JP4251617B2 - 電子機器 - Google Patents

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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に搭載される操作部材の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子回路搭載の製品では、制御部へ作動条件などを指示する操作部として、スライド式のツマミを用い、ツマミの移動位置に応じて異なる信号を出力するスライドスイッチを採用する例が多い。
【0003】
図8にてカメラの操作スイッチの概略を説明すると、カメラ本体21の外装カバー22に操作レバー23を設けておき、この操作レバー23を動かすことによってカメラ本体内部のスイッチ24を操作する構造となっている。
【0004】
図9にて操作スイッチの詳細な構造について説明する。ベース部材24aは、樹脂材で形成され、電気絶縁性を持たせてある。第1端子24bおよび第2端子24cはベース部材24aに設けられており、各端子24b、24cは、ベース部材24aの外部まで電導体が延びている。
【0005】
摺動接片24eは、バネ性のある金属製の薄板で形成されており、樹脂材で形成されたツマミ部材24fに取り付けられ、ツマミ部材24fが操作されるのに応じて一体的に各端子24b、24cの上面を摺動する。これにより、端子24b、24cから外部へ信号が出力されるようになっている。
【0006】
ツマミバネ24gは、バネ用線材を巻いた圧縮バネ形状を成し、図9に示すようにツマミ部材24fを常時静止位置の方向に付勢している。カバー部材24hは、ベース部材24aの上面を覆い、中央の穴部からツマミ部材24fの一部が露出している。
【0007】
図9に示す状態では、摺動接片24eが第1端子bにのみ接触しており、第1端子24bと第2端子24cを導通させていない。
【0008】
外装カバー22に設けられた操作レバー23は、操作者が初期位置(図9の位置)から図10のように操作位置まで動かすことにより、係合爪23aがツマミ部材24fを押して静止位置(図9の位置)から作動位置(図10の位置)まで矢印A方向に動かす。
【0009】
これにより、摺動接片24eは第1端子24bおよび第2端子24cに接触し、両端子24b、24cが導通状態となる。これを、図示しない電子回路が検出し、制御部へ作動条件などを切り換える指示を行う。
【0010】
そして、操作者が操作レバー23を放すと、ツマミバネ24gの付勢力を受けてツマミ部材24fが作動位置から静止位置まで戻り、摺動接片24eも第1端子24bと第2端子24cを導通させない状態に戻る。これを電子回路が検出し、制御部に対して上述したように作動条件を戻す指示を行う。
【0011】
一方、図11は、ツマミ部材24fの作動位置を2箇所有するスイッチの例である。同図においては、上述した部材と同じ部材については同一符号を用いている。第2ツマミバネ24iは、バネ用線材を巻いた圧縮バネ形状を成し、ツマミ部材24fを常時第2作動位置から静止位置に戻すように付勢している。
【0012】
図11に示す状態では、摺動接片24eは第1端子24bだけに接触しており、端子24b、24c又は端子24b、24dを導通させていない。
【0013】
ここで、操作者が操作レバー23を初期位置(図11の位置)から図12のように操作位置まで動かすと、係合爪23aがツマミ部材24fを矢印A方向に押して静止位置(図11の位置)から作動位置まで移動させる。これにより、摺動接片24eが、第1端子24bおよび第2端子24cを導通させる。
【0014】
また、操作レバー23を図13のように第2操作位置まで動かした場合は、係合爪23aがツマミ部材24fを矢印B方向に押して静止位置から第2作動位置まで動かし、摺動接片24eが第1端子24bおよび第3端子24dを導通させる。
【0015】
上述したように2つの端子が導通状態になると、この状態を不図示の電子回路が検出し、制御部へ作動条件を変える指示を行う。そして、操作者が操作レバー23を放すと、ツマミバネ24g又は第2ツマミバネ24iによってツマミ部材24fが図11の静止位置まで戻る。これにより、摺動接片24eも第1端子24bおよび第2端子24cや、第1端子24bおよび第3端子24dを導通させない状態に戻る。これを電子回路が検出し、制御部へ作動条件を戻す指示を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来技術の構成では、操作レバー23を初期位置に戻す役割はツマミバネ24g(24i)が果たすことになる。しかし、この構成だけでは操作レバー23を確実に初期位置に戻すことはできない。
【0017】
図9に示す構造では、ツマミ部材24fと係合爪23aの間のスキマや各部分のたわみ等により、操作レバー23は外装カバー22に対して微妙なガタを残してしまう。
【0018】
また、ツマミバネ24gがツマミ部材24fを静止位置に戻そうとしても、摺動接片24eおよび端子24b、24c間の摩擦により、静止位置まで戻らないおそれがある。
【0019】
特に、図11に示す構造では、上述した問題が顕著に現れる。ツマミ部材24fの静止位置は、ツマミバネ24gのバネ力F1と第2ツマミバネ24のバネ力F2が「F1=F2」となって釣り合う地点である。
【0020】
スイッチ24を左右対称の構成とし、ツマミバネ24gと第2ツマミバネ24を共通部品としておけば、理論上、ツマミ部材24fの静止位置はベース部材24aの両端から等しい位置となる中心位置になる。しかし、コイルバネの力は、通常10%程度の誤差をもつため現実にはありえない。
【0021】
また、摺動接片24eが各端子に接する摩擦係数μに接触圧Nを乗じた摩擦力も介在するため、ツマミ部材24fが静止する位置は、(F1±10%)=(F2±10%)±μN、が成り立つ範囲内のいずれかの位置となり、静止位置が極めて不安定となる。
【0022】
図14に、ツマミ部材24fの移動距離と、ツマミ部材24fが受ける静止位置方向への付勢力(復帰力)との関係を示す。同図において、縦軸はツマミ部材24fの位置を示し、縦軸はツマミ部材24fに生ずる静止位置への復帰力を示す。
【0023】
理論上は、実線に示すようにバネ曲線は左右対称の直線となり、ツマミ部材24fは、中心位置(一点)に静止するようになる。しかし、実際には摩擦力等の影響で復帰力は、破線に示すように実線に比べて減少し、ツマミ部材24fの静止位置は、X1で示す範囲内となる。
【0024】
また、ツマミ部材24fの左右に配置されたツマミバネのバネバランスがバラツキを起こせば中心位置自体が左右にズレるため、ツマミ部材24fの静止位置は安定しない。さらに、操作レバー23の移動量が増えるほど大きな操作力を要することになるため、操作レバー23をスムーズに操作させることは困難である。
【0025】
本発明は、上述したスイッチの構造を用いた場合でも、操作レバーの初期位置を安定させたり、操作レバーの操作性や品位を向上させたりすることができる電子機器を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子機器は、複数の端子と、前記複数の端子に接触可能な接片と、前記接片が取り付けられ、第1の位置と第2の位置との間で移動して前記複数の端子のうち前記接片が接触する少なくとも1つの端子を切り換える接片保持部材と、前記接片保持部材を前記第1の位置の方向に付勢する第1の付勢部材と、前記接片保持部材を前記第1の位置に移動させる第3の位置および前記第2の位置に移動させる第4の位置との間で回転操作可能な回転操作部材と、前記回転操作部材が前記第3の位置近傍にあるときには、前記回転操作部材を前記第3の位置の方向に付勢し、前記回転操作部材が前記第4の位置近傍にあるときには、前記回転操作部材を前記第4の位置の方向に付勢する第2の付勢部材とを有し、前記回転操作部材が前記第4の位置となるときに、前記第1の付勢部材によって接片保持部材を前記第1の位置の方向に付勢する付勢力が前記第2の付勢部材によって前記回転操作部材を前記第4の位置に付勢する付勢力よりも大きくなるように設定することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態であるデジタルカメラ(電子機器)の外観斜視図である。
【0028】
同図において、1はカメラ本体であり、この内部には撮影を可能とする各種の部材が配置されている。2は撮影者がカメラ本体1を保持するためのグリップ部である。3は撮像レンズであり、光軸方向に繰り出したり繰り込んだりすることにより、撮影光学系の焦点距離を変更する。
【0029】
4は撮像レンズ3の撮像画角(撮影光学系の焦点距離)を変更するために操作されるズームレバー(回転操作部材)であり、円筒状に形成されており、カメラ本体1に組み込まれる。このズームレバー4は、軸を中心に正逆方向に所定量、回転可能となっている。
【0030】
5は2段階の押圧操作が可能なレリーズボタンであり、半押し操作により撮影準備動作(測光動作や焦点調節動作等)が開始され、全押し操作により撮影動作(CCD等の撮像素子への露光)が開始される。6はグリップ部2の上面に配置されたグリップカバーである。
【0031】
次に、ズームレバー4の周辺の構造について詳細に説明する。
【0032】
図2は、ズームレバー4の周辺の構造を示す分解斜視図である。
【0033】
同図において、ズームレバー4は、この回転軸4aを、グリップカバー6に設けられたカバー穴部6aに貫通させることにより、回転軸4aを中心に回転可能となる。カバー穴部6aから突出した回転軸4aの先端には、薄板のバネ材で形成されたプレート7が取り付けられる。
【0034】
また、ズームレバー4の取付ボス4b、4cは、グリップカバー6に形成された2つの円弧穴部6b、6cに貫通し、2本のビス8、9で固定される。
【0035】
これにより、ズームレバー4は、取付ボス4b、4cが円弧穴部6b、6c内を移動可能な範囲内において、回転軸4aを中心に回転することができる。このようにズームレバー4を回転させる構成では、スライド式の構成に比べてズームレバー4の作動範囲を小さくできるため、カメラの小型化を図ることができる。しかも、ズームレバー4の外観形状をダイヤル型やアーム型などのように用途に応じた形状に形成することができる。
【0036】
回転軸4aの中には、ボタン穴部4dが開けられており、このボタン穴部4dには、レリーズボタン5がボタンバネ10とともに取り付けられている。
【0037】
上述したようにズームレバー4やレリーズボタン5等が組み込まれたグリップカバー6は、グリップ2の上面に形成されたスイッチ座2aに取り付けられて、スイッチ座2aの裏面からビス11、12で固定される。
【0038】
13はスライド式のズームスイッチ、14は押圧式のレリーズスイッチであり、これらのスイッチ13、14はそれぞれ、フレキシブル基板15の表面のうち適正な位置に実装される。このフレキシブル基板15の一端は、カメラ本体1内に延びており、カメラ本体1内に設けられた不図示の制御部に接続されている。
【0039】
すなわち、ズームレバー4の回転中心の真下に、レリーズスイッチ14が配置されており、レリーズボタン5の押圧操作によりボタン足5が当接するようになっている。また、レリーズスイッチ14の近傍に、ズームスイッチ13が配置されており、プレート7と連動するようになっている。
【0040】
このように、ズームスイッチ13およびレリーズスイッチ14を近づけて配置することにより、フレキシブル基板15の限られたスペースを有効に使って2つのスイッチをコンパクトに配置することができる。
【0041】
フレキシブル基板15は、取付基準15a、15bをスイッチ座2aに設けられた取付基準ピン2b、2cに貫通させ、ビス16、17によってスイッチ座2aに固定される。
【0042】
次に、図3に、グリップカバー6に上述した各部品(ズームレバー4やプレート7等)が組み込まれた状態の裏面図を示す。
【0043】
プレート(第2の付勢部材)7に一体的に形成されたアーム(第1および第2の付勢部)7b、7cはバネ性を有しており、グリップカバー6の裏面に形成されたリブ6d、6eの先端側に接触する。図3に示す状態では、アーム7b、7cのリブ6d、6eに対する接触圧のバランスが均等に保たれるようになっており、ズームレバー4は所定の位置に保持されて、安定した状態となっている。
【0044】
アーム7b、7cの基端部には、所定の幅を有する係合部7aが形成されており、ズームレバー4の操作に応じてツマミ材(接片保持部材)13aに当接するようになっている。ここで、係合部7aの幅は、ツマミ部材13aの幅よりも適量広めに設定してあり、遊びがあるため、グリップカバー6をズームスイッチ13の上に被せる際に、ツマミ部材13aと係合部7aとの位置を合わせ易い。
【0045】
次に、ズームスイッチ13の構成について図4を用いて説明する。
【0046】
同図において、13bはベース部材であり、樹脂材で形成され電気絶縁性を持たせてある。13c〜13eはそれぞれ、ベース部材13bに設けられた第1〜第3端子であり、ベース部材13bの外部まで電導体が延びている。
【0047】
13fは摺動接片であり、バネ性のある金属製の薄板で形成されており、樹脂材で形成されたツマミ部材13aに取り付けられている。この摺動接片13fは、ツマミ部材13aが図4中左右方向(第1の位置と該第1の位置を挟んで両側に設けられた第2の位置)へ移動することに応じて、ツマミ部材13aとともに移動して端子13c〜13eの上面を摺動する。
【0048】
このとき、摺動接片13fの停止位置に応じて、端子13c〜13eから信号が出力されるようになっている。
【0049】
13gは第1ツマミバネであり、バネ用線材を巻いた圧縮バネ形状を成し、ツマミ部材13aを図4中矢印C方向に付勢している。13hは第2ツマミバネであり、第1ツマミバネ13gと同じくバネ用線材を巻いた圧縮バネ形状を成し、ツマミ部材13aを図4中矢印D方向に付勢している。
【0050】
13iはカバー部材であり、ベース部材13bの上面を覆い、中央に形成された穴部からツマミ部材13aの一部が突出している。この突出した部分が、プレート7の係合部7aと当接するようになっている。
【0051】
なお、上述したズームスイッチ13の構成は、従来技術で述べたスイッチの構成と同様である。
【0052】
一方、レリーズスイッチ14の構成は、従来のカメラに用いられているレリーズスイッチと同様の構成であり、レリーズボタン5の半押し操作によりボタン足5aと当接してON状態となる第1のスイッチ(SW1)と、レリーズボタン5の全押し操作によりボタン足5aと当接してON状態となる第2のスイッチ(SW2)とで構成されている。
【0053】
なお、カメラ本体1の構造のうち上述した構造以外は、一般のカメラに用いられている構造と同様であるため、詳細な説明は割愛する。
【0054】
次に、本実施形態のカメラにおいて、ズームレバー4の操作に応じた動作を説明する。
【0055】
図1にて、撮影者は右手でグリップ部2を保持し、撮影レンズ3を被写体に向けた状態でズームレバー4を操作することで撮影画角を設定する。このとき、ズームレバー4を一方向に回転させると、ズームレバー4の操作信号を受けたカメラ本体1内の制御部は、撮影画角が広角となるように撮影レンズ3を駆動して停止させる。また、ズームレバー4を他方向に回転させると、制御部は、撮影画角が望遠となるように撮影レンズ3を駆動して停止させる。
【0056】
このように、ズームレバー4の回転方向に応じて、撮影画角を広角側と望遠側に切り換えることができるため、撮影画角の選定が行いやすい。
【0057】
撮影画角を決定した後に、ズームレバー4の中央にあるレリーズボタン5を押圧操作(全押し操作)することにより撮影が行われる。すなわち、レリーズボタン5のボタン足5aがレリーズスイッチ14の第2のスイッチを押し込むことでSW2がON状態となり、この信号がフレキシブル基板15を経てカメラ本体1内の制御部に入力される。この入力信号を受けた制御部は、カメラ本体1内に設けられた撮像素子を駆動することによって撮影を行う。
【0058】
本実施形態のカメラでは、撮影画角の切り換えを行なうズームレバー4の近傍にレリーズボタン5が配置されているため、撮影画角の切り換えと撮影動作とを指一本で簡単に行うことができる。特に、デジタルカメラのように、レンズの撮影画角を頻繁に切り換えながら撮影を行なう機器においては、ズームレバー4の操作性が求められているため、上述した配置構成とすることで上記機器に好適なものとなる。
【0059】
次に、ズームレバー4の動作について詳しく説明する。
【0060】
まず、ズームレバー4が初期位置(第3の位置)にあるときには、図3に示すようにアーム7b、7cはバネ性をもってグリップカバー6のリブ6d、6eに接触し、両方の接触圧のバランスが同等に保たれ、ズームレバー4は安定した状態となっている。これにより、ズームレバー4をガタなく初期位置に保持させることができる。
【0061】
アーム7b、7cの基端部に設けられた係合部7aは、ズームスイッチ13のツマミ部材13aの突出部を挟む位置にある。
【0062】
この構造により、ツマミ部材13aの静止位置が多少ばらついても、ズームレバー4を初期位置に安定した状態で保持させることにより、係合部7aを介してツマミ部材13aを静止位置に精度良く静止させることができる。
【0063】
ズームスイッチ13は2つのバネ13g、13hを備えており、上述した課題で説明したようにツマミ部材13aの静止位置が安定しない構成となっているが、このズームスイッチ13に本実施形態の構成のズームレバー4を連結させることで、ツマミ部材13aの静止位置を安定させることができる。
【0064】
ズームレバー4が初期位置(図3に示す位置)にあるとともに、ツマミ部材13aが静止位置にあるとき、摺動接片13fは図4に示すように第1端子13cだけに接触し、第2端子13dや第3端子13eを導通させていない。
【0065】
このとき、第1端子13cからの信号が、フレキシブル基板15を介してカメラ本体1内の制御部に入力され、制御部はズームレバー4が初期位置にいることを検出し、撮像レンズ3を停止させた状態に維持する。
【0066】
ここで、操作者がズームレバー4を初期位置から広角位置(第4の位置)へ回転(図3中の時計方向に回転)させると、図5に示すようにプレート7がズームレバー4と共に回転するため、係合部7aも回転して、ツマミ部材13aを第1ツマミバネ13gの付勢力に抗して静止位置から図6に示す広角位置へ移動させる。
【0067】
係合部7aはズームレバー4の回転により円弧を描くように動作し、この動作軌跡を含む面内でツマミ部材13aの直線動作が行われるようになっている。これにより、ツマミ部材13aに余分な横圧を与えずに、ズームレバー4の操作力を効率的にツマミ部材13aに伝達させることができ、スイッチ13の操作性が良くなる。
【0068】
また、上述したように係合部7aの幅はツマミ部材13aの幅よりも適量広めに設定してあり、遊びがあるため、係合部7aはツマミ部材13aに引っ掛かることなくスムーズに動作できる。
【0069】
ツマミ部材13aが広角位置まで移動すると、摺動接片13fが第1端子13cおよび第2端子13dに接触し、これらの端子13c、13dを導通させる。このとき、端子13c、13dからの信号がカメラ本体1内の制御部に入力されることで、制御部はズームレバー4が広角位置にあることを検出するとともに、撮像レンズ3を駆動して撮影画角を広角側に切り換える。
【0070】
図6に示す状態にあるとき、第1ツマミバネ13gは圧縮されるため、この第1ツマミバネ13gには元へ戻ろうとする復元力が生じる。
【0071】
撮影者は、撮像レンズ3を広角側に駆動し続ける間、ズームレバー4を押して第1ツマミバネ13gを圧縮し続けなければならない。しかし、本実施形態では、プレート7のアーム7cの作用により、ズームレバー4の押し圧は最適に調整される。
【0072】
すなわち、図3の初期位置から図5の広角位置へ向かうにつれて、アーム7cはリブ6eに当接してたわみ、これによりズームレバー4を初期位置に戻そうとする復元力が生じる。
【0073】
アーム7cの先端側は、この長手方向の断面において略円弧状に形成されており、ズームレバー4を初期位置から回転させ始めた段階では、図7に示すようにズームレバー4の回転量当たりのアーム7bの変形量(つまりは付勢力)が大きくなる。このとき、ズームレバー4は、アーム7bの変形によって初期位置に戻る方向の力を受ける。
【0074】
ズームレバー4の広角側への回転により、アーム7cのうち円弧形状部の頂点がリブ6eの先端に当接する(図7に示す曲線の頂点に相当する)と、これ以降はアーム7の変形量が小さくなる。このとき、ズームレバー4を初期位置に戻す力は、図7に示すように減少する。
【0075】
そして、ズームレバー4が広角位置の近傍まで回転すると、アーム7の先端がリブ6eの先端に当接することで、この位置に保持され、アーム7の基端部側において、ズームレバー4を広角側に回転させる力が生じる。
【0076】
この力は、ズームレバー4を広角側に移動させる力(使用者の操作力)と同じ方向となるため、ズームレバー4を第1ツマミバネ13gの付勢力に抗して広角側に移動させる際の操作力を軽減することができる。特に、ズームレバー4を広角位置に押し続ける場合には、少ない力で行うことができる。
【0077】
次に、撮影者は撮像レンズ3を所望の撮影画角に設定できたら、ズームレバー4を放す。ここで、アーム7cの変形によりツマミ部材13aを広角位置へ向けて付勢する反発力よりも第1ツマミバネ13gの復元力が大きくなっているため、ズームレバー4はツマミ部材13aを介して第1ツマミバネ13gの付勢力を受けることで初期位置へ向けて回転する。このとき、ツマミ部材13aも静止位置まで移動する。
【0078】
ツマミ部材13aが静止位置の近傍に達すると、上述した課題のように、第1ツマミバネ13gが、摺動接片13fおよび端子13c、13d間での摩擦力により復元力を失い、ツマミ部材13aが初期位置の直前で停止するおそれがある。
【0079】
しかし、本実施形態では、ツマミ部材13aが静止位置の近傍に達すると、アーム7cがリブ6に押されて生じるクリック力(復元力)が増大するようになっているため、ズームレバー4がアーム7cの復元力によって初期位置まで戻るとともに、ツマミ部材13aが静止位置まで戻るようになっている。
【0080】
そして、ズームレバー4が初期位置まで戻ると、アーム7bがリブ6dに当接することで、ズームレバー4は上述したようにアーム7b、7cによって安定した状態に保持される。このように、ズームレバー4が初期位置まで正確に戻るようにすることで、品位も良く、ズームレバー4の不用意な誤作動も防ぐことができる。
【0081】
以上はズームレバー4を広角位置へ回転させた場合について説明したが、ズームレバー4を広角位置と反対側の望遠位置に移動させる場合についても上述した動作と同様となる。
【0082】
なお、本実施形態ではデジタルカメラについて説明したが、互いに異なる方向に操作されるレバーを備え、このレバーの操作位置に応じて異なる信号を出力させるような構成を持った電子機器であればいかなるものについても適用することができる。
【0083】
また、本実施形態では、ツマミ部材13aが両方向からツマミバネ13g、13hによって付勢されている構成について説明したが、ツマミ部材を一方向からバネによって付勢する構成についても本発明を適用することができる。
【0084】
以上説明した実施形態は、以下に示す各発明を実施した場合の一例でもあり、下記の各発明は上記実施形態に様々な変更や改良が加えられて実施されるものである。
【0085】
〔発明1〕 同一平面内において、一方向に間隔を空けて配置された複数の端子と、
この複数の端子に接触可能な接片と、
この接片が取り付けられ、第1の位置と第2の位置との間で移動して前記接片を前記複数の端子に対して摺動させるツマミ部材と、
このツマミ部材を前記第1の位置の方向に付勢する第1の付勢部材と、
使用者の操作によって回転して、この回転動作により前記ツマミ部材を動作させるとともに、前記ツマミ部材を前記第1の位置まで移動させる第3の位置と、前記ツマミ部材を前記第2の位置まで移動させる第4の位置との間で回転可能な回転操作部材と、
この回転操作部材を前記第3の位置に付勢する第2の付勢部材とを有することを特徴とする電子機器。
【0086】
上記発明1によれば、回転操作部材が第2の付勢部材によって付勢されているため、回転操作部材にガタを生じさせることはなく、回転操作部材を第3の位置に精度良く保持させることができる。しかも、回転操作部材を第3の位置に保持させることで、回転操作部材に連結するツマミ部材を第1の位置に精度良く保持させることができる。
【0087】
また、回転操作部材を回転させることによってツマミ部材を動作させているため、従来技術のようにツマミ部材を動作させるための操作部材をスライドさせる場合に比べて、操作部材の操作スペースを小さくすることができ、電子機器の小型化を図ることができる。
【0088】
〔発明2〕 前記第2の付勢部材が、前記回転操作部材の回転動作にクリック力を付与することを特徴とする前記発明1に記載の電子機器。
【0089】
〔発明3〕 前記第2の付勢部材は、前記回転操作部材の前記第3の位置からの回転量に応じて、前記回転操作部材への付勢力の増加する割合が減少するように形成されていることを特徴とする前記発明1又は2に記載の電子機器。
【0090】
上記発明3によれば、小さい力で回転操作部材を回転操作させることができるようになっており、回転操作部材の操作性を向上させることができる。
【0091】
〔発明4〕 前記第2の付勢部材は、前記回転操作部材が前記第4の位置の近傍にあるとき、前記回転操作部材を前記第4の位置の方向に付勢することを特徴とする前記発明1から3のいずれかに記載の電子機器。
【0092】
回転操作部材を第4の位置に保持し続けるためには、第1の付勢部材の付勢力に抗して回転操作部材を操作し続けなければならないが、上記発明4の構成とすることで、回転操作部材を第4の位置に保持し続ける力が少なくて済み、回転操作部材の操作性を向上させることができる。
【0093】
〔発明5〕 前記回転操作部材が前記ツマミ部材と係合する係合部を有しており、
前記回転操作部材は、前記係合部の移動軌跡と前記ツマミ部材の移動軌跡とが同一平面内に含まれるように配置されていることを特徴とする前記発明1から4のいずれかに記載の電子機器。
【0094】
上記発明5によれば、回転操作部材の操作力を効率良くツマミ部材に伝達させることができ、回転操作部材の操作性を向上させることができる。
【0095】
〔発明6〕 前記係合部と前記ツマミ部材との間に所定のクリアランスが設けられていることを特徴とする前記発明5に記載の電子機器。
【0096】
上記発明6によれば、回転操作部材およびツマミ部材の組み込みを容易に行うことができるとともに、回転操作部材の回転動作に応じてツマミ部材を効率良く一方向に移動(直線移動)させることができる。
【0097】
〔発明7〕 前記回転操作部材の回転中心に組み込まれ、押圧操作される押圧操作部材と、
この押圧操作部材と接触可能なスイッチとを有し、
前記ツマミ部材が、前記スイッチの近傍に配置されていることを特徴とする前記発明1に記載の電子機器。
【0098】
上記発明7によれば、回転操作部材および押圧操作部材や、ツマミ部材およびスイッチを小さいスペース内に効率良く配置することができ、電子機器の小型化を図ることができる。
【0099】
〔発明8〕 前記ツマミ部材に対して前記第1の付勢部材の付勢方向と対向する方向に付勢する第3の付勢部材を有し、
前記ツマミ部材が、前記第1の付勢部材および前記第3の付勢部材の付勢力を受けて前記第1の位置に保持されることを特徴とする前記発明1に記載の電子機器。
【0100】
〔発明9〕 前記発明1から8のいずれかに記載の電子機器が、被写体像を撮影可能なカメラであって、
前記回転操作部材が、撮影光学系の焦点距離を変更するために操作される部材であり、前記押圧操作部材が撮影動作を開始させるために操作される部材であることを特徴とするカメラ。
【0101】
【発明の効果】
本発明によれば、主に回転操作部材の停止位置精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態であるカメラの外観斜視図。
【図2】ズームレバーの周辺構造の分解斜視図。
【図3】グリップカバーの裏面図(初期位置)。
【図4】ズームスイッチの構成図(初期位置)。
【図5】グリップカバーの裏面図(広角位置)。
【図6】ズームスイッチの構成図(広角位置)。
【図7】ズームレバーの復元力の変化曲線図。
【図8】従来技術におけるカメラの外観斜視図。
【図9】ズームスイッチの構成図。
【図10】ズームスイッチの構成図。
【図11】ズームスイッチの構成図。
【図12】ズームスイッチの構成図。
【図13】ズームスイッチの構成図。
【図14】ズームスイッチの復元力の変化曲線図。
【符号の説明】
1・・・カメラ本体
2・・・グリップ
2a・・・スイッチ座
2b、2c・・・取付基準ピン
3・・・撮像レンズ
4・・・ズームレバー
4a・・・回転軸
4b、4c・・・取付ボス
4d・・・ボタン穴部
5・・・レリーズボタン
5a・・・ボタン足
6・・・グリップカバー
6a・・・カバー穴部
6b、6c・・・円弧穴部
6d、6e・・・リブ
7・・・プレート
7a・・・係合部
7b、7c・・・アーム
8、9・・・ビス
10・・・ボタンバネ
11、12・・・ビス
13・・・ズームスイッチ
13a・・・ツマミ部材
13b・・・ベース部材
13c〜13e・・・第1〜第3端子
13f・・・摺動接片
13g・・・第1ツマミバネ
13h・・・第2ツマミバネ
13i・・・カバー部材
14・・・レリーズスイッチ
15・・・フレキシブル基板
15a、15b・・・取付基準穴部
16、17・・・ビス
21・・・カメラ本体
22・・・外装カバー
23・・・操作レバー
23a・・・係合爪
24・・・スイッチ
24a・・・ベース部材
24b〜24d・・・第1端子〜第3端子
24e・・・摺動接片
24f・・・ツマミ部材
24g・・・ツマミバネ
24h・・・カバー部材
24i・・・第2ツマミバネ

Claims (3)

  1. 複数の端子と、
    前記複数の端子に接触可能な接片と、
    前記接片が取り付けられ、第1の位置と第2の位置との間で移動して前記複数の端子のうち前記接片が接触する少なくとも1つの端子を切り換える接片保持部材と、
    前記接片保持部材を前記第1の位置の方向に付勢する第1の付勢部材と、
    前記接片保持部材を前記第1の位置に移動させる第3の位置および前記第2の位置に移動させる第4の位置との間で回転操作可能な回転操作部材と、
    前記回転操作部材が前記第3の位置近傍にあるときには、前記回転操作部材を前記第3の位置の方向に付勢し、前記回転操作部材が前記第4の位置近傍にあるときには、前記回転操作部材を前記第4の位置の方向に付勢する第2の付勢部材とを有し、
    前記回転操作部材が前記第4の位置となるときに、前記第1の付勢部材によって接片保持部材を前記第1の位置の方向に付勢する付勢力が前記第2の付勢部材によって前記回転操作部材を前記第4の位置に付勢する付勢力よりも大きくなるように設定することを特徴とする電子機器。
  2. 前記接片保持部材は、前記第1の位置と該第1の位置を挟んだ両側に設けられた前記第2の位置に移動が可能であり、前記回転操作部材は、前記接片保持部材を前記両側の第2の位置に移動させるよう前記第3の位置を挟んだ両側の前記第4の位置に移動が可能であり、
    前記接片保持部材を前記第1の付勢部材とは反対側から前記第1の位置方向に付勢する第3の付勢部材を有し、
    前記第2の付勢部材は、前記回転操作部材を一方の前記第4の位置側から前記第3の位置の方向に付勢する第1の付勢部と、他方の前記第4の位置側から前記第3の位置の方向に付勢する第2の付勢部とを有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 被写体像を撮影可能なカメラであって、
    前記回転操作部材が、撮影光学系の焦点距離を変更するために操作される部材であり、前記押圧操作部材が撮影動作を開始させるために操作される部材であることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
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