JP4252127B2 - 窓ガラス取付用クリップ及び窓ガラスの配置方法 - Google Patents

窓ガラス取付用クリップ及び窓ガラスの配置方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、フロントガラス等の窓ガラスを車体のパネルに設けられた窓用開口部に配置するために用いるクリップに関し、そのクリップを用いた窓ガラスの配置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のフロントガラス等の窓ガラスの取付けにおいて、その取付位置のずれを防止するため、窓用開口部の下端側の周縁部分に設けられた取付穴にクリップを配置し、窓ガラスの下端面をそのクリップの取付座面で支持することが行われている。そのクリップの1つが、実開平5−33366号公報に記載されているが、このクリップは、2つの部品で構成されるため、クリップ全体のコストを高くしている。実用新案登録第2540694号公報には、一体成形品のクリップが記載されており、このクリップは1部品である利点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
実用新案登録第2540694号公報に記載のクリップは、車体パネルに設けられた窓用開口部の下端側の周縁部分に配置されるベース部と、周縁部分に設けられた取付穴にベース部の裏面側に突出するように挿通されて取付けられる脚部と、ベース部の表面側に突設されたガラス受け部とを一体に備え、ガラス受け部には、窓用開口部にはめ込まれる窓ガラスの下端が載置されて位置決めされる取付座面が、脚部の固定中心の周囲に周回方向に順次ずらして複数形成され、かつ各取付座面と前記固定中心までの距離がそれぞれ異なるように形成されている。このクリップの脚部は中空の角柱状に形成され、パネルの取付穴も角穴に形成されており、クリップをパネルの取付穴に対し一旦係合した後に、ガラス下端面と適正に合っていない場合には、ベース部の表面側に突出した弾性係止片の先端部分を内側に撓めて、その係合を解除して、クリップをパネルから取り外した後、ガラス下端面に別の適正な取付座面が位置するように、脚部を取付穴に挿通している。従って、このクリップは、一体成形品の好ましいものであるが、ガラス下端面への適正な取付座面の配置を行うのには、その都度、クリップをパネル取付穴から取り外さねばならない。そのため、窓ガラスの適正配置の調整作業に時間を要する不利がある。
【0004】
従って、本発明の目的は、窓ガラスの適正配置の調整が簡単にできる1部品で成る窓ガラス取付用クリップを提供することにある。また、そのクリップを用いた窓ガラスの取付方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決する手段】
かかる目的を達成するため、本発明によれば、車体のパネルに設けられた窓用開口部の下端側の周縁部分に配置されるベース部と、該周縁部分に設けられた取付穴にベース部の裏面側に突出するように挿通されて取付けられる脚部と、ベース部の表面側に突設されたガラス受け部とを一体に備え、該ガラス受け部には、窓用開口部にはめ込まれる窓ガラスの下端が載置されて位置決めされる取付座面が、前記脚部の固定中心の周囲に周回方向に順次ずらして複数形成され、かつ各取付座面と前記固定中心までの距離がそれぞれ異なるように形成される窓ガラス取付用クリップであって、前記脚部の根元となる部分には、前記取付穴に表側から入り込むように前記ベース部から突出する台座が形成されており、該台座は、前記取付穴に入った状態でクリップ全体を脚部の前記固定中心の回りに、該固定中心がずれないように回転させることができる、実質的に円筒側面を有するように形成されており、当該窓ガラス取付用クリップは、プラスチックの一体成形品で成り、該単一部品クリップで前記窓ガラスの適正配置の調整ができ、前記窓用開口部周縁部分の取付穴は角穴に形成されており、前記脚部は、前記ベース部から延びる支柱と該支柱の先端からベース部に延びる一対の錨脚とから形成されており、該一対の錨脚の先端の係止爪は、前記角穴の対角線上のコーナに係合して、前記取付座面の位置を固定する、ことを特徴とする窓ガラス取付用クリップが提供される。
【0006】
【作用】
上記した窓ガラス取付用クリップにおいて、脚部根元の台座が、取付穴に入った状態でクリップ全体を脚部の固定中心の回りに、固定中心がずれないように回転させることができるので、クリップを車体パネルから取り外すことなく、ベース部又はガラス受け部を指等でつまんで回転させるだけの操作で、複数の取付座面のうちの適正な取付座面を窓ガラスの下端面に当接させることができ、窓ガラスの適正配置の調整が簡単にできる。
【0007】
本発明によれば、台座の側面を、錨脚の先端に対応する位置において、該先端が内側に撓み得るように円筒側面が切り欠かれた形状に形成すると、クリップを脚部の固定中心の回りに回転させると錨脚先端が撓みながらコーナ毎にクリックしながら回転し、4つの異なる取付座面を窓ガラス下端面に配置できる。そして、ベース部には、錨脚の先端に対応する位置において、該錨脚先端を表側に露出する穴を形成して、該穴から工具等の先端を挿通して錨脚先端を撓めることにより、パネルから取り外しできるようにすることができる。また、前記の台座を第1の台座として、該第1台座とベース部との間には第2の台座を形成して、取付座面を窓ガラスのパネル面からの高さに適合する高さに浮かすこともできる。なお、ガラス受け部を、取付座面を形成するように一定の高さベース部から延ばし、その内側を空洞に形成することによって、取付座面の可撓性を得てガラスへの当たりを柔らかくし、また、材料の節約を図ることもできる。更に、上記の単一部品クリップを用いて窓ガラスを車体のパネルに設けられた窓用開口部に配置するには、クリップの脚部を窓用開口部の下端側の周縁部分に設けられた取付穴に挿通するステップと、窓用開口部に合わせて、窓ガラスを配置するステップと、窓ガラスの下端面の位置に合わせて、各クリップのガラス受け部の1つの取付座面が該窓ガラスの下端面を適切に支持するように、各クリップを脚部の固定中心回りに回転させるステップとを含む。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を説明する。図1において、窓ガラス取付用クリップ1は、プラスチックの一体成形品で成り、車体のパネルに設けられた窓用開口部の下端側の周縁部分に配置されるベース部2と、開口部の周縁部分に設けられた取付穴にベース部2の裏面側に突出するように挿通されて取付けられる脚部3と、ベース部2の表面側に突設されたガラス受け部5とから成る。以下、図1〜図8を参照して、クリップ1の構成の詳細を説明する。
【0009】
ガラス受け部5は、窓ガラスの下端面に当接して、窓ガラスを位置決めするため、一定の高さを有している。ガラス受け部5の側面には、図2に示すように、窓用開口部にはめ込まれる窓ガラスの下端が載置される取付座面6、7、8、9が、脚部3の固定中心11の周囲に周方向に順次ずらして4個形成されている。そして、これらの取付座面6〜9と固定中心11までの距離a、b、c、dがそれぞれ異なるように形成されている。これらの距離a〜dは、窓ガラスの取付け位置の調整範囲であり、取付座面6〜9を選択することによって、窓ガラスの取付位置を選択して調整することができる。ガラス受け部5の内側は空洞に形成されており、ガラス端面が当接する取付座面6〜9に可撓性が与えられて、ガラスへの当たりを柔らかくしている。同様に、ベース部2においても、取付座面6〜9の各々に隣接する部分に細長いベース部2を貫通するスロット13〜16がそれぞれ設けられ、取付座面6〜9の可撓性を有効にしている。これらの空洞及びスロットの形成は、クリップの材料の節約にもなる。なお、ガラス受け部5の強度を一定に維持するため、内側部分に、4個の補強用のリブ18が、各取付座面6〜9の間に対応する位置に設けられている。
【0010】
脚部3は、ベース部2から下方に延びる支柱19と、この支柱19の先端(下端)からベース部2に向けて斜め外方に延びる弾性の一対の錨脚20とから形成され、各錨脚20の先端には、車体パネルの取付穴に係合する係止爪22が形成されている。脚部3の支柱19の根元となる部分には、パネルの取付穴に表側から入り込むようにベース部2から下方に突出する第1の台座23が形成されている。この第1台座23は、図8に最もよく示すように、実質的に円筒側面を有するように形成されている。更に詳しくは、第1台座23は、パネルの取付穴に入った状態において、脚部3の固定中心11(図2参照)の回りに、その固定中心がずれないようにガラス受け部5(ひいてはクリップ1)を回転させることができる直径の円筒側面を有するように形成されている。従って、クリップ1を車体パネルから取り外すことなく、ベース部2又はガラス受け部5を指や工具等でつまんで回転させるだけの操作で、複数(図示の例では4個)の取付座面6〜9のうちの適正な取付座面を窓ガラスの下端面に当接させることができ、窓ガラスの適正配置の調整が簡単にできる。この第1台座23の直径は、パネルの取付穴の中で回転でき、しかも、ぐらつくことのない長さに設定される。
【0011】
更に、第1台座23は、一対の錨脚20の先端の係止爪22に対応する位置において、各係止爪22が内側に撓み得るように円筒側面が切り欠かれた形状に形成されている。第1台座23の構成により、パネルの窓用開口部周縁部分の取付穴が角穴に形成されている場合、一対の錨脚20の先端の係止爪22を、角穴の対角線上の4個のコーナに係合させて、取付座面6〜9の位置を選択的に固定させることができる。この場合、各錨脚20の先端の係止爪22は、第1台座23の切欠き部25の中に撓むので、クリップ1の回転が容易に行われ、この回転のとき、各係止爪22は、コーナ毎に一旦嵌合して留まるように作用し、やや強い回転力を与えるとそこから出るように動作して、クリックしながら回転できる。このクリック動作による位置決めによって、取付座面6〜9のいずれを、窓ガラスの下端面に当接させるかを、一層容易に且つ確実に選択できる。
【0012】
ベース部2には、錨脚20の先端の係止爪22に対応する位置において、係止爪22をベース部2の表側に露出して工具等の先端を挿通することのできる工具係合穴26が形成されている。この係合穴26は必須のものではないが、係合穴26から、工具等の先端を挿通して、錨脚先端の係止爪22を内側に撓めることにより、係止爪22をパネルの取付穴縁部との係合から外すことができ、これによって、クリップ1をパネルから取り外すことができる。
【0013】
また、第1台座23とベース部2との間には、第1台座23より大きい面積の第2の台座27が形成されている。第2台座27は、ガラス受け部5の高さ位置を定める。すなわち、ガラス受け部5の取付座面6〜9を、支持する窓ガラス下端面の高さに適合する高さに、パネル面より浮かす。この第2台座27も必須のものでなく、窓ガラスの高さに合わせて任意に設けることができる。また、第2台座27の形状は、図7に最もよく示すように、錨脚20の係止爪22の内側への撓みを許す幅の細長い形状に形成されている。更に、第2台座27が形成されたベース部2の部分は、材料の節約等のために空洞に形成されている。
【0014】
図9は、上記構成でなる窓ガラス取付用クリップ1を用いて、フロントガラス29を、車体パネル30に設けられた窓用開口部31の下端側の周縁部分33に配置する様子を示している。クリップ1は、周縁部分33の取付穴に脚部3が挿通されて、パネル30に取付けられる。フロントガラス29の下端面は、クリップ1のガラス受け部5の取付座面に当接して窓用開口部31に位置決めされる。フロントガラス29と周縁部分33との間にある接着剤35は、クリップ1によって適正に位置決めされたフロントガラス29をパネル周縁部分33に永久的に固着させるためのものである。
【0015】
フロントガラス29を窓用開口部31に対して適正に位置決めするため、窓用開口部31の下端側の周縁部分33には、2つ又はそれ以上の取付穴34が所定の間隔をもって設けられており、この取付穴にクリップ1の脚部3が挿通されてクリップ1が取付けられる。クリップ1は、挿通された脚部3の係止爪22が取付穴34の縁部に係合することによって、取付けられ、このとき、第1台座23は取付穴34に嵌まっている。第2台座27はベース部2及びガラス受け部5を一定高さ浮かすようにパネル30の上面に接面している。
【0016】
フロントガラス29は、窓用開口部31のある位置にもってこられ、その下端面がクリップ1のガラス受け部5に接するように置かれる。このとき、フロントガラス29の位置が適正な姿勢になるように、作業者はガラス受け部5を指でつまんで又は工具を用いてクリップ1を脚部2の固定中心11の回りに回転させ、ガラス受け部5の取付座面6〜9のいずれかを選択しては、フロントガラス29の端面に当接させてフロントガラス29の姿勢を適正にする。クリップ1の回転は、図10に図示のように、角穴に形成された取付穴34の中で、第1台座23によって、脚部3の固定中心11の回りに、その固定中心11がずれないように回転させることができる。従って、選択した取付座面6〜9によって、固定中心11からの距離a〜dが選択されて、ガラス29は適正な姿勢に調整され、調整後においても、図10の力37が取付座面に加わっても第1台座23によってクリップ1は不動に保持される。
【0017】
更に、図10及び図11に図示のように、角穴の取付穴34の中を脚部3が回転する場合、一対の錨脚20の先端の係止爪22が、角穴の対角線上の4個のコーナに係合させられて、取付座面6〜9の位置を選択的に固定させることができる。各錨脚20の先端の係止爪22は、第1台座23の切欠き部25の中に撓むので、クリップ1の回転が容易に行われ、各係止爪22は、コーナ毎に一旦嵌合して留まるように作用し、やや強い回転力を与えるとそこから出るように動作して、クリックしながら回転できる。このクリック動作による位置決めによって、取付座面6〜9のいずれを、窓ガラスの下端面に当接させるかを、一層容易に且つ確実に選択できる。このようにして、フロントガラス29の適正な位置決めがクリップ1の回転をさせて取付座面を選択することによって簡単にできる。
【0018】
なお、クリップ1を取付穴34に取付けた後、なんらかの理由で取り外す場合には、ラジオペンチ等の工具等の先端をベース部2の工具係合穴26に差し入れて、錨脚20の先端の係止爪22を内側に撓め、そのまま引上げることによって簡単に取り外すことができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、脚部根元の台座が、取付穴に入った状態でクリップ全体を脚部の固定中心の回りに、固定中心がずれないように回転できるので、クリップを車体パネルから取り外すことなく、ベース部又はガラス受け部を指等でつまんで回転させるだけの操作で、複数の取付座面のうちの適正な取付座面を窓ガラスの下端面に当接させることができ、窓ガラスの適正配置の調整が簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る窓ガラス取付用クリップの正面図である。
【図2】図1のクリップの平面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】図1のクリップの下側から見た斜視図である。
【図5】図2のクリップのA−A線断面図である。
【図6】図1のクリップのB−B線断面図である。
【図7】図1のクリップのC−C線断面図である。
【図8】図1のクリップのD−D線断面図である。
【図9】自動車のフロントガラスの取付けの様子を示す窓用開口部の下端側部分の断面図である。
【図10】角穴の取付穴とクリップの脚部及び第1台座との係合位置を示す図である。
【図11】角穴の取付穴内でクリップ脚部が回転する途中の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 窓ガラス取付用クリップ
2 ベース部
3 脚部
5 ガラス受け部
6〜9 取付座面
11 脚部の固定中心
13〜16 スロット
18 補強用リブ
19 支柱
20 錨脚
22 係止爪
23 第1台座
25 第1台座の切欠き部
26 工具係合穴
27 第2台座
29 フロントガラス
30 車体パネル
33 車体パネルの周縁部
34 取付穴

Claims (6)

  1. 車体のパネルに設けられた窓用開口部の下端側の周縁部分に配置されるベース部と、該周縁部分に設けられた取付穴にベース部の裏面側に突出するように挿通されて取付けられる脚部と、ベース部の表面側に突設されたガラス受け部とを一体に備え、該ガラス受け部には、窓用開口部にはめ込まれる窓ガラスの下端が載置されて位置決めされる取付座面が、前記脚部の固定中心の周囲に周回方向に順次ずらして複数形成され、かつ各取付座面と前記固定中心までの距離がそれぞれ異なるように形成される窓ガラス取付用クリップにおいて、
    前記脚部の根元となる部分には、前記取付穴に表側から入り込むように前記ベース部から突出する台座が形成されており、該台座は、前記取付穴に入った状態でクリップ全体を脚部の前記固定中心の回りに、該固定中心がずれないように回転させることができる、実質的に円筒側面を有するように形成されており、
    当該窓ガラス取付用クリップは、プラスチックの一体成形品で成り、該単一部品クリップで前記窓ガラスの適正配置の調整ができ、
    前記窓用開口部周縁部分の取付穴は角穴に形成されており、前記脚部は、前記ベース部から延びる支柱と該支柱の先端からベース部に延びる一対の錨脚とから形成されており、該一対の錨脚の先端の係止爪は、前記角穴の対角線上のコーナに係合して、前記取付座面の位置を固定する、
    ことを特徴とする窓ガラス取付用クリップ。
  2. 請求項に記載のクリップにおいて、前記台座の側面は、前記錨脚の先端に対応する位置において、該先端が内側に撓み得るように円筒側面が切り欠かれた形状に形成されていることを特徴とするクリップ。
  3. 請求項に記載のクリップにおいて、前記ベース部には、前記錨脚の先端に対応する位置において、該錨脚先端を表側に露出する穴が形成されており、該穴から工具等の先端を挿通して前記錨脚先端を撓めることにより、パネルから取り外しできることを特徴とするクリップ。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載のクリップにおいて、前記台座を第1の台座として、該第1台座と前記ベース部との間には第2の台座が形成されており、該第2台座は、前記取付座面を窓ガラスのパネル面からの高さに適合する高さに形成されていることを特徴とするクリップ。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のクリップにおいて、前記ガラス受け部は、前記取付座面を形成するように一定の高さベース部から延びており、その内側は、空洞に形成されていることを特徴とするクリップ。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載のクリップを用いて、窓ガラスを車体のパネルに設けられた窓用開口部に配置する方法において、
    前記単一部品クリップの脚部を前記窓用開口部の下端側の周縁部分に設けられた取付穴に挿通するステップと、
    前記窓用開口部に合わせて、窓ガラスを配置するステップと、
    窓ガラスの下端面の位置に合わせて、各クリップのガラス受け部の1つの取付座面が該窓ガラスの下端面を適切に支持するように、各クリップを前記脚部の固定中心回りに回転させるステップと、
    から成ることを特徴とする方法。
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