンシャフト34の操舵トルクTmを減算した値として転舵角可変装置30の作動に起因してステアリングホイール14へ伝達される操舵トルクΔTstが演算され、ステップ190に於いては操舵トルクΔTstが操舵トルク変動低減目標操舵アシストトルクTastとして電動パワーステアリング制御装置54へ出力される。
ΔTst=Tst−Tm ……(9)
次に図7に示されたフローチャートを参照して実施例に於いて電動パワーステアリング制御装置により達成される操舵アシストトルク制御ルーチンについて説明する。尚図7に示されたフローチャートによる制御も図には示されていないイグニッションスイッチの閉成により開始され、所定の時間毎に繰返し実行される。
まずステップ210に於いてはトルクセンサ42により検出された操舵トルクTsを示す信号等の読み込みが行われ、ステップ220に於いては操舵トルクTsの大きさが大きいほど基本アシストトルクTab′の大きさが大きくなるよう、操舵トルクTsに基づき図9に示されたグラフに対応するマップより基本アシストトルクTab′が演算される。
ステップ230に於いては車速Vが高いほど車速係数Kvが小さくなるよう、車速Vに基づき図10に示されたグラフに対応するマップより車速係数Kvが演算され、車速係数Kvと基本アシストトルクTab′との積として補正後の基本操舵アシストトルクTabが演算される。
ステップ240に於いては補正後の基本操舵アシストトルクTabと操舵トルク変動低減目標操舵アシストトルクTastとの和が最終目標操舵アシストトルクTatとして演算され、ステップ250に於いてはピニオンシャフト34に於けるトルクより電動式パワーステアリング装置16の電動機22のトルクへの変換係数をKpsとして、下記の式10に従って操舵アシストトルクTaを最終目標操舵アシストトルクTatにするための電動機22の目標出力トルクTetが演算され、ステップ260に於いては電動機22の出力トルクTeが目標出力トルクTetになるよう電動式パワーステアリング装置16の電動機22が制御される。
Tmt=Kps・Tat ……(10)
かくして図示の実施例によれば、ステップ120に於いてアッパユニバーサルジョイント32Aの入力回転角速度ω1に対するロアユニバーサルジョイント32Bの入力回転角速度ω2の比ω2/ω1が演算され、ステップ130〜150に於いてロアインターミーディエットシャフト28Cの角速度ω3に対するピニオンシャフト34の角速度ω4の比ω4/ω3が演算され、ステップ160に於いてステアリングホイール14の角度速度に対するピニオンシャフト34の角速度の比Kstが演算される。
そしてステップ170に於いて角速度の比Kstとピニオンシャフト34の操舵トルクTmとの積としてステアリングホイール14へ伝達される操舵トルクTstが演算され、ステップ180に於いてステアリングホイール14へ伝達される操舵トルクTstよりピニオンシャフト34の操舵トルクTmを減算することにより、転舵角可変装置30の作動に起因してステアリングホイール14へ伝達される操舵トルクの変動量ΔTstが演算され、操舵トルクの変動量ΔTstが操舵トルク変動低減目標操舵アシストトルクTastとして電動パワーステアリング制御装置54へ出力される。
またステップ220に於いて操舵反力を低減して運転者の操舵負担を軽減するための補正後の基本操舵アシストトルクTabが演算され、ステップ240に於いて補正後の基本操舵アシストトルクTabと操舵トルク変動低減目標操舵アシストトルクTastとの和が最終目標操舵アシストトルクTatとして演算され、ステップ250に於いて操舵アシストトルクTaを最終目標操舵アシストトルクTatにするための電動機22の目標出力トルクTmtが演算され、ステップ260に於いて電動機22の出力トルクTmが目標出力トルクTmtになるよう電動式パワーステアリング装置16の電動機22が制御される。
従って図示の実施例によれば、ステアリングホイール14へ伝達され転舵角可変装置30の作動により増幅され位相が変化される操舵トルクの変動量ΔTstが操舵トルク変動低減目標操舵アシストトルクTastによって相殺されるので、転舵角可変装置30の作動に起因してステアリングホイール14へ伝達される操舵反力が大きく変動すること及びこれに起因して操舵フィーリングが悪化することを確実に且つ効果的に防止することができる。
特に図示の実施例によれば、ステップ220に於いて操舵トルクTs及び車速Vに応じて操舵反力を低減して運転者の操舵負担を軽減するための補正後の基本操舵アシストトルクTabが演算され、ステップ240に於いて補正後の基本操舵アシストトルクTabと操舵トルク変動低減目標操舵アシストトルクTastとの和として最終目標操舵アシストトルクTatが演算されるので、操舵トルクTs及び車速Vに応じて操舵反力を適正に低減して運転者の操舵負担を軽減しつつ、転舵角可変装置30の作動に起因する操舵反力の大きい変動及びこれに起因する操舵フィーリングの悪化を確実に且つ効果的に防止することができる。
尚図4に示された例に於いて、操舵トルク変動低減目標操舵アシストトルクTastによればステアリングホイール14へ伝達される操舵反力は操舵トルクTstoと同様になり、操舵トルクTstoを相殺することはできないが、操舵トルクTstoの振幅は小さく、また図示の実施例によれば、基本操舵アシストトルクTabによって操舵トルクTstoに対応する操舵反力がステアリングホイール14へ伝達されることが効果的に抑制される。
以上に於いては本発明を特定の実施例について詳細に説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
例えば上述の実施例に於いては、転舵角可変装置30の目標相対回転角度θretは目標増速比Kvgt及び操舵角θに基づいて演算されるようになっているが、目標相対回転角度θretは目標操舵伝達比又は目標ステアリングギヤ比と操舵角θとに基づいて演算されるよう修正されてもよい。
また上述の実施例に於いては、操舵系には第一の十字継手としてのアッパユニバーサルジョイント32A及び第二の十字継手としてのロアユニバーサルジョイント32Bが設けられ、転舵角可変装置30はアッパユニバーサルジョイント32Aとロアユニバーサルジョイント32Bとの間に設けられているが、本発明は操舵系に一つの十字継手しか有しない車輌に適用されてもよい。
また上述の実施例に於いては、ステップ220に於いて操舵トルクTsに基づき基本アシストトルクTab′が演算され、車速係数Kvと基本アシストトルクTab′との積として補正後の基本操舵アシストトルクTabが演算され、補正後の基本操舵アシストトルクTabと操舵トルク変動低減目標操舵アシストトルクTastとの和が最終目標操舵アシストトルクTatとして演算されるようになっているが、操舵に伴う操舵反力を低減するための基本操舵アシストトルクTabは当技術分野に於いて公知の任意の要領にて演算されてよい。
また上述の実施例に於いては、転舵角可変装置30は転舵角可変制御装置52により制御され、電動式パワーステアリング装置16は電動パワーステアリング制御装置54により制御され、転舵角可変制御装置52及び電動パワーステアリング制御装置54は操舵制御装置48により制御されるようになっているが、これらの少なくとも二つの制御装置が一つの制御装置に統合されてもよい。
電動式パワーステアリング装置を備えた車輌に適用された本発明による車輌用操舵制御装置の一つの実施例を示す概略構成図である。 図1に示された操舵系をスケルトン図として示す斜視図である。 ステアリングホイールの基準位置に対するアッパユニバーサルジョイントの進み角を示す説明図(A)、及びアッパユニバーサルジョイントに対するロアユニバーサルジョイントの進み角を示す説明図(B)である。 転舵角可変装置の相対回転角度が0の場合(破線)及び転舵角可変装置が作動する場合(実線)について、操舵角θとステアリングホイールへ伝達される操舵トルクとの間の関係を示すグラフである。 実施例に於いて操舵制御装置により達成される操舵伝達比制御ルーチンを示すフローチャートである。 実施例に於いて操舵制御装置により達成される操舵トルク変動低減目標操舵アシストトルク演算制御ルーチンを示すフローチャートである。 実施例に於いて電動パワーステアリング制御装置により達成される操舵アシストトルク制御ルーチンを示すフローチャートである。 車速Vと目標増速比Kvgtとの間の関係を示すグラフである。 操舵トルクTsと基本アシストトルクTab′との間の関係を示すグラフである。 車速Vと車速係数Kvとの間の関係を示すグラフである。
符号の説明
10FR〜10RL 車輪
16 電動式パワーステアリング装置
28A メインステアリングシャフト
28B アッパインターミーディエットシャフト
28C ロアインターミーディエットシャフト
32A アッパユニバーサルジョイント
32B ロアユニバーサルジョイント
30 転舵角可変装置
34 ピニオンシャフト
40 操舵角センサ
42、46 トルクセンサ
44 回転角度センサ
48 操舵制御装置
50 車速センサ
52 転舵角可変制御装置
54 電動パワーステアリング(電動PS)制御装置

Claims (3)

  1. 操舵輪を転舵する転舵機構へステアリングホイールの回転を伝達する操舵伝達系と、前記操舵伝達系の途中に設けられた十字継手と、前記操舵伝達系の途中に設けられステアリングホイール側ステアリングシャフトに対する転舵機構側ステアリングシャフトの相対回転角度を変化させることにより前記ステアリングホイールより前記操舵輪への操舵伝達比を変化させる操舵伝達比可変手段と、操舵アシストトルクを発生するパワーステアリング装置と、前記パワーステアリング装置を制御する制御手段とを有する車輌用操舵制御装置に於いて、前記パワーステアリング装置は前記十字継手及び操舵伝達比可変手段よりも前記操舵輪の側にて前記操舵伝達系の途中に設けられ、前記転舵機構は前記十字継手により前記転舵機構側ステアリングシャフトに連結されたピニオンシャフトを有するラックアンドピニオン式のステアリング装置を含み、前記制御手段は前記ステアリングホイールの回転角度及び前記相対回転角度に基づいて前記ステアリングホイールの角速度に対する前記ピニオンシャフトの角速度の比を演算し、前記ピニオンシャフトの操舵トルクを検出し、前記角速度の比及び前記ピニオンシャフトの操舵トルクに基づいて前記ステアリングホイールへ伝達される操舵トルクの変動を低減するための操舵トルク変動低減操舵アシストトルク制御量を演算し、前記操舵トルク変動低減操舵アシストトルク制御量に基づいて前記パワーステアリング装置を制御することを特徴とする車輌用操舵制御装置。
  2. 前記十字継手は前記操舵伝達比可変手段に対し前記ステアリングホイールの側に位置する第一の十字継手と、前記操舵伝達比可変手段に対し前記転舵機構の側に位置する第二の十字継手とよりなり、前記パワーステアリング装置は前記第二の十字継手よりも前記操舵輪の側にて前記操舵伝達系の途中に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車輌用操舵制御装置。
  3. 前記制御手段は前記角速度の比及び前記ピニオンシャフトの操舵トルクに基づいて前記ピニオンシャフトの操舵トルクが増幅されて前記ステアリングホイールへ伝達される増幅操舵トルクを演算し、前記増幅操舵トルクと前記ピニオンシャフトの操舵トルクとの差に基づいて前記操舵トルク変動低減操舵アシストトルク制御量を演算することを特徴とする請求項1又は2に記載の車輌用操舵制御装置。
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